JP3457893B2 - コンベア - Google Patents

コンベア

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JP3457893B2
JP3457893B2 JP27762598A JP27762598A JP3457893B2 JP 3457893 B2 JP3457893 B2 JP 3457893B2 JP 27762598 A JP27762598 A JP 27762598A JP 27762598 A JP27762598 A JP 27762598A JP 3457893 B2 JP3457893 B2 JP 3457893B2
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修 田中
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を選別するコ
ンベアに係り、特に、物品を上下方向に選別するコンベ
アに関する。
【0002】
【従来の技術】物品は、選別機を用いて選別することが
できる。例えば前段の計量機で物品の質量を計量した際
に、規定の質量の正常品の搬送方向に対し、この規定質
量に満たない若しくは過質量の不良品を分離する方向に
排出させるのに用いている。これらの選別機は、物品を
搬送させながら選別する構成が一般的であり、選別の形
態は各種あるが、うち、ドロップアウトコンベアは、水
平方向と上下方向に選別する構成である。例えば、正常
品を水平方向に搬送させ、不良品を落下排出させる。
【0003】図15は従来のドロップアウトコンベアを
示す側面図、図16は同平面図である。ドロップアウト
コンベアは、レトルト食品など、薄い厚さの物品を選別
するために用いられる。
【0004】コンベア60一端部の回転軸61には、ギ
ヤ、ベルト等の連結手段62を介して搬送駆動用のモー
タ63が連結されており、この回転軸61には、さらに
軸受64が設けられ回動自在に軸支されている。そし
て、コンベア60の下部にはシリンダ55が設けられて
おり、コンベア60は、図中一点鎖線で示す如く傾斜可
能に構成されている。これにより、モータ63によりコ
ンベア60上面で物品を搬送させながら、シリンダ55
の作動により、物品を選別することができるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、回転軸61部分がモータ63に駆動連結されて
おり、さらに軸受64で軸支されている構成であるた
め、容易に分解できなかった。分解するには、連結手段
62の分解、及び軸受64から回転軸61を取り外す必
要があり手間がかかった。
【0006】特に、物品が食品である場合、コンベア6
0を定期的に清掃するための分解が必要となるが、これ
が容易に行えなかった。また、分解、及び組み立てに手
間がかかり、部品の損失や組み立てを誤るおそれもあっ
た。また、連結手段62のギヤ、ベルト等が表出すると
危険であるため、特別に保護カバーを設ける必要があ
り、この保護カバー取り付け用のネジ等部品点数が増え
るとともに、紛失の恐れもある。このようなネジ等は食
品に混入させてはならない。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、分解、組み立てが容易で清掃性に優
れ、安全性が高いコンベアを提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンベアは、請求項1記載のように、駆動
ローラ11aと従動ローラ11bに張架された無端状の
ベルト12を駆動して物品を搬送させながら、昇降手段
によりベルト面が傾斜可能で物品を異なる方向に選別す
るコンベアにおいて、前記駆動ロータと従動ローラを回
転自在に支持する搬送ユニット3と、前記駆動ローラの
回転軸を内部の同心位置で回転自在に軸支し、前記搬送
ユニットの幅方向にそれぞれ突出して固定されたハウジ
ング14a,20と、一対の支柱6a,6bを有し、一
方の支柱を前記一方のハウジングに軸支する嵌合部7が
形成され、前記ハウジングを中心として前記搬送ユニッ
トを回動、傾斜可能に支持する支持部2と、他方の支柱
を前記他方のハウジングに軸支する嵌合部23が形成さ
れた前記駆動ローラ回転用のモータユニット4と、前記
駆動ローラの回転軸の一端部と、前記モータユニット
出力軸との間に設けられ駆動力を伝達し、また、分離自
在な連結具16とを備え、前記連結具部分での分離によ
り搬送ユニットを着脱可能に構成したことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項2記載のように、前記モータ
ユニット(4)は、前記出力軸が前記搬送ユニット
(3)の駆動ローラの軸方向に移動自在な構成とされ、
前記連結具部分で搬送ユニットとモータとの連結を分離
可能な構成としてもよい。
【0010】また、請求項3記載のように、前記モータ
ユニット(4)の配置位置と反対位置の前記嵌合部
(7)が設けられた支持部(2)が前記搬送ユニット
(3)の駆動ローラの軸方向に移動自在な構成とされ、
前記連結具部分で搬送ユニットとモータとの連結を分離
可能な構成としてもよい。
【0011】また、請求項4記載のように、前記駆動ロ
ーラ(11a)の一端部に設けられるハウジング(2
0)は円筒形状に形成され、内部の同心位置に駆動ロー
ラの回転軸及び前記連結具(16)の一方を収容し、前
記モータユニット(4)の嵌合部(23)に嵌合して軸
位置が位置決めされる構成とすることもできる。
【0012】また、請求項5記載のように、前記連結具
(16)には、前記モータユニット(4)の出力軸、及
び前記駆動ローラ(11a)の回転軸にそれぞれ固定さ
れたカップリング(18a,18b)が設けられ、該カ
ップリングの歯面同士の接合により駆動力が伝達される
構成としてもよい。
【0013】また、請求項6記載のように、前記モータ
ユニット(4)は、前記支持部(2)に対し固定具(3
0)を介して着脱自在に構成され、かつ、該支持部との
間に脱落防止具(33)が設けられ、前記固定具(3
0)の固定解除後における該モータユニットの脱落を防
止する構成としてもよい。
【0014】上記構成によれば、搬送ユニット3の駆動
ローラ11aは、搬送ユニットの幅方向にそれぞれ突出
して固定された円形状のハウジング14a,20内で回
転自在に軸支される。ハウジング14aは、嵌合部7に
嵌合して支持部2の一方の支柱6bに軸支されている。
また、ハウジング20は、嵌合部23に嵌合して支持部
2の他方の支柱6aに軸支されている。昇降手段によ
り、ハウジング14a,20を中心として搬送ユニット
3は回動(傾斜)自在である。また、駆動ローラ11a
の回転軸11abは、ハウジング20内部を介し、連結
部16でモータユニット4の出力軸と駆動連結される。
搬送ユニット3の取り外し時には、モータユニット4を
取り外すことにより。駆動ローラ11aの一端部側で嵌
合部23とハウジング20の嵌合が外れ、同時に連結部
16が外れる。この後、駆動ローラ11aの他端部側で
嵌合部7からハウジング14aを外すことにより、搬送
ユニット3を取り外せる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のコンベアの実施形態を図
面を参照して説明する。図1は本発明のコンベアを示す
側面図、図2は同平面図、図3は正面図である。
【0016】このコンベア1は、物品の重量を計量する
計量機や、物品内の金属物を検出する金属検出機の搬送
方向後段に配置され、計量異常時や金属検出時等の不良
品検出時に物品を落下排出するものである。
【0017】計量機に適用される例では、ロードセル等
で計量した物品の計量信号を演算部に出力して物品の質
量を求め、予め設定された規定の質量値と比較する。そ
して、計量値に応じた選別信号をコンベア1に出力す
る。一般的には、コンベア1は、選別信号が正常品の場
合、コンベア1を水平状態にしたまま物品を後段に搬送
させ、選別信号が不良品の場合にはコンベア1を傾斜さ
せて物品を落下排出する。
【0018】コンベア1は、支持部2と、搬送ユニット
3と、モータユニット4と、昇降ユニット5で大略構成
される。支持部2は、左右一対の支柱6a,6bと、支
柱6a,6b間の枠体6c、搬送ユニット3の基端部付
近に設けられる保護板6d及びモータ取付け板6eで構
成される。この支持部2は、計量機の枠材を用いること
もある。
【0019】保護板6dは、略扇形状に形成され、搬送
ユニット3の回動時に支柱6a,6bとの間に手を挟ま
ないよう保護する。一方の支柱6aの上部には、モータ
ユニット4の形状に対応したモータ取付け板6eが設け
られる。モータ取付け板6eは、モータユニット4の全
周に接触する突起片6eeが設けられ、モータユニット
4の固定位置を位置決めする。他方の支柱6bの上部に
は、円形状の嵌合部7が貫通形成されている。この嵌合
部7には軸受7aが設けられ、搬送ユニット3の突出す
るハウジング14a(軸受14a)が嵌合する。
【0020】搬送ユニット3は、所定大きさの受台10
と、受台10の両端に設けられた駆動ローラ11a,従
動ローラ11bと、これらローラ11a,11b間に張
設される無端状のベルト12で大略構成される。受台1
0は、内部が縦横方向に棧等で補強されており、ベルト
12上を搬送する物品の荷重を支持する。この受台10
は、両側板10dがそれぞれ下方に突出形成されてい
る。この突出部分には、係合溝10eが形成され、この
係合溝10eに向かって傾斜する傾斜片10fを有す
る。詳細は後述するが、この係合溝10eを介して搬送
ユニット3は、昇降ユニット5に離脱可能に連結され
る。
【0021】図4は駆動ローラ11a部分の平断面図で
ある。駆動ローラ11aは、両端の軸受14,15内部
に設けられた軸受16aにより軸支され回転自在であ
り、この駆動ローラ11aの回転により、従動ローラ1
1bとの間のベルト12を搬送駆動する。軸受14,1
5は、搬送ユニット3に固定して設けられ駆動ローラ1
1aを回転自在に軸支するが、この軸受14,15のハ
ウジング14a,20は、駆動ローラ11aの両端位置
にて搬送ユニット3の幅方向にそれぞれ突出して設けら
れている。この突出部分は、略円形状に形成されてい
る。
【0022】一方の軸受14のハウジング14aは、支
柱6bの嵌合部7(軸受7a)に軸支される。他方の軸
受15のハウジング20は、後述する連結部16の一部
を構成し、先端部に設けられた軸受21が、モータユニ
ット4の嵌合部(ハウジング)23に軸支される。これ
により、搬送ユニット3は、軸受14,15(駆動ロー
ラ11aの軸心)を中心として回動(傾斜)自在に構成
されている。
【0023】図5は、従動ローラ11b部分の平断面
図、図6は、同側断面図である。従動ローラ11bは、
揺動部35を介して配されている。揺動部35は、受台
10の揺動軸(支杆)35aを中心に揺動し従動ローラ
11bを支持する。従動軸11baは、従動ローラ11
b内に配されたベアリング11bbによって、従動ロー
ラ11bを回転自在に支持している。
【0024】揺動部35は、内部空間を有して形成さ
れ、内部には、従動ローラ11bの従動軸11baの押
圧手段36が設けられている。押圧手段36は、支持具
37と、調整ネジ38と、弾性部材(圧縮コイルバネ)
39とで構成されている。支持具37は、略L字状に折
曲された板片からなり、折曲された一片37aの先端に
は一部開口する長穴40が形成されている。長穴40に
は、従動ローラ11bの従動軸11baが挿通支持され
ている。
【0025】調整ネジ38は、支持具37の長穴40に
遊挿された従動軸11baの先端部に挿通され支持具3
7の他片37bに螺合されている。圧縮コイルバネ39
は、常に従動軸11baを介して従動ローラ11bを揺
動部35の揺動端側へ押圧する。これにより、調整ネジ
38を調整して、従動ローラ11bをベルト12が緊張
する方向に調整でき、調整ネジ38の操作により圧縮コ
イルバネ39が拡縮されて、上記押圧力の調整が行われ
る。
【0026】揺動部35は、保持具41によって揺動端
を受台10の長さ方向(搬送方向)に向けた状態で固定
保持される。この保持具41は、受台10の側板10d
に設けられた穴部10daに係合する保持ピン41aを
有する。この保持ピン41aは、バネ材41bによって
常に穴部10eに挿入する方向に突出されている。ま
た、揺動部35には、受台10に接触するストッパ35
bが設けられ、図6中上方への揺動が規制され、従動ロ
ーラ11bが受台10と略平行位置となるよう位置決め
される。
【0027】図4に示すように、モータユニット4は、
駆動モータと、減速機で構成され、これらが防水ケース
4a内に収容されてなる。モータユニット4の出力軸4
bは、駆動ローラ11aと同軸位置に配置され、連結部
16でこれらが連結される。連結部16は、モータユニ
ット4の出力軸4b、及び駆動ローラ11aの回転軸1
1abにそれぞれ固定された一対(雄雌)のカップリン
グ18(18a,18b)、出力軸4bと同心でカップ
リング18bを覆う筒状のハウジング20で構成され
る。
【0028】図7は、連結部16を示す図である。同図
(a)は平断面図、(b)は側面図である。一方のカッ
プリング18aは、回転中央を中心として所定角度毎に
放射状に複数の山部19a及び谷部19bが凹凸状に形
成された所定歯数の係合歯19を有する。他方のカップ
リング18bにも、この係合歯19に噛合する同一形状
の係合歯を有している。係合歯19の端面19cは、回
転方向に対し所定角度傾斜して形成されている。端面1
9cは、カップリング18a,18b同士が軸方向から
近接した際に、互いの噛合を導く。
【0029】これらカップリング18は、円筒状のハウ
ジング20内部に収容される。ハウジング20は、受台
10に対し、基端部20aが駆動ローラ11aの回転軸
11abと同心に固定され、回転軸11abが貫通する
貫通孔を有している。また、このハウジング20はカッ
プリング18a,18bを収容可能な長さ及び所定径の
内径を有している。また、先端部20bには軸受21が
設けられている。
【0030】一方、連結部16のモータユニット4側を
説明すると、防水カバー4aには、出力軸4b部分に同
心状に嵌合部(ハウジング)23が突出固定される。嵌
合部23は所定径の外径を有する円形状であり、先端部
23bはテーパー状に形成されている。ここで、ハウジ
ング20の軸受21内周面と、嵌合部23の外周面23
cは、互いに所定の精度で嵌合し、この嵌合によりカッ
プリング18a,18b同士の軸心が同一に位置出しさ
れる。また、固定の嵌合部23に対し、ハウジング20
が軸受21部分部分で回動自在である。これにより、搬
送ユニット3は、軸受14,20を中心として回動(傾
斜)自在である。
【0031】図8は昇降ユニット5を示す側面図、図9
は同正面図である。なお、図8は、昇降ユニット5が作
動(ロッド50bが収縮)し、搬送ユニット3が傾斜し
た状態を示している。昇降ユニット5は、シリンダ(例
えばエアシリンダ)50と、固定板51で大略構成され
る。支柱6a,6b間には、シリンダ50の基部を軸支
するための支持板52が設けられている。シリンダ50
の基部50aには規制板53が固定され、シリンダ50
が自由状態のとき(搬送ユニット3の着脱時)、規制板
53が支持板52と接触してシリンダ50の回動角度を
所定角度に保持し、シリンダ50の傾倒を防止してい
る。
【0032】固定板51は、搬送ユニット3の側板10
d,10d内面にそれぞれ接する一対の側板51a,5
1aと、側板51aの両端部にそれぞれ設けられ一対の
側板51a,51a同士間を連結する支杆51b,51
cで大略構成されている。支柱6a,6b側の支杆51
bの両端部には、搬送ユニット3の係合溝10eに係合
するピン54がそれぞれ突出形成される。支杆51bに
は、シリンダ50のロッド50bが連結されている。シ
リンダ50には、内部へのゴミ等の侵入防止用にカバー
50fが着脱自在に設けられている。
【0033】固定板51の他端部51e側には、上面が
平面状の載置片55が所定量上方に突出形成されてい
る。この載置片55は、前記搬送ユニット3の従動軸1
1baの下面に接触し、従動ローラ11bが受台10と
略平行位置にさせる。
【0034】図9に示すように、モータユニット4は、
固定具30を介して支持部2のモータ取付け板6eに取
付けられる。固定具30,31は、図示のキャッチクリ
ップで構成することができる。
【0035】モータユニット4の防水カバー4aには、
少なくとも2面にキャッチクリップ30が設けられ、対
面するモータ取付け板6eの係合片6efに係合して、
支持ユニット2(駆動ローラ11a)の側部位置にモー
タユニット4を固定保持する。モータユニット4に設け
られるキャッチクリップ30と係合片6efとの間に
は、さらに、脱落防止具33が設けられる。脱落防止具
33は、キャッチクリップ30の固定を解除した状態で
モータユニット4をモータ取付け板6e側部に吊下る状
態に保持し、モータユニット4の脱落を防止する。
【0036】例えば、キャッチクリップ30と係合片6
efとの間で所定長さのチェーンや板体、あるいはモー
タユニット4とモータ取付け板6eを固定するネジと、
ネジの端部にフランジを設けて、ネジの脱落を防止する
等で構成される。脱落防止具33は、固定解除状態にお
いて、連結部16のカップリング18a,18b同士の
連結が離脱状態となる程度の移動量でモータユニット4
を保持する。
【0037】また、図8に示すように、搬送ユニット3
は、固定具31を介して昇降ユニット5に取付けられ
る。一対の固定板51には、それぞれ中央位置にキャッ
チクリップ31が設けられ、搬送ユニット3の係合片3
1aに係合して、搬送ユニット3を昇降ユニット5に固
定保持する。
【0038】次に、上記構成のコンベア1の選別動作を
説明する。モータユニット4の駆動モータの回転力が減
速機を介して減速され出力軸4bが回転する。出力軸4
bは、連結部16のカップリング18を介して搬送ユニ
ット3の駆動ローラ11aの回転軸11abに連結され
ている。これにより、駆動ローラ11aが回転し、従動
ローラ11bとの間に張設されているベルト12が一方
向に移動する。
【0039】計量機で計量された物品が正常品である場
合には、計量後の物品がベルト12上に物品が移載され
るとともに選別信号が入力される。この選別信号が正常
品である場合には、シリンダ50のロッド50bを伸長
状態のままとし、搬送ユニット3を水平状態に保持して
物品の後段に搬送する。
【0040】一方、選別信号が不良品である場合には、
シリンダ50のロッド50bを収縮させ、搬送ユニット
3を傾斜(図1中一点鎖線で記載)させて物品を落下排
出させる。このとき、嵌合部7,23内で一対の軸受1
4,15(ハウジング14a,20)が回動し、搬送ユ
ニット3が傾斜する。なお、搬送ユニット3が水平、傾
斜のいずれの状態にあっても、モータ4は継続的に回転
し、駆動ローラ11aの回転軸11abは軸受14,1
5内部で回転状態を続けて物品を搬送させる。
【0041】次に、上記構成による搬送ユニット3の着
脱動作について説明する。搬送ユニット3は、定期的な
清掃(殺菌、消毒)や、保守のために取り外される。搬
送ユニット3の取り外しは、始めに昇降ユニット5との
連結を外す。図10は、昇降ユニット5と搬送ユニット
3の着脱動作を示す側面図である。キャッチクリップ3
1を開放して、搬送ユニット3の側板10dと固定板5
1の固定状態を解除する。この状態で固定板51は図示
の如く支杆51bを中心として傾斜する。これにより、
載置片55が搬送ユニット3の従動軸11baから離
れ、従動ローラ11bの位置決め状態を解除する。
【0042】したがって、搬送ユニット3は、昇降ユニ
ット5により下部が支えられた状態のまま、軸受14,
15を中心として所定角度回動(傾斜)した状態で保持
される。これにより、搬送ユニット3及び昇降ユニット
5のいずれの自由端側も、不用意に落下したり傾斜する
等を防止できる。
【0043】次に、図11は、モータユニット4と搬送
ユニット3の着脱動作を示す側面図である。図示のよう
に、モータ取付け板6eとの固定を保持しているキャッ
チクリップ30を解除操作する。これにより、モータユ
ニット4の出力軸4bと、駆動ローラ11aの回転軸1
1abとを連結している連結部16の連結状態が解除さ
れる。即ち、ハウジング20と嵌合部23との嵌合が解
かれると共に、カップリング18a,18bの噛合状態
が離脱する。なお、モータユニット4は、脱落防止具3
3により、側板6bに吊下状態で保持される。
【0044】これにより、搬送ユニット3は、駆動ロー
ラ11aの一端に突出する軸受14のハウジング14a
部分が支柱6bの嵌合部7(軸受7a)に嵌まり、この
嵌合部7と係合突起54により支えられている。そし
て、図12の部分平面図に示すように、搬送ユニット3
全体を持ち、支柱6bの嵌合部7から軸受14のハウジ
ング14aを外す幅方向に移動(スライド)させるだけ
で、この搬送ユニット3を取り外すことができる。
【0045】図13は、搬送ユニット3を取り外した状
態を示す側面図である。図示のように、昇降ユニット5
は、シリンダ50の自重により傾斜する。
【0046】この後、取り外した搬送ユニット3からベ
ルト12を取り外すことができる。ベルト12の取り外
しは、図6に一点鎖線で記載したように、搬送ユニット
3に設けられた揺動部35を揺動させて行う。始めに保
持具41を引き、側板10dに設けられた穴部10eか
ら保持ピン41aを抜いて揺動の規制を解除する。そし
て、揺動部35を揺動させることにより、従動ローラ1
1bが駆動ローラ11aに近づき、ベルト12の自己の
張力が解かれ、ベルト12が搬送ユニット3(各ローラ
11a,11b)の側部から取り外せる。
【0047】上記手順と逆の手順により、搬送ユニット
3を組み立て、装置に取り付けることができる。図13
に示すように、昇降ユニット5が自由状態で、搬送ユニ
ット3を取り付ける。図14は、搬送ユニットの取付け
状態を示す側面図である。同図に示すように、取付け時
には、搬送ユニット3の側板10dに設けられた傾斜片
10fに昇降ユニット5のピン54が位置する。ここ
で、シリンダ50は、所定角度(後述する搬送ユニット
3の着脱時にピン54が傾斜片10fに接触する角度)
で停止するようになっている。即ち、支持板52と規制
板53との接触状態(回動角度)が調整されこの所定角
度で停止するようになっている。
【0048】そして、搬送ユニット3の自重又は上から
搬送ユニット3を押しつけることにより、傾斜片10f
はピン54を係合溝10e方向に導き、図10に示すよ
うに係合溝10eにピン54が係合する。そして、固定
板51の自由端側を引きあげて固定具31で固定板51
を搬送ユニット3に取り付ける(図8に示す状態)。
【0049】この後、モータユニット4と駆動ローラ1
1aとを連結部16で連結させる際においては、嵌合部
23をハウジング20に嵌合させるだけで、カップリン
グ18a,18b同士の軸中心位置が同一となるよう互
いに噛合させることができる。また、カップリング18
a,18bは、係合歯19の端面19cがそれぞれ所定
角度傾斜して形成されているため、カップリング18
a,18b同士が軸方向に近接する際に歯面の山谷が合
っていなくとも、互いに回転して噛合させることができ
る。
【0050】この際、モータユニット4は、固定具30
を用いてモータ取付け板6eに取り付けるだけでよい。
この際、モータユニット4は、突起片6eeにより固定
位置が位置決めされる。この位置決めにより、搬送ユニ
ット3の駆動ローラ11aの一端部側が同時に位置決め
される。即ち、モータユニット4の固定位置が位置決め
されることにより、受座23の位置が位置出しされ、こ
の受座23に対してハウジング20が嵌合することで駆
動ローラ11aの一端部側を位置決めできる。なお、駆
動ローラ11aの他端部側は、支柱6bの嵌合部7にハ
ウジング14aが嵌合することで位置決めされている。
【0051】そして、上記選別動作中において、モータ
ユニット4と駆動ローラ11aとの連結箇所は、連結部
16のハウジング20により覆われている。これによ
り、回転部(カップリング18a,18bなど)が外部
に表出せず、安全化を達成できる。また、上記搬送ユニ
ット3の着脱時においても、モータユニット4を取り外
す迄の期間中は、カップリング18a,18bが保護カ
バー20により覆わており、カップリング18同士の連
結が解除された状態となって初めて外部に表出するた
め、安全性を確保することができるようになっている。
【0052】上記実施形態では、搬送ローラ11aの回
転軸11abと、モータユニット4の出力軸4bとの連
結を離脱させるために、キャッチクリップ30の操作で
モータユニット4の固定保持を解除する構成とした。こ
れに限らず、モータユニット4がモータ取付け板6eに
固定状態のままであっても、搬送ユニット3を取り外す
ことができる。
【0053】即ち、連結部16部分の連結解除の為に
は、この連結部16における軸方向での嵌合距離(カッ
プリング18bが保護カバー20から外せるだけの距
離)分だけ搬送ユニット3を幅方向に移動できればよ
い。このため、モータユニット4の対向位置にある支柱
6b側が幅方向に取り外せる構成としてもよい。この場
合、嵌合部7部分を含む支柱6bの上端部のみ取り外せ
るよう構成すればよい。上記着脱方法によれば、モータ
ユニット4は、支持ユニット2に固定状態のままであっ
てもよく、例えば、上記固定具(キャッチクリップ)3
1を設けずとも、ネジ等でモータユニット4を支持ユニ
ット2に固定することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、搬送ユニットの駆動ロ
ーラは両端部がハウジング内で回転自在に軸支されてお
り、ハウジング自体も支持部とモータユニットの嵌合部
に嵌合し回動自在である。また、モータユニットの出力
軸と駆動ローラの回転軸は、連結部で分離可能に構成さ
れている。これにより、連結部を分離操作することによ
り、モータユニットと搬送ユニットの連結を分離でき、
同時に支持部と搬送ユニットの軸支状態も分離でき、装
置に対する搬送ユニットの着脱を容易に行える。これに
より、物品を搬送する搬送ユニットの分解、組み立てが
容易で清掃性に優れている。搬送ユニットの着脱は、モ
ータユニット側を駆動ローラの軸方向に移動自在に構成
してもよいし、モータユニットの配置位置と反対位置の
支持部の駆動ローラの軸方向に移動自在に構成してもよ
い。また、駆動ローラの一端部に設けられるハウジング
を円筒形状に形成して、内部の同心位置に駆動ローラの
回転軸及び前記連結具の一方を収容する構成とすれば、
モータユニットの嵌合部に嵌合して軸位置を簡単に位置
決めできる。また、連結具にモータユニットの出力軸、
及び駆動ローラの回転軸にそれぞれ固定されたカップリ
ングを設けた構成とすれば、カップリングの歯面同士の
接合により駆動力を伝達することができ、連結具によっ
て回転軸の回転が表出せず安全性を高めることができ
る。また、モータユニットは、前記支持部に対し固定具
を介して着脱自在とし、支持部との間に脱落防止具を設
けた構成とすれば、この固定具の固定解除後における該
モータユニットの脱落、及び部品の紛失を防止して着脱
の安全性、および物品に対する部品の混入を防止して安
全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンベアの実施の形態を示す側面図。
【図2】図平面図。
【図3】同正面図。
【図4】駆動ローラ部分の平断面図。
【図5】従動ローラ部分の平断面図。
【図6】同側断面図。
【図7】連結部を示す図。
【図8】昇降ユニットを示す側面図。
【図9】同正面図。
【図10】昇降ユニットと搬送ユニットの着脱動作を示
す側面図。
【図11】モータユニットと搬送ユニットの着脱動作を
示す側面図。
【図12】支持部と搬送ユニットの着脱動作を示す部分
平面図。
【図13】搬送ユニットを取り外した状態を示す側面
図。
【図14】搬送ユニットの取付状態を示す側面図。
【図15】従来のコンベアを示す側面図。
【図16】同平面図。
【符号の説明】
1…コンベア、2…支持部、3…搬送ユニット、4…モ
ータユニット、5…昇降ユニット、6a,6b…支柱、
7,23…嵌合部、10…受台、11a…駆動ローラ、
11ab…回転軸、11b…従動ローラ、12…ベル
ト、14,15…軸受、16…連結部、18(18a,
18b)…カップリング、14a,20…ハウジング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−61422(JP,A) 特開 平7−172559(JP,A) 特開 平9−125691(JP,A) 特開 平8−133215(JP,A) 実開 平5−88675(JP,U) 実開 平6−68332(JP,U) 実開 昭62−189307(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 21/06 B65G 21/14 B65G 23/24 B65G 47/64

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラ(11a)と従動ローラ(1
    1b)に張架された無端状のベルト(12)を駆動して
    物品を搬送させながら、昇降手段によりベルト面が傾斜
    可能で物品を異なる方向に選別するコンベアにおいて、 前記駆動ロータと従動ローラを回転自在に支持する搬送
    ユニット(3)と、 前記駆動ローラの回転軸を内部の同心位置で回転自在に
    軸支し、前記搬送ユニットの幅方向にそれぞれ突出して
    固定されたハウジング(14a,20)と、一対の支柱(6a,6b)を有し、一方の支柱を前記一
    方のハウジングに軸支する嵌合部(7)が形成され、
    記ハウジングを中心として前記搬送ユニットを回動、傾
    斜可能に支持する支持部(2)と、他方の支柱を前記他方のハウジングに軸支する嵌合部
    (23)が形成された前記駆動ローラ回転用のモータユ
    ニット(4)と、 前記駆動ローラの回転軸の一端部と、前記モータユニッ
    の出力軸との間に設けられ駆動力を伝達し、また、分
    離自在な連結具(16)とを備え、 前記連結具部分での分離により搬送ユニットを着脱可能
    に構成したことを特徴とするコンベア。
  2. 【請求項2】 前記モータユニット(4)は、前記出力
    軸が前記搬送ユニット(3)の駆動ローラの軸方向に移
    動自在な構成とされ、前記連結具部分で搬送ユニットと
    モータとの連結を分離可能な請求項1記載のコンベア。
  3. 【請求項3】 前記モータユニット(4)の配置位置と
    反対位置の前記嵌合部(7)が設けられた支持部(2)
    が前記搬送ユニット(3)の駆動ローラの軸方向に移動
    自在な構成とされ、前記連結具部分で搬送ユニットとモ
    ータとの連結を分離可能な請求項1記載のコンベア。
  4. 【請求項4】 前記駆動ローラ(11a)の一端部に設
    けられるハウジング(20)は円筒形状に形成され、内
    部の同心位置に駆動ローラの回転軸及び前記連結具(1
    6)の一方を収容し、前記モータユニット(4)の嵌合
    部(23)に嵌合して軸位置が位置決めされる構成とさ
    れた請求項1記載のコンベア。
  5. 【請求項5】 前記連結具(16)には、 前記モータユニット(4)の出力軸、及び前記駆動ロー
    ラ(11a)の回転軸にそれぞれ固定されたカップリン
    グ(18a,18b)が設けられ、該カップリングの歯
    面同士の接合により駆動力が伝達される請求項1記載の
    コンベア。
  6. 【請求項6】 前記モータユニット(4)は、前記支持
    部(2)に対し固定具(30)を介して着脱自在に構成
    され、かつ、該支持部との間に脱落防止具(33)が設
    けられ、前記固定具(30)の固定解除後における該モ
    ータユニットの脱落を防止する構成とされた請求項1記
    載のコンベア。
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