JP2001307606A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP2001307606A
JP2001307606A JP2000119181A JP2000119181A JP2001307606A JP 2001307606 A JP2001307606 A JP 2001307606A JP 2000119181 A JP2000119181 A JP 2000119181A JP 2000119181 A JP2000119181 A JP 2000119181A JP 2001307606 A JP2001307606 A JP 2001307606A
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JP
Japan
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diaphragm
reinforcing plate
stopper
switch
receiving member
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Pending
Application number
JP2000119181A
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English (en)
Inventor
Masayuki Furuguchi
眞之 古口
Tomohiro Tashiro
共弘 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Publication date
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受け部材とダイアフラムとストッパを一体に
溶接した部分がはがれにくい構造を有するスイッチの構
造を提供する。 【解決手段】 金属性薄板を所定枚数積層して構成され
るダイアフラム3の作動に応じ動作する作動棒6により
接点82,83を開閉するスイッチにおいて、ダイアフ
ラム3は、受け部材2とストッパ部材4ととともに溶接
されて一体化され、上記ストッパ部材4は、その上に設
けられた補強板5を具備し、上記補強板5は上記作動棒
6のガイド部材として構成され、上記補強板5は上記受
け部材2とともに、本体1によってカシメ固定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ、ことに
高圧で動作する圧力スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍・冷房装置用などの冷凍サイクル中
の圧力によって動作する圧力スイッチの構成を図2を用
いて説明する。図2は、圧力スイッチの構造を説明する
縦断面図である。
【0003】圧力スイッチは、本体101と、受け部材
102と、ダイアフラム103と、ストッパ104と、
ガイド105と、作動棒106と、ケース107と、ス
イッチ108とから構成される。
【0004】受け部材102は、下方に突出する圧力導
入用開口121を中心部に有する円板形状に形成され、
この開口121に圧力空間に連通する配管122が固定
されている。ダイアフラム103は、中央部が一方の側
に膨らんだ円盤状に形成された金属製の薄い円板を複数
枚積層して構成されている。ストッパ104は、圧力に
耐える金属製の円板として構成されている。受け部材1
02とダイヤフラム103とストッパ104は積層さ
れ、その周辺を溶接109して一体化され、圧力導入開
口121から導入された流体の圧力によってダイヤフラ
ム103が反転するように構成されている。
【0005】上記ストッパ104の上に、内孔152に
作動棒106を貫通させたガイド105を搭載し、この
上に、内部空間にスイッチ108を設けたケース107
を載置し、ケース107の下方周囲に設けた段部を本体
101でカシメて、一体化して、スイッチを構成してい
る。
【0006】このような構成のスイッチは、プラスチッ
ク材料からなるケース107を用いて、受け部材102
とダイアフラム103とストッパ104をカシメ固定し
て組み立てているので、溶接部分109を十分な強度で
押さえることができず、長期にわたる使用により、溶接
部分109に疲労破壊を生じてしまうと言う問題があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題に鑑み、圧力スイッチにおいて、受け部材とダイア
フラムとストッパを一体に溶接した部分がはがれにくい
構造を有するスイッチの構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、金属性薄板を所定枚数積層して構成され
るダイアフラムの作動に応じ動作する作動棒により接点
を開閉するスイッチにおいて、上記ダイアフラムを、受
け部材とストッパ部材ととともに溶接して一体化し、上
記ストッパ部材の上に上記作動棒のガイド部材として働
く補強板を設け、この補強板を受け部材とともに、本体
によってカシメ固定する構造とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる圧力スイッチ
の構成を図1を用いて説明する。図1は、本発明にかか
る圧力スイッチの構造を説明する縦断面図である。
【0010】本発明にかかる圧力スイッチは、圧力スイ
ッチ本体1と、受け部材2と、ダイアフラム3と、スト
ッパ部材4と、補強板5と、作動棒6と、ケース7と、
スイッチ8とから構成されている。
【0011】圧力スイッチ本体1は、アルミニウムを用
いて作られており、上下に開口を有する円筒に似た形状
に形成される。圧力スイッチ本体1は、下方に内側に折
り曲げられた受け面11を、中間部に外側に広がる段部
12を、上方に肉薄に形成された立上部13を形成して
いる。
【0012】受け部材12は、金属例えばステンレスス
チールを用いて作られており、外側に膨らんだ部分を有
する円板状に形成される。受け部材2の中心部には圧力
空間に接続されるパイプ22が挿入されロウ付けなどで
固定される開口21を有するとともに、内側に圧力空間
23が形成されている。
【0013】ダイヤフラム3は、金属例えばステンレス
スチールの薄板で作られており、外側に膨らんだ部分を
有する円盤状に形成され、複数枚のダイヤフラム3を積
層して高圧に対処するようにされている。
【0014】ストッパ部材4は、金属例えばステンレス
スチールを用いて作られ、高い圧力に耐える十分な厚さ
を有する平坦な円盤状に形成されている。ストッパ部材
4の中心部には作動棒6が貫通する開口43が設けられ
ている。
【0015】受け部材2とダイヤフラム3とストッパ部
材4は、外径がほぼ同一に形成され、これらをダイヤフ
ラム3の周囲下面31に受け部材2の周囲上面が位置
し、ダイヤフラム3の周囲上面32にストッパ部材4の
周囲下面41が接するように積み重ねて、その周囲2
6,33,44を不活性ガスの存在下で電気溶接して一
体化されている。
【0016】補強板5は、金属例えばステンレススチー
ルを用いて作られ、下面に平坦な面51を有し上面に環
状の受け溝55が形成され、この環状溝55の外側に肉
薄に形成された立上部53が設けられている。さらに、
補強板5の立上部53の外側にはカシメ受け部54が形
成されるとともに、中心部には作動棒6を案内する案内
孔52が設けられている。
【0017】作動棒6は、剛性を有する部材を用いて作
られた棒状体であり、補強板5の案内孔52に挿入され
ている。
【0018】ケース7は、不飽和ポリエステル樹脂やフ
ェノール樹脂などの樹脂材料を用いて作られ、内部空間
74を有する容器状に形成されている。ケース7の外壁
の開口端部近傍には、カシメ受け部71が形成されると
ともに、開口端は前記補強板5の環状溝55に嵌合する
端面72が形成され、さらにケース7の底には端子を挿
入貫通させる端子挿入孔73が設けられている。
【0019】スイッチ8は、補強板5の上面とケース5
によって形成される内部空間74に収容され、一端に接
点82が設けられ他端が一方の端子84の端部に固定さ
れた可動ばね81と、他方の端子の端部に固定された接
点83とから構成される。端子84はケース7に設けた
端子挿入孔73に挿入固定されている。
【0020】溶接9によって一体化された受け部材2と
ダイヤフラム3とストッパ部材4が圧力スイッチ本体1
の内部に挿入され、この上に補強板5が載置され、補強
板5のカシメ受け部54を圧力スイッチ本体1の立上部
13によってカシメ固定して圧力を感知する機構とす
る。
【0021】案内孔52に作動棒6を挿入した補強板5
の環状溝55に、スイッチ8を形成したケース5の開口
端部72を載置し、ケース7のカシメ受け部71を補強
板5の立上部53によりカシメ固定して圧力スイッチを
形成する。
【0022】受け部材2の外周部の下面24は圧力スイ
ッチ本体1の下方に設けた受け面11に密に接触する。
ストッパ部材4の上面42は、補強板5の下面51に密
に接触する。補強板5の下面51と圧力スイッチ本体1
の段部12との間は微細な空隙が存在し、立上部13に
よるカシメ力は、補強板5‐ストッパ部材4‐ダイアフ
ラム3−受け部材2を介して第1の受け面11に伝えら
れる。
【0023】
【発明の効果】このような構成を有する圧力スイッチ
は、溶接部9で一体化された受け部材2とダイヤフラム
3とストッパ部材4が、補強板5と圧力スイッチ本体1
とによって強固に挟まれているので、長期の使用によっ
ても疲労破壊を生じることなく、信頼性の高い圧力スイ
ッチとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる圧力スイッチの構造を説明する
縦断面。
【図2】従来の圧力スイッチの構造を説明する縦断面
図。
【符号の説明】
1 圧力スイッチ本体 11 受け面 12 段部 13 立上部 2 受け部材 21 開口 22 パイプ 23 圧力空間 24 下面 3 ダイアフラム 4 ストッパ部材 41 下面 42 上面 43 開口 5 補強板 51 下面 52 案内孔 53 立上部 54 カシメ受け部 55 環状受け溝 6 作動棒 7 ケース 71 カシメ受け部 72 端面 73 端子挿入孔 74 内部空間 8 スイッチ 81 ばね 82、83 接点 84 端子 9 溶接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属性薄板を所定枚数積層して構成され
    るダイアフラムの作動に応じ動作する作動棒により接点
    を開閉するスイッチにおいて、 上記ダイアフラムは、受け部材とストッパ部材とととも
    に溶接されて一体化され、上記ストッパ部材は、その上
    に設けられた補強板を具備し、上記補強板は上記作動棒
    のガイド部材として構成され、 上記補強板は上記受け部材とともに、本体によってカシ
    メ固定されていることを特徴とするスイッチ。
JP2000119181A 2000-04-20 2000-04-20 スイッチ Pending JP2001307606A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003059377A (ja) * 2001-06-08 2003-02-28 Fuji Koki Corp スイッチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003059377A (ja) * 2001-06-08 2003-02-28 Fuji Koki Corp スイッチ

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