JP2001315071A - 釘打機のノーズ部に対する連結釘の案内構造 - Google Patents

釘打機のノーズ部に対する連結釘の案内構造

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JP2001315071A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2つの連結釘の前後端部が互いに重なることが
なく、常に確実に連結釘をノーズ部に案内することがで
きる。 【解決手段】マガジン3内には複数の釘5を連結帯6を
介してスティック状に連結して成る連結釘Aを収納する
第1の釘通路7を形成し、釘打機本体の先端に設けられ
たノーズ部2には上記第1の釘通路7に連続する第2の
釘通路8を形成し、上記連結釘Aを上記第1の釘通路7
から第2の釘通路8を経てノーズ部2の射出口9内に供
給する案内構造において、上記第1の釘通路7と第2の
釘通路8をそれぞれ構成する各側壁の端面を釘送り方向
に互いにずらした位置で突合せて連続させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釘打機のマガジン
側に形成された第1の釘通路からノーズ部側に形成され
た第2の釘通路を経てスティック状の連結釘をノーズ部
の射出口に供給する、釘打機のノーズ部に対する連結釘
の案内構造に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、複数の釘をスティック状に連結し
て成る連結釘を打ち出す釘打機のマガジンは図6(a) に
示すような第1の釘通路7を備え、この第1の釘通路7
内に設けられたプッシャによって内部の連結釘Aをノー
ズ部2に向けて送り出している。ノーズ部2には、上記
第1の釘通路7に連続して連結釘Aをノーズ部2の射出
口9に導入する第2の釘通路8が形成されている。連結
釘Aは、第1の釘通路7から第2の釘通路8を経てノー
ズ部2の射出口9に供給されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の釘通
路は、第1の釘通路7の両側壁9a、9bと第2の釘通
路8の両側壁10a、10bとを釘送り方向に直交する
位置で突合せて連続させるものであった。したがって、
突合せられる各側壁は、ノーズ部2とマガジン3との取
付状態に影響され、同図のように第1の釘通路7の側壁
9a、9bと第2の釘通路8の側壁10a、10bとの
境界に寸法誤差等によりずれが生じると、両側の突合せ
部間の釘通路の幅は、限定的ではあるが、他の釘通路
7、8の幅よりも広くなる。このため、ノーズ部側のス
ティック状連結釘A1 の後端釘5nとその次位のスティ
ック状連結釘A2 の先頭釘が上記境界にくると、2つの
スティック状連結釘の連結帯6の前後端6b、6aが互
いに重なるという現象が生じることがある。2つの連結
釘A1 、A2 の重なり部分は第2の釘通路8を通過する
際の抵抗となり、送り不良が生じる原因となるほか、重
なり部分の釘間ピッチは狭くなるので、この状態のまま
ノーズ部2の射出口9に釘が送られると、ドライバが2
本の釘頭を打撃するので、釘が詰まったり、ノーズ部が
破損したりする可能性がある。打ち込み時の衝撃等によ
りマガジン内の連結釘が中途部で断裂してしまったとき
にも、同様の問題が発生する。
【0004】これらの場合、釘の通過幅を適正にすれ
ば、連結釘の重なり現象は避けられるが、寸法公差を集
積すると、どうしても重なる範囲が出てしまう。したが
って、部品寸法や取付の精度だけでは上記の問題を回避
することはできなかった。
【0005】また、マガジンとノーズ部の2つの釘通路
の突合せ面13が同図(b) に示されるように、連結釘A
の釘軸方向とほぼ同じ方向にストレートに形成されてい
たので、後位の連結釘の先頭釘5aの上下部が同時に第
1の釘通路7から第2の釘通路8に入り込むため、その
前端部は同図(a) の場合と同様に、第2の釘通路8にあ
る前位の連結帯の後端部6bと重なってしまいやすい。
【0006】本発明は上記問題点を解消し、2つの連結
釘の前後端部が互いに重なることがなく、常に確実に連
結釘をノーズ部に案内することができる釘打機のノーズ
部に対する連結釘の案内構造を提供することをその課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る釘打機のノーズ部に対する連結釘の案
内構造は、マガジン内には複数の釘を連結帯を介してス
ティック状に連結して成る連結釘を収納する第1の釘通
路を形成し、釘打機本体の先端に設けられたノーズ部に
は上記第1の釘通路に連続する第2の釘通路を形成し、
上記連結釘を上記第1の釘通路から第2の釘通路を経て
ノーズ部の射出口内に供給する案内構造において、上記
第1の釘通路と第2の釘通路をそれぞれ構成する各側壁
の端面を釘送り方向に互いにずらした位置で突合せて連
続させたことを特徴とする。
【0008】本発明に係る釘打機のノーズ部に対する連
結釘の案内構造は、また、マガジン内には複数の釘を連
結帯を介してスティック状に連結して成る連結釘を収納
する第1の釘通路を形成し、釘打機本体の先端に設けら
れたノーズ部には上記第1の釘通路に連続する第2の釘
通路を形成し、上記連結釘を上記第1の釘通路からガイ
ド通路を経てノーズ部の射出口内に供給する案内構造に
おいて、上記第1の釘通路と第2の釘通路のそれぞれを
構成する各側壁の端面の突合せによって生じる突合せ面
のうち、連結釘の連結帯をガイドする部分の突合せ面
を、連結釘の釘軸方向に対して傾斜させるように形成し
たことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は釘打機のノーズ部近傍の要
部における、連結釘が装填されない状態の側面の断面
図、図2はそのXーX線上の断面図を示す。図3は連結
釘が装填された状態の側面図であり、図4はその釘通路
において誤差が生じた例の断面図である。これらの図に
おいて符号1は空気圧駆動式の釘打機本体、2はノーズ
部、3はマガジンを示す。釘打機本体1の内部には圧縮
空気を利用する打撃機構(図示せず)が配置され、トリ
ガレバーを引き操作することにより打撃機構を作動さ
せ、打撃機構によってドライバ4を駆動してマガジン3
からノーズ部2に供給された釘を打撃して打ち出すよう
に構成されている。
【0010】マガジン3には第1の釘通路7が形成さ
れ、その内部には複数の釘5を連結帯6を介してスティ
ック状に連結したスティック状連結釘Aが収納されてい
る。連結釘Aは第1の釘通路7内に配置されたプッシャ
(図示せず)によってノーズ部2側に押圧されている。
【0011】ノーズ部2には第1の釘通路7に連続する
第2の釘通路8が形成されている。そして、連結釘Aは
マガジン3内のプッシャにより第1の釘通路7から第2
の釘通路8を経てノーズ部2の射出口9内に押し出され
て供給される。
【0012】第1の釘通路7の両側壁9a、9bの端面
と第2の釘通路8の両側壁10a、10bの端面とは、
互いに突合せられて連続しているが、両側の突合せ部1
1a、11bの位置は釘送り方向にずらされ、第1の釘
通路7と第2の釘通路8との間には第3の釘通路14が
形成されている。また、第1の釘通路7には連結釘Aの
連結帯6のガイド部12を形成しておくのがよい。
【0013】上記構成によれば、第1の釘通路7と第2
の釘通路8の両側の突合せ位置は異なるので、公差集積
により両釘通路が図4のようになっても、両側の突合せ
部11a、11b間の第3の釘通路14の幅wは第1の
釘通路7及び第2の釘通路8の幅よりも狭くなってい
る。このため、この釘通路を通過する連結釘Aは左右に
片寄ることがない。したがって、前位の連結釘A1 の後
端部6bと後位の連結釘A2 の前端部6aとが重なるこ
とが有効に防止される。
【0014】なお、第1の釘通路7の両側壁の端面と第
2の釘通路8の両側壁の端面との突合せ部11a、11
bのずらし寸法tは、図4において前の連結釘Aの最後
釘6bが下側に移動したとき、後の連結釘の先頭釘6a
が第3の釘通路14に進入し、両釘6a、6bの端面が
当接しているように設定すればよい。
【0015】また、ノーズ部2とマガジン3とを、図1
及び図3のように、第1の釘通路7の両側壁の端面と第
2の釘通路8の両側壁の端面との突合せによって生じる
突合せ面のうち、連結釘Aの連結帯6をガイド部12の
突合せ面13が、連結釘Aの釘軸方向に対して傾斜する
ように形成されている。傾斜角αは33°前後が好まし
い。なお、傾斜部分は連結帯6より上又は下まで延長形
成するようにしてもよい。
【0016】上記構成によれば、図5(a) に示されるよ
うに、第1の釘通路7にある連結釘の先頭釘5aの連結
帯6の、突合せ面13に対応する部分の上下部6p、6
qが同時に第2の釘通路8に入り込むことはできない。
連結帯6の下部6qが第2の釘通路8内に進入しても上
部6pは第3の通路14(又は第1の釘通路7)内に保
持されているから、先頭釘5は第2の釘通路8内に進入
してすぐに左右に振れることがなく、図4に示したと同
様に、その前端部6aは前位の連結釘Aの後端部6bに
当接するので、連結帯6同士が重なることはない。
【0017】なお、上述の釘打機において、第1の釘通
路7と第2の釘通路8の各両側壁の端面の突合せ部の位
置は、釘送り方向に互いにずらされているとともに、連
結釘Aの連結帯6をガイドする部分の突合せ面13が、
連結釘Aの釘軸方向に対して傾斜するように形成されて
いるが、必ずしもこの例に限定されない。例えば、突合
せ部の位置を釘送り方向にずらすだけか、あるいは連結
帯6をガイド部12の突合せ面13を図5(b) のように
傾斜させるだけでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘打機のノーズ部近傍の要部のに
おける、連結釘が装填されない状態の側面の断面図
【図2】図1のXーX線上の拡大断面図
【図3】本発明に係る釘打機のノーズ部近傍の要部のに
おける、連結釘が装填された状態の側面の断面図
【図4】釘通路において誤差が生じた例の断面図
【図5】(a) (b) はそれぞれ釘通路の突合せ面の前後を
釘が通過する状態の説明図
【図6】(a) (b) はそれぞれ従来の釘打機の釘通路の断
面図と釘打機の側面の断面図
【符号の説明】
A 連結釘 2 ノーズ部 3 マガジン 7 第1の釘通路 8 第2の釘通路 13 突合せ面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マガジン内には複数の釘を連結帯を介し
    てスティック状に連結して成る連結釘を収納する第1の
    釘通路を形成し、釘打機本体の先端に設けられたノーズ
    部には上記第1の釘通路に連続する第2の釘通路を形成
    し、上記連結釘を上記第1の釘通路から第2の釘通路を
    経てノーズ部の射出口内に供給する案内構造において、 上記第1の釘通路と第2の釘通路をそれぞれ構成する各
    側壁の端面を釘送り方向に互いにずらした位置で突合せ
    て連続させたことを特徴とする釘打機のノーズ部に対す
    る連結釘の案内構造。
  2. 【請求項2】 マガジン内には複数の釘を連結帯を介し
    てスティック状に連結して成る連結釘を収納する第1の
    釘通路を形成し、釘打機本体の先端に設けられたノーズ
    部には上記第1の釘通路に連続する第2の釘通路を形成
    し、上記連結釘を上記第1の釘通路からガイド通路を経
    てノーズ部の射出口内に供給する案内構造において、 上記第1の釘通路と第2の釘通路のそれぞれを構成する
    各側壁の端面の突合せによって生じる突合せ面のうち、
    連結釘の連結帯をガイドする部分の突合せ面を、連結釘
    の釘軸方向に対して傾斜させるように形成したことを特
    徴とする釘打機のノーズ部に対する連結釘の案内構造。
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