JP2008038893A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転子に設置されるウェイトバランスの重さを減少させることによって、圧縮機の製造費用を節減できると同時に、圧縮機の効率を向上させることができる密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】 固定子と、該固定子と電気的に相互作用しつつ回転する回転子と、該回転子に圧入され、この回転子と共に回転する回転軸と、該回転軸の回転にしたがって偏心回転するように回転軸の一端に形成された偏心部と、該偏心部によって回転軸が偏心回転するのを防止するように回転子に設置される複数個のウェイトバランスと、これら複数個のウェイトバランスを回転子から離隔させる離隔部材とを備える構成とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、密閉型圧縮機に係り、より詳細には、回転子に結合されるウェイトバランスの結合構造を変更することによって製造費用を節減でき、かつ、圧縮機の効率を増大させることができる密閉型圧縮機に関する。
一般に、密閉型圧縮機は、密閉空間を形成する密閉容器と、密閉容器の内部に設けられて、密閉容器の内部に吸入された冷媒を圧縮する圧縮装置と、圧縮装置を駆動するための駆動装置と、を備える。
圧縮装置は、冷媒が圧縮される圧縮室を形成するシリンダーと、圧縮室の内部で直線往復動しつつ冷媒を圧縮するピストンと、圧縮室を密閉するようにシリンダーの一側に結合されるシリンダーヘッドとを備えてなり、圧縮室に吸入された冷媒を圧縮したのち排出させる。
駆動装置は、上記のような圧縮装置に駆動力を提供するもので、密閉容器の内部に固定される固定子と、固定子の内側で該固定子と隔たって設置され、固定子と電磁気的に相互作用する回転子とを備え、それ全体が一つのモーターとして機能する。
図1示すように、回転子1の中央部には回転軸2が圧入されて挿通し、回転軸2の一端には偏心回転する偏心部2aが形成され、偏心部2aとピストン4との間には偏心部2aの偏心回転運動をピストン4の直線往復運動に切り換えるコネクティングロッド3が設けられる。
このような密閉型圧縮機において回転子1が回転すると、回転軸2を中心に偏心部2aとコネクティングロッド3には遠心力が、コネクティングロッド3とピストン4には慣性力がそれぞれ発生する。回転子1の回転時に、偏心部2a、コネクティングロッド3、ピストン4にそれぞれ発生する力によって回転軸2は偏心回転してしまい、このような回転軸2の偏心回転を補償するために、回転子1の下部には回転軸2を中心として偏心部2aと反対方向に下部ウェイトバランス6が設置される。
しかしながら、下部ウェイトバランス6によって発生する遠心力は、偏心部2aとコネクティングロッド3によって発生する遠心力及びコネクティングロッド3とピストン4によって発生する慣性力が作用する基準軸Oで作用しないため、下部ウェイトバランス6が設置されるとモーメントが発生してしまう。
このように下部ウェイトバランス6を設置することから発生するモーメントを補償するために、回転子1の上部には、回転軸2を中心として下部ウェイトバランス6の反対方向に上部ウェイトバランス5が設置される。この場合、上部ウェイトバランス5が下部ウェイトバランス6に比べて基準軸Oからより離れているため、上部ウェイトバランス5の重さを下部ウェイトバランス6の重さよりも小さくする。
このようなウェイトバランス5,6を回転子1に結合する際には、一端に係止突部7aの形成されたリベット7を、回転子1及びウェイトバランス5,6に貫通させた後、係止突部7aの形成された側の反対側の端部をコーキングすることでウェイトバランス5,6を回転子1に結合する。
回転軸2が偏心回転するのを防ぐためには、回転軸2に働く力をバランスさせなければならない。偏心部2a及びコネクティングロッド3による遠心力をA、コネクティングロッド3及びピストン4による慣性力をB、回転軸2に働く力のうち、上部ウェイトバランス5による遠心力をC、下部ウェイトバランス6による遠心力をDとする場合、下記の式が成り立たなければならない。
A+B+C=D (1)
また、各力A,B,C,Dは同一軸上で働かず、各力によるモーメントが発生するが、回転軸2が偏心回転するのを防ぐためには各力A,B,C,Dによるモーメントの合計が0にならなければならない。
力A及び力Bは、基準軸O上で働くから、基準軸Oに対して力A及び力Bによるモーメント値は0となる。
しかしながら、力Cと力Dは基準軸Oから隔たって働くため、モーメントが発生してしまう。基準軸Oから力Cまでの距離をL1、基準軸Oから力Dまでの距離をL2とする場合、下記のような式が成り立たなければならない。
C×L1=D×L2 (2)
しかしながら、従来の密閉型圧縮機では、上部ウェイトバランス5及び下部ウェイトバランス6がリベット7を介して回転子1と密着するように設置されたため、L1及びL2を調節することが不可能だった。したがって、上部ウェイトバランス5と下部ウェイトバランス6の重さを任意に設定することができず、上記式(1)及び式(2)を同時に満足させるように上部ウェイトバランス5と下部ウェイトバランス6の重さが定められてきた。
しかしながら、式(1)及び式(2)を同時に満足させるように設定された上部ウェイトバランス5及び下部ウェイトバランス6の重さは重いため、ウェイトバランスの製作に多い費用がかかるという問題があった。
しかも、重さの重いウェイトバランスが回転子に取り付けられるため、圧縮機の運転にかかる電力が増大し、圧縮機の効率が低下するという問題点もあった。
本発明は上記の問題点を解決するためのもので、その目的は、回転軸の偏心回転を防止するために回転子に設けられるウェイトバランスの重さを減らすことによって、圧縮機の製造費用を節減でき、かつ、圧縮機の効率を増大させることができる密閉型圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成する本発明に係る密閉型圧縮機は、固定子と、前記固定子と電気的に相互作用して回転する回転子と、前記回転子に圧入されて前記回転子と共に回転する回転軸と、前記回転軸の回転にしたがって偏心回転するように前記回転軸の一端に形成された偏心部と、前記偏心部によって前記回転軸が偏心回転するのを防止するように前記回転子に設置される複数個のウェイトバランスと、前記複数個のウェイトバランスを前記回転子から離隔させる離隔部材と、を備える構成とした。
また、前記密閉型圧縮機は、前記複数個のウェイトバランスを前記回転子に固定するためのリベットをさらに備え、前記離隔部材は、前記リベットに一体に形成される。
また、前記離隔部材は、前記回転部材と前記各ウェイトバランスとが隔たるように所定の高さを有する。
また、前記離隔部材は、前記回転部材と前記各ウェイトバランスとが隔たるように互いに所定の距離だけ隔たって設けられた複数個の係止突部を備える。
また、前記リベットは、前記離隔部材の一側から延びて前記回転子を貫通する第1貫通部と、前記離隔部材の他側から延びて前記各ウェイトバランスを貫通する第2貫通部と、を備える。
また、前記リベットの両側端部がコーキングされることによって前記ウェイトバランスが前記回転子に固定される。
また、前記離隔部材は、前記各ウェイトバランスの上部面または下部面のいずれかの面から所定の高さ突出して形成される。
また、前記偏心部から遠くに設けられるウェイトバランスの重さは、前記偏心部から近くに設けられるウェイトバランスの重さよりも小さい。
本発明に係る密閉型圧縮機によれば、ウェイトバランスが回転子から所定距離隔たって設置されるため、ウェイトバランスの重さを低減させることが可能になる。
このようにウェイトバランスの重さを低減させると、ウェイトバランスの製造費用が節減でき、かつ、圧縮機の運転にかかる電力を低減できるため、圧縮機の効率を増大させることが可能になる。
以下、本発明に係る密閉型圧縮機の好適な実施例について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明の一実施例による密閉型圧縮機は、図2示すように、密閉容器10と、密閉容器10の内部に設けられるものとして、冷媒を圧縮する圧縮装置20と、圧縮装置20に駆動力を提供する駆動装置30と、を備える。
密閉容器10の一側と他側にはそれぞれ、冷凍サイクルの蒸発機を経由した低圧の冷媒を、密閉容器10の内部に導く吸入管11と、圧縮装置20によって密閉容器10の内部で圧縮された高圧の冷媒を、冷凍サイクルの凝縮機に導く吐出管12とが備えられる。
圧縮装置20は、フレーム15と一体に形成され、冷媒が圧縮される圧縮室21aを形成するシリンダー21と、圧縮室21aの内部で直線往復動可能に設置されるピストン22と、圧縮室21aが密閉されるようにシリンダー21の一側に結合され、吐出管12と連通する冷媒吐出室23bと吸入管11と連通する冷媒吸入室23aとが相互区画形成されるシリンダーヘッド23と、シリンダー21とシリンダーヘッド23との間に取り付けられて、圧縮室21aに吸入される冷媒と圧縮室21aから吐出される冷媒の流れを断続するバルブ装置24と、を備える。
駆動装置30は、ピストン22が圧縮室21aの内部で直線往復動できるように駆動力を提供するもので、フレーム40の下部周縁側に固定された固定子31と、固定子31の内側に設けられ、該固定子31と電磁気的な相互作用によって回転する回転子32と、回転子32の中央に圧入されて回転子32と共に回転する回転軸33と、を備える。
回転軸33は、軸受13に回転自在に支持され、軸受13はフレーム15に支持される。回転軸33の下部は、フレーム15の中央に形成された中空部16を貫通してフレーム15の下部に延在し、フレーム40の下部に延在する回転軸33の下端は、回転軸33の回転と共に偏心回転する偏心部33aを形成する。
偏心部33aとピストン22との間には、偏心部33aの偏心回転運動をピストン22の直線往復動に切り換えるコネクティングロッド25が設置される。
このような密閉型圧縮機では、固定子31と回転子32間の電磁気的な相互作用によって回転子32と共に回転軸33が回転し、コネクティングロッド25を介して回転軸33の偏心部33aと連結されるピストン22が、圧縮室21aの内部で直線往復動するようになる。
このように回転子32が回転すると、図3示すように、回転軸33を中心に偏心部33aとコネクティングロッド25には遠心力Aが、コネクティングロッド25とピストン22にはそれぞれ慣性力Bが発生する。
回転子32の回転時にこのように力A及びBによって回転軸33が偏心回転するのを補償するために、回転子32の下部には下部ウェイトバランス45が設置される。
しかしながら、下部ウェイトバランス45によって発生する遠心力Fは、力A及びBと同一軸上で働かず、基準軸Oに対してモーメントを発生させる。
このように下部ウェイトバランス45の設置によって発生するモーメントを補償するために、回転子32の上部には、回転軸33を中心にして下部ウェイトバランス45の反対方向に上部ウェイトバランス40が設置される。上部ウェイトバランス40は、下部ウェイトバランス45よりも基準軸Oからより離れているから、下部ウェイトバランス45よりも小さい重さによっても、下部ウェイトバランス45により発生するモーメントを補償することができる。
ここで、上部ウェイトバランス40と下部ウェイトバランス45は、回転子32の上部面と下部面からそれぞれ隔たるようにして回転子32に設置する。
このように上部ウェイトバランス40と下部ウェイトバランス45が回転子32の上部面と下部面からそれぞれ隔たって設置されるようにウェイトバランス40,45を回転子32に固定するリベット50を、図4に示す。
図4示すようにウェイトバランス40,45を回転子32に固定するリベット50は、一端が回転子32に密着され、他端はウェイトバランス40,45に密着される離隔部材55を有する。このような離隔部材55は、リベット50の両端部から同じ距離に位置するのではなく、一側端部に偏って位置する。
したがって、リベット50は、離隔部材55から長く延びて回転子32を貫通する第1貫通部51と、離隔部材55から短く延びてウェイトバランス40,45を貫通する第2貫通部52とを有する。また、リベット50の両側端部にはコーキング作業が可能なように穴50aが形成されている。
上部ウェイトバランス40を回転子32に固定させる時には、回転子32に形成された貫通穴32aを通して第1貫通部51を回転子32の上部から貫通させた後、回転子32の下部で第1貫通部51の端部をジグを用いてコーキングし、上部ウェイトバランス40に形成された貫通穴40aを通して第2貫通部52を上部ウェイトバランス40の下部から貫通させた後、上部ウェイトバランス40の上部で第2貫通部52の端部をジグを用いてコーキングする。
下部ウェイトバランス45を回転子32に固定させる時にも、上部ウェイトバランス40を回転子32に固定させる時と同じ方法で固定する。
このように上部ウェイトバランス40と下部ウェイトバランス45を上記の実施例によるリベット50を用いて回転子32に固定すると、図3示すように、上部ウェイトバランス40及び下部ウェイトバランス45は離隔部材55の高さHだけ回転子32から隔たって設置される。
このように下部ウェイトバランス45が回転子32の下部面から隔たって設置されることから、基準軸Oから下部ウェイトバランス45までの距離L4は従来に比べて短くなり、よって、下部ウェイトバランス45の設置から発生するモーメントが減少する。このとき、下部ウェイトバランス45の重さも一緒に減らすことができる。
一方、上部ウェイトバランス40が回転子32の上部面から隔たって設置されることから、基準軸Oから上部ウェイトバランス40までの距離L3は従来に比べて増加する。
下部ウェイトバランス45の設置から発生するモーメントが減少したため、これに対応して上部ウェイトバランス40の設置から発生するモーメントも減少しなければならないが、基準軸Oから上部ウェイトバランス40までの距離L3も増加したため、上部ウェイトバランス40の重さは減少されなければならない。
このように、上部ウェイトバランス40と下部ウェイトバランス45を回転子から隔てて設置することによってウェイトバランス40,45の重さを減らすことができる。
図5は、ウェイトバランス40,45を回転子32から隔てて設置するためのリベット50の他の実施例を示す図である。
他の実施例によるリベット50の離隔部材55は、ウェイトバランス40,45が回転子32から隔たる距離Hを有するように形成された2つの係止突部55a,55bで構成される。
図6は、ウェイトバランスが回転子に結合されるさらに他の実施例を示す図である。
図6示すように、上部ウェイトバランス40と下部ウェイトバランス45を回転子32から所定距離だけ離隔させる離隔部材50は、ウェイトバランス40,45と一体に形成される。
離隔部材60は、ウェイトバランス40,45の上部面または下部面のいずれかに所定の高さ突出して形成される。この場合、離隔部材60は、リベットの締結時に該リベットの締結力を耐えうるような厚さとし、その重さを最小限にすることが好ましい。
このような離隔部材60が形成されたウェイトバランス40,45を回転子32に設置する時には、図7示すように、一端にのみ係止突部50bが形成されたリベット50を使用すれば良い。
図7に示すリベット50を用いてウェイトバランス40,45を設置する時には、リベット50が、回転子32に形成された貫通穴32aとウェイトバランス40,45に形成された貫通穴40a,45aを同時に通過するようにした後、係止突部50bの形成されていない端部をジグを用いてコーキングすれば良い。このようにリベット50の一端のみをコーキングするだけで済むため、コーキング作業が減る。
図6では、離隔部材がウェイトバランスと一体に形成された実施例に挙げて説明したが、離隔部材は、ウェイトバランスと一体に形成されることに限定されず、ウェイトバランスと別個に製作されてウェイトバランスと回転子との間に挿入されるようにしても良い。
従来密閉型圧縮機においてウェイトバランスが結合された回転子を示す断面図である。 本発明による密閉型圧縮機を示す断面図である。 図2に示す密閉型圧縮機の回転子にウェイトバランスが結合された様子を示す斜視図である。 図3のウェイトバランスを回転子に固定するためのリベットを示す斜視図である。 図3のウェイトバランスを回転子に固定するためのリベットの他の実施例を示す斜視図である。 他の実施例によって図2に示す密閉型圧縮機の回転子にウェイトバランスが結合された様子を示す斜視図である。 図6のウェイトバランスを回転子に固定するためのリベットを示す斜視図である。
符号の説明
22 ピストン
25 コネクティングロッド
32 回転子
33 回転軸
33a 偏心部
40 上部ウェイトバランス
45 下部ウェイトバランス
50 リベット
55,60 離隔部材

Claims (8)

  1. 固定子と、
    前記固定子と電気的に相互作用して回転する回転子と、
    前記回転子に圧入されて前記回転子と共に回転する回転軸と、
    前記回転軸の回転にしたがって偏心回転するように前記回転軸の一端に形成された偏心部と、
    前記偏心部によって前記回転軸が偏心回転するのを防止するように前記回転子に設置される複数個のウェイトバランスと、
    前記複数個のウェイトバランスを前記回転子から離隔させる離隔部材と、
    を備えることを特徴とする、密閉型圧縮機。
  2. 前記密閉型圧縮機は、前記複数個のウェイトバランスを前記回転子に固定するためのリベットをさらに備え、前記離隔部材は、前記リベットに一体に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記離隔部材は、前記回転部材と前記各ウェイトバランスとが隔たるように所定の高さを有することを特徴とする、請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記離隔部材は、前記回転部材と前記各ウェイトバランスとが隔たるように互いに所定の距離だけ隔たって設けられた複数個の係止突部を備えることを特徴とする、請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記リベットは、前記離隔部材の一側から延びて前記回転子を貫通する第1貫通部と、前記離隔部材の他側から延びて前記各ウェイトバランスを貫通する第2貫通部と、を備えることを特徴とする、請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  6. 前記リベットの両側端部がコーキングされることによって前記ウェイトバランスが前記回転子に固定されることを特徴とする、請求項5に記載の密閉型圧縮機。
  7. 前記離隔部材は、前記各ウェイトバランスの上部面または下部面のいずれかの面から所定の高さ突出して形成されることを特徴とする、請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  8. 前記偏心部から遠くに設けられるウェイトバランスの重さは、前記偏心部から近くに設けられるウェイトバランスの重さよりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の密閉型圧縮機。
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