JP3448563B2 - 食器清掃機の回転ブラシ組立体と、その組付け及び分解方法 - Google Patents

食器清掃機の回転ブラシ組立体と、その組付け及び分解方法

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JP3448563B2 JP2000402538A JP2000402538A JP3448563B2 JP 3448563 B2 JP3448563 B2 JP 3448563B2 JP 2000402538 A JP2000402538 A JP 2000402538A JP 2000402538 A JP2000402538 A JP 2000402538A JP 3448563 B2 JP3448563 B2 JP 3448563B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清掃用ブラシが容
易に着脱可能な食器清掃機の回転ブラシ組立体と、この
回転ブラシ組立体を組付け及び分解するする方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より食器清掃機の回転ブラシ組立体
は、食器搬送装置によって搬送される皿状容器の皿面に
搬送路と直交する駆動軸によって回転する清掃用ブラシ
を接触させて前記皿状容器の清掃を行うように構成され
ている。
【0003】更に詳しくは、食器搬送装置によって搬送
される皿状の容器として構成される多量の食器が清掃用
ブラシの回転によって継続的に清掃されると、ブラシ本
体に植設されている多数の刷毛に食物の残滓が詰まり、
長期的に使用されると目詰まりが生じて清掃効率が低下
するために、前記清掃用ブラシを定期的に取り外して洗
浄する作業が必要となる。
【0004】従来の回転ブラシ組立体は、例えば図6に
示されるような分割型のものが知られている。図6の
(a)は従来の分割型回転ブラシ組立体の一部を示した
側面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。
すなわち、清掃用ブラシ01は、図示しない搬送路に対
し直交して回転駆動されるべく両端が搬送路の両側側枠
の軸受けに軸支された駆動軸02から連結ボルト05に
より取り外し可能な構成となっている。
【0005】すなわち、図6(b)に示すように、清掃
用ブラシ01は、刷毛03が植設される円柱状のブラシ
本体04を中心を通るように長手方向に2分割し、この
分割されたブラシ本体04の両者04a、04bを駆動
軸02に挟み込んで2本の連結ボルト05により駆動軸
02を貫通して連結し一体化するようになっている。
【0006】他のこの種の従来例としては、図7に示す
ように、2軸支持式の回転ブラシ組立体も知られてい
る。図7は従来の2軸支持式回転ブラシ組立体の分解組
立斜視図であり、刷毛06が植設される円柱状のブラシ
本体07は、一端で駆動軸08と他端で支持軸09と嵌
合できる第1及び第2係合部10,11を有し、清掃用
ブラシ12の装着時は、駆動軸08の溝部08aと第1
係合部10が、支持軸09の溝部09aと第2係合部1
1とが嵌合するので、この清掃用ブラシ12は、両軸に
支持されながら回転駆動される。一方、清掃用ブラシ1
2を取り外すときは、支持軸09の軸方向の移動を規制
している押さえ部材13を取り去ることで、支持軸09
の軸方向移動が可能となるので、支持軸09を、図7に
おいて軸方向右手側へ移動して第2係合部11から外
し、次いで清掃用ブラシ12も同様に軸方向右手側へ移
動して第1係合部10を駆動軸08の溝部08aから抜
き出せばよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した従来の分割型の回転ブラシ組立体は、特に、長期
に使用した後は、複数の刷毛03に多量の食物の残滓な
どが詰まった状態となっており、連結ボルト05が隠れ
てしまい取り外し作業が困難となり、また、着脱作業中
に取り外した連結ボルト05を搬送装置の内部に誤って
落下させてしまったような時は、その取り出しが困難で
あった。また、再組立の際には駆動軸02の貫通穴に連
結ボルト05を挿通させるためにブラシ本体04の両者
04a、04bの相互の穴の位置合わせをする必要があ
り、結果的に清掃用ブラシ01を着脱する作業能率を著
しく低下させる問題を有していた。しかも、この分割型
のものは、分割部に刷毛03が植毛されていないため
に、ブラシ回転時に、食器に刷毛03が連続的に当たら
ず、不連続部が生じるので、特に高速回転時には騒音発
生源となっていた。
【0008】また、図7に示した従来の2軸支持式回転
ブラシ組立体は、軸方向の移動により、駆動軸08と清
掃用ブラシ12と支持軸09が係脱できるので、ブラシ
の定期的な取り外しはボルトを用いた分割型のものと比
較して作業能率はよいが、清掃用ブラシ12の中心部は
軸支持されておらず、その両端部が、それぞれ駆動軸0
8と支持軸09に嵌合連結されているだけであるので、
遠心力の作用により、清掃用ブラシ12の回転時の振れ
回りが大きくなり、その上、嵌合連結部の嵌合隙間の影
響により騒音が発生する不安定なブラシ回転となってい
た。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、清掃用ブラシの振れ回りを小さくでき、回転
ブラシと駆動軸或いは支持軸との嵌合隙間に基づく不安
定なブラシ回転を抑制し、しかも回転ブラシの取付け、
取り外しに手間がかからないようにした食器清掃機の回
転ブラシ組立体と、その組立体の組付け及び分解方法を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の食器清掃機の回転ブラシ組立体は、食器搬
送装置によって搬送される皿状容器の皿面に搬送路と直
交する駆動軸によって回転する清掃用ブラシを接触させ
て前記皿状容器の清掃を行う食器清掃機の回転ブラシ組
立体であって、前記清掃用ブラシは、円柱状のブラシ本
体の外周面上に複数の刷毛が半径方向に植設され、前記
ブラシ本体は、前記搬送路の一側に配置された駆動軸と
同一軸線上に回転且つ軸方向移動可能に前記搬送路の他
側に軸支された、前記ブラシ本体を貫通する支持軸に対
し軸方向に摺動可能でかつ該支持軸により回転駆動され
ると共に、前記支持軸と前記駆動軸とで前記ブラシ本体
の軸方向移動が規制され、前記支持軸と前記駆動軸と
は、その軸方向の移動により両者の回転伝達が係脱可能
となるように構成され、前記搬送路の他側には、前記支
持軸の軸方向の移動を規制する取り外し可能な規制手段
が設けられていることを特徴としている。この特徴によ
れば、支持軸は回転ブラシ本体を貫通支持しているの
で、ブラシの回転時の振れ回りは小さく、騒音が発生す
るような不安定なブラシ回転は抑制でき、しかも回転ブ
ラシの取付け、取り外しに手間がかからない。
【0011】本発明の食器清掃機の回転ブラシ組立体
は、前記支持軸及び前記駆動軸のいずれか一方に二股溝
を、他方に係止ピンを設けることにより、両者の回転伝
達をその軸方向の移動により係脱可能とすることが好ま
しい。このようにすれば、軸方向に押圧しながら回転さ
せるだけで支持軸と駆動軸との嵌合連結が達成され、ま
た、一方を他方に対して軸方向に離れる方向に移動する
ことで両軸は分離できる。
【0012】本発明の食器清掃機の回転ブラシ組立体
は、前記支持軸及び前記駆動軸のいずれか一方にキー
を、他方にキー溝を設けることにより、両者の回転伝達
をその軸方向の移動により係脱可能とすることが好まし
い。このようにすれば、キーとキー溝という極めてあり
ふれた簡素な構成で、支持軸と駆動軸との係脱が図れ
る。
【0013】本発明の食器清掃機の回転ブラシ組立体
は、前記ブラシ本体と前記支持軸とがキーとキー溝嵌合
で連結していることが好ましい。このようにすれば、キ
ーとキー溝という極めてありふれた簡素な構成で、支持
軸とブラシ本体が一体回転でき、軸方向移動に対しては
両者の分離が図れる。
【0014】本発明の食器清掃機の回転ブラシ組立体の
組付け及び分解方法は、皿状容器を搬送する食器搬送装
置と、前記搬送装置の搬送路の一側枠体に、該搬送路と
直交するように軸支された駆動軸と、前記搬送路の他側
枠体に、前記駆動軸と同一軸線上に回転且つ軸方向移動
可能に軸支された支持軸と、前記支持軸に対し軸方向に
摺動可能でかつ該支持軸により回転駆動される清掃用ブ
ラシとを備えた食器清掃機の回転ブラシ組立体の組付け
及び分解方法であって、前記支持軸を該支持軸を軸支す
る前記他側枠体の開口部外側より挿入し、次いで前記搬
送路内で前記清掃用ブラシを前記支持軸に摺動嵌合さ
せ、その後前記支持軸を更に軸方向に移動して前記駆動
軸が前記支持軸を回転伝達できるように係合させ、最後
に前記支持軸の軸方向移動を規制することで食器清掃用
回転ブラシ組立体を組付け、前記支持軸の軸方向移動の
規制を解除し、次いで前記支持軸を前記他側枠体の開口
部外側に引き出すことにより前記駆動軸と前記支持軸と
の係合を外し、その後前記清掃用ブラシを支持軸から取
り外すことで回転ブラシ組立体を分解することを特徴と
している。この特徴によれば、支持軸を一側の枠体開口
部から駆動軸に向けて挿入及び引き出すという単純な作
業だけで回転ブラシ組立体の組立と分解ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げ図面に基
づいて、本発明の食器清掃機の回転ブラシ組立体と、そ
の組付け及び分解の一実施形態につき説明する。
【0016】図1は、本発明の食器清掃機の清掃用ブラ
シが搬送路上に取り付けられている状態を示す平面図、
図2は図1のB−B断面図である。
【0017】20は食器清掃機の一部を示し、この食器
清掃機20は、両側の枠体21a、21bの略中央に搬
送路Tが設けられ、この搬送路Tは、食器などの円盤状
の皿状容器Wを搬送すべく該皿状容器Wの円弧の一部が
係合可能な略同一の円弧溝22a、22bを軸部材の外
周にスパイラル状に形成した2本の送りネジ23a、2
3bが皿状容器Wの直径より若干幅狭の間隔で並設され
ている。
【0018】更に、搬送路Tは、前記皿状容器Wの上下
面を挟持するように支持すべくそれぞれ所定間隔離間し
て並設された一対の下部ガイドレール24a、24bと
上部ガイドレール25a、25bが上下に配設されてい
る。
【0019】次に本発明の要旨である回転ブラシ組立体
につき説明する。図1及び図2に示されるように、搬送
路Tの略中央には、清掃用ブラシ26A、26Bが搬送
される皿状容器Wの上下に平行に配置されている。この
清掃用ブラシ26A、26Bは、円柱状のブラシ本体2
7の外周面上に複数の刷毛28を半径方向に植設して外
周が円形に形成したもので、上下に配置される清掃用ブ
ラシ26A、26Bの刷毛28どうしが互いに干渉する
ようになっている。
【0020】ブラシ本体27は支持軸29A、29Bと
キー結合している。更に図3に基づき支持軸29A(下
方の支持軸29Bも上方の支持軸29Aと同一構造であ
るので上方支持軸についてのみ説明する。)について詳
述すると、図3(a)は支持軸の上面図であり、(b)
はその側面図である。支持軸29Aは、大径の軸受け嵌
合部29aと、この大径の軸受け嵌合部29aより少し
径の小さいブラシ本体支持部29bと、このブラシ本体
支持部29bより径の小さい駆動軸30Aとの嵌合部2
9cとで構成されている。
【0021】支持軸29Aは、搬送路Tの一側に配置し
た枠体21aに取り付けられた軸受け31aに回動自在
に支持された駆動軸30Aと同一軸線上にあり、軸受け
嵌合部29aは、搬送路Tの他側に配置された枠体21
bに取り付けられた軸受け31bに回転及び摺動自在に
支持されている。そして、軸受け嵌合部29aの端面に
は嵌合孔が形成されていて、この嵌合孔にスラストブッ
シュ33が嵌着されている。
【0022】ブラシ本体支持部29bには、2箇所にキ
ー取付け溝29b’、29b’が形成され(図3(a)
参照)、ここにキー32(図3(b)仮装線で表示)が
溶接等により固着されている。一方ブラシ本体27には
キー32が取り付けられた支持軸29Aと摺動嵌合でき
るようキー溝穴27a(図5参照)が形成されており、
ブラシ本体27を支持軸29Aの径の小さい嵌合部29
c側より挿入して、キー溝穴27aをキー32と嵌合さ
せ更に軸受け嵌合部29a側へ挿入すると、径の大きい
軸受け嵌合部29aの端部で衝合してその挿入は停止す
る。
【0023】支持軸29Aの嵌合部29cの先端部は、
図3(a)に示すように、二股状の溝(二股溝)29
c’が形成され、この溝29c’は図4に示す駆動軸3
0Aと係合する。
【0024】図4は駆動軸30Aの部分断面図で、支持
軸29Aの嵌合部29cが嵌挿できる嵌挿穴30aの所
に係止ピン30bが、嵌挿穴30aを横切って移動不能
に打ち込まれている。支持軸29Aの嵌合部29cを駆
動軸30Aの嵌挿穴30aに挿入していくと、二股溝2
9c’の底部が係止ピン30bと当接する。駆動軸30
Aの嵌挿穴30aと対向する軸端には伝導ギア34(図
1参照)を取り付けるためのキー溝30cが形成されて
いる。これにより、駆動源から伝導ギア34を介して駆
動軸30Aに与えられた回転力は、係止ピン30bと二
股溝29c’との係合連結により支持軸29Aに伝達す
ることができる。一方、支持軸29Aを図1において軸
方向下方に移動することにより、支持軸29Aは駆動軸
30Aから分離できる。
【0025】本実施例では、支持軸29Aに二股溝29
c’を、駆動軸30Aに係止ピン30bを設けることに
より、両者の回転伝達をその軸方向の移動により係脱可
能としたものであるが、逆に、支持軸29A側に係止ピ
ンを設け、駆動軸30A側に二股溝を設けるようにして
もよい。また、別の変更例として、キーとキー溝による
嵌合連結手段であってもよい。しかしながら、二股溝と
係止ピンによる係合連結手段は、一方を軸方向に押圧し
ながら回転するだけで係合できるので取り付け作業は楽
である。
【0026】ブラシ本体27の、図1におけるその下方
への軸方向移動は軸受け嵌合部29aの端部と衝合し、
上方への軸方向移動は、駆動軸30Aの嵌挿穴30aが
形成されている側の先端部により拘束されているので、
ブラシ本体27Aは、図1に示した取付け状態にある場
合は、その軸方向の移動は駆動軸30Aと支持軸29A
とで拘束され、しかもブラシ本体27の中心部に支持軸
29Aが貫通しているので、ブラシ回転時の振れ回りは
小さく、振動の少ない安定した回転を得ることができ
る。
【0027】搬送路Tの他側に配置した枠体21bには
帯板状に構成された規制手段であるコ字形の押さえ部材
35が2本のボルトB1、B2によって取り付けられ、
支持軸29Aの他端面がスラストブッシュ33を介して
押さえ部材35によって押圧支持されるように構成され
ている。
【0028】上記のように構成された食器清掃機の回転
ブラシ組立体の組付け及び分解作業につき、回転ブラシ
組立体の分解組立斜視図である図5に基づいて説明す
る。
【0029】先ず回転ブラシ組立体の組付けは、搬送路
Tの一側の枠体21aの外方より、搬送路T内に直交す
るよう駆動軸30Aを軸受け31aを介して軸支した
後、キー32付きの支持軸29Aを搬送路Tの他側の枠
体21bの外方より、軸受け31bの開口部31b’を
介して搬送路T内に直交するよう挿入し、支持軸29A
のブラシ本体支持部29bに取り付けたキー32を、ブ
ラシ本体27のキー溝穴27aと嵌合させ、ブラシ本体
27が軸受け嵌合部29aの端部と衝合するまで挿入す
る。その後、支持軸29Aの嵌合部29cを駆動軸30
Aの嵌挿穴30aに、二股溝29c’の底部が係止ピン
30bと当接するまで挿入する。
【0030】この状態で、軸受け31bの外側端部より
突出した支持軸29Aの端部外周にリングNを装着する
と共に、その端部にスラストブッシュ33を嵌着させ
る。
【0031】最後に、一側の枠体21bに押さえ部材3
5を2本のボルトB1、B2によって取り付けることに
よって、支持軸29Aの端面に装着されたスラストブッ
シュ33が押さえ部材35によって押圧され、支持軸2
9Aの軸方向の移動が規制される。これによって、ブラ
シ本体27は駆動軸30Aと支持軸29Aにより、軸方
向の移動を拘束されて支持され、支持軸29Aの二股溝
29c’の底部は係止ピン30bとゆるみのない状態で
確実に係合する。
【0032】このように組付けられた清掃用ブラシ26
A(下方の清掃用ブラシ26Bも同じ構造、機能を有す
るなので説明は省略する。)を交換や清掃のために分解
する際には、前述した組付け手順を逆に行えば良く、最
初に2本のボルトB1、B2を取り外して押さえ部材3
5を外すことによって支持軸29Aが他側の枠体21b
外方から抜き出し可能な状態となり、この支持軸29A
を駆動軸30Aから抜き出し両者の係合を解き、その
後、支持軸29Aを所定量抜き出しながら清掃用ブラシ
本体26Aを搬送路T内で支持軸29Aから分離するこ
とで回転ブラシ組立体は分解される。。
【0033】このようにすることにより、支持軸29A
の軸方向の移動を規制する押さえ部材35を取り外すだ
けで、支持軸29Aの軸方向移動の規制が解除されるの
で、清掃用ブラシ26Aの取り出し作業が簡素化される
とともに、清掃用ブラシ26Aを取り付ける際には、該
ブラシ26A及び支持軸29Aを軸線方向に移動するこ
とにより駆動軸30Aに係合され、この状態を押さえ部
材35によって規制状態に保持するだけでよく、組付け
作業に手間がかからない。
【0034】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0035】(a)請求項1項の発明によれば、支持軸
は回転ブラシ本体を貫通支持しているので、ブラシの回
転時の振れ回りは小さく、騒音が発生するような不安定
なブラシ回転は抑制でき、しかも回転ブラシの取付け、
取り外しに手間がかからない。
【0036】(b)請求項2項の発明によれば、軸方向
に押圧しながら回転させるだけで支持軸と駆動軸との嵌
合連結が達成され、また、一方を他方に対して軸方向に
離れる方向に移動することで両軸は分離できる。
【0037】(c)請求項3項の発明によれば、キーと
キー溝という極めてありふれた簡素な構成で、支持軸と
駆動軸との係脱が図れる。
【0038】(d)請求項4項の発明によれば、キーと
キー溝という極めてありふれた簡素な構成で、支持軸と
ブラシ本体が一体回転でき、軸方向移動に対しては両者
の分離が図れる。
【0039】(e)請求項5項の発明によれば、支持軸
を一側の枠体開口部から駆動軸に向けて挿入及び引き出
すという単純な作業だけで回転ブラシ組立体の組立と分
解ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器清掃機の清掃用ブラシが搬送路上
に取り付けられている状態を示す平面図である。
【図2】図1のB−B断面図である。
【図3】本発明の支持軸を示したものであって、(a)
は支持軸の上面図であり、(b)はその側面図である。
【図4】本発明の駆動軸の部分断面図である。
【図5】本発明の回転ブラシ組立体の分解組立斜視図で
ある。
【図6】(a)は従来の分割型回転ブラシ組立体の一部
を示す側面図であり、(b)は(a)のA−A断面図で
ある。
【図7】従来の2軸支持式回転ブラシ組立体の分解組立
斜視図である。
【符号の説明】
20 食器清掃機 21a,21b 枠体 22a,22b 円弧溝 23a,23b 送りネジ 24a,24b 下方ガイドレール 25a,25b 上方ガイドレール 26A,26B 清掃用ブラシ 27 ブラシ本体 27a キー溝 28 刷毛 29A,29B 支持軸 29a 軸受け嵌合部 29b ブラシ本体支持部 29b’ キー取付け溝 29c 嵌合部 29c’ 二股溝 30A 駆動軸 31a、31b 軸受け 31b’ 軸受けの開口部 32 キー 33 スラストブッシュ 34 伝導ギア 35 押さえ部材(規制手段) T 搬送路 W 皿状容器 B1,B2 ボルト N リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−189369(JP,A) 特開 昭63−277007(JP,A) 特開 昭58−212428(JP,A) 特開 平9−268548(JP,A) 特開2000−306879(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 15/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器搬送装置によって搬送される皿状容
    器の皿面に搬送路と直交する駆動軸によって回転する清
    掃用ブラシを接触させて前記皿状容器の清掃を行う食器
    清掃機の回転ブラシ組立体であって、 前記清掃用ブラシは、円柱状のブラシ本体の外周面上に
    複数の刷毛が半径方向に植設され、前記ブラシ本体は、
    前記搬送路の一側に配置された駆動軸と同一軸線上に回
    転且つ軸方向移動可能に前記搬送路の他側に軸支され
    た、前記ブラシ本体を貫通する支持軸に対し軸方向に摺
    動可能でかつ該支持軸により回転駆動されると共に、前
    記支持軸と前記駆動軸とで前記ブラシ本体の軸方向移動
    が規制され、前記支持軸と前記駆動軸とは、その軸方向
    の移動により両者の回転伝達が係脱可能となるように構
    成され、前記搬送路の他側には、前記支持軸の軸方向の
    移動を規制する取り外し可能な規制手段が設けられてい
    ることを特徴とする食器清掃機の回転ブラシ組立体。
  2. 【請求項2】 前記支持軸及び前記駆動軸のいずれか一
    方に二股溝を、他方に係止ピンを設けることにより、両
    者の回転伝達をその軸方向の移動により係脱可能とした
    請求項1に記載の食器清掃機の回転ブラシ組立体。
  3. 【請求項3】 前記支持軸及び前記駆動軸のいずれか一
    方にキーを、他方にキー溝を設けることにより、両者の
    回転伝達をその軸方向の移動により係脱可能とした請求
    項1に記載の食器清掃機の回転ブラシ組立体。
  4. 【請求項4】 前記ブラシ本体と前記支持軸とがキーと
    キー溝嵌合で連結している請求項1ないし3のいずれか
    に記載の食器清掃きの回転ブラシ組立体。
  5. 【請求項5】皿状容器を搬送する食器搬送装置と、前記
    搬送装置の搬送路の一側枠体に、該搬送路と直交するよ
    うに軸支された駆動軸と、前記搬送路の他側枠体に、前
    記駆動軸と同一軸線上に回転且つ軸方向移動可能に軸支
    された支持軸と、前記支持軸に対し軸方向に摺動可能で
    かつ該支持軸により回転駆動される清掃用ブラシとを備
    えた食器清掃機の回転ブラシ組立体の組付け及び分解方
    法であって、前記支持軸を該支持軸を軸支する前記他側
    枠体の開口部外側より挿入し、次いで前記搬送路内で前
    記清掃用ブラシを前記支持軸に摺動嵌合させ、その後前
    記支持軸を更に軸方向に移動して前記駆動軸が前記支持
    軸を回転伝達できるように係合させ、最後に前記支持軸
    の軸方向移動を規制することで食器清掃用回転ブラシ組
    立体を組付け、 前記支持軸の軸方向移動の規制を解除し、次いで前記支
    持軸を前記他側枠体の開口部外側に引き出すことにより
    前記駆動軸と前記支持軸との係合を外し、その後前記清
    掃用ブラシを支持軸から取り外すことで回転ブラシ組立
    体を分解することを特徴とする食器清掃機の回転ブラシ
    組立体の組付け及分解方法。
JP2000402538A 2000-12-28 2000-12-28 食器清掃機の回転ブラシ組立体と、その組付け及び分解方法 Expired - Fee Related JP3448563B2 (ja)

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