JP3585673B2 - ベルトコンベア及び該ベルトコンベアを用いた計量装置 - Google Patents
ベルトコンベア及び該ベルトコンベアを用いた計量装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を搬送するベルトコンベア及び該ベルトコンベアを備えて物品の質量を計量する計量装置に関し、特に、ベルトコンベアのベルトを容易に交換できるベルトコンベア及び該ベルトコンベアを用いた計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、従来の計量装置を示す側面図である。
ベルトコンベア51を有する計量装置50は、このベルトコンベア51の駆動により物品を搬送させながら質量を計量することができる。
このベルトコンベア51は、基台上52に固定側53aが固定されたストレインゲージ式ロードセル(以下、ロードセルと略称する)53の負荷側53bに設けられており、このロードセル53はベルトコンベア51全体と物品の質量を計量し、演算部の演算処理にてベルトコンベア51分の重量を差し引くことにより物品の質量を求める構成となっている。
上記のようなベルトコンベア51は、物品が載せられる無端状のベルト51aを定期的に清掃したり、交換する等の保守点検を行う必要がある。
【0003】
このベルトコンベア51は、一対のローラ55a,55b間に連設されており、一方のローラ55a側には張力付与手段が設けられる。
この張力付与手段は、コンベアシャーシ56に固定のネジ受け56aを設け、このネジ受け56aに螺合する張設用ネジ57で構成される。
そして張設用ネジ57を回転させてその自由端57aをローラ55aの軸55aaに接触させ、ローラ55aを装置外方側に移動させることによりベルト51aに所定の張力を付与する。尚、このローラ55aは軸55aaが固定で外周のローラ55a回転する構成のものを用いる。
【0004】
この張力付与手段は、ベルトコンベア51の両側部にそれぞれ設けられており、単に上記ベルト51aに対する張力を付与するだけのものでなく、一対のローラ55a,55bに対するベルト51aの蛇行を防止するための微調整を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の計量装置50は、ベルトコンベア51のベルト51aを容易に交換することができなかった。
ベルト51aを取り外すには、張設用ネジ57を緩め一方のローラ55aを装置内方に移動させベルト51aを弛ませて行うため、この操作に手間がかかった。
加えて、ベルト51aの着脱の都度、ベルト51aの蛇行を防止する微調整を行わねばならない。
【0006】
さらに、張設用ネジ57を緩ませただけではベルト51aを交換できない場合がある。
即ち、図示されているコンベアシャーシ56の外接線の長さ(例えば図示のようにコンベアシャーシ56が側面略長方形状であるときにはその4辺を合計した長さ)は、ベルト51aの全周の長さよりも短くなければ、このベルト51aをコンベアシャーシ56側部方向から取り出すことはできない。
【0007】
このため、図13の側面図に示すように、コンベアシャーシ56の長さを短くすることで外接線の長さをベルト51aの長さよりも短くすることができるようになるが、この場合、ローラ55a,55bそれぞれの軸55aa,55baは、コンベアシャーシ56の端56b部に近接するため、軸55aa,55baを所定の強度で保持することができなくなる問題が生じる。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ベルトコンベアを簡単な構成としてベルトを容易に着脱でき、また、ベルトの張力調整を容易に行えるベルトコンベア及び該ベルトコンベアを用いて物品の質量を計量する計量装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のベルトコンベアは、請求項1記載のように、物品の搬出入側にそれぞれ設けられ、回転中心に軸(6a,7a)を有する一対のローラ(6,7)と、
前記各ローラ間に張設される無端状のベルト(8)と、
前記ローラの両側部に設けられ、各ローラの軸をそれぞれ軸溝(2a,3a,2b)で軸支し、うち少なくとも一側部のものは外接線の長さが前記ベルト全周の長さよりも短く形成された側板(2,3)と、
前記一方の側板(3)に対し着脱自在であり、前記他方の側板に設けられた軸溝(2b)と対向する位置に前記一方のローラ(7)の一端の軸(7a)を軸支する軸溝(15)を有する着脱板(4)と、
を備え、
この着脱板(4)は、このベルトコンベア装置の内部方向にスライド操作自在であり、該スライド操作時に前記一方のローラ(7)を傾斜させてベルト(8)の張力を緩めるようになり、
前記着脱板(4)の取り外し時に前記一方のローラ(7)を前記ベルト(8)の側部から取り外せ、かつ、該ベルト(8)を一方の側板(3)側から取り外すことができることを特徴としている。
【0010】
また、請求項2記載のように、前記一方の側板(3)と前記着脱板(4)それぞれ設けられ、互いの係合時に前記着脱板(4)及び前記一方のローラ(7)をスライドさせ、前記一方のローラ(7)を前記ベルト(8)方向に押圧接触させる操作手段(20,27)を有する構成としてもよい。
【0011】
また、請求項3記載のように、前記一方のローラ(7)は従動ローラとして着脱自在に構成され、
前記他方のローラは前記側板(2,3)の軸溝(2a,3a)に軸支され、かつ駆動用のモータに連結された駆動ローラとされ、
前記他方の駆動ローラには、張力調整手段(24)が設けられ、該駆動ローラ(6)の軸芯を偏位自在であり、前記ベルト(8)の蛇行を調整可能な構成としてもよい。
【0012】
また、請求項4記載のように、前記他方の側板(2)にも前記着脱板(4)が着脱自在であり、前記一方のローラ(7)及び前記ベルト(8)を該他方の側板側からも取り外す構成としてもよい。
【0013】
また、請求項5記載のように、本発明の計量装置は、物品を搬送させるベルトコンベア部(1)と、該ベルトコンベアの下部に設けられてベルトコンベア上の物品の質量を計量する計量部(30)とからなる計量装置において、
前記計量部は、基台(35)に一方及び他方のロードセル(36a,36b)の固定側が固定され、負荷側には連接板(38)を介して立設された一方及び他方の支持部材(40,41)を備え、
前記ベルトコンベア部は、搬出入側にそれぞれ設けられ、回転中心に軸(6a,7a)を有する一対のローラ(6,7)と、
前記各ローラ間に張設される無端状のベルト(8)と、
前記ベルトコンベア部の両側部に設けられ、前記各ローラの軸をそれぞれ軸溝(2a,3a,2b)で軸支し、少なくとも一方の外接線の長さが前記ベルト全周の長さよりも短く形成された側板(2,3)と、
前記一方の側板(3)に対し着脱自在であり、前記他方の側板に設けられた軸溝(2b)と対向する位置に前記一方のローラ(7)の一端の軸(7a)を軸支する軸溝(15)を有する着脱板(4)と、
前記両側板(2,3)の前記一方及び他方の支持部材(40,41)の対向位置にそれぞれ配置され、前記支持部材上に接触位置決めされる一方及び他方の回転受け具(44)とを備え、
前記一方の回転受け具(44)は前記一方の支持部材(40)上の平坦な接触部(40a)上において回転移動可能な状態で支持され、前記他方の回転受け具(44)は前記他方の支持部材(41)上のV溝支持部(41a)のV溝内に嵌まってベルトコンベア部の長手方向への移動が禁止された状態で支持され、
前記ベルトコンベア部は、計量部に対し着脱自在に構成され、該ベルトコンベア部に設けられた前記ローラ(7)及びベルト(8)の着脱が容易化できることを特徴とする。
【0014】
ベルトコンベア部1の一方の側板3には、着脱板4が設けられ、この着脱板4は操作手段20の操作で側板3に対し着脱自在である。
着脱板4には一方のローラ7の軸7aを軸支する軸溝15が設けられ、着脱板4の取り外しによってこの一方のローラ7をベルト8の側部から取り外すことができる。
側板3の外接線の長さはベルト8の全長よりも短いため、この後、ベルト8は側板3の側部から取り外すことができ、清掃等保守点検を行える。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の計量装置の要部を示す斜視図である。同図には計量装置の上部に設けられるベルトコンベア部1が記載されている。
装置の両側部に設けられる一対の側板2,3は、奥側の側板2が単一の板体で形成され、ほぼベルトコンベア部1の全長に相当する長さを有している。
一方、手前側の側板3は、所定長さ短く形成され、この側板3には、着脱板4が着脱自在であり、この着脱板4を含めて側板2と同様な長さとなる。
【0016】
これら側板2,3の両端部(物品の搬入側及び搬出側)には、それぞれ一対の駆動ローラ6,従動ローラ7が設けられ、無端状のベルト8を張設状態で支持している。このベルト8の下面には側板2,3間を固定する載置台10が設けられている。
ここで、ベルト8全周の長さは、側板3の外接線の長さよりも長い。即ち、前記側板3の外接線の長さは、ベルト8全周の長さよりも短くなるよう設定しておく。
例えば図示のように側板3が側面でみて長方形のときには、この各4辺を合計した長さ(全周縁の合計長)が外接線の長さとなる。尚、側板3の一部に凹部や凸部が形成されている場合の外接線の長さは、全周縁の合計長ではなく頂点の角部同士を結んだ長さとなる。
【0017】
駆動ローラ6は、このベルト8の内部側に設けられた駆動モータを駆動源として回転する。他方の従動ローラ7はベルト8の搬送力を受けて従動回転する。
これら駆動ローラ6,従動ローラ7は、軸6a,7aが固定され外周面が回転自在な構成である。
駆動ローラ6両端の軸6aは、側板2,3の一端部に開口された軸溝2a,3a部分に係合支持され、従動ローラ7の軸7aは、側板の他端部2と着脱板4に開口された軸溝2b,15部分に係合支持されている。
【0018】
図2,図3は、この着脱板4部分を示す拡大した側面図及び平面図である。
側板3には少なくとも2個の係合突起12が設けられ、この係合突起12の配置位置に対応して着脱板4側には係合溝13が開口形成されている。
係合突起12は、側板3上にボルト等を設け、このボルトの鍔部12aを側板3から着脱板4の板厚分だけ離して設けている。
係合溝13は鍔部12aが挿入可能な径を有する挿入部13aとスライド方向に沿った長溝部13bで構成される。
図示のような着脱板4の取り付け時には長溝部13bの奥部に係合突起12が位置し鍔部12aにより着脱板4の脱落を防止している。
【0019】
この着脱板4の端部には、従動ローラ7の軸7aの一方を軸支する軸溝15が開口形成されている。
また、着脱板4の中央部には、貫通孔16が開口形成されており、この貫通孔16部分には側板3に固定された固定部材17が表出位置している。
この固定部材17の一部は折曲された係合片17aとされており、この係合片17aには、着脱板4側に設けられた操作手段の係合片20cが係合固定される。
【0020】
操作手段は、図示の例ではキャッチクリップ等の固定用レバー20で構成される。この固定用レバー20は、着脱板4側に固定された軸体20aaを中心に回動自在な把持部20aと、この把持部20aにおいて軸体20aaから偏心した位置に一端20bbが連結された係合部20bとを有する。
そして、把持部20aの開放操作時には、係合部20bが偏位して係合片20cが固定部材17の係合片17aから外れる。
これら固定用レバー20と固定部材17により、側板3に対する着脱板4の固定手段を構成している。
【0021】
上記構成のベルトコンベア部1のベルト8の着脱操作を説明する。
まず、図4,図5の側面図及び平面図に示すように、固定用レバー20の把持部20aを手前側に開放操作すると、この固定用レバー20は軸体20aaを中心に回動し、係合部20b端部の係合片20cが固定部材17の係合片17aから外れる。
この状態で着脱板4は図中A方向にスライドでき(図示にはスライド後の状態)、このスライドにより係合溝13の挿入部13a部分に係合突起12の鍔部12aが位置し、着脱板4を図面手前側に取り外せる状態になる。
【0022】
この状態で、従動ローラ7の一方の軸7aは、側板2の軸溝2b部分に軸支され、かつ、他方の軸7aは着脱板4の軸溝15部分に軸支されるが、この着脱板4が装置の内部方向にスライドしているため、従動ローラ7は平面でみて傾斜する形となり、ベルト8の張力を緩めることができる。
この後、着脱板4を取り外すと、従動ローラ7の一方の軸7aが自由状態となりこの従動ローラ7を手前側に取り外すことができる。
【0023】
図6の側面図に示すように、従動ローラ7を取り外した状態で、ベルト8はその長さが側板3の外接線の長さよりも長い状態にあるから、このベルト8は図示のように側板3の縁部に沿う位置に湾曲させた状態でこの側板3の側部から図面の手前方向に取り外すことができる。
【0024】
この後、取り外したベルト8は清掃や交換等保守点検を行うことができ、作業終了後に再びベルトコンベア部1に取り付けられる。
ベルト8の取り付けは、上記取り外しの工程と逆の作業順で行えばよい。
まず、ベルト8を側板3側部から取り付けた後、従動ローラ7をこのベルト8の内部に挿入し、先端の軸7aを側板2の軸溝2b部分に差し込む。このとき、従動ローラ7は挿入方向先端の軸7aが軸溝2b部分に差し込まれていればよく、平面でみて従動ローラ7は傾斜状態でよい。
【0025】
次に、着脱板4を側板3側に取り付ける。このとき、係合突起12の鍔部12a部分に係合溝13の挿入部13aを位置させた状態で、前記傾斜状態の従動ローラ7の手前側の軸7aを着脱板4の軸溝15に挿入させる。
そして、固定用レバー20の把持部20aが開放された状態で係合部20bの係合片20cを固定部材17の係合片17a部分に位置させる。
【0026】
この後、把持部20aを閉じる操作をすることにより、固定用レバー20は軸体20aaを中心に回動し、係合部20b端部の係合片20cが固定部材17の係合片17aに係合しながら、着脱板4は図4,5に示す前記A方向と逆方向にスライドする(図2の状態)。
このようにして、着脱板4の取り付け時には、固定用レバー20を用いて着脱板4を移動させ、従動ローラ7をベルト8に押圧接触させる初期位置に復帰させることができる。そして、この復帰時にベルト8に所定の張力を付与するための力は固定用レバー20を用いて生成できるから、最小限の力でこれを行える。
【0027】
次に、図1に図示されたように、このベルトコンベア部1の駆動ローラ6側には張力調整手段24が設けられている。
このような張力を調整するため、前記軸溝2a,3aは水平方向に伸びる長溝状に形成しておく。
この張力調整手段24は、側板2,3それぞれに固設されたネジ受け25と、このネジ受け25に螺合する調整用ネジ26で構成される。
そして調整用ネジ26を回転させてその自由端26aを駆動ローラ6の軸6aに接触させてベルト8の張力を調整自在である。尚、調整用ネジ26には、さらに固定ナット26bを介挿させておき、調整状態を固定保持できるようになっている。
【0028】
この張力調整手段24の調整により駆動ローラ6の軸芯を偏位自在であり、ベルト8の蛇行を防止する微調整が行える。
この張力調整手段24は、着脱する従動ローラ7側ではなく、ベルトコンベア部1に固定の駆動ローラ6側に設けられたものであるため、上述したように従動ローラ7を着脱する都度、調整を行う必要はない。
即ち、張力調整手段24で1度調整をしておけば、この調整状態を変更せずとも従動ローラ7とベルト8を着脱でき、かつこれらの着脱を繰り返しても初期の状態を再現できるようになっている。
【0029】
上記実施の形態では、一方の側板3側にのみ着脱板4を設け、この着脱板4が設けられた側からのみベルト8を着脱自在な構成としたが、同様な着脱板4の着脱構成を他方の側板2側にも設けてもよい。
これにより、この側板2側の着脱板4を取り外すことにより側板2側からもベルト8を着脱することができるようになる。
この側板2,3いずれか一方側の着脱板4を取り外せばベルト8をこの取り外した側から着脱可能となり、装置の設置場所が限定されることなくより柔軟に設置できるようになる。
【0030】
また、上記実施の形態では、操作手段を固定用レバー20を用いる構成としたが、他には図7(a)の側面図に示すように、カム27を用いた構成としてもよい。
図示のように、側板3上には、前記固定部材17に代えてピン29を設け、このピン29を貫通孔16部分から突出させる。
一方、着脱板4側には、固定用レバー20に代えて図示のように軸27aを中心として回動自在なカム27を設ける。このカム27は、軸27aの中心に対しカム縁27bの距離が連続的に変化する形状に形成され、このカム縁27bにはピン29が接する。
このカム27には回動レバー28が固定されており、回動レバー28の回動操作でカム27を回動させ着脱板4をスライドさせることができる。
【0031】
図示の状態では、カム27のカム縁27bは軸27aとの距離の最大径の部分がピン29に接しており、ベルト8が取り付けられ所定の張力を保持している初期状態にある。
そして、ベルト8を交換するには、回動レバー28を図中B方向に回動させることにより、カム27のカム縁27bの径が小さく変化してピン29との係合状態が解除される方向に働く。
これにより着脱板4は図示の位置からA方向にスライドでき側板3から取り外すことができ、上述した手順でベルト8を取り外すことができる。
また、同図(b)に示すように、カム27の形状は、カム溝27cを渦巻状に形成し、このカム溝27cにピン29が係合する構成としても同様にカム27の回動で着脱板4を着脱できベルト8を取り外すことができるようになる。
【0032】
上記形態ではカム27を着脱板4に設けた構成としたが、他には、図7(c)の側面図に示すようにカム27を側板3に設ける構成としてもよい。
この例では、同図(a)のものと比べて、カム27とピン29の配置が着脱板4のスライド方向に対し逆位置に配置され、また、カム27と回動レバー28は同図(a)のものを反転させた形状となっている。
図示の状態では、カム27のカム縁27bは軸27aとの距離の最大径の部分がピン29に接しており、ベルト8が所定の張力を有する初期状態にある。
そして、ベルト8を交換するには、回動レバー28を図中B方向に回動させることにより、カム27のカム縁27bの径が小さく変化してピン29との係合状態が解除される方向に働く。
これにより着脱板4は図示の位置からA方向にスライドでき側板3から取り外すことができ、上述した手順でベルト8を取り外すことができる。
【0033】
次に、図8に示すのは、着脱板4の他の構成を示す側面図である。
載置台10端部とローラ6,7との間隔が広いと、この隙間で物品の搬送不良を生じ計量値が変動する誤差成分を生成する要因となる。
このため、図示のように載置台10上端部には傾斜状の突出部10aを設け、できるだけローラ6,7に近接させる構成とする。
【0034】
このような構成としたときには、ベルト8を外そうと着脱板4を図中A方向に移動させると、ローラ7が突出部10aに接触することになる。
したがって、図示のようにこれを回避するため着脱板4の軸溝15aは所定角度スライド方向と逆方向でかつ下方に傾斜する長溝状にする。
これにより、着脱板4がA方向にスライドしたときには、対応してローラ7は図中一点鎖線で示すように突出部10aに接触することなく次第に下方に移動させることができるようになる。この後、ローラ7とベルト8の取り外しが行える。
【0035】
次に、上述したベルトコンベア部1を備えた計量装置の全体構成を図9の斜視図を用いて説明する。同図において側板2,3にはそれぞれカバーが取り付けられた状態である。
計量装置は、大別して計量部30と前記ベルトコンベア部1で構成され、物品はベルトコンベア部1上を搬送されながら計量部30で計量される。
計量部30は、基台35と、この基台35上に設けられる一対のロードセル36a,36bで構成されている。これらロードセル36a,36bでそれぞれ得られた2つの計量値は処理部にて所定の感度補正が行われ、物品の質量を演算出力する。
【0036】
さらに詳細に説明すると、計量部30上のロードセル36a,36bは、固定側が基台35に固定され、負荷側には連接板38が固定されている。
これら固定側と負荷側の中心を結ぶ軸線は、ベルトコンベア部1の長手方向(搬送方向)の中心線上に位置するよう所定間隔を隔てて配置されている。
【0037】
連接板38は荷重負荷に対する強度をもたせるため、側面略L字形状に形成されており、この連接板38の両端部には、それぞれ支持部材40,41が固定されている。
これら支持部材40,41は軸体の上部に所定の加工処理を施したものが用いられており、支持部材40の上部には、直方体形状の接触部40aが形成されている。
また、支持部材41の上部には、前記接触部40aと同様な直方体形状に更に側面略V溝状の加工を施したV溝支持部41aが形成されている。
【0038】
ベルトコンベア部1の側板2,3には、この支持部材40,41と対向する位置にそれぞれ円形状の回転受け具44が設けられている。
回転受け具14は、例えばベアリングで構成され、内輪が側板2,3に固定され、この内輪に対し外輪が回転自在なものであり支持部材40,41上に接触する。
【0039】
図10は、支持部材40,41と回転受け具44との位置関係を示す図である。
同図において、中央にはベルトコンベア部1の上面から見た状態が図示されており、その4辺の周囲には、それぞれの方向から見た支持部材40,41と回転受け具44の状態が図示されている。
【0040】
ここで、4個の回転受け具44のうち一方の支持部材41上においては、V溝支持部41aのV溝41aa内に嵌まってベルトコンベア部1の長手方向への移動が禁止された位置決め状態となる。
V溝支持部41aのV溝41aaは、側面からみて鉛直線に対し対称な約45度づつ切り欠かれてなるもので、回転受け具44はこのV溝41aaに対し2点で接しこのV溝41aa内に安定して位置決め状態が保持される。
また、他方の2個の回転受け具44は支持部材40上の接触部40aに1点で接触する状態となり、この他方の回転受け具44は平坦な接触部40a上で回転移動可能な状態にある。
【0041】
さらに、長手方向のいずれか一側部の2個の回転受け具44には、両側部にフランジ44aが設けられる。このフランジ44a同士の間隔は、接触部40a,V溝支持部41aの幅よりも若干幅広とされている。ここで、回転受け具44をベアリングで構成したとき、一側部に予めフランジ44aが設けられたベアリングを2個対称状に用いて1個の回転受け具44を構成している。
このフランジ44aは、ベルトコンベア部1が装置の幅方向に移動することを禁止する位置決め手段を構成し、支持部材40,41から回転受け具44が脱落することを防止している。
上記構成により、支持部材40,41上に回転部材44を接触状態で載せるだけでベルトコンベア部1を位置決めでき、かつ脱落を防止できる一方、ベルトコンベア部1は計量部30から容易に着脱自在となる。
【0042】
このように計量部30に対してベルトコンベア部1が上方に着脱自在な構成とすることにより、前述したベルト8の着脱作業をより簡単に行うことができるようになる。
即ち、ベルトコンベア部1からベルト8を着脱するときには、計量部30からベルトコンベア部1を上方に取り出した状態で行えばよく、無端状のベルト8はこの取り外されたベルトコンベア部1の側板3側から容易に取り外せるようになる。
同時に、計量部30側も上部が開放されるから、計量部30に設けられたロードセル36a,36b等の保守点検も容易に行えるようになる。
【0043】
ところで前記支持部材40,41と回転受け具44を用いベルトコンベア部1を着脱自在に構成したときには、以下に説明する作用効果が得られる。
図11(a)〜(c)は、それぞれこのベルトコンベア部1上に物品が載ったときにかかる応力の変化状態を示す側面図である。いずれの図においても説明の便宜上、実際より大きな変化量として図示してある。
始めに同図(a)に示すように、物品がベルトコンベア部1の一端部に載ったとき、この搬入側のロードセル36bに荷重が加わり、ロードセル36bが変形する。これにより、ベルトコンベア部1の搬入側が下方に移動する。
【0044】
これにより、ベルトコンベア部1の回転受け具44同士間のピッチL1が若干縮み、ロードセル36a,36b間(図示では支持部材40,41間)のピッチL2よりも短くなる。
このとき、回転受け具44は、一方が支持部材41のV溝支持部41aに支持され長手方向の移動が禁止されているが、他方は支持部材40の接触部40a上を移動自在な構成であり、図示の方向に回転移動して上記ピッチL1とL2の差分の長さを吸収する。
【0045】
次に、同図(b)に示すように、物品がベルトコンベア部1の中央部まで移動したとき、このベルトコンベア部1(載置台10)は両端が上側に反った状態で若干撓み、両ロードセル36a,36bに荷重が加わり、これらロードセル36a,36bがいずれも変形する。
【0046】
このときにも、ピッチL1が若干縮みピッチL2よりも短くなるが、前記同様に回転受け具44のうち他方は、支持部材40の接触部40a上を回転移動してピッチL1とL2の差分の長さを吸収する。
【0047】
上記(a)〜(c)のいずれの状態においても、回転受け具44をベアリングで構成した場合、支持部材40側のベアリングの外輪が図示の方向に回転し、支持部材41側では内輪が図示の方向に回転する。
ここで、支持部材41側のベアリングは、外輪が支持部材41のV溝支持部41aにて保持され回転しないため、この外輪に対しベルトコンベア部1の撓みでこのベルトコンベア部1に固定された内輪を図示の方向に回転させることになる。
【0048】
そして、上記のように、ベルトコンベア部1上での物品の位置やベルトコンベア部1に撓みが生じた場合及びベルトコンベア部1上で物品が搬送移動した場合に、回転受け具44同士間のピッチL1と、ロードセル36a,36b間のピッチL2に差分が生じても、回転受け具44が回転移動することにより、一対のロードセル36a,36bでの干渉を防止でき、計量誤差を生じることがない。
【0049】
また、上記例では、物品の荷重によってベルトコンベア部1のピッチL1が計量部2のピッチL2よりも縮む場合について説明したが、ベルトコンベア部1のピッチL1が熱膨張等によりピッチL2よりも長くなる場合が生じても、支持部材40上で回転受け具44が上記と逆方向に回転移動することにより、この差分を吸収できる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、一方の側板には着脱板が着脱自在であり、着脱板を取り外すことで一方のローラをベルト側部から取り外せ、また、この一方の側板の外接線の長さはベルトの全周よりも短いため、ベルトを側板の側部から容易に取り外すことができる。
これにより、ローラやベルトの清掃等保守点検を容易に行うことができるようになる。
また、この着脱自在なローラの一端は、着脱板の軸溝に軸支されるため、着脱板の着脱操作を繰り返しても、側板に着脱板を取り付けるだけでローラの位置再現性を確保できる。
請求項2によれば、着脱板を操作手段の操作でスライドさせることにより一方のローラとベルトとの接触状態を可変する構成であり、簡単な構成で着脱板の着脱操作を行え、ローラとベルトの着脱も容易化できる。
請求項3によれば、着脱される側のローラが従動ローラとされ、他方、側板には予め他方の駆動ローラを固定して設けておき、この駆動ローラ側に張力調整手段を設けた構成であるから、張力調整手段での調整を変更せずとも、従動ローラとベルトを着脱でき、着脱の都度、張力調整を行わずとも当初の調整状態を維持できるようになる。
請求項4のように、いずれの側板側にも着脱板を設ける構成とすることにより、これらいずれの側板側からもローラ及びベルトを着脱できるようになり、ベルトの着脱方向を増やすことができ、装置の設置に自由度をもたせることができるようになる。
請求項5記載の発明によれば、上記のように構成されたベルトコンベア部は開年受け具を有し、この回転受け具は計量部の支持部材上に載置される構成であり、このベルトコンベア部は計量部から容易に着脱自在であり、ベルトコンベア部に設けられているローラ及びベルトの着脱を簡単に行える。
これにより、ベルトコンベア部を有し物品を搬送しながら計量する計量装置における各部の保守点検を容易化できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を示す斜視図。
【図2】着脱板部分の構成を示す側面図。
【図3】同着脱板部分の構成を示す平断面図。
【図4】着脱板のスライド状態を示す側面図。
【図5】着脱板のスライド状態を示す平断面図。
【図6】着脱板を取り外した状態を示す側面図。
【図7】(a),(b),(c)は、各々着脱板の着脱にかかる他の構成例を示す側面図。
【図8】着脱板の他の構成を示す側面図。
【図9】計量装置の全体構成を示す斜視図。
【図10】ベルトコンベア部と計量部の配置状態を示す図。(図の中央はベルトコンベア部を上部から見た平面図であり、この平面図を中心とした4辺にはそれぞれ各側から見た側面図が記載されている。)
【図11】(a),(b),(c)は、それぞれ物品の移動に伴うベルトコンベア部の撓み状態を示す側面図。
【図12】従来の計量装置を示す側面図。
【図13】計量装置の他の例を示す側面図。
【符号の説明】
1…ベルトコンベア部、2,3…側板、4…着脱板、6…駆動ローラ、7…従動ローラ、6a,7a…軸、8…ベルト、10…載置台、12…係合突起、13…係合溝、16…貫通孔、17…固定部材、17a…係合片、20…固定用レバー、20a…把持部、20b…係合部、20c…係合片、24…張力調整手段、25…ネジ受け、26…調整用ネジ、27…カム、27a…軸、27b…カム縁、27c…カム溝、28…回動レバー、29…ピン、30…計量部、36a,36b…ロードセル、38…連接板、40,41…支持部材、44…回転受け具。
Claims (5)
- 物品の搬出入側にそれぞれ設けられ、回転中心に軸(6a,7a)を有する一対のローラ(6,7)と、
前記各ローラ間に張設される無端状のベルト(8)と、
前記ローラの両側部に設けられ、各ローラの軸をそれぞれ軸溝(2a,3a,2b)で軸支し、うち少なくとも一側部のものは外接線の長さが前記ベルト全周の長さよりも短く形成された側板(2,3)と、
前記一方の側板(3)に対し着脱自在であり、前記他方の側板に設けられた軸溝(2b)と対向する位置に前記一方のローラ(7)の一端の軸(7a)を軸支する軸溝(15)を有する着脱板(4)と、
を備え、
この着脱板(4)は、このベルトコンベア装置の内部方向にスライド操作自在であり、該スライド操作時に前記一方のローラ(7)を傾斜させてベルト(8)の張力を緩めるようになり、
前記着脱板(4)の取り外し時に前記一方のローラ(7)を前記ベルト(8)の側部から取り外せ、かつ、該ベルト(8)を一方の側板(3)側から取り外すことができることを特徴とするベルトコンベア。 - 物品の搬出入側にそれぞれ設けられ、回転中心に軸(6a,7a)を有する一対のローラ(6,7)と、
前記各ローラ間に張設される無端状のベルト(8)と、
前記ローラの両側部に設けられ、各ローラの軸をそれぞれ軸溝(2a,3a,2b)で軸支し、うち少なくとも一側部のものは外接線の長さが前記ベルト全周の長さよりも短く形成された側板(2,3)と、
前記一方の側板(3)に対し着脱自在であり、前記他方の側板に設けられた軸溝(2b)と対向する位置に前記一方のローラ(7)の一端の軸(7a)を軸支する軸溝(15)を有する着脱板(4)と、
前記一方の側板(3)と前記着脱板(4)それぞれに設けられ、互いの係合時に前記着脱板(4)及び前記一方のローラ(7)をスライドさせ、前記一方のローラ(7)を前記ベルト(8)方向に押圧接触させる操作手段(20,27)と、
を備えたことを特徴とするベルトコンベア。 - 前記一方のローラ(7)は従動ローラとして着脱自在に構成され、
前記他方のローラは前記側板(2,3)の軸溝(2a,3a)に軸支され、かつ駆動用のモータに連結された駆動ローラとされ、
前記他方の駆動ローラには、張力調整手段(24)が設けられ、該駆動ローラ(6)の軸芯を偏位自在であり、前記ベルト(8)の蛇行を調整可能とされた請求項1又は2記載のベルトコンベア。 - 前記他方の側板(2)にも前記着脱板(4)が着脱自在であり、前記一方のローラ(7)及び前記ベルト(8)を該他方の側板側からも取り外すことができる請求項1乃至3のいずれか1項記載のベルトコンベア。
- 物品を搬送させるベルトコンベア部(1)と、該ベルトコンベアの下部に設けられてベルトコンベア上の物品の質量を計量する計量部(30)とからなる計量装置において、
前記計量部は、基台(35)に一方及び他方のロードセル(36a,36b)の固定側が固定され、負荷側には連接板(38)を介して立設された一方及び他方の支持部材(40,41)を備え、
前記ベルトコンベア部は、搬出入側にそれぞれ設けられ、回転中心に軸(6a,7a)を有する一対のローラ(6,7)と、
前記各ローラ間に張設される無端状のベルト(8)と、
前記ベルトコンベア部の両側部に設けられ、前記各ローラの軸をそれぞれ軸溝(2a,3a,2b)で軸支し、少なくとも一方の外接線の長さが前記ベルト全周の長さよりも短く形成された側板(2,3)と、
前記一方の側板(3)に対し着脱自在であり、前記他方の側板に設けられた軸溝(2b)と対向する位置に前記一方のローラ(7)の一端の軸(7a)を軸支する軸溝(15)を有する着脱板(4)と、
前記両側板(2,3)の前記一方及び他方の支持部材(40,41)の対向位置にそれぞれ配置され、前記支持部材上に接触位置決めされる一方及び他方の回転受け具(44)とを備え、
前記一方の回転受け具(44)は前記一方の支持部材(40)上の平坦な接触部(40a)上において回転移動可能な状態で支持され、前記他方の回転受け具(44)は前記他方の支持部材(41)上のV溝支持部(41a)のV溝内に嵌まってベルトコンベア部の長手方向への移動が禁止された状態で支持され、
前記ベルトコンベア部は、計量部に対し着脱自在に構成され、該ベルトコンベア部に設けられた前記ローラ(7)及びベルト(8)の着脱が容易化できることを特徴とする計量装置。
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