JP2001310776A - 土木建設機械のシュー構造 - Google Patents

土木建設機械のシュー構造

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JP2001310776A
JP2001310776A JP2000128360A JP2000128360A JP2001310776A JP 2001310776 A JP2001310776 A JP 2001310776A JP 2000128360 A JP2000128360 A JP 2000128360A JP 2000128360 A JP2000128360 A JP 2000128360A JP 2001310776 A JP2001310776 A JP 2001310776A
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JP
Japan
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crawler
shape
shoe
construction machine
traveling direction
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JP2000128360A
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Inventor
Takashi Nishi
貴志 西
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 進行方向向きが直感的に容易に認識でき、ま
た故障も起こりにくい走行装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 クローラ式走行装置を具備した油圧ショ
ベル等の土木建設機械において、該クローラのシューの
外側表面に設けられている帯状に突起しているグローサ
の形状を進行方向が識別可能な形状に形成したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クローラ式走行
装置を具備した建設機械等のシュー構造の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】従来の建設機械、例えば油圧ショベルに
おいては、図3に示すように、下部走行体11の上に上
部旋回体21が略360度旋回可能に設けられている。
下部走行体11にはクローラ12が装着されており、ク
ローラ12は帯状のリングからなる履体13と、これを
駆動する駆動輪14,履体13を支持するローラ14等
から構成されている。一方上部旋回体12の上にはキャ
ブ22,作業機23、エンジン(図示省略)、油圧機器
(図示省略)等が設置されている。
【0003】履体13は図4に示すように、多数のシュ
ー16をピン17で連結し、リング状に形成したもので
あり、また、シュー16の外側表面には細い帯状の突起
からなるグローサ18が進行方向に対して等間隔で垂直
に設けられている。グローサ18により地面をグリップ
し、走行が容易になっている。
【0004】キャブ22にはオペレータが作業機の状態
や周囲の状態が容易に見えるように複数の窓24が設け
られており、オペレータはこれらの窓24から履体12
の上側部の一部を見ることができる。従って、上部旋回
体21が回転している状態でもクローラの走行する前後
方向は認識することができる。しかし、進行する向きま
では認識できない。このため、作業中に何度か旋回して
作業をしていると、走行開始する場合に走行する向きが
反対であったりして思わぬ事故を起こす場合もある。
【0005】上記のような問題を解決するために、走行
レバーに進行方向向き表示装置を設けた建設機械があ
る。例えば、公開特許公報第平8−158415号に開
示されている進行方向向き表示装置は図6に示すよう
に、キャブ内に設けられた一対の走行レバー28,29
のノブ31,32に各々1つの発光部33,34を設け
ている。そして図示されていない旋回位置検出装置が旋
回装置36の近くに設けられている。発行部33,34
は2色(例えば、赤色と緑色)のうち一色を点灯又は点
滅可能に構成されている。旋回位置検出装置は図7に示
すように、(a)〜(d)の4つの場合、即ち、下部走
行体11(図7で下部走行体は何れも前向き)に対し上
部旋回体が前向きと後ろ向き及び左向きと右向きとを判
別し、各場合を表示装置の点灯色の組み合わせにより識
別可能に設けている。
【0006】しかし、上記の旋回位置検出装置では発光
部33,34の点灯状態の組み合わせと進行方向向きと
の関係が直感的でなく判断に迷う場合もあり、また、そ
れだけ操作が複雑になり、故障も多くなるという課題が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述のよ
うな背景の下になされたもので、進行方向向きが直感的
に容易に認識でき、また故障も起こりにくい走行装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下の手段を採用している。即ち、請求項1
記載の発明は、クローラ式走行装置を具備した油圧ショ
ベル等の土木建設機械において、該クローラのシューの
外側表面に設けられている帯状に突起しているグローサ
の形状を進行方向が識別可能な形状に形成したことを特
徴としている。
【0009】 請求項2記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記グローサの形状を進行方向に突形
状を有するくさび形状に形成したことを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施形態】図1は本発明の実施形態を実施した
シュー構造を示し、図2はこのシュー構造を持つクロー
ラを装着した油圧ショベルを示す。以下、図面を参照し
てこの発明の実施形態について説明する。図1におい
て、矢印は進行方向(向き)を示し、シュー1の外側表
面に進行方向に突形状を有するくさび形状の突起帯から
なるグローサ2を2個設けている。1つは略中央に、他
の1つは半分に分割して前端と後端に設けている。従っ
て、シュー1を連結してリングを形成した場合にくさび
状突起2が一定間隔を置いて連続的に現れる。
【0011】図2は図1のシュー1を利用したクローラ
12を装着した油圧ショベルの例で、上部旋回体21の
上にはキャブ22が左側前方に設けられており、キャブ
22の前方及び両側にはオペレータの視野25を確保す
るための窓(図示省略)が設けられている。この視野の
中には、作業機23の作業部が入ることは勿論、クロー
ラ12の外面の一部も入る。従って、オペレータは旋回
装置26の旋回角度をクローラ12との関係から直感的
に認識することができる。また、本実施形態のクローラ
12にはくさび状のグローサ2が設けられていることか
ら進行する向きも容易に確認できる。
【0012】従って、本実施形態の構成によれば、オペ
レータは窓からクローラ12を見ることにより下部走行
体11の進行方向及び向きを容易に認識することができ
るという効果が得られる。即ち、本実施形態ではクロー
ラに進行向きをくさび形状のグローサを設けて直感的に
判断できるように表示しているので、判断に迷うことも
なく、また故障も少ないという効果が得られる。さら
に、グローサの形状がくさび形状に形成されているため
に横滑りに対して滑り抵抗が大きく、坂の途中で停止し
た場合でも滑りにくく、作業がし易いという効果も得ら
れる。
【0013】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例え
ば、グローサの形状はくさび状に限られず、進行方向
(向き)が認識できる形状であればよい。例えば、半円
形状にグローサを形成してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、クローラを見ることにより下部走行体11の進
行方向及び向きを容易に認識することができるという効
果が得られる。従って、判断に迷うこともなく、また故
障も少ないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のグローサを形成したシュ
ーを示す。
【図2】 本実施形態を実施したクローラを装着した油
圧ショベルの平面図を示す。
【図3】 従来の油圧ショベルの側面図を示す。
【図4】 従来のクローラの履体を示す。
【図5】 従来のシューに設けられているグローサを
示す。
【図6】 従来の進行方向表示装置を示す。
【図7】 従来装置進行方向の区別の分類を示す。
【符号の説明】
1 シュー 2 グローサ 11 下部走行体 12 クローラ 13 履体 21 上部旋回体 22 キャブ 25 視野 26、36 旋回装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ式走行装置を具備した油圧ショ
    ベル等の土木建設機械において、該クローラのシューの
    外側表面に設けられている帯状に突起しているグローサ
    の形状を進行方向が識別可能な形状に形成したことを特
    徴とする土木建設機械のシュー構造。
  2. 【請求項2】 前記グローサの形状を進行方向に突形状
    を有するくさび形状に形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の土木建設機械のシュー構造。
JP2000128360A 2000-04-27 2000-04-27 土木建設機械のシュー構造 Pending JP2001310776A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060073102A (ko) * 2004-12-24 2006-06-28 현대중공업 주식회사 굴삭기 하부트랙 슈
US7854483B2 (en) * 2007-09-13 2010-12-21 Cnh America Llc Track for crawler vehicles
JP2011025767A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd クローラ式走行装置のシュープレート固定構造
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CN115315384A (zh) * 2020-04-16 2022-11-08 株式会社小松制作所 行驶体、作业机械、履带板以及履带

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