JP2001304455A - 止水栓装置 - Google Patents
止水栓装置Info
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Abstract
ス作業をすべくストレーナを脱着作業する際、ドライバ
等の汎用工具を用いなくてもストレーナの脱着操作がで
き、しかもストレーナ脱着のための工具を失う恐れのな
い止水栓装置を提供する。 【解決手段】止水栓装置27の外面部を形成する化粧キ
ャップ30の裏側に薄板状をなす専用のストレーナ脱着
工具88を内臓させる形で保持させておく。ここで化粧
キャップ30には係合突起78を設ける一方、ストレー
ナ脱着工具88には対応する係合穴90を設け、それら
係合突起78と係合穴90とを係合させる状態にストレ
ーナ脱着工具88を化粧キャップ30に保持させてお
く。
Description
し、詳しくはストレーナの脱着作業を容易に行うための
技術手段に特徴を有するものに関する。
には止水栓装置が組み込まれ、配管内を流通する水等の
流量を調節し或いは止水を行えるようになしてある。従
来この止水栓装置としては平面形状が三角形状のハンド
ルを用いたものが一般的である。またそのような止水栓
装置と併せてその近傍にストレーナを配管上に配設し、
水等に含まれる異物を除去するようになしてある。
ぞれを別体のものとして構成し、そして止水栓装置に対
してストレーナを備えた配管部材を袋ナットで接続する
ようにしていた。しかしながらこの場合、部品点数が多
くなってしまいコストも高いものとなってしまう。
組み込み、全体を一つのユニットとして構成すること、
或いは更にそのユニットを水栓本体自体に組み込むとい
ったことが考えられるが、何れの場合においても一定期
間使用するとストレーナへの付着物の量が多くなり、従
って一定期間ごとにストレーナを取り外して清掃作業等
のメンテナンス作業を行う必要が生ずる。
てはストレーナのメンテナンス作業を行うべくこれを脱
着する際にドライバ,ラジオペンチ等の汎用工具を必要
とし、そのような工具が手元にないとメンテナンス作業
ができなかったり或いは必要な工具を探したり、所定の
収納箇所まで取りに行ったり或いは作業終了後に再びこ
れを元に戻しておかなければならないといった面倒があ
った。
の汎用工具の場合、ストレーナの脱着の際の作業性,操
作性の点で必ずしも十分でないといった問題もあった。
そこで専用の工具を用意しておくといったことも考えら
れるが、この場合専用の工具を失ってしまう問題があ
る。
体自体に組み込むようになした場合、止水弁体の操作部
としての大きなハンドルが外部に露出していると水栓器
具の外観を大きく損ねてしまう。従ってこのような場合
には、止水弁体の操作部を小さくしてこれを水栓本体内
に納め、そして水栓本体における外面部分の止水弁体操
作用の開口を化粧キャップで閉鎖するといったことが考
えられる。しかしながらこのようにした場合、止水弁体
の操作用の工具が必要となって、この場合にも上記スト
レーナ脱着の際の問題と同様な問題が惹起される。
を解決するためになされたものである。而して請求項1
の止水栓装置は、装置の外面部を形成する化粧キャップ
の裏側に内蔵される状態で専用のストレーナ脱着工具が
保持されていることを特徴とする。
る化粧キャップの裏側に内蔵される状態で止水弁体の専
用の操作工具が保持されていることを特徴とする。
記ストレーナ脱着工具が止水弁体の専用の操作工具を兼
ねていることを特徴とする。
において、前記ストレーナ脱着工具が前記化粧キャップ
の裏面に保持されていることを特徴とする。
記ストレーナ脱着工具が前記化粧キャップと別体に且つ
薄板状に構成されていることを特徴とする。
れかにおいて、前記ストレーナ脱着工具には、ストレー
ナにおける脱着用の操作部の係合溝に係合するストレー
ナ係合突条が備えられていることを特徴とする。
において、前記止水栓装置が水栓本体に内蔵されてお
り、前記化粧キャップが該水栓本体のケーシングの一部
を成していることを特徴とする。
装置における化粧キャップの裏側に専用のストレーナ脱
着工具を内蔵させる形で保持させるようになしたもの
で、本発明によれば、ストレーナのメンテナンス作業を
行う際、化粧キャップを外してその裏側において止水栓
装置に保持されていたストレーナ脱着工具を取り出すこ
とで、支障なくストレーナの脱着作業を行い、ストレー
ナの清掃等のメンテナンス作業を行うことができる。
汎用工具がなくても或いはまた所定の収納箇所までドラ
イバ等の汎用工具を取りに行かなくても、ただ単に化粧
キャップを外すことで専用の工具を手にすることがで
き、従来生じていた面倒を生ずることなく簡単にストレ
ーナのメンテナンス作業を行うことができる。
ものであるため、ストレーナ脱着の際の作業性,操作性
も良好である利点がある。更にまた、本発明ではその専
用のストレーナ脱着工具が止水栓装置自体に内蔵されて
いるため、これを失ってしまうという心配もない。
粧キャップの裏側に内蔵させる形で止水弁体の専用の操
作工具を保持させたもので、この請求項2によれば、止
水弁体を操作するに際して請求項1と同様の効果を奏す
ることができる。
具をもって止水弁体の専用の操作工具を兼用させるよう
になしたもので、このようにしておけば同一の工具を用
いてストレーナの脱着作業も、また止水弁体の操作も行
うことができる。
化粧キャップの裏面に設けておくことができる(請求項
4)。この場合において、そのストレーナ脱着工具を化
粧キャップと別体に且つ薄板状に構成してこれを化粧キ
ャップに保持させておくことができる(請求項5)。こ
のようにしておけば、ストレーナ脱着工具を止水栓装置
に内蔵させたとしても、実質的にその構造が大型化する
といったことが殆どない利点が得られる。
係合突起を設ける一方、ストレーナ脱着工具に対応する
係合穴を設け、それらを係合させる状態にストレーナ脱
着工具を化粧キャップに保持させるようになすことがで
きる。このようにしておけば簡単な構成でストレーナ脱
着工具を化粧キャップに保持させることができるととも
に、必要な場合に簡単にストレーナ脱着工具を化粧キャ
ップから分離し、これを用いてストレーナの脱着作業を
行うことができる。更にまたストレーナ脱着工具を収納
する場合において、単に係合突起と係合穴とを係合させ
るだけで良く、収納作業も簡単に行うことができる。
た止水弁体の操作部に回転操作用の係合凹部を設け、そ
して化粧キャップ側の係合突起をそこに係合させるよう
にして化粧キャップを装着するようになすことができ
る。このようにすれば止水弁体の回転操作用の係合凹部
を利用して化粧キャップを装着でき、化粧キャップ取付
けのための構造を簡素化できる。
の回転操作用の係合凹部に係合する止水弁係合突部を備
えておくことができ、このようにすれば止水弁係合突部
を止水弁体側の係合凹部に係合させることで止水弁体を
良好に回転操作することができる。
着用操作部の係合溝に係合するストレーナ係合突条をス
トレーナ脱着工具に備えたもので、この請求項6によれ
ば、ストレーナ係合突条とストレーナにおける脱着用操
作部の係合溝との係合作用に基づいてストレーナを良好
に脱着作業することができる。
に内蔵させ、そして化粧キャップにて水栓本体のケーシ
ングの一部を構成せしめたもので、このようにすれば、
水栓本体及び止水栓装置を含む全体の構造を簡素化でき
るとともに所要部品点数を少なくでき、全体のコストを
低減することができる。また化粧キャップが水栓本体の
ケーシングの一部を成しているため、全体の外観も良好
である。
説明する。図1において10は水栓器具で、水栓本体1
2とその上面から水平方向に延び出し、基端において左
右回動可能な吐水管14とを有している。水栓本体12
の上面には温調ハンドル(温度調節ハンドル)16が設
けられており、また側面には切替ハンドル18が設けら
れている。
を行うものであり、また切替ハンドル18は混合水の流
れの向きを吐水管14側から図示を省略するシャワーヘ
ッド側に若しくはその逆に切り替え、また併せて吐水・
止水を行うためのものである。
製のボデー20と、水栓本体12における外郭を成し、
ボデー20を包み込む形態の樹脂製のケーシング22と
を有している。
ぞれ水栓本体12、詳しくはボデー20に供給するサプ
ライ管であって、これらサプライ管24を通じてボデー
20に送られて来た水と湯とは混合部26で混合され、
そしてその混合水が上記切替ハンドル18の操作により
吐水管14側に若しくはシャワーヘッド側に送られる。
合部26への水,湯の経路上において止水栓装置27が
組み込まれている。そしてその止水栓装置27に対応す
る位置において、水栓本体12のケーシング22には、
図1(B)に示しているように開口28が形成されてお
り、その開口28が化粧キャップ30にて閉鎖されてい
る。ここで化粧キャップ30はケーシング22の一部を
成している。尚図中32は水抜ピンである。
れに止水栓装置27が組み込まれているが、それらの構
造は基本的に同一であるので以下の説明では一方につい
てのみ説明する。
止水栓装置27は止水弁体34,逆止弁36,ストレー
ナ38を組んで成る弁ユニット40を有しており、その
弁ユニット40がボデー20に組み付けられている。
ているように開口42を有する円筒形状の弁ケーシング
44を有しており、その弁ケーシング44がボデー20
にねじ結合されている。そしてその弁ケーシング44内
部において、逆止弁体46がその弁ケーシング44に開
閉可能に組み付けられている。
時閉弁方向に付勢されており、図2中矢印で示す順方向
の流れが生じたときその流れによって開弁し、また逆方
向の流れに対しては弁座50への当接により閉弁して逆
方向の流れを阻止する。
照)が形成されており、そこに上記弁ケーシング44に
おける開口42に対応した開口54を有する円筒形状の
止水弁体34が回転可能に嵌合されている。ここで止水
弁体34は、その内周面においても上記逆止弁36にお
ける弁ケーシング44の外周面に回転可能に嵌合してい
る。尚、この弁ケーシング44における開口42の周り
にはシール部材56が配置されている。
ーシング44における開口42に完全に一致させた状
態、即ち完全に開いた状態を示しており、この状態では
設定した最大流量で水が止水弁体34及び逆止弁体46
を通って下流側へと流通する。
ると、開口54と42との重複部分の面積が減少し、こ
れに伴って通水量が減少する。そして開口54が開口4
2に対して完全不一致となる位置まで止水弁体34が回
転操作されたところで水の流通が停止する。即ち止水状
態となる。この止水弁体34には回転操作用の円形の操
作部58が一体回転状態で設けられている。止水弁体3
4に対する回転操作は、この操作部58を通じて行われ
る。
とから成っており、それらが軸方向に分離可能とされて
いる。一方の第1部材60には、図4(A)に示してい
るように周方向に180°隔たった2箇所において切欠
き64が形成されている。一方第2部材62には、対応
する位置の2箇所において突起66が形成されており、
それら突起66が切欠き64内部に係入している。そし
てそれら突起66と切欠き64との係合に基づいて、第
2部材62に加えられた回転操作力が第1部材60に伝
えられ、以って止水弁体34が回転動作するようになっ
ている。
4(B)に詳しく示しているように周方向に180°隔
たった2箇所において内向きの鍔部68が形成されてい
る。一方上記弁ケーシング44には外向きの鍔部70が
形成されており、通常時はそれら鍔部68と70とが軸
方向に係止した状態となっている。そしてその係止に基
づいて、操作部58における第2部材62が軸方向に抜
けるのが防止されている。
グ44における外向きの鍔部70には、周方向に180
°隔たった2位置に第2部材62における内向きの鍔部
68に対応した形状の切欠部72が形成されており、止
水弁体34が完全閉止位置まで回転させられたとき、そ
れら鍔部68と切欠部72とが丁度対向するようになっ
ている。切欠部72の形成位置が予めそのように選ばれ
ている。而してこのように内向きの鍔部68と切欠部7
2とが丁度対向する状態となったとき、ここにおいて鍔
部68と70との係止状態が解除され、第2部材62が
軸方向に抜出し可能となる。
部材62には、図4に明らかに示しているように周方向
に180°隔たった2箇所に係合凹部76が設けられて
いる。この係合凹部76は第2部材62、即ち操作部5
8を回転操作するために設けられたものであって、ドラ
イバ,ラジオペンチ等の工具をそこに挿入できるように
なしてある。但し本例ではその係合凹部76に、後述の
専用のストレーナ脱着工具88の止水弁係合突部92を
挿入して第2部材62を回転操作する。
する化粧キャップ30の裏面には、対応する2箇所にお
いて係合突起78が設けられており、それら係合突起7
8が係合凹部76に弾性的に係入させられている。そし
てそれら係合突起78と係合凹部76との弾性係合作用
により、化粧キャップ30が開口28を閉鎖する状態に
第2部材62に組み付けられている。尚、化粧キャップ
30にはその中心部に貫通孔82が形成されており、そ
の貫通孔82を貫通して前記水抜ピン32が外部に突き
出している。
の内部には、通水路を流通する水から異物を取り除くた
めのメッシュ状且つ円筒形状のストレーナ38が配設さ
れている。ストレーナ38は、図5,図6中左端を弁ケ
ーシング44の段違部に当接させる状態で配設されてい
る。また同図中右端部には栓体84が固定されている。
の開口(図中右側の開口)を閉塞するとともに、ストレ
ーナ38を脱着操作する際の操作部となる部分であっ
て、図中右側の表面に図4にも示しているように平面形
状が十字形状をなす係合溝86が形成されている。尚、
この栓体84は弁ケーシング44に対して水密にシール
された状態でねじ結合されている。
位置に専用のストレーナ脱着工具88が内蔵されてお
り、そのストレーナ脱着工具88が化粧キャップ30に
より保持されている。このストレーナ脱着工具88は、
図4,図6,図7に示しているように金属製の薄板状
(例えば厚みが0.6mm程度)のものであって、平面
形状が概略半円形状をなしている。
には、これを板厚方向に貫通する係合穴90が設けられ
ており、この係合穴90を上記化粧キャップ30におけ
る係合突起78に嵌め合せるようにして、かかるストレ
ーナ脱着工具88が化粧キャップ30により保持されて
いる。
図6及び図7中左右両端部に止水弁係合突部92が突出
状態で設けられている。即ちストレーナ脱着工具88は
止水弁体34の専用の操作工具も兼ねており、それら止
水弁係合突部92を上記操作部58における第2部材6
2の一対の係合凹部76に係合させることで操作部58
を回転操作し、止水弁体34を回転動作させ得るように
なっている。
れら止水弁係合突部92の内側位置においてストレーナ
係合突条94が設けられており、それらストレーナ係合
突条94を、ストレーナ38の操作部である栓体84の
係合溝86に係入させて、栓体84を回転操作できるよ
うになっている。即ちストレーナ38を栓体84ごと弁
ケーシング44から取り外し、或いはまた取外し後にお
いて再び組み付け得るようになしている。尚、ストレー
ナ脱着工具88にはその中心部に上記水抜ピン32との
緩衝を回避するための凹部96が設けられている。
述する。先ず止水弁体34を回転操作して止水を行い或
いは流量調整を行う場合には、図8(I),(II)に示して
いるように一旦化粧キャップ30を取り外す。このとき
薄板状をなすストレーナ脱着工具88が、図7(A)に
示しているように化粧キャップ30に保持された形でと
もに取り外される。
レーナ脱着工具88を化粧キャップ30から取り外し、
そしてそのストレーナ脱着工具88を用いて止水弁体3
4の回転操作を行う。具体的には、ストレーナ脱着工具
88の一対の止水弁係合突部92を、図9(III)に示
しているように止水弁34の操作部58の一対の係合凹
部76内に挿入して係合させ、その状態でストレーナ脱
着工具88によって操作部58を回転操作する。これに
よって止水弁体34による止水を行い或いはまた通水量
を適性流量に調整する。
すべくこれを取り外す際の手順は次のようになる。前述
したように止水弁体34の操作部58における第2部材
62は、常時は(図8(I)〜図9(III)の状態では)図
11に示すようにその内向きの鍔部68と弁ケーシング
44の外向きの鍔部70との係止によって軸方向に抜止
めされている。即ち、操作部58を成す第1部材60と
第2部材62とが軸方向に分離防止されている。
ずストレーナ脱着工具88を用いて止水弁体34を完全
閉止位置まで回転操作する。ここにおいて図12に示し
ているように操作部58における第2部材62の内向き
の鍔部68と弁ケーシング44の外向きの鍔部70との
係止が解除された状態となり、第2部材62を軸方向に
取り外すことができる。
うに第2部材62を取り外したところで、次に図10
(V),図14に示しているようにストレーナ脱着工具
88の左右一対のストレーナ係合突条94を、ストレー
ナ38の脱着操作の際の操作部としての栓体84におけ
る十字形状の係合溝86に係合させ、その状態でストレ
ーナ脱着工具88により栓体84を回転操作する。
しているように栓体84の弁ケーシング44に対するね
じ結合を外して、ストレーナ38を栓体84とともに軸
方向に取り外す。その後においてストレーナ38の清掃
等のメンテナンス作業を行う。ストレーナ38を再び元
の位置に組み付けるには、上記と逆の操作を行えば良
い。
元の位置に組み付けたら、次に止水弁体34の操作部5
8における第2部材62を、同じストレーナ脱着工具8
8を用いて元の位置に組み付け、しかる後ストレーナ脱
着工具88を化粧キャップ30に再び保持させた上で、
化粧キャップ30を第2部材62に組み付ける。ここに
おいて、再び化粧キャップ30がケーシング22の開口
28を閉鎖した状態に装着される。
操作及びストレーナ38のメンテナンス作業を行う際、
化粧キャップ30を外してその裏面に保持されていたス
トレーナ脱着工具88を取り出すことで、支障なく止水
弁体34の操作及びストレーナ38の脱着作業,清掃等
のメンテナンス作業を行うことができる。
用工具がなくても或いはまた所定の収納箇所までドライ
バ等の汎用工具を取りに行かなくても、ただ単に化粧キ
ャップ30を外すことで専用のストレーナ脱着工具88
を手にすることができ、従来生じていた面倒を生ずるこ
となく簡単に止水弁体34の操作及びストレーナ38の
メンテナンス作業を行うことができる。
のものであるため、ストレーナ38脱着の際の作業性,
操作性も良好である利点がある。更にまた本例では、そ
の専用のストレーナ脱着工具88が止水栓装置27自体
に内蔵されているため、これを失ってしまうという心配
もない。
止水弁体34の操作工具を兼ねていることから、同一の
ストレーナ脱着工具88を用いてストレーナ38の脱着
作業も、また止水弁体34の操作も行うことができる。
化粧キャップ30と別体に且つ薄板状に構成しているた
め、ストレーナ脱着工具88を止水栓装置27に内蔵さ
せたとしても、実質的にその構造が大型化するといった
ことが殆どない利点が得られる。
とを係合させる状態でストレーナ脱着工具88を化粧キ
ャップ30に保持させるようにしていることから、簡単
な構成でストレーナ脱着工具88を化粧キャップ30に
保持させることができるとともに、必要な場合に簡単に
ストレーナ脱着工具88を化粧キャップ30から分離し
てストレーナ38の脱着作業を行うことができる。更に
またストレーナ脱着工具88を収納する場合において、
単に係合突起78と係合穴90とを係合させるだけで良
く、収納作業も簡単に行うことができる。
突起78を止水弁体34側の係合凹部76に係合させる
ようにして化粧キャップ30を装着するようにしている
ため、止水弁体34の回転操作用の係合凹部76を利用
して化粧キャップ30を装着でき、化粧キャップ30取
付けのための構造を簡素化できる。
2に内蔵させるとともに化粧キャップ30を水栓本体1
2のケーシング22の一部となしているため、水栓本体
12及び止水栓装置27を含む全体の構造を簡素化でき
るとともに所要部品点数を少なくでき、全体のコストを
低減することができ、また水栓本体12全体の外観も良
好である。
くまで一例示である。例えば上例ではストレーナ脱着工
具88を化粧キャップ30と別体構成としてこれを化粧
キャップ30に保持させるようになしているが、場合に
よってストレーナ脱着工具を化粧キャップに一体的に設
けるようになすことも可能である。
粧キャップ30の側に保持させるようにしているが、場
合によってストレーナ脱着工具88を化粧キャップ30
と別体となした上でこれを止水弁体34の操作部58の
側に保持させるようになすといったことも可能である。
2に組み付けられている場合を例として説明したが、本
発明はかかる止水栓装置27が水栓器具とは別途に設け
られている場合においても適用可能であるなど、本発明
はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた
形態で構成可能である。
だ水栓器具を示す図である。
る。
る。
る。
及びストレーナ脱着工具を分離した状態で示す図であ
る。
とストレーナ脱着工具の拡大斜視図である。
視図である。
状態を示す斜視図である。
なる作用状態を示す斜視図である。
る。
態を示す断面図である。
る。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 装置の外面部を形成する化粧キャップの
裏側に内蔵される状態で専用のストレーナ脱着工具が保
持されていることを特徴とする止水栓装置。 - 【請求項2】 装置の外面部を形成する化粧キャップの
裏側に内蔵される状態で止水弁体の専用の操作工具が保
持されていることを特徴とする止水栓装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記ストレーナ脱着
工具が止水弁体の専用の操作工具を兼ねていることを特
徴とする止水栓装置。 - 【請求項4】 請求項1,3の何れかにおいて、前記ス
トレーナ脱着工具が前記化粧キャップの裏面に保持され
ていることを特徴とする止水栓装置。 - 【請求項5】 請求項4において、前記ストレーナ脱着
工具が前記化粧キャップと別体に且つ薄板状に構成され
ていることを特徴とする止水栓装置。 - 【請求項6】 請求項1,3〜5の何れかにおいて、前
記ストレーナ脱着工具には、ストレーナにおける脱着用
の操作部の係合溝に係合するストレーナ係合突条が備え
られていることを特徴とする止水栓装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記止
水栓装置が水栓本体に内蔵されており、前記化粧キャッ
プが該水栓本体のケーシングの一部を成していることを
特徴とする止水栓装置。
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Cited By (2)
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JP2009186014A (ja) * | 2009-03-31 | 2009-08-20 | Toto Ltd | 止水栓装置 |
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2000
- 2000-04-21 JP JP2000121602A patent/JP3784611B2/ja not_active Expired - Lifetime
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