JP2001305839A - トナーシール巻取り部材及び現像剤収納容器及び現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置及びトナーシール部材とトナーシール巻取り部材との組み立て方法 - Google Patents

トナーシール巻取り部材及び現像剤収納容器及び現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置及びトナーシール部材とトナーシール巻取り部材との組み立て方法

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JP2001305839A
JP2001305839A JP2000119520A JP2000119520A JP2001305839A JP 2001305839 A JP2001305839 A JP 2001305839A JP 2000119520 A JP2000119520 A JP 2000119520A JP 2000119520 A JP2000119520 A JP 2000119520A JP 2001305839 A JP2001305839 A JP 2001305839A
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Kazuo Chatani
一夫 茶谷
Daisuke Abe
大輔 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーシールと巻き取り部材の固定方法を簡
単にし、作業性向上及びコストダウンを目的とする。 【解決手段】 トナーシール部材21に係合穴21bを
設け、これと係合する爪52を巻き取り部材21のスリ
ット51内に設ける。またスリット51内の係合爪52
と対向する面にもトナーシール抜け落ち防止リブ53を
係合爪52と互い違いの位置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置など
に使用可能なシール部材の巻取り部材、現像剤収納容
器、プロセスカートリッジ、現像カートリッジ、及び電
子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレー
ザビームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ装
置及びワードプロセッサ等が含まれる また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段
またはクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一
体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成
装置本体に対して着脱可能とする物である。及び帯電手
段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電
子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して画
像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少
くとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカ
ートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものをい
う。
【0003】なお、本発明は少くとも現像手段を有する
プロセスカートリッジに適用されるものである。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行
うことができるので、格段に操作性を向上させることが
できた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子
写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】従来複写機、プリンタなどの電子写真装置
のような画像形成装置で現像剤を収納する収納容器が設
けられる。このような現像剤収納容器は、現像剤ホッパ
ーを据置かれた画像形成装置本体に着脱するものがあ
る。また、現像剤収納容器を一体的に付設したプロセス
カートリッジ又は現像カートリッジがある。この収納容
器は、現像剤を現像器へ排出するための開口部が設けら
れるが、収納容器に現像剤を入れた状態で収納容器を運
搬するとき現像剤が漏れないように開口部はシール部材
で覆われている。そして、シール部材は、収納容器が画
像形成装置本体に設置されるときに使用者が開封してい
た。現像剤収納容器は、現像手段と一体化された現像装
置であってもよい。また画像形成装置に着脱可能なプロ
セスカートリッジに現像手段としての現像ローラ等の現
像部材及び現像剤収納容器を備えていてもよい。この場
合、プロセスカートリッジが新品の状態で現像剤収納容
器から現像部材を支持する現像容器へ現像剤を通す開口
部へ前記シール部材を設け、プロセスカートリッジを画
像形成装置本体へ装着するときシール部材を開封する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操作性
向上のためにシール部材は、使用者が開封するのではな
く、自動的に開封されることが望まれていた。そのため
にシール部材を自動的に開封するためにシール部材を巻
取り部材に固定し、巻取り部材に駆動を伝達することで
シール部材を自動的に巻き取ることが可能となる。しか
し巻取り部材とシール部材の固定方法としては、別部材
で固定する方法や、溶着などの方法が考えられるが組み
立て性が悪かったりコストの増加にもつながっていた。
【0007】本発明は巻取り部材へのシール部材の固定
が確実で固定作業が素早く行える巻取り部材、この巻取
り部材を有するプロセスカートリッジ、現像カートリッ
ジ及びプロセスカートリッジ又は現像カートリッジを着
脱可能な電子写真画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0009】本出願に係る第1の発明は、電子写真感光
体と、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を
用いて現像するための現像手段と、現像手段に供給する
ための現像剤を収納した現像剤収納容器と、現像剤収納
容器の現像剤を排出するための排出開口部を封止するシ
ール部材と、を有し、シール部材の一端部を固定され回
転駆動されてシール部材を巻き取る巻取り部材におい
て、巻取り部材に凸部、シール部材の一端部に係合孔が
設けられており、前記凸部と前記係合孔の係合を保持す
る保持部を有することを特徴とするトナーシール巻取り
部材である。
【0010】本出願に係る第4の発明は、現像手段に現
像剤を供給するための現像剤収納容器において、現像剤
を排出するための排出開口部を封止するシール部材と、
シール部材の一端部を固定され、回転駆動されてシール
部材を巻き取る巻取り部材と、を有する現像剤収納容器
において、巻取り部材に凸部、シール部材の一端部に係
合孔が設けられており、前記凸部と前記係合孔の係合を
保持する保持部を有する巻取り部材を用いたことを特徴
とする現像剤収納容器である。
【0011】本出願に係る第7の発明は、画像形成装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子
写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電潜
像を現像するための現像手段と、現像手段に供給するた
めの現像剤を収納した現像剤収納容器と、現像剤収納容
器の現像剤を排出するための排出開口部を封止するシー
ル部材と、シール部材の一端部を固定され回転駆動され
てシール部材を巻き取る巻取り部材と、を有し、巻取り
部材に凸部、シール部材の一端部に係合孔が設けられて
おり、前記凸部と前記係合孔の係合を保持する保持部を
有する巻取り部材を用いたことを特徴とするプロセスカ
ートリッジである。
【0012】本出願に係る第10の発明は、プロセスカ
ートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子
写真画像形成装置において、 a.電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成され
た静電潜像を現像するための現像手段と、現像手段に供
給するための現像剤を収納した現像剤収納容器と、現像
剤収納容器の現像剤を排出するための排出開口部を封止
するシール部材と、シール部材の一端部を固定され回転
駆動されてシール部材を巻き取る巻取り部材と、を有
し、巻取り部材に凸部、シール部材の一端部に係合孔が
設けられており、前記凸部と前記係合孔の係合を保持す
る保持部を有する巻取り部材を用いたプロセスカートリ
ッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0013】本出願に係る第13の発明は、画像形成装
置本体に着脱可能な現像カートリッジにおいて、電子写
真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像手
段と、現像手段に供給するための現像剤を収納した現像
剤収納容器と、現像剤収納容器の現像剤を排出するため
の排出開口部を封止するシール部材と、シール部材の一
端部を固定され回転駆動されてシール部材を巻き取る巻
取り部材と、を有し、巻取り部材に凸部、シール部材の
一端部に係合孔が設けられており、前記凸部と前記係合
孔の係合を保持する保持部を有する巻取り部材を用いた
ことを特徴とする現像カートリッジである。
【0014】本出願に係る第16の発明は現像カートリ
ッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真画
像形成装置において、a、電子写真感光体に形成された
静電潜像を現像するための現像手段と、現像手段に供給
するための現像剤を収納した現像剤収納容器と、現像剤
収納容器の現像剤を排出するための排出開口部を封止す
るシール部材と、シール部材の一端部を固定され回転駆
動されてシール部材を巻き取る巻取り部材と、を有し、
巻取り部材に凸部、シール部材の一端部に係合孔が設け
られており、前記凸部と前記係合孔の係合を保持する保
持部を有する巻取り部材を用いた現像カートリッジを取
り外し可能に装着する装着手段と、b、前記記録媒体を
搬送する搬送手段と、を有することを特徴とする電子写
真画像形成装置である。
【0015】本出願に係る第17の発明は電子写真感光
体と、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を
用いて現像するための現像手段と、現像手段に供給する
ための現像剤を収納した現像剤収納容器と、現像剤収納
容器の現像剤を排出するための排出開口部を封止するシ
ール部材を巻き取る巻取り部材と、を有し、シール部材
の一端部が巻取り部材の凸部に係合可能なシール部材に
おいて、シール部材の一端部には前記巻取り部材凸部に
係合可能な係合孔が設けられていることを特徴とするト
ナーシール部材である。
【0016】本出願に係る第18の発明は電子写真感光
体と、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を
用いて現像するための現像手段と、現像手段に供給する
ための現像剤を収納した現像剤収納容器と、現像剤収納
容器の現像剤を排出するための排出開口部を封止するシ
ール部材を巻き取る巻取り部材と、を有し、シール部材
の一端部が巻取り部材のスリット内の凸部に係合可能な
シール部材において、前記スリット内に挿入されるトナ
ーシール先端幅が前記排出開口部を覆うトナーシール部
幅より小であることを特徴とするトナーシール部材であ
る。
【0017】本出願に係る第19の発明は電子写真感光
体と、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を
用いて現像するための現像手段と、現像手段に供給する
ための現像剤を収納した現像剤収納容器と、現像剤収納
容器の現像剤を排出するための排出開口部を封止するシ
ール部材と、前記シール部材の一端部を固定され回動駆
動されてシール部材を巻き取る巻取り部材と、を有し、
前記巻取り部材にはスリットとスリット内に係合爪が設
けられ、前記シール部材の一端部には前記係合爪と係合
する係合孔が設けられており、前記スリットに前記シー
ル端部を挿入することで前記係合爪と前記係合孔が係合
し、保持されることを特徴とするトナーシール部材とト
ナーシール巻取り部材との組み立て方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
形態を図1から図2に基づいて説明する。
【0019】(プロセスカートリッジおよび画像形成装
置本体の説明)図1に本発明に係るプロセスカートリジ
の主断面図、図2に本発明に係る画像形成装置の主断面
図を図示する。このプロセスカートリッジは、像担持体
と像担持体に作用するプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば像担持体の表
面を帯電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成す
る現像手段、像担持体表面に残留したトナーを除去する
ためのクリーニング手段がある。プロセスカートリッジ
は、像担持体と、プロセス手段のうち少なくとも一つ
と、を備えればよい。
【0020】本実施の形態のプロセスカートリッジ15
は、図1に示すように像担持体である電子写真感光体ド
ラム11の周囲に帯電手段である帯電ローラ12及びク
リーニング手段としてのクリーニングブレード14を収
納したクリーニング枠体13、そして感光体ドラム11
を保護するドラム保護シャッター9、現像装置として、
現像スリーブ18、現像ブレード19を収納した現像容
器枠体17、そして現像剤であるトナーを収納した現像
剤収納容器枠体としてのトナー収納容器16、トナー収
納容器16内のトナーを撹拌する回転部材としての撹拌
部材20、とを一体的にプロセスカートリッジ15と
し、トナー収納容器16の上部に設けられた把手10を
持つことによりプロセス手段に無理な力をかけること無
く、画像形成装置本体に対して着脱自在な構成をしてい
る。
【0021】このプロセスカートリッジ15は、図2に
示すような画像形成装置Cに装着されて画像形成に用い
られる。画像形成は、装置下部に装着されたシートカセ
ット6から給紙ローラ7aによって記録媒体としてのシ
ートSを一枚ピックアップし、次いで、搬送ローラ7b
によってシートSを感光体ドラム11の転写位置へ搬送
し、シートSへ行われる。
【0022】感光体ドラム11は、帯電ローラ12によ
って帯電された後、露光装置8によって画像情報に応じ
て選択的な露光が行われ、静電潜像が形成される。露光
装置8による露光は、レジストローラ3によるシート搬
送と同期して行われる。
【0023】一方、トナー収納容器16に収納したトナ
ーは撹拌部材20でもって現像容器枠体17側に送られ
ており、このトナーを現像ブレード19により現像ロー
ラ18表面に薄層担持し、現像ローラ18に現像バイア
スを印加することによって、静電潜像に応じて現像ロー
ラ18から感光体ドラム11へトナーを供給する。この
感光体ドラム11上に形成されたトナー像を転写位置で
転写ローラ5へのバイアス電圧印加によって搬送される
シートSに転写し、そのシートSを定着装置4へ搬送し
て画像定着し、排紙ローラ1によって装置上部の排出部
2に排出する。
【0024】(トナーシールの開封および撹拌駆動の説
明)図3、図4を用いてトナー収納枠体とトナーシール
部材について説明する。
【0025】図3に示すようにトナー収納容器16にお
いてトナー収納容器16の開口部31はトナーシール部
材21で覆われており、トナーシール部材21はトナー
収納容器16に開口部31を覆うように開口部31の周
囲を溶着部50のように熱溶着されている。
【0026】本実施例に用いているトナーシール部材2
1は表層から ポリエステル12μm(強度維持層、図4の21i) アルミ箔7μm(レーザー遮断層、図4の21j) ポリエステル50μm(引き裂きガイド層、図4の21
k) シーラント層50μm(容器接着層、図4の21l(エ
ル)) の層構成になっている。
【0027】開封時の引き裂き部21eは、シーラント
層側から炭酸ガスレーザーを照射して、引き裂きガイド
層であるポリエステル層及びシーラント層の一部を溶融
することにより空隙部が形成されるレーザーカット加工
処理を施している。(図4はシール部材の断面図であ
り、レーザー加工による空隙部21hを示している。)
アルミ箔層21jはレーザーを遮断するため、最表面の
ポリエステル層21iは損傷を受けず、十分なシール性
を確保することができる。。開封時には、レーザー加工
処理によって形成された空隙部21hに応力が集中する
ため、引き裂き部21eに沿って確実に引き裂き、開封
することができる。
【0028】またトナーシール部材21の引き裂き部2
1eの幅21cは、トナー収納容器16の開口部31の
幅31aよりも大きくトナーシール部材21が引き裂か
れた後も、開口部31を妨げ無い幅となっている。また
トナーシール部材21の先端部21aの幅21dは引き
裂き部21eの幅21cよりも小さくなっている。これ
は後述のトナーシール部材と巻取り部材の固定方法の説
明で詳しく説明する。
【0029】また絶縁性のポリエステル層21iのシー
ト上には、図5に示すようにトナーシール部材21の開
封とプロセスカートリッジ15の装着を検知する検知部
22が設けられている。本実施例では、検知部22はト
ナーシール部材21の開封末端部の上に粘着剤付きアル
ミニウム箔の導電部で形成されている。検知部22は、
開封方向を横切って2つの導電部22a,22bがトナ
ーシール部材21を横切っている。即ち、トナーシール
部材21の開封方向の上流側に開口部31がすべて開封
されたことを検知する開封検知導電部22a,下流側に
画像形成装置本体にプロセスカートリッジ15が正しい
位置に装着されたことを検知する装着検知導電部22b
を設けてある。
【0030】次に図5〜図9を用いてトナーシール部材
の開封動作について説明する。
【0031】まず図5において新品のプロセスカートリ
ッジ15を画像形成装置本体に装着すると装置本体内の
開封検知部35、装着検知部36と検知部22が接点部
34aと34c、34bと34cを介して電気的に接続
される。
【0032】トナーシール部材21が巻き取られる前
は、開封検知導電部22a、装着検知導電部22bは導
通状態である。これを画像形成装置本体の開封検知部3
5、装着検知部36が検知する。すると画像形成装置に
設けられた駆動源としてのモータ26が矢印Aの方向に
駆動を始める。
【0033】そして図6に示すように画像形成装置本体
内のモータ26が矢印Aの方向に回転するとモータ26
のピニオン26aはアイドラギア42を介して本体第一
カップリング43を回転する。ここで本体第一カップリ
ング43は外周にアイドラギア42と噛み合うギアを有
する。画像形成装置本体内の本体第一カップリング43
は矢印Cの方向に回転しながら矢印Dの方向に移動し、
プロセスカートリッジ内の感光体ドラム11の端部に設
けられた第一カップリング44と非係合状態で回転す
る。ここで本体第一カップリング43の矢印C方向の移
動は本体第一カップリング43の軸方向でねじれた略三
角形断面の凹部43aにプロセスカートリッジ15の第
一カップリング44に設けたねじれた略三角柱の凸部4
4aが回転力で互いに軸方向に排斥する力と、本体第一
カップリング43の外周のギア部43bとアイドラギア
42をはす歯としたことによる歯加重に基づく推力によ
り行われる。またプロセスカートリッジ15内の第二カ
ップリングギア24は、画像形成装置本体のモータ26
のピニオン26aからアイドラギア33を介し駆動伝達
される装置本体の外周にギアを有する本体第二カップリ
ング25と係合し、駆動伝達される。また図5において
第二カップリングギア24は、プロセスカートリッジ1
5に設けられた揺動ギア29を駆動伝達する。ここで揺
動ギア29は第二カップリングギア24と同心で根本と
支持された不図示のアームの先端に回転自在に支持され
ている。そして揺動した揺動ギア29が第二カップリン
グギア24との間の歯荷重で揺動してアイドラギア30
の平歯ギア30aとかみ合い、アイドラギア30に駆動
を伝達し、アイドラギア30の傘歯車30bと噛み合う
巻取り部材23のギア部23aが回転し、そしてトナー
シール部材21が矢印Bの方向に巻き取られる。このと
き揺動ギア29は、アイドラギア27と離間して非係合
状態となっている。
【0034】そして図7に示すように開口部31をすべ
て開口した後、開封検知導電部22aが切断されると絶
縁状態となる。この開封検知導電部22aが切断され絶
縁状態を画像形成装置本体の開封検知部35が検知する
と、図8に示すように画像形成装置本体の巻取り部材2
3を駆動するカップリングに伝達していたモータ26が
逆回転をする。そしてモータ26が矢印Fの方向に逆回
転すると、画像形成装置本体内の本体第一カップリング
43はピニオン26aからアイドラギア42を介して矢
印Gの方向に回転されながら矢印Hの方向に移動し、プ
ロセスカートリッジ15内の感光体ドラム11の端部に
設けられた第一カップリング44と係合状態で回転し感
光体ドラム11に駆動を伝達する。
【0035】また図9に示すようにプロセスカートリッ
ジ内の第二カップリング24も逆回転し、揺動ギア29
が第二カップリングギア24との歯荷重で揺動してアイ
ドラギア30と離間して非係合状態となると共に、アイ
ドラギア27と係合しアイドラギア27の大ギア27a
とかみ合い駆動を伝達する。そしてアイドラギア27の
小ギア27bとかみ合っているアイドラギア28を介し
て図1に示すトナー収納容器16内の撹拌部材20を回
転する撹拌ギア32に駆動を伝達する構成となってい
る。ここでアイドラギア28は大ギア28aと小ギア2
8bを有し、大ギア28aがアイドラギア27の小ギア
27bとかみ合い、小ギア28bが撹拌ギア32とかみ
合っている。なお、撹拌ギア32は更にアイドラギアを
介してもう一つ有するが図5、図7、図9では図略して
ある。これによって開封検知導電部22aが切断される
と巻取り部材23への駆動は遮断され、トナーシール部
材21の開封動作も停止する。しかし装着検知用の装着
検知導電部22bはそのままの状態で維持されており引
き続き装着検知を装着検知部36で行なっている。
【0036】(トナーシール部材と巻取り部材の固定方
法の説明)次に図10〜図13を用いてトナーシール部
材と巻取り部材の固定方法について述べる。
【0037】図10、図11においてトナーシール部材
21が折り返され、その一端部21aには係合孔21b
が2ケ所設けられている。巻取り部材23には、上端部
には駆動を伝達されるギア部23a、中央部にはトナー
シール部材21を挿入可能な幅を持つスリット51が巻
取り部材23の中央近傍に設けられている。またスリッ
ト51内の一方の内面には前記係合孔21bと係合する
係合爪52がスリット51の長手の略中心を対称に2ケ
所設けられており、係合爪52はトナーシール部材21
がスリットに挿入しやすいようにトナーシール部材21
の挿入口側に傾斜部52aと係合孔21bを挿入したと
きに引っかける突起部52cが設けられている。
【0038】ここで図10に示すスリット51の短手方
向幅51aを必要以上に大きくすると、巻取り部材23
の強度が減少するためにできるだけ小さくする必要があ
る。そのためにトナーシール部材21の引き裂き部21
eの幅21cよりも巻取り部材23への固定部である先
端部21aの幅21dを小さくすることで巻取り部材2
3のスリット幅を減らすことが可能となり巻取り部材2
3の強度を減少させることを防止する。
【0039】必要な幅としてはトナーシール部材21の
引き裂き強度よりも固定部材とトナーシール部材21と
の係合強度が高い必要がある。
【0040】本実施例では引き裂け強度6.5kgfに
対し係合強度を約10kgf以上となるようにしてい
る。そのために、トナー収納容器16の開口部31の幅
31a約33mmに対し、トナーシール部材引き裂き部
幅21cを約35.5mm、トナーシール部材先端部幅
21dを約23mm、係合孔径21bをφ4.6mmと
している。
【0041】次に巻取り部材の係合部について説明す
る。係合爪52はスリット幅の略2/3の高さであり、
本実施例ではスリット51の幅は約3mmで、係合爪5
2の高さは約2mmである。またスリット51の前記爪
を設けた面の対向面に、前記爪と互い違いに3ケ所のト
ナーシール部材21の抜け防止リブ53が設けてある。
抜け防止リブ53もトナーシール部材21がスリット5
1に挿入しやすいようにトナーシール部材21の挿入口
側に傾斜部53aを設けてある。抜け防止リブ53はス
リット幅の略2/3の高さであり、本実施例ではスリッ
ト51の幅は約3mmで、抜け防止リブ53の高さは約
2mmである。
【0042】そして矢印Lの方向にトナーシール部材2
1の一端部21aを巻取り部材23のスリット51に挿
入すると、係合孔21bが係合爪52とが係合する(図
12参照)。そのとき係合爪52の係合孔21bと接す
る孔受け部52bは約半円形状であり半円の半径は係合
孔21bよりも小さい径とする。これにより係合孔21
bと係合爪52の挿入が容易になり、また巻取り部材2
3が回転しトナーシール部材21を巻き取ろうとした際
に係合孔21bにかかる力を分散でき、係合孔21bが
裂けてしまうことを防止できる。本実施例では係合孔2
1bの直径は約φ4.6mm、係合爪の孔受け部52b
の半径は約R1.5mmである。また抜け落ち防止リブ
53を係合爪52間と係合爪52の両外側に設けること
で、トナーシール部材21の係合孔21bが係合爪52
から外れる前に抜け落ち防止リブ53にトナーシール部
材21が当接し、係合爪52からトナーシール部材21
が抜けることを防止する(図13参照)。
【0043】(駆動伝達方法及びカップリング部材の説
明)ここで図14〜図16を用いてカップリング形状に
ついて説明する。図14において第一カップリング44
は、略三角形の凸部44aを有しており、詳しくは軸の
回転方向にねじれた三角柱である。また本体第一カップ
リング43は、この凸部44aと係合する軸方向にねじ
れた略三角柱の凹部43aを有している。これにより第
一カップリング44と本体第一カップリング43が係合
し回転されると、凸部44aの各稜線と凹部43aの内
面とが等しく当接するために互いに軸心が合致し駆動伝
達される。また、これにより、既にのべたように本体カ
ップリング43の軸方向移動を行う駆動力の一つとなっ
ている。
【0044】図15、図16において、画像形成装置の
本体第二カップリング25は、円柱が二面幅の凸部を有
しており、プロセスカートリッジ15内の第二カップリ
ングギア24は円筒形状の凹部24bにリブ24a,2
4aが設けられている。このリブ24aは図の正面より
見るように三角形でその一つの頂点が第二カップリング
ギア24の中心を向いており、該中心を対称の中心とし
ており、二つの三角形の夫々の辺は平行である。
【0045】図15に示すように本体第二カップリング
25がトナーシール部材21を開封する方向Eに回転す
ると第二カップリングギア24の三角リブ24aの1つ
の辺を含む面24aー1とカップリング25の当接部2
5aが当接し駆動を伝達する。第二カップリングギア2
4の凹部24bはトナーシール部材21を開封する方向
Eに回転駆動されるときは、本体カップリング25との
径方向の隙間40が小となるように円形部から径を変化
させた形状となっている。
【0046】本実施例では第二カップリングギア24と
本体第二カップリング25との半径方向の隙間40は約
0.5mmとなっている。
【0047】またトナーシール部材21の開封駆動が終
了すると本体第二カップリング25がI方向に逆回転し
第二カップリングギア24の1つの辺を含む面24aー
2と本体第二カップリング25の当接部25bが当接し
第二カップリングギア24を駆動し、撹拌部材20に駆
動を伝達する構成となっている。このとき本体第二カッ
プリング25と第二カップリングギア24は、回転軸に
対して半径方向の隙間41を有する構成となっている。
このため、本体第二カップリング25と第二カップリン
グギア24の回転中心が一致しなくても両者間で回転が
伝達される。
【0048】本実施例では、隙間41は約2mmであ
る。
【0049】この構成をとることによりトナーシール部
材21を開封時には感光体ドラム11を回転駆動せず、
本体第二カップリング25と第二カップリングギア24
との間で回転中心が決められる。そしてトナーシール部
材21を開封終了後すなわち画像形成されるときには感
光体ドラム11に設けられた第一カップリング44と本
体第一カップリング43が回転中心となり、撹拌部材2
0に駆動伝達する第二カップリングギア24と本体第二
カップリング25は、駆動を伝達するのみで第一カップ
リング43の軸芯の合致を妨げない構成となっている。
【0050】以上の動作をまとめて示すフローチャート
図を図17に、簡易回路図を図18に示す。図17に示
すように本例のプロセスカートリッジ15を(S1)で
画像形成装置本体13に装着後、(S2)で導電部22
bが導通しているかを確認し、導電部22bの導通が確
認されると(S3)で導電部22aが導通しているかど
うかを確認し、導通している場合は(S4)でトナーシ
ール部材21の巻取りを開始し、開封が進み導通部22
aが切断され開封を検知した時点(S5)でトナーシー
ル部材21の開封終了(S6)と判断し、(S7)で新
品プロセスカートリッジ15の装着が完了する。その
後、画像形成装置本体内のモータを逆回転しトナー撹拌
部材の回転を開始する。なお、(S2)で導電部22b
が導通していない時は(S9)へ進み、装置本体37に
プロセスカートリッジ無しを表示する。また(S3)で
導電部22aが導通していない時は(S8)へ進み、導
電部22bの導通を判断し、導通している時は(S6)
へ進み、導通していない時は(S9)へ進む。
【0051】ここで図18に示すように検知部35,3
6は、直流電流検出器と電流モニターを備え、電源によ
り電圧を印加してモニターで導電部22a,22bを流
れる電流を測定することによってシール部材が開封され
ているか否か、プロセスカートリッジが画像形成装置本
体の正しい位置に装着されているかどうかをCPU38
で判断する。
【0052】〔実施の形態2〕本例は、実施の形態1の
プロセスカートリッジに代えてトナー収納容器にトナー
補給容器からトナーを補給する構成である。
【0053】(トナーシールの開封および撹拌駆動の説
明)図19に示すように新品のトナー補給容器60にお
いてトナー補給容器60の開口部61はトナーシール部
材62で覆われており、トナーシール部材62はトナー
補給容器60の開口部を覆うように実施の形態1で説明
したシール部材により熱溶着されている。そしてそのト
ナーシール部材62の一端が折り返され、トナー補給容
器60に回転可能に設けられた巻取り部材63に固定さ
れている。巻取り部材63へのトナーシール部材62の
固定の構成、作用は実施の形態1と同様であり、実施の
形態1の説明を援用する。またトナーシール部材62に
は開口部61がすべて開口したことと、トナー補給容器
60が正しい位置に装着されたことを検知する検知部6
4が設けられている。本実施の形態でも検知部64は実
施の形態1と同じ粘着材つきアルミニウム箔であり、ト
ナーシール部材の開封方向の上流側に開口部がすべて開
封されたことを検知する開封検知導電部64a、下流側
にトナー収納容器71にトナー補給容器60が正しい位
置に装着されたことを検知する装着検知導電部64bの
を設けてある。トナー収納容器71には前記導電部64
a、64bと接し、画像形成装置本体と接する開封検知
用板金部72,装着検知用板金部73が設けられてい
る。画像形成装置本体での検知部は実施の形態1と同様
である。
【0054】開封のためのモータから巻取り部材までの
構成は実施の形態1と同様である。
【0055】次に開封動作について説明する。画像形成
装置本体に設けられたモータ65が図19に示すように
矢印Pの方向に駆動を始める。そしてモータ65のピニ
オン65aとかみ合うアイドラギア66を介し駆動伝達
されるカップリング67によりトナー収納容器71に設
けられたカップリングギア68が矢印Qの方向に回転す
る。すると駆動伝達された揺動ギア69が揺動しアイド
ラギア70に駆動を伝達し、アイドラギア70と噛み合
う巻取り部材のギア63aが回転し、そしてトナーシー
ル部材62を矢印Wの方向に巻き取る。ここで揺動ギア
69はカップリングギア68の中心に根本が枢着された
不図示のアームの先端に回転自在に支持されている。揺
動ギア69はカップリングギア68との間の歯荷重で揺
動する。
【0056】そして開口部61をすべて開口した後、実
施の形態1と同じように導電部64aが切断されると絶
縁状態となる。この導電部64aが切断され絶縁状態を
画像形成装置本体が検知すると、画像形成装置の巻取り
部材63を駆動するカップリングに伝達していたモータ
65が図20に示すように矢印Rの方向に逆回転をす
る。すると画像形成装置本体のカップリング67が逆回
転を開始し、トナー収納容器のカップリング68も矢印
Sの方向に逆回転を開始する。そして揺動ギア69が矢
印Tの方向に揺動しアイドラギア74とかみ合いアイド
ラギア74,75を回転し、そしてアイドラギア75を
介してトナー収納容器内の撹拌部材(図示せず)を回転
する撹拌ギア76に駆動を伝達する構成となっている。
しかし装着検知用の導電部62bはそのままの状態で維
持されており引き続き装着検知を行なっている。フロー
チャート図ならびに簡易回路図については実施の形態1
と同様である。
【0057】実施の形態は、プロセスカートリッジにつ
いてのべたが現像部材とトナー収納容器を一体的のカー
トリッジとした現像カートリッジにも同様に本発明は適
用される。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本出願に係る発明に
よると、トナーシール部材巻取り部材、プロセスカート
リッジ、現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置に
おいて、トナーシール部材を巻取り開封するときのトナ
ーシール部材と巻取り部材の固定方法が簡単で確実にな
り、作業性、コストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの主断面概略図である。
【図2】本発明の実施の形態における画像形成装置本体
の主断面概略図である。
【図3】実施の形態1の新品状態のプロセスカートリッ
ジのトナー収納容器の概略正面図である。
【図4】実施の形態1のトナーシール部材の断面図であ
る。
【図5】実施の形態1の新品状態のプロセスカートリッ
ジのトナー収納枠体の概略斜視図である。
【図6】実施の形態1の新品状態のプロセスカートリッ
ジと画像形成装置本体駆動部の概略斜視図である。
【図7】実施の形態1のトナーシール部材を巻き取った
ときのプロセスカートリッジのトナー収納枠体の概略斜
視図である。
【図8】実施の形態1の感光体ドラムと撹拌部材を回転
するときのプロセスカートリッジと画像形成装置本体駆
動部の概略斜視図である。
【図9】実施の形態1の撹拌部材を回転するときのプロ
セスカートリッジの概略斜視図である。
【図10】実施の形態1の巻取り部材とトナーシール部
材の斜視図である。
【図11】実施の形態1のトナーシール部材を挿入した
巻取り部材のクリーニング枠体側からみた斜視図であ
る。
【図12】実施の形態1のトナーシール部材を挿入した
巻取り部材の斜視図である。
【図13】実施の形態1の巻取り部材とトナーシール部
材のトナー収納枠体側からみた側面図である。
【図14】実施の形態1のプロセスカートリッジの第一
カップリングと画像形成装置本体の第一カップリングの
斜視説明図である。
【図15】実施の形態1のプロセスカートリッジの第二
カップリングと画像形成装置本体の第二カップリングの
トナーシール開封時方向に回転するときの正面図であ
る。
【図16】実施の形態1のプロセスカートリッジの第二
カップリングと画像形成装置本体の第二カップリングの
撹拌部材駆動方向に回転するときの正面図である。
【図17】実施の形態1のフローチャート図である。
【図18】実施の形態1の簡易回路図である。
【図19】実施の形態2の新品のトナー補給容器とプロ
セスカートリッジのトナー収納枠体の斜視図である。
【図20】実施の形態2のトナーシール部材を巻き取
り、撹拌部材を回転させるときの斜視図である。
【符号の説明】
S…シート 1…排出ローラ 2…排出部 3…レジストローラ 4…定着装置 5…転写ローラ 6…シートカセット 7a…給紙ローラ 7b…搬送ローラ 8…露光装置 9…ドラム保護シャッター 10…把手 11…感光体ドラム 12…帯電ローラ 13…クリーニング枠体 14…クリーニングブレード 15…プロセスカートリッジ 16…トナー収納容器 17…現像容器枠体 18…現像スリーブ 19…現像ブレード 20…撹拌部材 21…トナーシール部材 21a…一端部 21b…係
合孔 21e…引き裂き部 21h…空隙部 21i…
ポリエステル層 21j…アルミ箔層 22…検知部 22a…開封検知導電部 22b…装着
検知導電部 23…巻取り部材 23a…ギア部 24…第二カップリングギア 25…本体第二カップリング 26…本体モータ 26a…ピニオン 27…アイドラギア 27a…大ギア 27b…小ギア 28…アイドラギア 28a…大ギア 28b…小ギア 29…揺動ギア 30…アイドラギア 30a…平歯ギア 30b…傘歯
車 31…開口部 32…撹拌ギア 34…接点部 34a…接点部 34b…接点部 34
c…接点部 35…本体開封検知部 36…本体装着検知部 42…アイドラギア 43…本体第一カップリング 43a…凹部 43b…
ギア部 44…本体第一カップリング 44a…凸部 50…溶着部 50a…末端側 51…スリット 52…係合爪 52a…傾斜部 52b…孔受け部 5
2c…突起部 53…抜け落ち防止リブ 53a…傾斜部 60…トナー補給容器 61…開口部 62…トナーシール部 62b…導電部 63…巻取り部材 63a…ギア 64…検知部 64a…開封検知導電部 64b…装着
検知導電部 65…モータ 65a…ピニオン 66…アイドラギア 67…カップリング 68…カップリング 69…揺動ギア 70…アイドラギア 71…トナー収納容器 72…開封検知用板金部 73…装着検知用板金部 74…アイドラギア 75…アイドラギア 76…撹拌ギア

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体と、電子写真感光体に形
    成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像
    手段と、現像手段に供給するための現像剤を収納した現
    像剤収納容器と、現像剤収納容器の現像剤を排出するた
    めの排出開口部を封止するシール部材と、を有し、シー
    ル部材の一端部を固定され回転駆動されてシール部材を
    巻き取る巻取り部材において、巻取り部材に凸部、シー
    ル部材の一端部に係合孔が設けられており、前記凸部と
    前記係合孔の係合を保持する保持部を有することを特徴
    とするトナーシール巻取り部材。
  2. 【請求項2】 前記凸部は係合爪、前記保持部は突起で
    あって、シール部材の一端部を挿入するスリットと、ス
    リット内の前記シール部材の前記係合孔と係合する複数
    の前記係合爪と、スリット内の係合爪と対向かつ係合爪
    と互い違いの位置に設けられた複数の前記突起と、を有
    することを特徴とする請求項1に記載の巻取り部材。
  3. 【請求項3】 係合爪はシール部材の係合孔と当接する
    部分が係合孔より小さい径の略半円である当接部と、係
    合孔を挿入時に掛ける爪部と、を有することを特徴とす
    る請求項2に記載の巻取り部材。
  4. 【請求項4】 現像手段に現像剤を供給するための現像
    剤収納容器において、現像剤を排出するための排出開口
    部を封止するシール部材と、シール部材の一端部を固定
    され、回転駆動されてシール部材を巻き取る巻取り部材
    と、を有する現像剤収納容器において、巻取り部材に凸
    部、シール部材の一端部に係合孔が設けられており、前
    記凸部と前記係合孔の係合を保持する保持部を有する巻
    取り部材を用いたことを特徴とする現像剤収納容器。
  5. 【請求項5】 前記凸部は係合爪、前記保持部は突起で
    あって、シール部材の一端部を挿入するスリットと、ス
    リット内の前記シール部材の前記係合孔と係合する複数
    の前記係合爪と、スリット内の係合詰爪と対向かつ係合
    爪と互い違いの位置に設けられた複数の前記突起と、を
    有する巻取り部材を用いることを特徴とする請求項4に
    記載の現像剤収納容器。
  6. 【請求項6】 前記巻取り部材は、係合爪はシール部材
    の係合孔と当接する部分が係合孔より小さい径の略半円
    である当接部と、係合孔を挿入時に掛ける爪部とを、を
    有することを特徴とする請求項5に記載の現像剤収納容
    器。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めの現像手段と、 現像手段に供給するための現像剤を収納した現像剤収納
    容器と、 現像剤収納容器の現像剤を排出するための排出開口部を
    封止するシール部材と、 シール部材の一端部を固定され回転駆動されてシール部
    材を巻き取る巻取り部材と、 を有し、巻取り部材に凸部、シール部材の一端部に係合
    孔が設けられており、前記凸部と前記係合孔の係合を保
    持する保持部を有する巻取り部材を用いたことを特徴と
    するプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記凸部は係合爪、前記保持部は突起で
    あって、シール部材の一端部を挿入するスリットと、ス
    リット内の前記シール部材の前記係合孔と係合する複数
    の前記係合爪と、スリット内の係合爪と対向かつ係合爪
    と互い違いの位置に設けられた複数の前記突起と、を有
    する巻取り部材を用いたことを特徴とする請求項7に記
    載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記巻取り部材は、係合爪はシール部材
    の係合孔と当接する部分が係合孔より小さい径の略半円
    である当接部と、係合孔を挿入時に掛ける爪部と、を有
    することを特徴とする請求項8に記載のプロセスカート
    リッジ。
  10. 【請求項10】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めの現像手段と、 現像手段に供給するための現像剤を収納した現像剤収納
    容器と、 現像剤収納容器の現像剤を排出するための排出開口部を
    封止するシール部材と、 シール部材の一端部を固定され回転駆動されてシール部
    材を巻き取る巻取り部材と、 を有し、巻取り部材に凸部、シール部材の一端部に係合
    孔が設けられており、前記凸部と前記係合孔の係合を保
    持する保持部を有する巻取り部材を用いたプロセスカー
    トリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記凸部は係合爪、前記保持部は突起
    であって、シール部材の一端部を挿入するスリットと、
    スリット内の前記シール部材の前記係合孔と係合する複
    数の前記係合爪と、スリット内の係合爪と対向かつ係合
    爪と互い違いの位置に設けられた複数の前記突起と、を
    有する巻取り部材を用いたプロセスカートリッジを取り
    外し可能に装着可能な請求項10に記載の電子写真画像
    形成装置。
  12. 【請求項12】 前記巻取り部材は、係合爪はシール部
    材の係合孔と当接する部分が係合孔より小さい径の略半
    円である当接部と、係合孔を挿入時に掛ける爪部と、を
    有することを特徴とする請求項12に記載の電子写真画
    像形成装置。
  13. 【請求項13】 画像形成装置本体に着脱可能な現像カ
    ートリッジにおいて、 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための
    現像手段と、 現像手段に供給するための現像剤を収納した現像剤収納
    容器と、 現像剤収納容器の現像剤を排出するための排出開口部を
    封止するシール部材と、 シール部材の一端部を固定され回転駆動されてシール部
    材を巻き取る巻取り部材と、 を有し、巻取り部材に凸部、シール部材の一端部に係合
    孔が設けられており、前記凸部と前記係合孔の係合を保
    持する保持部を有する巻取り部材を用いたことを特徴と
    する現像カートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記凸部は係合爪、前記保持部は突起
    であって、シール部材の一端部を挿入するスリットと、
    スリット内の前記シール部材の前記係合孔と係合する複
    数の前記係合爪と、スリット内の係合爪と対向かつ係合
    爪と互い違いの位置に設けられた複数の前記突起と、を
    有する巻取り部材を用いたことを特徴とする請求項13
    に記載の現像カートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記巻取り部材は、係合爪はシール部
    材の係合孔と当接する部分が係合孔より小さい径の略半
    円である当接部と、係合孔を挿入時に掛ける爪部と、を
    有することを特徴とする請求項14に記載の現像カート
    リッジ。
  16. 【請求項16】 現像カートリッジを着脱可能で記録媒
    体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、 a、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めの現像手段と、 現像手段に供給するための現像剤を収納した現像剤収納
    容器と、 現像剤収納容器の現像剤を排出するための排出開口部を
    封止するシール部材と、 シール部材の一端部を固定され回転駆動されてシール部
    材を巻き取る巻取り部材と、 を有し、巻取り部材に凸部、シール部材の一端部に係合
    孔が設けられており、前記凸部と前記係合孔の係合を保
    持する保持部を有する巻取り部材を用いた現像カートリ
    ッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 電子写真感光体と、電子写真感光体に
    形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための現
    像手段と、現像手段に供給するための現像剤を収納した
    現像剤収納容器と、現像剤収納容器の現像剤を排出する
    ための排出開口部を封止するシール部材を巻き取る巻取
    り部材と、を有し、シール部材の一端部が巻取り部材の
    凸部に係合可能なシール部材において、シール部材の一
    端部には前記巻取り部材凸部に係合可能な係合孔が設け
    られていることを特徴とするトナーシール部材。
  18. 【請求項18】 電子写真感光体と、電子写真感光体に
    形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための現
    像手段と、現像手段に供給するための現像剤を収納した
    現像剤収納容器と、現像剤収納容器の現像剤を排出する
    ための排出開口部を封止するシール部材を巻き取る巻取
    り部材と、を有し、シール部材の一端部が巻取り部材の
    スリット内の凸部に係合可能なシール部材において、前
    記スリット内に挿入されるトナーシール先端幅が前記排
    出開口部を覆うトナーシール部幅より小であることを特
    徴とするトナーシール部材。
  19. 【請求項19】 電子写真感光体と、電子写真感光体に
    形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための現
    像手段と、現像手段に供給するための現像剤を収納した
    現像剤収納容器と、現像剤収納容器の現像剤を排出する
    ための排出開口部を封止するシール部材と、前記シール
    部材の一端部を固定され回動駆動されてシール部材を巻
    き取る巻取り部材と、を有し、前記巻取り部材にはスリ
    ットとスリット内に係合爪が設けられ、前記シール部材
    の一端部には前記係合爪と係合する係合孔が設けられて
    おり、前記スリットに前記シール端部を挿入することで
    前記係合爪と前記係合孔が係合し、保持されることを特
    徴とするトナーシール部材とトナーシール巻取り部材と
    の組み立て方法。
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