JP3339423B2 - ガラスびん整列コンベヤ装置 - Google Patents

ガラスびん整列コンベヤ装置

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明司 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、回収した使用済
ガラスびんを軸線方向に整列させて一本ずつ下流側のガ
ラスびん色識別装置に送り出すガラスびん整列コンベヤ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 使用済ガラスびんの回収は、資源の有
効利用、廃棄物処理場の延命といった観点から益々重要
視されるようになってきた。回収した使用済ガラスびん
を有効利用するには、大きさや形状の異なるガラスびん
を軸線方向に整列させて、一本ずつガラスびん色選別装
置に送って、ガラスびんの色別に選別がなされる。特開
平6−31251号公報には、回収したガラスびんはホ
ッパーから振動フィーダを介して送り出し、振動するV
字状レールによって受け、そのV字状レールの形状は上
流側を緩やかな勾配としてびんを長手方向に一列に整列
させ、下流側を急な勾配としてびんとびんとの間隔をあ
けるようにしたガラスびん整列装置が開示されている。
また、特開平8−157042号公報には、V字状に配
設した一対のベルトコンベアでガラスびんを受け、その
コンベア上に可動式ガイド及びカーテン式ガイドを設置
すると共に、上記各ベルトコンベアの走行速度を異なら
しめることで、ガラスびんを一本ずつ一定間隔をもって
整列させ、重なりをなくすようにしたガラスびん整列装
置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガラスびん整列装置に
おける選別対象びん径範囲は、例えばドリンクびんの直
径45mm,長さ82mmを下限とし,上限としては一升び
んの直径106mm,長さ400mmといった具合に、でき
るだけ広範囲に亘ることが望ましい。かかる選別対象範
囲のガラスびんを長手方向に整列させて送るという点で
は、従来のガラスびん整列装置でも一応は満足できた。
しかし、ガラスびんの重なりを確実になくすという点で
は未だ十分とはいえず改善の余地があった。ガラスびん
の重なりがあると、ガラスびん色識別装置において透過
光の検出が正しく行われず、間違った識別をさせてしま
うことになる。そこで本発明が解決しようとする課題
は、ガラスびんの重なりを確実になくすことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、請求項1の発明は、使用済回収ガラスびんのうち
選別対象範囲内にあるガラスびんを軸線方向に整列させ
て一本ずつガラスびん色識別装置に送り出すようにした
ガラスびん整列コンベヤ装置であって、使用済回収ガラ
スびんを受けるとともに、下部に形成された開口部に向
けて幅狭となる両傾斜側面を有するポッパー部と、該ポ
ッパー部の下端縁の傾斜側面に合わせて連設した細長い
一対のスカート部と、該スカート部の下方に該スカート
部の傾斜面に合わせて走行ベルト面を横断面視逆ハの字
状に配設した一対のベルトコンベヤとを有し、上記二つ
の走行ベルト面間で1本のガラスびんのみを挟持可能と
し、それ以外のガラスびんは、上記二つの走行ベルト面
間で挟持される1本のガラスびん上で且つ上記二つのス
カート部間に並列に重畳させて、上記スカート部の終了
により該走行ベルトの横方向に自動的に滑落可能にした
ものである。
【0005】請求項2の発明は、上記請求項1の発明に
おいて、上記1本のガラスびんを挟む走行ベルトの外側
端縁間隔は選別すべき最大びん径の0.6〜0.7倍と
し、上記走行ベルトの内側端縁間隔は選別すべき最小び
ん径の0.5〜0.7倍としたものである。また、請求
項3の発明は、上記請求項1の発明において、前記走行
ベルトはたて桟付きベルトとなし、ヘッド側とテール側
のプーリー及び細長いコンベヤ支持構造体には上記たて
桟の案内溝を形成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明になるガラスびん整列コン
ベヤ装置の実施例を図1と図2に示す。このガラスびん
整列コンベヤ装置には、略15°の勾配で長手方向に平
行に配設される2本のフレーム1,1があり、フレーム
1,1の低い方の一端側にホッパー2が支持脚体3によ
って配設されている。ホッパー2は略45°の勾配を付
した両傾斜側面を有し、下部には長手方向に細長い開口
部4を形成している。
【0007】このホッパー2の下端縁には、ホッパー2
の傾斜側面に合わせて細長いスカート5,5が連設さ
れ、スカート5,5の長さは後述するベルトコンベヤ
6,6機長の略0.6〜0.7倍としている。この各ス
カート5,5の下方には該スカート5,5の傾斜面に合
わせて走行ベルト面を設けた一対のベルトコンベヤ6,
6(図3参照)が配設される。
【0008】ベルトコンベヤ6,6は、上記フレーム
1,1に適宜の間隔で取付けたコンベヤ支え金具8,
8,…の先端部分に取付けたアルミ押出成型品である細
長いコンベヤ支持構造体9,9と、そのコンベヤ支持構
造体9,9の上端側に配設した減速機付きモーター10
によって駆動される原動プーリー11と、そのコンベヤ
支持構造体9,9の下端側に回転自在に装着された被動
プーリー12と、両プーリー11,12間に巻掛した走
行ベルト13,13とからなる。スカート5,5はコン
ベヤ支持構造体9,9の側面を利用して取付けられる。
【0009】本例の場合、走行ベルトは45°傾き、二
つの走行ベルト面で作る挟角は略90°であり、二つの
走行ベルト面は横断面視逆ハの字状に配設されることに
なるが、ベルト背面長手方向に凸条14を形成したたて
桟付きベルトとなし、そのたて桟と嵌合する案内溝15
をコンベヤ支持構造体9やプーリー11,12に形成す
る(図4参照)ことで、ベルトのずり落ちを防ぐことが
できる。
【0010】回収ガラスびんをホッパー3で受けた当初
では、ガラスびんは横を向いたり重なったりしている
が、そのうちにホッパー2側面の傾斜に沿って下方に移
動し、ホッパー2下部の開口4からホッパー側面と同一
平面内にあるスカート5,5面を滑って、横断面視逆ハ
の字状の走行ベルト13,13面で挟持されるものがで
てくる。走行ベルトのベルト幅は、選別すべき最小びん
径のものでも1本、最大びん径のものでも1本しか挟持
できないように決められる。走行ベルトの外側端縁間隔
は選別すべきびんの最大直径の0.6〜0.7倍として
いる。また、走行ベルトの内側端縁間隙間は選別すべき
最小びん径の0.5〜0.7倍としていて、この下部の
隙間から最小びん径以下のビンおよび破片を落下排除さ
せることができるようにしている。
【0011】上記二つの走行ベルト13,13面間に挟
持され軸線方向に整列されたガラスびんは、以後、その
状態を保ったまま搬送され、一方、そのガラスびんの上
にあるガラスびんは、ホッパー内からホッパー外に搬送
される間に、びんとベルト、びんとスカートとの摩擦係
数の差等でびん同士のずれが生じ、次第に搬送方向に向
きを揃えてゆき、やがては上記二つの走行ベルト13,
13面間に挟持されるガラスびん上にあって、二つのス
カート5,5部の間にあるガラスびんは並列に重畳され
た状態となる。その頃になると、スカート5,5部が終
了したところまで進行している。こうして、それまで支
持していたスカート部がなくなると、図4に示したよう
に、並列に重畳状態にある符号イで示したガラスびんは
走行ベルトの横方向に自動的に滑落し排除される。尚、
符号ロで示したガラスびんは二つの走行ベルト13,1
3面間に挟持されるガラスびんである。
【0012】図1および図2には、スカート5,5部が
終了した後、適宜の間隔をおいて、別のスカート16,
16部が設けられているが、これはコンベヤの減速機付
きモーター10を保護するためのものであって、この場
合の間隔は、最大ガラスびんの長さの1.2〜1.3倍
程度の距離を置くのが一応の目安となる。
【0013】
【発明の効果】 請求項1の発明では、二つの走行ベル
ト面間で1本のガラスびんのみを挟持可能としたから、
そのびんは正しく軸性方向に整列されて搬送される。そ
れ以外のガラスびんは、上記二つの走行ベルト面間で挟
持される1本のガラスびん上で且つ上記二つのスカート
部間に並列に重畳され、上記スカート部の終了により上
記重畳状態にあるガラスびんは該走行ベルトの横方向に
自動的に滑落可能させるから、簡単でしかも確実にガラ
スびんの重なりをなくすことができる。
【0014】請求項2の発明では、上記した、このガラ
スびん整列コンベヤ装置で取扱う選別対象ガラスびん径
の範囲をできるだけ広いものとする。
【0015】請求項3の発明では、ベルトが45°傾い
た状態で走行しても、ベルトがずれたりしなくさせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるガラスびん整列コンベヤ装置の一
実施態様を示す側面図
【図2】図1の平面図
【図3】図3(A)から(D)は図1のA,B,C,D
で矢印方向にみた図
【図4】重畳状態にあるガラスびんが滑落する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ホッパー 4 開口部 5 スカート 6 ベルトコンベヤ 9 コンベヤ支持構造体 10 減速機付きモーター 11 原動プーリー 12 被動プーリー 13 走行ベルト 14 凸条 15 案内溝
フロントページの続き (72)発明者 村上 敬次 東京都中央区京橋一丁目1番1号 ラサ 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−273416(JP,A) 特開 平10−35845(JP,A) 特開 平8−157042(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/00 - 47/32 B65G 15/00 - 15/64

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済回収ガラスびんのうち選別対象範
    囲内にあるガラスびんを軸線方向に整列させて一本ずつ
    ガラスびん色識別装置に送り出すようにしたガラスびん
    整列コンベヤ装置であって、 使用済回収ガラスびんを受けるとともに、下部に形成さ
    れた開口部に向けて幅狭となる両傾斜側面を有するポッ
    パー部と、 該ポッパー部の下端縁の傾斜側面に合わせて連設した
    対の細長いスカート部と、 該スカート部の下方に該スカート部の傾斜面に合わせて
    走行ベルト面を横断面視逆ハの字状に配設した一対のベ
    ルトコンベヤとを有し、 上記二つの走行ベルト面間で1本のガラスびんのみを挟
    持可能とし、 それ以外のガラスびんは、上記二つの走行ベルト面間で
    挟持される1本のガラスびん上で且つ上記二つのスカー
    ト部間に並列に重畳させて、上記スカート部の終了によ
    り該走行ベルトの横方向に自動的に滑落可能にしたこと
    を特徴とするガラスびん整列コンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 上記1本のガラスびんを挟む走行ベルト
    の外側端縁間隔は選別すべき最大びん径の0.6〜0.
    7倍とし、上記走行ベルトの内側端縁間隔は選別すべき
    最小びん径の0.5〜0.7倍としたことを特徴とする
    請求項1に記載のガラスびん整列コンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 前記走行ベルトはたて桟付きベルトとな
    し、ヘッド側とテール側のプーリー及び細長いコンベヤ
    支持構造体には上記たて桟の案内溝を形成したことを特
    徴とする請求項1に記載のガラスびん整列コンベヤ装
    置。
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