JP2001315953A - びん整列装置 - Google Patents

びん整列装置

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JP2001315953A
JP2001315953A JP2000134474A JP2000134474A JP2001315953A JP 2001315953 A JP2001315953 A JP 2001315953A JP 2000134474 A JP2000134474 A JP 2000134474A JP 2000134474 A JP2000134474 A JP 2000134474A JP 2001315953 A JP2001315953 A JP 2001315953A
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JP
Japan
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bottle
downstream
upstream
belt
endless belts
Prior art date
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JP2000134474A
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English (en)
Inventor
Toshio Tachibana
登志夫 橘
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 びんの噛込みによるベルト停止を防止する。 【解決手段】 上流側コンベヤ11は、互いに相対する内
縁部を外縁部より低くするように傾斜させられた一対の
上流側エンドレスベルト21を有している。下流側コンベ
ヤ12は、互いに相対する縁部をそれぞれの他方の縁部よ
り低くするように傾斜させられた一対の下流側エンドレ
スベルト22を有している。両上流側エンドレスベルト21
の前端下方に両下流側エンドレスベルト22の後端が間隔
をおいて進入させられている。両下流側エンドレスベル
ト22の内外縁部中間から外縁部にかけて搬送経路制限カ
バー31がそれぞれ被覆されている。上流側エンドレスベ
ルト21前端とカバー31間に位置するようにカバー31上面
にびん噛込み防止部材32が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装容器リサイ
クルの分野において、例えば、回収したガラスびんを縦
一列に整列させるびん整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のびん整列装置としては、図5に
示すように、前向きにのびかつ互いに接続された搬送経
路を有する上流側コンベヤ51および下流側コンベヤ52を
備えており、上流側コンベヤ51が、互いに相対する内縁
部を外縁部より低くするように傾斜させられた一対の上
流側エンドレスベルト53(図示は片側のみ)を有してお
り、下流側コンベヤ52が、互いに相対する縁部をそれぞ
れの他方の縁部より低くするように傾斜させられた一対
の下流側エンドレスベルト54(図示は片側のみ)を有し
ており、両上流側エンドレスベルト53の前端下方に両下
流側エンドレスベルト54の後端が間隔をおいて進入させ
られており、両下流側エンドレスベルト54の内外縁部中
間から外縁部にかけて搬送経路制限カバー55がそれぞれ
被覆されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記びん整列装置にお
いて、上流側コンベヤ51前端から下流側コンベヤ52後端
上にびんが1つずつ落下する場合は、問題が無いが、図
5に示すように、多数のびんが同時に落下することがあ
る。その場合、びんAおよびびんBによって移動できな
くなったびんCと、上流側ベルト53前端との間にびんD
が首を突っ込む状態で入り込むと、イ点とロ点でびんD
が挟まれる。イ点はベルトとともに移動するため、びん
Dを落し込んでカバー側に引き込み、ハ点は移動したな
いため、ますますイ点を深く食い込ませ、ついには、ベ
ルトを停止させてしまうことになった。
【0004】この発明は、びんの噛込みによるベルト停
止を防止できるびん整列装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるびん整列
装置は、前向きにのびかつ互いに接続された搬送経路を
有する上流側コンベヤおよび下流側コンベヤを備えてお
り、上流側コンベヤが、互いに相対する内縁部を外縁部
より低くするように傾斜させられた一対の上流側エンド
レスベルトを有しており、下流側コンベヤが、互いに相
対する縁部をそれぞれの他方の縁部より低くするように
傾斜させられた一対の下流側エンドレスベルトを有して
おり、両上流側エンドレスベルトの前端下方に両下流側
エンドレスベルトの後端が間隔をおいてそれぞれ進入さ
せられており、両下流側エンドレスベルトの内外縁部中
間から外縁部にかけて搬送経路制限カバーがそれぞれ被
覆されており、上流側エンドレスベルト前端とカバー後
端間に位置するようにカバー上面にびん噛込み防止部材
が設けられているものである。
【0006】この発明によるびん整列装置では、上流側
エンドレスベルト前端とカバー間にびんが噛込まれよう
としても、これをびん噛込み防止部材が阻止する。した
がって、びんの噛込みによるベルト停止を防止すること
ができる。
【0007】さらに、びん噛込み防止部材が、カバー上
面の後縁部にそってのびた横断面三角形の棒状に形成さ
れていると、びん噛込み防止部材によってびんをこれが
向きを変えるようにそらせることができ、びんの噛込み
を確実に防止できる。
【0008】また、両上流側エンドレスベルトの上側移
動経路から下側移動経路に移行する反円弧状反転経路に
カレット除去部材が設けられていると、カレット除去部
材によってベルトに付着したカレットを除去することが
でき、上流側エンドレスベルト前端とびん噛込み防止部
材の間にカレツトが挟み込まれることを防止できる。も
し仮に、カレットが挟み込まれると、そのカレットによ
ってベルトが傷付けられてしまうことになるが、その心
配が無い。
【0009】また、カレット除去部材が、ばね材によっ
て帯板状に形成され、カレット除去部材の一方の縁部を
反転経路に対しカレットの通過を阻止しうる間隙をおい
て相対させるようにカレット除去部材がその一端で固定
されていると、ベルトに付着したカレットをばね力で跳
ね飛ばすことができ、効率良くカレットを除去すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1〜図
4を参照してつぎに説明する。
【0011】以下の説明において、前後とは、びん搬送
経路下流側を前、これと反対側を後といい、左右とは、
前より見て、その左右の側を左右というものとする。
【0012】図1を参照すると、びん整列装置は、後か
ら前にかけて、一直線上に順次配置されている上段コン
ベヤ11、中段コンベヤ12および下段コンベヤ13を備えて
いる。
【0013】上段コンベヤ11は、左右一対のエンドレス
状上段ベルト21を有している。両上段ベルト21は、図2
に示すように、前方より見て、略V字状に組み合わされ
ている。すなわち、両上段ベルト21の互いに相対する内
縁部を外縁部より低くするように両上段ベルト21は傾斜
させられている。両上段ベルト21の内縁部間にはびんの
通過を許さない間隙が形成されている。
【0014】中段コンベヤ12は、上段コンベヤ11と同様
に、左右一対のエンドレス状中段ベルト22を有してい
る。両中段ベルト22は、上段コンベヤ11と同様に、略V
字状に組み合わされている。両中段ベルト22の後端部
は、両上段ベルト21の前端部下方に進入させられてい
る。同後端部と前端部間には、びんを進入させうる程度
の間隙が生じさせられている。
【0015】両中段ベルト22の内外縁部中央から外縁部
にかけてカバー31がベルト上側移動経路に対し若干の間
隙をおいて被覆されており、これにより、上段コンベヤ
11の搬送経路の幅が狭くなるように制限されている。カ
バー31の後縁部は、上段ベルト21の上側移動経路から下
側移動経路に移行する半円弧状反転経路21aの下方に入
り込んでいる。カバー31上面の後部にそってびん噛込み
防止部材32が設けられている。噛込み防止部材32は、横
断面三角形棒状のものである。これにより、両上段ベル
ト21の前端部と中段ベルト22の後端部間の間隙が狭めら
れている。両上段ベルト21と噛込み防止部材32の間隙
は、例えば、5〜6mmである。
【0016】さらに、びん噛込み防止部材32の上方に位
置して、上段ベルト21の反転経路21a中間にカレット除
去部材33が設けられている。カレット除去部材33は、り
ん青銅のようなバネ材によって左右方向に長い帯板状に
形成されたもので、後縁部を上段ベルト21の反転経路21
aのなす円弧の頂点である前端にそわせるように外端部
で固定されている。上段ベルト21の反転経路21aとカレ
ット除去部材33の後縁部の間には、1〜2mm程度の隙
間がある。
【0017】下段コンベヤ13は、上および中段コンベヤ
12と同様に、略V状に組み合わされた左右一対のエンド
レス状下段ベルト23を有している。さらに、下段コンベ
ヤ13は、中段コンベヤ12と同様に、カバー41、びん噛込
み防止部材42およびカレット除去部材43を備えている。
これらのカバー41、びん噛込み防止部材42およびカレッ
ト除去部材43は、中段コンベヤ12のものと同一構造のも
のであるから、重ねて説明しない。
【0018】ベルト移動速度は、下段ベルト23、中段ベ
ルト22および上段ベルト21の順で速くなるように設定さ
れている。また、下段ベルト23だけは左右のベルト移動
速度が同一であるが、中段ベルト22および上段ベルト21
は、左右のベルトで移動速度に差が付けられている。
【0019】びんBは、上段コンベヤ11から中段コンベ
ヤ12を経由して下段コンベヤ13まで搬送されていく間に
次第に縦1列に整列されていく。また、上記のように、
ベルト移動速度が下流のものほど速く設定されているた
め、ベルトを乗り移るにしたがつて、びんBの間隔が拡
げられていく。
【0020】中段ベルト22上では、図2に示すように、
ベルト22に接しているびんBと、カバー31に接している
びんBが横に並んで重なっているが、2つのびんBのう
ち、前者のびんBが先に送られることにより、重なりが
解消される。また、ベルト22とカバー31にまたがつて横
になっているびんBは、回転させられることにより、縦
に整列される。下段ベルト23上でも同じである。
【0021】上段ベルト21の前端部から中段ベルト22の
後端部上に落下したびんBが、上段ベルト21とカバー31
の間に入る込もうとしても、これが、噛込み防止部材31
によって阻止される。ベルト21とともに移動してきたカ
レットCが反転経路21aに差し掛かり、そのまま自重で
落下しても勿論良いし、ベルト21に付着したまま反転経
路21aを通過しようとしても、その途中でカレット除去
部材33によって弾き飛ばされる。ベルト21に付着したカ
レットCによってカレット除去部材3が撓ませられた場
合、ベルト21とカレット除去部材33の間隙が拡げられる
ため、ベルト21とカレット除去部材33の間隙にカレット
Cが詰まる心配は無い。
【0022】また、ベルトのカバーで被覆されている部
分は、びんによって傷付けられることが少ないため、カ
バーで被覆されていない部分が傷付き、使用できなくな
ると、前者の部分と後者の部分を入れ替えて使用するよ
うにすれば、ベルトの寿命を1.5〜2倍に延ばすこと
が可能である。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、上流側エンドレスベ
ルト前端とカバー間にびんが噛込まれようとしても、こ
れをびん噛込み防止部材が阻止から、びんの噛込みによ
るベルト停止を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるびん整列装置の斜視図である。
【図2】同びん整列装置の中段コンベヤ付近の垂直横断
面図である。
【図3】同びん整列装置の上段コンベヤと中段コンベヤ
の接続部分の側面図である。
【図4】図3に示す部分の斜視図である。
【図5】従来例を示すびん詰り動作説明図である。
【符号の説明】
11 上段コンベヤ 12 中段コンベヤ 13 下段コンベヤ 21 上段ベルト 22 中段ベルト 23 下段ベルト 31 カバー 32 びん噛込み防止部材 33 カレツト除去部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前向きにのびかつ互いに接続された搬送
    経路を有する上流側コンベヤ11および下流側コンベヤ12
    を備えており、上流側コンベヤ11が、互いに相対する内
    縁部を外縁部より低くするように傾斜させられた一対の
    上流側エンドレスベルト21を有しており、下流側コンベ
    ヤ12が、互いに相対する縁部をそれぞれの他方の縁部よ
    り低くするように傾斜させられた一対の下流側エンドレ
    スベルト22を有しており、両上流側エンドレスベルト21
    の前端下方に両下流側エンドレスベルト22の後端が間隔
    をおいてそれぞれ進入させられており、両下流側エンド
    レスベルト22の内外縁部中間から外縁部にかけて搬送経
    路制限カバー31がそれぞれ被覆されており、上流側エン
    ドレスベルト21前端とカバー31後端間に位置するように
    カバー31上面にびん噛込み防止部材32が設けられている
    びん整列装置。
  2. 【請求項2】 びん噛込み防止部材32が、カバー31上面
    の後縁部にそってのびた横断面三角形の棒状に形成され
    ている請求項1に記載のびん整列装置。
  3. 【請求項3】 両上流側エンドレスベルト21の上側移動
    経路から下側移動経路に移行する反円弧状反転経路21a
    にカレット除去部材33が設けられている請求項1または
    2に記載のびん整列装置。
  4. 【請求項4】 カレット除去部材33が、ばね材によって
    帯板状に形成され、カレット除去部材33の一方の縁部を
    反転経路21aに対しカレットの通過を阻止しうる間隙を
    おいて相対させるようにカレット除去部材33がその一端
    で固定されている請求項3に記載のびん整列装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09240830A (ja) * 1996-03-01 1997-09-16 Nikka Densoku Kk 軟質物搬送装置および軟質物検査装置
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JP2000118684A (ja) * 1998-10-15 2000-04-25 Rasa Ind Ltd ガラスびん整列コンベヤ装置

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