JP2001303748A - 見切材及び壁構造 - Google Patents

見切材及び壁構造

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JP2001303748A
JP2001303748A JP2000118237A JP2000118237A JP2001303748A JP 2001303748 A JP2001303748 A JP 2001303748A JP 2000118237 A JP2000118237 A JP 2000118237A JP 2000118237 A JP2000118237 A JP 2000118237A JP 2001303748 A JP2001303748 A JP 2001303748A
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parting material
wall
corner
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JP2000118237A
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English (en)
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Toshihiro Takada
利博 高田
敦史 ▲高▼平
Atsushi Takahira
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴縁兼用の見切材と、この見切材を用いた壁
構造とくに壁改修構造をを提供する。 【解決手段】 ALCパネル10に対し縦胴縁20を、
そのビス孔24(第6図)を通してビス22(第3図)
を螺じ込むことによって固定し、この縦胴縁20にタイ
ル取付パネル30をビス32によって固定し、このタイ
ル取付パネル30にタイル16を取付ける。換気口12
の周囲にあっては、見切材40,50が用いられてい
る。見切材40,50は、タイル16の端面に対峙する
見切部41,51と、この見切部41,51に連なる胴
縁部42,52とを備えている。換気口12の左右に配
置された見切材50のパネル取付片部56に対しビス6
2によってタイル取付パネル30の端部を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面に取り付けら
れる見切材に係り、特に胴縁兼用の見切材に関する。ま
た、本発明は、この見切材を用いた壁構造に関するもの
である。さらに詳しくは、本発明は建物の外壁の補修に
好適な見切材及び壁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の外壁の改修に際しては、建物の外
壁面に縦、もしくは横方向に等間隔に胴縁を固定し、そ
の胴縁に化粧パネルを取り付けるが、開口部の周縁は、
この等間隔の胴縁位置から外れているケースがほとんど
であり、そのための胴縁を別に取り付けている。また、
既存開口サッシとの意匠的な納まりや防水上の問題か
ら、別途見切材を設ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ALC板下地など胴縁
固定のためのビス位置に制約がある場合には、見切材と
胴縁を近接して取り付けることが難しい場合がある。
【0004】本発明は、このような場合に用いるのに好
適な胴縁兼用の見切材と、この見切材を用いた壁構造と
くに好適には壁改修構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の見切材は、壁面
に取り付けられ、該壁面の建材の端面を覆う見切材にお
いて、該建材を支承するための胴縁状部分を備えたこと
を特徴とするものである。
【0006】かかる見切材は、胴縁状部分(以下、胴縁
部ということがある。)を備えており、胴縁と兼用する
ことができる。従って、外壁改修工事に必要な部材点数
が減少すると共に、施工も簡易化される。
【0007】この見切材は、建材の端面に対峙する見切
部と、該見切部に連なっており、該建材の裏側に配置さ
れる胴縁状部分とを備えてなり、該胴縁状部分は、壁面
に重なり該壁面に留め付けられる取付片部を備えている
ことが好ましく、この取付片部には、見切材の長手方向
に延在する溝が設けられており、該取付片部は該溝に沿
って割断可能であることが好ましい。
【0008】この取付片部は、通常はビスによって壁面
に固定される。この場合、見切材が胴縁部を備えている
ため、見切材の胴縁部と、他の胴縁とが離隔配置され、
見切材のビス留め箇所と胴縁のビス留め箇所とを十分に
離隔させることができる。そのため、本発明の見切材
は、ALCなど、ヒビ割れ防止のためにビス間距離を所
定長さ以上とらなければならない場合に好適に用いるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係る見切材を
用いた壁構造を示すものであり、(a)図は(b)図の
A−A線に沿う断面図、(b)図はこの壁構造に係る換
気口部分の正面図である。第2図は第1図(a)の拡大
図、第3図は第1図(b)のIII−III線に沿う断面図、
第4図は見切材40の斜視図、第5図は見切材50の斜
視図である。第6図は胴縁を示すものであり、(a)図
は先端部の斜視図、(b)図は先端部の拡大平面図、
(c)図は胴縁の一部の平面図である。第7図はタイル
取付パネルと該パネルに取付けられたタイルの側面図で
ある。
【0010】第1,2図の通り、建物の壁の本体部分
(改修前の壁面)はALCパネル10よりなる。この実
施の形態にあっては、壁の開口部として換気口12が設
けられ、この換気口12に換気口金具14が嵌着固定さ
れている。
【0011】このALCパネル10よりなる壁面がタイ
ル16張りの壁面に改修されている。第1,2図の符号
18は防水紙を示す。
【0012】この改修を行うには、ALCパネル10に
対し縦胴縁20を、そのビス孔24(第6図)を通して
ビス22(第3図)を螺じ込むことによって固定し、こ
の縦胴縁20にタイル取付パネル30をビス32(第3
図)によって固定し、このタイル取付パネル30にタイ
ル16を取り付ける。
【0013】第7図の通り、タイル取付パネル30には
係止片34が設けられ、タイル16の裏面の凹部が該係
止片34に係止されると共に、接着剤36によって固定
される。
【0014】前記開口部としての換気口12の周囲にあ
っては、見切材40,50が用いられている。見切材4
0は換気口12の上側に配置されるものであり、見切材
50は換気口12の左右及び下側に配置されるものであ
る。
【0015】第4,5図の通り、これらの見切材40,
50は、タイル16の端面に対峙する見切部41,51
と、この見切部41,51に連なる胴縁部42,52と
を備えている。
【0016】見切部41,51は、略方形断面形状のも
のであり、その前面がタイル16の前面よりも若干前方
に配置される。この見切部41,51には、見切材40
同士又は見切材40,50を連結するためのビス(図示
略)が差し込まれるC字形状部43,53が一体に設け
られている。
【0017】見切材40にあっては、見切部41の前縁
から胴縁部42の反対側へ突片44が突設されている。
見切材50にあっては、見切部51の前縁から胴縁部5
2と同方向へ突片54が突設されている。見切材40,
50の見切部41,51の背面からは、胴縁部42,5
2と同高さの支承片45,55が突設されている。
【0018】胴縁部42,52は、パネル取付片部4
6,56と、取付片部47,57と、これらの片部4
6,47同士及び片部56,57同士をつないでいる連
結片部48,58とを備えたクランク形状のものであ
る。この取付片部48,58に設けられたビス孔を通し
てビス60をALCパネル10に螺じ込むことにより、
見切材40,50がALCパネル10に固定される。
【0019】この取付片部48,58にはV溝49,5
9が設けられており、縦胴縁との距離に応じて該取付片
部48,58をV溝49,59に沿って割断しうるよう
になっている。
【0020】第1図(a)及び第2図の通り、換気口1
2の左右に配置された見切材50のパネル取付片部56
に対しビス62によってタイル取付パネル30の端部を
固定する。このパネル取付片部56は、ビス62が効く
ように他の部分よりも肉厚となっている。
【0021】この見切材40,50を用いることによ
り、ALCパネル10の換気口12の近傍には見切材4
0,50のみをビス60で留め付ければ足り、縦胴縁2
0の留め付け用のビス22は、第3図の通り、換気口1
2及び該ビス60から離隔させることができる。従っ
て、ビス60,22をつなぐようにヒビ割れがALCパ
ネル10に生じることがない。
【0022】また、換気口12の左右部分においては、
第2図の通り、タイル取付パネル30の端部が見切材5
0のパネル取付片部56にビス62によって固定されて
おり、タイル取付パネル30の固定が堅固であり、しか
もこのタイル取付パネル30の端部の固定専用の縦胴縁
が不要である。従って、換気口12の周囲における改修
作業効率がよく、また、胴縁の点数が少なくて済み、コ
スト安である。
【0023】なお、見切材40,50を取付けた後、見
切材40,50に沿ってシーリング66を施す。
【0024】第8,9図は、この見切材40,50を用
いて改修した外壁の引違い窓付近の横断面図である。な
お、第9図は第8図の左半と、それに連なる部分の構成
を示している。
【0025】この窓開口の周縁に見切材40,50が配
置されている。第1〜7図の場合と同様に、窓開口の上
縁に沿って見切材40が配置され、窓開口の下縁及び左
右両側に沿って見切材50が配置されている。
【0026】図示はしないが、前記第3図と同様に、窓
開口の上方及び下方にあっては、縦胴縁の下端及び上端
が見切材40又は見切材50の近傍にまで延在してい
る。第8,9図の通り、窓開口68の左右にあっては、
見切材50のパネル取付片部56にタイル取付パネル3
0の端部がビス62によって固定されている。窓開口に
装着された窓サッシ70と見切材40,50との間には
シーリング66が施されている。
【0027】なお、第9図には、窓開口の側方において
上下方向に延設された縦胴縁20に対しタイル取付パネ
ル30がビス32によって固定された状態が明瞭に示さ
れている。
【0028】第8,9図のその他の構成は前記実施の形
態と同一であり、同一符号は同一部分を示している。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、見切材と
胴縁とを兼用させることにより、建物の外壁の改修等に
際し部材点数の減少、作業効率の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る見切材を用いた壁構造を示す
ものであり、(a)図は(b)図のA−A線に沿う断面
図、(b)図はこの壁構造に係る換気口部分の正面図で
ある。
【図2】第1図(a)の拡大図である。
【図3】第1図(b)のIII−III線に沿う断面図であ
る。
【図4】見切材の斜視図である。
【図5】別の見切材の斜視図である。
【図6】胴縁を示すものであり、(a)図は先端部の斜
視図、(b)図は先端部の拡大平面図、(c)図は胴縁
の一部の平面図である。
【図7】タイル取付パネルと該パネルに取付けられたタ
イルの側面図である。
【図8】見切材40,50を用いて改修した外壁の引違
い窓付近の横断面図である。
【図9】見切材40,50を用いて改修した外壁の引違
い窓付近の横断面図である。
【符号の説明】
10 ALCパネル 12 換気口 16 パネル 20 縦胴縁 30 タイル取付パネル 40,50 見切材 41,51 見切部 42,52 胴縁部(胴縁状部分) 46,56 パネル取付片部 66 シーリング 70 窓サッシ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に取り付けられ、該壁面の建材の端
    面を覆う見切材において、 該建材を支承するための胴縁状部分を備えたことを特徴
    とする見切材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記見切材は、 建材の端面に対峙する見切部と、 該見切部に連なっており、該建材の裏側に配置される胴
    縁状部分とを備えてなり、 該胴縁状部分は、壁面に重なり該壁面に留め付けられる
    取付片部を備えていることを特徴とする見切材。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記取付片部には、
    見切材の長手方向に延在する溝が設けられており、該取
    付片部は該溝に沿って割断可能であることを特徴とする
    見切材。
  4. 【請求項4】 開口部を有した壁面に取付部材を介して
    建材が取り付けられ、該開口部に臨む建材の端面に沿っ
    て請求項1ないし3のいずれか1項に記載の見切材が設
    けられていることを特徴とする壁構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記取付部材は、胴
    縁と建材取付パネルとからなり、該建材取付パネルは、
    該胴縁と、前記見切材の前記胴縁状部分とに取り付けら
    れていることを特徴とする壁構造。
JP2000118237A 2000-04-19 2000-04-19 見切材及び壁構造 Pending JP2001303748A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168858A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Panasonic Electric Works Co Ltd パネル外周部納め用部材、及びこれを用いた建築用パネルの外周部納め構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010168858A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Panasonic Electric Works Co Ltd パネル外周部納め用部材、及びこれを用いた建築用パネルの外周部納め構造

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