JP2001304565A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2001304565A
JP2001304565A JP2000114776A JP2000114776A JP2001304565A JP 2001304565 A JP2001304565 A JP 2001304565A JP 2000114776 A JP2000114776 A JP 2000114776A JP 2000114776 A JP2000114776 A JP 2000114776A JP 2001304565 A JP2001304565 A JP 2001304565A
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temperature
heated
cooking
food
frequency heating
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Emiko Ishizaki
恵美子 石崎
Yuichi Ito
友一 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品の開始温度、分量が著しく異なる複数の
食品の同時調理など、調理条件の異なる被加熱物であっ
ても仕上がりのよいものにすることができる高周波加熱
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 高周波発生装置と、被加熱物1からの赤
外線エネルギーの放射を検出する赤外線センサ10と、
あたためなどの自動調理を開始するためのスイッチ7
と、前記被加熱物1の仕上がり温度を設定する温度設定
手段11と、制御手段9とを備え、設定された仕上がり
温度によって、複数の異なるシーケンス制御を実行する
構成とするため、様々な使用条件下でも安定した仕上が
り結果が得られる、優れた調理性能を持つ高周波加熱装
置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線センサ備えた
高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように従来の加熱装置は、被
加熱物1を収納する加熱室2と、前記被加熱物1を加熱
するための高周波発生手段3と、前記被加熱物1の重量
を測定する重量センサ4と、前記被加熱物1からの蒸気
を検出する湿度センサ5と、前記被加熱物1を載せて回
転するターンテーブル6と、あたため調理を選択および
開始するためのあたため調理キー7と、調理の仕上がり
を調節するための仕上がり調節キー8と、それらを制御
するための制御手段9とを備え、あたため調理が開始さ
れた後、前記重量センサ4にて測定した重量値により、
前記高周波発生手段3にて加熱する時間を決定するとい
う方法を取っていた。もしくは、重量値により加熱する
時間を決めはするものの、前記湿度センサ5により被加
熱物1の調理の仕上がり状態によっては、重量値により
定められた加熱時間内であっても調理完了と判断し、調
理終了するというシーケンス制御を取っていた。その
際、電波分布をよくするため、被加熱物1を載せたター
ンテーブル6は、調理開始から終了まで回転し続けると
いう動作をしていた。また、好みの仕上がりを設定する
ための仕上がり調節キー8が存在し設定することはでき
たが、数段階に、しかも「強め」「弱め」などという曖
昧な表現で設定するという方法であり、設定について
も、調理を開始する前、後のいずれか一方しか設定でき
ない構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の高
周波加熱装置では、重量値により加熱時間が定まる、も
しくは、それ以前に被加熱物が煮えた場合は、それを検
出することは出来たが、程よく加熱を終了したい場合で
も、やや出来過ぎ傾向にあった。それを解消するために
重量値から加熱時間を算出する計算式により、出来過ぎ
傾向を防止すると、場合によっては、出来がアンダー傾
向になったり、初期温度、容器と食品の分量バランスに
対応が取れない場合があった。
【0004】仕上がり調節についても、使用者が仕上が
りの好みを設定するためのものであるにもかかわらず、
初期温度・分量などの条件が変わると、必ずしも好みの
仕上がりにならないという課題もあった。
【0005】また、冷凍ものをあたためる時は、常温の
ものと同じ時間で出来上がるわけではないので、メニュ
ーキーを分け、別のメニューキーとして設定する必要性
があった。当然、常温ものと冷凍ものといった初期温度
の違うものを一緒にあたためるというようなことをする
と、同じ仕上がり状態にならないという結果となるた
め、基本的に初期温度の違うものを一緒に加熱すること
は出来なかった。
【0006】また、ベビーフードのように仕上がり温度
の極力低いものに関しては、オートメニューキーでは出
来ず、マニュアルキーにて時間設定を使用者自身が行う
必要があった。
【0007】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、どんな調理条件下においても安定した仕上がりが得
られるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室
に高周波電波を供給する高周波発生装置と、前記被加熱
物からの赤外線エネルギーの放射を検出する赤外線セン
サにより前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段
と、あたためなどの自動調理を開始するためのスイッチ
と、前記被加熱物の仕上がり温度を設定する温度設定手
段と、前記温度設定手段および温度検出手段からの入力
をもとに、異なる調理シーケンス制御を実行する制御手
段とを備え、設定された仕上がり温度によって、複数の
異なるシーケンス制御を実行する構成とした。
【0009】それによって使用者は仕上がりをお好みの
温度で設定でき、設定された温度が低い場合は、出来過
ぎを防止するため開始後一定時間は加熱しない、および
高出力をしないといった配慮をするなど、設定温度によ
り実行されるシーケンス制御を変えているので調理性能
を著しく向上することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】被加熱物を収納する加熱室と、前
記加熱室に高周波電波を供給する高周波発生装置と、前
記被加熱物からの赤外線エネルギーの放射を検出する赤
外線センサにより前記被加熱物の温度を検出する温度検
出手段と、あたためなどの自動調理を開始するためのス
イッチと、前記被加熱物の仕上がり温度を設定する温度
設定手段と、前記温度設定手段および温度検出手段から
の入力をもとに、異なる調理シーケンス制御を実行する
制御手段とを備え、設定された仕上がり温度によって、
複数の異なるシーケンス制御を実行する構成とするた
め、使用者は仕上がりをお好みの温度で設定でき、設定
された温度が低い場合は、出来過ぎを防止するため開始
後一定時間は加熱しない、および高出力をしないといっ
た配慮をするなど、設定温度により実行されるシーケン
ス制御を変えているので調理性能を著しく向上すること
ができる。
【0011】また、温度設定手段は、調理開始前、開始
後のいずれにおいても、設定できる構成としているた
め、操作性が向上するものである。
【0012】また、温度検出手段により、調理を開始し
た直後の被加熱物の温度を測定し、開始後一定時間の温
度上昇値により、被加熱物が加熱室にあるかどうかを、
前記制御手段にて判別することにより、被加熱物がある
かないかにより、その後のシーケンス制御を変える構成
としているため、さらに調理性能を向上することができ
るものである。
【0013】また、温度検出手段により、調理開始後の
被加熱物の温度をモニタしておき、被加熱物の温度が設
定温度に到達した時点で、温度検知とし、その後は、設
定温度によって、調理修了・追加加熱を行うなどのシー
ケンス制御を実行する構成としているため、設定温度が
80℃以上のカレーシチューなど温度で一律切ると、突
沸を検知してしまい早切れ傾向にあるというメニューの
仕上がりを早切れを起こさず程よいものにすることで、
調理性能を向上させるものである。
【0014】また、温度検出手段により、調理開始直後
の被加熱物の温度を測定し、その温度によって、冷凍食
品、冷蔵食品、常温食品の識別を行い、それによって、
温度検知後、追加加熱を行うか、行わないかを決定する
構成としているため、冷凍食品など表面的には一時的に
あたたかくなり温度検知したとしても、調理物の中身は
まだ凍ったままという事態が調理物の形状によってはあ
ったりするが、冷凍食品の場合、温度検知後も低めの出
力にて加熱することで、食品全体を均一に仕上げること
が可能となり、冷凍食品および冷蔵食品の調理性能を向
上するものである。
【0015】また、温度検出手段により、調理開始直後
の被加熱物の温度を測定し、開始後一定時間の温度上昇
値により、上昇値が一定値以上である場合に、被加熱物
がみそ汁であると判別し、みそ汁と判別された場合は、
温度検出手段にて検出される温度が、実際の被加熱物の
温度より高くなるという事象を考慮し、検出した温度に
一定温度マイナス補正をかけた温度で温度検知判定を実
行する構成としているため、みそ汁など塩分含有量の多
い食品は実際には食品内部温度よりも表面温度が上がり
やすい傾向にあるが、表面温度だけで検知すると実際の
食品自体の温度は、設定温度に対し低めに仕上がる結果
となってしまうのを防止し、塩分含有量の多い食品であ
っても、仕上がりは均一になるため、調理性能が向上す
るものである。
【0016】また、被加熱物の重量を測定する重量測定
手段を設け、測定した重量によって、前記温度検出手段
による温度検知が発生するまでのリミットタイムを設
け、リミットタイムが経過するまでの間に、温度検知し
ない場合は、調理を終了する構成としているため、測定
した重量値により標準的な調理時間の最大時間を定める
ことになるため、何らかの理由で赤外線センサにて検知
できないような状況に陥った場合にでも、程々の仕上が
りにて調理を終了させることができる。
【0017】また、温度検出手段により判別した、冷凍
食品、冷蔵食品、常温食品により、前記重量測定手段に
よって設けるリミットタイムを異ならせる構成としてい
るため、食品の温度を検出しにくい場所に被加熱物を置
かれた場合においても、初期温度に関わらず仕上がり温
度の安定性を図ることが出来、調理性能が向上するもの
である。
【0018】また、温度検出手段は、赤外線を検出する
複数の素子を備え、複数箇所の温度を検出するととも
に、どの素子で温度検知したかによって、温度検知後の
追加加熱の有無などを異ならせる構成としているため、
食品の置き位置、容器の種類による温度検知時の実際の
食品温度のばらつきなどを吸収し、赤外線センサが被加
熱物を見る角度による、仕上がりのばらつきを吸収する
ことが可能となり、調理性能が置き位置、容器の材質な
どによらず安定した仕上がりが得られるものである。
【0019】また、温度検出手段は、赤外線を検出する
複数の素子を備え、複数箇所の温度を検出するととも
に、複数の被加熱物を調理する際には、仕上がり温度の
差が少なくなるように、複数の被加熱物の温度差が一定
温度以上ある場合に、温度が低い方の被加熱物を、電波
分布の強いところへ誘導し、一定時間もしくは、温度差
がある程度なくなるまで、被加熱物を載せている台の回
転を停止する構成としているため、分量の異なる複数の
被加熱物、もしくは、初期温度の著しく異なる複数の被
加熱物を同時に加熱しても、安定した仕上がり状態にな
る調理性能が著しく向上した高周波加熱装置を提供でき
るものである。
【0020】前述したように、本発明は、どんな使用状
況下においても、安定した仕上がり結果を生むことが可
能となる、非常に優れた高周波加熱装置を提供できるも
のである。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0022】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
高周波加熱装置のシステム構成図である。
【0023】図において、被加熱物1を収納するための
加熱室2と、加熱室に高周波電波を供給する高周波発生
装置3と、被加熱物からの赤外線エネルギーの放射を検
出する赤外線センサによ被加熱物の温度を検出する温度
検出手段10と、あたためなどの自動調理を開始するた
めのあたためキー7と、被加熱物の仕上がり温度を設定
する温度設定手段11と、温度設定手段11および温度
検出手段10からの入力をもとに高周波発生装置3やタ
ーンテーブルモータ6などを制御する制御手段9とを備
え、温度設定手段によって設定された温度によって、複
数の異なるシーケンスを実行する。図4は設定温度毎の
シーケンス制御のタイムチャートである。一般的にあた
ため調理というのは、60℃以上くらいの温度帯を指
す。設定温度が80℃以上の設定温度においては、カレ
ー・シチューなど均一にあたたまりにくいものを想定し
ており、温度検知後、追加加熱を行うシーケンス制御と
なっている。
【0024】一般的な、ごはん・おかず・飲み物などの
あたために関しては、50℃〜75℃を想定している
が、少しでも短時間で終了するように最初は高出力にて
加熱し、温度検知で終了する。40℃以下のベビーフー
ド、バターなどに関しては少量の場合に出来過ぎ傾向に
ならないように最初一定時間は加熱を行わない。その
後、低出力にて加熱を行う。
【0025】温度設定手段11により温度を設定した後
調理を開始することも出来るし、あたためキー7にて調
理を開始した後、温度設定手段11にて温度設定するこ
とも可能である。
【0026】図5は、調理開始後の温度検出手段による
検出した温度の状況である。(a)のように開始した後
一定時間後の温度上昇値が食品あり/なし判別温度(T
emp1)以上の場合は食品があると判別し、その後、
温度検出手段により被加熱物の温度が設定温度以上にな
った時、温度検知とする。ところが(b)のように調理
開始した後一定時間後の温度上昇値がTemp1未満で
あった場合は、食品がないと判別し、その後は通常の検
知シーケンス制御とは異なるシーケンス制御を実行す
る。また、食品ありと判別された場合に、初期温度が低
い場合は冷凍食品、やや低い場合は冷蔵食品、普通の場
合は常温食品と判別する。この判定方式では、調理開始
から一定時間経過しなければ冷凍食品・冷蔵食品・常温
食品の判別が終わらないが、判別が終わった後温度検知
した時に、冷凍食品であれば、温度検知後の追加加熱を
実行するものとする。
【0027】図6は、みそ汁と判別する場合の温度検出
手段の検出温度状況のグラフである。
【0028】調理を開始してから一定時間後の温度上昇
値が「みそ汁判定温度」以上の時、その被加熱物はみそ
汁であると判別する。みそ汁であると判別されると、判
別後、温度検出手段にて検出した温度にみそ汁補正温度
ぶんのマイナス補正をかけ、補正した温度を元に以後の
温度検知の方法に反映する。これは、みそ汁を代表とす
る塩分含有量の多い被加熱物の実際の温度を推定するた
めのシーケンス制御である。
【0029】(実施例2)図2は、本発明の実施例2の
高周波加熱装置のシステム構成図である。実施例1と異
なる点は、被加熱物1の重量を測定するための重量セン
サ4を備え、被加熱物の重量値を基に、加熱時間のリミ
ットタイムを算出し設定する構成としているところであ
る。調理開始してからリミットタイムが経過するまでに
温度検知しなければ、リミットタイム経過した時点で調
理を終了する。また、実施例1で記載したように、被加
熱物を冷凍食品・冷蔵食品・常温食品と判別するが、そ
のそれぞれにおいてリミットタイムを個別に設定する構
成としている。この判別方法では、調理開始から一定時
間経過しなければ冷凍食品・冷蔵食品・常温食品の判別
が終わらないが、判別が終わった時点でそれぞれに合っ
たリミットタイムを選択する。リミットタイムが経過す
るまでに温度検知した場合は、設定温度により温度検知
後のシーケンス制御を区別して実行するが、冷凍食品と
判別された場合にも温度検知後追加加熱を実行するもの
とする。
【0030】(実施例3)図3は、本発明の実施例2の
高周波加熱装置のシステム構成図である。実施例1、2
との相違点は、温度検出手段が赤外線を検出する複数の
素子を備え、複数箇所の温度を検出するとともに、どの
素子で検出したかにより、温度検知後の追加加熱の有無
などを決める構成としていることである。さらに、複数
の被加熱物を調理する場合に、仕上がり温度の差が少な
くなるように、仕上がり時の被加熱物の温度が比較的均
一になるように、複数の被加熱物の温度差が一定温度以
上ある場合に、温度が低い方の被加熱物を電波分布の強
いところへ誘導し、一定時間もしくは温度差がある程度
なくなるまで被加熱物を載せている台の回転を停止する
構成としている。これは、開始温度に差がある場合に非
常に有効な動きを行う。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、使用者
がどんな使い方をしても、安定した仕上がり結果が得ら
れる、優れた調理性能を持つ高周波加熱装置を提供でき
るものである。例えば、被加熱物の種類、塩分含有量、
糖分含有量などにより同じように加熱しても仕上がりに
ばらつきが生じていたものを安定した仕上がり結果が得
られるようになる、初期温度の著しく異なる複数の被加
熱物を同時に調理することが可能になる、分量の著しく
異なる複数の被加熱物を同時に調理することが可能にな
る、被加熱物の置き位置を限定する必要がない、などで
ある。また、仕上がり温度を設定してから調理を開始す
ることもできるし、開始した後で設定することもできる
ということで、操作性もよいものを提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の高周波加熱装置のシステム
構成図
【図2】本発明の実施例2の高周波加熱装置のシステム
構成図
【図3】本発明の実施例3の高周波加熱装置のシステム
構成図
【図4】本発明の一実施例の高周波加熱装置の設定温度
毎の調理シーケンス制御パターンを示す図
【図5】本発明の一実施例の高周波加熱装置の食品あり
/なし判別、並びに冷凍食品・冷蔵食品および常温食品
の判別を説明する図
【図6】みそ汁判定を説明する図
【図7】従来例の高周波加熱装置のシステム構成図
【符号の説明】
1 被加熱物 2 加熱室 3 高周波発生装置 4 重量センサ 5 湿度センサ 6 ターンテーブル 7 あたためキー 8 仕上がり調節キー 9 制御手段 10 温度検出手段 11 温度設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA01 AA03 BA08 BB02 BB04 BB08 CA04 CA15 CB04 CB15 CD11 CD19 CD21 CD27 DB17 3L086 AA04 BB02 BF07 CA04 CB04 CB08 CB10 CB16 CC03 CC08 CC10 CC13 CC14 DA12 DA24 DA29

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室
    に高周波電波を供給する高周波発生装置と、前記被加熱
    物からの赤外線エネルギーの放射を検出する赤外線セン
    サにより前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段
    と、あたためなどの自動調理を開始するためのスイッチ
    と、前記被加熱物の仕上がり温度を設定する温度設定手
    段と、前記温度設定手段および温度検出手段からの入力
    をもとに、異なる調理シーケンス制御を実行する制御手
    段とを備え、設定された仕上がり温度によって、複数の
    異なるシーケンス制御を実行する構成とした高周波加熱
    装置。
  2. 【請求項2】温度設定手段は、調理開始前、開始後のい
    ずれにおいても、設定できる構成とした請求項1記載の
    高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】温度検出手段により、調理を開始した直後
    の被加熱物の温度を測定し、開始後一定時間の温度上昇
    値により、被加熱物が加熱室にあるかどうかを、前記制
    御手段にて判別することにより、被加熱物があるかない
    かにより、その後のシーケンス制御を変える構成とした
    請求項1記載の高周波加熱装置。
  4. 【請求項4】温度検出手段により、調理開始後の被加熱
    物の温度をモニタしておき、被加熱物の温度が設定温度
    に到達した時点で、温度検知とし、その後は、設定温度
    によって、調理修了・追加加熱を行うなどのシーケンス
    制御を実行する構成とした請求項1記載の高周波加熱装
    置。
  5. 【請求項5】温度検出手段により、調理開始直後の被加
    熱物の温度を測定し、その温度によって、冷凍食品、冷
    蔵食品、常温食品の識別を行い、それによって、温度検
    知後、追加加熱を行うか、行わないかを決定する構成と
    した請求項1記載の高周波加熱装置。
  6. 【請求項6】温度検出手段により、調理開始直後の被加
    熱物の温度を測定し、開始後一定時間の温度上昇値によ
    り、上昇値が一定値以上である場合に、被加熱物がみそ
    汁であると判別し、みそ汁と判別された場合は、温度検
    出手段にて検出される温度が、実際の被加熱物の温度よ
    り高くなるという事象を考慮し、検出した温度に一定温
    度マイナス補正をかけた温度で温度検知の方法に反映す
    る構成とした請求項1記載の高周波加熱装置。
  7. 【請求項7】被加熱物の重量を測定する重量測定手段を
    設け、測定した重量によって、前記温度検出手段による
    温度検知が発生するまでのリミットタイムを設け、リミ
    ットタイムが経過するまでの間に、温度検知しない場合
    は、調理を終了する構成とした請求項1記載の高周波加
    熱装置。
  8. 【請求項8】温度検出手段により判別した、冷凍食品、
    冷蔵食品、常温食品により、前記重量測定手段によって
    設けるリミットタイムを異ならせる構成とした請求項1
    記載の高周波加熱装置。
  9. 【請求項9】温度検出手段は、赤外線を検出する複数の
    素子を備え、複数箇所の温度を検出するとともに、どの
    素子で温度検知したかによって、温度検知後の追加加熱
    の有無などを異ならせる構成とした請求項1記載の高周
    波加熱装置。
  10. 【請求項10】温度検出手段は、赤外線を検出する複数
    の素子を備え、複数箇所の温度を検出するとともに、複
    数の被加熱物を調理する際には、仕上がり温度の差が少
    なくなるように、複数の被加熱物の温度差が一定温度以
    上ある場合に、温度が低い方の被加熱物を、電波分布の
    強いところへ誘導し、一定時間もしくは、温度差がある
    程度なくなるまで、被加熱物を載せている台の回転を停
    止する構成とした請求項1記載の高周波加熱装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286415A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Panasonic Corp マイクロ波加熱装置およびプログラム
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