JP2001317002A - 舗装用平板とこれを用いた舗装構造 - Google Patents

舗装用平板とこれを用いた舗装構造

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JP2001317002A
JP2001317002A JP2000133358A JP2000133358A JP2001317002A JP 2001317002 A JP2001317002 A JP 2001317002A JP 2000133358 A JP2000133358 A JP 2000133358A JP 2000133358 A JP2000133358 A JP 2000133358A JP 2001317002 A JP2001317002 A JP 2001317002A
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Takaaki Hashida
隆明 橋田
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TAKAHASHI RISUKE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物として回収したガラスを多量に再利用
した舗装用平板を提供すること。 【解決手段】 セメントと、水と、粉砕ガラス材の表面
の鋭利な部分を摩耗させた摩耗ガラス材からなる骨材
と、摩耗ガラス材とセメントとの相互の付着力を高めて
凝集を促進する混和剤とを含む混合物で平板状の表層部
11を形成し、セメントと水と粉砕ガラス材からなる骨
材とを含む混合物で表層部の下に平板状の下層部12を
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗装用平板とこれ
を用いた舗装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物として回収されたガラスは粉砕さ
れて、一部が再生ガラスとして生活装飾に使用された
り、あるいは車止めやアスファルト混合材料として利用
されているが、まだ試験的な実施に留まっており、ほと
んどは野積み状態のまま放置されているのが現状であ
る。これは、粉砕したガラスの表面が鋭利で取扱いが不
便なためである。この障害を除くために粉砕ガラス材の
表面を摩耗させることも行なわれているが、摩耗加工に
は手間が掛かり材料コストの上昇に繋がるので、回収ガ
ラスの再利用は進んでいない。
【0003】一方、廃棄されたタイヤも廃棄ガラスと同
様である。すなわち、廃棄タイヤはセメント製造時の燃
料として使用されたり、あるいは、再生タイヤとして利
用されているが、再利用可能な量には限界があるため、
ほとんどが野積み状態のまま放置されており、火災の危
険性が指摘されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
を鑑みてなされたものであり、その課題は、廃棄物とし
て回収したガラスに手間を掛けずに低コストで再利用可
能にする舗装用平板と、これを用いた舗装構造を提供す
ることにある。
【0005】本発明の別の課題は、廃棄物として回収し
たガラスに手間を掛けずに低コストで再利用可能にする
と共に、路面上に降った雨などを地盤まで透水可能にす
る舗装用平板と、これを用いた舗装構造を提供すること
にある。
【0006】また本発明の別の課題は、廃棄物として回
収したタイヤやガラスを、火災や鋭利な表面などの危険
性を排除可能な態様で、且つ路面上に降った雨などを地
盤まで透水可能にする舗装構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】本発明によれば、セメ
ントと、水と、粉砕ガラス材の表面の鋭利な部分を摩耗
させた摩耗ガラス材からなる骨材と、前記摩耗ガラス材
と前記セメントとの相互の付着力を高めて凝集を促進す
る混和剤とを含む混合物で平板状の表層部を形成し、セ
メントと水と粉砕ガラス材からなる骨材とを含む混合物
で前記表層部の下に平板状の下層部を形成したことを特
徴とする舗装用平板が提供される。なお、表層部には、
自然石、レンガ、陶磁器、タイル、磁器および瓦等の破
片を点在させても良い。
【0008】かかる構成の舗装用平板では、摩耗ガラス
材を含む混合物により表層部を形成したので、歩行者の
手や脚が舗装用平板に直接触れた場合にも、傷つく危険
性が無く、安全な舗装路の構築が可能になる。また舗装
用平板の下層部は歩行者が直接触れることが無いため、
摩耗加工を施さない粉砕ガラス材を使用することが好ま
しく、これにより、粉砕ガラス材に摩耗加工を行なう製
造コストを抑制することができて、しかも、粉砕ガラス
材の鋭利な部分がセメントとの付着力を高めるので、特
に、混和剤を混入しなくても、材料の剥離を防止可能で
ある。さらに、表層部には、材料の凝集を促進する混和
剤を混合したので、鋭利な部分が無く剥離し易い摩耗ガ
ラス材であっても、充分な剥離防止効果が得られる。
【0009】本発明の舗装用平板において、前記下層部
と前記表層部を貫通する貫通孔を設け、該貫通孔には着
脱自在な蓋部材を嵌合し、該蓋部材には舗装用平板との
間に隙間を形成する凹部を設けても良い。かような構成
により、舗装用平板の上に降った雨は蓋部材の凹部を通
り貫通孔から下方に通過することが可能になる。また着
脱自在な蓋部材を取り外して貫通孔に溜まった塵などを
排出すれば長期にわたる透水性能の維持が可能である。
【0010】また本発明の舗装用平板において、前記下
層部には貫通孔を設け、該貫通孔の上にフィルター材を
介して自然石、レンガ又は陶磁器の破片を複数配置する
とともに、該破片間に通水可能なスリットを形成し、前
記破片の周りに前記表層部を形成しても良い。ここで、
フィルター材は、土や砂利などの塵の貫通孔内への浸入
を防止するためのフィルターであって、例えば、ステン
レス製網材、合成樹脂製網材などを使用することができ
る。かような構成により、舗装用平板の上に降った雨は
スリットを通り網状材を介して貫通孔から下方に通過す
ることが可能になる。
【0011】また本発明では、請求項1乃至請求項3の
舗装用平板を用いた舗装構造であって、該舗装構造は、
地盤上に敷設した砕石及び透水可能な透水ユニットから
なる透水層と、該透水層の上に敷設したモルタル層と、
該モルタル層の上に敷設した請求項1乃至請求項3の舗
装用平板と、前記貫通孔から前記透水層までの透水通路
を前記モルタル層に形成するための透水カートリッジと
を備えることを特徴とする舗装構造が提供される。かか
る構成の舗装構造では、舗装用平板の上に降った雨は、
スリット又は蓋部材の凹部を通り貫通孔から下方に通過
し、透水カートリッジを介して透水層に至り、地盤へと
排出されるので、雨天時でも舗装路上に水が溜まること
を防止できる。
【0012】本発明の舗装構造において、前記モルタル
層は、前記摩耗ガラス材または粉砕ガラス材を骨材とし
て用いたモルタルから形成しても良い。
【0013】本発明の舗装構造において、前記透水ユニ
ットは、複数の孔が透水可能に穿設されたタイヤと、該
タイヤの内部に詰めた粉砕ガラス材と、前記タイヤ中央
の穴を両側から塞ぐ透水可能な閉鎖部材とから構成する
ことができる。かかる構成により、粉砕ガラス材はタイ
ヤ内部に保持されて透水層に配置されるので、作業者は
粉砕ガラス材に直接触れなくても良く、したがって、摩
耗加工を施していない粉砕ガラス材を用いても、舗装路
の透水層を安全且つ容易に構築することができる。また
粉砕ガラス材はタイヤ内部に保持されているので、舗装
路を改修する場合にも、粉砕ガラス材が砕石と混合した
り、あるいは地盤上に散乱せずに、透水ユニットをその
まま取り外したり、移動することが容易に行なえる。
【0014】また本発明の舗装構造において、前記透水
カートリッジは、筒状部材に透水可能な底を設け、内部
に粉砕ガラス材を充填してなることが可能であり、さら
に、舗装用平板の蓋部材を取り外して、貫通孔を介して
透水カートリッジをモルタル層から着脱可能に設けるこ
とが好ましい。かように透水カートリッジを形成すれ
ば、透水カートリッジに詰まった塵は洗浄することがで
きて、舗装路は長期にわたる透水性能の維持が可能にな
る。
【0015】本発明の舗装用平板の形状は、矩形にする
ことが好ましく、例えば、縦×横=30×30cm、厚
さ6cm程度に形成することができるが、適宜な型枠を
用いて矩形以外の任意の形状に作製しても良い。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。図1は本発明にかかる舗装用平板10の断面図で
ある。この舗装用平板10は、平板状の表層部11と平
板状の下層部12とから構成され、下層部12は、セメ
ントと水と粉砕ガラス材からなる骨材とを練り混ぜた混
合物で平板状に形成する。また表層部11は、粉砕ガラ
ス材の表面の鋭利な部分を摩耗させてなる摩耗ガラス材
を骨材として使用し、この骨材と、セメントと、水と、
摩耗ガラス材とセメントとの相互の付着力を高めて凝集
を促進するセメントのり等の混和剤とを練り混ぜて混合
物を生成し、この混合物により下層部12の上に平板状
に形成する。なお、舗装用平板10の表層部11には、
自然石、レンガ、陶磁器、タイル、磁器および瓦等の破
片24を点在させても良く、これにより、舗装用平板の
美観を高めることができる。
【0017】図2(a)(b)は図1とは異なる舗装用
平板20の断面図及び平面図である。舗装用平板20
は、舗装用平板10と同様の混合物により形成した平板
状の表層部21と平板状の下層部22とで構成し、ほぼ
中央に貫通孔23を設け、この貫通孔23に着脱自在な
蓋部材27を嵌合する。ここで、貫通孔23は、表層部
21における直径を下層部22における直径よりも大き
く形成することにより係止部23aを表面側に設け、こ
の係止部23aに蓋部材27が係止することにより、蓋
部材27の抜け落ちを防止する。
【0018】また、蓋部材27は、図4(a)(b)に
示したように、係止部23aの内周との間に水が通過可
能な隙間ができるように寸法を定め、上面27aの外周
が表層部21よりも若干低くなるように形成し、側面を
曲面状に切り欠いて凹部27bを形成する。かかる構成
により、舗装用平板20上に降った雨水などの水は、蓋
部材27の上面27a外周から凹部27bを介して貫通
孔23に流れ込むことが可能になる。
【0019】図3(a)(b)は、図1及び図2とは異
なる舗装用平板30の断面図及び平面図である。この舗
装用平板30は、舗装用平板10,20と同様の混合物
により形成した平板状の表層部31と平板状の下層部3
2とで構成し、下層部32には貫通孔33を設け、この
貫通孔33の上にフィルター材としてのステンレスメッ
シュ36を配置し、このステンレスメッシュ36の上に
自然石などの一対の破片37を配置し、この一対の破片
37間にはスリット37aを形成する。このスリット3
7aは、水が滞ること無く通過可能な程度の幅で、且つ
ハイヒール等が入りこまない程度の幅に形成する。
【0020】図6は本発明の舗装構造を適用した舗装路
の平面図であり、この舗装路は、排水口としての貫通孔
を有する舗装用平板20と、排水口としての貫通孔が無
い舗装用平板10とを敷設して構築したものであり、舗
装用平板20の下方には、排水枡として機能する透水ユ
ニット40を適宜配置しており、舗装用平板20に向け
て水勾配がとられている。なお、図6の舗装路では、舗
装用平板20に替えて舗装用平板30を設置したり、適
宜、両者を混在させることも可能である。
【0021】図7は、図6の舗装路におけるVII部分の
断面図である。図7では、地盤50の上に透水ユニット
40を設置すると共にその周りに砕石51aを敷設して
透水層51を形成し、この透水層51の上に、粉砕ガラ
ス材を骨材として用いたモルタルを敷設してこれをモル
タル層52と為し、このモルタル層52の所定位置に透
水カートリッジ60を配置し、このモルタル層52の上
に舗装用平板10,20を敷設している。ここで、砕石
51aとしては、所定の透水性を得るために粒度が粗い
ものを使用する。また透水カートリッジ60は透水ユニ
ット40の上に載置し、その上端が舗装用平板20,3
0の貫通孔23,33に嵌合するように配置し、これに
より、舗装用平板20,30の貫通孔23,33から透
水ユニット40に至る透水通路を形成する。
【0022】前記透水ユニット40は、図5の断面図に
示したように、タイヤ41に複数の孔41aを穿設し、
タイヤ中央の一方の穴を、ワイヤーメッシュ46bによ
り補強したコンクリート板46で塞ぎ、このコンクリー
ト板46には複数の孔46aを形成し、粒度が粗い粉砕
ガラス材43をタイヤ41内部に充填し、この粗い粉砕
ガラス材43の上に粒度が細かい粉砕ガラス材42を充
填し、タイヤ中央の他方の穴を合成樹脂製メッシュ44
により塞いで形成する。
【0023】また前記透水カートリッジ60は、図5の
断面図に示したように、管体61に合成樹脂製メッシュ
またはステレス製メッシュを固定してこれを底62と為
し、管体61の内部には粒度の粗い粉砕ガラス材64
と、粒度の細かい粉砕ガラス材63とを充填することに
より形成する。この透水カートリッジ60は、底62を
下にして設置することにより、水に含まれる塵が細かい
粉砕ガラス材63で濾過されて、透水カートリッジ60
の目詰まりが防止される。なお、管体61として、ペッ
トボトルのネックを切断したものや、空き缶を使用する
ことも可能であり、この場合、ペットボトルや空き缶の
底には多数の孔を穿設する。
【0024】一方、図8は図6の舗装路におけるVIII部
分の断面図であり、舗装用平板20の下に透水ユニット
40を設置せず、砕石51aにより透水層51を形成し
た箇所の断面図である。すなわち、地盤50の上に砕石
51aを敷設して透水層51を形成し、この透水層51
の上に、粉砕ガラス材からなる骨材を用いたモルタルを
敷設してモルタル層52を形成し、このモルタル層52
の所定位置に透水カートリッジ60を配置し、この透水
カートリッジ60の上端が貫通孔23に嵌合するように
舗装用平板20を敷設したものである。
【0025】次に、図7を参照して本発明の作用を説明
する。舗装用平板10の上に降った雨水は、水勾配によ
り図7の舗装用平板20へと導かれ、蓋部材27と係止
部23aの隙間から凹部27bを通って透水カートリッ
ジ60内に流れ込む。そして、水が随伴した土や塵のう
ち大きなものは、透水カートリッジ60における細かい
粉砕ガラス材63により或る程度まで濾過され、水は粗
い粉砕ガラス材64を通過して透水ユニット40に達す
る。この透水ユニット40においても同様に、水に含ま
れる土や塵は、細かい粉砕ガラス材42で或る程度まで
濾過されて、水は、粗い粉砕ガラス材64を通ってタイ
ヤ41の孔41aや、コンクリート板46の孔46aか
ら地盤内に放出される。一方、水勾配により図8の舗装
用平板20へ導かれた雨水は、蓋部材27から貫通孔2
3を通り抜けて透水カートリッジ60内に流れ込み、上
記と同様に、ここで大きな塵が或る程度まで濾過され、
水は透水層51の砕石51aから地盤内に放出される。
【0026】
【発明の効果】本発明の舗装用平板では、摩耗ガラス材
を混合して表層部を形成したので、歩行者の手や脚が舗
装用平板に直接触れた場合にも、傷つく危険性が無く、
安全な舗装路の構築が可能であり、一方、舗装用平板の
下層部は歩行者が直接触れることが無いので摩耗加工を
施さない粉砕ガラス材を使用することができて、これに
より、粉砕ガラス材の摩耗加工の製造コストも抑制可能
になり、粉砕ガラス材を骨材として低コストで利用する
ことができる。
【0027】本発明の舗装構造では、粉砕ガラス材を充
填した透水ユニットを地盤上に敷設して透水層を形成
し、粉砕ガラス材を骨材として用いたモルタルを透水層
の上に敷設してモルタル層を形成し、筒状部材に粉砕ガ
ラス材を充填した透水カートリッジをモルタル層に設置
し、舗装用平板の表層部と下層部に摩耗ガラス材と粉砕
ガラス材を混在させたので、廃棄物として回収されたガ
ラスを大量に再利用することが可能になった。
【0028】本発明の舗装構造では、舗装用平板の上に
降った雨は、水勾配により導かれて舗装用平板のスリッ
ト又は蓋部材の凹部を通り貫通孔から下方に通過し、透
水カートリッジを介して透水層に至り地盤へ排出される
ので、従来タイプの排水枡や側溝といった外構設備を設
けなくても、雨天時における舗装路からの排水が可能に
なり、舗装路構築の建設コストを大幅に低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる舗装用平板の断面図である。
【図2】(a)は図1とは異なる舗装用平板の断面図で
あり、(b)はその平面図である。
【図3】(a)は図1及び図2とは異なる舗装用平板の
断面図であり、(b)はその平面図である。
【図4】(a)は蓋部材の平面図であり、(b)はその
断面図である。
【図5】透水ユニットの断面図である。
【図6】本発明による舗装路を示した平面図である。
【図7】図6の舗装路におけるVII部分の断面図であ
る。
【図8】図6の舗装路におけるVIII部分の断面図であ
る。
【図9】透水カートリッジの断面図である。
【符号の説明】
10,20,30 舗装用平板 11,21,31 表層部 12,22,32 下層部 23,33 貫通孔 27 蓋部材 27b 凹部 36 フィルター材 37 破片 37a スリット 40 透水ユニット 41 タイヤ 41a 孔 42 細かい粉砕ガラス材 43 粗い粉砕ガラス材 44 合成樹脂製メッシュ(閉鎖部材) 46 コンクリート蓋(閉鎖部材) 60 透水カートリッジ
フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AA02 AD07 AF01 AF03 AF06 AF07 AG03 DA11 DB02 DB03 EA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントと、水と、粉砕ガラス材の表面
    の鋭利な部分を摩耗させた摩耗ガラス材からなる骨材
    と、前記摩耗ガラス材と前記セメントとの相互の付着力
    を高めて凝集を促進する混和剤とを含む混合物で平板状
    の表層部を形成し、セメントと水と粉砕ガラス材からな
    る骨材とを含む混合物で前記表層部の下に平板状の下層
    部を形成したことを特徴とする舗装用平板。
  2. 【請求項2】 前記下層部と前記表層部を貫通する貫通
    孔を設け、該貫通孔には着脱自在な蓋部材を嵌合し、該
    蓋部材には舗装用平板との間に隙間を形成する凹部を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の舗装用平板。
  3. 【請求項3】 前記下層部には貫通孔を設け、該貫通孔
    の上にフィルター材を介して自然石、レンガ又は陶磁器
    の破片を複数配置するとともに、該破片間に通水可能な
    スリットを形成し、前記破片の周りに前記表層部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の舗装用平板。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の舗装用平板を用
    いた舗装構造であって、該舗装構造は、地盤上に敷設し
    た砕石及び透水可能な透水ユニットからなる透水層と、
    該透水層の上に敷設したモルタル層と、該モルタル層の
    上に敷設した請求項1乃至請求項3の舗装用平板と、前
    記貫通孔から前記透水層までの透水通路を前記モルタル
    層に形成するための透水カートリッジとを備えることを
    特徴とする舗装構造。
  5. 【請求項5】 前記モルタル層は、前記摩耗ガラス材ま
    たは粉砕ガラス材を骨材として用いたモルタルからなる
    ことを特徴とする請求項4記載の舗装構造。
JP2000133358A 2000-05-02 2000-05-02 舗装用平板とこれを用いた舗装構造 Pending JP2001317002A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017179928A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 太平洋マテリアル株式会社 舗装コンクリートの施工方法および舗装コンクリート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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