JPH11199040A - 容器類の搬送装置 - Google Patents

容器類の搬送装置

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JPH11199040A
JPH11199040A JP98898A JP98898A JPH11199040A JP H11199040 A JPH11199040 A JP H11199040A JP 98898 A JP98898 A JP 98898A JP 98898 A JP98898 A JP 98898A JP H11199040 A JPH11199040 A JP H11199040A
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JP
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containers
carton
container
conveyor
stopper
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JP98898A
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Koichi Haraguchi
浩一 原口
Shoichi Kumagai
昭一 熊谷
Yoshinori Yumiba
嘉則 弓場
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Gunze Ltd
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Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器類の転倒を防止して、搬送コンベアの増
速による搬送作業の高能率化を図る。 【解決手段】 連続走行駆動されている搬送コンベア2
で送られてきた容器類Cを、停止集積した状態で搬送ラ
インと直交する方向に横移動手段により複数個同時に移
動させる搬送装置1において、容器類Cの横移動手段4
の上流側集積場所上方に位置して、正常搬送状態の容器
類Cの上端には接触しない無端状ベルト29からなるア
ッパーガイド5及びその走行駆動手段32を配設し、コ
ンベア2上で搬送・停止を繰返される容器類Cの急搬送
時に後方に傾く容器類Cを前記ベルト29により前方に
押して転倒を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器類例えばカー
トン、ボトル等の搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、牛乳やジュース等をカートン
(紙製パック)に充填し、搬送コンベアにより箱詰位置
の手前まで搬送してストッパーにより停止させ集積した
状態で、搬送ラインと直交する方向に整列プッシャーに
より複数個のカートンを同時に横移動させて規定の列数
に整列させた後、ダンボール箱等に箱詰めする作業が行
なわれている。
【0003】従来、前記搬送コンベアとしては、連続走
行駆動のベルトコンベアが採用されており、カートンは
搬送コンベア上の前記集積場所で、搬送・停止動作が繰
返し行なわれるため、カートンが転倒しない速度(例え
ば20m/min程度)でコンベアの運転が行なわれて
いる。また、ボトルの搬送装置では、ボトル転倒防止用
のスクリュー或いは支持レールを、ボトルネック部を支
持するように配設したものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、カ
ートン等の搬送速度を速くするとカートン等が転倒する
ので、容器等の整列に相当多くの時間が必要で、作業能
率の向上には限度があった。また、ボトルネックを支持
案内する手段では、スクリューやレールがボトルに接触
するので、搬送速度の増大には限度があり、カートン等
には採用できないという問題がある。
【0005】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、連続走行駆動さ
れている搬送コンベア上で容器類の停止・搬送動作が繰
返し行なわれても、容器類を転倒させることなく搬送コ
ンベア速度を増速して搬送作業を高能率化できる容器類
の搬送装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じている。即ち、
本発明は、連続走行駆動されている搬送コンベアで送ら
れてきた容器類を、停止集積した状態で搬送ラインと直
交する方向に横移動手段により複数個同時に移動させる
搬送装置において、前記容器類の横移動手段の上流側集
積場所上方に位置して、正常搬送状態の容器類上端には
接触しない無端状ベルトからなるアッパーガイド及びそ
の走行駆動手段が配設されていることを特徴としてい
る。
【0007】この場合、搬送コンベアは連続走行駆動さ
れているが、容器類が停止状態から急激に搬送状態とな
り、後方に傾くと、容器類の上端部が連続走行している
アッパーガイドに接触し、瞬間的に前方に押されて正常
な起立状態となって搬送され、したがって、容器類が転
倒することなく整然とした起立状態で次工程に移送され
る。しかも、アッパーガイドは、すべての容器類に接触
しないので、搬送コンベアのスピードアップが図れる。
【0008】本発明では、前記アッパーガイドの上流側
に、無端状ベルトからなるサイドガイド及びその走行駆
動手段が、前記コンベアの両側に夫々配設されると共に
サイドガイドの走行駆動手段が可変速とされているもの
とすることができる。該サイドガイドを前記搬送コンベ
アよりも低速で運転することにより、アッパーガイドの
下側に送り込まれる容器類の後端が一定位置になるよう
に駆動制御でき、これによって、アッパーガイドの所定
位置から上流側にサイドガイドまでの間で搬送されてい
る容器類に、停止・搬送の繰り返し動作の影響を与え
ず、転倒防止を図ることができる。また、サイドガイド
が停止した場合における容器類の再スタート時、サイド
ガイドの再スタート速度を低速にすることで、容器類の
転倒を防止できる。
【0009】そして、本発明では、前記サイドガイドの
上流側に、容器類の流れを一時的に止める搬送規制用容
器類ストッパーが配設されたものとすることができる。
この場合、該ストッパーにより容器類が所定数以内でサ
イドガイドに送り込まれるようにし、容器類を正常な起
立状態で搬送することができる。なお、該ストッパー
は、通常操業時、後退位置で待機している。
【0010】また、本発明は、前記アッパーガイドの容
器流れ方向中間部に位置して、容器類後端検知手段が配
設され、容器類後端検知手段による容器類の検出によっ
て、前記横移動手段を動作させるようにすることがで
き、これによって、容器類を所定量同時に安定的に横移
動し、円滑に処理可能である。さらに、本発明では、前
記アッパーガイドの上流側端部に、容器類満杯検知手段
が配設され、該検知手段の動作により前記サイドガイド
の起動・停止を行なうようになっているものとすること
ができる。この場合、アッパーガイドの下側に送り込ま
れる容器類の後端位置を精度よく制御でき、アッパーガ
イドの前段において、搬送コンベア上の容器類に、停止
・搬送の繰り返し動作の影響を受けないようにして、容
器類の転倒を確実に防止できる。
【0011】そして、本発明は、前記容器類ストッパー
の前・後に、容器類の流れを一時的に止めるストッパー
作動用センサが配設されているものとすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1、図2は、本発明に係る容器類
即ちカートンCを箱詰位置Fへ搬送し整列させる搬送装
置1の一実施形態を示す全体概略図で、カートンCは充
填機(図示省略)により内容物が充填され、密封された
状態で送られる。このカートンCは、牛乳、ジュース、
酒類、その他の飲料水等の内容物を収容する直方状の紙
製容器で、内容物充填後その上部開口端縁部が一方の対
向片を互いに内方に折り込み、他方の対向片を重ね合わ
すようにして上端部Uが一文字状になるように密封され
て送られる。
【0013】この搬送装置1は、無端状ベルト2Aが連
続走行駆動される搬送コンベア2と、該コンベア2の終
端部でカートンCを停止させる位置決めストッパー3
と、該ストッパー3の上流側でカートンCを複数個(本
例では4個)側方から同時に搬送コンベアラインと直交
する方向に箱詰位置Fへと押動する横移動手段4と、該
横移動手段4の上流側に搬送コンベア2上方に配設され
たアッパーガイド5と、アッパーガイド5の上流側に設
けられたサイドガイド6及び搬送規制用のカートンスト
ッパー7とにより主構成されている。
【0014】前記搬送コンベア2は、約36m/min
の速度で連続走行駆動される。該コンベア2の終端部側
方には、前記横移動手段4の反対側に位置してカートン
整列台8が配設され、この整列台8上に複数列(本例で
は3列)のカートンCが送り出されて整列される。な
お、前記位置決めストッパー3は、コンベア2と干渉し
ないように、かつ位置調整可能に設けられている。
【0015】前記横移動手段4は、4個のカートンCを
その側方から同時に押し出す押動板9と、該押動板9の
コンベア上流側端にこれと直交状に固着されかつ後方に
延出されたカートン制止板10と、押動板支持ガイド1
1と、押動板駆動用空気圧シリンダ12とにより構成さ
れ、前記両板9,10が無端状ベルト2Aに接触しない
ように設けられている。
【0016】したがって、前記押動板9により前方へ押
し出されるカートンCに続く後続カートンCは、横移動
手段4の作動中即ち押動板9が前進開始してから後退し
て無端状ベルト2Aの側方に戻るまでの間、前記制止板
10により停止せられ、制止板10が後続カートンCか
ら離れると同時に、連続走行駆動されている搬送コンベ
ア2により停止集積したカートンCが急搬送され、位置
決めストッパー3によって再び停止される。このように
して、カートンCはコンベア終端部において、停止・搬
送が繰返し行なわれる。
【0017】前記整列台8の下側には、搬送コンベア2
と平行にカートン箱詰体Hを搬送する搬出コンベア13
が配設され、該コンベア13ライン上でかつ整列台8の
一側(前記コンベア2の終端からさらに下流側)に前記
カートン箱詰位置Fが設けられ、箱詰台14が昇降可能
に配設されている。そして、前記コンベア13に隣接し
てかつ搬送コンベア2の反対側に、空のダンボール箱D
の供給コンベア15が、前記コンベア13よりも若干高
い位置に平行状に設けられ、空のダンボール箱Dを箱詰
台14上にシフトするシフター16が設けられている。
【0018】また、前記整列台8上方には、カートン箱
詰装置17が設けられている。この箱詰装置17は、従
来から使用されているもので、門型架構18にコンベア
13ライン方向に移動可能に設けられた往復台19と、
該往復台19に上下動可能に設けられた昇降体20及び
その駆動シリンダ21と、該昇降体20の下端部に設け
たカートン掴持部材22とにより主構成されている。
【0019】したがって、該箱詰装置17は、整列台8
上に整列された12個のカートンCを、前記掴持部材2
2により同時に掴んで持ち上げ、次いで箱詰位置F上方
に横移動し、続いて下降して箱詰台14上の空ダンボー
ル箱DにカートンCを入れた後、再び上昇して横移動し
整列台8上において待機する。そして、整列台8上にカ
ートンCが整列されると、前記動作を繰り返して箱詰作
業を行なう。
【0020】なお、カートンCの箱詰が終了した箱詰体
Hは、箱詰台14の下降により搬出コンベア13上に移
載され、該搬出コンベア13により搬出される。前記ア
ッパーガイド5は、図3、図4にも示されているよう
に、搬送コンベア2のフレーム2Bに固着された支持フ
レーム23に、取付部材24,ローラブラケット25を
介して取付けられている。そして、このアッパーガイド
5は、搬送方向両端部の取付部材24に、搬出コンベア
2と直交する水平軸26を介して設けられた駆動プーリ
27及び従動プーリ28と、両プーリ27,28間に巻
掛けられた無端状ベルト29と、前記ローラブラケット
25に前記水平軸26と平行な軸30を介して、前記ベ
ルト29の上下間でかつ下側走行ベルトの上面に接する
ように回転自在に取付けられた多数のガイドローラ31
と、ベルト駆動用ギヤモータ32により構成され、該モ
ータ32により前記駆動プーリ27が回転される。
【0021】また、前記無端状ベルト29の下側走行ベ
ルト下面に、搬送コンベア2上を正常な起立状態で搬送
されているカートンC上端が接触しないように若干の隙
間が設けられている。そして、前記ベルト29は、前記
モータ32により搬送コンベア2と同速度(36m/m
in)で運転される。したがって、カートンCが、その
一文字状上端部Uを搬送コンベア2と平行にして搬送さ
れているとき、図1に示すようにカートンCが傾くと、
前記上端部Uがアッパーガイド5の無端状ベルト29に
接触し、瞬間的に上端部Uが前方荷押されて正常な起立
状態に戻り、転倒が防止される。
【0022】なお、カートンCが正常な起立状態で搬送
されているときには、前記ベルト29にカートン上端部
Uが接触していないので、カートンCを高速で搬送する
ことができる。前記支持フレーム23には、アッパーガ
イド5の容器類流れ方向中間部、即ち下流側寄りにカー
トン後端(溜り)検知手段33が、上流側寄りにカート
ン満杯検知手段34が配設されている。この両検知手段
33,34としては、光センサーを採用できる。前記カ
ートン満杯検知手段34は、カートンCをアッパーガイ
ド5で支持して転倒防止できる集積範囲を検知する。ま
た前記検知手段33によるカートン検知信号により、前
記横移動手段4を動作させて、カートンCを横移動させ
るものである。
【0023】また、前記カートン満杯検知手段34は、
アッパーガイド5のカートンC転倒防止機能の作用範囲
を規制するもので、停止集積したカートンCを検出する
と、サイドガイド6を停止させ、停止集積するカートン
Cが検地されるまでの間はサイドガイド6を駆動させる
ように作用する。前記サイドガイド6は、図5、図6に
示すように、コンベアフレーム23の左右両側面に固定
された取付フレーム35,36と、該フレーム35,3
6に夫々ブラケット37,38を介して垂直状に取付け
られた回転自在の駆動軸39及び固定軸40と、駆動軸
39に固着された駆動プーリ41と、固定軸40に回転
自在に取付けられた遊動プーリ42と、両プーリ41,
42間に巻掛けられた無端状ベルト43と、前記取付フ
レーム35,36にモータブラケット44を介して夫々
取付けられた可変速の駆動モータ45と、ガイド幅調整
手段46と、ベルト緊張用テークアップ手段47とによ
り構成されている。
【0024】そして、前記駆動軸39の上端部は、カッ
プリング48を介して駆動モータ45の出力軸45Aに
連結されている。また、前記固定軸40の前記ブラケッ
ト38は、搬送コンベア2の搬送方向に摺動可能に取付
けられ、前記ブラケット38を摺動させるべく取付フレ
ーム35,36にナット49を介して螺装された調整ボ
ルト50により、テークアップ手段47が構成されてい
る。
【0025】前記ガイド幅調整手段46は、各無端状ベ
ルト43の内側で前記取付フレーム35,36に取付け
られたL形材からなる支持ブラケット51と、該ブラケ
ット51にナット52を介して装着された夫々2本の調
整ボルト53と、該調整ボルト53の夫々搬送コンベア
2側に互いに平行に固着されたベルト支持板54とによ
り構成され、該ベルト支持板54,54の間隔を、前記
ボルト53及びナット52により変更することによりカ
ートンCの寸法に対応するガイド幅に調整することがで
きる。
【0026】前記サイドガイド6のベルト走行速度は、
搬送コンベア2よりも低速でかつ変速可能であり、カー
トンCを一定の間隔でアッパーガイド5の下側に送り込
むことができる。そして、前記カートン満杯検知手段3
4によりカートンCが検知されると、即ち該検知手段3
4の直前でカートンCが停止してそれより前方に集積さ
れると、サイドガイド6が停止される。そこで、カート
ン満杯検知手段34によりカートンCが検知されなくな
ると、サイドガイド6が駆動(低速起動)される。この
ように、サイドガイド6は、カートン満杯検出手段34
の検知信号により、起動・停止され、かつ繰返される。
【0027】前記カートンストッパー7は、図6にも示
しているように、搬送コンベア2のコンベアフレーム2
Bの両側に設けた固定ガイド55,56と、一方の固定
ガイド55の下側に搬送コンベア2と直交する方向に移
動可能に設けた可動板57及びその駆動手段58(例え
ば空気圧シリンダ)とにより構成され、前記両固定ガイ
ド55,56の間隔は、任意に調整できるようになって
おり、固定ガイド56と可動板57によりカートンCを
両側から挟んで停止させる。このとき、搬送コンベア2
は連続走行駆動されている。
【0028】前記カートンストッパー7の下流側にはカ
ートンストッパー作動用第一センサ59が、上流側に
は、カートンストッパー作動用第二センサ60が設けら
れている。前記第一及び第二センサ59、60は、サイ
ドガイド6が停止して、両センサ59、60その直前で
停止しているカートンCを検知すると、カートンストッ
パー7の可動板57を前進させてカートンCを停止させ
るように機能し、サイドガイド6駆動されて該第一セン
サ59の直前をカートンCが通過すると、前記可動板5
7を後退させてカートンCを移動させ後退位置で待機す
るよう機能する。
【0029】即ち、カートンストッパー7は、前記第一
センサ59がカートンCを検地した後、該第二センサ6
0の直前で停止しているカートンCが検知されるとカー
トンストッパー7の可動板57が前進し、カートンCの
流れを停止させ、第一センサ59の直前をカートンCが
通過している間は、前記可動板57を後退位置で待機す
る。
【0030】上記実施形態において、搬送コンベア2及
びアッパーガイド5は連続走行駆動されており、サイド
ガイド6も駆動され、カートンストッパー7は後退待機
位置にあるとき、充填機により内容物が充填されかつ密
封されたカートンCが、搬送コンベア2により搬送さ
れ、サイドガイド6によりブレーキがかけられて一定間
隔となってアッパーガイド5の下側に送り込まれ、位置
決めストッパー3により停止されて搬送コンベア2の終
端部即ち、ストッパー3からカートン後端検知手段33
までの間に集積される。
【0031】そして、カートン後端検知手段33により
カートンCが所要量溜っていることが検知されると、横
移動手段4により4個のカートンCが同時に整列台8上
に移載され、横移動手段4の押動板9が後退位置に戻る
と同時に、アッパーガイド5の下側に集積停止していた
カートンCが制止板10から開放されて急激に搬送コン
ベア2により送られ、位置決めストッパー3により再び
停止される。このように、横移動手段4の前進・後退動
作によって、カートンCの停止・搬送が繰り返し行なわ
れる。
【0032】このカートンCの停止・搬送の繰り返し動
作によって、アッパーガイド5の下側に位置しているカ
ートンCのうち、後続カートンCとの間に間隔が開いて
いるものとその前方の2〜3個は、カートン急搬送によ
り後方に傾くが、その上端部Uがアッパーガイド5の無
端状ベルト29に接触し、前方に押されて起立させら
れ、正常な起立状態となって送られ、転倒が防止されて
搬送トラブルを解消することができる。
【0033】なお、前記カートン満杯検知手段34によ
って、サイドガイド6の起動・停止を行ない、アッパー
ガイド5の作用範囲から上流側のサイドガイド6までの
間にカートンCが停止集積しないように制御されるの
で、アッパーガイド5の作用範囲外の搬送コンベア2上
でカートンCが傾いたり転倒することはなく、スムーズ
な運転が行なわれる。
【0034】上記実施形態によれば、カートンCの横移
動手段4による整列動作時における搬送コンベア2上で
のカートンCの停止・搬送の繰返し動作の影響は、転倒
防止機能を備えたアッパーガイド5の下側にある作用範
囲内のカートンCに及んで、それより上流側のカートン
Cには及ばないので、カートンCを転倒させたりトラブ
ルを発生させることなく高速搬送が可能であり、搬送作
業能率ひいてはカートン整列・箱詰作業能率の向上によ
る処理量の拡大を図ることができる。
【0035】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、サイドガイド6及びストッパー7の
いずれか一方又は両方を省略し、適宜他の技術手段によ
りアッパーガイド5へのカートン送り込み量を制御する
ように構成できる。また、カートンの外に各種容器類例
えば、びん、かん、ケース等の搬送にも採用することが
できる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上述のように、連続走行駆動
されている搬送コンベアで送られてきた容器類を、停止
集積した状態で搬送ラインと直交する方向に横移動手段
により複数個同時に移動させる搬送装置において、前記
容器類の横移動手段の上流側集積場所上方に位置して、
正常搬送状態の容器類上端には接触しない無端状ベルト
からなるアッパーガイド及びその走行駆動手段が配設さ
れていることを特徴とするものであるから、搬送コンベ
ア上での容器類の転倒等を防止して、容器類を安定よく
スムーズにしかも高速で搬送でき、搬送能率はもとより
後工程の処理作業の能率向上を図ることが可能である。
【0037】また、アッパーガイドの上流側に、サイド
ガイド及び/又はカートンストッパーを設けることによ
り、アッパーガイドの転倒防止作用範囲内で容器類の停
止・搬送を行なわせ、容器類の転倒防止を確実にかつ高
速搬送を安定よく行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体概略正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面拡大図である。
【図4】図2のB−B線断面拡大図である。
【図5】図2のC矢視拡大図(サイドガイドの正面図)
である。
【図6】図5のD−D線矢視平面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 搬送コンベア 2A 無端状ベルト 4 横移動手段 5 アッパーガイド 6 サイドガイド 7 カートンストッパー 29 無端状ベルト 32 ギヤモータ(駆動手段) 33 カートン(容器類)後端検知手段 34 カートン(容器類)満杯検知手段 43 無端状ベルト 45 駆動モータ 59 カートンストッパー作動用第一センサ 60 カートンストッパー作動用第二センサ C カートン U 上端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続走行駆動されている搬送コンベアで
    送られてきた容器類を、停止集積した状態で搬送ライン
    と直交する方向に横移動手段により複数個同時に移動さ
    せる搬送装置において、 前記容器類の横移動手段の上流側集積場所上方に位置し
    て、正常搬送状態の容器類上端には接触しない無端状ベ
    ルトからなるアッパーガイド及びその走行駆動手段が配
    設されていることを特徴とする容器類の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記アッパーガイドの上流側に、無端状
    ベルトからなるサイドガイド及びその走行駆動手段が前
    記コンベアの両側に夫々配設されると共にサイドガイド
    の走行駆動手段が可変速とされていることを特徴とする
    請求項1に記載の容器類の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記サイドガイドの上流側に、容器類の
    流れを一時的に止める搬送規制用の容器類ストッパーが
    配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の容器類の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記アッパーガイドの容器類流れ方向中
    間部に位置して、容器類後端検知手段が配設され、容器
    類後端検知手段による容器類の検出によって、前記横移
    動手段を動作させるようになっていることを特徴とする
    請求項1,2又は3に記載の容器類の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記アッパーガイドの上流側端部に、容
    器類満杯検知手段が配設され、該検知手段の動作により
    前記サイドガイドの起動・停止を行なうようになってい
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載の容器類の搬
    送装置。
  6. 【請求項6】 前記サイドガイドと容器類ストッパーの
    間及び該ストッパーの上流側に、容器類ストッパー作動
    用センサが夫々配設されていることを特徴とする請求項
    2,3又は5に記載の容器類の搬送装置。
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Cited By (6)

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