JP2001304111A - 往復動圧縮機 - Google Patents

往復動圧縮機

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JP2001304111A
JP2001304111A JP2000129139A JP2000129139A JP2001304111A JP 2001304111 A JP2001304111 A JP 2001304111A JP 2000129139 A JP2000129139 A JP 2000129139A JP 2000129139 A JP2000129139 A JP 2000129139A JP 2001304111 A JP2001304111 A JP 2001304111A
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JP
Japan
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connecting rod
large hole
notch
eccentric shaft
bush
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Application number
JP2000129139A
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English (en)
Inventor
Yuji Mori
雄二 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 往復動圧縮機において、コンロッドの軸方向
荷重を受ける方向に精密な平面加工を必要とせず、コジ
リによる破損や部分接触による摩耗を低減する事を図
る。 【解決手段】 切欠き部77はコンロッド71が受ける
気体圧縮時のコンロッド71の軸方向荷重80と交差す
る方向に形成しているため、精度の悪化の影響は気体圧
縮時ではない軽負荷時に発生する。そのため切欠き部7
7には精密な加工を必要とせず、切欠き部77の加工に
精度悪化が発生しても、小穴部72と大穴部76の精度
が確保されることとなり、コジリによる破損や部分接触
による摩耗が発生することを低減することができ、切欠
き部77は大穴部76を中心に180度未満の角度を形
成しているため外れにくく容易に組み立てすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用冷蔵庫、シ
ョーケース等の冷凍装置における往復動圧縮機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、往復動圧縮機は、小型,組立ての
簡素化の観点から種々の改良がなされている。また、市
場からは高効率,低騒音かつ高信頼性、低コストと多面
の要求がある。
【0003】従来の往復動圧縮機としては、特開平4−
164174号公報や特公平5−84837号公報に示
されているものがある。
【0004】以下、上記した特公平5−84837号公
報に示されている従来の往復動圧縮機について説明す
る。
【0005】図11は、従来の往復動圧縮機の縦断面
図,図12は図11の拡大図であり、往復動圧縮機を組
立てる前のコンロッドとピストンの分解図、図13はコ
ンロッドの大穴側部と小穴側部の分解組立て平面図であ
る。
【0006】図11,図12,図13において、電動機
・圧縮機ユニット1は、スプリング2により密閉ケース
3内に支持されている。クランクケース4は、電動機の
固定子5を据え付けるための支持台の役目をし、電動機
の回転子8を連結しているクランク軸7を支持する為の
軸受部6を備えている。また、クランクケース4は、そ
の内部でピストン10が往復するシリンダ9を備えてい
る。クランク軸7の上端には、偏芯軸11が備えられて
いる。シリンダ9には、シリンダの端部であってクラン
ク軸7の反対側に、公知の方法で製造できるバルブ機構
17とシリンダヘッド18が取りつけられている。コン
ロッド19は、小穴側部20と大小側部30とからな
り、ピストン10とクランク軸7の偏芯軸11とを連結
している。
【0007】コンロッド19の小穴側部20は、小穴部
72とここから半径方向にのびる長い第1突起部22と
からなり、この第1突起部22は、ピストンピン15に
よりピストン10に連結されている。
【0008】コンロッド19の大穴側部30は、縦の溝
33を有する半径方向に伸びる短い第2突起部32を備
える大穴部76からなり、この大穴部76には、クラン
ク軸7の偏芯軸11が挿入されている。
【0009】大穴部76の溝33は、第2突起部32の
内部に形成され、対抗し且つ平行である2個の面34と
V字型に形成された内部の2個の第2断面35とを備
え、この第2端面35の頂部には、縦の窪み36が備え
られている。第1突起部22の端部27には、面24と
V字型の2個の第1端面25が形成され、これらの第1
端面25は、溝33の第2端面35とそれぞれ確実に当
接するように構成されている。
【0010】以上のように構成された従来の往復動圧縮
機について、以下その動作を説明する。
【0011】クランクケース4の軸受部6にクランク軸
7が挿入された状態でコンロッド19の大穴側部30の
大穴部76を偏芯軸11に挿入し、小穴部72にピスト
ンピン15を挿入することで連結したピストン10と小
穴側部20をシリンダ9の反クランク軸側から挿入す
る。
【0012】その後、小穴側部20の第1突起部22の
端部27を大穴側部30の第2突起部32の溝33に嵌
めこみ、第1突起部22の面24、第1端面25と第1
突起部32の溝33の面34、第2端面35をそれぞれ
当接させ、ピストン10のヘッド側から押し且つ上下の
位置を合わせて大穴部76と小穴部72の幾何位置を保
ちながら溶接などの方法で固定される。
【0013】大穴側部30と小穴側部20が固定された
コンロッド19は、クランク軸7の回転をピストン10
の往復動に変換して力を伝達する事によりシリンダ9内
の気体を圧縮する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、コンロッド19の小穴側部20と大穴側
部30の接合は、端部27と溝33の嵌めこみによって
行われるので、端部27の面34と面35が溝33の面
24と面25を精密に平面加工する必要があるとともに
面35と面25により形成されるそれぞれの角度を厳し
く管理しないと、ピストン10の気体圧縮によって発生
するコンロッド19の軸方向荷重によりコジリによる破
損や部分接触による摩耗を引き起こすという課題を有し
ていた。
【0015】本発明は、従来の課題を解決するもので、
コンロッドの軸方向荷重を受ける方向に精密な平面加工
や厳しい角度管理を必要とせず、コジリによる破損や部
分接触による摩耗を低減できる往復動圧縮機を提供する
事を目的とする。
【0016】又、上記従来の構成ではコンロッド19の
小穴側部20と大穴側部30の接合は、端部27と溝3
3の嵌めこみによって行われるので上下方向の位置決め
が困難で組立て難いという課題を有していた。
【0017】本発明の他の目的は上下方向の位置決めが
容易で組み立て易い往復動圧縮機を提供する事である。
【0018】又、上記従来の構成ではコンロッド19の
軸方向荷重は全て溝33にかかるため、溝33を形成す
る大穴側部30には高い強度の材料と強い剛性を確保す
る必要がありアルミ材料や樹脂材料等を用いた軽量化が
困難で往復動圧縮機の低振動化が図り難いという欠点が
あった。
【0019】本発明の他の目的はコンロッドにアルミ材
料や樹脂材料等を用いる事を可能とし振動の低い往復動
圧縮機を提供する事である。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、コンロッドの大穴部にコンロッドが気体
圧縮時に受けるコンロッドの軸方向荷重と交差する方向
又は反圧縮荷重方向に偏芯軸の径より大きい切欠き部を
設けると共に、切欠き部は大穴部を中心に180度未満
の角度を形成させ、切欠き部からコンロッドをクランク
軸の偏芯軸に組み付けるものである。
【0021】これによりコンロッドの軸方向荷重を受け
る方向に精密な平面加工を必要とせず、コジリによる破
損や部分接触による摩耗を低減することができる。
【0022】さらに、コンロッドの大穴部に円筒形のブ
ッシュを嵌合し偏芯軸とブッシュが遊嵌接続されること
で偏芯軸部の油膜形成が安定すると共に円筒形のブッシ
ュに段付き部を設けることで上下方向の位置決めが容易
となり組み立て易くでき、コンロッド材にアルミ系材料
を採用し軽量化を図ることも可能になり、ブッシュをコ
ンロッド材料と異なる鉄系又は銅系材料にて形成するこ
とも可能となり、往復動圧縮機の低振動化や信頼性の向
上を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は
コンロッド大穴部にコンロッドが気体圧縮時に受けるコ
ンロッドの軸方向荷重と交差する方向又は反圧縮荷重方
向に偏芯軸の径より大きい切欠き部を設けると共に、切
欠き部は大穴部を中心に180度未満の角度を形成さ
せ、クランク軸に設けられた偏芯軸に切欠き部を通して
組み付けるものであり、切欠き部はコンロッドの軸方向
荷重を受けない方向に形成しているためコンロッドの軸
方向荷重を受ける方向は容易な円筒加工のみで加工でき
精密な平面加工を必要とせずコジリによる破損や部分接
触による摩耗を低減でき、切欠き部は大穴部を中心に1
80度未満の角度を形成しているため外れにくく容易に
組み立てられるという作用を有する。
【0024】請求項2に記載の発明はコンロッド大穴部
にコンロッドが気体圧縮時に受けるコンロッドの軸方向
荷重と交差する方向又は反圧縮荷重方向に偏芯軸の径よ
り大きい切欠き部を設けると共に、切欠き部は大穴部を
中心に180度未満の角度を形成させ、クランク軸に設
けられた偏芯軸に切欠き部を通して組み付けると共にコ
ンロッドの大穴部に円筒形のブッシュを嵌合し偏芯軸と
ブッシュを遊嵌接続するものであり、切欠き部はコンロ
ッドの軸方向荷重を受けない方向に形成しているためコ
ンロッドの軸方向荷重を受ける方向は容易な円筒加工の
みで加工でき精密な平面加工を必要とせずコジリによる
破損や部分接触による摩耗を低減でき、切欠き部は大穴
部を中心に180度未満の角度を構成しているため外れ
にくく容易に組み立てられるという作用を有し、さらに
偏芯軸と遊嵌接続されるブッシュの内径は切れ目の無い
円筒であるため安定した油膜を形成するという作用を有
する。
【0025】請求項3に記載の発明はコンロッド大穴部
にコンロッドが気体圧縮時に受けるコンロッドの軸方向
荷重と交差する方向又は反圧縮荷重方向に偏芯軸の径よ
り大きい切欠き部を設けると共に、切欠き部は大穴部を
中心に180度未満の角度を形成させ、クランク軸に設
けられた偏芯軸に切欠き部を通して組み付けると共にコ
ンロッドの大穴部に円筒形のブッシュを圧入し偏芯軸と
ブッシュを遊嵌接続するものであり、切欠き部はコンロ
ッドの軸方向荷重を受けない方向に形成しているためコ
ンロッドの軸方向荷重を受ける方向は容易な円筒加工の
みで加工でき精密な平面加工を必要とせずコジリによる
破損や部分接触による摩耗を低減でき、切欠き部は大穴
部を中心に180度未満の角度を形成しているため外れ
にくく容易に組み立てられるという作用を有し、さらに
偏芯軸と遊嵌接続されるブッシュの内径は切れ目の無い
円筒であるため安定し油膜を形成するという作用を有
し、ブッシュとコンロッドの大穴部に圧入固定すること
で、部品点数の削減が可能となり組立てが可能となる。
【0026】請求項4に記載の発明はコンロッド大穴部
にコンロッドが気体圧縮時に受けるコンロッドの軸方向
荷重と交差する方向又は反圧縮荷重方向に偏芯軸の径よ
り大きい切欠き部を設けると共に、切欠き部は大穴部を
中心に180度未満の角度を形成させ、クランク軸に設
けられた偏芯軸に切欠き部を通して組み付けると共にコ
ンロッドの大穴部にコンロッド大穴部の端面部と接する
段付き部を設けた円筒形のブッシュを嵌合し偏芯軸とブ
ッシュを遊嵌接続するものであり、切欠き部はコンロッ
ドの軸方向荷重を受けない方向に形成しているためコン
ロッドの軸方向荷重を受ける方向は容易な円筒加工のみ
で加工でき精密な平面加工を必要とせずコジリによる破
損や部分接触による摩耗を低減でき、切欠き部は大穴部
を中心に180度未満の角度を形成しているため外れに
くく容易に組み立てられるという作用を有し、さらに偏
芯軸と遊嵌接続されるブッシュの内径は切れ目の無い円
筒であるため安定した油膜を形成するという作用を有
し、ブッシュにコンロッド大穴部の端面部と接する段付
き部を設けることで上下方向の位置決めが容易となると
いう作用を有する。
【0027】請求項5に記載の発明はコンロッド大穴部
にコンロッドが気体圧縮時に受けるコンロッドの軸方向
荷重と交差する方向又は反圧縮荷重方向に偏芯軸の径よ
り大きい切欠き部を設けると共に、切欠き部は大穴部を
中心に180度未満の角度を形成させ、クランク軸に設
けられた偏芯軸に切欠き部を通して組み付けると共に、
切欠き部はコンロッドの軸方向荷重を受けない方向に形
成しているためコンロッドの軸方向荷重を受ける方向は
容易な円筒加工のみで加工でき精密な平面加工を必要と
せずコジリによる破損や部分接触による摩耗を低減で
き、切欠き部は大穴部を中心に180度未満の角度を形
成しているため外れにくく容易に組み立てられるという
作用を有し、さらにコンロッドがアルミ系材料にて形成
されているため揺動運動と往復運動するコンロッドが軽
量となり圧縮機の振動を軽減するという作用を有する。
【0028】請求項6に記載の発明はコンロッドの大穴
部にコンロッドが気体圧縮時に受けるコンロッドの軸方
向荷重と交差する方向は反圧縮荷重方向に偏芯軸の径よ
り大きい切欠き部を設けると共に、切欠き部は大穴部を
中心に180度未満の角度を形成させ、クランク軸を設
けられた偏芯軸に切欠き部を通して積み付けると共にコ
ンロッドの大穴部に円筒形の鉄系又は銅系の摺動材料ブ
ッシュを嵌合し偏芯軸とブッシュを遊嵌接続するもので
あり、切欠き部はコンロッドの軸方向荷重を受けない方
向に形成しているためコンロッドの軸方向荷重を受ける
方向は容易な円筒加工のみで加工でき精密な平面加工を
必要とせずコジリによる破損や部分接触による摩耗を低
減でき、切欠き部は大穴部を中心に180度未満の角度
を形成しているため外れにくく容易に組み立てられると
いう作用を有し、偏芯軸と遊嵌接続されるブッシュの内
径は切れ目の無い円筒であるため安定した油膜を形成す
るという作用を有する。さらにブッシュが鉄系又は銅系
の摺動材料にて形成されているため圧縮機の信頼性を向
上するという作用を有する。
【0029】
【実施例】以下、本発明による往復動圧縮機の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同
一構成については同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0030】(実施例1)図1は請求項1に示す本発明
の一実施例による往復動圧縮機の縦断面図である。図2
は、図1の拡大図であり、往復動圧縮機を組立てる前の
コンロッドと偏芯軸の分解図である。
【0031】図1において、密閉ケース3の内部にはス
プリング2により支持された回転子8と固定子5により
構成される電動機と回転子8の回転をコンロッド71と
ピストンピン15を介して10の往復運動に伝えるクラ
ンク軸7を保持し固定子5に固定されたクランクケース
6を備えている。コンロッド71の小穴部72はピスト
ンピン15に遊嵌されピストン10に組み付けられてお
り大穴部76はクランク軸7の偏芯軸11に遊嵌されて
いる。
【0032】図2において、77はコンロッド71の大
穴部76に形成された切欠き部でコンロッド71が気体
圧縮時に受けるコンロッド71の軸方向荷重80と交差
する方向に偏芯軸11の径より大きい幅を有し、切欠き
部77は大穴部76を中心に180度未満の角度を形成
されている。78は切欠き部77にはめ込まれコンロッ
ド71の偏芯軸11からの抜けを防止するホルダーでク
リップ79にて固定されている。ホルダー78にはクリ
ップ79が入り込みホルダー78の上下方向の位置決め
を行うクリップ溝88が形成されクリップ79にはコン
ロッド71のクリップ止め部89に入り込む掛かり部8
7が形成されている。
【0033】以上のような構成において以下その動作を
説明する。切欠き部77はコンロッド71が受ける気体
圧縮時のコンロッド71の軸方向荷重80と交差する方
向に形成しているため、気体圧縮時の負荷がかからない
構成となっている。そのため切欠き部77には精密な平
面加工を必要とせず、切欠き部77の加工に精密悪化が
発生しても、小穴部72と大穴部76の精度が確保され
ることとなり、コジリによる破損や部分接触による摩耗
が発生することを低減することができ、切欠き部77は
大穴部76を中心に180度未満の角度を形成している
ため外れにくく容易に組み立てすることができる。
【0034】(実施例2)図3は請求項2に示す本発明
の一実施例による往復動圧縮機を組立てる前のコンロッ
ドと偏芯軸の分解図である。図3において、77はコン
ロッド71の大穴部76に形成された切欠き部でコンロ
ッド71が気体圧縮時に受けるコンロッド71の軸方向
荷重80と交差する方向に偏芯軸11の径より大きい幅
を有し、切欠き部77は大穴部76を中心に180度未
満の角度を形成している。81は大穴部76にはめ込ま
れクランク軸7の偏芯軸11に遊嵌されるブッシュで、
ピン82がコンロッド71の切り欠き部77に形成され
たピン穴91に挿入されブッシュ81に形成されピン溝
90に入り込むことにより回転方向と上下方向を位置決
めし固定されている。図4は切れ目のない摺動部の油膜
形成のイメージ図で矢印96は荷重で97は偏芯軸11
に相当する回転軸で、92はブッシュ81に相当する軸
受で、矢印98は回転方向を示している。図5は切れ目
95のある摺動部の油膜形成のイメージ図で93は図3
に示すコンロッド71の大穴部76に相当する大軸受け
で94は図3に示すホルダ78に相当する小軸受けで9
7は偏芯軸11に相当する回転軸である。
【0035】以上のような構成において以下その動作を
説明する。切欠き部77はコンロッド71が受ける気体
圧縮時のコンロッド71の軸方向荷重80と交差する方
向に形成しているため、気体圧縮時の負荷がかからない
構成となっている。そのため切欠き部77には精密な平
面加工を必要とせず、切欠き部77の加工に精度悪化が
発生しても、小穴部72と大穴部76の精度が確保され
ることとなり、コジリによる破損や部分接触による摩耗
が発生することを低減することができ、切欠き部77は
大穴部76を中心に180度未満の角度を形成している
ため外れにくく容易に組み立てすることができる。さら
に偏芯軸11と摺動するブッシュ81は切れ目のない円
筒にて形成されているため図4,図5に示す通り回転軸
97が回転方向98にて回転する時に発生する油膜発生
力が切れ目95により分断される事を防止することがで
き、図4に示す通り油膜発生能力を十分に引き出すこと
が可能となり高い信頼性を確保することができる。
【0036】(実施例3)図6は請求項3に示す本発明
の一実施例による往復動圧縮機のコンロッドと偏芯軸の
組立て図である。図6において、77はコンロッド71
の大穴部76に形成された切欠き部でコンロッド71が
気体圧縮時に受けるコンロッド71の軸方向荷重80と
交差する方向に偏芯軸11の径より大きい幅を有し、切
欠き部77は大穴部76を中心に180度未満の角度を
形成している。81はブッシュで大穴部76に圧入固定
されクランク軸7の偏芯軸11に遊嵌されている。
【0037】以上のような構成において以下その動作を
説明する。切欠き部77はコンロッド71が受ける気体
圧縮時のコンロッド71の軸方向荷重80と交差する方
向に形成しているため、気体圧縮時の負荷がかからない
構成となっている。そのため切欠き部77には精密な平
面加工を必要とせず、切欠き部77の加工に精度悪化が
発生しても、小穴部72と大穴部76の精度が確保され
ることとなり、コジリによる破損や部分接触による摩耗
が発生することを低減することができ、切欠き部77は
大穴部76を中心に180度未満の角度を形成している
ため外れにくく容易に組み立てすることができる。さら
に偏芯軸11と摺動するブッシュ81は切れ目のない円
筒にて形成されているため図4に示す摺動部の油膜保持
性が向上し高い信頼性を確保することができると共に大
穴部76にブッシュ81を圧入により固定することで、
部品点数を減らし組み立て工数を削減できる。
【0038】(実施例4)図7は請求項4に示す本発明
の一実施例による往復動圧縮機のコンロッドと偏芯軸の
組立て図であり、図8はコンロッドと偏芯軸の組立て断
面図である。図7,図8において、77はコンロッド7
1の大穴部76に形成された切欠き部でコンロッド71
が気体圧縮時に受けるコンロッド71の軸方向荷重80
と交差する方向に偏芯軸11の径より大きい幅を有し、
切欠き部77は大穴部76を中心に180度未満の角度
を形成している。81は大穴部76にはめ込まれクラン
ク軸7の偏芯軸11に遊嵌されるブッシュでスナップリ
ング85にて固定されている。ブッシュ81には大穴部
76の端面に接する段付き部84とスナップリング85
の外径が大穴部76の内径より小さく収縮した時にも十
分に入り込む深さにて形成されたリング溝86を設けて
いる。
【0039】以上のような構成において以下その動作を
説明する。切欠き部77はコンロッド71が受ける気体
圧縮時のコンロッド71の軸方向荷重80と交差する方
向に形成しているため、気体圧縮時の負荷がかからない
構成となっている。そのため切欠き部77には精密な平
面加工を必要とせず、切欠き部77の加工に精度悪化が
発生しても、小穴部72と大穴部76の精度が確保され
ることとなり、コジリによる破損や部分接触による摩耗
が発生することを低減することができ、切欠き部77は
大穴部76を中心に180度未満の角度を形成している
ため外れにくく容易に組み立てすることができる。さら
に偏芯軸11と摺動するブッシュ81は切れ目のない円
筒にて形成されているため図4に示す摺動部の油膜保持
性が向上し高い信頼性を確保することができると共にブ
ッシュ81には大穴部76の端面に接する段付き部84
を設けていることでコンロッド71にブッシュ81を組
み立てる際に段付き部84が大穴部76の端面に接する
事で上下方向の位置決めを容易に行い、組み立てること
ができる。
【0040】なお、本実施例に於いてはスナップリング
85によってブッシュ81を固定したが、大穴部76に
ブッシュ81を圧入し固定しても同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。
【0041】(実施例5)図9は請求項5に示す本発明
の一実施例による往復動圧縮機のコンロッドと偏芯軸の
組立て断面図である。図9において、コンロッド71は
アルミ材料ADC14にて形成されている。77はコン
ロッド71の大穴部76に形成された切欠き部で偏芯軸
11の径より大きい幅を有し、切欠き部77は大穴部7
6を中心に180度未満の角度を形成している。81は
大穴部76にはめ込まれクランク軸7の偏芯軸11に遊
嵌されるブッシュでスナップリング85にて固定されて
いる。ブッシュ81には大穴部76の端面に接する段付
き部84とスナップリング85の外径が大穴部76の内
径より小さく収縮した時にも十分に入り込む深さにて形
成されたリング溝86を設けている。
【0042】以上のような構成において以下その動作を
説明する。切欠き部77がコンロッド71の受ける気体
圧縮時のコンロッド71の軸方向荷重80と交差する方
向に形成しているため、気体圧縮時の負荷がかからない
構成となっている。そのため切欠き部77には精密な平
面加工を必要とせず、切欠き部77の加工に精度悪化が
発生しても、小穴部72と大穴部76の精度が確保され
ることとなり、コジリによる破損や部分接触による摩耗
が発生することを低減することができ、切欠き部77は
大穴部76を中心に180度未満の角度を形成している
ため外れにくく容易に組み立てすることができ、さらに
偏芯軸11と摺動するブッシュ81は切れ目のない円筒
にて形成されているため図4に示す摺動部の油膜保持性
が向上し高い信頼性を確保することができると共にブッ
シュ81には段付き部84を設けていることでコンロッ
ド71とブッシュ81の位置決めを容易に行い組み立て
ることができ、アルミ材料ADC14にてコンロッドを
形成することで、揺動運動と往復運動するコンロッド7
1の重量が軽くなりアンバランス量が減少し圧縮機の振
動を低減することができる。
【0043】なお、本実施例に於いてはスナップリング
85によってブッシュ81を固定したが、大穴部76に
ブッシュ81を圧入し固定しても同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。
【0044】(実施例6)図10は請求項6に示す本発
明の一実施例による往復動圧縮機のコンロッドと偏芯軸
の組立て断面図である。図10において、コンロッド7
1はアルミ材料にて形成されている。77はコンロッド
71の大穴部76に形成された切欠き部でコンロッド7
1が気体圧縮時に受けるコンロッド71の軸方向荷重8
0と交差する方向に偏芯軸11の径より大きい幅を有
し、切欠き部77は大穴部76を中心に180度未満の
角度を形成している。81は大穴部76にはめ込まれク
ランク軸7の偏芯軸11に遊嵌されるブッシュでスナッ
プリング85にて固定されている。ブッシュ81はコン
ロッド71の材料とは異なる鉄系又は銅系の固体潤滑剤
入り摺動材料にて形成されている。又、ブッシュ81に
は大穴部76の端面に接する段付き部84とスナップリ
ング85の外径が大穴部76の内径より小さく収縮した
時にも十分に入り込む深さにて形成されたリング溝86
を設けている。
【0045】以上のような構成において以下その動作を
説明する。切欠き部77がコンロッド71が受ける気体
圧縮時のコンロッド71の軸方向荷重80と交差する方
向に形成しているため、気体圧縮時の負荷がかからない
構成となっている。そのため切欠き部77には精密な平
面加工を必要とせず、切欠き部77の加工に精度悪化が
発生しても、小穴部72と大穴部76の精度が確保され
ることとなり、コジリによる破損や部分接触による摩耗
が発生することを低減することができ、切欠き部77は
大穴部76を中心に180度未満の角度を形成している
ため外れにくく容易に組み立てすることができる。さら
に偏芯軸11と摺動するブッシュ81は切れ目のない円
筒にて形成されているため図4に示す摺動部の油膜保持
性が向上し高い信頼性を確保することができると共にブ
ッシュ81には段付き部84を設けていることでコンロ
ッド71とブッシュ81の位置決めを容易に行い、組み
立てることができる。又、アルミ材料にてコンロッドを
形成することで、揺動運動と往復運動するコンロッド7
1の重量が軽くなりアンバランス量が減少し圧縮機の振
動を低減することができると共にアルミ材料にて形成さ
れたコンロッド71と異なる鉄系又は銅系の固体潤滑剤
入り摺動材料にてブッシュ81が形成されている事より
アルミ材料では十分な摩耗摩擦特性が得られない負荷に
合わせ最も適する摺動特性材料を容易に選定することが
できる。
【0046】なお、本実施例に於いてはスナップリング
に85によってブッシュ81を固定したが、大穴部76
にブッシュ81を圧入し固定しても同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、コンロッドの大穴部にコンロッ
ドが気体圧縮時に受けるコンロッドの軸方向荷重と交差
する方向又は反圧縮荷重方向に偏芯軸の径より大きい切
欠き部を設けると共に、切欠き部は大穴部を中心に18
0度未満の角度を形成することで、切欠き部には精密な
平面加工を必要とせず、切欠き部に精度悪化が発生して
も、小穴部と大穴部の精度が確保されることとなり、コ
ジリによる破損や部分接触による摩耗が発生することを
低減することができ、切欠き部は大穴部を中心に180
度未満の角度を形成しているため外れにくく容易に組み
立てすることができる。
【0048】また、請求項2記載の発明によれば、コン
ロッドの大穴部にコンロッドが気体圧縮時に受けるコン
ロッドの軸方向荷重と交差する方向又は反圧縮荷重方向
に偏芯軸の径より大きい切欠き部を設けると共に、切欠
き部は大穴部を中心に180度未満の角度を形成し、大
穴部に円筒形のブッシュを嵌合し偏芯軸とブッシュを遊
嵌接続することで、切欠き部には精密な平面加工を必要
とせず、切欠き部に精度悪化が発生しても、小穴部と大
穴部の精度が確保されることとなり、コジリによる破損
や部分接触による摩耗が発生することを低減することが
でき、切欠き部は大穴部を中心に180度未満の角度を
形成しているため外れにくく容易に組み立てすることが
できる。さらに偏芯軸と摺動するブッシュは切れ目のな
い円筒にて形成されているため油膜発生能力の低下を防
止することができ高い信頼性を確保することができる。
【0049】また、請求項3記載の発明によれば、コン
ロッドの大穴部にコンロッドが気体圧縮時に受けるコン
ロッドの軸方向荷重と交差する方向又は反圧縮荷重方向
に偏芯軸の径より大きい切欠き部を設けると共に、切欠
き部は大穴部を中心に180度未満の角度を形成し、大
穴部に円筒形のブッシュを圧入により固定し偏芯軸とブ
ッシュを遊嵌接続することで、切欠き部には精密な平面
加工を必要とせず、切欠き部に精度悪化を発生しても、
小穴部と大穴部の精度が確保されることとなり、コジリ
による破損や部分接触による摩耗が発生することを低減
することができ、切欠き部は大穴部を中心に180度未
満の角度を形成しているため外れにくく容易に組み立て
することができる。さらに偏芯軸と摺動するブッシュは
切れ目のない円筒にて形成されているため油膜発生能力
の低下を防止することができ高い信頼性を確保すること
ができるとともに大穴部とブッシュを圧入により固定す
ることで、部品点数を減らし組み立て工数を削減するこ
とができる。
【0050】また、請求項4記載の発明によれば、コン
ロッドの大穴部にコンロッドが気体圧縮時に受けるコン
ロッドの軸方向荷重と交差する方向又は反圧縮荷重方向
に偏芯軸の径より大きい切欠き部を設けると共に、切欠
き部は大穴部を中心に180度未満の角度を形成する切
欠き部を設け大穴部にコンロッド大穴部の端面と接する
段付き部を設けたブッシュを固定し偏芯軸とブッシュを
遊嵌接続することで、切欠き部には精密な平面加工を必
要とせず、切欠き部に精度悪化が発生しても、小穴部と
大穴部の精度が確保されることとなり、コジリによる破
損や部分接触による摩耗が発生することを低減すること
ができ、切欠き部は大穴部を中心に180度未満の角度
を形成しているため外れにくく容易に組み立てすること
ができる。さらに偏芯軸と摺動するブッシュは切れ目の
ない円筒にて形成されているため油膜発生能力の低下を
防止することができ高い信頼性を確保することができる
とともにブッシュにはコンロッドの大穴部の端面に接す
る段付き部を設けていることでコンロッドとブッシュの
上下方向の位置決めを容易に行い、組み立てることがで
きる。
【0051】また、請求項5記載の発明によれば、コン
ロッドがアルミ材料にて形成された事で請求項1乃至請
求項4と同様の効果が得られると共に揺動運動と往復運
動するコンロッドの軽量化が図れ、アンバランス量が減
少し圧縮機の振動を低減することができる。
【0052】また、請求項6記載の発明によれば、ブッ
シュが鉄系又は銅系のコンロッド材料と異なる摺動材料
にて形成されたことで請求項1乃至請求項5と同様の効
果が得られると共にアルミ材料では十分な摩耗摩擦特性
が得られない負荷に合わせ最も適する摺動特性材料を容
易に選定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による往復動圧縮機の実施例1の縦断面
【図2】同実施例の往復動圧縮機のコンロッドと偏芯軸
の分解図
【図3】本発明による往復動圧縮機の実施例2のコンロ
ッドと偏芯軸の分解図
【図4】切れ目のない摺動部の油膜形成のイメージ図
【図5】切れ目のある摺動部の油膜形成のイメージ図
【図6】本発明による往復動圧縮機の実施例3のコンロ
ッドと偏芯軸の組立て図
【図7】本発明による往復動圧縮機の実施例4のコンロ
ッドと偏芯軸の組立て図
【図8】同実施例の往復動圧縮機のコンロッドと偏芯軸
の断面図
【図9】本発明による往復動圧縮機の実施例5のコンロ
ッドと偏芯軸の断面図
【図10】本発明による往復動圧縮機の実施例6のコン
ロッドと偏芯軸の断面図
【図11】従来の往復動圧縮機の断面図
【図12】従来の往復動圧縮機の往復動圧縮機を組立て
る前のコンロッドとピストンの分解図
【図13】従来の往復動圧縮機の往復動圧縮機のコンロ
ッドの大穴側部と小穴側部の分解組立て平面図
【符号の説明】
2 スプリング 3 密閉ケース 5 固定子 6 クランクケース 7 クランク軸 8 回転子 10 ピストン 11 偏芯軸 15 ピストンピン 17 バルブ機構 71 コンロッド 72 小穴部 76 大穴部 77 切欠き部 78 ホルダー 79 クリップ 80 軸方向荷重 81 ブッシュ 82 ピン 84 段付き部 85 スナップリング 86 リング溝 87 掛かり部 88 クリップ溝 89 止め部 90 ピン溝 91 ピン穴 92 軸受 93 大軸受 94 小軸受 95 切れ目 96 荷重 97 回転軸 98 回転方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケース内に固定子と回転子からなる
    電動機と、前記固定子を支持するクランクケースと、前
    記回転子回転を伝える偏芯軸を有するクランク軸と、前
    記クランクケースに設けられたシリンダ内を往復動する
    ピストンと、前記偏芯軸とピストンピンを介して前記ピ
    ストンを連結するコンロッドを備え、前記ピストンピン
    には前記コンロッドの小穴部が遊嵌接続され、前記偏芯
    軸には前記コンロッドの大穴部が遊嵌接続されており、
    前記大穴部には前記偏芯軸の径より大きい切欠き部が前
    記大穴部を中心に180度未満の角度を形成して設けら
    れた事を特徴とする往復動圧縮機。
  2. 【請求項2】 コンロッドの大穴部に円筒形のブッシュ
    を嵌合し、偏芯軸と前記ブッシュが遊嵌接続されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の往復動圧縮機。
  3. 【請求項3】 ブッシュがコンロッドの大穴部に圧入固
    定された事を特徴とする請求項2に記載の往復動圧縮
    機。
  4. 【請求項4】 ブッシュにコンロッド大穴部の端面部と
    接する段付き部を設けたことを特徴とする請求項2又は
    請求項3のいずれか一項に記載の往復動圧縮機。
  5. 【請求項5】 コンロッドがアルミ系材料にて形成され
    た事を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記
    載の往復動圧縮機。
  6. 【請求項6】 ブッシュが鉄系又は銅系の摺動材料にて
    形成されたことを特徴とする請求項2から請求項5のい
    ずれかに記載の往復動圧縮機。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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