JP2001314025A - ハーネスクランプ構造 - Google Patents
ハーネスクランプ構造Info
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- JP2001314025A JP2001314025A JP2000129349A JP2000129349A JP2001314025A JP 2001314025 A JP2001314025 A JP 2001314025A JP 2000129349 A JP2000129349 A JP 2000129349A JP 2000129349 A JP2000129349 A JP 2000129349A JP 2001314025 A JP2001314025 A JP 2001314025A
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- JP
- Japan
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- harness
- fastener
- hexagonal
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- harness clamp
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- Pending
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Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ハーネスの配索に自由度を持たせ、かつ他の
部品に当たることがないハーネスクランプ構造を提供す
る。 【解決手段】 ハーネスを保持するクリップ21と、こ
のクリップを支持する留め具22とを備え、フレキシブ
ルな線状部材13に対して弾発力によって挟持する挟持
部23を上記留め具22に設けたことにある。またホー
スまたはチューブに設けられた六角カシメ部の角部に係
合する係合穴を上記留め具の挟持部に形成したので、ホ
ースまたはチューブに組み付けるときの位置決めが容易
である。
部品に当たることがないハーネスクランプ構造を提供す
る。 【解決手段】 ハーネスを保持するクリップ21と、こ
のクリップを支持する留め具22とを備え、フレキシブ
ルな線状部材13に対して弾発力によって挟持する挟持
部23を上記留め具22に設けたことにある。またホー
スまたはチューブに設けられた六角カシメ部の角部に係
合する係合穴を上記留め具の挟持部に形成したので、ホ
ースまたはチューブに組み付けるときの位置決めが容易
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ABSシステム等
のセンサーハーネスなどを支持するハーネスクランプ構
造に関する。
のセンサーハーネスなどを支持するハーネスクランプ構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車速を検知する車速センサとし
ては、車輪の回転数を検知するセンサが有効であり、A
BS速度センサが一般に利用されている。このABS速
度センサは、車輪の近傍に固定され、ABS速度センサ
から延びるハーネスは、ブレーキホースに沿うようにタ
イヤハウジングからエンジンルーム内に延びている。
ては、車輪の回転数を検知するセンサが有効であり、A
BS速度センサが一般に利用されている。このABS速
度センサは、車輪の近傍に固定され、ABS速度センサ
から延びるハーネスは、ブレーキホースに沿うようにタ
イヤハウジングからエンジンルーム内に延びている。
【0003】図9および図10は、3リンク式サスペン
ションを適用した車体の後輪支持部の片側を示したもの
で、リヤ側の車輪に装備されたABSシステムのホイー
ルスピードセンサの情報をABSコントローラに伝達す
るABSセンサハーネスの配索方法を示したものであ
る。
ションを適用した車体の後輪支持部の片側を示したもの
で、リヤ側の車輪に装備されたABSシステムのホイー
ルスピードセンサの情報をABSコントローラに伝達す
るABSセンサハーネスの配索方法を示したものであ
る。
【0004】リヤ側の車輪100は、リヤアクスルハブ
101を介してリヤアクスルハウジング102に支持さ
れており、リヤアクスルハウジング102は、車体フレ
ーム103に対してトレーリングアーム104,ショッ
クアブソーバ105,バネ106を介して支持されてい
る。トレーリングアーム104は、一端をブラケット1
07を介して車体フレーム103に揺動可能に支持され
ており、他端をリヤアクスルハウジング102に揺動可
能に支持している。
101を介してリヤアクスルハウジング102に支持さ
れており、リヤアクスルハウジング102は、車体フレ
ーム103に対してトレーリングアーム104,ショッ
クアブソーバ105,バネ106を介して支持されてい
る。トレーリングアーム104は、一端をブラケット1
07を介して車体フレーム103に揺動可能に支持され
ており、他端をリヤアクスルハウジング102に揺動可
能に支持している。
【0005】ABSセンサハーネス108は、トレーリ
ングアーム104に沿って配索され、リヤアクスルハブ
101に設置されたホイールスピードセンサ109に接
続されている。ABSセンサハーネス108の取付け
は、車体フレーム103、トレーリングアーム104、
リヤアクスルハブ101に各箇所でクランプ110また
はブラケットで行っている。
ングアーム104に沿って配索され、リヤアクスルハブ
101に設置されたホイールスピードセンサ109に接
続されている。ABSセンサハーネス108の取付け
は、車体フレーム103、トレーリングアーム104、
リヤアクスルハブ101に各箇所でクランプ110また
はブラケットで行っている。
【0006】図11に示したものは、車体フレーム10
3から5リンク式サスペンションの左側アッパーアーム
111に沿って配設されてリヤアクスルハウジング10
2に至り、リヤアクスルハウジング102から左右に分
岐してリヤアクスルハウジング102の左右の端部、リ
ヤアクスルハブ101に設置されたホイールスピードセ
ンサ109に接続されている。この場合も、ABSセン
サハーネス108は、車体フレーム103、左側アッパ
ーアーム111、リヤアクスルハウジング102に、図
12に示すようなクランプ110またはブラケットで位
置決めしている。
3から5リンク式サスペンションの左側アッパーアーム
111に沿って配設されてリヤアクスルハウジング10
2に至り、リヤアクスルハウジング102から左右に分
岐してリヤアクスルハウジング102の左右の端部、リ
ヤアクスルハブ101に設置されたホイールスピードセ
ンサ109に接続されている。この場合も、ABSセン
サハーネス108は、車体フレーム103、左側アッパ
ーアーム111、リヤアクスルハウジング102に、図
12に示すようなクランプ110またはブラケットで位
置決めしている。
【0007】また、従来、リーフスプリング式のサスペ
ンションでは、車体側リーフスプリング取付ブラケット
からアクスルハウジングの間にABSセンサハーネスを
クランプする場所がないため、ABSセンサハーネスを
位置決めすることができず、ABSセンサハーネスがリ
ーフスプリング等に当たってしまうために、リーフスプ
リング式のサスペンションを採用した車にABSセンサ
ハーネスを配置するときには、アクスルハウジングの中
央部上方の車体シャーシからアクスルハウジング中央部
にABSセンサハーネスを配索している。
ンションでは、車体側リーフスプリング取付ブラケット
からアクスルハウジングの間にABSセンサハーネスを
クランプする場所がないため、ABSセンサハーネスを
位置決めすることができず、ABSセンサハーネスがリ
ーフスプリング等に当たってしまうために、リーフスプ
リング式のサスペンションを採用した車にABSセンサ
ハーネスを配置するときには、アクスルハウジングの中
央部上方の車体シャーシからアクスルハウジング中央部
にABSセンサハーネスを配索している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、ABSセ
ンサハーネスのレイアウトに際して一般に車体部品にク
ランプしており、可動部ではクランプする場所がないこ
とから、ABSセンサハーネスを配索する際に位置を決
めることが困難であった。
ンサハーネスのレイアウトに際して一般に車体部品にク
ランプしており、可動部ではクランプする場所がないこ
とから、ABSセンサハーネスを配索する際に位置を決
めることが困難であった。
【0009】本発明は上記課題を解決し、ハーネスの配
索に自由度を持たせ、かつ他の部品に当たることがない
ハーネスクランプ構造を提供することを目的とする。
索に自由度を持たせ、かつ他の部品に当たることがない
ハーネスクランプ構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ハーネスを保持するクリップと、このクリッ
プを支持する留め具とを備え、フレキシブルな線状部材
に対して弾発力によって挟持する挟持部を上記留め具に
設けたことにある。そして、フレキシブルな線状部材に
設けられた多角形部に係合する係合部を上記留め具の挟
持部に形成したことにある。また、ホースまたはチュー
ブに設けられた六角カシメ部の角部に係合する係合穴を
上記留め具の挟持部に形成したことにある。さらに、上
記留め具の挟持部の片側に六角カシメ部の平面部に対応
する平面部を形成し、かつ他方側に六角カシメ部の角部
に対応する角形状部を形成するとともに、上記平面部お
よび角形状部の両側に、それぞれ六角カシメ部の角部に
対応する係合穴を形成し、上記挟持部によって六角カシ
メ部の角部を挟持したとき、六角カシメ部の角部に、上
記挟持部の平面部の係合穴または角形状部の両側面の係
合穴のいずれか一方が係合するように上記留め具の挟持
部を形成したことにある。またさらに、ABSコントロ
ーラと各車輪に設けられた各種センサー情報を上記AB
Sコントローラに送るセンサーハーネスを支持するハー
ネスクランプ構造において、上記センサーハーネスの途
中をブレーキホースに沿わせるとともに、該センサーハ
ーネスをハーネスクランプを介して上記ブレーキホース
で支持したことにある。また、ABSコントローラと各
車輪に設けられた各種センサー情報を上記ABSコント
ローラに送るセンサーハーネスを支持するハーネスクラ
ンプ構造において、上記センサーハーネスの途中をパー
キングブレーキケーブルに沿わせるとともに、該センサ
ーハーネスをハーネスクランプを介して上記パーキング
ブレーキケーブルで支持したことにある。さらに、ハー
ネスクランプを、ハーネスを保持するクリップと、この
クリップを支持する留め具とで構成し、上記留め具に、
ブレーキホースまたはパーキングブレーキケーブルを挟
持する挟持部を形成したことにある。またさらに、パー
キングブレーキケーブルに、六角形のカシメ部を形成し
たプロテクタを設け、該プロテクタの六角カシメ部の角
部に係合する係合穴を上記留め具の挟持部に形成したこ
とにある。並びに、上記ハーネスクランプの留め具を、
一対の板状面からなる挟持部と、板状面相互間を繋ぐ座
部とで構成し、上記板状面の一方に、プロテクタの六角
カシメ部の角部に対応する角部を形成し、上記板状面の
他方に、プロテクタの六角カシメ部の平面部に対応する
平面部を形成し、上記角部両側の面および平面部に、プ
ロテクタの六角カシメ部の角部にいずれか一方が係合す
る係合穴を形成し、上記座部にハーネスを保持するクリ
ップの取付穴を形成したことにある。
するため、ハーネスを保持するクリップと、このクリッ
プを支持する留め具とを備え、フレキシブルな線状部材
に対して弾発力によって挟持する挟持部を上記留め具に
設けたことにある。そして、フレキシブルな線状部材に
設けられた多角形部に係合する係合部を上記留め具の挟
持部に形成したことにある。また、ホースまたはチュー
ブに設けられた六角カシメ部の角部に係合する係合穴を
上記留め具の挟持部に形成したことにある。さらに、上
記留め具の挟持部の片側に六角カシメ部の平面部に対応
する平面部を形成し、かつ他方側に六角カシメ部の角部
に対応する角形状部を形成するとともに、上記平面部お
よび角形状部の両側に、それぞれ六角カシメ部の角部に
対応する係合穴を形成し、上記挟持部によって六角カシ
メ部の角部を挟持したとき、六角カシメ部の角部に、上
記挟持部の平面部の係合穴または角形状部の両側面の係
合穴のいずれか一方が係合するように上記留め具の挟持
部を形成したことにある。またさらに、ABSコントロ
ーラと各車輪に設けられた各種センサー情報を上記AB
Sコントローラに送るセンサーハーネスを支持するハー
ネスクランプ構造において、上記センサーハーネスの途
中をブレーキホースに沿わせるとともに、該センサーハ
ーネスをハーネスクランプを介して上記ブレーキホース
で支持したことにある。また、ABSコントローラと各
車輪に設けられた各種センサー情報を上記ABSコント
ローラに送るセンサーハーネスを支持するハーネスクラ
ンプ構造において、上記センサーハーネスの途中をパー
キングブレーキケーブルに沿わせるとともに、該センサ
ーハーネスをハーネスクランプを介して上記パーキング
ブレーキケーブルで支持したことにある。さらに、ハー
ネスクランプを、ハーネスを保持するクリップと、この
クリップを支持する留め具とで構成し、上記留め具に、
ブレーキホースまたはパーキングブレーキケーブルを挟
持する挟持部を形成したことにある。またさらに、パー
キングブレーキケーブルに、六角形のカシメ部を形成し
たプロテクタを設け、該プロテクタの六角カシメ部の角
部に係合する係合穴を上記留め具の挟持部に形成したこ
とにある。並びに、上記ハーネスクランプの留め具を、
一対の板状面からなる挟持部と、板状面相互間を繋ぐ座
部とで構成し、上記板状面の一方に、プロテクタの六角
カシメ部の角部に対応する角部を形成し、上記板状面の
他方に、プロテクタの六角カシメ部の平面部に対応する
平面部を形成し、上記角部両側の面および平面部に、プ
ロテクタの六角カシメ部の角部にいずれか一方が係合す
る係合穴を形成し、上記座部にハーネスを保持するクリ
ップの取付穴を形成したことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1および図2は、リーフスプリング式の
サスペンションを採用した自動車に適用した本発明のハ
ーネスクランプ構造を示したものである。図1および図
2において、左右の車体フレーム1には、それぞれ前後
に一定間隔で設けられたリーフスプリング取付ブラケッ
ト2を介してそれぞれ左右のリーフスプリング3の両端
部が支持されている。このリーフスプリング3には、左
右の車輪を支持するリヤアクスルハウジング4がUボル
ト5および固定金具6を介して支持されている。固定金
具6には、バンプストッパー7が設けられており、バン
プストッパー7は、車体フレーム1下部に設けられたバ
ンプストッパー受け8に対向して配設されている。リヤ
アクスルハウジング4の両端には、リヤアクスルハウジ
ングハブ9が設けられており、このリヤアクスルハウジ
ングハブ9には、ABSシステムのリヤホイールスピー
ドセンサ10が装着されている。
サスペンションを採用した自動車に適用した本発明のハ
ーネスクランプ構造を示したものである。図1および図
2において、左右の車体フレーム1には、それぞれ前後
に一定間隔で設けられたリーフスプリング取付ブラケッ
ト2を介してそれぞれ左右のリーフスプリング3の両端
部が支持されている。このリーフスプリング3には、左
右の車輪を支持するリヤアクスルハウジング4がUボル
ト5および固定金具6を介して支持されている。固定金
具6には、バンプストッパー7が設けられており、バン
プストッパー7は、車体フレーム1下部に設けられたバ
ンプストッパー受け8に対向して配設されている。リヤ
アクスルハウジング4の両端には、リヤアクスルハウジ
ングハブ9が設けられており、このリヤアクスルハウジ
ングハブ9には、ABSシステムのリヤホイールスピー
ドセンサ10が装着されている。
【0013】このリヤホイールスピードセンサ10は、
図3に示すようにリヤアクスルハウジングハブ9にボル
ト11を介して装着されている。このリヤホイールスピ
ードセンサ10からの情報をABSコントローラに伝達
するABSセンサハーネス12は、リヤホイールスピー
ドセンサ10から車体フレーム1まで配索される間を、
リーフスプリング3と、リーフスプリング取付ブラケッ
ト2部分で支持されており、その間を、パーキングケー
ブル13に支持されている。リーフスプリング3部分の
取付部Aは、図4に示すように、リーフスプリング3に
取り付けられたパーキングケーブル取付ブラケット14
に、ABSセンサハーネスリーフスプリングクランプ1
5を介してABSセンサハーネス12が支持されてい
る。パーキングケーブル取付ブラケット14には、環状
に形成したパーキングケーブルバンド16が設けられて
いて、このパーキングケーブルバンド16にパーキング
ケーブル13が車体フレーム1とリーフスプリング3と
の間の空間位置で支持されている。上記ABSセンサハ
ーネスリーフスプリングクランプ15は、ABSセンサ
ハーネス12を環状部15aで支持するとともに、扁平
部15bをボルト18によりパーキングケーブル取付ブ
ラケット14にボルト締めされている。
図3に示すようにリヤアクスルハウジングハブ9にボル
ト11を介して装着されている。このリヤホイールスピ
ードセンサ10からの情報をABSコントローラに伝達
するABSセンサハーネス12は、リヤホイールスピー
ドセンサ10から車体フレーム1まで配索される間を、
リーフスプリング3と、リーフスプリング取付ブラケッ
ト2部分で支持されており、その間を、パーキングケー
ブル13に支持されている。リーフスプリング3部分の
取付部Aは、図4に示すように、リーフスプリング3に
取り付けられたパーキングケーブル取付ブラケット14
に、ABSセンサハーネスリーフスプリングクランプ1
5を介してABSセンサハーネス12が支持されてい
る。パーキングケーブル取付ブラケット14には、環状
に形成したパーキングケーブルバンド16が設けられて
いて、このパーキングケーブルバンド16にパーキング
ケーブル13が車体フレーム1とリーフスプリング3と
の間の空間位置で支持されている。上記ABSセンサハ
ーネスリーフスプリングクランプ15は、ABSセンサ
ハーネス12を環状部15aで支持するとともに、扁平
部15bをボルト18によりパーキングケーブル取付ブ
ラケット14にボルト締めされている。
【0014】また、リーフスプリング取付ブラケット2
部分のABSセンサハーネス12取付部Bは、リーフス
プリング取付ブラケット2に取り付けられたABSセン
サハーネス車体側クランプ19によって、ABSセンサ
ハーネス12が支持されている。そして、リーフスプリ
ング3部分の取付部Aとリーフスプリング取付ブラケッ
ト2部分の取付部Bとの間の中空部では、パーキングケ
ーブル13の途中にABSセンサハーネス12が支持さ
れている。この中空部の取付部Cは、パーキングケーブ
ル13にABSセンサハーネスクランプ20を介してA
BSセンサハーネス12が支持されている。
部分のABSセンサハーネス12取付部Bは、リーフス
プリング取付ブラケット2に取り付けられたABSセン
サハーネス車体側クランプ19によって、ABSセンサ
ハーネス12が支持されている。そして、リーフスプリ
ング3部分の取付部Aとリーフスプリング取付ブラケッ
ト2部分の取付部Bとの間の中空部では、パーキングケ
ーブル13の途中にABSセンサハーネス12が支持さ
れている。この中空部の取付部Cは、パーキングケーブ
ル13にABSセンサハーネスクランプ20を介してA
BSセンサハーネス12が支持されている。
【0015】ABSセンサハーネスクランプ20の構造
を図5ないし図8にしたがって説明する。ABSセンサ
ハーネスクランプ20は、ABSセンサハーネス12を
保持するクリップ21と、このクリップ21を支持する
留め具22とで構成されている。留め具22は、パーキ
ングケーブル13のプロテクタ位置決め用の六角カシメ
部13aを利用して組み付けられている。
を図5ないし図8にしたがって説明する。ABSセンサ
ハーネスクランプ20は、ABSセンサハーネス12を
保持するクリップ21と、このクリップ21を支持する
留め具22とで構成されている。留め具22は、パーキ
ングケーブル13のプロテクタ位置決め用の六角カシメ
部13aを利用して組み付けられている。
【0016】クリップ21は、環状部21aと、軸部2
1bとで構成されており、軸部21bを留め具22の座
部に設けられた差込部22aに差し込んで組み付けられ
ている。軸部21bには、弾発力で突出する抜け止め用
の爪部21cが設けられており、留め具22に組み付け
た後、留め具22に係止して抜けを防ぐ抜け止めが図ら
れている。また、軸部21bの基端部には、大径部21
dが設けられており、軸部21bの挿入を一定範囲に制
限している。
1bとで構成されており、軸部21bを留め具22の座
部に設けられた差込部22aに差し込んで組み付けられ
ている。軸部21bには、弾発力で突出する抜け止め用
の爪部21cが設けられており、留め具22に組み付け
た後、留め具22に係止して抜けを防ぐ抜け止めが図ら
れている。また、軸部21bの基端部には、大径部21
dが設けられており、軸部21bの挿入を一定範囲に制
限している。
【0017】一方、留め具22は、板状のバネ鋼を用い
て略U字状に折り曲げて、基端部座部に、クリップ用の
差込部22aが、先端部に、パーキングケーブル13を
挟持する一対の板状面からなる挟持部23を形成したも
のである。挟持部23は、片側23aを六角カシメ部1
3aの扁平部(平面部)13bに対応する平面部24に
形成し、かつ他方側23bを六角カシメ部13aの角部
13cに対応する角形状部25に形成している。上記平
面部24、および角形状部25の両側には、それぞれ六
角カシメ部13aの角部13cに対応する係合穴24
a、25a、25bを形成し、上記挟持部23によって
六角カシメ部13aの角部13cを挟持したとき、六角
カシメ部13aの角部13cに、上記挟持部23の扁面
部24、および角形状部25両側のいずれか一方の係合
穴24a、25a、25bが係合するように構成してい
る。上記係合穴24a、25a、25bは、係合穴25
a、25bが六角カシメ部13aの角部13cに位置す
るときに係合穴24aが六角カシメ部13aの扁平部1
3bに位置するように形成し、係合穴24aが六角カシ
メ部13aの角部13cに位置するときに係合穴25
a、25bが六角カシメ部13aの扁平部13bに位置
するように形成されている。すなわち、係合穴25a、
25bは、60゜間隔で形成し、係合穴24aはこれと
30゜角度をずらせて形成されている。これによって、
留め具22は、パーキングケーブル13に対して30゜
刻みで位置をずらせて組み付けることができる。留め具
22の先端は、互いに開くように斜面22bが形成され
ており、パーキングケーブル13に組み付けるときにガ
イドの役目を果たしている。
て略U字状に折り曲げて、基端部座部に、クリップ用の
差込部22aが、先端部に、パーキングケーブル13を
挟持する一対の板状面からなる挟持部23を形成したも
のである。挟持部23は、片側23aを六角カシメ部1
3aの扁平部(平面部)13bに対応する平面部24に
形成し、かつ他方側23bを六角カシメ部13aの角部
13cに対応する角形状部25に形成している。上記平
面部24、および角形状部25の両側には、それぞれ六
角カシメ部13aの角部13cに対応する係合穴24
a、25a、25bを形成し、上記挟持部23によって
六角カシメ部13aの角部13cを挟持したとき、六角
カシメ部13aの角部13cに、上記挟持部23の扁面
部24、および角形状部25両側のいずれか一方の係合
穴24a、25a、25bが係合するように構成してい
る。上記係合穴24a、25a、25bは、係合穴25
a、25bが六角カシメ部13aの角部13cに位置す
るときに係合穴24aが六角カシメ部13aの扁平部1
3bに位置するように形成し、係合穴24aが六角カシ
メ部13aの角部13cに位置するときに係合穴25
a、25bが六角カシメ部13aの扁平部13bに位置
するように形成されている。すなわち、係合穴25a、
25bは、60゜間隔で形成し、係合穴24aはこれと
30゜角度をずらせて形成されている。これによって、
留め具22は、パーキングケーブル13に対して30゜
刻みで位置をずらせて組み付けることができる。留め具
22の先端は、互いに開くように斜面22bが形成され
ており、パーキングケーブル13に組み付けるときにガ
イドの役目を果たしている。
【0018】次に、上記構成による本発明の作用を説明
する。ABSセンサハーネス12の配索に際して、リー
フスプリング3部分の取付部Aとリーフスプリング取付
ブラケット2部分の取付部Bとの間の中空部では、パー
キングケーブル13の途中に取り付ける。まず、ABS
センサハーネスクランプ20のクリップ21を、ABS
センサハーネス12に取付け、次に留め具22をパーキ
ングケーブル13の途中に取り付ける。ABSセンサハ
ーネスクランプ20をパーキングケーブル13に取り付
けるに際しては、パーキングケーブル13の六角カシメ
部13aに留め具22の先端を押し込むと留め具22の
先端の斜面22bが、互いに開いて、六角カシメ部13
aに組み付けられる。そして、留め具22を回転させて
係合穴24aまたは係合穴25a、25bに六角カシメ
部13aの角部13cを係合させて位置決めする。留め
具22は30゜刻みで位置をずらせて六角カシメ部13
aに組み付けることができる。また、係合穴24aまた
は係合穴25a、25bに六角カシメ部13aの角部1
3cが入り込むことにより、位置決めされるので、パー
キングケーブル13の長さ方向にも位置決めされる。
する。ABSセンサハーネス12の配索に際して、リー
フスプリング3部分の取付部Aとリーフスプリング取付
ブラケット2部分の取付部Bとの間の中空部では、パー
キングケーブル13の途中に取り付ける。まず、ABS
センサハーネスクランプ20のクリップ21を、ABS
センサハーネス12に取付け、次に留め具22をパーキ
ングケーブル13の途中に取り付ける。ABSセンサハ
ーネスクランプ20をパーキングケーブル13に取り付
けるに際しては、パーキングケーブル13の六角カシメ
部13aに留め具22の先端を押し込むと留め具22の
先端の斜面22bが、互いに開いて、六角カシメ部13
aに組み付けられる。そして、留め具22を回転させて
係合穴24aまたは係合穴25a、25bに六角カシメ
部13aの角部13cを係合させて位置決めする。留め
具22は30゜刻みで位置をずらせて六角カシメ部13
aに組み付けることができる。また、係合穴24aまた
は係合穴25a、25bに六角カシメ部13aの角部1
3cが入り込むことにより、位置決めされるので、パー
キングケーブル13の長さ方向にも位置決めされる。
【0019】このように、ABSセンサハーネスクラン
プ20の留め具22をワンタッチでパーキングケーブル
13に取り付けることができるので、取付ボルト等を要
することなく、容易にABSセンサハーネスクランプ2
0をパーキングケーブル13に取り付けることができ
る。よって、固定した取付部がない箇所においても、ケ
ーブル等にABSセンサハーネス12を取り付けること
ができるので、ABSセンサハーネス12を確実に配索
することができる。よって、パーキングケーブル13に
沿って容易にABSセンサハーネス12を配索すること
ができる。
プ20の留め具22をワンタッチでパーキングケーブル
13に取り付けることができるので、取付ボルト等を要
することなく、容易にABSセンサハーネスクランプ2
0をパーキングケーブル13に取り付けることができ
る。よって、固定した取付部がない箇所においても、ケ
ーブル等にABSセンサハーネス12を取り付けること
ができるので、ABSセンサハーネス12を確実に配索
することができる。よって、パーキングケーブル13に
沿って容易にABSセンサハーネス12を配索すること
ができる。
【0020】本発明は、上記実施の形態のみに限定され
るものではなく、例えば、ケーブルあるいはホースなど
の線状体が配索されている部分であれば、(ABSセン
サ)ハーネスクランプを介して容易にハーネスを支持さ
せることができるので、種々のケーブル等が配索されて
いる箇所に適用することができる。したがって、リーフ
スプリング式のサスペンションに限らず種々の車体に適
用することができる。
るものではなく、例えば、ケーブルあるいはホースなど
の線状体が配索されている部分であれば、(ABSセン
サ)ハーネスクランプを介して容易にハーネスを支持さ
せることができるので、種々のケーブル等が配索されて
いる箇所に適用することができる。したがって、リーフ
スプリング式のサスペンションに限らず種々の車体に適
用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるハーネ
スクランプ構造によれば次のような効果を奏することが
できる。請求項1において、ハーネスを保持するクリッ
プと、このクリップを支持する留め具とを備え、フレキ
シブルな線状部材に対して弾発力によって挟持する挟持
部を上記留め具に設けたので、フレキシブルな線状部材
に容易にハーネスを支持させることができる。固定部以
外のフレキシブルな線状部材に組み付けることができる
ので、ハーネスに自由度を持たせることができる。請求
項2において、フレキシブルな線状部材に設けられた多
角形部に係合する係合部を上記留め具の挟持部に形成し
たので、フレキシブルな線状部材に容易にハーネスを支
持させることができる。請求項3において、ホースまた
はチューブに設けられた六角カシメ部の角部に係合する
係合穴を上記留め具の挟持部に形成したので、ホースま
たはチューブに確実に位置決めして組み付けることがで
きる。請求項4において、上記留め具の挟持部の片側に
六角カシメ部の平面部に対応する平面部を形成し、かつ
他方側に六角カシメ部の角部に対応する角形状部を形成
するとともに、上記平面部および角形状部の両側面に、
それぞれ六角カシメ部の角部に対応する係合穴を形成
し、上記挟持部によって六角カシメ部の角部を挟持した
とき、六角カシメ部の角部に、上記挟持部の平面部の係
合穴または角形状部の両側面の係合穴のいずれか一方が
係合するように上記留め具の挟持部を形成したので、ホ
ースまたはチューブに設けられた六角カシメ部に係合し
て円周方向および長手方向に確実に位置決めすることが
できる。請求項5において、ABSコントローラと各車
輪に設けられた各種センサー情報を上記ABSコントロ
ーラに送るセンサーハーネスを支持するハーネスクラン
プ構造において、上記センサーハーネスの途中をブレー
キホースに沿わせるとともに、該センサーハーネスをハ
ーネスクランプを介して上記ブレーキホースで支持した
ので、ハーネスクランプを介してセンサーハーネスを容
易にブレーキホースに沿って配索することができる。請
求項6において、ABSコントローラと各車輪に設けら
れた各種センサー情報を上記ABSコントローラに送る
センサーハーネスを支持するハーネスクランプ構造にお
いて、上記センサーハーネスの途中をパーキングブレー
キケーブルに沿わせるとともに、該センサーハーネスを
ハーネスクランプを介して上記パーキングブレーキケー
ブルで支持したので、ハーネスクランプを介してセンサ
ーハーネスを容易にパーキングブレーキケーブルに沿っ
て配索することができる。請求項7において、ハーネス
クランプを、ハーネスを保持するクリップと、このクリ
ップを支持する留め具とで構成し、上記留め具に、ブレ
ーキホースまたはパーキングブレーキケーブルを挟持す
る挟持部を形成したので、ワンタッチでハーネスをブレ
ーキホースまたはパーキングブレーキケーブルに沿って
配索することができる。請求項8において、パーキング
ブレーキケーブルに、六角形のカシメ部を形成したプロ
テクタを設け、該プロテクタの六角カシメ部の角部に係
合する係合穴を上記留め具の挟持部に形成したので、六
角カシメ部に係合穴を係合させて円周方向および長手方
向に確実に位置決めすることができる。請求項9におい
て、上記ハーネスクランプの留め具を、一対の板状面か
らなる挟持部と、板状面相互間を繋ぐ座部とで構成し、
上記板状面の一方に、プロテクタの六角カシメ部の角部
に対応する角部を形成し、上記板状面の他方に、プロテ
クタの六角カシメ部の平面部に対応する平面部を形成
し、上記角部両側の面および平面部に、プロテクタの六
角カシメ部の角部にいずれか一方が係合する係合穴を形
成し、上記座部にハーネスを保持するクリップの取付穴
を形成したので、六角カシメ部に係合穴を係合させて円
周方向および長手方向に確実に位置決めして組み付ける
ことができる。
スクランプ構造によれば次のような効果を奏することが
できる。請求項1において、ハーネスを保持するクリッ
プと、このクリップを支持する留め具とを備え、フレキ
シブルな線状部材に対して弾発力によって挟持する挟持
部を上記留め具に設けたので、フレキシブルな線状部材
に容易にハーネスを支持させることができる。固定部以
外のフレキシブルな線状部材に組み付けることができる
ので、ハーネスに自由度を持たせることができる。請求
項2において、フレキシブルな線状部材に設けられた多
角形部に係合する係合部を上記留め具の挟持部に形成し
たので、フレキシブルな線状部材に容易にハーネスを支
持させることができる。請求項3において、ホースまた
はチューブに設けられた六角カシメ部の角部に係合する
係合穴を上記留め具の挟持部に形成したので、ホースま
たはチューブに確実に位置決めして組み付けることがで
きる。請求項4において、上記留め具の挟持部の片側に
六角カシメ部の平面部に対応する平面部を形成し、かつ
他方側に六角カシメ部の角部に対応する角形状部を形成
するとともに、上記平面部および角形状部の両側面に、
それぞれ六角カシメ部の角部に対応する係合穴を形成
し、上記挟持部によって六角カシメ部の角部を挟持した
とき、六角カシメ部の角部に、上記挟持部の平面部の係
合穴または角形状部の両側面の係合穴のいずれか一方が
係合するように上記留め具の挟持部を形成したので、ホ
ースまたはチューブに設けられた六角カシメ部に係合し
て円周方向および長手方向に確実に位置決めすることが
できる。請求項5において、ABSコントローラと各車
輪に設けられた各種センサー情報を上記ABSコントロ
ーラに送るセンサーハーネスを支持するハーネスクラン
プ構造において、上記センサーハーネスの途中をブレー
キホースに沿わせるとともに、該センサーハーネスをハ
ーネスクランプを介して上記ブレーキホースで支持した
ので、ハーネスクランプを介してセンサーハーネスを容
易にブレーキホースに沿って配索することができる。請
求項6において、ABSコントローラと各車輪に設けら
れた各種センサー情報を上記ABSコントローラに送る
センサーハーネスを支持するハーネスクランプ構造にお
いて、上記センサーハーネスの途中をパーキングブレー
キケーブルに沿わせるとともに、該センサーハーネスを
ハーネスクランプを介して上記パーキングブレーキケー
ブルで支持したので、ハーネスクランプを介してセンサ
ーハーネスを容易にパーキングブレーキケーブルに沿っ
て配索することができる。請求項7において、ハーネス
クランプを、ハーネスを保持するクリップと、このクリ
ップを支持する留め具とで構成し、上記留め具に、ブレ
ーキホースまたはパーキングブレーキケーブルを挟持す
る挟持部を形成したので、ワンタッチでハーネスをブレ
ーキホースまたはパーキングブレーキケーブルに沿って
配索することができる。請求項8において、パーキング
ブレーキケーブルに、六角形のカシメ部を形成したプロ
テクタを設け、該プロテクタの六角カシメ部の角部に係
合する係合穴を上記留め具の挟持部に形成したので、六
角カシメ部に係合穴を係合させて円周方向および長手方
向に確実に位置決めすることができる。請求項9におい
て、上記ハーネスクランプの留め具を、一対の板状面か
らなる挟持部と、板状面相互間を繋ぐ座部とで構成し、
上記板状面の一方に、プロテクタの六角カシメ部の角部
に対応する角部を形成し、上記板状面の他方に、プロテ
クタの六角カシメ部の平面部に対応する平面部を形成
し、上記角部両側の面および平面部に、プロテクタの六
角カシメ部の角部にいずれか一方が係合する係合穴を形
成し、上記座部にハーネスを保持するクリップの取付穴
を形成したので、六角カシメ部に係合穴を係合させて円
周方向および長手方向に確実に位置決めして組み付ける
ことができる。
【図1】本発明によるハーネスクランプ構造の実施の形
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図2】図1の裏面側から見た斜視図である。
【図3】図1のホイールスピードセンサ取付部を拡大し
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図4】パーキングケーブルに対するABSリヤセンサ
ーハーネスリーフスプリングクランプ部を示す斜視図で
ある。
ーハーネスリーフスプリングクランプ部を示す斜視図で
ある。
【図5】図1のABSリヤセンサーハーネスのクランプ
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図6】図5の上面図である。
【図7】図5の底面図である。
【図8】図5の右側面図である。
【図9】3リンク式サスペンションを適用した車体の後
輪支持部を示した斜視図である。
輪支持部を示した斜視図である。
【図10】図9の左側後面図である。
【図11】リヤアクスルハウジング部分に配索されたハ
ーネスのクランプを示す斜視図である。
ーネスのクランプを示す斜視図である。
【図12】従来のハーネスクランプを示す断面図であ
る。
る。
1 車体フレーム 2 リーフスプリング取付ブラケット 3 リーフスプリング 4 リヤアクスルハウジング 5 Uボルト 6 固定金具 7 バンプストッパー 8 バンプストッパー受け 9 リヤアクスルハウジングハブ 10 リヤホイールスピードセンサ 11 12 ABSセンサハーネス 13 パーキングケーブル(フレキシブルな線状部材) 14 パーキングケーブル取付ブラケット 15 ABSセンサハーネスリーフスプリングクランプ 16 パーキングケーブルバンド 19 ABSセンサハーネス車体側クランプ 20 ABSセンサハーネスクランプ(ハーネスクラン
プ) 21 クリップ 22 留め具 23 挟持部 24 平面部 13a 六角カシメ部 13c 角部 21b 軸部 22a 差込部 24a、25a、25b 係合穴
プ) 21 クリップ 22 留め具 23 挟持部 24 平面部 13a 六角カシメ部 13c 角部 21b 軸部 22a 差込部 24a、25a、25b 係合穴
Claims (9)
- 【請求項1】 ハーネスを保持するクリップと、このク
リップを支持する留め具とを備え、フレキシブルな線状
部材に対して弾発力によって挟持する挟持部を上記留め
具に設けたことを特徴とするハーネスクランプ構造。 - 【請求項2】 上記フレキシブルな線状部材に設けられ
た多角形部に係合する係合部を上記留め具の挟持部に形
成したことを特徴とする請求項1に記載のハーネスクラ
ンプ構造。 - 【請求項3】 ホースまたはチューブに設けられた六角
カシメ部の角部に係合する係合穴を上記留め具の挟持部
に形成したことを特徴とする請求項1に記載のハーネス
クランプ構造。 - 【請求項4】 上記留め具の挟持部の片側に六角カシメ
部の平面部に対応する平面部を形成し、かつ他方側に六
角カシメ部の角部に対応する角形状部を形成するととも
に、上記平面部および角形状部の両側に、それぞれ六角
カシメ部の角部に対応する係合穴を形成し、上記挟持部
によって六角カシメ部の角部を挟持したとき、六角カシ
メ部の角部に、上記挟持部の平面部の係合穴または角形
状部の両側面の係合穴のいずれか一方が係合するように
上記留め具の挟持部を形成したことを特徴とする請求項
3に記載のハーネスクランプ構造。 - 【請求項5】 ABSコントローラと各車輪に設けられ
た各種センサー情報を上記ABSコントローラに送るセ
ンサーハーネスを支持するハーネスクランプ構造におい
て、上記センサーハーネスの途中をブレーキホースに沿
わせるとともに、該センサーハーネスをハーネスクラン
プを介して上記ブレーキホースで支持したことを特徴と
するハーネスクランプ構造。 - 【請求項6】 ABSコントローラと各車輪に設けられ
た各種センサー情報を上記ABSコントローラに送るセ
ンサーハーネスを支持するハーネスクランプ構造におい
て、上記センサーハーネスの途中をパーキングブレーキ
ケーブルに沿わせるとともに、該センサーハーネスをハ
ーネスクランプを介して上記パーキングブレーキケーブ
ルで支持したことを特徴とするハーネスクランプ構造。 - 【請求項7】 上記ハーネスクランプを、ハーネスを保
持するクリップと、このクリップを支持する留め具とで
構成し、上記留め具に、ブレーキホースまたはパーキン
グブレーキケーブルを挟持する挟持部を形成したことを
特徴とする請求項5または6に記載のハーネスクランプ
構造。 - 【請求項8】 上記パーキングブレーキケーブルに、六
角形のカシメ部を形成したプロテクタを設け、該プロテ
クタの六角カシメ部の角部に係合する係合穴を上記留め
具の挟持部に形成したことを特徴とする請求項7に記載
のハーネスクランプ構造。 - 【請求項9】 上記ハーネスクランプの留め具を、一対
の板状面からなる挟持部と、板状面相互間を繋ぐ座部と
で構成し、上記板状面の一方に、プロテクタの六角カシ
メ部の角部に対応する角部を形成し、上記板状面の他方
に、プロテクタの六角カシメ部の平面部に対応する平面
部を形成し、上記角部両側の面および平面部に、プロテ
クタの六角カシメ部の角部にいずれか一方が係合する係
合穴を形成し、上記座部にハーネスを保持するクリップ
の取付穴を形成したことを特徴とする請求項7または8
に記載のハーネスクランプ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129349A JP2001314025A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ハーネスクランプ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129349A JP2001314025A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ハーネスクランプ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001314025A true JP2001314025A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18638640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000129349A Pending JP2001314025A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ハーネスクランプ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001314025A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009214744A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Nissan Motor Co Ltd | ケーブル配索構造 |
CN103216673A (zh) * | 2012-01-18 | 2013-07-24 | 安徽华菱汽车有限公司 | 汽车及其管线路的固定支架 |
KR101321975B1 (ko) | 2013-05-24 | 2013-10-28 | 이지훈 | 다목적 고정홀더 |
KR101409003B1 (ko) | 2013-05-24 | 2014-06-17 | (주)유성인젝션 | 다목적 고정홀더 |
CN110666476A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-01-10 | 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 | 一种汽车顶蓬线束自动组装机构 |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000129349A patent/JP2001314025A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009214744A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Nissan Motor Co Ltd | ケーブル配索構造 |
CN103216673A (zh) * | 2012-01-18 | 2013-07-24 | 安徽华菱汽车有限公司 | 汽车及其管线路的固定支架 |
KR101321975B1 (ko) | 2013-05-24 | 2013-10-28 | 이지훈 | 다목적 고정홀더 |
KR101409003B1 (ko) | 2013-05-24 | 2014-06-17 | (주)유성인젝션 | 다목적 고정홀더 |
CN110666476A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-01-10 | 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 | 一种汽车顶蓬线束自动组装机构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050622 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051125 |