JP2001312003A - 液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶プロジェクタ

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JP2001312003A
JP2001312003A JP2000129179A JP2000129179A JP2001312003A JP 2001312003 A JP2001312003 A JP 2001312003A JP 2000129179 A JP2000129179 A JP 2000129179A JP 2000129179 A JP2000129179 A JP 2000129179A JP 2001312003 A JP2001312003 A JP 2001312003A
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JP
Japan
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liquid crystal
cooling
crystal panels
crystal projector
light
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Application number
JP2000129179A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ozawa
博之 小澤
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高効率な液晶パネル冷却構造を有した液晶プロ
ジェクタ等の光学装置を得る。 【解決手段】 光源からの光を変調する複数の液晶パネ
ル19〜21を含む光学ユニット1の筐体25の側面に
設けられた開口部26の各縁部に、液晶パネル19〜2
1に排気口2A〜4Aを臨ませて冷却ファン2〜4がそ
れぞれ配設され、これらの排気口には、送風ダクト5〜
7がそれぞれ取付けられている。冷却風はダイクロイッ
クプリズム22で塞き止められることなく送風ダクト5
〜7内を通り液晶パネル19〜21に導入され、筐体2
5内に不必要に拡散することもない。送風ダクト5〜7
の下流には温度センサ8A〜8Cが設けられ、これらの
温度センサ検出温度に応じて冷却ファン2〜4の回転速
度がそれぞれ制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像を拡大投
影する液晶プロジェクタに係り、特に光源からの光を変
調する複数の液晶パネルの冷却機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータの画像やビデオ
映像等をスクリーンに拡大投影する液晶プロジェクタが
知られている。図4は従来の液晶プロジェクタの光学系
の構成を示すブロック図である。ランプ10より発せら
れた光源光は、第1のダイクロイックミラー11に入射
する。ダイクロイックミラー11は、光源光のうち赤色
光を透過させ、その他の色光を反射する。第2のダイク
ロイックミラー12は、ダイクロイックミラー11の反
射光のうち青色光を透過させ、緑色光を反射する。
【0003】ダイクロイックミラー11を透過した赤色
光は、全反射ミラー13、コンデンサレンズ16を通過
して液晶パネル19に入射し、ダイクロイックミラー1
2によって反射された緑色光は、コンデンサレンズ17
を通過して液晶パネル20に入射する。また、ダイクロ
イックミラー12を透過した青色光は、全反射ミラー1
4,15、コンデンサレンズ18を通過して液晶パネル
21に入射する。ダイクロイックプリズム22は、液晶
パネル19〜21を透過した各色光を合成する。そし
て、ダイクロイックプリズム22によって合成された光
は、投射レンズ23によって図示しないスクリーンに投
射される。
【0004】このような液晶プロジェクタでは、ランプ
10から出射した光のうち最終的に投射される分以外の
光が、液晶パネル19〜21とその周辺の光学素子に吸
収されて熱となる。このため、液晶パネル19〜21と
その周辺の光学素子が加熱されることになる。
【0005】そこで、従来の液晶プロジェクタでは、エ
アフィルタを通して外部から軸流ファンによって吸気し
た冷却風を、液晶パネル19〜21とその周辺の光学素
子に送って冷却していた。図5(a)、図5(b)、図
5(c)は、それぞれ図4の液晶プロジェクタの正面
図、平面図、側面図である。また、図5(d)は、図5
(c)において軸流ファンを外した側面図である。図5
において、24は軸流ファン、25は液晶プロジェクタ
の筐体、26は筐体25に設けられた開口部である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の液
晶プロジェクタでは、液晶パネルとその周辺の光学素子
を冷却していた。しかし、市場では液晶プロジェクタの
更なる高輝度化が求められており、このような要請に応
えるためにランプの光量を増加させると、液晶パネルと
その周辺の光学素子を更に加熱することになり、軸流フ
ァンによる冷却のみでは冷却能力が不足するという問題
点があった。
【0007】また、従来の液晶プロジェクタでは、軸流
ファンの排気口に対面してダイクロイックプリズムが存
在するため、冷却風の大部分がこのダイクロイックプリ
ズムで塞き止められて、液晶パネルに十分な量の冷却風
が供給されず、また個々の液晶パネルの加熱に応じた風
量の調節もできないという問題点があった。本発明は、
上記課題を解決するためになされたもので、冷却能力を
従来よりも向上させることにより高輝度化に対応するこ
とができ、静粛性の高い液晶プロジェクタを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明になる
液晶プロジェクタは、光源と、光源からの光を変調する
複数の液晶パネルとこれらの液晶パネルによって変調さ
れた光を合成し投射する投射光学系を含む光学ユニット
と、液晶パネルを冷却する冷却機構とを備えている。そ
して冷却機構は、各液晶パネルに対応して設けられ光学
ユニットの筐体外の空気を強制的に吸気する複数の冷却
ファンと、これらの冷却ファンによって吸気された冷却
風を対応する各液晶パネルに導く送風ダクトとからなる
ものである。従って、個々の冷却ファンからの冷却風
は、送風ダクトを介して対応する各液晶パネルに全て送
風される。
【0009】本願の第2の発明になる液晶プロジェクタ
は、第1の発明になる液晶プロジェクタの前記各送風ダ
クトの下流にそれぞれ設けた温度センサと、この温度セ
ンサごとの検出温度に応じて前記冷却ファンの回転速度
をそれぞれ制御する制御部とを備えている。従って、各
液晶パネルが耐熱温度以下となるように冷却風量が個々
に制御される。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態となる液晶プロジェクタの冷却機構の構成を示す
図であり、図2は図1におけるA−A矢視断面図であ
る。これらの図において、図4と同一あるいは対応する
部分には同一符号を付した。本発明では、液晶パネル1
9〜21とその周辺の光学素子を冷却する手段として、
液晶パネル19〜21に対応させて設けた小型のシロッ
コファン(ブロア型のファン)からなる冷却ファン2〜
4を用いている。
【0011】図1および図2に示すように、光源10
(図3)からの光を変調する複数の液晶パネル19〜2
1とこれらの液晶パネル19〜21によって変調された
光を合成し投射する投射光学系23を含む光学ユニット
1の筐体25には、液晶パネル19〜21の光路に直交
する任意の一方の側面に設けられた開口部26の各縁部
に、液晶パネル19〜21に排気口2A〜4Aを臨ませ
て冷却ファン2〜4がそれぞれ配設されている。なお、
2B〜4Bは冷却ファン2〜4の吸気口である。
【0012】これらの排気口2A〜4Aには、送風ダク
ト5〜7がそれぞれ取付けられている(図1では図を簡
単にするため、送風ダクト5〜7の一部をそれぞれ示し
ている)。これらの送風ダクト5〜7は図3にその一つ
を示すごとく、冷却ファン2の矩形の排気口2Aを円弧
状に覆う庇部5Aとこの庇部5Aの両端から垂下する一
対の短冊状の側板5B、5Bを有し、この側板5B、5
Bを液晶パネル21の側面に添わせるように配置して庇
部5Aを冷却ファン2の排気口2Aに固定している。
【0013】このように構成された冷却機構は、冷却フ
ァン2〜4の吸気口2B〜4Bから強制的に吸気された
外気が、冷却ファン2〜4の排気口2A〜4Aから排出
されて、ダイクロイックプリズム22で塞き止められる
ことなく送風ダクト5〜7内を通り液晶パネル19〜2
1に導入される。そして、この冷却風は、光学ユニット
1の筐体25に設けられた排気口(図示せず)から排気
される。従って、筐体25内に導入された冷却風はダイ
クロイックプリズム22に塞き止められず、また筐体2
5内に不必要に拡散することもないので、液晶パネル1
9〜21とその周辺の光学素子の冷却に全量用いられ
る。従って、冷却機構に単一の軸流ファンを用いた従来
の場合よりも効率よく液晶パネル19〜21を冷却する
ことができる。
【0014】更に本発明においては、前記送風ダクト5
〜7の下流にそれぞれ温度センサ8A〜8Cを設け、こ
れらの温度センサ8A〜8Cの検出温度に応じて冷却フ
ァン2〜4の駆動電圧を調整し回転速度をそれぞれ制御
する制御部(図示せず)を備えている。従って、個々の
液晶パネル19〜21の加熱温度に応じて、冷却ファン
2〜4をそれぞれ制御し冷却風量を調節できるので、各
液晶パネル19〜21を耐熱温度以下に冷却することが
でき、液晶プロジェクタの信頼性を向上させることがで
きると共に、過大な冷却風を送ることも無いので静粛性
も向上する。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、冷却機構を液晶パネル
に対応した冷却ファンおよび送風ダクトから構成するこ
とにより、光学ユニットの筐体内に導入された冷却風は
ダイクロイックプリズムに塞き止められず、また筐体内
に不必要に拡散することもないので、液晶パネルとその
周辺の光学素子の冷却に全量用いられ、単一の軸流ファ
ンを用いた従来の冷却機構よりも冷却能力を向上させる
ことができ、液晶プロジェクタの高輝度化に対応するこ
とができる。
【0016】また、本発明になる冷却機構は各液晶パネ
ルの冷却風量を冷却ファンごとに制御できるので、液晶
パネルごとに耐熱温度以下に冷却することができ、液晶
プロジェクタの信頼性を向上させることができると共
に、過大な冷却風を送ることも無いので静粛性も向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態となる液晶プロジェクタ
の冷却機構の構成を示す平面図である。
【図2】 図1のA−A矢視部の断面図図である。
【図3】 送風ダクトを示す斜視図である。
【図4】 従来の液晶プロジェクタの光学系の構成を示
すブロック図である。
【図5】 図4の液晶プロジェクタの正面図、平面図及
び側面図である。
【符号の説明】
1…光学ユニット、2、3、4…冷却ファン、5、6、
7…送風ダクト、8A、8B、8C…温度センサ、10
…光源、19、20、21…液晶パネル、22…ダイク
ロイックプリズム、23…投射光学系、25…筐体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、光源からの光を変調する複数の
    液晶パネルとこれらの液晶パネルによって変調された光
    を合成し投射する投射光学系を含む光学ユニットと、液
    晶パネルを冷却する冷却機構とを備えた液晶プロジェク
    タにおいて、 前記冷却機構は、前記各液晶パネルに対応して設けられ
    光学ユニットの筐体外の空気を強制的に吸気する複数の
    冷却ファンと、 これらの冷却ファンによって吸気された冷却風を対応す
    る各液晶パネルに導く送風ダクトとからなることを特徴
    とする液晶プロジェクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶プロジェクタにおい
    て、前記各送風ダクトの下流にそれぞれ設けた温度セン
    サと、この温度センサごとの検出温度に応じて前記冷却
    ファンの回転速度をそれぞれ制御する制御部とを備えた
    ことを特徴とする液晶プロジェクタ。
JP2000129179A 2000-04-28 2000-04-28 液晶プロジェクタ Pending JP2001312003A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10462436B2 (en) 2015-10-07 2019-10-29 Seiko Epson Corporation Projector
CN112952606A (zh) * 2021-02-02 2021-06-11 福建建利达工程技术有限公司 一种具备故障检测装置的除尘变电箱

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