JP2001316025A - スイッチバック経路を備えた画像形成装置 - Google Patents

スイッチバック経路を備えた画像形成装置

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JP2001316025A
JP2001316025A JP2000140388A JP2000140388A JP2001316025A JP 2001316025 A JP2001316025 A JP 2001316025A JP 2000140388 A JP2000140388 A JP 2000140388A JP 2000140388 A JP2000140388 A JP 2000140388A JP 2001316025 A JP2001316025 A JP 2001316025A
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JP
Japan
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image forming
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switchback
paper
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JP2000140388A
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English (en)
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Kazuyuki Uchida
量之 内田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スムーズなスイッチバック搬送を助け、且つ
使用者による記録紙の確認が容易なスイッチバック経路
を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、片面に画像を形成した記録紙
Pをスキャナ12下方に形成された胴内排紙部15中に
一旦送出してスイッチバックさせることによって画像形
成面を反転可能な画像形成装置において、上記スイッチ
バックのために胴内排紙部15に送出された記録紙Pを
保持するための保持部材13を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、排紙部に一旦送出
するようにして搬送方向をスイッチバックさせることに
よって画像形成面を反転させるスイッチバック経路を備
えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等において、紙
の反転機構には種々の形式のものがあり、代表的な形式
としては記録紙の片面に画像を定着した後、逆転ローラ
(スイッチバックローラ対とも称する)でスイッチバッ
クさせてから反転経路へ送る、所謂スイッチバック方式
がある。また、この場合に、省スペース化のため画像形
成部を片側に寄せ、画像形成装置内に記録紙を排出する
胴内排紙部を設け、この胴内排紙部のスペースを利用し
てスイッチバックを行う方式が用いられている。
【0003】この種の画像形成装置においては、排出済
の記録紙を取り出す際に別の記録紙のスイッチバック動
作が行われていると、不意にスイッチバック中の記録紙
に触れスイッチバック中の記録紙の曲がりや詰まりが生
じる危険性がある。また、スイッチバック中の記録紙の
カールによっては排出済の記録紙と干渉する場合もあ
る。そこで、特開平11−263499号に開示された
発明などから、スイッチバック経路上にカバーを付ける
といった対策も考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
イッチバック装置の経路上にカバーを付けるといった対
策では、カバーによりスイッチバック中の記録紙が見え
なくなってしまうため、画像形成装置が緊急停止した場
合などには記録紙の確認が難しくなり、記録紙の除去処
理などに支障があるといった不具合を生じる。
【0005】本発明は、スムーズなスイッチバック搬送
を助けるとともに、記録紙の除去処理等に支障のないス
イッチバック経路を備えた画像形成装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスイッチバック経路を備えた画像形成装置
は、片面に画像を形成した記録紙をスキャナ下方に形成
された胴内排紙部に一旦送出するようにして搬送方向を
スイッチバックさせることによって画像形成面を反転可
能な画像形成装置において、上記スイッチバックのため
に上記胴内排紙部に送出された記録紙を保持するための
保持部材を設けたことを特徴としている。
【0007】また、上記保持部材が、上記胴内排紙部内
へ装置本体側から横方向に突設される棒状部材である構
成が望ましい。
【0008】また、上記保持部材は、上記装置本体側に
支持された基端部よりも、その先端部が上方に位置する
構成が望ましい。
【0009】また、上記保持部材は、その弾性によって
装置本体から着脱自在である構成が望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した画像形成
装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本実
施例の画像形成装置の概略構成を示す断面図である。本
画像形成装置は、給紙トレイ1を備えた給紙部と、感光
体ドラム3等の作像機器や定着装置5を備えた画像形成
部と、スキャナ12と、保持部材13を有するスイッチ
バック経路と、反転装置14等とにより構成され、スキ
ャナ12の下側で画像形成部と間には胴内排紙部15が
形成されている。
【0011】感光体ドラム3の周辺には、図示しない帯
電部、現像部及びクリーニング部等が配置されている。
スキャナ12によって読み込まれた画像データは、図示
しない書き込みユニットの露光により、帯電部で帯電さ
れた感光体ドラム3上に潜像として記録され、現像部に
よってトナー像に可視像化される。この画像形成と同期
して、給紙トレイ1内に配置された底板1a上の記録紙
Pは給紙コロ2により感光体ドラム3へ搬送される。記
録紙Pが感光体ドラム3に到達すると、その感光体ドラ
ム3上に形成されたトナー像が転写ローラ4との間で記
録紙Pへ転写される。トナー像を転写された記録紙Pは
定着装置5へ送られ、熱と圧力によって紙面にトナーが
定着される。
【0012】上記画像形成装置のスイッチバック経路
は、分岐爪7、スイッチバックローラ対9、保持部材1
3、用紙ガイド等によって構成され、このスイッチバッ
ク経路から分岐爪7を介して反転装置14に案内され
る。保持部材13は、スイッチバックローラ対9の下方
から胴内排紙部15のほぼ水平方向へ突設されている。
【0013】分岐爪6は、定着装置5から排紙ローラ7
a、7bまで間に設けられ、この分岐爪6により排紙経
路とスイッチバック経路とに分岐されている。ここで、
片面のみの画像形成プロセスでは、分岐爪6が図中の反
時計方向に回動し、定着装置5を出た記録紙Pが排紙ロ
ーラ対8方向に送られ、胴内排紙部15に排出され、排
紙スタック部19にスタックされる。
【0014】一方、両面の画像形成プロセスでは、表面
に画像が形成された記録紙Pは、定着装置5を出たとき
分岐爪6が時計方向に回動されており、スイッチバック
経路に送られる。このときスイッチバック経路では、分
岐爪7を介して送り込まれた記録紙Pがスイッチバック
ローラ対9に挟持されたまま一旦、胴内排紙部15中に
排出される。このとき、記録紙Pが保持部材13上に預
けられ、排紙スタック部19とは離れて位置する。した
がって、スイッチバック中の記録紙に使用者が不意に触
れたり、記録紙のカールによる引っ掛かるといった不具
合を防止できる。
【0015】ここで、分岐爪7を抜けた記録紙Pの後端
が図示しない紙検知センサにより検知されると、スイッ
チバックローラ対9が逆転を開始し、記録紙Pは再び機
内に戻る。このときに既に分岐爪7が回動しており、ス
イッチバックローラ対9で戻された記録紙Pは反転装置
14へ送られる。反転装置14では、搬送ローラ対10
及び再給紙ローラ対11によって記録紙Pを反転しつつ
搬送し、再び感光体ドラム3上へ送る。このとき、感光
体ドラム3には裏面のトナー像が形成されており、記録
紙Pの裏面にトナー像が転写される。こうして、両面に
画像が形成された記録紙Pはその裏面の定着後に、排紙
ローラ対8を経由して排紙スタック部19にスタックさ
れる。
【0016】つぎに、上記保持部材13の構成を詳述す
る。図2は、胴内排紙部15周辺を示す斜視図である。
スキャナ12の下方に位置する胴内排紙部15の側面に
は、スイッチバックローラ対9(同図では省略)を有す
る送出口16と、その下側に設けられた排紙口17とが
あり、送出口16の下方近傍には、保持部材13として
「コ」の字状に折り曲げられた棒状部材が取り付けてあ
る。
【0017】図3に示すように、この保持部材13は適
度な弾性を有する樹脂又は金属棒状のもので、2つの基
端部を外側に適量に折り曲げてなる取付け用軸部13
a,13aを形成している。送出口16内の下方近傍で
装置本体側には、各取付け用軸部13a,13aに対抗
する位置に、取付け用穴18,18がある。保持部材1
3を取り付けるときは、その弾性に抗して内側(A方
向)に撓ませることで、各基端部の取付け用軸部13
a,13aを取付け用穴18,18へ容易に挿入するこ
とができる。このように、保持部材13は着脱自在なの
で、画像形成装置が緊急停止した場合などに簡単に取り
外しでき、記録紙Pの除去のスペースを広くとることが
できジャム紙の除去が容易となる。
【0018】上記のような保持部材13により、記録紙
Pが排出口14から胴内排紙部15に搬送されてくる
と、記録紙Pは下側から保持されるため、胴内排紙部1
5に既に排出済の記録紙P′と干渉するなど、スイッチ
バック中の記録紙Pに引っかかりが生じるといった不具
合が防止される。また、棒状部材からなる保持部材13
によれば、搬送負荷も少なく滑らかにスイッチバック搬
送されるとともに、棒状の保持部材13によって隠れる
部分が少ないため、画像形成装置が緊急停止した場合に
おいても送出口16及びスイッチバック中の記録紙Pの
目視による確認が容易となる。また、装置本体側から適
度な角度で支持された保持部材13により排紙スタック
部19上のスペースが確保される。
【0019】また、取り付けられた保持部材13は、そ
の取付け用穴18,18近傍で下側から装置本体側に支
持され、所定の角度に維持されるようになっている。こ
の保持部材13の取り付け角度については、図4に示す
ように、その基端部側から見て先端部13bが水平方向
よりも上向きに設定されることが好ましい。すなわち、
装置本体側に支持される基端部よりも先端部13bを上
方に位置させ、先端部13bをスキャナ12の下部近傍
に位置する角度を付けることで、胴内排紙部15のう
ち、保持部材13の下側のスペースを広くとることがで
き、使用者が不意にスイッチバック中の記録紙Pに触れ
るといった危険を、より効果的に回避することができ
る。
【0020】図5は、上記保持部材13の他の構成例を
示す平面図である。上記の実施例では保持部材13を少
ない回数の折り返しで形成しているが、図5に示しよう
に、折り返し回数を増やして記録紙Pの支えとなる部分
を密にすることも可能である。これにより、記録紙Pの
各種のサイズに対応することができ、大きなサイズは保
持部材13の全体で、また、小さなサイズは中ほどの折
り返し部分で安定して保持することができ、保持部材1
3からの紙垂れを少なくしてスイッチバック時における
搬送を安定させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
スイッチバック経路を備えた画像形成装置は、スイッチ
バックのために胴内排紙部に送出された記録紙を保持す
るための保持部材を設けた構成なので、スイッチバック
中の記録紙が使用者や排出済みの記録紙に干渉すること
がなく、安全且つスムーズなスイッチバック搬送を助け
る。
【0022】また、上記保持部材が、上記胴内排紙部内
へ装置本体側から横方向に突設される棒状部材である構
成によれば、棒状なので搬送負荷とならず滑らかなスイ
ッチバック動作が可能で、且つ記録紙の確認が容易であ
る。
【0023】また、上記保持部材は、上記装置本体側に
支持された基端部よりも、その先端部が上方に位置する
構成によれば、保持部材の先端が水平方向よりも上向き
なので、記録紙の確認が容易であるとともに、保持部材
下側のスペースを広くとることができ、使用者が不意に
スイッチバック中の記録紙に触れる不具合を、より効果
的に防止できる。
【0024】また、上記保持部材は、その弾性によって
装置本体から着脱自在である構成によれば、保持部材を
簡単に取り外しができ、メンテナンス作業が容易で、特
に記録紙の除去時に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像形成装置の概略構成を示す断面
図である。
【図2】図1の画像形成装置の要部を示す斜視図であ
る。
【図3】本実施例に関わる保持部材の構成を示す平面図
である。
【図4】保持部材の他の配置例を示す側面図である。
【図5】保持部材の他の構成例を示す平面図である。
【符号の説明】
12 スキャナ 15 胴内排紙部 13 保持部材 13b 保持部材の先端部 P 記録紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に画像を形成した記録紙をスキャナ
    下方に形成された胴内排紙部に一旦送出するようにして
    搬送方向をスイッチバックさせることによって画像形成
    面を反転可能な画像形成装置において、 上記スイッチバックのために上記胴内排紙部に送出され
    た記録紙を保持するための保持部材を設けたことを特徴
    とするスイッチバック経路を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記保持部材が、上記胴内排紙部内へ装
    置本体側から横方向に突設される棒状部材であることを
    特徴とする請求項1記載のスイッチバック経路を備えた
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記保持部材は、上記装置本体側に支持
    された基端部よりも、その先端部が上方に位置すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチバック経
    路を備えた画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記保持部材は、その弾性によって装置
    本体から着脱自在であることを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載のスイッチバック経路を備えた画像
    形成装置。
JP2000140388A 2000-05-12 2000-05-12 スイッチバック経路を備えた画像形成装置 Pending JP2001316025A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6671492B2 (en) * 2000-08-14 2003-12-30 Nisca Corporation Image forming device with sheet finisher
JP2006319678A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2016061819A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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