JP2001303329A - Nbr製手袋 - Google Patents

Nbr製手袋

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JP2001303329A
JP2001303329A JP2000118797A JP2000118797A JP2001303329A JP 2001303329 A JP2001303329 A JP 2001303329A JP 2000118797 A JP2000118797 A JP 2000118797A JP 2000118797 A JP2000118797 A JP 2000118797A JP 2001303329 A JP2001303329 A JP 2001303329A
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nbr
vinyl acetate
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latex
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Yasutaka Nishi
康隆 西
Hidetoshi Kishihara
英敏 岸原
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Showa Co Ltd
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Showa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用、作業用のNBR製手袋として充分に
実用できるだけの皮膜強度と柔軟性を付与しながら、1
80°引裂強度を増大する。 【解決手段】 NBRラテックス100重量部に対して
酢酸ビニル単独重合物と酢酸ビニル共重合物の少なくと
も一方を1重量部〜40重量部混合してなる混合ラテッ
クスを材料として製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NBRラテックス
を用いて製造された家庭用及び作業用のNBR製手袋に
関する。
【0002】
【従来の技術】NBR(アクリロニトリルブタジエンゴ
ム:Acryronitrile butadiene rubber)を素材とする手
袋は、NR(天然ゴム:Natural rubber)やPVC(ポ
リ塩化ビニル:Polyvinylchloride)を素材とする手袋
に比べて、耐油性、耐摩耗性等に優れ、非常に強靭であ
ることが知られている。その反面、柔軟性に欠けて硬
く、180°引裂強度が弱いため、微細な傷によっても
容易に裂けやすい。この欠点を改善すべく従来より、加
硫剤としての硫黄(S)及び酸化亜鉛(ZnO)の配合部
数の調整、各種架橋剤の単独添加または亜鉛との併用、
アジピン酸エステル系の可塑剤、鉱物油、植物油等の軟
化剤、異種高分子ラテックスの添加が検討されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、180
°引裂強度を満足させるには至っておらず、依然微細な
傷によっても裂け易いのが現状である。これはNBR製
手袋の実使用において非常に不都合であり、これを解決
することは、手袋自体の寿命の延長のみならず、作業の
安全上からも極めて重要な課題である。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明者らは、家庭用、
作業用のNBR製手袋として充分に実用できるだけの皮
膜強度と柔軟性を付与しながら、180°引裂強度を増
大すべく研究を重ねた結果、NBRラテックスに酢酸ビ
ニル(共)重合物ラテックスを一定の割合で混合するこ
とによって、皮膜の物性、特に低い100%モジュラス
値、高い抗張力強度を保ちながら、通常の皮膜に比べて
180°引裂強度を数倍高められることを見い出した。
【0005】手袋使用時に往々にして起こるひっかき裂
傷で手袋全体が破れるのを防ぐには180°引裂強度が
大きい事が必須であるが、一方で180°引裂強度が大
きくなるにしたがって100%モジュラスが大きくな
り、皮膜の柔軟性が損なわれるのが通常である。家庭用
および作業用の手袋として充分に実用に耐える皮膜強度
と柔軟性を備え、なお且つ180°引裂強度が強化され
たものとするためには、JIS K 6301測定法によ
る100%モジュラスが20kg/cm2以下、且つJ
IS K 6252測定法による180°引裂強度が5k
g/cm以上の皮膜物性とすることが望ましい。
【0006】本発明のNBR製手袋は、NBRラテック
ス100重量部に対して酢酸ビニル単独重合物と酢酸ビ
ニル共重合物の少なくとも一方を1重量部〜40重量部
混合してなる混合ラテックスを材料として製造されたも
のであり、これにより、上記したような皮膜物性を実現
することができ、柔軟性および180°引裂強度を強化
できる。本明細書において重量なる語句は質量と同意義
とする。
【0007】本発明に用いるNBR(ラテックス)は、
低〜高ニトリルNBRと呼ばれるものであり、アクリロ
ニトリルを20〜45モル%含有し、5モル%以下のカ
ルボキシル変性基をもつものを使用する。
【0008】酢酸ビニル単独重合物には特に制限はない
が、通常は平均分子量10万〜40万程度のものを使用
する。また酢酸ビニル共重合物としては、酢酸ビニル含
有量が10〜80重量%の共重合物、たとえば、酢酸ビ
ニル−エチレン共重合体、酢酸ビニル−エチレン−アク
リレート共重合体(ここで、アクリレートはアルキルア
クリレート(アルキル基はエチル、ブチル、2―エチル
ヘキシル等である))、および前記各共重合体にさらに
アクリル酸またはメタクリル酸が共重合してなる高分子
ラテックスのそれぞれを単独または併用にて使用でき
る。
【0009】さらに、混合ラテックスにテルペンフェノ
ール樹脂を含ませることができ、NBR100重量部に
対してテルペンフェノール樹脂を1〜10重量部添加す
ることで、更に180°引裂強度、引張強度の向上が図
れる。テルペンフェノール樹脂としては、α−ピネンフ
ェノール樹脂、ジペンテンフェノール樹脂、テルペンビ
スフェノール樹脂、またはこれらを水素添化したものな
どが使用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例を挙
げて具体的に説明する。しかしながらこれらの実施例は
本発明を限定するものではない。 (実施例1)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、下記配合(1)のNB
Rラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて
80℃×30min.90℃×10min.130℃×
20min.加熱処理し、この手袋型より反転離型して
NBR製手袋を製造した。配合(1)に示すエチレン−
酢酸ビニル共重合体はエチレン:90重量%−酢酸ビニ
ル:10重量%であって、分子量が約30万である。 配合(1) 基準NBRラテックス(*) 101.5 重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス 40 重量部 酸化亜鉛 1.2 重量部 *基準NBRラテックスの配合 カルボキシル変成NBRラテックス1) 100 重量部 NH4 OH 0.5 重量部 KOH 0.2 重量部 デモールN2) 0.2 重量部 CoagulantWS3) 0.15重量部 PSM52724) 0.3 重量部 SM55125) 0.01重量部 A−70706) 0.14重量部 計101.5 重量部 1)ニッポールLx−550,日本ゼオン(株) 2)界面活性剤,花王(株) 3)感熱剤,Bayer(株) 4)顔料,御国色素(株) 5)消泡剤,東レ・ダウコーニング・シリコーン(株) 6)増粘剤,東亞合成化学工業(株) この基準NBRラテックスは以下の各実施例、比較例で
も同一配合にて使用する。 (実施例2) 陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムのメタノール溶
液に浸漬したのち、下記配合(2)のNBRラテックス
コンパウンドに30秒間漬け、引き上げて80℃×30
min.90℃×10min.130℃×20min.
加熱処理し、この手袋型より反転離型してNBR製手袋
を製造した。配合(2)に示す酢酸ビニル−エチレン共
重合体ラテックスは酢酸ビニル:40重量%−エチレ
ン:60重量%であって、分子量が約30万である。 配合(2) 基準NBRラテックス 101.5重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス 20 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (実施例3)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、下記配合(3)のNB
Rラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて
80℃×30min.90℃×10min.130℃×
20min.加熱処理し、この手袋型より反転離型して
NBR製手袋を製造した。配合(3)に示す酢酸ビニル
−エチレン共重合体ラテックスは酢酸ビニル:40重量
%−エチレン:60重量%であって、分子量が約30万
である。テルペンフェノール樹脂はヤスハラケミカル
(株)のTH−130を使用した。 配合(3) 基準NBRラテックス 101.5重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス 20 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 TH−130 10 重量部 (実施例4)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、下記配合(4)のNB
Rラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて
80℃×30min.90℃×10min.130℃×
20min.加熱処理し、この手袋型より反転離型して
NBR製手袋を製造した。配合(4)に示す酢酸ビニル
−エチレン共重合体ラテックスは酢酸ビニル:80重量
%−エチレン:20重量%であって、分子量が約10万
である。 配合(4) 基準NBRラテックス 101.5重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス 20 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (実施例5)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、下記配合(5)のNB
Rラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて
80℃×30min.90℃×10min.130℃×
20min.加熱処理し、この手袋型より反転離型して
NBR製手袋を製造した。配合(5)に示す酢酸ビニル
重合体は酢酸ビニル:100重量%であって、分子量が
約10万である。 配合(5) 基準NBRラテックス 101.5重量部 酢酸ビニル重合体 1 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (実施例6)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、下記配合(6)のNB
Rラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて
80℃×30min.90℃×10min.130℃×
20min.加熱処理し、この手袋型より反転離型して
NBR製手袋を製造した。配合(6)に示す酢酸ビニル
−エチレン−2EHA共重合体は酢酸ビニル:70重量
%−エチレン:20重量%−2エチルヘキシルアクリレ
ート:10重量%であって、分子量が約10万である。 配合(6) 基準NBRラテックス 101.5重量部 酢酸ビニル−エチレン−2EHA共重合体 20 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (実施例7)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、下記配合(7)のNB
Rラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて
80℃×30min.90℃×10min.130℃×
20min.加熱処理し、この手袋型より反転離型して
NBR製手袋を製造した。配合(7)に示す酢酸ビニル
−エチレン−2EHA−AA共重合体は酢酸ビニル:7
0重量%−エチレン:20重量%−2エチルヘキシルア
クリレート:8重量%−アクリル酸:2重量%であっ
て、分子量が約10万である。 配合(7) 基準NBRラテックス 101.5重量部 酢酸ビニル−エチレン−2EHA−AA共重合体ラテックス 10 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (実施例8)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、下記配合(8)のNB
Rラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて
80℃×30min.90℃×10min.130℃×
20min.加熱処理し、この手袋型より反転離型して
NBR製手袋を製造した。配合(8)に示す酢酸ビニル
−エチレン−MAA共重合体は酢酸ビニル:90重量%
−エチレン:8重量%−メタクリル酸:2重量%であっ
て、分子量が約10万である。 配合(8) 基準NBRラテックス 101.5重量部 酢酸ビニル−エチレン−MAA共重合体ラテックス 20 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (比較例1)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、配合(10)のNBR
ラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて8
0℃×30min.90℃×10min.130℃×2
0min.加熱処理し、この手袋型より反転離型してN
BR手袋を製造した。 配合(10) 基準NBRラテックス 101.5重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (比較例2)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、配合(11)のNBR
ラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて8
0℃×30min.90℃×10min.130℃×2
0min.加熱処理し、この手袋型より反転離型してN
BR手袋を製造した。 配合(11) 基準NBRラテックス 101.5重量部 酸化亜鉛 0.5重量部 (比較例3)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、配合(12)のNBR
ラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて8
0℃×30min.90℃×10min.130℃×2
0min.加熱処理し、この手袋型より反転離型してN
BR手袋を製造した。テルペンフェノール樹脂はヤスハ
ラケミカル(株)のTH−130を使用した。 配合(12) 基準NBRラテックス 101.5重量部 テルペンフェノール樹脂 10 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (比較例4)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、配合(13)のNBR
ラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて8
0℃×30min.90℃×10min.130℃×2
0min.加熱処理し、この手袋型より反転離型してN
BR手袋を製造した。アジピン酸エステル系可塑剤はT
P−95L(Morton Internationa
l)を使用した。 配合(13) 基準NBRラテックス 101.5重量部 アジピン酸エステル系可塑剤 6 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (比較例5)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、配合(14)のNBR
ラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて8
0℃×30min.90℃×10min.130℃×2
0min.加熱処理し、この手袋型より反転離型してN
BR手袋を製造した。配合(14)に示すエチレン−ブ
テン共重合ラテックスはエチレン:80重量%−ブテ
ン:20重量%であって、分子量が約30万である。 配合(14) 基準NBRラテックス 101.5重量部 エチレン−ブテン共重合ラテックス 20 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (比較例6)陶磁器製手袋型を30%硝酸カルシウムの
メタノール溶液に浸漬したのち、配合(15)のNBR
ラテックスコンパウンドに30秒間漬け、引き上げて8
0℃×30min.90℃×10min.130℃×2
0min.加熱処理し、この手袋型より反転離型してN
BR手袋を製造した。配合(15)に示すエチレン−プ
ロピレン共重合ラテックスはエチレン:80重量%−プ
ロピレン:20重量%であって、分子量が約30万であ
る。 配合(15) 基準NBRラテックス 101.5重量部 エチレン−プロピレン共重合ラテックス 20 重量部 酸化亜鉛 1.2重量部 (試験および評価)上記したようにして製造した実施例
1〜8、及び比較例1〜6の各手袋の平滑部から試験片
を切り取り、100%モジュラス、引張強度及び180
°引裂強度をJIS K 6301に準拠して測定した。
結果を以下の表1に示す。評価に際しては、100%モ
ジュラスが低いほど柔軟であるとした。
【0011】
【表1】 表1において、比較例1はNBR素材自体の皮膜物性を
示し、引張強度が390kg/cm2と高く、強靭な皮
膜である一方で、100%モジュラスが23kg/cm
2と柔軟性に欠け、しかも180°引裂強度が3.3k
g/cmと低く、引っ掻き裂傷に非常に弱いことがわか
る。
【0012】実施例1、実施例2、実施例4はそれぞれ
比較例1の配合に対して酢酸ビニル−エチレン共重合体
を、実施例5は酢酸ビニル重合体を、実施例6、実施例
7、実施例8はそれぞれ、酢酸ビニル−エチレン−アル
キルアクリレート共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重
合体、及びこれら共重合体とアクリル酸またはメタクリ
ル酸とを含んでなる高分子ラテックスを混合した手袋の
皮膜物性を示し、比較例1の100%モジュラスと比較
すると、各実施例で柔軟性が17〜30%も改良され、
180°引裂強度が200〜273%まで強化されてい
る。
【0013】また実施例3は実施例2の配合に更にテル
ペンフェノール樹脂を添加した手袋の皮膜物性を示し、
実施例2よりも180°引裂強度値が更に28%増大し
ている。
【0014】これに対して、比較例3は比較例1の配合
に単にテルペンフェノール樹脂を添加した手袋の皮膜物
性を示し、比較例1に比べて、すなわちNBR素材に比
べて、180°引裂強度の強化はなされていない。
【0015】また架橋剤量を調整した比較例2、可塑剤
を添加した比較例4の手袋ではそれぞれ、比較例1に比
べて柔軟性は付与されているものの、180°引裂強度
は増大されていない。
【0016】エチレン−酢酸ビニルの代わりにエチレン
−ブテンをNBRに混合した比較例5、エチレン−プロ
ピレンをNBRに混合した比較例6の手袋においても、
180°引裂強度は比較例1と大差なく、改良はなされ
ていない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、NBRラ
テックスに対して酢酸ビニル重合物や酢酸ビニル共重合
物を一定の割合で混合使用することによって、家庭用ま
たは作業用の手袋として供するに優れた柔軟性と強靭性
を併せ持ち、なお且つ本来のNBR皮膜の欠点である1
80°引裂強度が大きく改善されたNBR製手袋を実現
することができ、作業上の安全性がより向上する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NBRラテックス100重量部に対して
    酢酸ビニル単独重合物と酢酸ビニル共重合物の少なくと
    も一方を1重量部〜40重量部混合してなる混合ラテッ
    クスを材料として製造されたことを特徴とするNBR製
    手袋。
  2. 【請求項2】 酢酸ビニル共重合物が、酢酸ビニル−エ
    チレン共重合体、酢酸ビニル−エチレン−アクリレート
    共重合体、および前記各共重合体にさらにアクリル酸ま
    たはメタクリル酸が共重合してなる高分子ラテックスの
    内の1種または複数種であることを特徴とする請求項1
    記載のNBR製手袋。
  3. 【請求項3】 混合ラテックスがテルペンフェノール樹
    脂を含むことを特徴とする請求項1記載のNBR製手
    袋。
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