JP2001189120A - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

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JP2001189120A
JP2001189120A JP2000000613A JP2000000613A JP2001189120A JP 2001189120 A JP2001189120 A JP 2001189120A JP 2000000613 A JP2000000613 A JP 2000000613A JP 2000000613 A JP2000000613 A JP 2000000613A JP 2001189120 A JP2001189120 A JP 2001189120A
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JP
Japan
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pressure
diaphragm
switch
space
main body
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JP2000000613A
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English (en)
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Tomohiro Tashiro
共弘 田代
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Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、小型軽量な圧力スイッチを提
供する。 【解決手段】 圧力スイッチ1は、金属材製の本体10
を有し、ねじ部14により相手部材に取り付けられる。
本体10に対してカシメ部12により固着されるケース
20は、可動接点92と固定接点96を有し、案内部材
40に支持される作動棒80は、ダイアフラム50の作
動を可動接点92を取り付けた可動板材90に伝達す
る。本体10の圧力室18には、反転板70とストッパ
60が配設され、ダイアフラム50を支持する。圧力室
18内の圧力が所定の負圧以上となると、反転板70は
反転し、接点を開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクル等に
装備されて、冷媒等の流体の圧力により作動する圧力ス
イッチに関し、特に圧縮機の入力側の冷媒の圧力が負圧
になったときに動作する圧力スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷凍サイクルの圧縮機の吸い込
み側の圧力が何らかの原因で負圧になった状態で運転を
継続すると、圧縮機に不具合が生じるおそれがあるた
め、圧力スイッチを用いて圧縮機の吸い込み側の負圧を
検出し、圧縮機の運転を停止させることが提案されてい
る。このような圧力スイッチは、ダイアフラムとコイル
バネを用いて構成され、コイルバネの圧力を調整するこ
とにより所定の圧力で動作させるようにしているので、
圧力調整工程が必要であり、したがって組立工数を要
し、製造コストが高いものとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、組立工数が
少なく、構造が簡単で低コストの圧力スイッチを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の圧力スイッチは、流体圧力の導入口と導入
口に連通する圧力室を有する金属材料製の本体と、本体
に対してカシメ加工により固着されるケースと、ケース
に装備される可動接点及び固定接点と、圧力室内に配設
されるダイアフラムと、ダイアフラムの作動により可動
接点を操作する作動棒と、ダイアフラムの作動がストッ
パを介して伝達される反転板となることを特徴とする。
【0005】また、本発明の圧力スイッチは、内部空間
と該空間を外部空間に連通する開口と周囲に設けた立上
部を有する本体と、内部にスイッチ組立体を収容する空
間を有し前記本体にカシメ固定されるスイッチケース
と、前記本体とスイッチケースによって形成される内部
空間を作動圧力空間と基準圧力空間に2分するダイアフ
ラムと、該ダイアフラムと前記スイッチケースによって
形成された基準圧力空間に配置された案内部材及び前記
ダイアフラムに接する作動棒と、上記ダイアフラムの作
動が伝達される反転板と、上記ダイアフラムの作動を反
転板に伝達するストッパとからなり、上記作動棒によっ
て上記スイッチ組立体を開閉することを特徴とする。
【0006】かかる本発明の圧力スイッチの構成によれ
ば、作動棒を操作するダイアフラムの作動がストッパを
介して反転板に伝達されるので、組立工数が少なく構造
が簡単で低コストの圧力スイッチとすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の圧力スイッチの実施の形
態を図1〜図6を用いて説明する。そして、図1は、本
発明の圧力スイッチの実施の形態を示す正面図、図2は
左側面図、図3は右側面図、図4は上面図、図5は下面
図、図6は縦拡大断面図である。全体を符号1で示す圧
力スイッチは、金属材料製の本体10と、本体10に対
してカシメ部12により固着される樹脂製のケース20
を有する。
【0008】本体10の外周部は、例えば六角形状に形
成されており、スパナ等の手工具による取付け作業が容
易となる形状にしてある。本体10のカシメ加工部12
とは反対側の端部には、ねじ部14が形成してあり、ね
じ部14の内側には、圧力流体の導入口16が形成され
る。ねじ部14にはOリング30が嵌装され、本体10
を他の部材に螺合したときの、気密性を確保する。ケー
ス20はソケット部22を有し、その内部には、1対の
ターミナル100が配設される。
【0009】圧力スイッチ1は、本体10と、スイッチ
ケース20と、ダイアフラム50と反転板70と、ダイ
アフラム支持部材となるストッパ60と、ダイアフラム
50に当接する作動棒80と、その中央部に貫通穴42
を有して作動棒80を摺動自在に案内する案内部材40
と、スイッチ組立体を構成する固定接点96、可動接点
92及びスイッチレバー90とで構成される。
【0010】本体10は、例えばアルミニウム材を用い
て形成され、下部に垂下部11を有し、垂下部11の外
周にはねじ部14が形成されると共に、立上部15を周
囲に有する容器として構成される。この立上部15の上
端は肉薄に形成され、カシメ部12として作用する。こ
の容器内部には、案内部材40の底面41をパッキン4
6を介して受ける案内部材受面13と底面19が設けら
れている。底面19には、例えば冷媒の配管に連通する
貫通穴16が設けられ、貫通穴16は圧力流体の導入口
となり圧力室18に連通する。パッキン46と案内部材
40との間にはダイアフラム50が挟み込まれる。パッ
キン46と本体10との係合を確実にするため、本体1
0の受面13の作動圧力空間18の内部側に環状の突起
17が形成されている。
【0011】圧力室18の内部には、反転板70が本体
10の底面19に対向して配設される。この反転板70
は、例えばステンレス材を用いる皿ばね状に形成された
部材であって、変形量が所定の値を超えると、反対側に
折れ曲がる特性を有する。
【0012】反転板70とダイアフラム50の間にはス
トッパ60が設けられる。このストッパ60は、例えば
フェノール樹脂で形成され、中央部の突起64が反転板
70を貫通し、ストッパ60の周辺部にはリング状の突
起62が反転板70を押圧する構造を採用している。ス
トッパ60に支持されたダイアフラム50は、例えばポ
リイミドフィルムを用いて形成され、円板形状を有し、
作動棒80を摺動自在に支持する。作動棒80の上端は
弾性を有する導電性材料でつくられたスイッチレバー9
0に接している。このスイッチレバーは、ケース20に
埋め込まれた一方のターミナル100に一端部を固定さ
れ、他端部には可動接点92が設けられる。スイッチケ
ース20に埋め込まれた他方の端子は、固定接点96を
支持する。
【0013】スイッチケース20は、フェノール樹脂な
どの絶縁性物質を用いて形成され、本体部分21と、ソ
ケット部22と、カシメ受部23と、当り面24と、タ
ーミナル引出孔25とを有している。
【0014】本体部分21には、下方内側にスイッチを
収容する空間が形成され、空間と外部とはターミナル引
出孔25を介して外部空間と連通している。本体部分2
1の外周下面に平坦な当り面24が形成され、後述する
作動棒案内部材40の上面に載置されて、カシメ受部2
3に本体10のカシメ部12によりかいめて、本体10
と案内部材40とスイッチケース20が一体に固定され
ている。
【0015】動作棒案内部材40は、例えばフェノール
樹脂を用いて形成され、中心部に作動棒が挿入される案
内孔42を有するほぼ円板状に形成される。この案内孔
42の周囲には立上部43が形成され作動棒の案内距離
を大きくしている。
【0016】スイッチケース20の内部空間に配置され
るスイッチ組立体は、固定接点96とスイッチレバー9
0の先端に取り付けられた可動接点92とから構成さ
れ、スイッチレバー90の根本は、スイッチケース20
のターミナル引出孔25に挿入固定された銅からなるタ
ーミナル100の根本101にカシメまたは溶接等によ
って固定されている。
【0017】なお、ターミナル100が挿入されるター
ミナル引出孔25は、大気圧を内部空間に導入して基準
圧力空間26とする機能を有している。
【0018】かかる構成において、図6の状態にあって
は、ダイアフラム50が基準圧力空間26側に突出して
おり、反転板70は案内部材40側に折れ曲がった姿勢
であって、作動棒80はスイッチレバー90をその弾性
力に抗して押し上げている。この位置にあっては、可動
接点92は、固定接点96に当接しており、図示しない
電気回路は閉路(オン状態)されている。
【0019】貫通穴16即ち流体圧力導入口16を介し
て、作動圧力空間18に導入されている流体の圧力が負
圧となると、ダイアフラム50が大気圧によって反転
し、作動圧力空間18側に付勢されて、作動棒80は下
方に降下しストッパ60を介して反転板70を押圧す
る。負圧力が増加すると、ダイアフラム50による押圧
力も増加し、遂には反転板70が作動圧力空間18側に
反転する。
【0020】この作用によって作動棒80はスイッチレ
バー90から離れ、スイッチレバー90は、その弾性力
により可動接点92を固定接点96から引き離す。この
作用によって、電気回路は開路(オフ状態)される。この
信号は、ターミナル100を介して外部の回路に伝達さ
れ、作動圧力空間18側が負圧となった信号を出力す
る。
【0021】負圧が所定の値より低くなると、反転板7
0は反転して初期の姿勢に戻り、作動棒80は可動接点
90を固定接点96に押圧して、回路はリセットされ
る。
【0022】以上の説明では、基準圧力空間を大気に連
通させた例を説明したが、基準圧力空間26を密閉し、
所定の圧力に維持することによって、大気圧の変動の影
響を除いた圧力スイッチとすることができる。
【0023】また、本発明の圧力スイッチは、固定接点
96と可動接点92の配置を逆にすることによって、圧
力が減少したときにオン状態となる圧力スイッチとする
ことができる。
【0024】さらにまた、本発明の圧力スイッチは、冷
凍サイクルの圧縮機の吸い込み側の負圧の検出以外に、
任意の空間の圧力の低下の検出にも用いることができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように、組立工数が少な
く、低コストの簡単な構成の小型軽量化された圧力スイ
ッチを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力スイッチの正面図。
【図2】本発明の圧力スイッチの左側面図。
【図3】本発明の圧力スイッチの右側面図。
【図4】本発明の圧力スイッチの上面図。
【図5】本発明の圧力スイッチの下面図。
【図6】本発明の圧力スイッチの拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 圧力スイッチ 10 本体 12 カシメ部 14 ねじ部 16 流体導入口 18 作動圧力空間 20 ケース 30 Oリング 40 案内部材 50 ダイアフラム 60 ストッパ 70 反転板 80 作動棒 90 可動板材 92 可動接点 96 固定接点 100 ターミナル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧力の導入口と導入口に連通する圧
    力室を有する金属材料製の本体と、本体に対してカシメ
    加工により固着されるケースと、ケースに装備される可
    動接点及び固定接点と、圧力室内に配設されるダイアフ
    ラムと、ダイアフラムの作動により可動接点を操作する
    作動棒と、ダイアフラムの作動がストッパを介して伝達
    される反転板を備える圧力スイッチ。
  2. 【請求項2】 内部空間と該空間を外部空間に連通する
    開口と周囲に設けた立上部を有する本体と、内部にスイ
    ッチ組立体を収容する空間を有し前記本体にかしめ固定
    されるスイッチケースと、前記本体とスイッチケースに
    よって形成される内部空間を作動圧力空間と基準圧力空
    間に2分するダイアフラムと、該ダイアフラムと前記ス
    イッチケースによって形成された基準圧力空間に配置さ
    れた案内部材及び前記ダイアフラムに接する作動棒と、
    上記ダイアフラムの作動が伝達される反転板と、上記ダ
    イアフラムの作動を反転板に伝達するストッパとからな
    り、上記作動棒によって上記スイッチ組立体を開閉する
    ことを特徴とする圧力スイッチ。
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