JP3927366B2 - コンベアと該コンベアを用いた計量機、金属検出機 - Google Patents

コンベアと該コンベアを用いた計量機、金属検出機 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
この発明は、物品を搬送するコンベアと、該コンベアを備えて物品の質量を計量する計量機、及び金属物を検出する金属検出機に関し、搬送ユニットを容易に交換できるコンベア及び該コンベアを用いた計量機並びに金属検出機に関する。
【0002】
【背景技術】
従来から、物品を搬送するコンベアは、物品を搬送しながらこの物品の質量を計量する計量機や、物品を搬送しながら物品内の金属の混入を検出する金属検出機などに適用されている。
図18は、従来の計量機を示す図である。図18(a)は平面図、(b)は側面図である。
計量機60は、コンベア61の駆動により物品を搬送させながら計量部により物品の質量を計量することができる。コンベア61は、支持ユニット62と、支持ユニット62に着脱自在な搬送ユニット63で構成される。支持ユニット62は、一対の側板62aと駆動モータ67で構成される。搬送ユニット63は、受台64と、受台64両側部に設けられた駆動ローラ65a,従動ローラ65bと、これらローラ65a,65b間の無端ベルト66で構成される。
搬送ユニット63は支持ユニット62に対し、固定具69により取付状態が固定保持される。搬送ユニット63は、固定具69を解除することにより支持ユニット62から持ち上げて取り外すことができる。支持ユニット62側には、駆動モータ67が設けられ、連結ベルト68を介して駆動ローラ65aの回転軸に連結されている。
計量部は、例えばストレインゲージ式ロードセル(以下、ロードセルと略称する)で構成される。支持ユニット62はこのロードセル上に載置固定され、ロードセルは、コンベア61全体と物品の質量を計量する。ロードセルの計量信号は、演算部(不図示)に出力され、演算部の演算処理にてコンベア61の重量を差し引くことにより物品の質量を求める構成となっている。
このコンベア61は、搬送ユニット63の各構成部(例えばベルト66)を定期的に清掃したり、交換する等の保守点検を行う必要がある。特に物品が食品である場合、コンベア61部分の殺菌、消毒等が必要である。
しかしながら、上記搬送ユニット63は支持ユニット62からの着脱が容易に行えなかった。搬送ユニット63を取り外すには、駆動ローラ65aと駆動モータ67との間に張設されている連結ベルト68を取り外さねばならない。例えば駆動モータ67の台座のネジを外して駆動モータ67を支持ユニット62から外し、連結ベルト68を取り外す。併せて、連結ベルト68を取り外す際に連結ベルト68の(安全用)保護カバー68aの取付ネジ等を取り外す必要がある。
この際、保護カバー68aを取り外した状態では、連結ベルト68が表出するため手を挟むなどの危険が生じる。また、着脱時に各部の部品が脱落しやすくこの部品を紛失する恐れもある。計量機60が食品を計量する場合、食品内への部品の混入は絶対に避けねばならない。
これを解消するため、コンベア61の駆動ローラ65aと駆動モータ67との間の駆動力伝達を上記連結ベルト68ではなく、駆動ローラ65aと駆動モータ67にそれぞれ平歯車を設けて、平歯車の歯合で連結する構成としたものがある。
この平歯車を用いた構成においても、歯車同士は所定のピッチ(精度)で噛合させる必要があるため、コンベア61を歯車部分で調整なしに簡単に連結させることは困難である。また、調整後は駆動モータ67をしっかりと固定しておく必要がある。歯車の形状を変える等して噛合精度を緩やかにすれば、コンベア61は歯車部分で着脱可能となるが、駆動力の伝達特性(効率及び耐久性)が低下する問題を生じる。さらに、駆動モータ67の取り外し、取り付けはネジにより行われるが、ネジを紛失しないように、また、確実に駆動モータ67が固定されるように行なう必要がある。
【0003】
本発明は、上記欠点を除くためになされたものであって、その目的とするところは、清掃時等に物品を搬送させる部分の着脱を簡単な構成で容易で安全に行え、着脱時の部品の脱落が防止できるコンベア、該コンベアを用いて物品の質量を計量する計量機、及び物品中の金属物を検出する金属検出機を提供することにある。
【0004】
【発明の開示】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のコンベアは、モータ及び該モータの回転力を出力する出力軸を含むモータユニットと、該モータユニットが取り付けられる支持ユニットと、前記回転力を受けて回転する駆動ローラ、従動ローラ及び前記駆動ローラと従動ローラとの間に張り渡された無端ベルトを含み、前記支持ユニットに対して上方向に取り外し自在とされた搬送ユニットとを備えたコンベアにおいて、
前記出力軸の一端に第1の連結具が備えられ、前記駆動ローラの一端には第1の連結具と係合して前記回転力を伝達する第2の連結具が備えられ、
前記モータユニットがクランプによって前記支持ユニットに着脱自在に固定され、前記クランプを解除したときには、前記モータユニットが前記駆動ローラの回転軸方向に移動可能であって前記第1、第2の連結具の係合が解け、もって前記搬送ユニットを前記支持ユニットから上方向に取り外し自在なことを特徴とする。
上記構成によれば、支持ユニット上の搬送ユニットは、クランプを解除操作して着脱することができる。着脱時、モータユニットの出力軸、及び駆動ローラの回転軸との間に設けられた第1,第2の連結具を分離して取り外すことができる。これにより、搬送ユニットの着脱を簡単な操作で容易に行え、搬送ユニットの清掃を容易に行うことができる。
【0005】
また、請求項2記載のように、前記第1,第2の連結具には、互いの係合で前記モータユニットの出力軸、及び前記駆動ローラ同志の軸心を位置出しし連結箇所を覆う保護ケースを設けてもよい。
上記構成によれば、第1,第2の連結具の外周は、連結箇所が保護ケースで覆われ回転部が表出せずコンベアの動作時、及び着脱時の安全性を確保できる。また、保護ケースの嵌合により、第1,第2の連結具同士の連結時の軸心ずれが無くなり軸位置が位置決めでき、簡単な操作で所定の連結精度を確保できるようになる。
【0006】
また、請求項3記載のように、前記第1,第2の連結具は金属で形成され、
前記第1,第2の連結具のいずれかに固定される樹脂製の中間ディスクを有し、
前記第1,第2の連結具は、それぞれ前記中間ディスクを介して互いに連結時の駆動力が伝達可能に構成してもよい。
上記構成によれば、モータユニットの出力軸と、駆動ローラの回転軸の軸心のずれや、偏角があっても中間ディスクが吸収する。また、金属製の第1,第2の連結具同士が直接接触せず、樹脂製の中間ディスクを介して連結されるため、金属同志の接合箇所がなく、互いの摩擦を最小限に抑えることができる。これにより、連結部18の低騒音化、低振動化、超寿命化を図ることができ信頼性を向上できる。この中間ディスクは磨耗等しても容易に交換することができる。
【0007】
また、請求項4記載のように、前記モータユニットと前記支持ユニットとの間に脱落防止具が設けられ、前記クランプ解除での該モータユニットの脱落を防止する構成としてもよい。
上記構成によれば、搬送ユニットの着脱時にクランプ解除させた際に、モータユニットの脱落を防止でき安全化できる。
【0008】
また、請求項5記載のように、前記モータユニットの重心が、前記支持ユニットの重心方向に偏位して配置してもよい。これによりコンベアの設置状態を安定化できるようになる。
【0009】
本発明の計量機は請求項6記載のように、支持ユニットが、計量部上に載置固定され、該計量部は、搬送ユニット上を搬送移動する物品の質量を計量することを特徴とする。
上記構成によれば、計量機の搬送ユニットを簡単に着脱することができ、搬送ユニットの清掃を簡単に行えるようになる。特に、食品等を計量する場合には、搬送ユニットの殺菌、消毒を頻繁に行う必要があり、この清掃を簡単に行える。また、食品への部品の混入も防止できる。
【0010】
本発明の金属検出機は請求項7記載のように、前記支持ユニットには、略ロ字型の開口部を備えた金属検出ヘッドが設けられ、前記搬送ユニットは前記検出ヘッドの開口部内を通過する配置により前記搬送ユニット上を搬送移動する物品内の金属物を検出するものであり、
前記搬送ユニットは、前記支持ユニットに対し前記検出ヘッドの開口部を介して上方に着脱自在なことを特徴とする。
上記構成の金属検出機においては、検出ヘッドの開口部を通過するよう搬送ユニットが配置されるが、搬送ユニット全体がユニット化され支持ユニットに対し上方に着脱自在であり、開口部を介して簡単に取り外すことができ、保守や清掃等を簡単に行えるようになる。
【0011】
本発明の請求項8記載の計量機は、モータ及び該モータの回転力を出力する出力軸を含むモータユニットと、該モータユニットが取り付けられる支持ユニットと、前記回転力を受けて回転する駆動ローラ、従動ローラ及び前記駆動ローラと従動ローラとの間に張り渡された無端ベルトを含み、前記支持ユニットに対して着脱自在にされた搬送ユニットとからなるコンベアを備え、
前記支持ユニットに対し前記搬送ユニットが着脱自在であり、
前記搬送ユニットは、水平となる平坦面を有した受台と、前記受台の一端部に支持された回転軸を中心に回転駆動する駆動ローラと、前記受台の他端部に設けられた従動軸を中心に回転する従動ローラと、前記従動ローラを前記駆動ローラ側に近接させる方向に揺動自在な揺動部と、前記揺動部に設けられた保持部に保持される保持ピンであって、保持部から突出することにより前記受台の側板に設けられた穴部に挿入されて揺動部の揺動を規制し、穴部から引き出し操作されることにより揺動部の揺動規制を解除する保持ピンと、前記駆動ローラ及び従動ローラを介して前記受台の平坦面上に張設される無端状のベルトと、を有し、
前記従動ローラの揺動によって前記ベルトの緊張を緩め、前記ベルトを搬送ユニットから取り外し可能としている。
上記構成によれば、搬送ユニットからベルトを取り外す際、従動ローラ側の揺動部を揺動させれば、従動ローラが駆動ローラ側に接近し容易にベルトを取り外せる。逆に、ベルトを搬送ユニットに取り付けるには、ベルトを各ローラに架けて揺動部を元に戻すだけでよく、ベルトに所定の張力を付与でき以前の状態に復帰できる。搬送ユニットの駆動時には、保持ピンを受台側板の穴部に挿入させることにより、ベルトを緊張状態に保持でき、搬送作動が安定する。
【0012】
また、請求項8記載のコンベアを用いた計量機は、支持ユニットが、計量部上に載置固定され、該計量部は、前記搬送ユニット上を搬送移動する物品の質量を計量する。
上記構成によれば、計量機の搬送ユニットからベルトを簡単に着脱することができ、搬送ユニットの清掃を簡単に行えるようになる。特に、食品等を計量する場合には、搬送ユニットの殺菌、消毒を頻繁に行う必要があり、この清掃を簡単に行える。また、食品への部品の混入も防止できる。
【0013】
さらに、請求項8記載のコンベアを用いた計量機は、前記支持ユニットは、前記搬送ユニットを支持し得る支持板を直立して備え、該支持板の上端縁には、前記従動ローラの従動軸が当接してその揺動を規制して前記従動ローラの上部周面を前記駆動ローラの上部周面及び前記受台の平坦面と同じ高さに位置決めする構成とたことを特徴とする。
上記構成によれば、搬送ユニットを支持ユニット上に載置固定した際、従動ローラの従動軸が支持板の上端縁に当接支持され、上述の揺動が規制される。これにより、揺動ローラの上部周面が、予め同高さとされた駆動ローラの上部周面及び受台の平坦面と共に同高さとされ、駆動ローラ、従動ローラの間に張設されたベルトが、受台の平坦面と段差なく沿わせることができる。よって、ベルト上での物品の搬送性を向上させることができ、計量誤差を無くして安定した計量が行える。
【0014】
また、請求項9記載のように、前記揺動軸は、前記駆動ローラの回転軸と前記従動ローラの従動軸の中心を繋ぐ基線より上側に位置されており、前記従動軸は、前記ベルトの緊張によって前記支持板の上端縁に付勢される構成としてもよい。
上記構成によれば、駆動ローラ、従動ローラ間に張設されたベルトの自己の張力が揺動部を介して従動軸を下方に付勢する付勢力となる。これにより、従動ローラが支持板に押圧保持され、同じ高さとされた従動ローラの上部周面、駆動ローラの上部局面及び前記受台の平坦面の位置関係を保持することができる。
【0015】
また、請求項10記載のように、前記揺動部は、前記従動ローラを前記駆動ローラから離す方向に押圧する押圧手段を備えており、該押圧手段の押圧力によって前記ベルトの緊張による付勢力を助勢する構成としてもよい。
上記構成によれば、押圧手段がベルトを緊張させるので、従動軸を支持板の上端縁に付勢する付勢力を助勢し、同じ高さとされた従動ローラの上部局面、駆動ローラの上部局面及び前記受台の平坦面の位置関係を十分且つ確実に保持することができる。
【0016】
また、請求項11記載のように、前記従動軸は、付勢手段によって前記支持板の上端縁に付勢される構成としてもよい。
上記構成によれば、揺動軸を上側位置に配したり、押圧手段を用いなくても、同じ高さとされた従動ローラの上部周面、駆動ローラの上部周面及び前記受台の平坦面の位置関係を保持することができる。
【0017】
本発明の請求項12記載のコンベアは、モータ及び該モータの回転力を出力する出力軸を含むモータユニットと、該モータユニットが取り付けられる支持ユニットと、前記回転力を受けて回転する駆動ローラ、従動ローラ及び前記駆動ローラと従動ローラとの間に張り渡された無端ベルトを含み、前記支持ユニットに対して着脱自在にされた搬送ユニットとからなるコンベアにおいて、
前記支持ユニットに対し前記搬送ユニットが着脱自在であり、
前記搬送ユニットは、水平となる平坦面を有した受台と、前記受台の一端部に支持された回転軸を中心に回転駆動する駆動ローラと、前記受台の他端部に設けられた従動軸を中心に回転する従動ローラと、前記従動ローラを前記駆動ローラ側に近接させる方向に揺動軸を中心として揺動自在な揺動部と、前記駆動ローラ及び従動ローラを介して前記受台の平坦面上に張設される無端状のベルトと、を有し、
前記支持ユニットは、前記搬送ユニットを支持し得る支持板を直立して備え、該支持板の上端縁には、前記従動ローラの従動軸が当接してその揺動を規制して前記従動ローラの上部周面を前記駆動ローラの上部周面及び前記受台の平坦面と同じ高さに位置決めすることを特徴とする。
【0018】
請求項13に示されるように、前記揺動軸は、前記駆動ローラの回転軸と前記従動ローラの従動軸の中心を繋ぐ基線より上側に位置されており、前記従動軸は、前記ベルトの緊張によって前記支持板の上端縁に付勢され、
前記従動ローラの揺動によって前記ベルトの緊張を緩め、前記ベルトを搬送ユニットから取り外し可能な構成とすることができる。
【0019】
請求項14に示されるように、前記支持ユニットは、計量部上に載置固定され、該計量部は、前記搬送ユニット上を搬送移動する物品の質量を計量する。
【0020】
【発明の実施の形態】
発明を実施するための最良の実施の形態1
図1は本発明の計量機の要部を示す平面図、図2は正面図、図3は側面図である。これらの図には、計量機の上部位置に設けられるコンベア1が記載されている。
コンベア1は、支持ユニット2と、搬送ユニット3と、モータユニット4で大略構成される。
支持ユニット2は、左右一対の側板6a,6bと、側板6a,65間を固定支持する架台7a,7bで構成される。架台7a,7bは、計量部8上に固定されており、コンベア1全体と物品の質量を計量する。計量部8は、例えばロードセルや、電子平衡秤からなる。計量部8の計量信号は、演算部(不図示)に出力され、演算部の演算処理にてコンベア1の重量を差し引くことにより物品の質量を求める。計量部8は、基台9上に固定されている。
搬送ユニット3は、支持ユニット2に対し上方から着脱自在である。搬送ユニット3は、支持ユニット2とほぼ同様の幅及び長さを有する受台10と、受台10の両端に設けられた駆動ローラ11a,従動ローラ11bと、これらローラ11a,11b間に張設される無端状のベルト12で大略構成される。
受台10は、内部が縦横方向に棧等で補強されており、ベルト12上を搬送する物品の荷重を支持する。
駆動ローラ11aの一端部側であって支持ユニット2の側板6bには、モータユニット4が設けられる。モータユニット4は、駆動モータと、減速機で構成され、これらが防水ケース4a内に収容されてなる。モータユニット4の出力軸4bは、駆動ローラ11aと同軸位置に配置され、連結部15でこれらが連結される。
連結部15は、モータユニット4の出力軸4b、及び駆動ローラ11aの回転軸11abにそれぞれ固定された一対(雄雌)の連結具18(18a,18b)で構成される。
図4は、連結部15を示す図である。同図(a)は平断面図、(b)は側面図である。
一方の連結具18aは、回転中央を中心として所定角度毎に放射状に複数の山部19a及び谷部19bが凹凸状に形成された所定歯数の係合歯19を有する。他方の連結具18bにも、この係合歯19に噛合する同一形状の係合歯を有している。
係合歯19の端面19cは、回転方向に対し所定角度傾斜して形成されている。端面19cは、連結具18a,18b同士が軸方向から近接した際に、互いの噛合を導く。
この連結具18は、円筒状の保護カバー20内部に収容されている。保護カバー20は、受台10に対し、基端部20aが駆動ローラ11aの回転軸11abと同心に固定され、回転軸11abが貫通する貫通孔を有している。また、この保護カバー20は連結具18a,18bを収容可能な長さ及び所定径の内径を有している。また、先端部20bの内周はテーパー状に形成されている。
【0021】
一方、連結部15のモータユニット4側を説明すると、防水カバー4aには、出力軸4b部分に同心状に受座(保護カバー)23が突出固定される。受座23は所定径の外径を有する略円柱状であり、先端部23bはテーパー状に形成されている。
ここで、保護カバー20の内周面20cと、受座23の外周面23cは、互いに所定の精度で嵌合し、この嵌合により連結具18a,18b同士の軸芯が同一に位置出しされる。
搬送ユニット3、及びモータユニット4は、支持ユニット2にクランプ30,31を介して取付けられる。クランプ30について説明すると、支持ユニット2の側板6a,6bに設けられた回動自在なレバー30aと爪30bで構成される。一方、搬送ユニット3には、爪に係合する係合片30cが設けられる。クランプ30の爪30bを係合片30cに係合させた状態でレバー30aを押し込み、爪30bの枢軸を越えるトグルの力を加えると、レバー30aの押し込み状態で爪30bは係合片30cとの係合状態を保持するようになっている。クランプ31についても同様の各部31a〜31cを有し、トグル力の付与で係合状態を保持する。なお、係合状態の解除は、係合片レバー30a,31aを逆に引き上げればよい。
上記のクランプ30により、支持ユニット2上部位置に搬送ユニット3を固定保持する。
モータユニット4の防水カバー4aには、少なくとも2面にクランプ31が設けられ、対面する側板6bの係合片31cに係合して、支持ユニット2(駆動ローラ11a)の側部位置にモータユニット4を固定保持する。
モータユニット4に設けられるクランプ31と側板6bとの間には、さらに、脱落防止具33が設けられる。脱落防止具33は、クランプ31の固定を解除した状態でモータユニット4を側板6b側部に吊下る状態に保持し、モータユニット4の脱落を防止する。例えば、クランプ31と側板6bとの間で所定長さのチェーンや板体、あるいはモータユニット4と側板6bを固定するネジと、ネジの端部にフランジを設けて、ネジの脱落を防止する等で構成される。脱落防止具33は、固定解除状態において、連結部15の連結具18a,18b同士の連結が離脱状態となる程度の移動量でモータユニット4を保持する。
【0022】
上記構成のコンベア1は、モータユニット4の駆動モータの回転力が減速機を介して減速され出力軸4bが回転する。出力軸4bは、連結部15の連結具18を介して搬送ユニット3の駆動ローラ11aの回転軸11abに連結されている。これにより、駆動ローラ11aが回転し、従動ローラ11bとの間に張設されているベルト12が一方向に移動する。
ベルト12上に物品が移載されると、計量部8は、コンベア1及び物品の質量を計量する。演算部は、計量信号に基づく演算処理でコンベア1の質量を差し引き物品の質量を求める。演算部は、物品の質量に応じて物品の良否を判断したり、質量別に物品を選別する等の制御を行う。
【0023】
次に、上記構成による搬送ユニット3の着脱動作について説明する。図5は、同着脱操作を示す図である。同図(a)は平面図、同図(b)は側面図である。
搬送ユニット3は、定期的な清掃(殺菌、消毒)や、保守のために支持ユニット2から取り外される。
これにより、モータユニット4の出力軸4bと、駆動ローラ11aの回転軸11abとを連結している連結部15の連結状態が解除される。即ち、保護カバー20と受座23との嵌合が解かれ、連結具18同士の噛合状態が離脱する。なお、モータユニット4は、脱落防止具33により、側板6bに吊下状態で保持される。
搬送ユニット3の取り外しは、支持ユニット2との固定を保持しているクランプ30を解除操作する。また、モータユニット4との連結を保持しているクランプ31を解除操作する。
したがって、搬送ユニット3は、支持ユニット2の上部方向に取り外すことができる。
この後、搬送ユニット3を支持ユニット2に取付けるには、上記と逆の操作で簡単に取り付けることができる。
即ち、搬送ユニット3を支持ユニット2に上方から載せてクランプ30で搬送ユニット3を固定保持する。この後、モータユニット4のクランプ31で支持ユニット2に固定すればよい。
【0024】
このとき、モータユニット4と駆動ローラ11aとを連結部15で連結させる。即ち、モータユニット4を支持ユニット2の側板6bに固定する際、受座23を保護カバー20に嵌合させることにより、連結具18a,18b同士の軸中心位置が同一となるよう互いに噛合させることができる。また、連結具18a,18bは、係合歯19の端面19cがそれぞれ所定角度傾斜しているため、連結具18a,18b同士が軸方向に近接する際に歯面の山谷が合っておらずとも、互いに回転して噛合させることができる。
そして、上記計量動作中において、モータユニット4と駆動ローラ11aとの連結箇所は、連結部15の保護カバー20により覆われている。これにより、回転部(連結具18a,18bなど)が外部に表出せず、安全化を達成できる。
上記実施形態によれば、搬送ローラ11aの回転軸11abと、モータユニット4の出力軸4bとの連結を離脱させるために、クランプ31の操作でモータユニット4の固定保持を解除することができる。
【0025】
次に、図6に示すのは、上記実施形態の変形例を示す平面図である。
図示のように、モータユニット4は、一部が支持ユニット2の内部方向に偏位して設けられる。即ち、所定質量を有するモータユニット4の重心位置を、支持ユニット2の重心位置に近づけて配置している。
具体的には、モータユニット4は、内部において、駆動モータを側板6bの内部位置(側板6a,6b間)に設け、減速機の複数の歯車を駆動モータの回転軸と前記出力軸4bとの間を連結するよう側板6bから外方位置に設ける。
これにより、計量機の計量部8での計量における4隅誤差を低減化でき、計量精度を向上できるようになる。また、計量部8を備えていないコンベアだけの構成であっても、このコンベアの重量が一部に偏ることなく、設置状態を安定化できる。
【0026】
発明を実施するための最良の実施の形態2
次に、図7は連結具の他の実施形態を示す平面図、図8(a),(b)はそれぞれのカップリングの側面図、図8(c)は中間ディスクの側面図、図8(d)は一方のカップリングに中間ディスクを取り付けた状態を示す側面図である。
モータユニット4の出力軸4bと、駆動ローラ11aの回転軸11abは、連結具18で連結自在である。連結具18は、モータユニット4側の連結具18dと、駆動ローラ11a側の連結具18eからなり、金属材料を用いたほぼ同一の構成である。
連結具18dは、中間ディスク18jと共にボルト18kにより出力軸4bに固定される。連結具18eはネジ18mにより回転軸11abに固定される。
連結具18d,18eには、互いに回転中央を中心として円周上の2か所に係合突起18gが突出形成されている。この係合突起18gは、側面からみて略三角形状であり、傾斜片18gaは、いずれも連結具18の軸中心を通る仮想線に対し所定間隔隔てて平行に形成されている。
中間ディスク18jは、図8(c)に示す如く、所定幅を有する略十字形状に形成されている。この中間ディスク18jは、超高分子ポリエチレン、MCナイロン、ポリアセタール等の樹脂で形成されている。機械的強度、自己潤滑性、耐摩擦性、耐熱性、成形性に優れ、吸水性が低い材質が用いられる。
【0027】
この中間ディスク18jは、図8(d)に示すように、連結具18dに取り付けた状態で、各接合辺18jaが連結具18dの傾斜辺18gaに所定の公差を有して接触する。
この状態で、連結具18d側に開口状態の係合部18p部分に連結具18eの係合突起18gが所定の公差を有して係合する。これによりモータユニット4の出力軸4bと、駆動ローラ11aの回転軸11abを連結、及び離脱することができる。
連結具18dは、円筒状の保護カバー20内部に収容される。この保護カバー20と、受座23の各部の構成は前記同様であり、同一の符号を附して説明を省略する。
保護カバー20の内周面20cと、受座23の外周面23cは、互いに所定の精度で嵌合し、この嵌合により連結具18d,18e同士の軸芯が同一に位置出しされる。
そして、上記の連結具18d,18eを用いることにより、モータユニット4の出力軸4bと、駆動ローラ11aの回転軸11abの軸心のずれや、偏角があっても中間ディスク18jにより吸収することができる。
【0028】
また、連結具18d,18eが直接接触することがなく、中間ディスク18jを介して連結される構成であるため、金属同志の接合箇所がない。即ち、連結具18d,18eの傾斜辺18gaと、中間ディスク18jの接合辺18jaは、金属と樹脂の接合であり、互いの摩擦を最小限に抑えることができる。これにより、連結部18の低騒音化、低振動化、超寿命化を図ることができ信頼性を向上できる。
さらに、モータユニット4の出力軸4bと、駆動ローラ11aの回転軸11abの軸心がずれていても、これら出力軸4b,回転軸11abのベアリングの磨耗、ねじれを防止できる。また、出力軸4b,回転軸11abの一方が他方に対して反りや撓みを発生させることも防止できる。
【0029】
ところで、経時的な使用により、連結具18d,18eと中間ディスク18jの接合部の摩擦により、樹脂側である中間ディスク18jが磨耗することになる。しかし、ボルト18kを着脱操作するだけの簡単な操作で新しい中間ディスク18jに交換することができる。
上記実施の形態では、中間ディスク18jが連結具18d側に固定された構成を説明したが、これに限らず、連結具18e側に固定してもよく、この場合にも上記同様の作用効果を得ることができる。
【0030】
発明を実施するための最良の実施の形態3
次に、本発明の第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、特にベルト12の着脱を容易化するための構成である。ここで、上記実施形態と同一の構成部には同一の符号を附してあり詳細な説明は省略する。
図9は、搬送ユニット3の受台10を示す図である。(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。受台10は、長さ方向に連続して下方に開口部を有する断面略コ字状の受部10aを複数(図では四個)有している。
各受部10aの側部に対し、長さ方向に直行する支杆13を複数(図では二個)嵌挿して、各受部10aを平行に連結固定して受台10の左右幅を形成している。
この受台10は、各受部10aの上面が同じ高さの平坦面14をなしている。なお、各支杆13は、受台10の長さ方向の各端部近傍で嵌挿されている。
受台10は、上記構成に限らず、長さ方向に連続して下方に開口する断面略コ字状の受部10aを単一で上記左右幅をなすように構成し、この単一の受台10aの側部間に上記支杆13を固定し、平坦面14をなしてもよい。
このように、受台10は、左右幅方向及び長さ方向が、受部10aの側部と、支杆13とにより補強されており、平坦面14を以てベルト12上に搬送する物品の荷重を支持する。
駆動ローラ11aの回転軸11abは、受台10の長さ方向の一端に固定された軸受部16によって支持されている。これら軸受部16には、回転軸11abを回転自在とするベアリング(不図示)が配されている。また、駆動ローラ11aは、受台10の平坦面14と、その上部周面とが同高さとされている。
従動ローラ11bは、上記受台10の長さ方向の他端に対し、揺動部35を介して配されている。揺動部35は、受台10の両側板10dから突出する支杆13を揺動軸35aとして揺動する。この揺動部35は、受台10の両側部にそれぞれ設けられ、その揺動端側で従動ローラ11bを軸支する。
図10は揺動部35を示す平断面図、図11は側断面図である。揺動部35は、内部空間を有したハウジングとして形成され、その内部には、従動ローラ11bの従動軸11baを支持する押圧手段36が設けられている。
押圧手段36は、支持具37と、調整ネジ38と、弾性部材39とで構成されている。支持具37は、略L字状に折曲された板片からなり、折曲された一片37aの先端には一部開口する長穴40が形成されている。この一片37aは、上記ハウジング内において、受台10の側板10dの外面に沿い、長穴40の開口を揺動部35の揺動端側に向けている。
長穴40には、従動ローラ11bの従動軸11baが挿通支持されている。この従動軸11baは、凹部11bdが形成され、従動ローラ11bは、長穴40に沿って移動し得るとともに、従動軸11baの軸線方向への移動が規制される。
調整ネジ38は、揺動部35の揺動端外部からハウジング内に挿通されている。そして、調整ネジ38は、支持具37の長穴40に遊挿された従動軸11baの先端部に挿通するとともに、支持具37において受台10から遠ざかる如く折曲された他片37bに螺合されている。ゆえに、調整ネジ38を支持具37の他片37bに対して締め付けるように回転させることにより、支持具37をハウジング内で揺動端側に引き寄せる。反対に、調整ネジ38を緩めるように回転させることにより、支持具37をハウジング内で揺動端側から遠ざける。
【0031】
なお、従動軸11baは、従動ローラ11b内に配されたベアリング11bbによって、従動ローラ11bを回転自在に支持している。このため、従動軸11baの先端部に調整ネジ38が挿通されていても、従動ローラ11bの回転が阻害されることがない。
弾性部材39は、圧縮コイルバネとして構成されている。この圧縮コイルバネ39は、調整ネジ38に挿通されつつ、支持具37の他片37bと、従動軸11baとの間に介在されている。そして、圧縮コイルバネ39は、ハウジング内で、常に従動軸11baを介して従動ローラ11bを揺動部35の揺動端側へ押圧する。
また、調整ネジ38の締緩操作を行えば、圧縮コイルバネ39が拡縮されて、上記押圧力の調整が行われる。
なお、揺動部35は、揺動端を受台10の長さ方向の他端側に略向けた状態で、その揺動が規制されるように保持具41によって保持される。
この保持具41は、図10に示すように、受台10の側板10dに設けられた穴部10eに、少しの余裕(遊び)を有して挿入される保持ピン41aからなる。この保持ピン41aは、バネ材41bによって常に穴部10eに挿入する方向に突出されている。
揺動部35によって揺動自在とされた従動ローラ11bは、保持具41によって、上記余裕(遊び)分の揺動を許された範囲内で、不用意な揺動が規制されることとなる。
また、揺動部35には、受台10に接触するストッパ35bが設けられ、図11中上方への揺動が規制されている。
ベルト12は、ポリエステル繊維を帯環状に織製してなる帆布で構成されている。ベルト12の内外面には、ウレタン樹脂のコーティングが施されている。ベルト12の内面中央部には、図9(b)に示す如く、無端状の桟部材12aが形成されている。
駆動ローラ11a及び従動ローラ11bの中央部分には、図9(a)に示す如く、上記桟部材12aを受ける如く溝部11ac,11bcが形成され、該溝部11ac,11bcを除く他のローラ面とベルト12の内面との接触を許す。
【0032】
なお、受台10は、受部10aの間隔を以て上記桟部材12aとの接触を避けている。
揺動部35は、揺動端を受台10の長さ方向の他端側に向けて回動させた状態で、ベルト12を駆動ローラ11aと従動ローラ11bとの間で張設する。
このベルト12の内面に長さ方向で連続形成された桟部材12aは、各溝部11ac,11bcに係合して、ベルト12の回転中における蛇行を抑止している。
上述した搬送ユニット3は、支持ユニット2上に載置され、固定具30によって着脱自在となるように固定される。
【0033】
支持ユニット2の側板6a,6bは、それぞれ受台10の長さ方向に平行となるように直立しているとともに、搬送ユニット3における受台10の側板10dの板厚分を避けて、受台10よりもやや幅方向(内方)に狭く配されている。
一方、搬送ユニット3には、受台10の側板10d間に幅方向に平行する二個の支杆13が設けられている。支杆13の一方は駆動ローラ11aの近傍に位置し、他方は従動ローラ11bの揺動軸35aである。
搬送ユニット3は、これら支杆13、揺動軸35a(支杆13)、従動軸11baが、支持ユニット2の側板6a,6bの上端縁に支持されて、支持ユニット2に載置される。即ち、側板6a,6bは、搬送ユニット3を支持する支持板を構成している。
図12に示すように、支持ユニット2の側板6a,6bの上端縁において、駆動ローラ11aの近傍の支杆13は、略U字状の受溝45に上方から嵌挿し位置決めされる。
また、支持ユニット2の側板6a,6bの上端縁には、揺動軸35aを受ける載置部46A、及び従動軸11baを受ける46Bがそれぞれ水平に設けられている。
【0034】
上記構成の支持ユニット2に対する搬送ユニット3の取付を説明する。支持ユニット2の側板6a,6bの外側に、搬送ユニット3における受台10の側板10dを被せる如く上方から載置する。
そして、支杆13を受溝45にて位置決めし、揺動軸35a及び従動軸11baを上記載置部46A,46Bに載せる。
この後、クランプ30を係合片30aに係合して、支持ユニット2上部位置に搬送ユニット3を固定保持する。
このように、搬送ユニット3を支持ユニット2上に載置固定した際、支杆13及び揺動軸35a(支杆13)が、支持ユニット2の側板6a,6bの上端縁(受溝45及び載置部46A)に押し付けられるようにして固定される。
ここで、従動ローラ11bの従動軸11baは、揺動部35によって揺動自在とされていて、支持ユニット2の側板6a,6bの上端縁(載置部46B)に当接支持される。
また、従動軸11baが当接支持された従動ローラ11bは、側板6a,6bの上端縁(載置部46B)の成形により、その上部周面が、予め同高さとされた駆動ローラ11aの上部局面及び前記受台10の平坦面14と共に同高さに位置決めされる。
これにより、駆動ローラ11a,従動ローラ11bの間に張設された無端状のベルト12が、平坦面14上に段差が生じることなく沿わされ、物品の搬送性が向上する。即ち、ベルト12の上面は、従動ローラ11bと、平坦面14で段差がなく、物品を安定して通過させることができ、計量信号にノイズ成分が生じず、重量測定に影響を与えない。
また、従動ローラ11bは、従動軸11baが支持ユニット2の側板6a,6bの上端縁(載置部46B)に当接して位置決めされるため、高い位置決め精度が得られる。仮に、従動ローラ11bの位置決めを揺動部35側で行った場合、受台10と揺動部35との接触での位置決めが考えられるが、これでは受台10と揺動部35とによる位置決めに微少な誤差があると、従動ローラ11b側で大きく拡大されてしまい、従動ローラ11bの位置決め精度が得られなくなる。
【0035】
ところで、搬送ユニット3は、支持ユニット2上に載置固定された状態で、揺動軸35aが、駆動ローラ11aの回転軸11abと従動ローラ11bの従動軸11baとを繋ぐ基線P(図12参照)より上側位置となるように構成されている。また、側板6a,6bの上端縁における載置部46Aは、上側位置とされた揺動軸35aを支持する如く載置部46Bよりも上段に形成されている。
このように揺動軸35aが上側位置にある構成において、駆動ローラ11a,従動ローラ11bの間に、無端状のベルト12が張設されているため、ベルト12の自己の張力が従動軸11baを下方に付勢する付勢力となる。そして、該付勢力によって、揺動部35が下方に傾斜しようとし、その揺動端にある従動軸11baを支持ユニット2の側板6a,6bの載置部46B側に押圧する。
したがって、支持ユニット2上に搬送ユニット3が載置固定された状態では、従動ローラ11bが側板6a,6b側に抑圧保持されることとなり、上述のように従動ローラ11bの上部周面を駆動ローラ11aの上部周面及び前記受台10の平坦面14と同高さとなるように保持できる。
また、従動ローラ11bを支持する揺動部3には押圧手段36があって、従動ローラ11bを駆動ローラ11aから離す方向に押圧し、駆動ローラ11a,従動ローラ11b間に張設される無端状のベルト12に張力を付与している。これにより、押圧手段36がベルト12を緊張させ従動軸11baを支持ユニット2の側板6a,6bの上端縁に付勢する付勢力を助勢する。
この際、押圧手段36の調整ネジ38の締緩操作を行えば、圧縮コイルバネ39が拡縮されて、ベルト12に付与される張力が調整できる。
また、側板6a,6bにおいて、揺動軸35aを駆動ローラ11aの回転軸11abと従動ローラ11bの従動軸11baとを繋ぐ基線より上側に位置する場合、必ずしも、載置部46Aを載置部46Bよりも上段に形成しなくてもよい。即ち、揺動軸35aの径を大きくすれば、載置部46Aと載置部46Bとを同じ段に形成することができる。
さらに、側板6a,6bにおいて、駆動ローラ11aの近傍にある支杆13を受ける部位は、略U字状の受溝45をなしており、支杆13(搬送ユニット3)を位置決めしているが、その他の部位で搬送ユニット3を位置決めすれば、受溝45を構成せず、単に支杆13を載置する平坦な上端縁を構成していればよい。即ち、載置部46A、載置部46B、受溝45は、連続して平坦な構成に置き換えることが可能である。
なお、支持ユニット2上に搬送ユニット3を載置固定した際、揺動軸35aの位置を、駆動ローラ11aの回転軸11abと従動ローラ11bの従動軸11baとを繋ぐ基線Pより上側に位置するように構成しなくてもよい。この場合、図13に示すように、付勢手段として捩じりコイルバネなどのバネ部材47の一端を従動軸11ba上に架け、他端を受台10に設けられたピン48に架けて、従動軸11baを側板6a,6bの載置部46B側に付勢する構成とすればよい。
また、この実施の形態では、搬送ユニット3側の支杆13、揺動軸35a、従動軸11baを支持する支持板として、支持ユニット2を構成する側板6a,6bを用いているが、側板6a,6bとは別構成に、板状の支持板を直立して設けて、搬送ユニット3側の支杆13、揺動軸35a、従動軸11baを支持するよにしてもよい。
【0036】
次に、搬送ユニット3からのベルト12の着脱動作について説明する。
ベルト12は、搬送ユニット3の取り外しと同様に、定期的な清掃(殺菌、消毒)や、保守のために搬送ユニット3から取り外される。
ベルト12を取り外す際には、上述のように搬送ユニット3を取り外した後に行う。ベルト12の取り外しは、図14に示す如く、搬送ユニット3に設けられた揺動部35を揺動させる。この実施の形態では、揺動部35の揺動が保持具41によって規制されているので、保持具41を引き、側板10dに設けられた穴部10eから保持ピン41aを抜いて揺動の規制を解除する。
そして、揺動部35を揺動させることにより、従動ローラ11bが駆動ローラ11aに近づき、ベルト12の自己の張力が解かれ、ベルト12が搬送ユニット3(各ローラ11a,11b)から取り外される。
このように、従動ローラ11bを揺動部35によって揺動することによって、従動ローラ11bと駆動ローラ11aとを瞬時に接近させるので、ベルト12を容易に取り外すことができる。また、従動ローラ11bを揺動部35によって揺動することによって、従動ローラ11bと駆動ローラ11aとが接近する間隔を大きくし得るので、ベルト12の内面に、上述の如く桟部材12aが形成されていても、桟部材12aが引っ掛かることなくベルト12を取り外すことができる。
この後、ベルト12を搬送ユニット3に取り付けるには、上記と逆の操作で簡単に取り付けることができる。
即ち、ベルト12を各ローラ11a,11bに架け、揺動部35を元に戻せばよい。従動ローラ11bは、揺動部35によって揺動される構成であり、揺動部35を元に戻した際、従動ローラ11bと、駆動ローラ11aとの間隔が変わることがない。ゆえに、ベルト12は、自ずと元あった状態に復帰される。
また、ベルト12を駆動ローラ11a,従動ローラ11bの間に取り付けた際、例えば、ベルト12の洗浄、あるいはベルト12の交換によってベルト12自身の張力が元の状態と多少異なっても、押圧手段36の圧縮コイルバネ39が、該異なりを吸収する。
なお、ベルト12自身の張力が元の状態と大きく異なった場合には、押圧手段36の調整ネジ38を以て、押圧力を変えて、ベルト12の張力を調整すればよい。
【0037】
発明を実施するための最良の実施の形態4
次に、本発明の金属検出機について説明する。上記実施形態で説明したコンベア1は、計量機に限らず、他に、金属検出機に適用することもできる。
図15は、金属検出機40を示す正面図、図16は、搬送ユニット3を示す平面図である。
支持ユニット2を構成する一対の側板6a,6bには、中央部に凹部が形成され、金属検出用の検出ヘッド51が配置されている。この検出ヘッド51は、側面からみて略ロ字型に形成された開口部51aを有し、内部に金属検出用の送信コイル、及び受信コイル(不図示)が設けられている。開口部51aは検査空間とされ、コンベア1で物品を搬送しながら、開口部51aの通過時に物品内の金属物を検出する。
このような金属検出機50は、検出ヘッド51が上記閉塞された形状であるため、コンベア1の搬送ユニット3は、側部から着脱することができない。この為、本発明では、搬送ユニット3全体を検出ヘッド51の開口部51aを通して取付け、及び取り外しする構成とする。
搬送ユニット3の受台10は、検出ヘッド51での金属検出に影響しないよう非金属物、例えば樹脂で成形されている。この受台10の両端部には、それぞれ駆動ローラ11a,11bが設けられ、駆動ローラ11aの一端部には、連結部15の一方を構成する連結具18aが設けられている。
駆動ローラ11a側の受台10の両側部には、それぞれ係合溝53aを有する固定片53が設けられる。係合溝53aは、搬送ユニット3の長さ方向に向いて開口されている。また、従動ローラ11b側の両側部には、それぞれクランプ54の係合片54cが設けられている。
搬送ユニット3は、支持ユニット2の一対の側板6a,6b間に位置して着脱自在な構成である。
側板6a,6bには、搬送ユニット3の係合溝53aに対向する位置にそれぞれ係合ピン53bが突出形成されており、係合溝53aが側部から係合して搬送ユニット3の駆動ローラ11a側を位置決めし支持する。
一方、従動ローラ11b両端部には、それぞれ従動ローラ11の回転を軸支するケース55が設けられる。側板6a,6bには、このケース55の底部を支持する支持片56が水平に折曲形成されており、搬送ユニット3の従動ローラ11b側を支持する。このケース55は、軸55aを中心に下方に回動自在に構成されており、回動により、ベルト12のテンションを緩めて搬送ユニット3側部からベルト12を着脱できるようになっている。
また、搬送ユニット3の係合片54cに対応する位置にクランプ54(レバー54a及び爪54b)が操作可能に設けられており、レバー54aの操作で爪54bに係合片54cが係合して搬送ユニット3の従動ローラ11b側を固定保持するようになっている。
上記の金属検出機では、検出ヘッド51での検出精度を向上させるために、開口部51aができるだけ小さく開口形成されている。したがって、この開口部51a部分を通過する搬送ユニット3の高さが低いことが望ましく、ベルト12は、受台12の表裏面に近づける必要がある。
このため、側板6a,6bの両端部には、それぞれテンションローラ57,57が設けられ、ベルト12を受台10の裏面側に近設させる構成となっている。
また、不図示であるが、モータユニット4は、駆動ローラ11aの一端部側、即ち、図15の奥方位置に設けられる側板6bに対し上述の構成で着脱自在であり、出力軸4b側に設けられた連結具18bが、駆動ローラ11aの連結具18bに連結自在となっている。
【0038】
上記構成による搬送ユニット3の着脱動作を図17の動作図を用いて説明する。搬送ユニット3の取付は、支持ユニット2に上部位置から取り付けることができる。即ち、駆動ローラ11a側を先端にして検出ヘッド51の開口部51a内を通し、固定片53の係合溝53aを側板6a,6bの係合ピン53b部分に係合させる。
次に、従動ローラ11b側を降ろして、支持片56上にケース55を載せて従動ローラ11aの水平位置を位置決めした後、クランプ54のレバー54aを操作して係合片54cと爪54bを係合固定する。
この後、駆動ローラ11aの一端部で、固定部15の連結具18a,18bを連結させればモータユニット4の駆動力を駆動ローラ11aに連結できる。
これにより、支持ユニット2上で搬送ユニット3を固定保持することができる。一方、搬送ユニット3を取り外すには、上記と逆の手順を行えばよい。搬送ユニット3全体は、検出ヘッド51の開口部51a部分を通過させて支持ユニット2に対し上方から取り付けることができる。
このように、検出ヘッド51を有する金属検出機であっても、搬送ユニット3の基本構成を変更せずとも、支持ユニット2に対し容易に着脱できる。
【0039】
【産業上の利用可能性】
以上のように、本発明のコンベアは、物品を搬送させながらこの物品の質量を計量する計量機や、物品を搬送させながらこの物品内への金属物の混入を検出する金属検出機などに適用することができ、特に衛生維持が必要な食品などを扱う装置で搬送ユニットを清掃や保守交換により頻繁に着脱する装置に有用である。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1の実施形態の計量機を示す平面図である。
図2は、計量機の正面図である。
図3は、計量機の側面図である。
図4は、連結具を示す図である。
図5は、搬送ユニットの着脱動作を示す図である。
図6は、モータユニットの配置変更例を示す平面図である。
図7は、本発明の第2の実施形態による連結具の構成を示す平面図である。
図8は、連結具の各構成部を示す図である。
図9は、本発明の第3の実施形態による搬送ユニットの受台を示す図である。
図10は、揺動部の構成を示す平断面図である。
図11は、揺動部の構成を示す側断面図である。
図12は、支持ユニットの構成を示す正面図である。
図13は、従動ローラの他の構成を示す概略図である。
図14は、従動ローラの揺動動作を示す正面図である。
図15は、本発明の第4の実施形態による金属検出機を示す正面図である。
図16は、金属検出機に用いられる搬送ユニットを示す平面図である。
図17は、搬送ユニットの着脱動作を示す正面図である。
図18は、従来の計量機を示す図である。

Claims (14)

  1. モータ及び該モータの回転力を出力する出力軸を含むモータユニットと、該モータユニットが取り付けられる支持ユニットと、前記回転力を受けて回転する駆動ローラ、従動ローラ及び前記駆動ローラと従動ローラとの間に張り渡された無端ベルトを含み、前記支持ユニットに対して上方向に取り外し自在とされた搬送ユニットとを備えたコンベアにおいて、
    前記出力軸の一端に第1の連結具が備えられ、前記駆動ローラの一端には第1の連結具と係合して前記回転力を伝達する第2の連結具が備えられ、
    前記モータユニットがクランプによって前記支持ユニットに着脱自在に固定され、前記クランプを解除したときには、前記モータユニットが前記駆動ローラの回転軸方向に移動可能であって前記第1、第2の連結具の係合が解け、もって前記搬送ユニットを前記支持ユニットから上方向に取り外し自在なことを特徴とするコンベア。
  2. 前記第1,第2の連結具には、互いの係合で前記モータユニットの出力軸、及び前記駆動ローラ同志の軸心を位置出しし連結箇所を覆う保護ケースが設けられたことを特徴とする請求項1記載のコンベア。
  3. 前記第1,第2の連結具は金属で形成され、
    前記第1,第2の連結具のいずれかに固定される樹脂製の中間ディスクを有し、
    前記第1,第2の連結具は、それぞれ前記中間ディスクを介して互いに連結時の駆動力が伝達可能に構成された請求項1記載のコンベア。
  4. 前記モータユニットと前記支持ユニットとの間に脱落防止具が設けられ、前記クランプ解除での該モータユニットの脱落を防止することを特徴とする請求項1記載のコンベア。
  5. 前記モータユニットの重心が、前記支持ユニットの重心方向に偏位して配置されたことを特徴とする請求項1記戦のコンベア。
  6. 前記支持ユニットは、計量部上に載置固定され、該計量部は、前記搬送ユニット上を搬送移動する物品の質量を計量することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコンベアを用いた計量機。
  7. 前記支持ユニットには、略ロ字型の開口部を備えた金属検出ヘッドが設けられ、前記搬送ユニットは前記検出ヘッドの開口部内を通過する配置により前記搬送ユニット上を搬送移動する物品内の金属物を検出するものであり、
    前記搬送ユニットは、前記支持ユニットに対し前記検出ヘッドの開口部を介して上方に着脱自在なことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコンベアを用いた金属検出機。
  8. モータ及び該モータの回転力を出力する出力軸を含むモータユニットと、該モータユニットが取り付けられる支持ユニットと、前記回転力を受けて回転する駆動ローラ、従動ローラ及び前記駆動ローラと従動ローラとの間に張り渡された無端ベルトを含み、前記支持ユニットに対して着脱自在にされた搬送ユニットとからなるコンベアを備え、 前記支持ユニットに対し前記搬送ユニットが着脱自在であり、
    前記搬送ユニットは、水平となる平坦面を有した受台と、前記受台の一端部に支持された回転軸を中心に回転駆動する駆動ローラと、前記受台の他端部に設けられた従動軸を中心に回転する従動ローラと、前記従動ローラを前記駆動ローラ側に近接させる方向に揺動自在な揺動部と、前記揺動部に設けられた保持部に保持される保持ピンであって、保持部から突出することにより前記受台の側板に設けられた穴部に挿入されて揺動部の揺動を規制し、穴部から引き出し操作されることにより揺動部の揺動規制を解除する保持ピンと、前記駆動ローラ及び従動ローラを介して前記受台の平坦面上に張設される無端状のベルトと、を有し、前記従動ローラの揺動によって前記ベルトの緊張を緩め、前記ベルトを搬送ユニットから取り外し可能な構成とし、
    前記支持ユニットは、計量部上に載置固定され、該計量部は、前記搬送ユニット上を搬送移動する物品の質量を計量し、
    前記支持ユニットは、前記搬送ユニットを支持し得る支持板を直立して備え、該支持板 の上端縁には、前記従動ローラの従動軸が当接してその揺動を規制して前記従動ローラの上部周面を前記駆動ローラの上部周面及び前記受台の平坦面と同じ高さに位置決めすることを特徴とする計量機。
  9. 前記揺動軸は、前記駆動ローラの回転軸と前記従動ローラの従動軸の中心を繋ぐ基線より上側に位置されており、前記従動軸は、前記ベルトの緊張によって前記支持板の上端縁に付勢されることを特徴とする請求項8記載の計量機。
  10. 前記揺動部は、前記従動ローラを前記駆動ローラから離す方向に押圧する押圧手段を備えており、該押圧手段の押圧力によって前記ベルトの緊張による付勢力を助勢することを特徴とする請求項9記載の計量機。
  11. 前記従動軸は、付勢手段によって前記支持板の上端縁に付勢されることを特徴とする請求項9記載の計量機。
  12. モータ及び該モータの回転力を出力する出力軸を含むモータユニットと、該モータユニットが取り付けられる支持ユニットと、前記回転力を受けて回転する駆動ローラ、従動ローラ及び前記駆動ローラと従動ローラとの間に張り渡された無端ベルトを含み、前記支持ユニットに対して着脱自在にされた搬送ユニットとからなるコンベアにおいて、
    前記支持ユニットに対し前記搬送ユニットが着脱自在であり、
    前記搬送ユニットは、水平となる平坦面を有した受台と、前記受台の一端部に支持された回転軸を中心に回転駆動する駆動ローラと、前記受台の他端部に設けられた従動軸を中心に回転する従動ローラと、前記従動ローラを前記駆動ローラ側に近接させる方向に揺動軸を中心として揺動自在な揺動部と、前記駆動ローラ及び従動ローラを介して前記受台の平坦面上に張設される無端状のベルトと、を有し、
    前記支持ユニットは、前記搬送ユニットを支持し得る支持板を直立して備え、該支持板の上端縁には、前記従動ローラの従動軸が当接してその揺動を規制して前記従動ローラの上部周面を前記駆動ローラの上部周面及び前記受台の平坦面と同じ高さに位置決めすることを特徴とするコンベア。
  13. 前記揺動軸は、前記駆動ローラの回転軸と前記従動ローラの従動軸の中心を繋ぐ基線より上側に位置されており、前記従動軸は、前記ベルトの緊張によって前記支持板の上端縁に付勢され、
    前記従動ローラの揺動によって前記ベルトの緊張を緩め、前記ベルトを搬送ユニットから取り外し可能なことを特徴とする請求項12に記載のコンベア。
  14. 前記支持ユニットは、計量部上に載置固定され、該計量部は、前記搬送ユニット上を搬送移動する物品の質量を計量することを特徴とする請求項12に記載のコンベアを用いた計量機。
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