JP2003148345A - 密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置 - Google Patents
密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置Info
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- JP2003148345A JP2003148345A JP2002023504A JP2002023504A JP2003148345A JP 2003148345 A JP2003148345 A JP 2003148345A JP 2002023504 A JP2002023504 A JP 2002023504A JP 2002023504 A JP2002023504 A JP 2002023504A JP 2003148345 A JP2003148345 A JP 2003148345A
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- fastening
- bush
- reciprocating compressor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F04B39/0022—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00 adaptations of pistons piston rods
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C7/00—Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
- F16C7/02—Constructions of connecting-rods with constant length
- F16C7/023—Constructions of connecting-rods with constant length for piston engines, pumps or the like
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2142—Pitmans and connecting rods
- Y10T74/2162—Engine type
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クランク軸とピストンとのミスアライメント
を補償できるように構造が改善された密閉型往復動式圧
縮機のコネクティングロッド装置を提供する。 【解決手段】 クランク軸の偏心部とピストンを連結し
て回転運動を往復スライディング運動に変換させるため
の密閉型往復動式圧縮機のコネクティング装置におい
て、偏心部に回転自在に結びついて、外周には偏心部の
軸芯に対して所定傾斜を有する一対の傾斜面が設けられ
た締結部が突設形成されたブッシュと;一端にはピスト
ンに結びついたピストンピンが結びつく小内径が形成さ
れて、他端には傾斜面を沿って軸芯方向に突起部と結び
つく結合部を有するコネクティングロッドと;結合部と
ブッシュを外力により動き可能に締結させる締結部材
と;を含む。
を補償できるように構造が改善された密閉型往復動式圧
縮機のコネクティングロッド装置を提供する。 【解決手段】 クランク軸の偏心部とピストンを連結し
て回転運動を往復スライディング運動に変換させるため
の密閉型往復動式圧縮機のコネクティング装置におい
て、偏心部に回転自在に結びついて、外周には偏心部の
軸芯に対して所定傾斜を有する一対の傾斜面が設けられ
た締結部が突設形成されたブッシュと;一端にはピスト
ンに結びついたピストンピンが結びつく小内径が形成さ
れて、他端には傾斜面を沿って軸芯方向に突起部と結び
つく結合部を有するコネクティングロッドと;結合部と
ブッシュを外力により動き可能に締結させる締結部材
と;を含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は,密閉型往復動式圧
縮機に関し、より詳細にはクランク軸とピストンを連結
する密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置
に関する。
縮機に関し、より詳細にはクランク軸とピストンを連結
する密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、密閉型圧縮機は、図1に示さ
れたように、ステータ2とそのステータ2の周辺に回転自
在に設置されるローター4を有するモーター部1と、クラ
ンク軸6と、コネクティングロッド8と、ピストン10など
を含んで構成される。
れたように、ステータ2とそのステータ2の周辺に回転自
在に設置されるローター4を有するモーター部1と、クラ
ンク軸6と、コネクティングロッド8と、ピストン10など
を含んで構成される。
【０００３】クランク軸6は、ローター4に結びついて一
体に回転され、下部には偏心部6aを有する。偏心部6aに
は、コネクティングロッド8の一端に作られた大径部8a
が連結される。コネクティングロッド8の他端に作られ
た小径部8bはピストン10が連結される。ピストン10はシ
リンダー12のピストン室12a内で直線往復移動される。
図2を参照するに、コネクティングロッド8の大径部8aに
は偏心部6aが結びつく大内径h1が形成され、小径部8bに
はピストンピン11が結びつく小内径h2が形成される。大
内径h1と小内径h2はオイル移送路8cにより連通される。
体に回転され、下部には偏心部6aを有する。偏心部6aに
は、コネクティングロッド8の一端に作られた大径部8a
が連結される。コネクティングロッド8の他端に作られ
た小径部8bはピストン10が連結される。ピストン10はシ
リンダー12のピストン室12a内で直線往復移動される。
図2を参照するに、コネクティングロッド8の大径部8aに
は偏心部6aが結びつく大内径h1が形成され、小径部8bに
はピストンピン11が結びつく小内径h2が形成される。大
内径h1と小内径h2はオイル移送路8cにより連通される。
【０００４】前記構成で、クランク軸6はローター4の駆
動により一緒に回転されて偏心部6aを回転させる。コネ
クティングロッド8は偏心部6aの偏心回転を直線運動に
変換してピストン10を直線に往復移動させる。すなわ
ち、このような密閉型往復動式圧縮機はモーター部1の
回転運動をピストン10の直線往復移動に転換させる構造
でなされる。
動により一緒に回転されて偏心部6aを回転させる。コネ
クティングロッド8は偏心部6aの偏心回転を直線運動に
変換してピストン10を直線に往復移動させる。すなわ
ち、このような密閉型往復動式圧縮機はモーター部1の
回転運動をピストン10の直線往復移動に転換させる構造
でなされる。
【０００５】一方、前記構成を有する密閉型圧縮機にお
いて、クランク軸6の軸芯はコネクティングロッド8との
交差時90度になり、その角度は機構的に非常に重要な設
計上の要素で知られている。したがって、関連部品には
形状公差などを記載することが一般的である。
いて、クランク軸6の軸芯はコネクティングロッド8との
交差時90度になり、その角度は機構的に非常に重要な設
計上の要素で知られている。したがって、関連部品には
形状公差などを記載することが一般的である。
【０００６】また、ピストン10はシリンダー12のピスト
ン室12a内で適正クリアランスを維持しながらスライデ
ィング運動をするものの、クランク軸6の軸芯を基準に
平行度及び対称度が変わらないで一定に維持されるべき
である。
ン室12a内で適正クリアランスを維持しながらスライデ
ィング運動をするものの、クランク軸6の軸芯を基準に
平行度及び対称度が変わらないで一定に維持されるべき
である。
【０００７】また、ピストン10はピストンピン11との直
角度を成し、コネクティングロッド8の場合各大内径h1
及び小内径h2間の対称度及び平行度の正確度などが重要
な要素である。
角度を成し、コネクティングロッド8の場合各大内径h1
及び小内径h2間の対称度及び平行度の正確度などが重要
な要素である。
【０００８】以上で説明したようにコネクティングロッ
ド8を基準にした多様な機構的な結合関係すなわち、ク
ランク軸6の軸芯に対するコネクティングロッド8の整列
は圧縮機の駆動能力に大きい影響を及ぼす要素である。
したがって、前記のようなクランク軸6の軸芯に対する
コネクティングロッド8の整列が外れたり不安定な場
合、各機構のあいだの摩擦及び摩耗がひどく発生して正
常に駆動できない問題点がある。特に、クランク軸6と
ピストン10との機構的な整列がなされない場合、その問
題点が深刻化される。
ド8を基準にした多様な機構的な結合関係すなわち、ク
ランク軸6の軸芯に対するコネクティングロッド8の整列
は圧縮機の駆動能力に大きい影響を及ぼす要素である。
したがって、前記のようなクランク軸6の軸芯に対する
コネクティングロッド8の整列が外れたり不安定な場
合、各機構のあいだの摩擦及び摩耗がひどく発生して正
常に駆動できない問題点がある。特に、クランク軸6と
ピストン10との機構的な整列がなされない場合、その問
題点が深刻化される。
【０００９】したがって、クランク軸6の回転運動をス
ライディング運動に転換させるコネクティングロッド装
置の加工誤差などを補償して装置の信頼性を高める必要
がある。
ライディング運動に転換させるコネクティングロッド装
置の加工誤差などを補償して装置の信頼性を高める必要
がある。
【００１０】
【発明が解決しようとする問題】本発明は、前記と同じ
問題点を解決するために案出されたもので、クランク軸
とピストンとのミスアライメントを補償できるように構
造が改善された密閉型往復動式圧縮機のコネクティング
ロッド装置を提供することにその目的がある。
問題点を解決するために案出されたもので、クランク軸
とピストンとのミスアライメントを補償できるように構
造が改善された密閉型往復動式圧縮機のコネクティング
ロッド装置を提供することにその目的がある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る密閉型往復動式圧縮機のコネクティング
ロッド装置は、クランク軸の偏心部とピストンを連結し
て回転運動を往復スライディング運動に変換させるため
の密閉型往復動式圧縮機のコネクティング装置におい
て、前記偏心部に回転自在に結びついて、外周には前記
偏心部の軸芯に対して所定傾斜を有する一対の傾斜面を
有する締結部が突出形成されたブッシュと；一端には前
記ピストンに結びついたピストンピンが結びつく小内径
が形成されて、他端には前記傾斜面を沿って前記軸芯方
向に前記締結部と結びつく結合部を有するコネクティン
グロッドと；前記結合部と前記ブッシュを外力により動
き可能なように締結させる締結部材と；を含むことを特
徴とする。
の本発明に係る密閉型往復動式圧縮機のコネクティング
ロッド装置は、クランク軸の偏心部とピストンを連結し
て回転運動を往復スライディング運動に変換させるため
の密閉型往復動式圧縮機のコネクティング装置におい
て、前記偏心部に回転自在に結びついて、外周には前記
偏心部の軸芯に対して所定傾斜を有する一対の傾斜面を
有する締結部が突出形成されたブッシュと；一端には前
記ピストンに結びついたピストンピンが結びつく小内径
が形成されて、他端には前記傾斜面を沿って前記軸芯方
向に前記締結部と結びつく結合部を有するコネクティン
グロッドと；前記結合部と前記ブッシュを外力により動
き可能なように締結させる締結部材と；を含むことを特
徴とする。
【００１２】前記ブッシュは、前記偏心部が結びつく大
内径を持って、外周に前記締結部を有する円筒形の本体
と；前記締結部と対称に前記本体の外側に突出形成さ
れ、前記締結部材によりクランピングされる突起部と；
を含むことが好ましい。
内径を持って、外周に前記締結部を有する円筒形の本体
と；前記締結部と対称に前記本体の外側に突出形成さ
れ、前記締結部材によりクランピングされる突起部と；
を含むことが好ましい。
【００１３】また、前記結合部は、前記コネクティング
ロッドの本体の一端で、前記締結部を覆いかぶせること
ができるように分岐され、そのそれぞれの対向する内側
には前記締結部の傾斜面に対応する傾斜面が形成された
一対の分岐部と；前記各分岐部と前記本体との間で、所
定厚さに拡張形成されて前記締結部材の両先端によりク
ランピングされ、その締結部材の離脱を防止する支持部
と；を含むことが好ましい。
ロッドの本体の一端で、前記締結部を覆いかぶせること
ができるように分岐され、そのそれぞれの対向する内側
には前記締結部の傾斜面に対応する傾斜面が形成された
一対の分岐部と；前記各分岐部と前記本体との間で、所
定厚さに拡張形成されて前記締結部材の両先端によりク
ランピングされ、その締結部材の離脱を防止する支持部
と；を含むことが好ましい。
【００１４】また、前記結合部は、前記コネクティング
ロッドの本体の一端で、'Ｕ'字形に分岐されたことが好
ましい。
ロッドの本体の一端で、'Ｕ'字形に分岐されたことが好
ましい。
【００１５】また、前記傾斜面は、前記偏心軸の軸芯に
対して3〜5度の傾斜を有することが好ましい。
対して3〜5度の傾斜を有することが好ましい。
【００１６】また、前記締結部材は、前記結合部と前記
ブッシュを一緒に縛って結合させることができるように
所定厚さを有するピアノ線であることが好ましい。
ブッシュを一緒に縛って結合させることができるように
所定厚さを有するピアノ線であることが好ましい。
【００１７】また、前記締結部材は、中間部位に前記ブ
ッシュの突起部を上から下にクランピングするように所
定形状に折曲されたクランピング部と；前記クランピン
グ部で対称される形状に延長されて前記ブッシュの外周
を覆いかぶせて支持する支持部と；前記支持部から延長
折曲されて前記コネクティングロッドの結合部を覆いか
ぶせてクランピングする先端部と；を有するピアノ線で
あり、前記ブッシュは前記ピアノ線に支持されて前記結
合部から離脱されるのが防止されて、そのピアノ線の弾
性力により動き可能なことを特徴とすることが好まし
い。
ッシュの突起部を上から下にクランピングするように所
定形状に折曲されたクランピング部と；前記クランピン
グ部で対称される形状に延長されて前記ブッシュの外周
を覆いかぶせて支持する支持部と；前記支持部から延長
折曲されて前記コネクティングロッドの結合部を覆いか
ぶせてクランピングする先端部と；を有するピアノ線で
あり、前記ブッシュは前記ピアノ線に支持されて前記結
合部から離脱されるのが防止されて、そのピアノ線の弾
性力により動き可能なことを特徴とすることが好まし
い。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、添付された図を参照して、
本発明の実施例に係る密閉型往復動式圧縮機のコネクテ
ィングロッド装置を詳細に説明する。
本発明の実施例に係る密閉型往復動式圧縮機のコネクテ
ィングロッド装置を詳細に説明する。
【００１９】図3を参照するに、本発明の実施例に係る
密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置は、
ブッシュ20と、コネクティングロッド30と、締結部材40
とを具備する。
密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置は、
ブッシュ20と、コネクティングロッド30と、締結部材40
とを具備する。
【００２０】ブッシュ20は、クランク軸6の偏心部6aに
回転自在に結びつく。ブッシュ20は、偏心部6aが結びつ
く大内径21aを有する本体21と、本体21の外周に突出形
成された締結部23及び突起部25を有する。本体21は、円
筒形状を有する。本体21の大内径21aには、クランク軸6
の偏心部6aが結びつく。
回転自在に結びつく。ブッシュ20は、偏心部6aが結びつ
く大内径21aを有する本体21と、本体21の外周に突出形
成された締結部23及び突起部25を有する。本体21は、円
筒形状を有する。本体21の大内径21aには、クランク軸6
の偏心部6aが結びつく。
【００２１】締結部23は、偏心部6aの軸芯Cに対して所
定傾斜を有する一対の傾斜面23aを有する。すなわち、
図4のように締結部23の両側面が軸芯Cに対して所定傾斜
を持って、その傾斜は3〜5角度を有することが望まし
い。したがって、締結部23の幅Wは、下へ行くほど小さ
くなる。
定傾斜を有する一対の傾斜面23aを有する。すなわち、
図4のように締結部23の両側面が軸芯Cに対して所定傾斜
を持って、その傾斜は3〜5角度を有することが望まし
い。したがって、締結部23の幅Wは、下へ行くほど小さ
くなる。
【００２２】突起部25は、締結部23に対称されるように
本体21の外周に突出形成される。この突起部25は、締結
部材40によりクランピングされる。
本体21の外周に突出形成される。この突起部25は、締結
部材40によりクランピングされる。
【００２３】コネクティングロッド30は、その本体31の
一端部に延びてブッシュ20の締結部23と結びつく結合部
33を有する。コネクティングロッド30の他端にはピスト
ンピン11が結びつく小内径35が設けられる。結合部33
は、軸芯C方向にブッシュ20の締結部23と上下スライデ
ィングにより結びつく。このために結合部33は、本体31
の一端で締結部23を覆いかぶせることができるように'
Ｕ'字形に分岐された一対の分岐部33aを有する。そし
て、それぞれの分岐部33aの対向する内側には締結部23
の傾斜面23aに対応される傾斜面33bが設けられる。この
傾斜面33bも軸芯Cに対して約3〜5度の傾斜を有すること
が好ましい。このような傾斜面33bにより分岐部33a間の
間隔は、図5のように、下へ行くほど狭くなり締結部23
の幅に対応される間隔を有するようになる。したがっ
て、締結部23が結合部33の上から下に移動しながらスラ
イディング結合し、初期には各傾斜面23a、33bの間にギ
ャップが発生される。しかし、締結部23がさらに降りて
くれば、ギャップが狭くなっている途中で締結部23が分
岐部33a間に完全に挟まって、各傾斜面23a、33bが密着
された状態で結びつく。したがって、軸芯Cに対するコ
ネクティングロッド30の設置角が一定に維持できる。
一端部に延びてブッシュ20の締結部23と結びつく結合部
33を有する。コネクティングロッド30の他端にはピスト
ンピン11が結びつく小内径35が設けられる。結合部33
は、軸芯C方向にブッシュ20の締結部23と上下スライデ
ィングにより結びつく。このために結合部33は、本体31
の一端で締結部23を覆いかぶせることができるように'
Ｕ'字形に分岐された一対の分岐部33aを有する。そし
て、それぞれの分岐部33aの対向する内側には締結部23
の傾斜面23aに対応される傾斜面33bが設けられる。この
傾斜面33bも軸芯Cに対して約3〜5度の傾斜を有すること
が好ましい。このような傾斜面33bにより分岐部33a間の
間隔は、図5のように、下へ行くほど狭くなり締結部23
の幅に対応される間隔を有するようになる。したがっ
て、締結部23が結合部33の上から下に移動しながらスラ
イディング結合し、初期には各傾斜面23a、33bの間にギ
ャップが発生される。しかし、締結部23がさらに降りて
くれば、ギャップが狭くなっている途中で締結部23が分
岐部33a間に完全に挟まって、各傾斜面23a、33bが密着
された状態で結びつく。したがって、軸芯Cに対するコ
ネクティングロッド30の設置角が一定に維持できる。
【００２４】そして、締結部23は結合部33の下方に抜け
なくなり、下方には分離されないようになる。
なくなり、下方には分離されないようになる。
【００２５】一方、コネクティングロッド30は、結合部
33と本体31間でその幅が両側に拡張されて形成された一
対の支持部37を有する。この支持部37には、締結部材40
の両先端が固定される。
33と本体31間でその幅が両側に拡張されて形成された一
対の支持部37を有する。この支持部37には、締結部材40
の両先端が固定される。
【００２６】締結部材40は、所定テンション強度を有す
るように所定形状に形成されたピアノ線であることが望
ましい。このピアノ線は少なくとも1．5mm以下の直径を
有することが望ましい。このような締結部材40は、中間
部位にブッシュ20の突起部25をクランピングするように
所定形状に折曲されたクランピング部41と、クランピン
グ部41で対称される形状に延長されてブッシュの本体21
の外周を覆いかぶせて支持する支持部43と、支持部43か
ら輪形状に延長折曲されて支持部37を覆いかぶせてクラ
ンピングする先端部45を有する。すなわち、図6のよう
に、締結部材40のクランピング部41は、突起部25を下か
ら上に支持しながらクランピングし、支持部43は本体21
の外周をクランピングして支持し、先端部45は支持部37
を覆いかぶせるようにクランピングして固定される。こ
のように、締結部材40がブッシュ20とコネクティングロ
ッド30を締結することによって、ブッシュ20が結合部33
で軸芯C方向と、その軸芯C方向の垂直のピストン方向に
分離されることが防止される。
るように所定形状に形成されたピアノ線であることが望
ましい。このピアノ線は少なくとも1．5mm以下の直径を
有することが望ましい。このような締結部材40は、中間
部位にブッシュ20の突起部25をクランピングするように
所定形状に折曲されたクランピング部41と、クランピン
グ部41で対称される形状に延長されてブッシュの本体21
の外周を覆いかぶせて支持する支持部43と、支持部43か
ら輪形状に延長折曲されて支持部37を覆いかぶせてクラ
ンピングする先端部45を有する。すなわち、図6のよう
に、締結部材40のクランピング部41は、突起部25を下か
ら上に支持しながらクランピングし、支持部43は本体21
の外周をクランピングして支持し、先端部45は支持部37
を覆いかぶせるようにクランピングして固定される。こ
のように、締結部材40がブッシュ20とコネクティングロ
ッド30を締結することによって、ブッシュ20が結合部33
で軸芯C方向と、その軸芯C方向の垂直のピストン方向に
分離されることが防止される。
【００２７】前記構成を有する本発明の実施例に係る密
閉型圧縮機のコネクティング装置は、締結部23と結合部
33を上下方向に一致させた状態で、上下方向に相互スラ
イディングにより結合させる。具体的に、結合初期には
締結部23の傾斜面23aと結合部33の傾斜面33b間には所定
ギャップが形成される。しかし、結合がより進行されれ
ば、傾斜面23aと傾斜面33bが互いに密着されてギャップ
が発生しない。
閉型圧縮機のコネクティング装置は、締結部23と結合部
33を上下方向に一致させた状態で、上下方向に相互スラ
イディングにより結合させる。具体的に、結合初期には
締結部23の傾斜面23aと結合部33の傾斜面33b間には所定
ギャップが形成される。しかし、結合がより進行されれ
ば、傾斜面23aと傾斜面33bが互いに密着されてギャップ
が発生しない。
【００２８】そして、前記状態で、図5に示されたよう
に、締結部材40を利用してブッシュ20と結合部33を締結
させる。すると、ブッシュ20は締結部材40に支持されて
下側に離脱されないようになる。もちろん、ブッシュ20
は、傾斜面23aが傾斜面33bに密着されているので、下側
にも離脱されないようになる。そして、締結部材40は、
所定のテンションを有するピアノ線である。したがっ
て、例えばクランク軸6の偏心部6aとピストン間の軸芯
が互いにミスアライメントされても、締結部材40がテン
ションを受けながら捩じれた角を補償する。
に、締結部材40を利用してブッシュ20と結合部33を締結
させる。すると、ブッシュ20は締結部材40に支持されて
下側に離脱されないようになる。もちろん、ブッシュ20
は、傾斜面23aが傾斜面33bに密着されているので、下側
にも離脱されないようになる。そして、締結部材40は、
所定のテンションを有するピアノ線である。したがっ
て、例えばクランク軸6の偏心部6aとピストン間の軸芯
が互いにミスアライメントされても、締結部材40がテン
ションを受けながら捩じれた角を補償する。
【００２９】また、傾斜面23aと傾斜面33bが密着される
ように結びつくことによって、クランク軸6の駆動によ
りピストンの往復動駆動時、コネクティングロッド30と
ブッシュ20間に衝突や摩擦を減らすことができる。した
がって、コネクティングロッド30とブッシュ20の摩擦に
よる摩耗や、衝突による高周波帯域での騷音を減らすこ
とができる。
ように結びつくことによって、クランク軸6の駆動によ
りピストンの往復動駆動時、コネクティングロッド30と
ブッシュ20間に衝突や摩擦を減らすことができる。した
がって、コネクティングロッド30とブッシュ20の摩擦に
よる摩耗や、衝突による高周波帯域での騷音を減らすこ
とができる。
【００３０】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明に係る密
閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置によれ
ば、クランク軸の偏心部に結びつくブッシュとコネクテ
ィングロッドの結合部が上下スライディング動作により
結びついて、結合時それぞれの傾斜面と傾斜部が密着さ
れるように結びつく。したがって、圧縮機の駆動時ブッ
シュとコネクティングロッド間のギャップにより摩耗や
摩擦及び衝突による高周波騷音が発生されることを抑制
させることができる。
閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置によれ
ば、クランク軸の偏心部に結びつくブッシュとコネクテ
ィングロッドの結合部が上下スライディング動作により
結びついて、結合時それぞれの傾斜面と傾斜部が密着さ
れるように結びつく。したがって、圧縮機の駆動時ブッ
シュとコネクティングロッド間のギャップにより摩耗や
摩擦及び衝突による高周波騷音が発生されることを抑制
させることができる。
【００３１】また、テンションを有する締結部材により
ブッシュとコネクティングロッドが結びつくことによっ
て、クランク軸とピストンのミスアライメントが締結部
材のテンションにより補償可能になることで、機器の信
頼性を高める利点がある。
ブッシュとコネクティングロッドが結びつくことによっ
て、クランク軸とピストンのミスアライメントが締結部
材のテンションにより補償可能になることで、機器の信
頼性を高める利点がある。
【図１】一般的な密閉型往復動式圧縮機を示した概略的
な部分断面図である。
な部分断面図である。
【図２】図１のコネクティングロッドを示した断面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の実施例に係る密閉型往復動式圧縮機を
示した概略的な分離斜視図である。
示した概略的な分離斜視図である。
【図４】図３に示されたブッシュの断面図である。
【図５】図３に示されたコネクティングロッドの結合部
及びブッシュの締結状態を示した概略的な断面図であ
る。
及びブッシュの締結状態を示した概略的な断面図であ
る。
【図６】図３に示されたコネクティングロッド装置の結
合斜視図である。
合斜視図である。
６ クランク軸
６ａ 偏心部
１１ ピストンピン
２０ ブッシュ
２１、３１ 本体
２１ａ 大内径
２３ 締結部
２３ａ、３３ｂ 傾斜面
２５ 突起部
３０ コネクティングロッド
３３ 結合部
３３ａ 分岐部
３５ 小内径
３７、４３ 支持部
４１ クランピング部
４５ 先端部
Claims (7)
- 【請求項１】 クランク軸の偏心部とピストンを連結し
て回転運動を往復スライディング運動に変換させるため
の密閉型往復動式圧縮機のコネクティング装置であっ
て、 前記偏心部に回転自在に結びついて、外周には前記偏心
部の軸芯に対して所定傾斜を有する一対の傾斜面を有す
る締結部が突出形成されたブッシュと；一端には前記ピ
ストンに結びついたピストンピンが結びつく小内径が形
成されて、他端には前記傾斜面を沿って前記軸芯方向に
前記締結部と結びつく結合部を有するコネクティングロ
ッドと；前記結合部と前記ブッシュを外力により動き可
能なように締結させる締結部材と；を含むことを特徴と
する密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装
置。 - 【請求項２】 前記ブッシュは、前記偏心部が結びつく
大内径を持って、外周に前記締結部を有する円筒形の本
体と；前記締結部と対称に前記本体の外側に突出形成さ
れ、前記締結部材によりクランピングされる突起部と；
を含むことを特徴とする請求項1に記載の密閉型往復動
式圧縮機のコネクティングロッド装置。 - 【請求項３】 前記結合部は、前記コネクティングロッ
ドの本体の一端で、前記締結部を覆いかぶせることがで
きるように分岐され、そのそれぞれの対向する内側には
前記締結部の傾斜面に対応する傾斜面が形成された一対
の分岐部；と前記各分岐部と前記本体との間で、所定厚
さに拡張形成されて前記締結部材の両先端によりクラン
ピングされ、その締結部材の離脱を防止する支持部と；
を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置。 - 【請求項４】 前記結合部は、前記コネクティングロッ
ドの本体の一端で、'Ｕ'字形に分岐されたことを特徴と
する請求項３に記載の密閉型往復動式圧縮機のコネクテ
ィングロッド装置。 - 【請求項５】 前記傾斜面は、前記偏心軸の軸芯に対し
て3〜5度の傾斜を有することを特徴とする請求項１に記
載の密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装
置。 - 【請求項６】 前記締結部材は、前記結合部と前記ブッ
シュを一緒に縛って結合させることができるように所定
厚さを有するピアノ線であることを特徴とする請求項1
に記載の密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド
装置。 - 【請求項７】 前記締結部材は、中間部位に前記ブッシ
ュの突起部を上から下にクランピングするように所定形
状に折曲されたクランピング部と；前記クランピング部
で対称される形状に延長されて前記ブッシュの下側を覆
いかぶせて支持する支持部と；前記支持部から延長折曲
されて前記結合部を覆いかぶせてクランピングする先端
部と；を有するピアノ線であり、前記ブッシュは前記ピ
アノ線に支持されて前記結合部から下側に離脱されるの
を防止することを特徴とする請求項2に記載の密閉型往
復動式圧縮機のコネクティングロッド装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR10-2001-0065933A KR100426085B1 (ko) | 2001-10-25 | 2001-10-25 | 밀폐형 왕복동식 압축기의 커넥팅로드 장치 |
| KR2001-065933 | 2001-10-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003148345A true JP2003148345A (ja) | 2003-05-21 |
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| JP2002023504A Pending JP2003148345A (ja) | 2001-10-25 | 2002-01-31 | 密閉型往復動式圧縮機のコネクティングロッド装置 |
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| BR (1) | BR0203793A (ja) |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100412575B1 (ko) * | 2002-01-23 | 2003-12-31 | 삼성광주전자 주식회사 | 밀폐형 왕복동식 압축기의 커넥팅로드 장치 |
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| BRPI1101929A2 (pt) * | 2011-04-26 | 2015-07-14 | Whirlpool Sa | Biela para compressores de refrigeração |
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| CN103944329A (zh) * | 2014-05-07 | 2014-07-23 | 东莞市麒丰机械有限公司 | 一种用于全自动平衡机的无限转自动夹持机构 |
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- 2001-10-25 KR KR10-2001-0065933A patent/KR100426085B1/ko not_active IP Right Cessation
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2002
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- 2002-09-18 BR BR0203793-9A patent/BR0203793A/pt not_active Application Discontinuation
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