JPH10142033A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JPH10142033A
JPH10142033A JP29854996A JP29854996A JPH10142033A JP H10142033 A JPH10142033 A JP H10142033A JP 29854996 A JP29854996 A JP 29854996A JP 29854996 A JP29854996 A JP 29854996A JP H10142033 A JPH10142033 A JP H10142033A
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belt conveyor
belt
weighing
roller
section
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JP29854996A
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Osamu Tanaka
修 田中
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体の重量偏位の調整及びベルトコンベア
のベルト等各部の組み立て分解を容易化できるベルトコ
ンベア、及び、ロードセルに対する偏荷重を低減化させ
計量精度を高精度に維持できること。 【解決手段】 ベルトコンベア部3は駆動ローラ26内
に駆動モータが設けられ回転する。駆動ローラ26と従
動ローラ27との間にはベルト7が張設され、物品を搬
送する。駆動モータが駆動ローラ26内に設けられるこ
とにより、ベルトコンベア部の質量配分が均等化され偏
荷重が低減化でき、計量部2での物品の計量精度を高精
度化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を搬送するベ
ルトコンベアを有し物品の質量を計量する計量装置に関
し、特に、ベルトコンベア部の組み立て分解、保守点検
が容易なベルトコンベアを有する計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11(a),(b)は、従来の計量装
置を示す側面図及び平面図である。この計量装置は上部
にベルトコンベア51が設けられ、このベルトコンベア
51の駆動により物品を搬送させながら質量を計量する
ことができる。このベルトコンベア51は、基台52上
に固定側53aが固定されたストレインゲージ式ロード
セル(以下、ロードセルと略称する)53の負荷側53
bに設けられており、このロードセル53はベルトコン
ベア51全体と物品の質量を計量し、演算部の演算処理
にてベルトコンベア51分の重量を差し引くことにより
物品の質量を求める構成となっている。
【0003】上記ベルトコンベア51は、一対のローラ
54a,54b間にベルト55が張設され、うち一方の
駆動ローラ54a側には伝達手段の連結ベルト56を介
して駆動源のモータ57が連結され、これらが全てロー
ドセル53上に載った形となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような計量装置
は、モータ57が同図(b)に示すように平面で見てベ
ルトコンベア51の一隅部分に配置されるため、このモ
ータ57の重量は中央に設けられたロードセル53に対
する偏荷重を生じる。即ち、ロードセル53の配置位置
に対してベルトコンベア51の重心位置が逸れているた
め、ロードセル53に対しベルトコンベア51は偏荷重
を発生させる。この偏荷重は、計量誤差を招き計量精度
を低下させる要因となっている。
【0005】この偏荷重を低減化させるには、ロードセ
ル53上の位置にモータ57を配置させればよいが、モ
ータ57がロードセル53に近接することに伴いモータ
57で発生した熱がロードセル53に伝わりやすくなり
ロードセル53が熱歪の影響を受けて計量誤差を招くこ
とになる。同時に、モータ57と駆動ローラ54aとの
間の連結ベルト56が長くなり、構成が大型化する。
【0006】また、上記のようなベルトコンベア51で
あると、ベルト55の清掃等交換保守時に、このベルト
55の着脱を容易に行えなかった。即ち、ベルト55を
取り外すには、ローラ54a,54b間の一方を内方に
移動させ、また、モータ57の台座固定を取り外し、さ
らに、側部の連結ベルト56を取り外して行う煩雑なも
のであった。さらに、連結ベルト56が外部に表出する
ため、この部分で不意に怪我をしたり物品を傷つける恐
れがある。この連結ベルト56は大部分が側部のカバー
に覆われるが、同図(b)に示すように一部が駆動ロー
ラ54a側部に表出しており、また、保守時等にカバー
が外されるが、これにより駆動源及び伝達手段全体が表
出し危険である。
【0007】ところで、上記のベルトコンベア51で
は、モータ57に設けられたプーリ57aと、駆動ロー
ラ54aとでそれぞれ個別に質量偏位を調整しなければ
ならなかった。これらプーリ57a,駆動ローラ54a
の回転体は、精密に見ると軸心に対して偏心していた
り、回転体が軸心に対し全周のうち一部分に質量が偏っ
て形成されている。このような質量偏位は、回転体の回
転時にブレを生じさせ、このブレが計量時の振動となり
計量誤差となる問題があった。このため、回転体である
プーリ57aと駆動ローラ54aには、回転が安定する
よう、それぞれに調整分銅(バランサ)を貼り付けて質
量偏位を防止する構成が採られており、これを行うには
2か所のプーリ57a、駆動ローラ54aそれぞれのバ
ランスを検出して対応箇所にバランサを設ける調整を行
わねばならず、箇所数が多い分調整作業に手間がかかっ
た。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、回転体の質量偏位の調整及びベルトコ
ンベアのベルト等各部の組み立て分解を容易化できるベ
ルトコンベア、及び、ロードセルに対する偏荷重を低減
化させ計量精度を高精度に維持できる計量装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の計量装置は、請求項1記載のように、物品
を搬送させるベルトコンベア部(3)と、該ベルトコン
ベアの下部に設けられて前記物品の質量を計量する計量
部(2)とからなる計量装置において、前記ベルトコン
ベア部は、駆動モータを内蔵し円筒状に形成され、軸
(26a)を中心に外周面が回転自在な駆動ローラ(2
6)と、前記駆動ローラから所定距離離れて設けられ、
軸(27a)を中心に外周面が回転自在な従動ローラ
(27)と、前記駆動ローラ及び従動ローラ間に張設さ
れる無端状のベルト(7)と、前記ベルトコンベア部の
両側部に設けられ、前記各ローラの軸をそれぞれ軸支す
る側板(22,23)とを備え、前記計量部は、基台
(5)にロードセル(6)の固定側が固定され、負荷側
には前記ベルトコンベア部が載置される構成により、前
記ベルトコンベア上での偏荷重が低減化でき計量精度を
高精度化できることを特徴としている。
【0010】また、請求項2記載のように、前記駆動ロ
ーラ(26)の側面(26b)には、該駆動ローラの質
量偏位をキャンセルするための所定大きさ、重量の調整
分銅が着脱自在な構成としてもよい。
【0011】また、請求項3記載のように、前記計量部
(2)は、基台(5)にロードセル(6)の固定側が固
定され、負荷側には連接板(8)を介して立設された支
持部材(10,11)を備え、前記側板(22,23)
のうち一方は、少なくとも外接線の長さが前記ベルト全
周の長さよりも短く形成され、前記一方の側板(23)
に対し着脱自在であり、前記他方の側板に設けられた軸
溝(22b)と対向する位置に前記従動ローラ(27)
の一端の軸(27a)を軸支する軸溝(35)を有する
着脱板(24)と、前記側板の前記支持部材の対向位置
にそれぞれ配置され、前記支持部材に接触位置決めされ
る回転受け具(14)とを備え、前記ベルトコンベア部
は、計量部に対し着脱自在に構成され、ベルトコンベア
部を計量部から取り外した状態で前記着脱板を取り外す
ことにより、前記従動ローラとベルトと駆動ローラを前
記ベルトコンベア部から順次取り外せる構成にしてもよ
い。
【0012】物品を搬送させるベルトコンベア部3は、
駆動ローラ26内に駆動モータが内蔵されており、この
1か所の駆動ローラ26自体が回転して従動ローラ27
との間に張設されたベルト7を搬送駆動する。これによ
り部品点数が削減でき組み立て保守が容易化できる。ま
た、駆動源と伝達手段が外部に表出せず安全性を向上で
きる。このベルトコンベア部3は、駆動モータ等重量物
が駆動ローラ26内に収容されているため、全体重量が
平均化でき計量部2に対する偏荷重を低減化でき、計量
精度を高精度化できる。また、計量部2の支持部材1
0,11上にベルトコンベア部3の回転受け具14が載
る配置構成であるため、ベルトコンベア部3の着脱を容
易化できる。取り外されたベルトコンベア部3に設けら
れた着脱板24を取り外すと、従動ローラ27を取り外
せ、この後、側板3側からベルト3が取り外せ、この
後、駆動ローラ26を取り外すことができ、組み立て分
解が容易に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の計量装置の大略
構成を示す斜視図である。計量装置1は、大別して計量
部2とベルトコンベア部3で構成され、ベルトコンベア
部3のベルト7上で搬送される物品を計量部2で計量す
る。計量部2は、基台5と、この基台5上に設けられる
一対のロードセル6a,6bで構成されている。これら
ロードセル6a,6bでそれぞれ得られた2つの計量値
は処理部にて所定の感度補正が行われ、物品の質量を演
算出力する。
【0014】さらに詳細に説明すると、計量部2上のロ
ードセル6a,6bは、固定側が基台5に固定され、負
荷側には連接板8が固定されている。これら固定側と負
荷側の中心を結ぶ軸線は、ベルト7の長手方向(搬送方
向)の中心線上に位置するよう所定間隔を隔てて配置さ
れている。
【0015】連接板8は荷重負荷に対する強度をもたせ
るため、側面略L字形状に形成されており、この連接板
8の両端部には、それぞれ支持部材10,11が固定さ
れている。これら支持部材10,11は軸体の上部に所
定の加工処理を施したものが用いられており、支持部材
10の上部には、直方体形状の接触部10aが形成され
ている。また、支持部材11の上部には、前記接触部1
0aと同様な直方体形状に更に側面略V溝状の加工を施
したV溝支持部11aが形成されている。
【0016】ベルトコンベア部3の下面には、この支持
部材10,11と対向する位置にそれぞれ円形状の回転
受け具14が設けられている。回転受け具14は、例え
ばベアリングで構成され、内輪がベルトコンベア部3に
固定され、この内輪に対し外輪が回転自在なものであり
支持部材10,11上に接触する。
【0017】図2は、支持部材10,11と回転受け具
14との位置関係を示す図である。同図において、中央
にはベルトコンベア部3の上面から見た状態が図示され
ており、その4辺の周囲には、それぞれの方向から見た
支持部材10,11と回転受け具14の状態が図示され
ている。
【0018】ここで、4個の回転受け具14のうち一方
の支持部材11上においては、V溝支持部11aのV溝
11aa内に嵌まってベルトコンベア部3の長手方向へ
の移動が禁止された位置決め状態となる。V溝支持部1
1aのV溝11aaは、側面からみて鉛直線に対し対称
な約45度づつ切り欠かれてなるもので、回転受け具1
4はこのV溝11aaに対し2点で接しこのV溝11a
a内に安定して位置決め状態が保持される。また、他方
の2個の回転受け具14は支持部材10上の接触部10
aに1点で接触する状態となり、この他方の回転受け具
14は平坦な接触部10a上で回転移動可能な状態にあ
る。
【0019】さらに、長手方向のいずれか一側部の2個
の回転受け具14には、両側部にフランジ14aが設け
られる。このフランジ14a同士の間隔は、接触部10
a,V溝支持部11aの幅よりも若干幅広とされてい
る。ここで、回転受け具14をベアリングで構成したと
き、一側部に予めフランジ14aが設けられたベアリン
グを2個対称状に用いて1個の回転受け具14を構成し
ている。このフランジ14aは、ベルトコンベア部3が
装置の幅方向に移動することを禁止する位置決め手段を
構成し、支持部材10,11から回転受け具14が脱落
することを防止している。上記構成により、支持部材1
0,11上に回転部材14を接触状態で載せるだけでベ
ルトコンベア部3を位置決めでき、かつ脱落を防止でき
る一方、ベルトコンベア部3は計量部2から容易に着脱
自在となる。
【0020】図3は、ベルトコンベア部3を示す一部分
解斜視図であり、側部のカバーを外した状態が示されて
いる。装置の両側部に設けられる一対の側板22,23
は、奥側の側板22が単一の板体で形成され、ほぼベル
トコンベア部1の全長に相当する長さを有している。一
方、手前側の側板23は、所定長さ短く形成され、この
側板23には、着脱板24が着脱自在であり、この着脱
板24を含めて側板22と同様な長さとなる。
【0021】これら側板22,23の両端部(物品の搬
入側及び搬出側)には、それぞれ一対の駆動ローラ2
6,従動ローラ27が設けられ、前記ベルト7を張設状
態で支持している。このベルト7の下面には側板22,
23間を固定する載置台30が設けられている。ここ
で、ベルト7全周の長さは、側板23の外接線の長さよ
りも長い。即ち、前記側板23の外接線の長さは、ベル
ト7全周の長さよりも短くなるよう設定しておく。例え
ば図示のように側板23が側面でみて長方形のときに
は、この各4辺を合計した長さ(全周縁の合計長)が外
接線の長さとなる。尚、側板23の一部に凹部や凸部が
形成されている場合の外接線の長さは、全周縁の合計長
ではなく頂点の角部同士を結んだ長さとなる。
【0022】駆動ローラ26は、図4の斜視図に示す如
くこの駆動ローラ26内部に駆動モータ及び減速手段を
有する駆動源として回転する。他方の従動ローラ27は
ベルト7の搬送力を受けて従動回転する。これら駆動ロ
ーラ26,従動ローラ27は、軸26a,27aが固定
され外周面が回転自在な構成であり、特に、駆動ローラ
26内部の駆動モータは軸26aの中空部を介して電源
線26Lが外部導出されている。駆動ローラ26両端の
軸26aは、側板22,23の一端部から水平方向に形
成された長溝状の軸溝22a,23a部分に係合支持さ
れ、従動ローラ27の軸27aは、側板の他端部22と
着脱板24に開口された軸溝22b,35部分に係合支
持されている。
【0023】図5,図6は、この着脱板24部分を示す
拡大した側面図及び平面図である。側板23には少なく
とも2個の係合突起32が設けられ、この係合突起32
の配置位置に対応して着脱板24側には係合溝33が開
口形成されている。係合突起32は、側板23上にボル
ト等を設け、このボルトの鍔部32aを側板23から着
脱板24の板厚分だけ離して設けている。係合溝33は
鍔部32aが挿入可能な径を有する挿入部33aとスラ
イド方向に沿った長溝部33bで構成される。図示のよ
うな着脱板24の取り付け時には長溝部33bの奥部に
係合突起32が位置し鍔部32aにより着脱板24の脱
落を防止している。
【0024】この着脱板24の端部には、従動ローラ2
7の軸27aの一方を軸支する軸溝35が開口形成され
ている。また、着脱板24の中央部には、貫通孔36が
開口形成されており、この貫通孔36部分には側板23
に固定された固定部材37が表出位置している。この固
定部材37の一部は折曲された係合片37aとされてお
り、この係合片37aには、着脱板24側に設けられた
操作手段の係合片40cが係合固定される。
【0025】操作手段は、図示の例ではキャッチクリッ
プ等の固定用レバー40で構成される。この固定用レバ
ー40は、着脱板24側に固定された軸体40aaを中
心に回動自在な把持部40aと、この把持部40aにお
いて軸体40aaから偏心した位置に一端40bbが連
結された係合部40bとを有する。そして、把持部40
aの開放操作時には、係合部40bが偏位して係合片4
0cが固定部材37の係合片37aから外れる。これら
固定用レバー40と固定部材37により、側板23に対
する着脱板24の固定手段を構成している。
【0026】上記のようにベルトコンベア部3は、側板
22,23の搬入側と搬出側にそれぞれ駆動ローラ2
6、従動ローラ27が設けられ、これら間にベルト7が
張設され、かつ、駆動ローラ26内にこの駆動ローラ2
6を回転駆動させる駆動モータが内蔵されて構成されて
おり、最小限の部品点数で構成でき、組み立て及び分解
を容易化できる。また、駆動モータが外部に表出しない
ため、連結ベルト等が不要で不意な怪我や物品の損傷を
防止できる。
【0027】さらに、駆動モータ及び減速手段が有する
質量は、1本の駆動ローラ26の軸26aで両端の側板
22,23が軸支する構成であるため、偏荷重の影響を
低減化させることができる。即ち、従来独立して設けら
れた駆動モータは配置箇所が一部に偏りやすく偏荷重を
生じていたが、本実施の形態では駆動ローラ26全体の
重量として扱えるため、偏荷重の成分を低減できるよう
になる。さらに、駆動モータが駆動ローラ26内に収納
されており、ロードセル6a,6bから所定距離離れて
いるため、駆動モータで発生した熱により計量精度が低
下することはない。
【0028】また、図4に示すように、駆動ローラ26
には、調整分銅28を取り付けることができる。駆動ロ
ーラ26は、軸心に対して偏心していたり、回転体が軸
心に対し全周のうち一部分に質量が偏って形成されてい
る。このような質量偏位があるままの状態で使用する
と、回転時に駆動ローラ26にブレを生じさせ、このブ
レが計量時の振動となり計量誤差となる。
【0029】これを防止するため、駆動ローラ26のバ
ランスを検出して質量偏位をキャンセルする対応箇所に
所定の大きさ(質量)の調整分銅28を設ける。この調
整分銅28には、駆動ローラ26の側面26bに開口さ
れた所定個のネジ穴26cに対応する取付穴28bが設
けられ、固定ネジ28cを用いて取り付けられる。この
ように、駆動ローラ26内部に駆動モータが内蔵された
構成では、この1個の駆動ローラ26に対してのみ調整
分銅28を設ければよく、調整箇所を削減できるように
なる。
【0030】次に、上記構成で説明したベルトコンベア
部1の分解操作を説明する。この分解は、ベルト7、駆
動ローラ26、従動ローラ27の清掃や、駆動ローラ2
7内の駆動モータの保守等を行う差異に行われる。尚、
この分解は、製造時の組み立て作業の内容も意味する。
まず、図7,図8の側面図及び平面図に示すように、固
定用レバー40の把持部40aを手前側に開放操作する
と、この固定用レバー40は軸体40aaを中心に回動
し、係合部40b端部の係合片40cが固定部材37の
係合片37aから外れる。この状態で着脱板24は図中
A方向にスライドでき(図示にはスライド後の状態)、
このスライドにより係合溝33の挿入部33a部分に係
合突起32の鍔部32aが位置し、着脱板24を図面手
前側に取り外せる状態になる。
【0031】この状態で、従動ローラ27の一方の軸2
7aは、側板22の軸溝22b部分に軸支され、かつ、
他方の軸27aは着脱板24の軸溝35部分に軸支され
るが、この着脱板24が装置の内部方向にスライドして
いるため、従動ローラ27は平面でみて傾斜する形とな
り、ベルト7の張力を緩めることができる。この後、着
脱板24を取り外すと、従動ローラ27の一方の軸27
aが自由状態となりこの従動ローラ27を手前側に取り
外すことができる。
【0032】図9の側面図に示すように、従動ローラ2
7を取り外した状態で、ベルト7はその長さが側板23
の外接線の長さよりも長い状態にあるから、このベルト
7は図示のように側板23の縁部に沿う位置に湾曲させ
た状態でこの側板23の側部から図面の手前方向に取り
外すことができる。この後、駆動ローラ26は、一方の
側板23に設けられた長溝状の軸溝22a,23a部分
から軸26aを外部方向にスライドさせることにより取
り外すことができる。
【0033】この状態で、取り外したベルト7や駆動ロ
ーラ26(内部の駆動モータを含む)、従動ローラ27
は、清掃や交換等保守点検を行うことができ、作業終了
後に再びベルトコンベア部3に取り付けられる。ベルト
7の取り付けは、上記取り外しの工程と逆の作業順で行
えばよい。まず、駆動ローラ26の軸26aを長溝22
a,23a部分に挿通させた後、ベルト7を側板23側
部から取り付ける。この後、従動ローラ27をこのベル
ト7の内部に挿入し、先端の軸27aを側板22の軸溝
22b部分に差し込む。このとき、従動ローラ27は挿
入方向先端の軸27aが軸溝22b部分に差し込まれて
いればよく、平面でみて従動ローラ27は傾斜状態でよ
い。
【0034】次に、着脱板24を側板23側に取り付け
る。このとき、係合突起32の鍔部32a部分に係合溝
33の挿入部33aを位置させた状態で、前記傾斜状態
の従動ローラ27の手前側の軸27aを着脱板24の軸
溝35に挿入させる。そして、固定用レバー40の把持
部40aが開放された状態で係合部40bの係合片40
cを固定部材37の係合片37a部分に位置させる。
【0035】この後、把持部40aを閉じる操作をする
ことにより、固定用レバー40は軸体40aaを中心に
回動し、係合部40b端部の係合片40cが固定部材3
7の係合片37aに係合しながら、着脱板24は前記A
方向と逆方向にスライドする(図5の状態)。このよう
にして、着脱板24の取り付け時には、固定用レバー4
0を用いて着脱板24を移動させ、従動ローラ27をベ
ルト7に押圧接触させる初期位置に復帰させることがで
きる。そして、この復帰時にベルト7に所定の張力を付
与するための力は固定用レバー40を用いて生成できる
から、最小限の力でこれを行える。
【0036】ところで、図3に図示されたように、この
ベルトコンベア部3の駆動ローラ26側には張力調整手
段54が設けられている。この張力調整手段54は、側
板22,23それぞれに固設されたネジ受け55と、こ
のネジ受け55に螺合する調整用ネジ56で構成され
る。そして調整用ネジ56を回転させてその自由端56
aを駆動ローラ26の軸26aに接触させてベルト7の
張力を調整自在である。尚、調整用ネジ56には、さら
に固定ナット56bを介挿させておき、調整状態を固定
保持できるようになっている。
【0037】この張力調整手段54の調整により駆動ロ
ーラ26の軸芯を偏位自在であり、ベルト7の蛇行を防
止する微調整が行える。この張力調整手段54は、着脱
する従動ローラ27側ではなく、ベルトコンベア部3に
固定の駆動ローラ26側に設けられたものであるため、
上述したように従動ローラ27を着脱する都度、調整を
行う必要はない。併せて、駆動ローラ26を着脱して
も、張力調整手段54の調整用ネジ56は調整状態のま
ま保持することができる。即ち、張力調整手段54で1
度調整をしておけば、この調整状態を変更せずとも駆動
ローラ26及び従動ローラ27及びベルト7を着脱で
き、かつこれらの着脱を繰り返しても初期の状態を再現
できるようになっている。
【0038】次に、前記支持部材40,41と回転受け
具44を用いベルトコンベア部3を着脱自在に構成する
と、以下に説明するように偏荷重等の影響を受けずに物
品の質量を計量できる作用効果が得られる。図10
(a)〜(c)は、それぞれこのベルトコンベア部3上
で物品が搬送されたときにかかる応力の変化状態を示す
側面図である。いずれの図においても説明の便宜上、実
際より大きな変化量として図示してある。始めに同図
(a)に示すように、物品がベルトコンベア部3のベル
トコンベア7の一端部に載ったとき、この搬入側のロー
ドセル6bに荷重が加わり、ロードセル6bが変形す
る。これにより、ベルトコンベア部3の搬入側が下方に
移動する。
【0039】これにより、ベルトコンベア部3の回転受
け具14同士間のピッチL1が若干縮み、ロードセル6
a,6b間(図示では支持部材10,11間)のピッチ
L2よりも短くなる。このとき、回転受け具14は、一
方が支持部材11のV溝支持部11aに支持され長手方
向の移動が禁止されているが、他方は支持部材10の接
触部10a上を移動自在な構成であり、図示の方向に回
転移動して上記ピッチL1とL2の差分の長さを吸収す
る。
【0040】次に、同図(b)に示すように、物品がベ
ルトコンベア部3のベルトコンベア7の中央部まで移動
したとき、このベルトコンベア部3(側板22,23)
は両端が上側に反った状態で若干撓み、両ロードセル6
a,6bに荷重が加わり、これらロードセル6a,6b
がいずれも変形する。
【0041】このときにも、ピッチL1が若干縮みピッ
チL2よりも短くなるが、前記同様に回転受け具14の
うち他方は、支持部材10の接触部10a上を回転移動
してピッチL1とL2の差分の長さを吸収する。
【0042】上記(a)〜(c)のいずれの状態におい
ても、回転受け具14をベアリングで構成した場合、支
持部材10側のベアリングの外輪が図示の方向に回転
し、支持部材11側では内輪が図示の方向に回転する。
ここで、支持部材11側のベアリングは、外輪が支持部
材11のV溝支持部11aにて保持され回転しないた
め、この外輪に対しベルトコンベア部3の撓みでこのベ
ルトコンベア部3に固定された内輪を図示の方向に回転
させることになる。
【0043】そして、上記のように、ベルトコンベア部
3に撓みが生じた場合及びベルトコンベア部3上で物品
が搬送移動された場合に、回転受け具14同士間のピッ
チL1と、ロードセル6a,6b間のピッチL2に差分
が生じても、回転受け具14が回転移動することによ
り、一対のロードセル6a,6bでの干渉を防止でき、
計量誤差を生じることがない。
【0044】また、上記例では、物品の荷重によってベ
ルトコンベア部3(側板22,23)のピッチL1が計
量部2のピッチL2よりも縮む場合について説明した
が、ベルトコンベア部3のピッチL1が熱膨張等により
ピッチL2よりも長くなる場合が生じても、支持部材1
0上で回転受け具14が上記と逆方向に回転移動するこ
とにより、この差分を吸収できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、駆動ローラ内に駆動モ
ータが内蔵された構成であり、駆動ローラを回転駆動さ
せる駆動源や伝達手段が外部に表出しないため、装置の
安全性を向上でき、また、部品点数を削減でき組み立て
及び保守点検作業を容易化できるようになる。また、ベ
ルトコンベア部の構成部の重量配分が均等化されるた
め、計量部のロードセルに対する偏荷重を低減化でき、
計量精度を高精度化することができる。そして、請求項
2記載のように、駆動ローラ自体が有する回転時の質量
偏位を調整分銅でキャンセルすることができ、駆動ロー
ラのブレが低減化でき回転が安定化して計量精度の低下
を防止できる。また、請求項3記載のように、計量部上
のベルトコンベア部を容易に着脱でき、ベルトコンベア
部を取り外した状態で着脱板を取り外すことによりこの
ベルトコンベア部を構成する従動ローラとベルトと駆動
ローラを順次取り外すことができるようになり、ベルト
の清掃や、駆動ローラ内の駆動モータの保守点検等を容
易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す斜視図。
【図2】ベルトコンベア部と計量部の配置状態を示す
図。(図の中央はベルトコンベア部を上部から見た平面
図であり、この平面図を中心とした4辺にはそれぞれ各
側から見た側面図が記載されている。)
【図3】ベルトコンベア部を示す斜視図。
【図4】駆動ローラを示す斜視図。
【図5】着脱板部分の構成を示す側面図。
【図6】同着脱板部分の構成を示す平断面図。
【図7】着脱板のスライド状態を示す側面図。
【図8】着脱板のスライド状態を示す平断面図。
【図9】着脱板を取り外した状態を示す側面図。
【図10】(a),(b),(c)は、それぞれ物品の
移動に伴うベルトコンベア部の撓み状態を示す側面図。
【図11】(a),(b)は、従来の計量装置を示す側
面図及び平面図。
【符号の説明】
2…計量部、3…ベルトコンベア部、6a,6b…ロー
ドセル、7…ベルト、8…連接板、10,11…支持部
材、14…回転受け具、22,23…側板、24…着脱
板、26…駆動ローラ、27…従動ローラ、26a,2
7a…軸、30…載置台、32…係合突起、33…係合
溝、37…固定部材、40…固定用レバー、54…張力
調整手段、28…調整分銅。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送させるベルトコンベア部
    (3)と、該ベルトコンベアの下部に設けられて前記物
    品の質量を計量する計量部(2)とからなる計量装置に
    おいて、 前記ベルトコンベア部は、駆動モータを内蔵し円筒状に
    形成され、軸(26a)を中心に外周面が回転自在な駆
    動ローラ(26)と、 前記駆動ローラから所定距離離れて設けられ、軸(27
    a)を中心に外周面が回転自在な従動ローラ(27)
    と、 前記駆動ローラ及び従動ローラ間に張設される無端状の
    ベルト(7)と、 前記ベルトコンベア部の両側部に設けられ、前記各ロー
    ラの軸をそれぞれ軸支する側板(22,23)とを備
    え、 前記計量部は、基台(5)にロードセル(6)の固定側
    が固定され、負荷側には前記ベルトコンベア部が載置さ
    れる構成により、 前記ベルトコンベア上での偏荷重が低減化でき計量精度
    を高精度化できることを特徴とする計量装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動ローラ(26)の側面(26
    b)には、該駆動ローラの質量偏位をキャンセルするた
    めの所定大きさ、重量の調整分銅が着脱自在な構成とさ
    れた請求項1記載の計量装置。
  3. 【請求項3】 前記計量部(2)は、基台(5)にロー
    ドセル(6)の固定側が固定され、負荷側には連接板
    (8)を介して立設された支持部材(10,11)を備
    え、 前記側板(22,23)のうち一方は、少なくとも外接
    線の長さが前記ベルト全周の長さよりも短く形成され、 前記一方の側板(23)に対し着脱自在であり、前記他
    方の側板に設けられた軸溝(22b)と対向する位置に
    前記従動ローラ(27)の一端の軸(27a)を軸支す
    る軸溝(35)を有する着脱板(24)と、 前記側板の前記支持部材の対向位置にそれぞれ配置さ
    れ、前記支持部材に接触位置決めされる回転受け具(1
    4)とを備えることにより、 前記ベルトコンベア部は、計量部に対し着脱自在に構成
    され、ベルトコンベア部を計量部から取り外した状態で
    前記着脱板を取り外すことにより、前記従動ローラとベ
    ルトと駆動ローラを前記ベルトコンベア部から順次取り
    外せる構成とされた請求項1記載の計量装置。
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