JP2001316208A - 植物活力剤 - Google Patents

植物活力剤

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JP2001316208A JP2000131669A JP2000131669A JP2001316208A JP 2001316208 A JP2001316208 A JP 2001316208A JP 2000131669 A JP2000131669 A JP 2000131669A JP 2000131669 A JP2000131669 A JP 2000131669A JP 2001316208 A JP2001316208 A JP 2001316208A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物に対し薬害がなく、効率的に植物体の活
力を向上させる植物活力剤を提供する。 【解決手段】 植物活力剤として、少なくとも2つの官
能基を有する有機酸の前記官能基の少なくとも1つに炭
素数1〜30の炭化水素基が結合した有機酸誘導体を、
必要により界面活性剤、肥料成分、キレート剤と共に用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、植物活力剤、植物
活力剤組成物、又はそれらを植物の根・茎・葉面若しく
は果実に溶液状態若しくは固体状態で葉面散布、土壌灌
注等の方法で、施肥して用いる植物活力向上方法に関す
る。ここで、以下、「植物」は、植物の語自体から認識
され得るもの、野菜、果実、果樹、穀物、種子、球根、
草花、香草(ハーブ)、分類学上の植物等を表すものと
する。
【0002】
【従来の技術】植物が成長するには種々の栄養要素が必
要であるが、そのいくつかの要素が不足すると植物の生
育に支障を来すことが知られている。例えば、肥料三大
要素として窒素は蛋白質の成分元素であり、リンは核酸
やリン脂質の構成元素だけでなくエネルギー代謝や物質
の合成・分解反応にも重要な役割を果たしており、ま
た、カリウムは物質代謝や物質移動の生理作用がある。
これら主要成分の不足により全般的に植物の生育は貧弱
になる。また、カルシウムは、植物体及び細胞を構成す
る重要な成分であり、また代謝系のバランスを維持する
為にも重要な働きをしており、カルシウムの欠乏症状を
呈し生理障害をおこす。その他にもMg、Fe、S、
B、Mn、Cu、Zn、Mo、Cl、Si、Na等、植
物には種々の栄養素が必要である。
【0003】これら窒素、リン、カリウム等の栄養成分
は元肥や追肥の形で施肥されたり、液体肥料を希釈して
土壌灌注したり葉面散布で与えられたりしている。これ
らの肥料は、植物の生長に必要な不可欠のものである
が、ある程度の濃度以上に与えても、植物の生長性及び
収量の向上にはそれ以上貢献できない。
【0004】しかし、農作物の生長を促進し、単位面積
当たりの収穫量を増やして増収をはかることは農業生産
上重要な課題であり、そのために必要な種々の植物生長
調節剤が開発利用されている。ジベレリンやオーキシン
等に代表される植物生長調節剤は、発芽、発根、伸長、
花成り、着果等生育、形態形成反応の調節のために用い
られているが、これらの物質の作用は多面的かつ複雑で
あり、用途が限定されている。
【0005】このような問題を解決するために、特開昭
55−100304号公報は、有機酸を有効成分として
含有することを特徴とする植物生長調節剤が禾本科植
物、葉菜類、根菜類に有用であることを開示している。
また、特開昭62−242604号公報は、乳酸を含有
する植物生長調節用組成物が生長及び/又は果実生産を
刺激すること、望ましくない植物の生長を抑制すること
に有用であることを開示している。しかしながら、この
ような技術は、実用的には効果の点で十分であるとは言
えないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、植物
体に薬害が無く、葉の緑色度、葉面積及び発根力を促進
させ、肥料吸収効率を高めることにより植物体を活性化
し、収量・品質を向上させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも2
つの官能基を有する有機酸の前記官能基の少なくとも1
つに1〜30の炭素原子を含む基が結合した有機酸誘導
体からなる植物活力剤に関するものである。
【0008】また、本発明は、少なくとも2つの官能基
を有する有機酸の前記官能基の少なくとも1つに1〜3
0の炭素原子を含む基が結合した有機酸誘導体と、肥料
成分、界面活性剤及びキレート剤の少なくとも1種とを
含有する植物活力剤組成物に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、薬害が無く効率的に
植物体に活力を付与できることから、少なくとも2つの
官能基を有する有機酸の前記官能基の少なくとも1つに
1〜30の炭素原子を含む基が結合した有機酸誘導体が
使用される。官能基としては、カルボキシル基、水酸
基、アミノ基等が挙げられ、有機酸は、少なくとも1つ
の水酸基を有することが好ましい。また、官能基に結合
する基としては、アルキル基、アルケニル基、アルキル
アミノ基、オキシアルキレン基等が挙げられる。該有機
酸誘導体としては、下記一般式(I)で表される化合物
が好ましい。
【0010】A−(B)a−C (I)
【0011】
【化4】
【0012】X,Y,Z:それぞれ独立して、水素原子
又は対イオン R1,R4,R9:それぞれ独立して、炭素数1〜30の
炭化水素基
【0013】
【化5】
【0014】R2,R3,R6,R7,R8,R10,R11
12,R13,R14,R15:それぞれ独立して、水素原子
又は炭素数1〜30の炭化水素基 a:0又は1以上の数 l,m,n,o,p,q,r,s,t:それぞれ独立し
て、0〜10の数 u,v:それぞれ独立して、1〜50の数 を示し、これらは分子中の官能基の少なくとも1つに1
〜30の炭素原子を含む基が結合するように選択され、
また、A,Cの両方が、−R4、−OH及び−OR5から
選ばれる基である場合は、
【0015】
【化6】
【0016】一般式(I)中のR1,R4,R9は、それ
ぞれ炭素数1〜30の炭化水素基であり、R1とR
12は、好ましくは炭素数12〜26、更に好ましくは炭
素数14〜22の炭化水素基である。また、R4は好ま
しくは炭素数1〜10、更に好ましくは炭素数1〜5の
炭化水素基である。R1,R4,R9は、好ましくはアル
キル基及びアルケニル基である。また、R1,R4,R9
の炭化水素基、好ましくはアルキル基やアルケニル基
は、飽和、不飽和の何れでも良く、好ましくは飽和であ
り、また、直鎖、分岐鎖、環状の何れでも良く、好まし
くは直鎖、分岐鎖、さらに好ましくは直鎖である。
1,R4,R9の具体例としてはラウリル基、テトラデ
シル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エイコシル
基(炭素数20のアルキル基)、ベヘニル基(炭素数2
2のアルキル基)などのアルキル基;C14F1基(C
の次の数字は炭素数を、Fの次の数字は不飽和結合の数
を意味する。以下同様。)、C16F1基、C18F1
基、C20F1基、C22F1基などのアルケニル基が
挙げられる。
【0017】また、一般式(I)中のR2,R3,R6
7,R8,R10,R11,R12,R13,R14,R15は、そ
れぞれ、水素原子又は炭素数1〜30好ましくは12〜
26、更に好ましくは14〜22の炭化水素基であり、
好ましくは炭化水素基である。炭化水素基は好ましくは
アルキル基及びアルケニル基である。炭化水素基、好ま
しくはアルキル基やアルケニル基は、飽和、不飽和の何
れでも良く、好ましくは飽和であり、また、直鎖、分岐
鎖、環状の何れでも良く、好ましくは直鎖、分岐鎖、さ
らに好ましくは直鎖である。
【0018】また、一般式(I)中のX,Y,Zは、そ
れぞれ、水素原子又は対イオンであり、対イオンの具体
例としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金
属、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金
属、トリメチルアミン、トリエチルアミンなどのアルキ
ルアミン塩、エタノールアミンなどのアルカノールアミ
ン塩などが挙げられる。好ましくはアルカリ金属、アル
カリ土類金属である。
【0019】また、一般式(I)中のaは、Bの総数で
あり、一般式(I)中のBが2つ以上存在する場合、す
なわちa≧2の場合は、Bは、上記に定義される基のう
ち、同一又は異なる種類であってもよい。
【0020】本発明の有機酸誘導体を形成する有機酸
は、クエン酸、グルコン酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸な
どのヒドロキシカルボン酸が好ましく、さらに好ましく
はクエン酸である。
【0021】本発明の有機酸誘導体が親水基と疎水基を
持つ場合、グリフィンのHLBが10以下のものが好ま
しく、さらに8以下が好ましく、特に5以下が好まし
い。
【0022】上記有機酸誘導体からなる植物活力剤の形
態は、液体、フロワブル、水和剤、粒剤、粉剤、錠剤等
いずれでもよく、水溶液、水性分散液として処理する場
合、通常有機酸誘導体濃度が0.01〜5000pp
m、好ましくは0.1〜1000ppm、さらに好まし
くは0.5〜500ppmに希釈して植物の葉面や根へ
処理される。
【0023】本発明の植物活力剤の植物への供給方法と
しては色々な手段を使うことができる。例えば、粉剤や
粒剤を直接肥料のように施肥したり、希釈された水溶液
を葉面、茎、果実等直接植物に散布したり、土壌中に注入
する方法や水耕栽培やロックウールのように根に接触し
ている水耕液や供給水に希釈混合して供給する方法が挙
げられる。
【0024】本発明の植物活力剤により処理できる植物
としては、果菜類では、キュウリ、カボチャ、スイカ、
メロン、トマト、ナス、ピーマン、イチゴ、オクラ、サ
ヤインゲン、ソラマメ、エンドウ、エダマメ、トウモロ
コシ等が挙げられる。葉菜類では、ハクサイ、ツケナ
類、チンゲンサイ、キャベツ、カリフラワー、ブロッコ
リー、メキャベツ、タマネギ、ネギ、ニンニク、ラッキ
ョウ、ニラ、アスパラガス、レタス、サラダナ、セルリ
ー、ホウレンソウ、シュンギク、パセリ、ミツバ、セ
リ、ウド、ミョウガ、フキ、シソ等が挙げられる。根菜
類としては、ダイコン、カブ、ゴボウ、ニンジン、ジャ
ガイモ、サトイモ、サツマイモ、ヤマイモ、ショウガ、
レンコン等が挙げられる。その他に、稲、麦類、花卉類
等にも使用が可能である。
【0025】本発明では、上記有機酸誘導体と共に、以
下のような界面活性剤を乳化、分散、可溶化又は浸透促
進の目的で用いるのが好ましい。界面活性剤としては、
非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界
面活性剤、両性界面活性剤が挙げられ、非イオン界面活
性剤、陰イオン界面活性剤、両性界面活性剤が好まし
い。
【0026】非イオン界面活性剤としては、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセ
リン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、
ポリオキシアルキレンポリグリセリン脂肪酸エステル、
ショ糖脂肪酸エステル、樹脂酸エステル、ポリオキシア
ルキレン樹脂酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエ
ーテル、アルキル(ポリ)グリコシド、ポリオキシアル
キレンアルキル(ポリ)グリコシド等が挙げられる。好
ましくは、窒素原子を含まないエーテル基含有非イオン
界面活性剤及びエステル基含有非イオン界面活性剤が挙
げられる。
【0027】アニオン界面活性剤としては、カルボン酸
系、スルホン酸系、硫酸エステル系及びリン酸エステル
系界面活性剤が挙げられる。
【0028】カルボン酸系界面活性剤としては、例えば
炭素数6〜30の脂肪酸又はその塩、多価カルボン酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルアミドエーテルカル
ボン酸塩、ロジン酸塩、ダイマー酸塩、ポリマー酸塩、
トール油脂肪酸塩等が挙げられる。
【0029】スルホン酸系界面活性剤としては、例えば
アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸
塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスル
ホン酸塩、ジフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキル
ナフタレンスルホン酸の縮合物塩、ナフタレンスルホン
酸の縮合物塩等が挙げられる。
【0030】硫酸エステル系界面活性剤としては、例え
ばアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアル
キル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフ
ェニルエーテル硫酸塩、トリスチレン化フェノール硫酸
エステル塩、ポリオキシアルキレンジスチレン化フェノ
ール硫酸エステル塩、アルキルポリグリコシド硫酸塩等
が挙げられる。
【0031】リン酸エステル系界面活性剤として、例え
ばアルキルリン酸エステル塩、アルキルフェニルリン酸
エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エス
テル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸
エステル塩等が挙げられる。
【0032】塩としては、例えば金属塩(Na、K、C
a、Mg、Zn等)、アンモニウム塩、アルカノールア
ミン塩、脂肪族アミン塩等が挙げられる。
【0033】両性界面活性剤としては、アミノ酸系、ベ
タイン系、イミダゾリン系、アミンオキサイド系が挙げ
られる。
【0034】アミノ酸系としては、例えばアシルアミノ
酸塩、アシルサルコシン酸塩、アシロイルメチルアミノ
プロピオン酸塩、アルキルアミノプロピオン酸塩、アシ
ルアミドエチルヒドロキシエチルメチルカルボン酸塩等
が挙げられる。
【0035】ベタイン系としては、アルキルジメチルベ
タイン、アルキルヒドロキシエチルベタイン、アシルア
ミドプロピルヒドロキシプロピルアンモニアスルホベタ
イン、アシルアミドプロピルヒドロキシプロピルアンモ
ニアスルホベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルジ
メチルカルボキシメチルアンモニアベタイン等が挙げら
れる。
【0036】イミダゾリン系としては、アルキルカルボ
キシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、アルキルエトキシカルボキシメチルイミダゾリウム
ベタイン等が挙げられる。
【0037】アミンオキサイド系としては、アルキルジ
メチルアミンオキサイド、アルキルジエタノールアミン
オキサイド、アルキルアミドプロピルアミンオキサイド
等が挙げられる。
【0038】上記界面活性剤は1種でも、2種以上混合
して使用しても良い。また、これらの界面活性剤がポリ
オキシアルキレン基を含む場合は、好ましくはポリオキ
シエチレン基を有し、アルキレンオキシドの平均付加モ
ル数が1〜50であることが挙げられる。また、界面活
性剤は、植物活力剤の有効成分である有機酸誘導体を均
一に可溶化、分散させる意味で、親水性の高い界面活性
剤が好ましく、グリフィンのHLBが10以上のものが
好ましく、さらに12以上のものが好ましい。
【0039】また、上記有機酸誘導体と共に以下のよう
な肥料成分を併用できる。具体的には、N、P、K、C
a、Mg、S、B、Fe、Mn、Cu、Zn、Mo、C
l、Si、Na等、特にN、P、K、Ca、Mgの供給
源となる無機物及び有機物が挙げられる。そのような無
機物としては、硝酸アンモニウム、硝酸カリウム、硫酸
アンモニウム、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウ
ム、硝酸ソーダ、尿素、炭酸アンモニウム、リン酸カリ
ウム、過リン酸石灰、熔成リン肥(3MgO・CaO・
25・3CaSiO2)、硫酸カリウム、塩カリ、硝
酸石灰、消石灰、炭酸石灰、硫酸マグネシウム、水酸化
マグネシウム、炭酸マグネシウム等が挙げられる。ま
た、有機物としては、鶏フン、牛フン、バーク堆肥、ア
ミノ酸、ペプトン、ミエキ、発酵エキス、有機酸(クエ
ン酸、グルコン酸、コハク酸等)のカルシウム塩、脂肪
酸(ギ酸、酢酸、プロピオン酸、カプリル酸、カプリン
酸、カプロン酸等)のカルシウム塩等が挙げられる。こ
れら肥料成分は界面活性剤と併用することもできる。肥
料成分は、稲や野菜の露地栽培のように、土壌中に元肥
として肥料成分が十分施用されている場合にはあえて配
合する必要はない。また、養液土耕や水耕栽培のように
元肥の過剰施用を避け肥料成分を灌水と同時に与えるよ
うなタイプの栽培形態には肥料成分を配合することが好
ましい。
【0040】本発明の植物活力剤組成物には、キレート
剤、具体的には、以下のようなキレート能を有する有機
酸又はその塩を混合すると生育及び肥料吸収効率がさら
に改善される。具体的にはクエン酸、グルコン酸、リン
ゴ酸、ヘプトン酸、シュウ酸、マロン酸、乳酸、酒石
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、アジピン酸、グ
ルタル酸等のオキシカルボン酸、多価カルボン酸や、こ
れらのカリウム塩、ナトリウム塩、アルカノールアミン
塩、脂肪族アミン塩等が挙げられる。
【0041】また、有機酸以外のキレート剤の混合でも
生育及び肥料吸収効率が改善される。混合するキレート
剤としてEDTA、NTA、CDTA等のアミノカルボ
ン酸系キレート剤が挙げられる。
【0042】本発明の有機酸誘導体には、肥料成分、界
面活性剤及びキレート剤から選ばれる1種以上を併用す
ることができる。特に、界面活性剤とキレート剤の両者
を併用することが好ましい。施用時期に肥料を必要とす
る場合は、例えば本発明の有機酸誘導体、界面活性剤、
肥料成分及びキレート剤を併用するのが好ましい。ま
た、施用時期に肥料を必要としない場合は、例えば本発
明の有機酸誘導体、界面活性剤及びキレート剤を併用す
るのが好ましい。
【0043】本発明の植物活力剤組成物の形態、散布方
法等は前記と同様である。必要に応じて水及び/又は溶
剤を含有することができる。
【0044】本発明の植物活力剤組成物において、各成
分の比率は、有機酸誘導体100重量部に対して、界面
活性剤10〜20000重量部、特に100〜2000
重量部、肥料成分0〜50000重量部、特に10〜5
000重量部、キレート剤0〜10000重量部、特に
10〜5000重量部、その他の栄養源(糖類、アミノ
酸類、ビタミン類等)0〜50000重量部、特に10
〜5000重量部が好ましい。
【0045】通常、肥料のように粉剤、粒剤のような状
態で土壌施用する場合は、水以外の上記成分が同様の比
率で含まれる粉剤又は粒剤を使用することが好ましい。
この粉剤又は粒剤にケーキングを防止するための賦形剤
を含んでいてもかまわない。
【0046】
【実施例】実施例1<クロレラ細胞を用いた増殖能試験
> 高等植物緑色細胞であるクロレラ細胞を無機塩培地の
下、振とう培養を行い、表1に示す植物活力剤又は植物
活力剤組成物を表1に示す有効分濃度で添加して、無処
理区(無機塩培地栄養分のみ)と比較したクロレラ細胞
増殖能(細胞数増加能力)の評価を行った。試験開始時
の細胞濃度は1.00×105(個/ml)とした。各
植物活力剤又は植物活力剤組成物を添加して培養14日
後のクロレラ細胞数において無処理区を100とした時
に対する各相対値を示す。但し、無機塩培地はLinsmaie
r-Skoog(LS)培地を使用した。なお、1つの植物活
力剤又は植物活力剤組成物につき3つの培地を選定し、
その平均値を無処理区と比較した。
【0047】
【表1】
【0048】(注)C18等は、Cの次の数字の炭素数
を有するアルキル基を意味する(以下同様)。 実施例2<トマト苗への水耕栽培試験> トマト種子“桃太郎”を箱播きし、本葉3枚展開時期の
苗を、「OKF2」(大塚化学(株))をNPKベース
として希釈〔538倍希釈(有効肥料成分として855
ppm)〕した培養液により水耕栽培した。その際、表
2に示す成分を表2に示す有効分濃度で含有する植物活
力剤組成物を添加して試験を行った。各植物活力剤組成
物は、ホームミキサーにて強制乳化したものを用いた。
試験開始6日後に培養液を採取し、RQフレックス(メ
ルク製)で硝酸イオン濃度を測定し、硝酸態窒素肥料吸
収効率を算出した。その際、上記のように水耕栽培した
コンテナを複数用意し、任意に抽出した3つのコンテナ
についてそれぞれ1回ずつ硝酸イオン濃度の測定を行
い、各区3つのデータを得、算出された肥料吸収効率の
平均値をもって硝酸態窒素肥料吸収効率とした。また、
肥料吸収効率の測定に用いた3つの個体について、葉の
緑色度を示す葉緑素計値(以下、SPAD値と略す)を
ミノルタ社製SPAD502で測定した。SPAD値
は、3個体につきそれぞれ10回測定(データ数30)
し、その平均値をもってSPAD値とした。SPAD値
は、各個体とも、本葉第3葉の異なる位置で測定した。
【0049】これらの結果を表2に示すが、何れも無処
理区を100としたときの相対値で表した。
【0050】なお、「OKF2」(大塚化学(株))の
肥料組成は、N:P:K:Ca:Mg=14:8:1
6:6:2である。
【0051】
【表2】
【0052】(注)表中、POEはポリオキシエチレン
の略であり、( )内の数字はエチレンオキサイドの平
均付加モル数である(以下同様)。 実施例3<トマトへの土壌処理試験> トマト種子“桃太郎”を、培養土として「クレハ園芸培
土」〔呉羽化学(株)、肥料成分;N:P:K=0.
4:1.9:0.6(g/kg)〕を用いたセルトレイ
に播種した。子葉展開後、直径15cmのポットに定植
し、7日間隔、100ml/個体の処理量にて、表3の
成分と「OKF2」(大塚化学(株))460ppm
(1000倍希釈液)とを含有する植物活力剤組成物
(残部は水)を投与した。その際、各植物活力剤組成物
は、ホームミキサーにて強制乳化したものを用いた。こ
の処理を計5回行った。5回処理後、6日後に植物体の
生重量を測定し、また実施例2と同様にSPAD値を測
定した。ただし、本例では、個体数を10とし、生重量
はデータ数10の平均値、SPAD値はデータ数30
(1個体につき3点測定)の平均値を、それぞれの結果
とした。また、SPAD値は本葉第3葉について測定し
た。これらの結果を表3に示すが、何れも無処理区を1
00としたときの相対値で表した。
【0053】
【表3】
【0054】実施例4<ホウレンソウへの土壌処理試験
> ホウレンソウ種子“エスパー”を、培養土として「タキ
イ種まき培土」〔タキイ種苗(株)、肥料成分;N:
P:K=480:760:345(mg/l)、pH
6.4、EC:0.96〕を用いた50穴セルトレイに
播種した。1試験区あたりセルトレイ10穴分(n=1
0)とし、子葉展開後から処理を開始し、7日間隔、1
00ml/10個体の処理量にて、表4に示す成分を表
4に示す有効分濃度で含有する植物活力剤組成物(残部
は水)を投与した。その際、各植物活力剤組成物は、ホ
ームミキサーにて強制乳化したものを用いた。この処理
を計4回行った。4回処理後、6日後に植物体の生重量
及びSPAD値を実施例2と同様に測定した。ただし、
本例では、個体数を10とし、生重量はデータ数10の
平均値、SPAD値はデータ数30(1個体につき3点
測定)の平均値を、それぞれの結果とした。また、SP
AD値は本葉第2葉について測定した。これらの結果を
表4に示すが、何れも無処理区を100としたときの相
対値で表した。
【0055】尚、試験期間中、肥料成分の追肥は行わな
かった。従って、植物体は培土含有栄養分のみを吸収し
利用する。
【0056】
【表4】
【0057】
【発明の効果】本発明の植物活力剤は、適切な濃度で処
理すれば植物に対し薬害がなく、効率的に植物体の活力
を向上させる為、各種農作物に使用することが可能であ
る。また、本発明により植物の根の活着促進、SPAD
値の増大、肥料吸収効率の増大等の植物成長に対する改
善がみられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 利夫 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 亀井 昌敏 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 栗田 和彦 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 2B022 EA01 4H011 AB03 BA02 BA05 BB06 BC03 BC06 BC07 BC08 BC18 BC19 DA13 DC05 DD04 DH03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの官能基を有する有機酸
    の前記官能基の少なくとも1つに1〜30の炭素原子を
    含む基が結合した有機酸誘導体からなる植物活力剤。
  2. 【請求項2】 有機酸誘導体が、下記一般式(I)で表
    される化合物である請求項1記載の植物活力剤。 A−(B)a−C (I) 【化1】 X,Y,Z:それぞれ独立して、水素原子又は対イオン
    1,R4,R9:それぞれ独立して、炭素数1〜30の
    炭化水素基 【化2】 2,R3,R6,R7,R8,R10,R11,R12,R13
    14,R15:それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1
    〜30の炭化水素基 a:0又は1以上の数 l,m,n,o,p,q,r,s,t:それぞれ独立し
    て、0〜10の数 u,v:それぞれ独立して、1〜50の数 を示し、これらは分子中の官能基の少なくとも1つに1
    〜30の炭素原子を含む基が結合するように選択され、
    また、A,Cの両方が、−R4、−OH及び−OR5から
    選ばれる基である場合は、 【化3】
  3. 【請求項3】 有機酸が官能基として少なくとも1つの
    水酸基を有する請求項1又は2記載の植物活力剤。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの官能基を有する有機酸
    の前記官能基の少なくとも1つに1〜30の炭素原子を
    含む基が結合した有機酸誘導体と、肥料成分、界面活性
    剤及びキレート剤の少なくとも1種とを含有する植物活
    力剤組成物。
  5. 【請求項5】 前記界面活性剤が非イオン界面活性剤、
    陰イオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる請
    求項4記載の植物活力剤組成物。
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