JP2001313986A - 移動無線通信ネットワークにおいて端末グループを形成するための方法、端末およびインフラストラクチャデバイス - Google Patents

移動無線通信ネットワークにおいて端末グループを形成するための方法、端末およびインフラストラクチャデバイス

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JP2001313986A
JP2001313986A JP2001066193A JP2001066193A JP2001313986A JP 2001313986 A JP2001313986 A JP 2001313986A JP 2001066193 A JP2001066193 A JP 2001066193A JP 2001066193 A JP2001066193 A JP 2001066193A JP 2001313986 A JP2001313986 A JP 2001313986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれ移動無線通信ネットワークNETを
介して通信相手端末への接続をセットアップすることが
できる第1の移動無線端末M1と少なくとも1つの第2
の移動無線端末M1を管理するための方法。 【解決手段】 共通加入者番号GRPNRが割り当てら
れている共通の移動無線端末グループGRPに、第1の
端末M1および少なくとも1つの第2の端末M2を割り
当てる。さらに、第1の識別子ID1を第1の端末M1
に割り当て、第2の識別子ID2を少なくとも1つの第
2の端末M2に割り当てる。通信ネットワークNETを
介して、第1の端末M1または少なくとも1つの第2の
端末M2と通信相手端末KPM1、KPM2、KPM3
の間に呼接続C11、C12、C13がセットアップさ
れるときに、第1の識別子および少なくとも1つの第2
の識別子ID1、ID2を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプリア
ンブルに記載の、それぞれ移動無線通信ネットワークを
介して通信相手端末への接続をセットアップすることが
できる第1の移動無線端末と少なくとも1つの第2の移
動無線端末を管理するための方法に関し、さらに、請求
項12のプリアンブルに記載のデバイス、請求項13の
プリアンブルに記載のプログラムモジュール、請求項1
4のプリアンブルに記載の移動無線端末、請求項15の
プリアンブルに記載の移動無線端末用のプログラムモジ
ュール、および請求項16のプリアンブルに記載の移動
無線端末用の識別モジュールに関する。
【0002】通常、個別の加入者固有ライセンスならび
に個別の加入者番号が、移動無線通信ネットワークの通
信サービスを利用しようとする加入者に割り振られる。
この加入者固有データは、加入者所有の移動無線端末に
挿入される、いわゆるSIMモジュール(SIM:加入
者識別モジュール)に格納される。さらなる加入者固有
データが、移動無線通信ネットワークに関する1つまた
は複数のデータベースに保存される。次いで加入者が、
自分の移動無線端末を使用して移動無線通信ネットワー
クにログオンすると、その端末と通信ネットワークは、
それぞれの加入者固有データの部分を交換する。この方
法では、どの場合にも、1人の加入者だけしか、個別の
加入者ライセンスに関係する個別の加入者固有データを
利用して通信ネットワークにログオンすることができな
いことは確実である。
【0003】
【従来の技術】知られている方法では、各加入者は、通
信ネットワークの通信サービスを利用するためには、そ
れに応じて個人ライセンスを取得しなければならない。
ただし、通例の月額固定料金(standing charge)を考
えると、そのようなライセンスは、特定の状況下では非
常に高価になることがある。
【0004】移動無線端末は1つのみならずいくつも所
有するが、移動無線ライセンスは1つしか所有しない場
合、その加入者は、SIMカードを、使用する端末に、
使用しようとするたびごとに挿入しなければならない。
これは例えば、加入者が一方では自動車内に設置した移
動無線端末を使用し、もう一方では車外でも端末を持ち
歩きたいという場合がそうである。いちいちSIMカー
ドを交換することは、加入者にとって不便であり面倒な
ことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、加入者または加入者グループが所有する複数の
移動無線端末を、快適で便利に使用できるようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1の
技術教示による方法、さらに請求項12の技術教示によ
るデバイス、請求項13の技術教示によるプログラムモ
ジュール、請求項14の技術教示による移動無線端末、
請求項15の技術教示による移動無線端末用のプログラ
ムモジュール、請求項16の技術教示による移動無線端
末用の識別モジュールにより達成される。
【0007】この点において、本発明の基本的な概念
は、いくつかの移動無線端末を共通の移動無線端末グル
ープに結合することである。この端末グループに共通加
入者番号が割り当てられ、それに従って端末グループの
それぞれの端末は、通信相手とアクセス可能になる。こ
の端末グループの端末には、さらに各々に、その端末を
識別可能にする個別の識別子が与えられる。この識別子
を使用して、通信ネットワークは、端末グループへの着
信呼接続(incoming call connec
tion)を、そのたびに、その端末グループの端末に
個別に割り当てることができる。その結果、例えば冒頭
で述べた例では、車内に設置した端末と車外で使用可能
な端末の両方を共通の移動無線端末グループに割り当て
ることが可能である。したがって、この場合、1つの移
動無線ライセンスだけで充分である。家族や作業グルー
プのメンバーなどグループのメンバーについても、すで
に端末グループに結合された端末をこのような方式で使
用すると有利である。グループのメンバーには共通加入
者番号を使用して連絡することができるので、外部の通
信相手は、いちいち個別の加入者番号を記憶せず、共通
加入者番号を記憶するだけでよい。
【0008】本発明の他の有利な構成は、従属クレーム
から得られる。
【0009】端末グループに対して、同時呼接続の最大
数、例えば1つまたは2つの呼接続を、その端末グルー
プ外部の通信相手端末またはその端末グループの端末間
に許可することができる。このようにして、例えば一家
族に割り当てられたグループライセンスによって、一方
では個々の通信ネットワークを最適な容量で使用するこ
とができ、もう一方では過度の、したがってコスト集約
型のグループライセンスの使用を回避することができ
る。
【0010】有利な変形形態では、端末グループの端末
に割り当てられた個別の端末固有識別子が、どの場合に
も、端末から通信ネットワークに送信される。その結
果、通信ネットワークは、その端末が通信の準備が整っ
ているかどうかを認識することができる。さらに、その
識別子は、その端末グループに割り当てられた加入者番
号に付加して通信相手がダイヤルすることのできる最終
桁の形式をとることができる。その場合、端末は、加入
者固有ダイヤルイン方式を有する構内交換機に類似した
通信ネットワークによって扱われる。この場合、端末グ
ループの各々の端末には、通信ネットワークを介して個
別にアドレス指定が可能である。さらに、端末が通信ネ
ットワークにログオンしたときに、通信ネットワーク
が、端末グループのそれぞれの端末にそのような識別子
を個別に割り振ることが可能である。
【0011】端末グループ内では、通信ネットワークか
ら、端末グループの加入者番号に向けられた着信呼接続
に対して、端末の1つを優先宛先に指定することができ
る。したがって、例えば冒頭で述べた、車内に設置した
端末と車外で使用可能な端末の両方を操作する加入者
は、車内にいる限り、着信呼接続に対して車内に設置さ
れた端末を一時的な優先宛先に定義することができる。
【0012】本発明の別の変形形態では、端末グループ
の端末の1つに、いわゆるマスタ権限(master
authorization)が与えられる。このマス
タ権限を使用することによってのみ、端末グループ全体
のパラメータまたはその端末グループの個別の端末のパ
ラメータを変更することができる。このようなパラメー
タは、例えば、端末が着信呼に対して優先宛先として取
り扱われるべきかどうかというものである。マスタ権限
を使用すると、そのグループの個々の端末を、呼接続に
対して使用不能または使用可能にすることもできる。こ
のマスタ権限に割り当てられる機能は、1つまたは複数
のパスワードによって保護されることが好ましい。
【0013】端末グループに対して同時に許可される最
大呼接続数が端末の数より少ない場合、端末グループの
端末から通信ネットワークに送信された接続要求は実現
されない可能性がある。その場合、通信ネットワーク
は、その接続要求を待ち行列に入れ、上述の最大呼接続
数を接続数が再度下回ると即座に所望の接続を確立す
る。そのような待ち行列に入れられた接続要求処理の順
番は、それぞれの接続要求において指定された宛先呼番
号、待ち行列に入れられた順番、またはその両方に依存
させることができる。
【0014】本発明の別の変形形態では、端末グループ
の端末につながっている呼接続を、端末グループの前記
端末から別の端末に、通信ネットワークを介して転送す
ることができる。この目的で、前者の端末は、個別の呼
接続を後者の端末に切り替えるよう、通信ネットワーク
に命令を送信する。
【0015】前記記載の変形形態と、さらに従属クレー
ムに指定された解決法の組合せは、容易に実現できる。
【0016】本発明ならびに別の有利な構成を、図面を
用いた実施形態の例示に基づき、後述する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、一群の移動無線端末M
1、M2、M3が通信ネットワークNETによって端末
グループとして操作される、非常に概略的な配置を示
す。通信ネットワークNETは、移動無線通信ネットワ
ーク、すなわち移動無線通信と線路導体通信の両方が使
用可能なネットワークである。図1に示されていない他
のデバイスの例として、通信ネットワークNETのなか
に、中継線群TR1を介して相互に接続される移動無線
交換局MSC1およびMSC2を示す。
【0018】本発明による機能に加え、交換局MSC1
およびMSC2は、いわゆる移動交換局から知られる基
本的な機能も実施する。アクセスデバイスBTS1と、
さらにアクセスデバイスBTS1を制御するためのコン
トロールデバイスBSC1が、交換局MSC1に割り当
てられる。図を見易くするために、交換局MSC1に割
り当てられる他のアクセスデバイスは示さない。アクセ
スデバイスBTS1は、例えば、いわゆる移動無線ネッ
トワークのトランシーバ基地局の機能を実行する。アク
セスデバイスBTS1は、端末M1〜M3に対して無線
インタフェースを利用可能にする。図1に、表示のアン
テナによって、このことを示す。アクセスデバイスBT
S1とコントロールデバイスBSC1を、交換局MSC
1内に統合することも可能である。
【0019】例示的な方式で、交換局MSC1のいくつ
かの重要な構成要素、すなわち接続手段TRSC、さら
に制御手段CPUSCとメモリ手段MEMSCを示す。
交換局MSC1は、接続手段TRSCを使用して、加入
者および他の交換局へのデータリンクおよびボイスリン
ク、ならびに信号リンク(signalling li
nk)をセットアップすることができる。制御手段CP
USCは、メモリ手段MEMSCに格納されているプロ
グラムモジュールに関するプログラムコードを実行する
ことができる1つまたは一群のプロセッサである。制御
手段CPUSCは、交換局MSC1の機能を制御し、し
たがって、例えば、接続手段TRSCの機能に影響を与
える。接続手段TRSC、制御手段CPUSC、メモリ
手段MEMSCは、図1に示されていない接続により相
互接続される。さらに、交換局MSC1は、結合ネット
ワーク(coupling network)やネットワーク管理システ
ムへのインタフェースなど他のユニットを含んでいるこ
とができる。交換局MSC2は、内部的に交換局MSC
1とまったく同様に構成することができる。ただし、交
換局MSC2は、従来型の知られている交換局であって
もよい。
【0020】アクセスデバイスBTS1およびコントロ
ールデバイスBSC1は、プログラムモジュールに関す
るプログラムコードを格納し、または実行することので
きる、図示されていないメモリ手段および制御手段も各
々に含んでいる。アクセスデバイスBTS1は、コント
ロールデバイスBSC1内に統合することもできる。
【0021】アクセスデバイスBTS2と、さらにコン
トロールデバイスBSC2は、交換局MSC2に割り当
てられる。アクセスデバイスBTS2は、アクセスデバ
イスBTS1によって実行される機能と類似の機能を実
行し、コントロールデバイスBSC2は、コントロール
デバイスBSC1によって実行される機能と類似の機能
を実行する。アクセスデバイスBTS1、コントロール
デバイスBSC1、交換局MSC1、ならびにアクセス
デバイスBTS2、コントロールデバイスBSC2、交
換局MSC2は、どの場合にも相互接続される。
【0022】移動無線端末M1、M2、M3は、基本的
に類似の構造をしている。したがって、以下では、端末
M1についてだけ、より詳細に説明する。端末M1につ
いて、インタフェースモジュールM1TR、制御手段M
1CPU、さらにメモリ手段M1MEMを概略的に示
す。例えば、コマンド入力用キーボード、音声入力用マ
イクロホン、音声出力用スピーカ、ならびに情報表示用
ディスプレイなどの他の構成要素は、簡約化のため図1
には示さない。端末M1は、インタフェースモジュール
M1TRを使用して、通信ネットワークNETと無線に
よるデータの交換ができる。端末M1とアクセスデバイ
スBTS1との間の無線リンクC11を、この目的のた
め例示的な方法で図示する。制御手段M1CPUは、1
つのプロセッサまたはプロセッサの配列であり、端末M
1の機能を制御する。この点に関して、制御手段M1C
PUは、メモリ手段M1MEMに保存されているプログ
ラムモジュールに関するプログラムコードを実行する。
メモリ手段M1MEMは、いわゆるRAMモジュールや
フラッシュROMチップ(RAM:ランダムアクセスメ
モリ、ROM:読出し専用メモリ)などを含んでいる。
【0023】端末M2はインタフェースモジュールM2
TRを備えており、端末M3はインタフェースモジュー
ルM3TRを備えており、それぞれその機能においてイ
ンタフェースモジュールM1TRに対応する。さらに、
端末M2とM3は制御手段M2CPUとM3CPUをそ
れぞれ備えている。これらは、基本的に制御手段M1C
PUと同様の機能を実行する。さらに、メモリ手段M2
MEMとM3MEMが端末M2とM3にそれぞれ含まれ
ており、その機能は、メモリ手段M1MEMの機能に対
応する。
【0024】端末M1〜M3は、共通加入者番号が割り
当てられている端末グループGRPを形成する。さら
に、識別子ID1が端末M1に割り当てられ、識別子I
D2が端末M2に割り当てられ、識別子ID3が端末M
3に割り当てられる。加入者番号GRPNRは、端末M
1〜M3に関するそれぞれのメモリ手段と、さらに移動
無線通信ネットワークNETのデータベースデバイスD
Bに保存される。識別子ID1〜ID3は、それぞれに
割り当てられた端末M1〜M3と、さらにデータベース
デバイスDBに格納される。通信ネットワークNET
は、識別子ID1〜ID3を使用して、端末M1〜M3
を個別にアドレス指定することができる。
【0025】図1で、データベースデバイスDBは別個
のデバイスのように構成されており、いくつかの基本的
な構成要素、すなわち接続手段TRLRならびに制御手
段CPULRとメモリ手段MEMLRが例示的な方法で
示される。データベースデバイスDBは、接続手段TR
LRを使用して、交換局MSC1と、さらに図示されて
いない他の交換局にデータリンクDAT1をセットアッ
プすることができる。交換局MSC1は、データリンク
DAT1を介して、データベースデバイスDBに保存さ
れているデータにアクセスする。制御手段CPULR
は、メモリ手段MEMLRに格納されているプログラム
モジュールに関するプログラムコードを実行することが
できる1つまたは一群のプロセッサである。識別子ID
1〜ID3ならびに加入者番号GRPNRも、そのメモ
リ手段に格納されている。制御手段CPULRは、デー
タベースデバイスDBの機能を制御し、したがって、例
えば、接続手段TRLRの機能に影響を与える。さら
に、制御手段CPULRは、メモリ手段MEMLRに保
存されているデータを管理する。接続手段TRLR、制
御手段CPULR、メモリ手段MEMLRは、図1に示
されていない接続によって相互接続される。
【0026】データベースデバイスDBは、交換局MS
C1内あるいはアクセスデバイスBTS1内またはコン
トロールデバイスBSC1内に統合することもできる。
その場合、制御手段CPUSCは、制御手段CPULR
の機能を実行し、メモリ手段MEMSCは、メモリ手段
MEMLRの機能を実行する。このような場合に、例え
ば、交換局MSC1によって管理され、すでに適切に変
更されているいわゆるホームロケーションレジスタが、
端末グループGRPに関するデータを含んでいることが
できる。簡約化のために図1に示していない他のデータ
も、データベースデバイスDBに保存することができ
る。
【0027】さらに、交換局MSC2は、データベース
デバイスDBにアクセスすることもでき、例えば、端末
グループGRPの端末、例えば端末M3が、いわゆるロ
ーミングの環境下でアクセスデバイスBTS2の無線領
域にしばらくの間留まる場合、ミラーデータベースを作
成することができる。
【0028】端末M1が通信ネットワークNETにログ
オンすると、すなわち最初に交信を確立すると、端末M
1は、その識別子ID1ならびに他の識別コードをアク
セスデバイスBTS1に送信する。パスワードの交換や
情報の暗号化など、移動無線通信ネットワークへの端末
のログオンに関わる他の手順は知られており、したがっ
てここではこれ以上説明しない。アクセスデバイスBT
S1は、識別子ID1をコントロールデバイスBSC1
にリレーし、そこから識別子ID1は交換局MSC1を
介してデータベースデバイスDBに届けられ、前記デー
タベースデバイスによって、すでに保存されている識別
子ID1と比較される。しかし、識別子ID1用にメモ
リ位置を1つだけ確保しておくことも可能である。この
メモリ位置は、端末M1が最初に通信ネットワークNE
Tにログオンしたときに、データベースデバイスDBに
よってその端末に割り当てられる識別子ID1を有す
る。識別子ID1の入力に際し、端末M1の受信準備が
整った旨を示すフラグが同時に立てられる。識別子ID
1に基づいて、交換局MSC1は、端末M1が端末グル
ープGRPに割り当てられていることを認識することが
できる。
【0029】しかし、端末M1が、端末グループGRP
全体に割り当てられた端末グループ識別子をアクセスデ
バイスBTS1に送信し、したがって交換局MSC1に
送信することも可能である。これにより、交換局MSC
1は、端末M1が端末グループGRPに属することを認
識することができる。このような場合、通信ネットワー
クNETは、端末M1がログオンするたびに新たに識別
子ID1を端末M1に割り当てることができる。この場
合、例えば、識別子ID1は、乱数発生器によって生成
することができ、または前記端末がログオンした順番に
連番をそれぞれの端末に割り振ることができる。さら
に、識別子ID1は、加入者番号GRPNRに関する最
終桁であってもよい。
【0030】有利な方式では、識別子ID1および加入
者番号GRPNRは、端末M1に永続的にインストール
されるメモリ手段には直接含まれず、いわゆるSIMモ
ジュール(SIM:加入者識別モジュール)に含まれ
る。このようなSIMモジュールは、通常、カード上に
配置される識別モジュールである。このSIMモジュー
ルは、オプションで、端末M1またはその代わりに他の
端末に挿入することができる。その場合、それぞれの端
末は、識別モジュールに保存されている加入者固有デー
タを読み出し、その読み出されたデータを使用して動作
する。
【0031】メモリ手段M1MEMに保存され、制御手
段M1CPUによって実行されるプログラムモジュール
を使用して、端末M1は、識別子ID1と加入者番号G
RPNRの両方を評価することができる。さらに、イン
タフェースモジュールM1TRは、識別子ID1が含ま
れる信号電報(signalling telegra
m)を送受信する目的でも構成されている。識別子ID
1に基づいて、または図示されていないがその端末グル
ープGRPに割り当てられている他の端末グループ識別
子に基づいて、端末M1は、自体がその端末グループG
RPに割り当てられていることを認識することができ
る。
【0032】端末M1は、呼接続をセットアップするた
めに、接続C11で、アクセスデバイスBTS1に接続
要求を送信する。端末M1は、接続要求の中で、通信相
手の端末KPM1に割り当てられている加入者番号を指
定する。端末KPM1もまた移動無線端末であるが、固
定ネットワーク電話であってもよい。端末KPM1は、
他の端末KPM2やKPM3とまったく同じように、交
換局MSC2によって操作される。接続要求に従って、
交換局MSC1は、中継線群TR1で、交換局MSC2
への接続をセットアップし、次いでその接続は、そこか
ら無線リンクC21を介して端末KPM1で完了する。
【0033】続いて、移動無線端末KPM2は、接続C
22で、端末グループGRPへの接続要求をアクセスデ
バイスBTS2に送信する。この接続要求には、端末グ
ループGRPの加入者番号GRPNRが含まれる。した
がって、交換局MSC2は、中継群TR1で、交換局M
SC1への接続をセットアップする。前記交換局MSC
1は、データベースデバイスDBに保存されている表に
基づいて、端末M1が端末グループGRP内における優
先呼宛先であるにもかかわらず、すでに端末M1には接
続がつながっていることを確認する。したがって、交換
局MSC1は、アクセスデバイスBTS1を介して、端
末M2を代替呼宛先として、接続C12をセットアップ
する。しかし、端末グループGRPに対して、どの場合
にも1つしか呼接続が許可されないということもあり得
る。この場合、交換局MSC1は交換局MSC2に、現
時点では端末グループGRPへの接続は不可能であると
いう信号を送り、端末KPM2は、「話中」音を得る。
さらに、識別子ID3が、例えば加入者番号GRPNR
に付加してダイヤルする最終桁の形式で、端末KPM2
によって送信される接続要求に含められている可能性も
ある。その場合、交換局MSC1は、優先宛先に関係な
く、直ちに端末M3に接続C13をセットアップする。
さらに、端末グループGRPに向けられた接続要求は、
常に、最初に端末M3につながれ、前記端末M3がアク
セス不可能な場合にだけ、端末M1またはM2に宛先変
更するように設定することもできる。端末グループGR
Pの優先宛先に関するデータは、データベースデバイス
DBに入力される。
【0034】次に、端末M1がアクセスデバイスBTS
1への接続C11を維持し、端末M2がアクセスデバイ
スBTS1への接続C12を維持すると仮定する。さら
に、端末グループGRPでは同時接続が2つしか可能で
ないと定義する。次に、端末M3が、接続C13で、端
末KPM3への接続の接続要求を送信すると、交換局M
SC1は、端末グループGRPへの接続はすでに許可数
に達していると判定する。したがって、交換局MSC1
は、例えば「話し中」信号または「話し中」メッセージ
を、現時点ではその接続要求を実行できない旨を示す情
報項目とともに、端末M3に送信する。
【0035】さらに、交換局MSC1は、端末M3の接
続要求を待ち行列に入れる。次に、例えば、端末M2が
その接続C12を終了すると、交換局MSC1は、すで
に待ち行列に入れられている端末M3の接続要求を読み
出し、所望の呼接続を確立する。待ち行列に複数の呼接
続要求が入れられている場合、交換局MSC1は、それ
ら接続要求のうちのどれが優先的に処理されるべきかを
確定することができる。この点については、例えば、接
続要求が入れられた順番で処理することも、または、例
えば、最後に入れられた接続要求を最初に処理すること
も可能である。さらに、交換局MSC1は、待ち行列に
入れられているそれぞれの接続要求に入力された宛先呼
番号を評価することもでき、優先宛先への接続要求を優
先的に処理することができる。
【0036】端末M3によって送信された接続要求が、
緊急呼デバイスなどの優先宛先に向けられていると、交
換局MSC1は、端末M3によって所望された接続を直
ちに確立するために、接続C12または接続C11を終
了または中断することも可能である。この点で、交換局
MSC1は、例えば、接続C11またはC12をこれか
ら中断する旨の告知メッセージを端末M1またはM2に
それぞれ送信することができる。端末M3が、その結果
確立された呼接続を終了すると、交換局MSC1は、元
の接続C12またはC11を再確立することもできる。
【0037】別の変形形態では、端末M2は、例えば、
端末M2と端末KPM2の間に存在する接続C12−T
R1−C22を、端末M2の代わりに端末M3に引き継
がせる旨の命令を交換局MSC1に送信する。交換局M
SC1は、即座に接続C13を確立し、接続C12−T
R1−C22を所望の接続C13−TR1−C22に切
り替える。
【0038】図1の例では、いわゆるマスタ機能が端末
M1に割り当てられている。したがって、端末M1に
は、端末グループGRPに割り当てられたパラメータな
らびにそれぞれの端末M2とM3に個別に割り当てられ
たパラメータを変更する権限が与えられている。このよ
うなパラメータは、例えば、端末グループGRPへの着
信接続要求が交換局MSC1によって処理される順序で
ある。そのようなデータを変更する目的で、初めに端末
M1と交換局MSC1の間に接続がセットアップされ
る。次いで、識別コードとさらにパスワードが端末M1
で特定され、それに基づいて、交換局MSC1は、端末
M1にデータを変更する権限が与えられていることを認
識する。この点で、端末M1は、例えば、いわゆるWA
Pブラウザ(WAP:無線アプリケーションプロトコ
ル)を実行し、このブラウザによって、端末M1は、そ
のそれぞれの事業者(operator)に交換局MSC1から
すでに送信されている構成データを指示することができ
る。例えば、端末グループGRPについて、同時呼接続
の最大数が2つに制限されること、または着信接続要求
はまず端末M1につながれるべきであり、端末M1の受
信準備が整っていない場合は、端末M2および、適切な
らば端末M3にその着信接続要求の信号が送られるべき
であるということを、WAPブラウザを使用して、端末
M1で指定することができる。さらに、端末M1を介し
て、端末M2を、例えば、通信ネットワークNETを介
した呼接続に対して使用不能または使用可能にすること
もできる。マスタ機能の範囲内で、特定の呼宛先、特に
料金のかかるサービス呼番号などは、端末グループGR
Pのすべての端末M1〜M3について使用不能すること
もできる。さらに、端末M1は、そのマスタ機能を永続
的に、または一時的に、端末M2または端末M3に委譲
することができる。マスタ機能の範囲内で端末M1によ
って送信されたそれぞれのデータは、交換局MSC1に
よってデータベースデバイスDBに入力される。
【0039】図2に、ステップ201で端末M1によっ
て交換局MSC1に送信される接続要求の流れ図を示
す。検査ステップ202で、交換局MSC1は、通信ネ
ットワークNETを介した端末グループGRPの最大呼
接続数がまだ達したままであるかどうかを検査する。達
していなければ、交換局MSC1は否定的な結果N21
に至り、したがってステップ203に進んで、交換局M
SC1は所望の呼接続をセットアップし、さらにその呼
接続の存在をデータベースデバイスDBに入力する。検
査ステップ204で、交換局MSC1は、呼接続が端末
M1またはその通信相手によって終了されたかどうかを
検査する。ステップ204は、図2の線図で、否定的な
結果N22の場合には、すなわち端末M1が依然として
接続を保持している場合にはいつでもステップ204が
反復されるエンドレスループとして示されている。しか
し、実際には、交換局MSC1はイベントドリブンであ
り、したがって、図2に表示されていない別のプロセス
が、端末M1によって保持されている呼接続の終了を、
イベントY22として図2に表示されているプロセスに
信号を送り、その結果、図2に表示されているプロセス
が「目覚める」まで、すなわち続行されるまで、このプ
ロセスは「スリープ」する。
【0040】端末M1の呼接続が終了すると、交換局M
SC1は、端末M1について関連付けられた状況情報を
データベースデバイスDBに入力し、次のステップ20
6で、図1との関連ですでに述べた接続要求の待ち行列
に接続要求があるかどうかを検査する。
【0041】待ち行列が空ならば、プログラムは、移行
部Y23で最終ステップ2ENDに進む。しかし、ステ
ップ206で、交換局MSC1が、接続要求がまだ待ち
行列に格納されているという結果N23に至ると、ステ
ップ207で、交換局MSC1は、関連する端末にそれ
ぞれの端末が接続をセットアップできるようになった旨
の信号を送る。前記信号送信は、例えば、信号チャネル
上のそれぞれの端末に対して、いわゆるSMSメッセー
ジ(SMS:ショートメッセージサービス)または他の
信号メッセージの形式で実行することができる。さら
に、ステップ207では、交換局MSC1が、すでに登
録され、待ち行列に格納されている接続を直ちにセット
アップすることができる。交換局MSC1は、前記信号
送信と同時に、所定の実行時間を有するタイマをスター
トする。その所定の実行時間内に、それぞれの端末は、
そのとき可能になっている接続をセットアップしなけれ
ばならない。
【0042】ステップ208で、交換局MSC1は、タ
イマが終了したかどうかを検査する。終了していれば、
交換局MSC1は、再度、移行部Y24で、ステップ2
06に戻り、待ち行列に他の接続要求があるかどうかを
検査する。
【0043】しかし、ステップ208でタイマの実行時
間中に、接続可能である旨の信号がすでに送信されてい
る端末からの接続要求を交換局MSC1が受信すると、
交換局は、移行部N24でステップ203に再度戻り、
所望の呼接続をセットアップし、待ち行列からその接続
要求を削除する。
【0044】交換局MSC1が、ステップ202で、端
末グループGRPに利用可能なすべての接続がすでに使
用中であるという結果に至ると、交換局MSC1は、Y
21で示す移行部でステップ209に進み、そこで接続
要求が緊急呼または優先宛先への呼に関係するかどうか
に関して検査を実行する。緊急呼や優先宛先への呼に関
係しない場合、プログラムは、移行部N25でステップ
210に進み、そこで現時点では呼が可能でない旨の信
号を端末M1が受信する。ステップ211では、次い
で、その接続要求が待ち行列に入れられ、プログラムは
最終ステップ2ENDに進む。
【0045】交換局MSC1がステップ209に至り、
ステップ201で受信した接続要求が緊急呼または優先
宛先への呼に関係するとの結果が出ると、交換局MSC
1は、移行部Y25でステップ212に移り、呼接続が
中断される端末を選択する。ステップ213で、交換局
MSC1は、呼接続が終了されるという信号をその端末
に送り、その呼接続を終了または中断する。さらに、ス
テップ213では、現在終了中の呼接続が緊急呼終了後
に回復される予定を記録することもできる。ステップ2
14で、交換局MSC1は、ステップ201で受信した
接続要求を実行し、所望の緊急呼接続をセットアップす
る。プログラムは次いで、最終ステップ2ENDに進
む。
【0046】図3に、ステップ301における、交換局
MSC1の端末グループGRPに対する着信接続要求の
処理を示す。ステップ302で、交換局MSC1は、端
末M1〜M3の1つまたは複数の端末は受信準備が整っ
ているかどうか、さらに端末グループGRPに許可され
ている最大呼接続数に接続数がまだ達していないかどう
かを検査する。この最大数に達しているならば、交換局
MSC1は移行部Y31でステップ303に進み、そこ
で交換局MSC1は、端末グループGRPは現時点でア
クセス不可能である旨の信号を発信者に送る。さらに、
交換局MSC1は、履行されていない接続要求を、例え
ば「話中につきコールバック(call back on busy)」
の待ち行列などの、実行していない接続要求用待ち行列
に入れる。ステップ303は、直ちに最終ステップ3E
NDに至る。
【0047】しかし、端末グループGRPがアクセス可
能であれば、交換局MSC1は、移行部N31でステッ
プ304に進み、そこで交換局MSC1は端末グループ
GRPに関連するデータを問い合わせる。具体的には、
交換局MSC1は、ステップ304で、端末M1〜M3
のどれに目下の接続要求をつなぐかを確立する。この場
合、接続要求は端末M2につながれることになる。した
がって、交換局MSC1は、ステップ305で、所望の
呼接続を端末M2に確立する。その時点で、例えば電源
が切られているなどの理由で端末M2がアクセス不能で
あるならば、交換局MSC1は、このステップで、代替
呼宛先として端末M1またはM3のどちらが選択される
べきかを検査することもできる。
【0048】ステップ306は、図2のステップ204
に類似の方式で構成されている。すなわち、交換局MS
C1は、ステップ306で、端末M2またはその通信相
手端末が、確立されたばかりの接続を終了するかどうか
を検査する。終了しないという結果の場合、ステップ3
06は経路N32で反復され、終了するという結果の場
合、交換局MSC1は、移行部Y32でステップ3EN
Dに至る。
【0049】図2および図3に示す機能シーケンスは、
交換局MSC1の制御手段CPUSCによって好適に実
行されるプログラムモジュールとして実現される。ただ
し、そのようなタイプのプログラムモジュールは、アク
セスデバイスBTS1および/またはコントロールデバ
イスBSC1に関する制御手段によっても実行される。
【0050】特別なファンクションキーまたはいわゆる
ソフトキー、すなわち文脈依存のファンクションキー
を、端末M1〜M3に配置することもでき、それを使用
すると、端末グループGRPの文脈内の特定の機能を実
行することができる。例えば、端末M1のマスタ機能の
構成設定は、そのようなファンクションキーによって実
現することができる。さらに、端末M1〜M3が相互通
信することも可能である。例えば、端末は、通信ネット
ワークNETを使用した通信のみならず、例えば、いわ
ゆるDECTモジュール(DECT:デジタルヨーロピ
アンコードレス通信)を使用した、相互の直接通信用と
しても設計することができる。さらに、具体的には、内
部的に通信している端末が、どの場合にもアクセスデバ
イスBTS1など単一のアクセスデバイスの範囲内に位
置するか、または交換局MSC1など交換局の範囲内に
位置するときは、端末M1〜M3が、通信ネットワーク
NETを介して、相互に(「内部的に」)通信すること
ができるように事前決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動無線通信ネットワークNETによって操作
される、端末グループGRPに関する本発明による端末
M1〜M3を使用した、本発明を実施するための配置を
示す概略図である。
【図2】端末M1〜M3から通信ネットワークNETに
送信される接続要求に関する、本発明による処理手順を
示す図である。
【図3】端末グループGRPに対する着信呼に関する、
処理手順を示す図である。
【符号の説明】
DB データベースデバイス GRP 端末グループ GRPNR 共通加入者番号 ID 識別子 KPM 通信相手端末 M 移動無線端末 MSC 交換局 NET 通信ネットワーク TR1 中継線群

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ移動無線通信ネットワーク(N
    ET)を介して通信相手端末(KPM1、KPM2、K
    PM3)への接続をセットアップすることができる第1
    の移動無線端末(M1)と少なくとも1つの第2の移動
    無線端末(M2)を管理するための方法であって、 第1の端末(M1)と少なくとも1つの第2の端末(M
    2)が、共通の移動無線端末グループ(GRP)に割り
    当てられ、 端末グループ(GRP)に共通加入者番号(GRPN
    R)が割り当てられ、 第1の端末(M1)に第1の識別子(ID1)が割り当
    てられ、少なくとも1つの第2の端末(M2)に第2の
    識別子(ID2)が割り当てられ、 通信ネットワーク(NET)を介して、第1の端末(M
    1)または少なくとも1つの第2の端末(M2)と通信
    相手端末(KPM1、KPM2、KPM3)との間に呼
    接続(C11、C12、C13)がセットアップされる
    ときに、第1の識別子と少なくとも1つの第2の識別子
    (ID1、ID2)が評価されることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークを介した端末グループ
    の通信相手端末(KPM1、KPM2、KPM3)への
    同時呼接続(C11、C12、C13)の数が事前決定
    されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1の端末と少なくとも1つの第2の端
    末が、通信ネットワーク(NET)にログオンするとき
    に、各々に割り当てられた識別子(ID1、ID2)を
    前記通信ネットワーク(NET)に送信することを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1の識別子および少なくとも1つの第
    2の識別子(ID1、ID2)がそれぞれ、加入者番号
    (GRPNR)の最終桁の形式で割り当てられることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1の端末および少なくとも1つの第2
    の端末(M2)が通信ネットワーク(NET)にログオ
    ンするときに、第1の識別子および少なくとも1つの第
    2の識別子(ID1、ID2)が、通信ネットワーク
    (NET)によって、当該ログオンに依存する方式で、
    第1の端末および少なくとも1つの第2の端末(M2)
    に割り振られることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 通信ネットワーク(NET)から、端末
    グループ(GRP)の加入者番号(GRPNR)に向け
    られた着信呼接続(C11、C12、C13)に対し
    て、第1の端末(M1)または少なくとも1つの第2の
    端末(M2)が優先宛先として事前決定されることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1の端末(M1)または少なくとも1
    つの第2の端末(M2)にマスタ権限が割り当てられて
    おり、マスタ権限は、端末グループ(GRP)に割り当
    てられたパラメータ、端末グループ(GRP)の個別の
    端末に割り当てられたパラメータ、またはその両方を変
    更する権限をそれぞれの端末に与えることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 端末グループ(GRP)に対して所定の
    数の同時呼接続(C11、C12、C13)が存在する
    場合、通信ネットワーク(NET)は、第1の端末また
    は少なくとも1つの第2の端末(M2)からすでに送信
    されている通信相手端末(KPM1、KPM2、KPM
    3)への接続要求を待ち行列に入れ、さらに、通信ネッ
    トワーク(NET)は、前記所定の数を下回るたびに、
    待ち行列に入れられた接続要求を順次処理することを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 待ち行列にすでに入れられている接続要
    求が、それぞれの接続要求において指定された宛先呼番
    号に依存する方式で処理されることを特徴とする請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 通信ネットワーク(NET)が、端末
    グループ(GRP)の端末からの、または端末グループ
    (GRP)の端末への、事前決定された優先呼接続の接
    続要求を受信し、さらに、その接続要求を実現する目的
    で、通信ネットワーク(NET)は、端末グループ(G
    RP)の端末との存在する呼接続を中断または終了する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 第1の端末(M1)が、第1の端末
    (M1)と通信相手端末(KPM1、KPM2、KPM
    3)との間に存在する呼接続を少なくとも1つの第2の
    端末に切り替えるよう、移動無線通信ネットワーク(N
    ET)に命令を送信し、さらに、移動無線通信ネットワ
    ーク(NET)が、該呼接続を少なくとも1つの第2の
    端末に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 それぞれ移動無線通信ネットワーク
    (NET)を介して通信相手端末(KPM1、KPM
    2、KPM3)への接続をセットアップすることができ
    る第1の移動無線端末(M1)と少なくとも1つの第2
    の移動無線端末(M2)を管理するための移動無線通信
    ネットワーク(NET)用のデバイス(DB)であっ
    て、 第1の端末と少なくとも1つの第2の端末(M2)を共
    通の移動無線端末グループ(GRP)に割り当てるため
    の割当て手段(CPUDB、MEMDB)を備えてお
    り、 割当て手段(CPUDB、MEMDB)が、共通加入者
    番号(GRPNR)を端末グループ(GRP)に割り当
    てるように構成されており、 さらに、第1の端末(M1)に割り当てられる第1の識
    別子(ID1)と少なくとも1つの第2の端末(M2)
    に割り当てられる第2の識別子(ID2)を管理するた
    めの管理手段(CPUDB、MEMDB)を備えてお
    り、 さらに、通信ネットワーク(NET)を介して、第1の
    端末(M1)または少なくとも1つの第2の端末(M
    2)と通信相手端末(KPM1、KPM2、KPM3)
    との間に呼接続(C11、C12、C13)がセットア
    ップされるときに、第1の識別子および少なくとも1つ
    の第2の識別子(ID1、ID2)を評価するための評
    価手段(CPUDB、MEMDB)を備えていることを
    特徴とするデバイス(DB)。
  13. 【請求項13】 第1の移動無線端末(M1)と少なく
    とも1つの第2の移動無線端末(M2)を管理するため
    の移動無線通信ネットワーク(NET)のデバイス(D
    B)用のプログラムモジュールであって、第1の移動無
    線端末(M1)と少なくとも1つの第2の移動無線端末
    (M2)がそれぞれ、移動無線通信ネットワーク(NE
    T)を介して通信相手端末(KPM1、KPM2、KP
    M3)への接続をセットアップすることができ、デバイ
    ス(DB)の制御手段(CPUDB)によって実行する
    ことができるコマンドコードを含んでおり、 第1の端末(M1)と少なくとも1つの第2の端末(M
    2)を共通の移動無線端末グループ(GRP)に割り当
    てるための割当て手段を含んでおり、 割当て手段が、共通加入者番号(GRPNR)を端末グ
    ループ(GRP)に割り当てるように構成されており、 第1の端末(M1)に割り当てられる第1の識別子(I
    D1)と、少なくとも1つの第2の端末(M2)に割り
    当てられる第2の識別子(ID2)とを管理するための
    管理手段を含んでおり、 通信ネットワーク(NET)を介して、第1の端末(M
    1)または少なくとも1つの第2の端末(M2)と通信
    相手端末(KPM1、KPM2、KPM3)との間に呼
    接続(C11、C12、C13)がセットアップされる
    ときに、第1の識別子および少なくとも1つの第2の識
    別子(ID1、ID2)を評価するための評価手段を含
    んでいることを特徴とするプログラムモジュール。
  14. 【請求項14】 第1の端末(M1)と少なくとも1つ
    の第2の移動無線端末がそれぞれ、通信相手端末(KP
    M1、KPM2、KPM3)への接続をセットアップす
    るために使用できる移動無線通信ネットワーク(NE
    T)によって管理される(第1の)移動無線端末(M
    1)であって、 第1の移動無線端末(M1)が少なくとも1つの第2の
    端末(M2)とともに共通の移動無線端末グループ(G
    RP)に割り当てられていることを確認できるように構
    成された認識手段(M1CPU、M1MEM)を備えて
    おり、 さらに、端末グループ(GRP)に割り当てられた共通
    加入者番号(GRPNR)ならびに第1の移動無線端末
    (M1)に割り当てられた端末固有識別子(ID1)を
    評価できるように構成された評価手段(M1CPU、M
    1MEM)を備えており、 さらに、通信ネットワーク(NET)を介して通信相手
    端末(KPM1、KPM2、KPM3)への呼接続(C
    11)がセットアップされるときに、端末が識別子(I
    D1)を評価できるように構成された呼セットアップ手
    段(M1TR、M1CPU)を備えていることを特徴と
    する(第1の)無線端末(M1)。
  15. 【請求項15】 第1の端末(M1)と少なくとも1つ
    の第2の移動無線端末がそれぞれ、通信相手端末(KP
    M1、KPM2、KPM3)への接続をセットアップす
    るために使用できる移動無線通信ネットワーク(NE
    T)によって管理される(第1の)移動無線端末用のプ
    ログラムモジュールであって、移動無線端末の制御手段
    (M1CPU)によって実行することができるコマンド
    コードを含んでおり、 第1の端末(M1)が少なくとも1つの第2の端末(M
    2)とともに共通の移動無線端末グループ(GRP)に
    割り当てられていることをプログラムモジュールが確認
    できるように構成された認識手段を含んでおり、 端末グループ(GRP)に割り当てられた共通加入者番
    号(GRPNR)ならびに第1の端末(M1)に割り当
    てられた端末固有識別子(ID1)をプログラムモジュ
    ールが評価できるように構成された評価手段を含んでお
    り、 第1の端末(M1)の呼接続が通信ネットワーク(NE
    T)を介して通信相手端末(KPM1、KPM2、KP
    M3)にセットアップされるときに、プログラムモジュ
    ールが識別子(ID1)を評価できるように構成された
    呼セットアップ手段を含んでいることを特徴とするプロ
    グラムモジュール。
  16. 【請求項16】 第1の端末(M1)と少なくとも1つ
    の第2の移動無線端末がそれぞれ、通信相手端末(KP
    M1、KPM2、KPM3)への接続をセットアップす
    るために使用できる移動無線通信ネットワーク(NE
    T)によって管理される(第1の)移動無線端末用の識
    別モジュールであって、第1の移動無線端末によって評
    価できるメモリ手段を含んでおり、 端末グループ(GRP)に割り当てられた共通加入者番
    号(GRPNR)ならびに端末に割り当てられた端末固
    有識別子(ID1)を含んでおり、 通信ネットワーク(NET)を介して通信相手端末(K
    PM1、KPM2、KPM3)に呼接続がセットアップ
    されるときに、第1の端末が共通加入者番号(GRPN
    R)ならびに端末固有識別子(ID1)評価することが
    でき、 共通加入者番号(GRPNR)ならびに端末固有識別子
    (ID1)に基づいて、第1の端末が、少なくとも1つ
    の第2の端末(M2)とともに共通の移動無線端末グル
    ープ(GRP)に割り当てられていることを確認できる
    ことを特徴とする識別モジュール。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載のデバイスを備えた
    交換局。
  18. 【請求項18】 請求項12に記載のデバイスを備えた
    基地局。
  19. 【請求項19】 請求項13に記載のプログラムモジュ
    ール、請求項15に記載のプログラムモジュール、また
    はその両方を備えた、記憶媒体、特にコンピュータ可読
    ディスケット。
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