JP2001315940A - コンベア及び該コンベアを用いたx線異物検出装置 - Google Patents

コンベア及び該コンベアを用いたx線異物検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃時等にコンベアの分解を簡単な構成で容
易に行えること。 【解決手段】 駆動ローラ11aの両端には軸受部16
が設けられる。軸受部16は延出部16bを介して固定
軸17に固定され、これらが駆動ローラユニット10を
構成する。筐体3の支持部5,5の係合溝5a、5b
は、軸受部16、固定軸17を位置決めする。固定具8
は、固定軸17の係合溝17aに係合して駆動ローラユ
ニット10の位置決め状態を固定保持する。駆動ローラ
11aの一端部には連結部15が設けられ、モータユニ
ットの駆動力を連結、及び分離でき、取り外しを容易化
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検査物を搬送す
るコンベアに係り、特に、駆動ローラを容易に交換でき
るコンベア及び該コンベアを備えて被検査物内の異物を
検出するX線異物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のコンベアを示す図であ
る。同図(a)は平面図、同図(b)は側面図である。
コンベア51は、本体52と、本体52に着脱自在な着
脱ユニット53で構成される。本体52は、一対の側板
52aと駆動モータ57で構成される。着脱ユニット5
3は、受台54と、受台54両側部に設けられた駆動ロ
ーラ55a,従動ローラ55bと、これらローラ55
a,55b間の無端ベルト56で構成される。
【0003】着脱ユニット53は本体52に対し、固定
具(例えばキャッチクリップ)59により取付状態が固
定保持される。本体52側には、駆動モータ57が設け
られ、連結ベルト58を介して駆動ローラ55aの回転
軸に連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のコンベア51
は、着脱ユニット53の各構成部(例えば駆動ローラ5
5aやベルト56)を定期的に清掃したり、交換する等
の保守点検を行う必要がある。特に被検査物が食品であ
る場合、コンベア51部分の殺菌、消毒等が必要であ
る。しかしながら、上記駆動ローラ55aやベルト56
の着脱が容易に行えず、分解清掃や保守を容易に行えな
い構成であった。
【0005】ベルト56を取り外すには、駆動ローラ5
5aと駆動モータ57との間に張設されている連結ベル
ト58を取り外さねばならない。例えば、駆動モータ5
7の台座のネジを外して連結ベルト58を取り外す。併
せて、連結ベルト58を取り外す際に連結ベルト58の
(安全用)保護カバー58aの取付ネジ等を取り外す必
要がある。この際、保護カバー58aを取り外した状態
では、連結ベルト58が表出するため手を挟むなどの危
険が生じる。
【0006】これを解決するため、コンベア51の駆動
ローラ55aと駆動モータ57との間の駆動力伝達を上
記連結ベルト58ではなく、駆動ローラ55aと駆動モ
ータ57にそれぞれ歯車を設け、歯車の歯合で連結する
構成としたものがある。この歯車を用いた構成において
も、歯車同士は所定のピッチ(精度)で噛合しているた
め、コンベア51を歯車部分で連結、及び離脱させるこ
とはできない。歯車の形状を変える等して噛合精度を緩
やかにすれば、コンベア51は歯車部分で着脱可能とな
るが、駆動力の伝達特性(効率及び耐久性)が低下する
問題を生じる。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、清掃時等にコンベアの分解を簡単な構
成で容易に行えるコンベア及び該コンベアを用いたX線
異物検出装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンベアは、請求項1記載のように、筐体
に駆動ローラと従動ローラを設け、前記駆動ローラと前
気従動ローラに張架された無端状のベルトを駆動して物
品を搬送するコンベアにおいて、前記駆動ローラの両端
に設けられる一対の軸受部と、前記駆動ローラと平行に
設けられ、前記一対の軸受部がそれぞれ固定される固定
軸と、からなる駆動ローラユニットを備え、前記駆動ロ
ーラユニットが前記筐体に対して着脱自在なことを特徴
とする。
【0009】また、請求項2記載のように、前記筐体に
は前記駆動ローラユニットを固定するために、前記軸受
部と固定軸それぞれが係合位置決めされる係合溝が設け
られた構成としてもよい。
【0010】また、請求項3記載のように、前記筐体に
は、前記固定軸に係合し駆動ローラユニットを筐体に対
し着脱自在に固定保持するための固定具が設けられた構
成にもできる。
【0011】また、請求項4記載のように、前記駆動ロ
ーラの回転軸の一端部には、モータの駆動力を伝達し、
分離自在な連結部が設けられ、前記連結部での分離によ
り、前記駆動ローラユニットが前記筐体から着脱自在な
構成とすることもできる。
【0012】また、請求項5記載のように、前記連結部
は、前記モータの出力軸、及び前記駆動ローラの回転軸
にそれぞれ固定されたカップリングで構成され、該カッ
プリング同士の接合により駆動力が伝達される構成とし
ても良い。
【0013】また、請求項6記載のように、前記駆動ロ
ーラ、及び前記モータには、それぞれ前記カップリング
と同軸状に設けられ、互いの嵌合で前記カップリング同
士の軸心を位置出しし、該カップリングを覆う保護ケー
ス及び受座が設けられた構成にもできる。
【0014】本発明のX線異物検出装置は、請求項7記
載のように、被検査物内の異物をX線を用いて検出する
X線異物検出装置において、前記コンベア上で搬送され
る被検査物に対してX線を曝射するX線発生部と、前記
X線発生部に対向配置され、該X線発生部から曝射され
被検査物を透過したX線を検出するX線検出部とを備
え、前記X線検出部は、前記コンベアの筐体内に密閉収
容され、1個の駆動ローラと、3個の従動ローラを筐体
の4隅にそれぞれ配置して得られた空間内に前記X線検
出部を配置した構成である。
【0015】また、請求項8記載のように、前記筐体の
一側部には、駆動ローラ及び従動ローラが配置され、前
記筐体の他側部には、2個の従動ローラが配置され、前
記筐体には、他側部に設けられる2個の従動ローラの軸
が係合する係合溝が形成され前記一側部側にスライド自
在なスライド板が設けられた構成としてもよい。
【0016】上記構成によれば、コンベアの駆動ローラ
両端部の軸受部が固定軸によって一体化された駆動ロー
ラユニットを構成しており、これらが一体で筐体に対し
着脱自在である。筐体に設けられた係合溝が軸受部と固
定軸を位置決めし、固定具の操作で筐体に対し簡単に取
付、あるいは取り外し自在である。また、モータと駆動
ローラの回転軸がカップリングで連結、離脱可能であ
り、駆動力伝達部分の連結解除が簡単に行え、駆動ロー
ラユニットの上記着脱がより簡単に行えるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のX線異物検出装
置を示す斜視図である。図示のX線異物検出装置6は、
略中央部にコンベア1が配置され、上部にX線発生部9
を備えている。上述のように、コンベア1の搬送搬送ベ
ルト12をX方向に搬送駆動させながらX線発生部9か
らX線を曝射させることにより、搬送された被検査物内
の異物をX線検出部2で検出することができるようにな
っている。
【0018】図2は上記コンベア1の全体を示す斜視図
である。コンベア1は、図示のようにユニット構造とな
っている。このユニットは、筐体3に以下の各部が備え
られてなる。筐体3は、X線を漏洩しない材質(金属板
等)を折曲形成してなるもので、上面は水平な受台3a
であり、4つの側面3b及び底面3cによって全周囲が
密閉されている。
【0019】このコンベア1は、図中長手方向(X方
向)に沿って被検査物を搬送するものであり、筐体3に
は、この被検査物の搬送方向の前後両端にそれぞれ支持
板5(5A〜5D)が突出形成されている。搬送方向X
でみて前方側の支持板5A,5B間には一対2個の従動
ローラ11bが設けられ、後方側の支持板5C、5D間
には駆動ローラ11aと従動ローラ11bが設けられて
いる。これら駆動ローラ11a及び従動ローラ11b間
には、X方向に沿って無端状の搬送ベルト12が張設さ
れている。
【0020】そして、駆動ローラ11aに連結されるモ
ータユニット4(図1参照)の回転によって搬送ベルト
12がX方向に搬送駆動され、各従動ローラ11bはこ
の搬送ベルト12の搬送を支持、案内する。
【0021】コンベア1の筐体3内部には、X線検出部
2が設けられている。X線検出部2は、受台2a上に開
口された開口部3dを介して入射されるX線を検出す
る。なお、この開口部3dはX線を透過する板で閉塞さ
れている。即ち、搬送ベルト12上をX方向に搬送され
る被検査物には、開口部3dを通過する際に上部のX線
発生部(不図示)からX線が曝射され、被検査物内をX
線が透過することによりこの被検査物内の異物をX線検
出部2で検出できるようになっている。
【0022】上記構成のコンベア1は、搬送ベルト12
上で被検査物の搬送面が平らであり、被検査物を安定し
て搬送させながらX線による異物検出を行える。また、
搬送ベルト12の上面に配置された一対の駆動ローラ1
1aと従動ローラ11b同士が搬送方向上で最も長い間
隔で配置され、下部の2個の従動ローラ11b,11b
はこれより短い間隔で配置されている。対応して搬送ベ
ルト12は、正面から見て台形を上下逆転させた形で張
設されることになる。
【0023】これにより、コンベア1の搬送ベルト12
は、前段装置からの被検査物の受け取り箇所、及び後段
装置に対する被検査物の受け渡し箇所だけが最も搬送方
向に突出することとなるため、安定した受け渡しが可能
となる。また、コンベア1の筐体3内部にX線検出部2
を収容した構成であり、X線検出部2からX線が漏洩し
ても筐体3で外部への漏れを防止することができる。
【0024】次に、図3は搬送コンベア1の駆動ローラ
ユニット10の部分拡大平面図、図4は同部分拡大正面
図である。駆動ローラ11aの両端には、それぞれ軸受
部16が設けられている。この軸受部16には、回転軸
11abを回転自在として軸支するベアリング16aが
設けられている。回転軸11abは、駆動ローラ11a
内部の複数箇所に設けられた支持部11acにより駆動
ローラ11aの外周部11adと固定支持されており、
この駆動ローラ11aは上部の周面が受台3aの上面と
同じ高さとされている。
【0025】これら一対の軸受部16には、それぞれ搬
送方向に向く延出部16bが形成され、1本の固定軸1
7にネジ止め固定されている。これら駆動ローラ11
a、軸受部16、固定軸17は一体化された駆動ローラ
ユニット10を構成している。筐体3の支持板5C、5
Dには、これら軸受部16、固定軸17の外形に適合し
た係合溝5a、5bが形成されており、支持板5の端部
位置で駆動ローラユニット10が位置決めされる。な
お、コンベア1の筐体3は、一方の側面3bがX線異物
検出装置6に片持ち状に固定されている。
【0026】X線異物検出装置6の正面側に面する支持
板5Cには、固定軸17を固定するキャッチクリップ等
の固定具8が設けられている。固定具8の係合片8a
は、固定軸17の係合溝17aに係合して、支持板5に
駆動ローラユニット10を上記位置決め状態で固定する
ことができる。
【0027】駆動ローラ11aの一側部側(装置6に設
けられた取付板6b)には、モータユニット4が設けら
れる。モータユニット4は、駆動モータと、減速機で構
成されている。モータユニット4の出力軸4bは、駆動
ローラ11aと同軸位置に配置され、連結部15でこれ
らが連結される。連結部15は、モータユニット4の出
力軸4b、及び駆動ローラ11aの回転軸11abにそ
れぞれ固定された一対(雄雌)のカップリング18で構
成される。
【0028】また、図4に示すように、駆動ローラ11
aの斜め下部には、従動ローラ11bが設けられてい
る。この従動ローラ11bは、一対の支持板5C,5D
の保持溝5eに係合保持され回転自在である。なお、図
示しないが軸11bbは固定され従動ローラ11b内部
に設けられたベアリングを介して外周面が回転自在に構
成されている。
【0029】図5は連結部15を示す平断面図、図6
(a),(b)はそれぞれのカップリングの側面図、図
6(c)は中間ディスクの側面図、図6(d)は一方の
カップリングに中間ディスクを取り付けた状態を示す側
面図である。モータユニット4の出力軸4bと、駆動ロ
ーラ11aの回転軸11abは、カップリング18で連
結自在である。カップリング18は、モータユニット4
側のカップリング18dと、駆動ローラ11a側のカッ
プリング18eからなり、金属材料を用いたほぼ同一の
構成である。
【0030】このカップリング18は、円筒状の保護カ
バー20内部に収容されている。保護カバー20は、軸
受部16の軸方向に沿って連続して形成されたものであ
り、カップリング18d,18eを収容可能な長さ及び
所定径の内径を有している。また、先端部20bの内周
はテーパー状に形成されている。一方、連結部15のモ
ータユニット4側を説明すると、出力軸4b部分に同心
状に受座(保護カバー)23が突出固定される。受座2
3は所定径の外径を有する略円柱状であり、先端部23
bはテーパー状に形成されている。ここで、保護カバー
20の内周面20cと、受座23の外周面23cは、互
いに所定の精度で嵌合し、この嵌合によりカップリング
18d、18e同士の軸芯が同一に位置出しされる。
【0031】カップリング18dは、中間ディスク18
jと共にボルト18kにより出力軸4bに固定される。
カップリング18eはネジ18mにより回転軸11ab
に固定される。カップリング18d,18eには、互い
に回転中央を中心として円周上の2か所に係合突起18
gが突出形成されている。この係合突起18gは、側面
からみて略三角形状であり、傾斜片18gaは、いずれ
もカップリング18の軸中心を通る仮想線に対し所定間
隔隔てて平行に形成されている。
【0032】中間ディスク18jは、図6(c)に示す
如く、所定幅を有する略十字形状に形成されている。こ
の中間ディスク18jは、超高分子ポリエチレン、MC
ナイロン、ポリアセタール等の樹脂で形成されている。
機械的強度、自己潤滑性、耐摩擦性、耐熱性、成形性に
優れ、吸水性が低い材質が用いられる。この中間ディス
ク18jは、図6(d)に示すように、カップリング1
8dに取り付けた状態で、各接合辺18jaがカップリ
ング18dの傾斜辺18gaに所定の公差を有して接触
する。この状態で、カップリング18d側に開口状態の
係合部18p部分にカップリング18eの係合突起18
gが所定の公差を有して係合する。これによりモータユ
ニット4の出力軸4bと、駆動ローラ11aの回転軸1
1abを連結、及び離脱することができる。
【0033】上記のカップリング18d,18eを用い
ることにより、モータユニット4の出力軸4bと、駆動
ローラ11aの回転軸11abの軸心のずれや、偏角が
あっても中間ディスク18jにより吸収することができ
る。また、カップリング18d,18eが直接接触する
ことがなく、中間ディスク18jを介して連結される構
成であるため、金属同志の接合箇所がない。即ち、カッ
プリング18d,18eの傾斜辺18gaと、中間ディ
スク18jの接合辺18jaは、金属と樹脂の接合であ
り、互いの摩擦を最小限に抑えることができる。これに
より、連結部18の低騒音化、低振動化、超寿命化を図
ることができ信頼性を向上できる。
【0034】さらに、モータユニット4の出力軸4b
と、駆動ローラ11aの回転軸11abの軸心がずれて
いても、これら出力軸4b,回転軸11abのベアリン
グの磨耗、ねじれを防止できる。また、出力軸4b,回
転軸11abの一方が他方に対して反りや撓みを発生さ
せることも防止できる。ところで、経時的な使用によ
り、カップリング18d,18eと中間ディスク18j
の接合部の摩擦により、樹脂側である中間ディスク18
jが磨耗することになる。しかし、ボルト18kを着脱
操作するだけの簡単な操作で新しい中間ディスク18j
に交換することができる。
【0035】次に、図7は、コンベア1の従動ローラ1
1b部分の斜視図、図8は同部分正面図である。搬送方
向Xの前方側のスライド板30と支持板5Bとの間に
は、上下に2個の従動ローラ11bが設けられる。従動
ローラ11bの両端の軸11bbは、支持板5B及びス
ライド板30の保持溝5d、5eにそれぞれ係合保持さ
れ回転自在である。なお、図示しないが軸11bbは固
定され従動ローラ11b内部に設けられたベアリングを
介して外周面が回転自在に構成されている。
【0036】ここで、支持板5の一方(装置6の前面
側)にはスライド板30が設けられている。スライド板
30には、小径と大径が連続するダルマ型穴31aが複
数(二個)設けられている。これに対し、筐体3の側面
3bには、スライド板30の各ダルマ型穴31aの小径
に係合するカラーと、大径に挿通するボルト及びワッシ
ャとからなる係止部31bが設けられている。即ち、ス
ライド板30は、ダルマ型穴31aを係止部31bのボ
ルト及びワッシャに通すとともに、係止部31bのカラ
ーに係合させることにより、筐体3の側面3bに引っ掛
けられる。
【0037】また、スライド板30には、筐体3側面3
bに設けられたフック33に係合するキャッチクリップ
等の固定具35が設けられている。そして、スライド板
30を筐体3の側面3bに設置するとき、フック33が
スライド板30にある開口穴32から表出する。この表
出したフック33に対し、固定具35の係合片35aを
係合させる。固定具35をフック33に係合させること
により、ダルマ型穴31aの小径が係止部31bのカラ
ーに係合するようにスライド板30がスライドする。ま
た、固定具35をフック33の係合から外して、ダルマ
型穴31aを、係止部31bのボルト及びワッシャから
外すことにより、筐体3の側面3bから容易に取り外す
ことが可能である。
【0038】これにより、スライド板30は、前記支持
板5Bとともに平行して筐体3から搬送方向前方に延び
るように着脱自在に設置される。上記構成により、固定
具35の係合片35aをフック33に係合させると、ス
ライド板30は、筐体3に対してスライドする。このス
ライド方向は、搬送方向に沿って一対の従動ローラ11
b,11bを外側方向にスライドさせ、搬送ベルト12
を内側から押し出して、この搬送ベルト12に対し所定
の張力を加える。
【0039】上記構成のコンベア1は、モータユニット
4の駆動モータの回転力が減速機を介して減速され出力
軸4bが回転する。出力軸4bは、連結部15のカップ
リング18を介して搬送ユニット3の駆動ローラ11a
の回転軸11abに連結されている。これにより、駆動
ローラ11aが回転し、従動ローラ11bとの間に張設
されている搬送ベルト12が一方向に移動する。
【0040】搬送ベルト12上に被検査物が移載された
状態でX線発生部9は、被検査物にX線を曝射しX線検
出部2で被検査物を透過したX線を検出し、被検査物内
の異物を検出する。図示しない制御部は、X線検出部2
での異物の検出により被検査物の良否を判断し、不良品
の選別信号等を外部出力する。
【0041】次に、上記構成によるコンベア1の分解に
ついて説明する。コンベア1は、定期的な清掃(殺菌、
消毒)や、保守のために分解が必要である。
【0042】分解は、始めにスライド板30を移動させ
て行う。図9はスライド板30の移動状態を示す側面図
である。まず、スライド板30に設けられている固定具
35を解除操作して係合片35aをフック33から離脱
させる。これにより、スライド板30は搬送方向に沿っ
て移動可能となる。そして、一対の従動ローラ11bに
よる搬送ベルト12の張力を緩める方向(搬送方向後方
側)にスライド板30を移動させる。この移動時、スラ
イド板30は、上下2箇所のダルマ型穴31aが係止部
31bによって支持されており、スライド時の脱落を防
止できる。
【0043】図9に示すようにスライド板30をスライ
ドさせると、搬送方向の前方側に設けられた一対の従動
ローラ11b、11bが搬送方向の後方側に設けられて
いる駆動ローラ11a、従動ローラ11b側に移動し、
これら計4個のローラによって形成されていた全周の径
が搬送ベルト12の径より小さくなる。これにより、緩
んだ状態の搬送ベルト12を装置の前方側に取り出すこ
とができる。
【0044】この後、支持板5A,5Bとスライド板3
0の保持溝5d、5eから各従動ローラ11bの両端の
軸11bbを図中矢印で示す方向に取り外すことができ
る。従動ローラ11bを取り出した状態でスライド板3
0は自由な状態となり、長溝31aの大径部部分をネジ
31b部分に一致させて前方に取り外すことができる。
【0045】次に、図10の斜視図に示すように、搬送
方向後部側に設けられた駆動ローラユニット10、従動
ローラ11bを取り外す。搬送ベルト12が取り外され
た状態において、固定具8を解除操作すると、係合片8
aは駆動ローラユニット10に設けられた固定軸17の
係合溝17aとの係合が解除される。これにより、固定
具8が設けられた装置正面側の支持板5Cに対する固定
状態を解除でき取り外すことができる。
【0046】なお、図5に示すように、駆動ローラユニ
ット10の装置の奥側は、保護カバー20と受座23の
嵌合によって位置決めされていたが、駆動ローラユニッ
ト10を装置前面側に取り出すことにより、受座23か
ら保護カバー20が外れ、取り外しできるようになって
いる。この際、モータユニット4の出力軸4bと、駆動
ローラ11aの回転軸11abとを連結している連結部
15の連結状態が解除される。即ち、保護カバー20と
受座23との嵌合が解かれると同時にカップリング18
同士の噛合状態が離脱する。このため、図10に示すよ
うに、駆動ローラユニット10は、装置奥側において連
結部15が軸位置を位置決めし固定保持するため、この
部分に設けられた軸受部16は支持板5Dによる支えを
不要にできる。
【0047】駆動ローラユニット10は、両端の軸受部
16が延出部16bを介して1本の固定軸17にネジ止
め固定されているため、取り外した状態にあっても、分
解することが無く保管できる。
【0048】この後、支持板5C、5Dの保持溝5d、
5eから従動ローラ11bの両端の軸11bbを図中矢
印で示す方向に取り外すことができる。
【0049】また、上記と逆の操作により駆動ローラユ
ニット10、3個の従動ローラ11b、搬送ベルト12
を簡単に取り付けることができる。このとき、モータユ
ニット4と駆動ローラ11aとを連結部15で連結させ
る。即ち、受座23を保護カバー20に嵌合させること
により、カップリング18a,18b同士の軸中心位置
が同一となり互いに噛合させることができる。
【0050】そして、搬送ベルト12の搬送動作中にお
いて、モータユニット4と駆動ローラ11aとの連結箇
所は、連結部15の保護カバー20により覆われてい
る。これにより、回転部(カップリング18a,18b
など)が外部に表出せず、安全化を達成できる。また、
上記搬送ユニット3の着脱時においても、モータユニッ
ト4を支持ユニット2から取り外す迄の期間中は、カッ
プリング18a,18bが保護カバー20により覆わて
おり、カップリング18は連結が解除された後に外部に
表出するため、安全性を確保することができるようにな
っている。
【0051】なお、上記実施形態の説明では、モータユ
ニット4がコンベア1ではなく、X線検出装置6に取り
付けられている構成を説明したが、これに限らず、コン
ベア1の筐体3の側面3bにモータユニット4を取り付
ける構成としてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明のコンベアによれば、コンベアの
駆動ローラ両端部の軸受部が固定軸によって一体化され
た駆動ローラユニットを構成し、これらが一体で筐体に
対し着脱自在にでき、駆動ローラの取り付け、取り外し
を容易に行うことができ、保守や清掃等を容易に行える
ようになる。また、請求項2記載のように、筐体に設け
られた係合溝に軸受部と固定軸がそれぞれ位置決めする
構成により、駆動ローラユニットの取り付け位置を一定
位置に位置決めできる。また、請求項3記載のように、
固定具を用い固定軸に係合自在に構成することにより、
駆動ローラユニットを簡単な操作で筐体に取付あるいは
取り外すことができるようになる。また、請求項4記載
のように、モータと駆動ローラの回転軸が連結部で分離
自在な構成とすることにより、駆動力伝達経路を含めた
駆動ローラユニットの着脱の容易化を達成できるように
なる。具体的には、請求項5記載のように、カップリン
グ同士の接合で連結、離脱可能に構成することにより、
駆動力伝達部分の連結解除が簡単に行える。また、請求
項6記載のように、カップリングと同軸な保護ケースと
受座が互いに嵌合し軸心を位置出しする構成とすれば、
この連結部での連結状態及び駆動ローラの軸心との位置
決めを容易に行え、安定した駆動力伝達が行えるように
なる。
【0053】本発明のコンベアを用いたX線異物検出装
置によれば、上記コンベアを用いることによって、駆動
ローラユニットの取り付け及び取り外しを容易に行える
等の上記効果を有する。加えて、密閉の筐体に駆動ロー
ラと3個の従動ローラで形成される密閉の空間内にX線
検出部を設けた構成により、X線検出部からのX線の漏
れを防止することができる。また、請求項8記載のよう
に、他側部側の2個の従動ローラを軸支するスライド板
を一側部の駆動ローラ側にスライド自在に構成すれば、
ベルトのテンションを緩めてのベルトの交換、及び以降
駆動ローラユニット、及び従動ローラの取り外しを簡単
に行え、コンベアの分解、清掃等を簡単に行えるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線異物検出装置の全体を示す斜視
図。
【図2】コンベア部分の斜視図。
【図3】駆動ローラユニットの平断面図。
【図4】駆動ローラユニットの正面図。
【図5】連結部を示す平断面図。
【図6】カップリングの構成を示す図。
【図7】従動ローラ部分の斜視図。
【図8】同部分正面図。
【図9】従動ローラの取り外しを示す動作図。
【図10】駆動ローラユニットの取り外しを示す動作
図。
【図11】従来の計量装置を示す図。
【符号の説明】
1…コンベア、2…X線検出部、3…筐体、3a…受
台、3b…側面、3c…底面、3d…開口部、4…モー
タユニット、5(5A,5B,5C,5D)…支持板、
5a、5b…係合溝、5d、5e…保持溝、6…X線異
物検出装置、9…X線発生部、10…駆動ローラユニッ
ト、11a…駆動ローラ、11ab…回転軸、11b…
従動ローラ、12…搬送ベルト、16…軸受部、16a
…ベアリング、16b…延出部、17…固定軸、18…
カップリング、18j…中間ディスク、20…保護カバ
ー、23…受座、30…スライド板、31a…ダルマ型
穴、31b…係止部、33…フック、35…固定具、3
5a…係合片。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に駆動ローラと従動ローラを設け、
    前記駆動ローラと前気従動ローラに張架された無端状の
    ベルトを駆動して物品を搬送するコンベアにおいて、 前記駆動ローラの両端に設けられる一対の軸受部と、 前記駆動ローラと平行に設けられ、前記一対の軸受部が
    それぞれ固定される固定軸と、からなる駆動ローラユニ
    ットを備え、 前記駆動ローラユニットが前記筐体に対して着脱自在な
    ことを特徴とするコンベア。
  2. 【請求項2】 前記筐体には前記駆動ローラユニットを
    固定するために、前記軸受部と固定軸それぞれが係合位
    置決めされる係合溝が設けられた請求項1記載のコンベ
    ア。
  3. 【請求項3】 前記筐体には、前記固定軸に係合し駆動
    ローラユニットを筐体に対し着脱自在に固定保持するた
    めの固定具が設けられた請求項2記載のコンベア。
  4. 【請求項4】 前記駆動ローラの回転軸の一端部には、
    モータの駆動力を伝達し、分離自在な連結部が設けら
    れ、前記連結部での分離により、前記駆動ローラユニッ
    トが前記筐体から着脱自在な請求項1乃至3記載のコン
    ベア。
  5. 【請求項5】 前記連結部は、 前記モータの出力軸、及び前記駆動ローラの回転軸にそ
    れぞれ固定されたカップリングで構成され、該カップリ
    ング同士の接合により駆動力が伝達される請求項4記載
    のコンベア。
  6. 【請求項6】 前記駆動ローラ、及び前記モータには、
    それぞれ前記カップリングと同軸状に設けられ、互いの
    嵌合で前記カップリング同士の軸心を位置出しし、該カ
    ップリングを覆う保護ケース及び受座が設けられた請求
    項5記載のコンベア。
  7. 【請求項7】 被検査物内の異物をX線を用いて検出す
    るX線異物検出装置において、 前記コンベア上で搬送される被検査物に対してX線を曝
    射するX線発生部と、 前記X線発生部に対向配置され、該X線発生部から曝射
    され被検査物を透過したX線を検出するX線検出部とを
    備え、 前記X線検出部は、前記コンベアの筐体内に密閉収容さ
    れ、 1個の駆動ローラと、3個の従動ローラを筐体の4隅に
    それぞれ配置して得られた空間内に前記X線検出部を配
    置した請求項1乃至6の何れかに記載のコンベアを用い
    たX線異物検出装置。
  8. 【請求項8】 前記筐体の一側部には、駆動ローラ及び
    従動ローラが配置され、 前記筐体の他側部には、2個の従動ローラが配置され、 前記筐体には、他側部に設けられる2個の従動ローラの
    軸が係合する係合溝が形成され前記一側部側にスライド
    自在なスライド板が設けられた請求項7記載のコンベア
    を用いたX線異物検出装置。
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