JP2001303554A - 鋼製連壁部材継手部の固結体切削装置及び切削方法 - Google Patents
鋼製連壁部材継手部の固結体切削装置及び切削方法Info
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Abstract
製連壁部材を挿入する鋼製地中連続壁の施工において、
鋼製連壁部材の未接続側の継手部周辺の固結体の除去を
し易くし、後から挿入される鋼製連壁部材との連結を容
易にする。 【解決手段】 地盤改良体12を構築するために使用され
る掘削攪拌装置4のエンドレスチェーン6に固定される
ベースプレート2に二枚一組の切削刃3,3を接続し、
切削刃3,3によって鋼製連壁部材13の継手部13aの周
辺で固結している固結体を強制的に切削して固結体に切
れ目を入れ、継手部13aより未施工側の固結体の、エン
ドレスチェーン6に装着されるカッタービット8による
除去を容易にする。
Description
メントの地盤改良体中に鋼製連壁部材を挿入する鋼製地
中連続壁の施工時に、鋼製連壁部材の未接続側の継手部
における固結体を除去のために切削する固結体切削装
置、及びそれを使用した固結体切削方法に関するもので
ある。
7-39652号のようなカッターポストとその外周に張架さ
れるエンドレスチェーンからなる掘削攪拌装置を用いて
構築される連続するソイルセメントの地盤改良体と、地
盤改良体内に挿入されるH形断面等の鋼製連壁部材から
構成される鋼製地中連続壁の施工は特開平9-3876号等の
ように地盤改良体の構築後、その地盤改良体中に固結前
に先行して挿入されている鋼製連壁部材の未接続側の継
手部に連結しながら、隣接する鋼製連壁部材を挿入する
ことにより行われる。
り地盤改良体の全構築区間の内の中途で1日の作業を終
了させる、あるいは1日の内で一時的に作業を中断させ
る場合、施工は鋼製連壁部材を挿入した時点で終了する
ことになるが、未接続側の継手部までを含めた鋼製連壁
部材の全体が施工済みの地盤改良体中に位置する場合に
は、施工再開後の鋼製連壁部材の挿入時に挿入済みの鋼
製連壁部材の未接続側の継手部周辺で固化しつつあるソ
イルセメントを粉砕、もしくは破砕しながら落とし込む
ことが必要になる。
壁部材は先端と表面にソイルセメントから抵抗を受けな
がら落とし込まれることになるが、挿入深度が大きくな
れば表面における抵抗が大きくなるため、次第に挿入速
度が遅くなり、作業効率の低下が生ずる。
トの未施工側の端面までに距離があれば、それに隣接す
る鋼製連壁部材の挿入時に粉砕すべき固結体の長さが大
きくなるため、抵抗は一層大きくなり、ソイルセメント
が完全に固結していれば、挿入することが不可能にな
る。
れている鋼製連壁部材の継手部の回りで固化している固
結体を切削する装置とそれを用いた方法を提案するもの
である。
構築するために使用される掘削攪拌装置のエンドレスチ
ェーンに固定されるベースプレートに二枚一組の切削刃
を接続し、切削刃によって鋼製連壁部材の継手部の周辺
で固化し始めている、もしくは固結している固結体を強
制的に切削し、固結体に切れ目を入れることにより、継
手部より未施工側の固結体の、掘削攪拌装置のカッター
ビット等による除去を容易にし、新規施工側に隣接する
鋼製連壁部材の落とし込みの作業効率を高める。
目に挟まれた部分の除去は切削刃が接続されるベースプ
レートが固定されたエンドレスチェーンとは別のエンド
レスチェーンに固定されたベースプレートに突設される
カッタービットによって、または請求項4に記載のよう
に切削刃が接続されるベースプレートが固定されるエン
ドレスチェーンと同一のエンドレスチェーンに固定され
る他のいずれかのベースプレートに突設されるカッター
ビット等によって行われる。
ベースプレートにカッタービットが突設されているとき
は、切削刃による固結体の切削時にカッタービットが固
結体を破壊することのないよう、請求項5に記載のよう
に切削刃は、エンドレスチェーンの他のベースプレート
に突設されるカッタービットより施工済みの鋼製連壁部
材側へ突出する。
周に固定されるベースプレートと、ベースプレートの、
鋼製連壁部材の各継手部に相当する位置にそれぞれ接続
される二枚一組の切削刃から構成され、切削刃が継手部
を挟み込むように二枚で一組となることで、鋼製連壁部
材の未接続側の継手部の形状、すなわち継手部が凹形状
であるか凸形状であるかに関係なく、継手部周辺で固結
している固結体を切削する。
エンドレスチェーンに対して高さ方向に間隔を隔てて複
数箇所装着すれば、固結体の切削が確実に行われるた
め、継手部の全長に亘って完全に切れ目を入れることが
可能になる。
ーンの外周に装着されることで、降下するときの運動エ
ネルギが固結体に作用し、先行して挿入されている鋼製
連壁部材の継手部周辺の固結体を切削し、固結体に切れ
目を入れる。切削刃が固結体を切削する際には多くの場
合、固結体は完全には固結せず、半硬化の状態にある
が、切削刃は固結体を強制的に切削するため、完全に固
結している場合にも対応が効く。
列する切れ目が入れられた固結体は切れ目の深さに亘っ
て固結体の本体から分離するため、カッタービット等に
よる衝撃が加えられることにより固結体本体の地盤改良
体から離脱し、除去される。
その根元側から先端側へかけて降下の向きに傾斜させた
状態でベースプレートに支持させれば、カッタービット
の降下時の衝撃力が固結体に効果的に加えられるため、
継手部周辺の固結体が完全に固結している場合にも除去
が可能になる。
側へ張り出し、継手部を挟み込むように配置されること
で、例えば掘削攪拌装置のカッターポストの軸が掘削攪
拌装置の進行方向の面内で鉛直に対して傾斜し、鋼製連
壁部材の継手部の上端部と下端部とでエンドレスチェー
ンとの間の距離が相違する場合にもその差に関係なく、
継手部周辺の固結体を継手部の全長に亘って切削する。
その幅方向に傾斜し、鋼製連壁部材の継手部の上端部と
下端部とで二枚の切削刃の中心と継手部との間にずれが
生じた場合、切削刃がベースプレートに固定されていれ
ば切削刃の降下に伴うカッターポスト幅方向の変位に追
従できないか、挿入済みの鋼製連壁部材から切削刃が強
制的な力を受けるが、請求項3に記載のように各継手部
の位置で並列する切削刃を鉛直軸回りに回転自在にベー
スプレートに連結することにより、鋼製連壁部材から切
削刃に強制的な力を加えることなく切削刃を変位に追従
させることが可能になる。
された後にカッタービット等によって除去されること
で、未接続側の継手部からソイルセメントの未施工側の
端面までに距離がある場合にもソイルセメントの端面側
に継手部を露出させることができるため、地盤改良体の
全構築区間の内の中途で1日の作業が終了する、あるい
は1日の内で一時的に作業が中断することになる場合
に、先行して挿入されている鋼製連壁部材に対し、翌日
の、あるいは中断後の施工再開時に隣接する鋼製連壁部
材を容易に連結することが可能になる。
の端面までに距離がある場合にも継手部を露出させるこ
とができることで、隣接する区間の地盤改良体構築時に
ソイルセメントが継手部内に流入し易くなるため、先行
する区間と隣接する区間の地盤改良体の接合が強固にな
る。
を切削、もしくは除去するときにはその衝撃力が鋼製連
壁部材の本体に作用する可能性があるが、エンドレスチ
ェーンは昇降する区間においてカッターポストに対して
その幅方向と進行方向に移動できる余裕を持つことか
ら、固結体の切削や除去時に固結体からの反力に応じて
自由に変位できるため、鋼製連壁部材の本体に衝撃力を
加えることはない。
軸回りに回転自在にベースプレートに連結されている場
合には切削刃自体がエンドレスチェーンに対して自由に
回転変位できるため、鋼製連壁部材に与える衝撃力が一
層緩和される。
載のようにエンドレスチェーンに装着された固結体切削
装置を降下させることにより行われる。カッタービット
を用いた固結体の除去は切削後、切削刃によって入れら
れた固結体の切れ目間にカッタービットを落とし込むこ
とにより行われる。このとき、カッタービットが突設さ
れた固結体切削装置を施工済みの鋼製連壁部材側へ寄せ
ることもある。
8,図9に示すように掘削攪拌装置4を用いて連続する
ソイルセメントの地盤改良体12を構築し、その固結前に
地盤改良体12中に、互いに連結される鋼製連壁部材13,
13を挿入する鋼製地中連続壁の施工方法において、先行
して挿入されている鋼製連壁部材13の未接続側の継手部
13a周辺の固結体を切削し、その固結体の除去を容易に
するものである。
向両側に継手部13a,13bを持ち、隣接する鋼製連壁部
材13,13は双方の継手部13a,13bにおいて互いに嵌合
し、連結されながら地盤改良体12の固結前に地盤改良体
12中に挿入される。
異なる鋼製連壁部材13が使用される場合は両側の継手部
13a,13bの形状は同一になり、図3に示すように両側
の継手部13a,13bが凹形状に、または図6に示すよう
に凸形状になる。
状の鋼製連壁部材13が使用される場合は両側の継手部13
a,13bの形状は互いに異なり、一方の継手部13a(13
b)が凹形状であれば、他方の継手部13b(13a)は凸
形状になる。
カッターポスト5と、その外周に循環自在に張架され、
カッタービット8が固定されるエンドレスチェーン6
と、エンドレスチェーン6を循環させる駆動装置10から
なり、ベースマシン11に搭載された油圧シリンダによっ
てカッターポスト5がベースマシン11を反力として水平
方向に移動し、循環するカッタービット8が地盤を溝状
に切削しながら、カッターポスト5等から地中に供給さ
れる固化材と切削土を混合することにより壁状に連続す
る地盤改良体12を構築する。
向(循環方向)に間隔をおいてベースプレート7が固定
され、ベースプレート7にエンドレスチェーン6の循環
により地盤を掘削するカッタービット8が突設される。
結体の切削後に、切削による切れ目に挟まれた区間で、
継手部13aから地盤改良体12の端面までの部分に衝撃を
加えることにより固結体本体の地盤改良体12から離脱さ
せ、除去する。
図14に示すようにカッタービット8を、その軸が根元側
から先端側へかけて降下の向きに傾斜した状態でベース
プレート7に支持させることが好ましい。この場合のカ
ッタービット8は固定状態でベースプレート8に支持さ
れる場合もあるが、特に固結体に打撃力を加えるときに
カッタービット8が受ける摩擦抵抗を抑える上では軸回
りに回転自在に支持される方がよい。
うにベースプレート7にカッタービット8を保持する、
挿通孔9aを有するビットホルダ9が固定され、ビットホ
ルダ9の挿通孔9aにカッタービット8の軸部8aが挿入さ
れ、ビットホルダ9に回転自在に支持される。
ダ9に保持される軸部8aと地盤を掘削する先端部8bの二
部分からなり、軸部8aのベースプレート7側と先端側に
フランジ8c,8dが形成される。
径が小さくなる円錐形、もしくは円錐台形、またはそれ
に近似した形状をし、先端部8bの先端には固化が始まっ
ている固結体に対しても点接触により食い込み易くし、
集中的に打撃力を加えられるよう、必要により超硬チッ
プ8eが埋め込まれる。
ぞれの詳細図である図3,図4に示すようにエンドレス
チェーン6に固定されるベースプレート7の内、いずれ
か1枚の、もしくは複数枚のベースプレート2を利用し
てエンドレスチェーン6に装着される。複数枚のベース
プレート2を利用する場合、固結体切削装置1は複数段
配置されることになる。
ベースプレート2の、前記鋼製連壁部材13の未接続側の
各継手部13aに相当する位置にそれぞれ接続される二枚
一組で、計四枚の切削刃3,3から構成される。図5は
図3,図4に示す固結体切削装置1をエンドレスチェー
ン6に対して高さ方向に間隔をおき、複数段に装着した
場合を示す。
切削装置1を組み合わせた様子を、図6は凹形状の継手
部13bに嵌合する凸形状の継手部13aに固結体切削装置
1を組み合わせた様子を示すが、ここに示すように互い
に連結される関係にある図8に示す鋼製連壁部材13であ
れば、継手部13aの形状に関係なく同一の固結体切削装
置1で対応することが可能になっている。
凹形状の継手部13aの幅が凸形状の継手部13aの幅より
大きいことから、凹形状の継手部13aに対して固結体切
削装置1を使用する場合の方が切削刃3,3による切れ
目を継手部13aに接するように形成できるため、切削刃
3,3による切削後のカッタービット8による除去の面
からは有利である。
を構成するいずれかのリンクチェーン6aにボルト6b等に
より固定され、二枚の切削刃3,3はベースプレート2
の鋼製連壁部材13側に並列し、溶接により、または切削
刃3にフランジを付けた場合はフランジにおいてボルト
等により接続される。
の切削刃3,3間の間隔は両切削刃3,3が鋼製連壁部
材13の継手部13aを両側から挟み込むような大きさに設
定され、図面では一組の二枚の切削刃3,3を互いに平
行にしてベースプレート2に固定しているが、ベースプ
レート2側から鋼製連壁部材13側へかけて間隔が小さく
なるように互いに角度を付ける場合もある。
るが、固化しつつある、または固結している固結体に対
して切削刃3の下端において切削しながら切れ目を入れ
ればよいため、必ずしも板状である必要はない。
ン6に固結体切削装置1とカッタービット8を装着した
場合、図1に示すように平面上、切削刃3,3が継手部
13aを挟み込み、固結体を切削する状態にあるときに
は、エンドレスチェーン6の循環による、他のベースプ
レート7に突設されたカッタービット8の降下によって
施工済みの地盤改良体12が破壊されないよう、切削刃3
はカッタービット8より施工済みの鋼製連壁部材13側へ
張り出す。
切削装置1とカッタービット8を装着した場合は、カッ
タービット8が平面上、切れ目間に配置されるようにす
ることで、切れ目に挟まれた部分の除去が行われるが、
場合により切削刃3,3による固結体の切削後に、掘削
攪拌装置4を施工済みの鋼製連壁部材13側へ寄せ、カッ
タービット8を降下させることにより切れ目に挟まれた
部分の除去を行うこともある。
の張り出し長さをベースプレート2から継手部13aの中
心までの距離より大きくなるようにしているが、切削刃
3は必ずしも継手部13aを完全に包囲する長さを持つ必
要はない。二枚の切削刃3,3が継手部13aを挟み込む
場合、その両切削刃3,3は継手部13aに案内されなが
ら降下することになる。
度の長さを持つ場合には、掘削攪拌装置4のカッターポ
スト5の軸が掘削攪拌装置4の進行方向の面内で鉛直に
対して傾斜し、図9において継手部13aの上端部におけ
る継手部13aからカッターポスト5の軸までの距離L1
と、継手部13aの下端部における継手部13aからカッタ
ーポスト5の軸までの距離L2に差が生じた場合にも、そ
の差に関係なく、継手部13a周辺の固結体を確実に切削
することができる。
昇降する区間で撓みを生じ得る範囲においてカッターポ
スト5に対してその幅方向と進行方向に変位可能である
が、カッターポスト5自体がその幅方向に傾斜した場合
には、切削刃3が降下に伴い、カッターポスト5の幅方
向に変位することになるため、図7ではこの変位に追従
させるために、並列する各切削刃3をヒンジ2aにより鉛
直軸回りに回転自在にベースプレート2に連結してい
る。
を架設し、両切削刃3,3に回転自在に連結すれば、並
列する切削刃3,3は実質的に常に平行な状態を維持し
たまま、継手部13aの幅方向の変位に追従しながら固結
体を切削するため、図7−(b) に示すように平面上、カ
ッターポスト5の中心線C1と鋼製連壁部材13の中心線C2
との間にずれが生じた場合にも対応できる。
り、切れ目に挟まれた部分に対してカッタービット8を
落とし込むことで、その部分が地盤改良体12から分離さ
せられ、除去される。このとき、図12〜図14に示すカッ
タービット8を使用すれば、固結体が固化し始めている
場合の他、完全に固結している場合にも簡単に除去する
ことができる。
チェーンに二枚一組の切削刃を装着し、切削刃によって
鋼製連壁部材の継手部周辺で固化し始めている、もしく
は固結している固結体を強制的に切削し、固結体に切れ
目を入れるため、継手部より未施工側の固結体のカッタ
ービットによる除去を容易にすることができ、新規施工
側に隣接する鋼製連壁部材の落とし込みの作業効率が向
上する。
チェーンに対して高さ方向に間隔を隔てて複数箇所装着
するため、固結体の切削が確実に行われ、継手部の全長
に亘って完全に切れ目を入れることが可能になる。
在にベースプレートに連結するため、掘削攪拌装置のカ
ッターポストの軸がその幅方向に傾斜し、鋼製連壁部材
の継手部の上端部と下端部とで二枚の切削刃の中心と継
手部との間にずれが生じた場合にも鋼製連壁部材から切
削刃に力を加えることなく、切削刃を変位に追従させる
ことができる。
ンドレスチェーンに固定された他のベースプレートにカ
ッタービットを突設するため、同一のエンドレスチェー
ンによって固結体の切削と除去を行うことができ、固結
体除去のための作業効率が向上する。
ッタービットより施工済みの鋼製連壁部材側へ突出させ
るため、切削刃による固結体の切削時にカッタービット
が固結体を破壊することを防止できる。
から先端側へかけて降下の向きに傾斜させた状態でベー
スプレートに支持させるため、カッタービットの降下時
の衝撃力を固結体に効果的に加えることができ、継手部
周辺の固結体が完全に固結している場合にも除去するこ
とが可能になる。
体が切削刃によって切削された後にカッタービットによ
って除去されることで、未接続側の継手部からソイルセ
メントの未施工側の端面までに距離がある場合にもソイ
ルセメントの端面側に継手部を露出させることができる
ため、地盤改良体の全構築区間の内の中途で作業を中断
させる場合にも、先行して挿入されている鋼製連壁部材
に対し、施工再開時に隣接する鋼製連壁部材を容易に連
結することが可能になる。
の端面までに距離がある場合にも継手部を露出させるこ
とができることで、隣接する区間の地盤改良体構築時に
ソイルセメントが継手部内に流入し易くなるため、先行
する区間と隣接する区間の地盤改良体の接合が強固にな
る。
した平面図である。
た立面図である。
結体切削の様子を示した平面図である。
プレートに連結した場合を示した平面図、(b) はカッタ
ーポストの中心線と鋼製連壁部材の中心線との間にずれ
がある場合の様子を示した平面図である。
ある。
である。
面図である。
降下の向きに傾斜させてベースプレートに支持させた場
合を示した立面図である。
子を示した立面図である。
の側面図である。
ヒンジ、2b……間隔保持材、3……切削刃、4……掘削
攪拌装置、5……カッターポスト、6……エンドレスチ
ェーン、6a……リンクチェーン、6b……ボルト、7……
ベースプレート、8……カッタービット、8a……軸部、
8b……先端部、8c……フランジ、8d……フランジ、8e…
…超硬チップ、9……ビットホルダ、9a……挿通孔、10
……駆動装置、11……ベースマシン12……地盤改良体、
13……鋼製連壁部材、13a……継手部、13b……継手
部。
Claims (7)
- 【請求項1】 カッターポストとその外周に張架される
エンドレスチェーンからなる掘削攪拌装置を用いて連続
するソイルセメントの地盤改良体を構築し、その固結前
に地盤改良体中に、互いに連結される鋼製連壁部材を挿
入する鋼製地中連続壁の施工において、先行して挿入さ
れている鋼製連壁部材の未接続側の継手部周辺の固結体
を切削する装置であり、前記掘削攪拌装置のエンドレス
チェーンの外周に固定されるベースプレートと、ベース
プレートの、前記鋼製連壁部材の未接続側の各継手部に
相当する位置にそれぞれ接続される二枚一組の切削刃か
ら構成される鋼製連壁部材継手部の固結体切削装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の固結体切削装置がエンド
レスチェーンに対して高さ方向に間隔を隔てて複数箇所
装着されている鋼製連壁部材継手部の固結体切削装置。 - 【請求項3】 鋼製連壁部材の各継手部の位置で並列す
る切削刃が鉛直軸回りに回転自在にベースプレートに連
結されている請求項1、もしくは請求項2記載の鋼製連
壁部材継手部の固結体切削装置。 - 【請求項4】 エンドレスチェーンに固定された他のい
ずれかのベースプレートにカッタービットが突設されて
いる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の鋼製連壁
部材継手部の固結体切削装置。 - 【請求項5】 切削刃は、エンドレスチェーンの他のベ
ースプレートに突設されるカッタービットより施工済み
の鋼製連壁部材側へ突出している請求項4記載の鋼製連
壁部材継手部の固結体切削装置。 - 【請求項6】 カッタービットはその根元側から先端側
へかけて降下の向きに傾斜した状態でベースプレートに
支持されている請求項4、もしくは請求項5記載の鋼製
連壁部材継手部の固結体切削装置。 - 【請求項7】 カッターポストとその外周に張架される
エンドレスチェーンからなる掘削攪拌装置を用いて連続
するソイルセメントの地盤改良体を構築し、その固結前
に地盤改良体中に、互いに連結される鋼製連壁部材を挿
入する鋼製地中連続壁の施工方法において、掘削攪拌装
置のエンドレスチェーンに装着された請求項1乃至請求
項6のいずれかに記載の固結体切削装置を降下させ、先
行して挿入されている鋼製連壁部材の未接続側の継手部
周辺の固結体を切削する鋼製連壁部材継手部の固結体切
削方法。
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JP2000120662A JP4225669B2 (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 鋼製連壁部材継手部の固結体切削装置及び切削方法 |
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