JP2001313228A - 積層体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

積層体の製造方法及び製造装置

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JP2001313228A
JP2001313228A JP2000131578A JP2000131578A JP2001313228A JP 2001313228 A JP2001313228 A JP 2001313228A JP 2000131578 A JP2000131578 A JP 2000131578A JP 2000131578 A JP2000131578 A JP 2000131578A JP 2001313228 A JP2001313228 A JP 2001313228A
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Japan
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thin film
metal thin
patterning material
resin layer
film layer
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JP2000131578A
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English (en)
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Noriyasu Echigo
紀康 越後
Kazuyoshi Honda
和義 本田
Masaru Odagiri
優 小田桐
Nobuki Sunanagare
伸樹 砂流
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持体上で、樹脂層を形成する工程とパター
ニング材料付与後金属薄膜層を形成する工程とを繰り返
して積層体を製造する方法において、積層体中にパター
ニング材料が残存せず、かつ金属薄膜層を良好にパター
ニングできる方法を提供する。 【解決手段】 パターニング材料を付与して金属薄膜層
を形成後、パターニング材料の付与位置にレーザ光を照
射して残存するパターニング材料を除去する。レーザ光
はパターニング材料のみを選択的に加熱して除去するこ
とができ、金属薄膜層や樹脂層に悪影響を与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂層と金属薄膜
層とからなる積層体の製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂層を積層する工程と金属薄膜層を積
層する工程とを一単位として、これを周回する支持体上
で繰り返すことにより、樹脂層と金属薄膜層とが交互に
積層された積層体を製造する方法、及び得られた積層体
からコンデンサなどの電子部品を得る方法は、例えば、
国際公開WO99/26259等で公知ある。
【0003】従来の樹脂層と金属薄膜層との積層体の製
造方法の一例を図面を用いて説明する。
【0004】図4は、従来の積層体の製造方法を実施す
るための製造装置の一例の概略を模式的に示した断面図
である。
【0005】図4において、915は真空槽、916は
真空槽915内部を所定の真空度に維持する真空ポン
プ、911は真空槽915内に設置された、図中の矢印
方向に回転する円筒形状のキャンローラ、912は樹脂
層形成装置、913はパターニング材料付与装置、91
4は金属薄膜形成装置、917はパターニング材料除去
装置、918は樹脂硬化装置、919は表面処理装置、
920a,920bは金属薄膜形成領域を他の領域と区
別するための隔壁、922は隔壁920a,920bに
設けられた開口、923は必要時以外に金属薄膜が形成
されるのを防止するために開口922を閉じるための遮
蔽板である。
【0006】樹脂層形成装置912は、樹脂層を形成す
るための樹脂材料を加熱気化又は霧化させて、キャンロ
ーラ911表面に向けて放出する。キャンローラ911
は所定の温度に冷却されているから、樹脂材料は冷却さ
れてキャンローラ911の外周面に膜状に堆積する。
【0007】堆積した樹脂材料は、必要に応じて樹脂硬
化装置918により、電子線又は紫外線等が照射されて
所望の硬度に硬化処理される。
【0008】次いで、形成された樹脂層は、必要に応じ
て樹脂表面処理装置919により、酸素プラズマ処理等
が施され、樹脂層表面が活性化される。
【0009】パターニング材料付与装置913は、オイ
ルマージンと呼ばれる手法により金属薄膜層を所定の形
状にパターニングするための装置である。樹脂層上に予
めパターニング材料を薄く形成した後に、金属薄膜層を
蒸着などによって形成すると、パターニング材料上には
金属薄膜層が形成されない(この金属薄膜層が形成され
ない領域をマージン部という)。このようにして形成さ
れた金属薄膜層はマージン部が抜けた状態で形成されて
おり、所望のパターンを持つ金属薄膜層を形成すること
が出来る。パターニング材料は、パターニング材料付与
装置913内で気化されてキャンローラ911の外周面
に向けて所定位置に形成された微細孔から放出される。
これによりパターニング材料が金属薄膜層を形成する面
に予め薄くパターン塗布される。
【0010】その後、金属薄膜形成装置914により金
属薄膜層が蒸着などによって形成される。
【0011】その後、パターニング材料除去装置917
によりプラズマを照射して余剰のパターニング材料が除
去される。
【0012】以上の製造装置900によれば、遮蔽板9
23を待避させた状態では、周回するキャンローラ91
1の外周面上に、樹脂層形成装置912による樹脂層
と、金属薄膜形成装置914による金属薄膜層とが交互
に積層された積層体が製造され、また、遮蔽板923が
開口922を遮蔽した状態では、周回するキャンローラ
911の外周面上に、樹脂層形成装置912による樹脂
層が連続して積層された積層体が製造される。また、キ
ャンローラ911の回転と同期させてパターニング材料
付与装置913をキャンローラ911の回転軸と平行方
向に移動させることにより、マージン部の位置が異なる
金属薄膜層を形成することができる。
【0013】このようにして得られた積層体に所定の後
処理をして、コンデンサなどの電子部品を製造すること
ができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法でキャンローラ911の外周面上に円筒状の積層体
を得た後、例えば該円筒状積層体を分割して平板プレス
したり、更に小さく切断したりする工程において、樹脂
層と金属薄膜層との積層界面で剥離が発生するという問
題があった。この原因について詳細に検討した結果、パ
ターニング材料の除去をプラズマを照射して行なうこと
により、金属薄膜層の表面が劣化して樹脂層との接着性
が低下するためであることが判明した。
【0015】上記国際公開WO99/26259には、
パターニング材料の除去方法として、プラズマ照射の他
に、イオン、電子線等の照射による分解除去、赤外線若
しくは遠赤外線の照射、電熱ヒータによる加熱除去が開
示されている。ところが、これらのいずれの方法もパタ
ーニング材料のみならず、その周辺の金属薄膜層や、そ
の下に積層された樹脂層にも作用することが避けられな
い。この結果、上記のような金属薄膜層の劣化や、樹脂
層の変質等の問題を生じていた。
【0016】一方、金属薄膜層の形成後にパターニング
材料を除去しなくてよいように、パターニング材料付与
装置913で適量のみを付与することは極めて困難であ
る。パターニング材料の付与量が少ないと、金属薄膜層
の形成を完全に防止することができない。また、パター
ニング材料の付与量を多くして、金属薄膜層を形成後、
残存するパターニング材料を除去しないと、その上に樹
脂層が良好に形成されず、ピンホールや表面荒れなどを
生じてしまう。
【0017】本発明は上記の問題点を解決し、良好なマ
ージン部を形成しながら、パターニング材料が積層体中
に残存せず、かつ、パターニング材料の除去に伴う特性
の悪化のない積層体の製造方法及び製造装置を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために以下の構成とする。
【0019】本発明に係る積層体の製造方法は、樹脂層
を形成する工程と、パターニング材料を付与した後に金
属材料を真空プロセスにより堆積させてマージン部を有
する金属薄膜層を積層する工程とを有し、これらを周回
する支持体上で行なうことにより前記支持体上に樹脂層
と金属薄膜層とを含む積層体を製造する方法であって、
更に、前記金属薄膜層を積層する工程の後に前記マージ
ン部にレーザ光を照射して前記パターニング材料を除去
する工程を有することを特徴とする。
【0020】また、本発明に係る積層体の製造装置は、
真空槽内に、周回する支持体と、前記支持体上に樹脂材
料を堆積させて樹脂層を形成する樹脂層形成装置と、前
記樹脂層上にパターニング材料を付与するパターニング
材料付与装置と、前記樹脂層上に金属材料を堆積させて
金属薄膜層を形成する金属薄膜形成装置と、前記パター
ニング材料を付与した位置にレーザ光を照射するレーザ
光照射装置とを有することを特徴とする。
【0021】かかる構成によれば、金属薄膜形成後に残
存するパターニング材料はレーザ光で選択的に確実に除
去される。また、除去の際に樹脂層や金属薄膜層に悪影
響を及ぼさない。よって、所望のマージン部が形成で
き、かつ積層体の品質が安定し、歩留まりを向上させる
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面を用いて詳細
に説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本実施の形態の
積層体の製造装置の内部の概略構成を示した断面図であ
る。図1において、100は積層体の製造装置、101
は真空槽であり、その内部空間は隔壁102a,102
b,102cにより3つの空間105,107,109
に分割されている。104,106,108は、それぞ
れ空間105,107,109内部を所定の真空度(例
えば0.027Pa(2×10-4Torr)程度)に維
持する真空ポンプである。110は真空槽101内に設
置された、図中の矢印110aの方向に回転する円筒形
状のキャンローラ、130はパターニング材料付与装
置、140は金属薄膜形成装置、147は樹脂硬化装
置、149は表面処理装置、150は樹脂層形成装置、
160はレーザ光照射装置である。
【0024】以下に上記の製造装置100を用いた積層
体の製造方法を説明する。
【0025】キャンローラ110の外周面は好ましくは
−20〜40℃、特に好ましくは−10〜10℃に冷却
されている。回転速度は自由に設定できるが、15〜1
00rpm程度、周速度は好ましくは20〜30000
m/minである。この外周に樹脂層及び金属薄膜層が
積層される。
【0026】樹脂層は樹脂層形成装置150により形成
される。流量調整バルブ151で所定流量に調整された
液体状態の樹脂材料は、樹脂材料供給管152で樹脂層
形成装置150内に供給される。樹脂材料は、樹脂材料
供給管152の吐出口から加熱板153上に滴下され
る。滴下された液体状態の樹脂材料は傾斜して設置され
た加熱板153,154上を順に流動する。加熱板15
3,154は図示しないヒータが下面に取り付けられて
おり、所定温度に加熱されている。樹脂材料は、加熱板
153,154上を流動しながら加熱され、蒸発する。
最終的に蒸発しきれなかった樹脂材料は冷却カップ15
5に回収される。樹脂層形成装置150内の圧力は、そ
の外の空間109よりやや高圧に設定されているから、
蒸発した樹脂材料蒸気は開口156の方に向かって流動
する。なお、157は開口156を開閉するための遮蔽
板である。
【0027】開口156から放出された樹脂材料蒸気
は、キャンローラ110の外周面上で結露し、樹脂膜を
形成する。
【0028】堆積した樹脂材料は、必要に応じて樹脂硬
化装置147により所望の硬化度に硬化処理してもい。
硬化処理としては、樹脂材料を重合及び/又は架橋する
処理が例示できる。樹脂硬化装置としては、例えば電子
線照射装置、紫外線照射装置、又は熱硬化装置等を用い
ることができる。硬化処理の程度は、製造する積層体の
要求特性により適宜変更すれば良いが、例えばコンデン
サなどの電子部品用の積層体を製造するのであれば、硬
化度が50〜95%、更には50〜75%になるまで硬
化処理するのが好ましい。硬化度が上記範囲より小さい
と、後工程において外力等が加わると容易に変形した
り、金属薄膜層の破断又は短絡等を生じてしまう。一
方、硬化度が上記範囲より大きいと、後工程において外
力等が加わると割れるなどの問題が生じることがある。
なお、本発明の硬化度は、赤外分光光度計でC=O基の
吸光度とC=C基(1600cm-1)の比をとり、各々
のモノマーと硬化物の比の値をとり、減少分吸光度を1
から引いたものと定義する。
【0029】形成された樹脂層は、必要に応じて表面処
理装置149により表面処理される。例えば、酸素雰囲
気下で放電処理又は紫外線照射処理等を行って、樹脂層
表面を活性化させて金属薄膜層との接着性を向上させる
ことができる。
【0030】パターニング材料付与装置130は、オイ
ルマージンと呼ばれる手法により金属薄膜層にマージン
部を形成することにより、金属薄膜層を所定の形状にパ
ターニングするための装置である。樹脂層上に予めパタ
ーニング材料を薄く形成した後に、金属薄膜層を蒸着な
どによって形成すると、パターニング材料上には金属薄
膜層が形成されず、マージン部が形成される。このよう
にして形成された金属薄膜層はマージン部が抜けた状態
で形成されており、所望のパターンを持つ金属薄膜層を
形成することが出来る。パターニング材料は、流量調整
バルブ131で所定流量に調整されてパターニング材料
供給管132を通ってパターニング材料付与装置130
に導入され、気化されて、キャンローラ110の外周面
に向けて所定位置に形成された微細孔133から放出さ
れる。これによりパターニング材料が薄く塗布される。
微細孔133のキャンローラ110の回転軸方向の配置
(間隔、数)は形成しようとするマージン部の配置に応
じて決定する。また、マージン部の幅は、微細孔の大き
さやパターニング材料の吐出量を変化させることで調整
できる。このとき、キャンローラ110の回転と同期さ
せてパターニング材料付与装置130をキャンローラ1
10の回転軸と平行方向に移動させることにより、マー
ジン部の位置が異なる金属薄膜層を形成することができ
る。
【0031】使用するパターニング材料としては、エス
テル系オイル、グリコール系オイル、フッ素系オイル及
び炭化水素系オイルよりなる群から選ばれた少なくとも
一種のオイルであることが好ましい。更に好ましくは、
エステル系オイル、グリコール系オイル、フッ素系オイ
ルであり、特に、フッ素系オイルが好ましい。上記以外
のパターニング材料を使用すると、積層表面の荒れ、樹
脂層や金属薄膜層のピンホール、金属薄膜層の形成境界
部分の不安定化等の問題を生じることがある。
【0032】パターニング材料を付与した後、金属薄膜
層形成装置140により金属薄膜層が形成される。金属
薄膜層の形成方法としては、蒸着、スパッタリング、イ
オンプレーティング等周知の真空プロセス手段が適用で
きるが、本発明では蒸着、特に電子ビーム蒸着が耐湿性
の優れた膜が生産性良く得られる点で好ましい。金属薄
膜層の材料としては、アルミニウム、銅、亜鉛、ニッケ
ル、鉄、コバルト、シリコン、ゲルマニウム若しくはそ
の化合物、若しくはこれらの酸化物、若しくはこれらの
化合物の酸化物などが使用できる。中でも、アルミニウ
ムが接着性と経済性の点で好ましい。なお、金属薄膜層
には、上記以外の他成分を含むものであっても構わな
い。また、金属薄膜層を一種とせず、例えばAl層とC
u層の混入とすることによって特性の補完がなされ、使
用条件によっては高性能化が図れる場合もありうる。な
お、金属薄膜の形成を中断する場合は、開口141を遮
蔽板142で塞ぐ。
【0033】その後、レーザ光照射装置160により余
剰のパターニング材料が除去される。パターニング材料
の大部分は金属薄膜の形成の際に蒸発して消失してしま
うが、一部は金属薄膜層の形成後も残存する。残存した
パターニング材料は、積層表面の荒れ、樹脂層や金属薄
膜層のピンホール(積層抜け)、金属薄膜層の形成境界
部分の不安定化等の問題を発生させる。本発明では、パ
ターニング材料の付着位置にレーザ光を照射して、残存
するパターニング材料を加熱し除去する。
【0034】使用するレーザ光は、除去しようとするパ
ターニング材料に応じて選択できるが、炭酸ガスレーザ
などの比較的波長の長いレーザ光が好ましい。好ましい
波長範囲は5μm〜12μm、特に9.6μm〜10.
6μmである。YAG(Yttrium Aluminium Garnet)レ
ーザ、グリーンレーザ、エキシマレーザなどの比較的波
長の短いレーザ光は、パターニング材料であるオイルや
樹脂層を加熱せずに透過し、金属薄膜層に吸収され、金
属薄膜層を加熱して除去してしまう。また、上記範囲よ
り波長が長いレーザ光では、オイル材料を選択的に加熱
することが難しい。上記の波長を有する比較的長波長レ
ーザ光であれば、金属薄膜層では反射され、樹脂層は透
過するから、パターニング材料であるオイルのみを選択
的に加熱することができる。
【0035】レーザ光源の出力は、光源の種類や、除去
しようとするパターニング材料の種類や残存量に応じて
選択することができる。
【0036】レーザ光は、パターニング材料の付着位置
(マージン部位置)に合わせて照射する。例えば、キャ
ンローラ111の外周面の走行方向に複数カ所に帯状に
パターニング材料を付与したときは、1つのレーザ光源
からの光をプリズムを用いてパターニング材料の帯の数
に分割して照射することができる。また、キャンローラ
111の外周面の走行方向と直角方向(又は斜め方向)
に所定間隔で帯状にパターニング材料を付与したとき
は、レーザ光を周知の方法で走査させて照射することが
できる。また、矩形状(又は平行四辺形状)等にパター
ニング材料を付与したときは、上記の方法を適宜組み合
わせることができる。また、上記のように、キャンロー
ラ110の回転と同期させてパターニング材料付与装置
130をキャンローラ110の回転軸と平行方向に移動
させる場合には、これと連動してレーザ光の照射位置を
変更する。なお、レーザ光源はパターニング材料の付与
パターンによっては複数個使用してもよいことはもちろ
んである。また、レーザ光によりパターニング材料を有
効に除去できる幅は、レーザ光源の出力や走査方法を調
整することで変更できる。
【0037】このように、残存するパターニング材料を
レーザ光を用いて除去することにより、パターニング材
料のみを選択的に、かつ確実に除去することができる。
このとき、金属薄膜層や樹脂層に悪影響を与えない。従
って、パターニング材料が残存することによって発生す
る弊害、例えば、樹脂層表面の荒れ、樹脂層や金属薄膜
層のピンホールなどを生じない。また、パターニング材
料付与装置130によってパターニング材料を必要かつ
十分な量だけ付与することができるので、付着量不足に
よって生じる弊害、例えばマージン部の境界部分の不安
定化、マージン部領域への金属材料の付着などを生じな
い。
【0038】以上の製造装置100によれば、開口14
1,156を開いた状態では、周回するキャンローラ1
10の外周面上に、樹脂層形成装置150による樹脂層
と、金属薄膜形成装置140による金属薄膜層とが交互
に積層された積層体が製造され、また、開口141を遮
蔽した状態では、周回するキャンローラ110の外周面
上に、樹脂層形成装置150による樹脂層が連続して積
層された積層体が製造される。また、キャンローラ11
0の回転と同期させてパターニング材料付与装置130
をキャンローラ110の回転軸と平行方向に移動させる
ことにより、マージン部の位置が異なる金属薄膜層を形
成することができる。
【0039】その後、キャンローラ110の外周面上に
形成された円筒状積層体を半径方向に切断して取り外
し、平板プレスして、切断・電極形成・外装等の周知の
工程を経て、コンデンサ等の電子部品を製造することが
できる。
【0040】本発明において、樹脂層の厚みは特に制限
はないが、1μm以下、更に0.7μm以下、特に0.
4μm以下であることが好ましい。本発明の方法によっ
て得られる積層体の小型化・高性能化の要求に答えるた
めには樹脂層の厚みは薄い方が好ましい。例えば、本発
明の製造方法により得られた積層体をコンデンサに使用
する場合、誘電体層となる樹脂層は薄い方が、コンデン
サの静電容量はその厚みに反比例して大きくなる。
【0041】また、金属薄膜層の厚みは、得られる積層
体の用途により適宜決定すればよいが、電子部品用途に
使用する場合は、100nm以下、更に10〜50n
m、特に20〜40nmであるのが好ましい。また、膜
抵抗は、上限は20Ω/□以下、さらに15Ω/□以
下、特に10Ω/□以下であるのが好ましく、また下限
は1Ω/□以上、さらに2Ω/□以上、特に3Ω/□以
上であるのが好ましい。
【0042】上記の説明では、支持体として円筒形状の
キャンローラを例示したが、本発明はこれに限定されな
い。例えば、2本又はそれ以上のロールの間を周回する
ベルト状の支持体、あるいは回転する円盤状支持体等で
あってもよい。
【0043】本発明によって得られる積層体は、パター
ニング材料の付与位置を変化させることにより各種用途
に使用できる。特に、パターニングされた金属薄膜層を
必要とする用途、例えばコンデンサ、コイル、抵抗、容
量性電池、電気回路基板、またはこれらの複合品などに
広く応用することができる。
【0044】
【実施例】(実施例1)図1に示した積層体の製造装置
を用いてチップコンデンサを製造した。
【0045】樹脂材料として、ジシクロペンタジエンジ
メタノールジアクリレートを用いた。また、レーザ光照
射装置160として、炭酸ガスレーザ(波長:10.6
μm、出力:12W)を用いた。レーザ光源から被照射
位置までの距離を190mmとし、レーザ光導入窓に反
射防止コート付ゲルマニウム板(厚さ6mm)を設け
た。周知の走査装置とプリズムを用いて、レーザ光源1
つにつき、キャンローラ110の回転軸方向に平行方向
に約50mmの範囲をカバーするようにして、該方向に
必要個数セットした。
【0046】真空ポンプ104,106,108により
真空槽101内の空間105,107,109をそれぞ
れ0.027Pa(2×10-4Torr)に維持した。
また、キャンローラ110の外周面を10℃に冷却し
た。キャンローラ110の直径は500mm、外表面の
移動速度は100m/分とした。
【0047】積層に先立ち、キャンローラ110の外周
面にフッ素系離型剤(ダイキン工業(株)製“ダイフリ
ー”)をスプレー塗布し、その後不織布で薄く延ばし
た。
【0048】まず最初に、樹脂層のみを連続積層して、
コンデンサの保護層を形成した。上記樹脂材料を樹脂層
形成装置200に導入して気化させてキャンローラ11
0の外周面に堆積させた。1層当たりの積層厚さは0.
6μmである。次いで樹脂硬化装置147として、紫外
線硬化装置を用い、上記により堆積させた樹脂材料を重
合し、硬化度が70%になるまで硬化させた。この操作
を、キャンローラ110を回転させることにより繰返
し、キャンローラ110の外周面に総厚さ30μmの樹
脂層の連続積層部分を形成した。この間、金属薄膜形成
装置140の開口141は遮蔽板142で遮蔽しておい
た。
【0049】次いで、樹脂層と金属薄膜層とが交互に積
層された、コンデンサとしての容量を発生する部分(素
子層)を積層した。流量調整バルブ151を調整して樹
脂層1層当たりの積層厚さを0.1μmとした。次いで
樹脂硬化装置147により樹脂層の硬化度が70%にな
るまで硬化させた。その後、表面処理装置149によ
り、表面を酸素プラズマ処理した。次に、パターニング
材料付与装置130により、気化させたパターニング材
料を微細孔から噴出させて、樹脂層表面上に帯状に付着
させた。パターニング材料として、フッ素系オイルを使
用した。このパターニング材料の蒸気圧が13Pa
(0.1torr)となる温度は100℃である。オイ
ルの平均分子量は1500である。帯状のパターニング
材料の付着幅は200μmとした。次に、遮蔽板142
を移動して開口141を開いた。そして、金属薄膜形成
装置140からアルミニウムを金属蒸着させた。積層厚
みは30nmとした。その後、レーザ光照射装置160
よりレーザ光を照射した。レーザ光は上述の走査装置等
を用いることにより、パターニング材料の付与位置を狙
って照射した。以上の操作を、キャンローラ110を回
転させることにより3000回繰り返した。なお、この
間、パターニング材料付与装置130を、キャンローラ
110の回転に同期させて、1回転するごとに回転軸方
向に1000μm往復移動させた。これに応じてレーザ
光の照射位置も変動させた。以上により総厚さ940μ
mの素子層部分を形成した。
【0050】最後に、遮蔽板142を移動して開口14
1を閉じて、樹脂層のみを連続積層して保護層を再度形
成した。積層条件は上記の保護層の積層条件と同様であ
る。キャンローラ110を回転させて総厚さ30μmの
保護層を形成した。
【0051】次いで、キャンローラ110の外周面上に
形成された円筒状積層体を周方向に8分割して取り外
し、加熱下でプレスして図2に示すような平板状の積層
体母素子300を得た。図2において、矢印301はキ
ャンローラ110の外周面の走行方向と一致する。30
3は樹脂層、305は金属薄膜層、307はパターニン
グ材料によって形成されたマージン部である。図2は、
積層状態を理解しやすいように模式的に示しており、実
際の積層数はこれより遙かに多い。また、樹脂層303
と金属薄膜層305の厚みや、マージン部307の幅等
の寸法比率は実際のものとは異なり誇張して描いてあ
る。
【0052】図2において、積層体母素子300の下側
がキャンローラ110側であり、下から順に保護層31
1、コンデンサとして機能する素子層312、保護層3
13が順に積層されている。上記の通り、保護層31
1,313は開口141を閉じて樹脂層のみを連続して
積層した層であり、素子層312は、開口141を開い
て金属薄膜層と樹脂層とを交互に積層した層である。こ
のとき、キャンローラ110の回転と同期させて1回転
ごとにマージン部307の位置を変更して積層してあ
る。
【0053】積層体母素子300を切断面321で切断
し、切断面に黄銅を金属溶射して外部電極を形成した。
更に、金属溶射表面に熱硬化性フェノール樹脂中に銅、
Ni、銀の合金等を分散させた導電性ペーストを塗布
し、加熱硬化させ、更にその樹脂表面に溶融ハンダメッ
キを施した。その後、切断面322に相当する箇所で切
断した。その後、シランカップリング剤溶液に浸漬して
外表面をコーティングし、図3に示すようなチップコン
デンサ330を多数得た。図3において、331a,3
31bは金属薄膜層305と電気的に接続して形成され
た外部電極である。
【0054】得られたチップコンデンサは、積層方向厚
み約1.0mm、奥行約1.6mm、幅(両外部電極間
方向)約3.2mmである。
【0055】(実施例2)パターニング材料を鉱物系オ
イルに変更する以外は実施例1と同様にしてチップコン
デンサを得た。
【0056】(比較例1)レーザ光照射装置160を使
用しない以外は実施例1と同様にしてチップコンデンサ
を得た。
【0057】[評価]実施例1,2、比較例1で得たチ
ップコンデンサ100個について、絶縁抵抗値と初期容
量値を測定した。そして、絶縁抵抗値が1.0×1011
Ω以上で、かつ、初期容量値がその目標値(0.47μ
F)の±5%以内である個数割合(%)を「特性歩留ま
り」として求めた。その結果、上記条件に適合する割合
は、実施例1,2、比較例1の順にそれぞれ、80%、
75%、64%であった。
【0058】比較例1では、パターニング材料の付与量
を複数通りに変更して実験したが、パターニング材料を
多くしても、少なくしても、絶縁抵抗値が低下し、また
初期容量値のバラツキが多くなり、上記の特性歩留まり
の値を上回ることはなかった。これは、パターニング材
料の付与量を多くすると、パターニング材料が残存した
状態で樹脂層が積層されてしまい、樹脂層にピンホール
が生じて上下の金属薄膜層が短絡したり、樹脂層表面が
荒れてその上に積層される金属薄膜層が不連続になった
りしたためであると考えられる。また、付与量を少なく
すると、マージン部の幅が不安定になったり、マージン
部領域内に金属薄膜層が形成されたりしたためであると
考えられる。
【0059】実施例2が実施例1よりわずかに劣るの
は、パターニング材料の種類の相違に起因している。パ
ターニング材料の種類に応じてレーザ光源の種類や照射
エネルギーを変更することで特性歩留まりを向上できる
可能性はある。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、金属薄膜形成後に残存
するパターニング材料はレーザ光で選択的に確実に除去
される。また、除去の際に樹脂層や金属薄膜層に悪影響
を及ぼさない。よって、所望のマージン部が形成でき、
かつ積層体の品質が安定し、歩留まりを向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の積層体の製造装置の
内部の概略構成を示した断面図である。
【図2】 本発明の実施例で得た積層体母素子の模式的
斜視図である。
【図3】 本発明の実施例で得たチップコンデンサの模
式的斜視図である。
【図4】 従来の積層体の製造装置の一例の概略を模式
的に示した断面図である。
【符号の説明】
100 積層体の製造装置 101 真空槽 102a,102b,102c 隔壁 105,107,109 空間 104,106,108 真空ポンプ 110 キャンローラ 110a キャンローラの回転方向 130 パターニング材料付与装置 131 流量調整バルブ 132 パターニング材料供給管 133 微細孔 140 金属薄膜形成装置 141 開口 142 遮蔽板 147 樹脂硬化装置 149 表面処理装置 150 樹脂層形成装置 151 流量調整バルブ 152 樹脂材料供給管 153,154 加熱板 155 冷却カップ 156 開口 157 遮蔽板 160 レーザ光照射装置 300 積層体母素子 301 キャンローラの外周面の走行方向 303 樹脂層 305 金属薄膜層 307 マージン部 311 保護層 312 素子層 313 保護層 321,322 切断面 330 チップコンデンサ 331a,331b 外部電極
フロントページの続き (72)発明者 小田桐 優 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 砂流 伸樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D075 BB20Z BB48Z BB85Y DC18 5E082 AA01 AB03 BC36 BC38 EE05 EE24 EE38 FG03 FG34 FG42 FG54 FG56 GG10 GG11 GG26 GG27 GG28 HH25 HH26 HH47 JJ03 JJ05 JJ12 JJ21 JJ22 JJ23 LL01 LL02 LL03 MM05 MM06 MM11 MM22 MM23 MM24 PP09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂層を形成する工程と、パターニング
    材料を付与した後に金属材料を真空プロセスにより堆積
    させてマージン部を有する金属薄膜層を積層する工程と
    を有し、これらを周回する支持体上で行なうことにより
    前記支持体上に樹脂層と金属薄膜層とを含む積層体を製
    造する方法であって、 更に、前記金属薄膜層を積層する工程の後に前記マージ
    ン部にレーザ光を照射して前記パターニング材料を除去
    する工程を有することを特徴とする積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光の波長が5μm〜12μm
    である請求項1に記載の積層体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光が炭酸ガスレーザである請
    求項1に記載の積層体の製造方法。
  4. 【請求項4】 真空槽内に、周回する支持体と、前記支
    持体上に樹脂材料を堆積させて樹脂層を形成する樹脂層
    形成装置と、前記樹脂層上にパターニング材料を付与す
    るパターニング材料付与装置と、前記樹脂層上に金属材
    料を堆積させて金属薄膜層を形成する金属薄膜形成装置
    と、前記パターニング材料を付与した位置にレーザ光を
    照射するレーザ光照射装置とを有することを特徴とする
    積層体の製造装置。
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