JP2004191742A - ランプユニット及びそれを備えたプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】十分な冷却風量を得ながら、小型化することが可能であり、発生する騒音の小さいランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供する。
【解決手段】上述した課題を解決するために、本発明のランプユニット(3)は、光源ランプ(4)と、この光源ランプから射出された光を反射させるためのランプリフレクタ(6)と、光源ランプ及びランプリフレクタを収容したチャンバ(8)と、このチャンバ内の空気を排気し、又はチャンバ内に空気を吸気する複数の送風手段(18、20)とを有することを特徴としている。
【選択図】 図1
【解決手段】上述した課題を解決するために、本発明のランプユニット(3)は、光源ランプ(4)と、この光源ランプから射出された光を反射させるためのランプリフレクタ(6)と、光源ランプ及びランプリフレクタを収容したチャンバ(8)と、このチャンバ内の空気を排気し、又はチャンバ内に空気を吸気する複数の送風手段(18、20)とを有することを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ等の機器に使用されるランプユニット、及びそれを備えたプロジェクタに係わる。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタ等の機器の光源ランプは、点灯中に大量の熱を発生するので、光源ランプ、ランプリフレクタ、ランプユニット等を冷却する必要がある。特許文献1には、投写型表示装置(プロジェクタ)が記載されている。この投写型表示装置では、電源ユニットを冷却するための吸気ファンと、ランプユニットを冷却する排気ファンが使用されている。プロジェクタ等には、多くの場合、送風効率の高い軸流ファンが、冷却用のファンとして採用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−186513
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ランプが発生する多量の熱を速やかに排出するには、風量の多いファンを使用する必要がある。さらに、軸流ファンにおいては、大きな風量を得るためには、直径の大きなインペラーを使用する必要があり、それに伴って軸流ファン全体が大型化する。しかしながら、大型の軸流ファンを採用することは、プロジェクタの小型化の要請に反し、プロジェクタ全体を大型化させる原因となるという問題がある。また、大型の軸流ファンは、大きなノイズを発生するので、プロジェクタが発する騒音が大きくなるという問題がある。
【0005】
従って、本発明は、十分な冷却風量を得ながら、小型化することが可能なランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供することを目的としている。
また、本発明は、十分な冷却風量を得ながら、発生する騒音の小さいランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のランプユニットは、光源ランプと、この光源ランプから射出された光を反射させるためのランプリフレクタと、光源ランプ及びランプリフレクタを収容したチャンバと、このチャンバ内の空気を排気し、又はチャンバ内に空気を吸気する複数の送風手段とを有することを特徴としている。
【0007】
このように構成された本発明においては、チャンバ内に収容された光源ランプによって発生した熱は、複数の送風手段によってチャンバ内の空気を排気することによって排出される。
【0008】
本発明によれば、チャンバ内の空気は複数の送風手段によって排出されるので、十分な排気量を得ながら各送風手段を小型化することが可能になり、ランプユニット全体を小型化することが可能になる。
【0009】
また、本発明のランプユニットの複数の送風手段は、第1軸流ファン及び第2軸流ファンであるのが良い。
このように構成された本発明によれば、軸流ファンにより、効率良く空気を排出することができる。
【0010】
さらに、本発明のランプユニットは、チャンバ内に取付けられた第1フィン及び第2フィンを更に有しており、かつ、チャンバには第1吸気口及び第2吸気口が設けられており、第1フィンは第1吸気口から吸入された空気を第1軸流ファンに導くように配置され、第2フィンは第2吸気口から吸入された空気を第2軸流ファンに導くように配置されているのが良い。
【0011】
このように、構成された本発明においては、第1吸気口からチャンバ内に吸入された空気の多くは、第1フィンによって案内されて第1軸流ファンから排出され、第2吸気口からチャンバ内に吸入された空気の多くは、第2フィンによって案内されて第2軸流ファンから排出される。
これにより、チャンバ内の安定した空気の流れを確保することができ、冷却効率を高めることができる。
【0012】
また、本発明のランプユニットは、第1吸気口から第1軸流ファンへの空気の流れ、及び、第2吸気口から第2軸流ファンへの空気の流れが、ランプユニットから射出される光の光軸を横断し、第1吸気口から第1軸流ファンへの空気の流れと、第2吸気口から第2軸流ファンへの空気の流れが、光軸に対してほぼ対称になるように、第1吸気口、第1軸流ファン、第2吸気口、及び第2軸流ファンが配置されているのが良い。
【0013】
このように構成された本発明においては、各吸気口からチャンバ内に吸入された空気は、光源ランプ又はランプリフレクタの近傍を通って各軸流ファンから排気されるので、チャンバ内を流れる空気が、光源ランプ又はランプリフレクタから十分に熱を奪うことができる。これにより、効率良く冷却を行うことができる。
【0014】
さらに、本発明のランプユニットは、複数の送風手段による送風量が各々独立に制御可能であるのが良い。
このように構成された本発明においては、各送風手段から排出又は吸入される風量を独立して調整することができるので、光源ランプ又はランプリフレクタを温度ムラなく、均一に冷却することができる。
【0015】
また、本発明のランプユニットは、複数の送風手段が、夫々、送風手段が停止した際に、送風手段を通過する空気の流入又は流出を防止するためのシャッターを有するのが良い。
【0016】
このように構成された本発明においては、何らかの原因により一部の送風手段が停止した場合においても、停止した送風手段を通過して空気が逆流することがないので、チャンバ内の空気の流れが全体として大きく変化することがない。
また、本発明は、上記のランプユニットを備えたプロジェクタである。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるプロジェクタを説明する。図1は、本発明の実施形態によるプロジェクタの全体構成を示す概略断面図である。図2(a)はランプユニットの平面断面図であり、図2(b)は立面部分断面図である。
【0018】
図1に示すように、本発明の実施形態のプロジェクタ1は、筐体2と、筐体2の中に配置されたランプユニット3と、ランプユニット3から射出された光を偏向させる第1プリズム10と、第1プリズム10によって偏向された光を合焦させる第1レンズ群12と、第1レンズ群12によって合焦された光を偏向、透過させる第2プリズム14と、第2プリズム14を透過した光を変調する変調素子15と、変調素子15によって変調された光をスクリーンに投写する第2レンズ群16と、を有する。また、プロジェクタ1は、変調素子を作動させるための制御回路30と、制御回路30及びランプユニット3に電力を供給する電源回路32と、を有する。
筐体2には、筐体外の空気を筐体内に取り入れる吸気口(図示せず)と、筐体内の空気を外に排出する排気口(図示せず)が設けられている。また、本実施形態では、変調素子15としてLCOS(Liquid Crystal on Silicon)を使用している。
【0019】
図1及び図2に示すように、ランプユニット3は、光源ランプ4と、光源ランプから射出された光を反射させるためのランプリフレクタ6と、光源ランプ4及びランプリフレクタ6を収容したチャンバ8と、を有する。更に、チャンバ8の背面側には送風手段である小型の第1軸流ファン18及び第2軸流ファン20が取付けられ、また、チャンバ8の側面の上部には第1吸気口22が、第1吸気口22の反対側の側面の下部には第2吸気口24が夫々設けられている。更に、チャンバ8の上面には第1吸気口22から第1軸流ファン18に向かって延びる第1フィン26が、チャンバ8の下面には第2吸気口24から第2軸流ファン20に向かって延びる第2フィン28が、夫々形成されている。本実施形態においては、第1、第2吸気口は、夫々、同一形状、同一寸法に形成されている。
【0020】
チャンバ8の、光源ランプ4に面している前面8aは、光源ランプ4から射出され、ランプリフレクタ6によって反射された光を透過することができるように、ガラス等の透光性材料で構成されている。第1軸流ファン18及び第2軸流ファン20は、チャンバ8内の空気を排気するために、チャンバ8の背面側のコーナーに、前面8a側の対向するコーナーに向けて夫々配置されている。また、第1、第2軸流ファン、及び、第1、第2吸気口は、夫々、ランプリフレクタの中心軸線に対して対称の位置に配置されている。本実施形態では、第1、第2軸流ファンとして、外形寸法40×40×15mm、定格駆動電圧12VDC、消費電力0.76W、定格回転数6000RPM、定格風量0.19m3/min、騒音25.5dBA、静圧3.8mmH2Oの小型軸流ファンを使用している。
【0021】
第1フィン26は、チャンバ8の上面から下方に向かって延びるように形成され、チャンバ8の右側面8b上方の前面8aの近くに形成された第1吸気口22から吸入された空気を第1軸流ファン18に導くことができるように湾曲した断面を有している。同様に、第2フィン28は、チャンバ8の下面から上方に向かって延びるように形成され、チャンバ8の左側面8c下方の前面8aの近くに形成された第2吸気口24から吸入された空気を第2軸流ファン20に導くことができるように湾曲した断面を有している。
【0022】
また、第1軸流ファン18及び第2軸流ファン20には、各ファンのインペラーの回転数を検出するためのセンサ36、38が夫々取付けられている。さらに、プロジェクタ1は、センサ36、38によって検出された各軸流ファンの回転数に基づいて、ファンの回転数を制御するファン制御回路34を有する。また、各軸流ファン18、20には、ファン制御回路34によって開閉される開閉可能なシャッター40、42が夫々取付けられている。図2(b)に示すように、シャッター40、42は、可動式の複数のルーバーから構成されている。制御回路34が、複数のルーバーを回動させることによって、シャッター40、42を開閉させることができるように構成されている。
【0023】
次に、本発明の実施形態によるプロジェクタの作用を説明する。プロジェクタ1の電源スイッチ(図示せず)をオンにすると、電源回路32から電力が供給されて光源ランプ4が点灯し、第1、第2軸流ファンのシャッター40、42が開き、第1軸流ファン18及び第2軸流ファン20のインペラーが回転する。光源ランプ4から射出された光は、ランプリフレクタ6によって反射され、プリズム10に差し向けられる。第1プリズム10によって偏向された光は、第1レンズ群12によって合焦され、第2プリズム14を透過する。第2プリズム14を透過した光は、制御回路30によって制御された変調素子15によって変調され、反射される。変調素子15によって反射された光は、第2プリズム14によって偏向され、第2レンズ群16を介してスクリーン(図示せず)に投射され、スクリーンに画像が表示される。
【0024】
各軸流ファンのインペラーが回転すると、チャンバ8内の空気がチャンバ8の外に排気され、チャンバ8の内部が負圧になる。チャンバ8の内部が負圧になると、第1吸気口22及び第2吸気口24を通って、チャンバ8の外部の空気がチャンバ8内に引き込まれる。第1吸気口22から吸込まれた空気は、チャンバ8の上面とランプリフレクタ6の間の隙間を通って、第1軸流ファン18から排出される。第1吸気口22から吸込まれた空気は、チャンバ8の上面とランプリフレクタ6の間の隙間を通る際に、光源ランプ4の発生する熱で加熱されているランプリフレクタ6の上側の部分から熱を奪ってチャンバ8の外へ排出される。第1フィン26は、第1吸気口22から吸込まれた空気がランプリフレクタ6を迂回して第2軸流ファン20によってチャンバ8の外へ排出されるのを防止する。
【0025】
同様に、第2吸気口24から吸込まれた空気は、チャンバ8の下面とランプリフレクタ6の間の隙間を通って、第2軸流ファン20から排出される。第2吸気口24から吸込まれた空気は、チャンバ8の下面とランプリフレクタ6の間の隙間を通る際に、ランプリフレクタ6の下側の部分から熱を奪ってチャンバ8の外へ排出される。第2フィン28は、第2吸気口24から吸込まれた空気がランプリフレクタ6を迂回して第1軸流ファン18によってチャンバ8の外へ排出されるのを防止する。従って、第1吸気口22から吸込まれ第1軸流ファン18によって排出されるランプリフレクタ6の上側を通る空気の流れと、第2吸気口24から吸込まれ第2軸流ファン20によって排出されるランプリフレクタ6の下側を通る空気の流れが、チャンバ8の内部で交差する。
【0026】
ランプリフレクタ6の上側と下側を均等に冷却するために、第1軸流ファン18から排出される風量と、第2軸流ファン20から排出される風量が同じになるように、軸流ファンのインペラーの回転数を制御する必要がある。一般に、各軸流ファンに同一の電圧を印加したとしても、軸流ファンの個々のばらつきにより軸流ファンのインペラーの回転数は同じにならない。そこで、各軸流ファンから排出される風量を同じにするために、第1軸流ファン18、第2軸流ファン20のインペラーの回転数をセンサ36、38によって夫々検出する。制御回路34は、センサ36、38による検出結果に基づいて、インペラー回転数が同一になるように第1軸流ファン18、第2軸流ファン20に印可する電圧を夫々独立に制御する。また、制御回路34は、プロジェクタ1の作動モードや、ランプリフレクタ6の温度に基づいて、各軸流ファンのインペラー回転数を制御する。
【0027】
また、トラブル等によって何れかの軸流ファンが停止した場合には、制御回路34は、停止した軸流ファンの部分から空気が流入して空気の流路が乱されるのを防止するために、停止した軸流ファンのシャッターを閉鎖する。
【0028】
本発明の実施形態のプロジェクタによれば、小型の軸流ファンによってランプユニットを十分に冷却することができるので、プロジェクタ全体を小型化することができる。また、2つの小型の軸流ファンで冷却することにより、プロジェクタの冷却用のファンから発生する騒音を低減することができる。一例として、本実施形態において採用した軸流ファンよりも約25%定格風量が大きい、定格風量0.24m3/minの軸流ファンのカタログデータをみると、ファンの発生する騒音は33.5dBAとなっている。この値は、本実施形態において採用した軸流ファンよりも8dBA高い。従って、この軸流ファンは、本実施形態において採用した軸流ファン2基が発生する騒音よりも約5dBA大きい騒音を発生することになる。
【0029】
更に、チャンバ内にフィンを配置したことによって吸気口から吸入された空気がランプリフレクタを十分に冷却することができる空気の流路が安定して確保される。また、2つの軸流ファンの回転数を独立に制御することによりランプユニット内を均一に冷却することができる。これにより、ランプリフレクタの温度の不均一によって発生する熱応力を軽減し、ランプリフレクタの歪みや割れを防止することができる。さらに、高温の空気を2つの軸流ファンで排気することにより、排気を分散することができるので、排気による火傷等の危険を軽減することができる。
【0030】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、冷却に使用する送風手段は、軸流ファン以外のものであっても良く、送風手段の数は3つ以上であっても良い。また、上記の実施形態は、ランプユニットをプロジェクタに組み込んだ場合について説明したが、本発明のランプユニットをプロジェクタ以外の機器に組み込んで使用することもできる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、十分な冷却風量を得ながら、小型化することが可能なランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供することができる。
また、本発明によれば、十分な冷却風量を得ながら、発生する騒音の小さいランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるプロジェクタの全体構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施形態によるプロジェクタのランプユニットの平面断面図及び立面部分断面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ
2 筐体
3 ランプユニット
4 光源ランプ
6 ランプリフレクタ
8 チャンバ
10 第1プリズム
12 第1レンズ群
14 第2プリズム
16 第2レンズ群
18 第1軸流ファン
20 第2軸流ファン
22 第1吸気口
24 第2吸気口
26 第1フィン
28 第2フィン
30 制御回路
32 電源回路
34 ファン制御回路
36 センサ
38 センサ
40 シャッター
42 シャッター
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ等の機器に使用されるランプユニット、及びそれを備えたプロジェクタに係わる。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタ等の機器の光源ランプは、点灯中に大量の熱を発生するので、光源ランプ、ランプリフレクタ、ランプユニット等を冷却する必要がある。特許文献1には、投写型表示装置(プロジェクタ)が記載されている。この投写型表示装置では、電源ユニットを冷却するための吸気ファンと、ランプユニットを冷却する排気ファンが使用されている。プロジェクタ等には、多くの場合、送風効率の高い軸流ファンが、冷却用のファンとして採用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−186513
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ランプが発生する多量の熱を速やかに排出するには、風量の多いファンを使用する必要がある。さらに、軸流ファンにおいては、大きな風量を得るためには、直径の大きなインペラーを使用する必要があり、それに伴って軸流ファン全体が大型化する。しかしながら、大型の軸流ファンを採用することは、プロジェクタの小型化の要請に反し、プロジェクタ全体を大型化させる原因となるという問題がある。また、大型の軸流ファンは、大きなノイズを発生するので、プロジェクタが発する騒音が大きくなるという問題がある。
【0005】
従って、本発明は、十分な冷却風量を得ながら、小型化することが可能なランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供することを目的としている。
また、本発明は、十分な冷却風量を得ながら、発生する騒音の小さいランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のランプユニットは、光源ランプと、この光源ランプから射出された光を反射させるためのランプリフレクタと、光源ランプ及びランプリフレクタを収容したチャンバと、このチャンバ内の空気を排気し、又はチャンバ内に空気を吸気する複数の送風手段とを有することを特徴としている。
【0007】
このように構成された本発明においては、チャンバ内に収容された光源ランプによって発生した熱は、複数の送風手段によってチャンバ内の空気を排気することによって排出される。
【0008】
本発明によれば、チャンバ内の空気は複数の送風手段によって排出されるので、十分な排気量を得ながら各送風手段を小型化することが可能になり、ランプユニット全体を小型化することが可能になる。
【0009】
また、本発明のランプユニットの複数の送風手段は、第1軸流ファン及び第2軸流ファンであるのが良い。
このように構成された本発明によれば、軸流ファンにより、効率良く空気を排出することができる。
【0010】
さらに、本発明のランプユニットは、チャンバ内に取付けられた第1フィン及び第2フィンを更に有しており、かつ、チャンバには第1吸気口及び第2吸気口が設けられており、第1フィンは第1吸気口から吸入された空気を第1軸流ファンに導くように配置され、第2フィンは第2吸気口から吸入された空気を第2軸流ファンに導くように配置されているのが良い。
【0011】
このように、構成された本発明においては、第1吸気口からチャンバ内に吸入された空気の多くは、第1フィンによって案内されて第1軸流ファンから排出され、第2吸気口からチャンバ内に吸入された空気の多くは、第2フィンによって案内されて第2軸流ファンから排出される。
これにより、チャンバ内の安定した空気の流れを確保することができ、冷却効率を高めることができる。
【0012】
また、本発明のランプユニットは、第1吸気口から第1軸流ファンへの空気の流れ、及び、第2吸気口から第2軸流ファンへの空気の流れが、ランプユニットから射出される光の光軸を横断し、第1吸気口から第1軸流ファンへの空気の流れと、第2吸気口から第2軸流ファンへの空気の流れが、光軸に対してほぼ対称になるように、第1吸気口、第1軸流ファン、第2吸気口、及び第2軸流ファンが配置されているのが良い。
【0013】
このように構成された本発明においては、各吸気口からチャンバ内に吸入された空気は、光源ランプ又はランプリフレクタの近傍を通って各軸流ファンから排気されるので、チャンバ内を流れる空気が、光源ランプ又はランプリフレクタから十分に熱を奪うことができる。これにより、効率良く冷却を行うことができる。
【0014】
さらに、本発明のランプユニットは、複数の送風手段による送風量が各々独立に制御可能であるのが良い。
このように構成された本発明においては、各送風手段から排出又は吸入される風量を独立して調整することができるので、光源ランプ又はランプリフレクタを温度ムラなく、均一に冷却することができる。
【0015】
また、本発明のランプユニットは、複数の送風手段が、夫々、送風手段が停止した際に、送風手段を通過する空気の流入又は流出を防止するためのシャッターを有するのが良い。
【0016】
このように構成された本発明においては、何らかの原因により一部の送風手段が停止した場合においても、停止した送風手段を通過して空気が逆流することがないので、チャンバ内の空気の流れが全体として大きく変化することがない。
また、本発明は、上記のランプユニットを備えたプロジェクタである。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるプロジェクタを説明する。図1は、本発明の実施形態によるプロジェクタの全体構成を示す概略断面図である。図2(a)はランプユニットの平面断面図であり、図2(b)は立面部分断面図である。
【0018】
図1に示すように、本発明の実施形態のプロジェクタ1は、筐体2と、筐体2の中に配置されたランプユニット3と、ランプユニット3から射出された光を偏向させる第1プリズム10と、第1プリズム10によって偏向された光を合焦させる第1レンズ群12と、第1レンズ群12によって合焦された光を偏向、透過させる第2プリズム14と、第2プリズム14を透過した光を変調する変調素子15と、変調素子15によって変調された光をスクリーンに投写する第2レンズ群16と、を有する。また、プロジェクタ1は、変調素子を作動させるための制御回路30と、制御回路30及びランプユニット3に電力を供給する電源回路32と、を有する。
筐体2には、筐体外の空気を筐体内に取り入れる吸気口(図示せず)と、筐体内の空気を外に排出する排気口(図示せず)が設けられている。また、本実施形態では、変調素子15としてLCOS(Liquid Crystal on Silicon)を使用している。
【0019】
図1及び図2に示すように、ランプユニット3は、光源ランプ4と、光源ランプから射出された光を反射させるためのランプリフレクタ6と、光源ランプ4及びランプリフレクタ6を収容したチャンバ8と、を有する。更に、チャンバ8の背面側には送風手段である小型の第1軸流ファン18及び第2軸流ファン20が取付けられ、また、チャンバ8の側面の上部には第1吸気口22が、第1吸気口22の反対側の側面の下部には第2吸気口24が夫々設けられている。更に、チャンバ8の上面には第1吸気口22から第1軸流ファン18に向かって延びる第1フィン26が、チャンバ8の下面には第2吸気口24から第2軸流ファン20に向かって延びる第2フィン28が、夫々形成されている。本実施形態においては、第1、第2吸気口は、夫々、同一形状、同一寸法に形成されている。
【0020】
チャンバ8の、光源ランプ4に面している前面8aは、光源ランプ4から射出され、ランプリフレクタ6によって反射された光を透過することができるように、ガラス等の透光性材料で構成されている。第1軸流ファン18及び第2軸流ファン20は、チャンバ8内の空気を排気するために、チャンバ8の背面側のコーナーに、前面8a側の対向するコーナーに向けて夫々配置されている。また、第1、第2軸流ファン、及び、第1、第2吸気口は、夫々、ランプリフレクタの中心軸線に対して対称の位置に配置されている。本実施形態では、第1、第2軸流ファンとして、外形寸法40×40×15mm、定格駆動電圧12VDC、消費電力0.76W、定格回転数6000RPM、定格風量0.19m3/min、騒音25.5dBA、静圧3.8mmH2Oの小型軸流ファンを使用している。
【0021】
第1フィン26は、チャンバ8の上面から下方に向かって延びるように形成され、チャンバ8の右側面8b上方の前面8aの近くに形成された第1吸気口22から吸入された空気を第1軸流ファン18に導くことができるように湾曲した断面を有している。同様に、第2フィン28は、チャンバ8の下面から上方に向かって延びるように形成され、チャンバ8の左側面8c下方の前面8aの近くに形成された第2吸気口24から吸入された空気を第2軸流ファン20に導くことができるように湾曲した断面を有している。
【0022】
また、第1軸流ファン18及び第2軸流ファン20には、各ファンのインペラーの回転数を検出するためのセンサ36、38が夫々取付けられている。さらに、プロジェクタ1は、センサ36、38によって検出された各軸流ファンの回転数に基づいて、ファンの回転数を制御するファン制御回路34を有する。また、各軸流ファン18、20には、ファン制御回路34によって開閉される開閉可能なシャッター40、42が夫々取付けられている。図2(b)に示すように、シャッター40、42は、可動式の複数のルーバーから構成されている。制御回路34が、複数のルーバーを回動させることによって、シャッター40、42を開閉させることができるように構成されている。
【0023】
次に、本発明の実施形態によるプロジェクタの作用を説明する。プロジェクタ1の電源スイッチ(図示せず)をオンにすると、電源回路32から電力が供給されて光源ランプ4が点灯し、第1、第2軸流ファンのシャッター40、42が開き、第1軸流ファン18及び第2軸流ファン20のインペラーが回転する。光源ランプ4から射出された光は、ランプリフレクタ6によって反射され、プリズム10に差し向けられる。第1プリズム10によって偏向された光は、第1レンズ群12によって合焦され、第2プリズム14を透過する。第2プリズム14を透過した光は、制御回路30によって制御された変調素子15によって変調され、反射される。変調素子15によって反射された光は、第2プリズム14によって偏向され、第2レンズ群16を介してスクリーン(図示せず)に投射され、スクリーンに画像が表示される。
【0024】
各軸流ファンのインペラーが回転すると、チャンバ8内の空気がチャンバ8の外に排気され、チャンバ8の内部が負圧になる。チャンバ8の内部が負圧になると、第1吸気口22及び第2吸気口24を通って、チャンバ8の外部の空気がチャンバ8内に引き込まれる。第1吸気口22から吸込まれた空気は、チャンバ8の上面とランプリフレクタ6の間の隙間を通って、第1軸流ファン18から排出される。第1吸気口22から吸込まれた空気は、チャンバ8の上面とランプリフレクタ6の間の隙間を通る際に、光源ランプ4の発生する熱で加熱されているランプリフレクタ6の上側の部分から熱を奪ってチャンバ8の外へ排出される。第1フィン26は、第1吸気口22から吸込まれた空気がランプリフレクタ6を迂回して第2軸流ファン20によってチャンバ8の外へ排出されるのを防止する。
【0025】
同様に、第2吸気口24から吸込まれた空気は、チャンバ8の下面とランプリフレクタ6の間の隙間を通って、第2軸流ファン20から排出される。第2吸気口24から吸込まれた空気は、チャンバ8の下面とランプリフレクタ6の間の隙間を通る際に、ランプリフレクタ6の下側の部分から熱を奪ってチャンバ8の外へ排出される。第2フィン28は、第2吸気口24から吸込まれた空気がランプリフレクタ6を迂回して第1軸流ファン18によってチャンバ8の外へ排出されるのを防止する。従って、第1吸気口22から吸込まれ第1軸流ファン18によって排出されるランプリフレクタ6の上側を通る空気の流れと、第2吸気口24から吸込まれ第2軸流ファン20によって排出されるランプリフレクタ6の下側を通る空気の流れが、チャンバ8の内部で交差する。
【0026】
ランプリフレクタ6の上側と下側を均等に冷却するために、第1軸流ファン18から排出される風量と、第2軸流ファン20から排出される風量が同じになるように、軸流ファンのインペラーの回転数を制御する必要がある。一般に、各軸流ファンに同一の電圧を印加したとしても、軸流ファンの個々のばらつきにより軸流ファンのインペラーの回転数は同じにならない。そこで、各軸流ファンから排出される風量を同じにするために、第1軸流ファン18、第2軸流ファン20のインペラーの回転数をセンサ36、38によって夫々検出する。制御回路34は、センサ36、38による検出結果に基づいて、インペラー回転数が同一になるように第1軸流ファン18、第2軸流ファン20に印可する電圧を夫々独立に制御する。また、制御回路34は、プロジェクタ1の作動モードや、ランプリフレクタ6の温度に基づいて、各軸流ファンのインペラー回転数を制御する。
【0027】
また、トラブル等によって何れかの軸流ファンが停止した場合には、制御回路34は、停止した軸流ファンの部分から空気が流入して空気の流路が乱されるのを防止するために、停止した軸流ファンのシャッターを閉鎖する。
【0028】
本発明の実施形態のプロジェクタによれば、小型の軸流ファンによってランプユニットを十分に冷却することができるので、プロジェクタ全体を小型化することができる。また、2つの小型の軸流ファンで冷却することにより、プロジェクタの冷却用のファンから発生する騒音を低減することができる。一例として、本実施形態において採用した軸流ファンよりも約25%定格風量が大きい、定格風量0.24m3/minの軸流ファンのカタログデータをみると、ファンの発生する騒音は33.5dBAとなっている。この値は、本実施形態において採用した軸流ファンよりも8dBA高い。従って、この軸流ファンは、本実施形態において採用した軸流ファン2基が発生する騒音よりも約5dBA大きい騒音を発生することになる。
【0029】
更に、チャンバ内にフィンを配置したことによって吸気口から吸入された空気がランプリフレクタを十分に冷却することができる空気の流路が安定して確保される。また、2つの軸流ファンの回転数を独立に制御することによりランプユニット内を均一に冷却することができる。これにより、ランプリフレクタの温度の不均一によって発生する熱応力を軽減し、ランプリフレクタの歪みや割れを防止することができる。さらに、高温の空気を2つの軸流ファンで排気することにより、排気を分散することができるので、排気による火傷等の危険を軽減することができる。
【0030】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、冷却に使用する送風手段は、軸流ファン以外のものであっても良く、送風手段の数は3つ以上であっても良い。また、上記の実施形態は、ランプユニットをプロジェクタに組み込んだ場合について説明したが、本発明のランプユニットをプロジェクタ以外の機器に組み込んで使用することもできる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、十分な冷却風量を得ながら、小型化することが可能なランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供することができる。
また、本発明によれば、十分な冷却風量を得ながら、発生する騒音の小さいランプユニット及びそれを備えたプロジェクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるプロジェクタの全体構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施形態によるプロジェクタのランプユニットの平面断面図及び立面部分断面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ
2 筐体
3 ランプユニット
4 光源ランプ
6 ランプリフレクタ
8 チャンバ
10 第1プリズム
12 第1レンズ群
14 第2プリズム
16 第2レンズ群
18 第1軸流ファン
20 第2軸流ファン
22 第1吸気口
24 第2吸気口
26 第1フィン
28 第2フィン
30 制御回路
32 電源回路
34 ファン制御回路
36 センサ
38 センサ
40 シャッター
42 シャッター
Claims (7)
- 光源ランプと、
この光源ランプから射出された光を反射させるためのランプリフレクタと、
前記光源ランプ及び前記ランプリフレクタを収容したチャンバと、
このチャンバ内の空気を排気し、又はチャンバ内に空気を吸気する複数の送風手段とを有することを特徴とするランプユニット。 - 前記複数の送風手段が第1軸流ファン及び第2軸流ファンである請求項1記載のランプユニット。
- 前記チャンバ内に取付けられた第1フィン及び第2フィンを更に有し、かつ、前記チャンバには第1吸気口及び第2吸気口が設けられ、前記第1フィンは前記第1吸気口から吸入された空気を前記第1軸流ファンに導くように配置され、前記第2フィンは前記第2吸気口から吸入された空気を前記第2軸流ファンに導くように配置されている請求項2記載のランプユニット。
- 前記第1吸気口から前記第1軸流ファンへの空気の流れ、及び、前記第2吸気口から前記第2軸流ファンへの空気の流れが、前記ランプユニットから射出される光の光軸を横断し、前記第1吸気口から前記第1軸流ファンへの空気の流れと、前記第2吸気口から前記第2軸流ファンへの空気の流れが、前記光軸に対してほぼ対称になるように、前記第1吸気口、前記第1軸流ファン、前記第2吸気口、及び前記第2軸流ファンが配置されている請求項3記載のランプユニット。
- 前記複数の送風手段による送風量が各々独立に制御可能である請求項1記載のランプユニット。
- 前記複数の送風手段が、夫々、前記送風手段が停止した際に、前記送風手段を通過する空気の流入又は流出を防止するためのシャッターを有する請求項1記載のランプユニット。
- 上記請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のランプユニットを備えたプロジェクタ。
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