JP2001304470A - 自在継手及び伸縮自在継手 - Google Patents
自在継手及び伸縮自在継手Info
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Abstract
在継手を提供する。 【解決手段】端部に係合面12bを有する固定継手12
と、固定継手12の係合面12b内に端部が配置される
可動継手13と、可動継手13の端部に外嵌されて前記
係合面12bに対して摺動可能な摺動リング14を備え
る。摺動リング14は中実状で合成ゴムにて形成されて
おり、摺動リング14を係合面12b内に挿入する際に
は、予め温めて軟化させてから挿入する。摺動リング1
4内に可動継手13を挿入する際には、可動継手13の
係止爪13aを摺動リング14のガイド溝14cにガイ
ドさせながら挿入し、係止爪13aがガイド溝14cを
通り抜けたら、摺動リング14に対して可動継手13を
周方向に回転させて抜け止めをはかる。
Description
ブル等を挿通して地中に埋設される自在継手及び伸縮自
在継手に関するものである。
図8に示すものが知られている。この自在継手51は、
筒状をなすアダプタ52と、同アダプタ52に対して傾
動可能な内筒53と、同内筒53に対して摺動可能な外
筒54を備えている。
側)の端部には球殻状受口52aが設けられ、同球殻状
受口52aの内周面は凹球面状に形成されている。又、
前記内筒53の前端部には外周面が凸球面状をなす摺動
リング55が螺合されている。そして、この摺動リング
55の外周面が前記球殻状受口52aの内周面と当接す
るように内筒53はアダプタ52に接続されている。
又、前記アダプタ52の後端部外周面にはリング状をな
す押え金具56が螺合され、同押え金具56の後端部は
内周面が前記球殻状受口52aの内周面に連なる凹球面
状に形成されている。従って、図8に示すように押え金
具56がアダプタ52に螺合されているときには、摺動
リング55が押え金具56の内周面と係合し、摺動リン
グ55はアダプタ52に対して離脱不能にされる。その
結果、内筒53はアダプタ52に対して離脱不能かつ傾
動可能に連結される。
54の前端側が摺動可能に外嵌されている。又、外筒5
4の前端部にはナット57が螺合され、その螺合状態に
おいて内外両筒53,54が離脱不能かつ摺動可能に連
結されている。なお、図8において、58は内筒53の
後端部に設けられたストッパリングであり、同リング5
8がナット57と当接することにより、内外両筒53,
54の離脱防止が図られている。又、前記アダプタ5
2、内筒53、外筒54、摺動リング55、押え金具5
6、ナット57、及びストッパリング58は、黄銅等の
金属材料にて形成され、その表面には腐食を防ぐための
メッキが施されている。
手51は摺動リング55をアダプタ52に対して離脱不
能にするために、摺動リング55の外周面を前記球殻状
受口52aの内周面に当接した状態で押え金具56を前
記アダプタ52の後端部外周面に螺合していた。即ち、
摺動リング55をアダプタ52に対して離脱不能にする
ために押え金具56を必要とし、同押え金具56のため
に自在継手51を構成する部品点数が多くなっていた。
又、摺動リング55をアダプタ52に対して離脱不能に
するために、アダプタ52に押え金具56を螺合させな
ければならず組み付け作業が煩雑となっていた。
ものであって、その目的は低コストで作業性の良い自在
継手及び伸縮自在継手を提供することにある。
に、自在継手に係る請求項1に記載の発明は、端部内周
面に凹球面状の係合面を有する第1の筒と、前記係合面
と対応する凸球面状の外周面を有する摺動部材が端部に
設けられ、同摺動部材を介して前記第1の筒に対して傾
動自在かつ離脱不能に連結される第2の筒とを備え、前
記摺動部材を弾性材により構成したことを要旨とする。
の自在継手において、前記第2の筒の端部近傍の外周面
には第1の係止部が突設されると共に、リング状に形成
された前記摺動部材の内周面には前記第1の係止部の挿
通を許容する第1の案内溝が形成され、前記第2の筒は
摺動部材に対して内嵌された状態において回動可能とさ
れていることを要旨とする。
の自在継手において、前記摺動部材と前記第1の係止部
との間には摺動部材に対する第1の係止部の食い込みを
防止するための食込防止手段が設けられていることを要
旨とする。
は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の
自在継手を備え、前記第1の筒及び第2の筒の少なくと
も一方に対して摺動可能に連結される第3の筒を備えた
ことを要旨とする。
の伸縮自在継手において、前記第2の筒の内周又は第3
の筒の外周には前記第3の筒の摺動量を規制する第2の
係止部が設けられ、前記第3の筒の外周又は第2の筒の
内周には前記第2の係止部と当接係止可能なストッパが
設けられ、前記ストッパには同ストッパに対する前記第
2の係止部の挿通を許容する第2の案内溝が形成されて
いることを要旨とする。
体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
自在継手11は、第1の筒としての固定継手12と、第
2の筒としての可動継手13と、摺動部材としての摺動
リング14と、第3の筒としての摺動継手15及びスリ
ーブ管16とを備えている。
の部材であって、その後端側(図1において右端側)の
端部には球殻状をなす係合部12aが設けられている。
この係合部12aの内周面には凹球面状の係合面12b
が形成されるとともに、その開口縁部12cの内径は係
合部12aの最大内径よりも若干小さな径に形成されて
いる。一方、図1,2に示すように、固定継手12の前
端部外周面上には固定継手12の軸心O1を中心として
点対称となる位置に第2の係止部としての係止爪12d
が2つ突出形成されている。そして、前記固定継手12
の前端部は前端側がラッパ状に形成された合成樹脂から
なるスリーブ管16の後端部に対して摺動可能に且つ回
動可能に内嵌されている。
例えば2点鎖線にて図示する構造物の壁部Wに埋設固定
されている。図1,3に示すように、前記スリーブ管1
6の後端部近傍の内周面上には周方向へ全周に亘って幅
広のストッパとしての突条17が突出形成され、同突条
17の内径は固定継手12の前端側外径と略同寸法に形
成されている。そして、突条17の前側面に前記係止爪
12dが当接係止することで、固定継手12のスリーブ
管16に対する摺動を規制するようになっている。
17aが周方向へ向け形成され、同凹溝17aには固定
継手12とスリーブ管16との間の気密を保持するOリ
ング18が挿入されている。また、前記突条17にはス
リーブ管16に固定継手12を内嵌する際に、前記両係
止爪12dを挿通案内する第2の案内溝としての2つの
ガイド溝17bが軸心O1を中心として点対称となる位
置に形成されている。
の部材であって、その前端部外周面上には可動継手13
の軸心O2を中心として点対称となる位置に第1の係止
部としての係止爪13aが2つ突出形成されている。前
記可動継手13の前端側は固定継手12における係合部
12a内に挿入され、その外周には弾性材たる合成ゴム
からなる中実状の摺動リング14が設けられている。前
記摺動リング14の外周面は凸球面状をなす凸球面14
aに形成され、同凸球面14aは前記係合部12aの係
合面12bに対して摺動可能に当接している。なお、前
記凸球面14aには係合面12bに対する滑りを良くす
るためのフッ素樹脂コーティングが施されている。
らなっているため、冷めた状態ではほとんど変形を起こ
さず、温めると弾性変形しやすく軟化するようになって
いる。そして、前記摺動リング14の内周面上における
軸方向略中央位置には、凹溝14bが周方向へ向け形成
され、同凹溝14bには摺動リング14と可動継手13
との間の気密を保持するOリング19が配置されてい
る。又、摺動リング14の内周面上には摺動リング14
に可動継手13を内嵌する際に、前記両係止爪13aを
挿通案内する第1の案内溝としての2つのガイド溝14
cが軸心O2を中心として点対称となる位置に形成され
ている。
a)上において前記内周面側の凹溝14bよりも若干後
端側の位置には凹溝14dが周方向へ向け形成され、同
凹溝14dには摺動リング14と固定継手12の係合部
12aとの間の気密を保持するOリング20が配置され
ている。また、前記摺動リング14の前側面にはステン
レスからなる食込防止手段としての食込防止リング21
が取着され、同食込防止リング21は摺動リング14に
対する係止爪13aの食い込みを防止するようになって
いる。そして、前記食込防止リング21の外径は前記固
定継手12における係合部12aの開口縁部12cの内
径よりも小さく、かつ前記両ガイド溝14cの内底面間
の距離よりも長く形成される一方、食込防止リング21
の内径は摺動リング14の内径と略同寸法に形成されて
いる。
1には摺動リング14の両凹溝14bと対応する位置に
凹溝14bの断面形状と同形状の切欠き21aが軸心O
2を中心として点対称となる位置に2つ形成され、両切
欠き21aには前記両係止爪13aがそれぞれ挿通可能
となっている。また、図1に示すように、可動継手13
の後端部内周面上には突条30、凹溝30a、第2の案
内溝としてのガイド溝30b、及びOリング31が設け
られている。なお、これらの突条30、凹溝30a、ガ
イド溝30b及びOリング31は、前記スリーブ管16
における突条17、凹溝17a、ガイド溝17b、及び
Oリング18のそれぞれに相当するものである。
動時に固定継手12における係合部12aの開口縁部1
2cと当接する部位の内周面には、ストッパとしての突
条32が周方向へ全周に亘って形成されている。同突条
32は可動継手13に対して撓み防止の補強機能を付与
するものであり、前記突条32には可動継手13に摺動
継手15を内嵌する際に、前記係止爪13aを挿通案内
する第2の案内溝としての両ガイド溝32aが設けられ
ている。
らなる前記摺動継手15が摺動可能に且つ回動可能に内
嵌され、同摺動継手15の前端部外周面上には可動継手
13の軸心O2を中心として点対称となる位置に第2係
止部としての係止爪15aが2つ形成されている。前記
両係止爪15aは各ガイド溝30b,32aに対して挿
通可能となっており、且つ突条32の前側面に対して当
接係止するようになっている。又、前記Oリング31に
て可動継手13と摺動継手15との間の気密が保持され
るようになっている。
15の前端部側の径より大きな径を有する拡径部15b
が勾配部15cを介して延出形成されている。同拡径部
15bの後端部内周面上には突条35、凹溝35a、及
びOリング36が設けられている。なお、これらの突条
35、凹溝35a、及びOリング36は、前記スリーブ
管16における突条17、凹溝17a、及びOリング1
8にそれぞれ相当するものである。図1において、前記
拡径部15b内には突条35と略同寸法の外径を有する
スリーブ管S(2点鎖線にて図示する。)が挿入される
ようになっており、前記Oリング36にて拡径部15b
とスリーブ管Sとの間の気密が保持できるようになって
いる。そして、本実施形態では、前記固定継手12、可
動継手13、及び摺動リング14にて自在継手40が構
成されている。
爪12d,13a,15aがそれぞれ対応する各ガイド
溝17b,14c,30b,32aに対して、挿通可能
状態に配置されている。しかし実際には、スリーブ管1
6及び可動継手13はそれぞれ軸心O1,O2を中心と
して周方向に略90度回転するように配置され、それぞ
れの部材の抜けが防止されている。
自在継手40の組み付け方法を説明する。まず、固定継
手12の係合部12a内に摺動リング14を挿入する。
その際には、予め摺動リング14を温めて弾性変形しや
すいように軟化させる。そして、図6に示すように、軟
化させた摺動リング14を斜めに傾けた状態で挿入し、
続いて図7に示すように、係合部12a内に入りきって
いない摺動リング14の残り部分を弾性変形させつつ圧
入する。そして、圧入完了後、摺動リング14を固定継
手12に対して図1に示すような状態に配置する。
cに可動継手13の両係止爪13aがガイドされるよう
に、可動継手13の前端部を摺動リング14内に挿入す
る。すると、可動継手13は前記係止爪13aが凹溝1
4bの途中に配置されたOリング19を外方へ押しの
け、且つ切欠き21aを通過する。そして、係止爪13
aが切欠き21aを通過したところで可動継手13を周
方向へ略90度回転させる。その後、前記摺動リング1
4が係合部12aの係合面12bと凸球面14aが面接
触した状態で冷えて硬化すると、可動継手13は摺動リ
ング14に対して離脱不能となる。
32aに摺動継手15の両係止爪15aがガイドされる
ように、摺動継手15を可動継手13内に挿入する。す
ると、摺動継手15は前記係止爪15aがOリング31
を押しのけつつガイド溝30bを通過し、さらにガイド
溝32aも通過する。そして、係止爪15aがガイド溝
32aを通過したところで摺動継手15を周方向へ略9
0度回転させる。すると、摺動継手15は可動継手13
に対して摺動可能で、かつ係止爪15aが突条32に当
接係止することで摺動継手15の可動継手13に対する
抜けが防止される。
6を挿入する際には、前記摺動継手15を可動継手13
内に挿入する方法と同様の方法で行う。従って、本実施
形態の伸縮自在継手11及び自在継手40によれば、以
下のような効果を得ることができる。
合部12a内に温めて軟化させた中実状の摺動リング1
4を弾性変形させながら挿入し、その摺動リング14内
に可動継手13を挿入するようにした。そのため、係合
部12a内に容易に摺動リング14を挿入することがで
き、伸縮自在継手11及び自在継手40の組立を容易に
行うことができる。又、摺動リング14は中実状に形成
され、冷めた状態では硬化し変形しなくなる。従って、
本実施形態の自在継手40は従来の自在継手51に比べ
て押え金具56が不要となり部品点数が少なく低コスト
で構成できる。又、係合部12a内に摺動リング14を
配置する際には、摺動リング14を係合部12aの係合
面12bから圧入するだけなので、従来の自在継手51
のように押え金具56の螺合作業を必要とせず作業性を
良くすることができる。
内周面上に2本のガイド溝14cを設け、可動継手13
の前端部外周面上に前記ガイド溝14cに対応する2つ
の係止爪13aを設けた。そのため、摺動リング14内
に可動継手13を挿入する際には、摺動リング14の両
ガイド溝14cに可動継手13の両係止爪13aがガイ
ドされるように可動継手13を摺動リング14内に挿入
すると共に、係止爪13aが食込防止リング21の切欠
き21aを通過したところで、可動継手13を周方向へ
略90度回転させるだけで、可動継手13を摺動リング
14に対して摺動可能でかつ離脱不能にできる。従っ
て、可動継手13に摺動リング14を容易に組み付けで
きると共に、可動継手13の摺動リング14に対する抜
けを防止することができる。又、固定継手12とスリー
ブ管16及び可動継手13と摺動継手15との関係にお
いても同様の効果を奏する。
前側面にステンレスからなる食込防止リング21を取着
した。従って、摺動リング14の前側面において、係止
爪13aから摺動リング14に加えられる押圧力が食込
防止リング21の側面全体を介して伝えられるため、係
止爪13aが摺動リング14に食い込むことが防止さ
れ、摺動リング14の耐久性を向上させることができ
る。
凸球面14aにフッ素樹脂コーティングを施した。従っ
て、摺動リング14は、係合面12bに対して滑りがよ
くなる。
凹溝14b,14dに、Oリング19,20をそれぞれ
設けた。従って、前記Oリング19,20にて摺動リン
グ14と係合面12b及び摺動リング14と可動継手1
3との間の気密性をそれぞれ高めることができる。又、
固定継手12とスリーブ管16及び可動継手13と摺動
継手15との関係においてもOリング18及びOリング
31にて同様の効果を奏する。
ける傾動時に固定継手12の開口縁部12cと当接する
部分の内周部に突条32が形成されている。従って、突
条32により可動継手13に固定継手12の係合部12
aが押圧当接した際、可動継手13が撓むことを防ぐこ
とができる。
2、可動継手13、摺動継手15、及びスリーブ管16
を合成樹脂にて形成した。従って、自在継手40を有す
る伸縮自在継手11は従来の金属にて構成した自在継手
51に比べ軽量で且つ腐食に対して強くすることがで
き、又、低コストで製作することができる。加えて、従
来技術の自在継手51では内部のバリなどの仕上げ不良
があると、その内部に挿入されるケーブルを損傷するこ
とがあった。しかし、そのほとんどが合成樹脂製の部品
から構成される自在継手40(伸縮自在継手11)の内
部にバリなどの仕上げ不良があったとしても、合成樹脂
製のバリは金属製のバリに比べ柔らかくケーブルを損傷
させることがない。従って、自在継手40(伸縮自在継
手11)内部にケーブルを挿入する際、バリによりケー
ブルを損傷させることがない。
変更して具体化してもよい。 ・前記実施形態では、固定継手12、可動継手13、摺
動継手15、及びスリーブ管16を合成樹脂にて形成し
ていたが、金属にて形成してもよい。
動継手13を挿入した際、可動継手13を周方向へ略9
0度回転させ、可動継手13を摺動リング14に対して
離脱不能にしていた。しかし、可動継手13の摺動リン
グ14に対する周方向への回転角度は略90度に限ら
ず、可動継手13が摺動リング14から抜けない角度、
即ち、係止爪13aとガイド溝14cが軸方向において
同一線上にならない角度なら何度でもよい。
して突条32を設けていたが省略してもよい。なお、こ
の場合は、突条30がストッパとして機能することにな
る。 ・前記実施形態では、食込防止リング21をステンレス
にて形成していたが、ステンレス以外の金属又は合成樹
脂にて形成してもよい。
を設けていたが省略してもよい。 ・前記実施形態では、ガイド溝14cを設けた摺動リン
グ14に係止爪13aを有する可動継手13を挿入して
いたが、これを前記ガイド溝14c及び係止爪13aの
うち少なくともガイド溝14cを省略し、摺動リング1
4に可動継手13を圧入固定するようにしてもよい。
成ゴムにて形成していたが、冷めた状態ではほとんど変
形をおこさず、温めると弾性変形しやすく軟化する弾性
材ならばシリコンゴム等にて形成させてもよい。
端近傍内周面上に突条17、凹溝17a、ガイド溝17
b、及びOリング18を設け、固定継手12の前端部外
周面上に係止爪12dを設けていたが、この代わりに、
スリーブ管16の後端近傍内周面上に係止爪12dを設
け、固定継手12の前端部外周面上に突条17、凹溝1
7a、ガイド溝17b、及びOリング18を設けてもよ
い。又、このような変更を、可動継手13の内周面上の
突条30、凹溝30a、ガイド溝30b、Oリング3
1、突条32、及びガイド溝32aと、摺動継手15の
外周面上の係止爪15aとにおいて具体化してもよい。
てスリーブ管16を外嵌させるように構成していたが、
固定継手12に対してスリーブ管16を内嵌させるよう
に構成してもよい。この場合、スリーブ管16の後端近
傍外周面上に突条17、凹溝17a、ガイド溝17b、
及びOリング18を設け、固定継手12の前端部内周面
上に係止爪12dを設ける。或いは、スリーブ管16の
後端近傍外周面上に係止爪12dを設け、固定継手12
の前端部内周面上に突条17、凹溝17a、ガイド溝1
7b、及びOリング18を設ける。又、このような変更
を可動継手13と摺動継手15との間において具体化し
てもよい。
イド溝14cをそれぞれ2つずつ設けていたが、係止爪
13a及びガイド溝14cをそれぞれ1つ又は3以上設
けてもよい。なお、このような変更を係止爪12d,1
5a及びガイド溝17b,30bにおいて具体化しても
よい。
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (イ)前記第2の筒の外周又は第3の筒の内周には前記
両筒の摺動に伴う抜けを規制する第2の係止部が設けら
れ、前記第3の筒の内周又は第2の筒の外周には前記第
2の係止部が当接係止可能なストッパが設けられ、前記
ストッパには同ストッパに対する前記第2の係止部の挿
通を許容する第2の案内溝が形成されている伸縮自在継
手。
動部材は第1の筒における凹球面状の内周面を有する端
部に対して弾性変形させながら挿入でき、このため自在
継手の部品点数を減らすことができる。従って、低コス
トで作業性を良くすることができる。
第1の筒と第2の筒との組み付け作業を容易に行うこと
ができる。請求項3に記載の発明によれば、さらに、摺
動部材の耐久性を向上できる。
項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の自在継手
の効果を備える伸縮自在継手を得ることができる。請求
項5に記載の発明によれば、さらに、第2の筒と第3の
筒との組み付け作業を容易に行うことができる。
図。
図。
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図。
手、12b…係合面、12d,15a…第2の係止部と
しての係止爪、13…第2の筒としての可動継手、13
a…第1の係止部としての係止爪、14…摺動部材とし
ての摺動リング、14c…第1の案内溝としてのガイド
溝、15…第3の筒として摺動継手、16…第3の筒と
してのスリーブ管、17…ストッパとしての突条、17
b,30b,32a…第2の案内溝としてのガイド溝、
21…食込防止手段としての食込防止リング、32…ス
トッパとしての突条、40…自在継手。
Claims (5)
- 【請求項1】 端部内周面に凹球面状の係合面を有する
第1の筒と、前記係合面と対応する凸球面状の外周面を
有する摺動部材が端部に設けられ、同摺動部材を介して
前記第1の筒に対して傾動自在かつ離脱不能に連結され
る第2の筒とを備え、前記摺動部材を弾性材により構成
した自在継手。 - 【請求項2】 前記第2の筒の端部近傍の外周面には第
1の係止部が突設されると共に、リング状に形成された
前記摺動部材の内周面には前記第1の係止部の挿通を許
容する第1の案内溝が形成され、前記第2の筒は摺動部
材に対して内嵌された状態において回動可能とされてい
る請求項1に記載の自在継手。 - 【請求項3】 前記摺動部材と前記第1の係止部との間
には摺動部材に対する第1の係止部の食い込みを防止す
るための食込防止手段が設けられている請求項2に記載
の自在継手。 - 【請求項4】 前記請求項1乃至請求項3のうちいずれ
か1項に記載の自在継手を備え、前記第1の筒及び第2
の筒の少なくとも一方に対して摺動可能に連結される第
3の筒を備えた伸縮自在継手。 - 【請求項5】 前記第2の筒の内周又は第3の筒の外周
には前記第3の筒の摺動量を規制する第2の係止部が設
けられ、前記第3の筒の外周又は第2の筒の内周には前
記第2の係止部と当接係止可能なストッパが設けられ、
前記ストッパには同ストッパに対する前記第2の係止部
の挿通を許容する第2の案内溝が形成されている請求項
4に記載の伸縮自在継手。
Priority Applications (1)
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CN102357270A (zh) * | 2011-09-15 | 2012-02-22 | 吴江富凯医用卫生用品有限公司 | 婴幼儿用供氧装置的输氧管固定装置 |
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