JP2001301070A - コルゲータにおけるトリム片除去方法及び装置 - Google Patents
コルゲータにおけるトリム片除去方法及び装置Info
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Abstract
切断しその縁部に生じるトリム片をトリム片除去手段で
吸引、除去する際にトリムカッタの作動機構を改善して
トリム片の除去作業をスムーズに効率的に処理できるよ
うにする。 【解決手段】 コルゲータにより生産された段ボールシ
ートをシート幅方向に切断するスリット装置11、12
と、スリット装置11、12のスリッタ13でシートの
走行方向にスリットを入れて生じるトリム片TM に対し
てスリット装置11、12の上流側位置でシートのオー
ダ変更部位置に予め切断線を入れるトリムカッタ10
と、スリッタの下流側位置でトリム片を吸引除去するト
リム片除去手段とによりトリム片TM を除去するように
し、前回と次回のオーダでのそれぞれのトリム片形成用
スリット間をトリムカッタ10で切断することにより前
回と次回のトリム片TM を連続状とし、トリム片除去手
段14の吸引口14aへ次回のトリム片TM を連続的に
吸引してトリム片の除去作業をスムーズに効率化する。
Description
を長さ方向に切断する際にその縁部に生じるトリム片を
吸引除去するコルゲータにおけるトリム片除去方法及び
装置に関する。
ートは、図6(a)に示すように、その移送路中に置か
れたスリット装置11のスリッタ13により走行中に長
さ方向に切断されて製品となるべき所要幅の製品シート
S1 、S2 、S3 にされ、ほぼ水平方向へ走行される。
この際、両側部のスリッタ13は段ボールシートS両側
部のトリム片TM 形成用として使用される。連続状のト
リム片TM は、スリット装置11の下流側に設けたトリ
ム片除去手段14の吸引口14aへ吸引されて、下方向
へ走行させられながら不要部として除去される。なお、
製品シートS1 、S2 、S3 には必要に応じて長さ方向
に罫線が入れられ、また、スリット装置11の下流側に
設けられたロータリカッタ(図示省略)で所要の長さに
切断されて、さらに下流へ搬送される。
1台設置されており、このスリット装置の各スリッタは
次回のオーダによる製品となるべきシートの切断所要幅
とトリム片幅に合わせた位置へ位置決めされた状態で待
機しており、段ボールシートSを走行させたままで、オ
ーダ変更の指令信号に基づいて切換えられて、このスリ
ット装置が作動するようになっている。このオーダ変更
によって、段ボールシートSは次のオーダでの製品シー
トとしての所要幅とトリムとしての所要片幅で切断され
る。
での前回と次回とのトリム片TM のスリッタ13による
切断位置が不連続となって、次回のトリム片TM がトリ
ム片除去手段14で除去されることなく、製品シートと
共に水平方向へ移送されることになるので、これを防止
するためにスリット装置11の上流側に設けてあるトリ
ムカッタ(図示省略)で、段ボールシートSのオーダ変
更部において予めトリム片となるべき位置を横断するよ
うに段ボールシートSの幅方向の全体又は一部を必ず切
断しており、このような装置として特開平10−315
351号公報や実公平5−2314号公報に記載のもの
が知られている。
においては、図6(b)に示すように、次回のオーダの
トリム片TM の先端には切断部ができ、トリム片TM は
高速で移動しており、また段ボールであって剛性を持っ
ているため、その切断部が吸引口14aへスムーズに吸
引されることなく製品シートS3 と同じ水平方向へ走行
してしまったり、又は吸引口14a部へ引掛ったり、詰
まったりするという不都合がある。
引除去手段の吸引口へスムーズに吸引できるようにして
上記不都合を解消し、作業効率のよいコルゲータにおけ
るトリム片除去方法及び装置を提供することを課題とす
る。
を解決する手段として、前回と次回のオーダとにより段
ボールシート両側部のトリム片の幅寸法とトリム片を除
いた製品となるべき段ボールシートの幅寸法とを変更し
て段ボールシートの長さ方向にそれぞれスリットを入れ
ることのできるスリッタと、スリッタの上流側に設けら
れ、段ボールシートのオーダ変更部に上記トリム片を横
断するように切断することのできるトリムカッタと、ス
リッタの下流側に設けられ、上記スリッタにより形成さ
れたトリム片を吸引口へ吸引し、除去するトリム片除去
手段とによってトリム片を除去する方法において、前回
と次回のオーダの段ボールシート側部の対応するトリム
片形成用のスリット間相当部を上記トリムカッタにより
切断し、前回と次回のオーダのトリム片を連続させた状
態で上記吸引口へ吸引してトリム片を除去するようにし
たことを特徴とするコルゲータにおけるトリム片除去方
法としたのである。
回のオーダとにより段ボールシート両側部のトリム片の
幅寸法とトリム片を除いた製品となるべき段ボールシー
トの幅寸法とを変更して段ボールシートの長さ方向にそ
れぞれスリットを入れることのできるスリッタと、スリ
ッタの上流側に設けられ、段ボールシートのオーダ変更
部に上記トリム片を横断するように切断することのでき
るナイフシリンダと段ボールシートを挟んでこれと対向
するアンビルシリンダとを有するトリムカッタと、スリ
ッタの下流側に設けられ、上記スリッタにより形成され
たトリム片を吸引口へ吸引し、除去するトリム片除去手
段とを備えたトリム片除去装置において、上記ナイフシ
リンダに設けた刃または上記アンビルの表周面の幅寸法
が前回と次回のオーダでのそれぞれのトリム片形成用の
スリット間の最大寸法以上であり、上記トリムカッタに
よる切断線の外端部が前回と次回のオーダでのそれぞれ
のトリム片形成用スリットのうち外側のスリットの位置
またはこれよりわずかに外側の位置になるよう上記トリ
ムカッタを段ボールシートの幅方向に位置調整し、上記
ナイフシリンダと上記アンビルシリンダとによりオーダ
変更部に切断線を入れるよう両シリンダを回転制御する
制御部を備えたことを特徴とするコルゲータにおけるト
リム片除去装置の構成を採用することができる。
は、前回と次回のオーダで段ボールシート側部のトリム
片形成用スリットの位置がどのように変化してもオーダ
変更部がトリムカッタの位置へ来ると必らずトリムカッ
タを作動させて対応するスリット間に亘って切断する。
従って、次回のオーダのトリム片には前回のそれと切り
離された先端部がトリムカッタで形成されることはない
ので、次回のオーダのトリム片も連続してスムーズにト
リム片除去手段へ吸引、除去される。
面を参照して説明する。図1は段ボールシートを製造す
るコルゲータのトリム片を除去する部分の概略平面図を
示し、トリムカッタ10、2組のスリット装置11、1
2、トリム片除去手段14とをこの順に備えている。ス
リット装置11、12の上下一対の回転刃から成るスリ
ッタ13は段ボールシート(以下シートと略称する)S
を製品となるべき複数枚の所要幅の製品シートS1 、S
2 、S3 などに切断(スリット)するための装置であ
り、製品シートS1 、S2 、S3 に罫線を入れる場合に
は、このスリット装置11、12に罫線を入れるロール
を設ければよい。
走行中のシートSを所要幅に切断して製品シートS1 、
S2 、S3 を製造し、他方のスリット装置11のスリッ
タ13を次のオーダでの所要幅の位置に設定して、上部
のスリッタ13を上方の非切断位置で待機させておき、
オーダ変更の指令信号に基づいて、この待機中のスリッ
タ13を下方の切断位置へ直ちに移動させて、次のオー
ダでの切断に切換える。この際切断中であったスリット
装置12の上部のスリッタ13は上方の非切断位置へ直
ちに移動する。なお、スリット装置11、12が2台並
設されているのは、上記のように、オーダ変更の指令信
号に基づいてシートSの走行中に直ちに切換えて交互に
使用するためである。
よびトリム片TM の幅は異なる。本実施の形態において
は、シートSから両側のトリム片TM を取り除いて3丁
の製品シートS1 、S2 、S3 を製造するために、4つ
の上下一対のスリッタ13を使用する場合を示している
が、製造する製品シートの丁取数に応じた数のスリッタ
を使用すればよく、いずれの場合であっても、シートS
両側部のスリッタ13は耳断ちして不要部となるトリム
片TM 形成用として使用され、形成されたトリム片TM
の幅寸法は、両側部においてそれぞれほぼ同じである。
装置11、12の切換えのタイミングは、シートSのオ
ーダ変更部の前後方向において、前回と次回のオーダ分
がわずかにオーバーラップしたスリッタ13での切断と
なるようなタイミングである。従って、このオーバーラ
ップした部分においては、前回と次回のオーダによるそ
れぞれのトリム片TM とがわずかにオーバーラップして
形成されることになり、また製品シートの部分も同様で
ある。
がオーバーラップして形成された上記トリム片TM を横
断する切断部を予め形成できるトリムカッタ10がスリ
ット装置11、12から所定距離だけ離れた上流側のシ
ートSの両側部位置に設けてある。シートSのオーダ変
更部におけるスリッタ13での切断の際に生じる上記オ
ーバーラップ部は、下流側に設けてある図示しないロー
タリカッタでその前後が切断され、不要部として除去さ
れる。
口14aを有するトリム片除去手段14が、トリム片T
M の走行位置に合わせてシートSの幅方向に位置調整で
きるよう、スリット装置11、12の下流側位置に設け
てある。本実施の形態においては、ほぼ水平に走行する
製品シートS1 、S2 、S3 の走行方向とは異なる、下
方向へトリム片TM を走行させて吸引、除去できるよう
に、吸引口14aは上向きの開口としたトリム片除去手
段14を製品シートS1 、S2 、S3 の走行路の下方に
設けているが、下向きの開口とした吸引口を有するトリ
ム片除去手段を製品シートの走行路の上方に設けて、ト
リム片を上方向へ吸引、除去するようにしてもよい。
Aに示す公知のものが用いられる。このトリムカッタ1
0は、外周に全幅に亘って一体にナイフ(切断刃)10
bを設けたナイフシリンダ10aと、ナイフ10bの受
けとなる弾性体を外周にライニングし、同軸上に移動自
在に配置した一対のアンビルシリンダ10cと、上記ア
ンビルシリンダ10cを回転軸10csの軸方向に移動
させる次に示すような移動機構とを備えている。
に長いキー溝が設けてあり、アンビルシリンダ10cの
内周部には、このキー溝に嵌合するキーが取り付けてあ
る。
イフシリンダ10aはシートSの走行方向へ回転され、
この回転はギアー伝達機構によって回転軸10csへ伝
達されて、ナイフシリンダ10aとは反対方向へ回転さ
れる。この回転はアンビルシリンダ10cの内周部に取
り付けたキーを介してアンビルシリンダ10cへ伝達さ
れて、アンビルシリンダ10cは回転軸10csと一体
的に回転する。
が設けてあり、この係合溝へシフタ10dの先端部が係
合している。中央を境に逆ねじとなっているねじ軸10
dsが回転軸10csへ平行に設けてあり、一対のシフ
タ10d本体の内周部がこのねじ軸10dsへねじ係合
するよう、左右対称に取り付けてある。
じ軸10dsが回転されると、これにねじ係合している
一対のシフタ10dとこれの先端部と係合しているアン
ビルシリンダ10cとは、それぞれの軸の軸方向へ左右
対称に同時に移動される。この時、アンビルシリンダ1
0c内周部のキーが回転軸10csのキー溝に案内され
ながら移動する。なお、シートSと装置の中心は合わさ
れているので、一対のシフタ10dが左右対称に移動さ
れても問題はない。
れているように、一対のシフタ10dのそれぞれにねじ
係合する別個のねじ軸を設け、それぞれのねじ軸を回転
させる別個の駆動部(モータ)を設けて、一対のシフタ
10dを独立して移動させるようにしてもよい。この場
合には、シートSが走行中にだ行したり、またはシート
Sの両側でのトリム片TM の幅が異なっている時に、一
対のシフタ10dのそれぞれを独立してその位置に対応
させて調整できるという利点がある。
ビルシリンダ10cの表周面に接する部分で切断される
ので、アンビルシリンダ10c表周面の幅寸法は、前回
と次回のオーダでのトリム片TM 形成用のそれぞれのス
リット間の寸法(図5の点PR間の寸法)の最大値と少
なくとも同じであればよい。
に示す。このトリムカッタ10においては、ナイフシリ
ンダ10aがシートSの両側部に一対設けてあり、各ナ
イフシリンダ10aは、前回と次回のオーダでのトリム
片TM 形成用のそれぞれのスリット間の寸法(図5の点
PR間の寸法)の最大値と少なくともほぼ同じ寸法の幅
を有するナイフ10bを備えている。
るアンビルシリンダ10cは、段ボールシートSの少な
くとも全幅にわたる長さの1つのシリンダである。そし
て、この実施態様においては、一対のナイフシリンダ1
0aが、図3Aにおけるアンビルシリンダ10cの移動
機構と同様の図示省略した機構によって、回転軸10a
sの軸方向に移動調整される。
シートSの各オーダ変更部で切断動作させる時以外では
例えば上死点のような任意の位置に停止して次のオーダ
変更部での動作のため待機しており、ナイフ10bが次
のオーダ変更部の所定位置を切断できるタイミングに合
わせて、次のオーダ変更部が近づいて来るとその回転を
開始され、次のオーダ変更部を切断後、再び上死点で停
止、待機させられるようにその回転を制御される。
装置11、12は、図1に示す制御部20からの駆動信
号により制御される。この制御部20へは図示しない測
長センサからの信号が入力され、制御部20内でシート
Sの長さ方向での位置が検出される。又、1オーダ毎の
シートSの必要な総長(総生産長)や幅寸法のデータ、
製品シートの幅寸法や丁取数のデータが、コルゲータ全
体の作動を管理する管理装置(図示省略)から制御部2
0へ各オーダ毎に順次送られ、予め、記憶部に記憶され
ている。なお、1オーダ毎のシートSの必要な総長は、
不良として除去する長さ分を予め見込んでおいたり、あ
るいはその都度追加補正したりする。このような信号や
データが入力される制御部20は、スリット装置11、
12の駆動部Mおよびトリムカッタ10の駆動部10M
a、10M dへ次のような制御信号を出力する。
次回のそれぞれのオーダ分のシートSの幅寸法のデータ
および製品シートの幅寸法に基づいて、次のオーダ変更
部Ocでのトリム片TM 形成用のスリットの位置は、図
5(a)に示すように前回より次回のオーダの場合がシ
ートSの幅方向の外側へ来るか、または図5(b)に示
すようにその逆であるかを判断し、そして、その外側に
対応する位置Pを求めて、これに応じて図3Aのアンビ
ルシリンダ10cの位置を調整するよう、指令信号を駆
動部10M dへ出力する。
の指令信号による駆動部10M dの駆動による一対のシ
フタ10dの作用によって、各アンビルシリンダ10c
表周面の外側端が、次のオーダ変更部Ocにおけるトリ
ム片形成用の外側のスリットの位置P、またはそれより
わずかに外側へ対応する位置へ来るよう移動調整され
る。図3Bの実施態様の場合には、ナイフ10bの外側
端を同様に移動調整すればよい。
ートSの幅寸法のデータおよび製品シートの幅寸法や丁
取数のデータに基づいて、スリット装置11のスリッタ
13のシートSの幅方向での設定されるべき位置を求め
て、その指令信号をスリット装置11の駆動部Mへ出力
する。そして、この駆動部Mの駆動によって、スリット
装置11のスリッタ13は次回のオーダ分の位置へ設定
され、その上部のスリッタ13は上方の非切断位置で待
機させられる。なお、両外側のスリッタ13は次回のト
リム片TM 形成のためのスリット用として使用される。
ーダ分のシートSの総生産長のデータおよび測長センサ
からの信号に基づいて、シートSの前回のオーダ分の終
了点すなわち次のオーダ変更部Ocの位置をトリムカッ
タ10で切断するための回転開始信号を求めて、この信
号を駆動部10M aへ出力し、駆動を開始させる。この
駆動によるナイフシリンダ10aとアンビルシリンダ1
0cの回転によって、図3Aに示すように、前回と次回
のオーダでのトリム片形成用のそれぞれのスリット間の
寸法(図5の点PR間の寸法)の最大値と少なくともほ
ぼ同じ寸法の幅を持ち、外側端が点Pまたはこれよりわ
ずかに外側の位置へ位置決めされているアンビルシリン
ダ10cとナイフ10bとで、シートSの次のオーダ変
更部Oc部における点Pまたはそれよりわずかに外側か
ら点Rまたはそれより内側に対応する位置まで、シート
Sを横断する方向に予め切断される。
0からスリット装置11、12までの距離が予め設定さ
れているので、上記オーダ変更部Ocがトリムカッタ1
0を通過後、スリット装置11、12を通過する時に合
わせた、スリット装置12からスリット装置11への切
換えのタイミングも得られる。この切換えのタイミング
信号はスリット装置11、12の双方の駆動部Mへ送ら
れて、スリット装置12の上部のスリッタ13は下方の
切断位置から上方の非切断位置へ瞬時に移動させられ、
そして、スリット装置11の上部のスリッタ13は上方
の待機位置から下方の切断位置へ瞬時に移動させられ、
次回のオーダ分での切断が開始される。
回の切断がシートSの前後方向にわずかにオーバーラッ
プするように、ずらして出力されるよう制御部20で設
定される。従って、トリムカッタ10が事前に切断作用
を行っているので、上記オーバーラップ部での前回と次
回のオーダでのそれぞれのトリム片TM 形成用のスリッ
ト位置間を横断して切断され、前回と次回のオーダでの
トリム片TM は必ず連続した状態になる。
て、図3A、図3B、図4、図5を参照して次に説明す
る。図4のフローチャートに示すように、前のオーダ変
更部におけるトリムカッタ10での切断が完了した後の
信号に基づいて、次のオーダ変更部におけるトリムカッ
タ10のアンビルシリンダ10c(図3Aの場合)また
はナイフシリンダ10a(図3Bの場合)の位置調整が
開始される。
回のオーダでのトリム片TM の幅が比較され、図5
(a)に示すように、前回のオーダの場合が大きいとき
にはステップST2 へ行き、あるいは、図5(b)に示
すように、前回のオーダの場合が小さいときにはステッ
プST3 へ移行する。
10による切断線の外端部が次回のオーダでのトリム片
TM 形成用スリットの位置またはこれよりわずかに外側
の位置に対応する部分に来るよう、または、ステップS
T3 においては、トリムカッタ10による切断線の外端
部が前回のオーダでのトリム片TM 形成用スリットの位
置またはこれよりわずかに外側の位置に対応する部分に
来るよう、図3Aの場合にはアンビルシリンダ10cが
位置調整され、また図3Bの場合にはナイフシリンダ1
0aが位置調整される。ただし、ステップST3 の場合
において、図3Aのアンビルシリンダ10cまたは図3
Bのナイフシリンダ10aの外側端が、前回のオーダで
のトリム片TM 形成用スリットの位置に対応して位置決
めされていた場合には、これらを移動させる必要はな
い。
々回のオーダ変更部がトリムカッタ10を通過した時点
からの測長センサの測長信号によるシートSの走行測長
と予め記憶されている前回のオーダでの必要な総生産長
とに基づいて、次のオーダ変更部Ocがトリムカッタ1
0の手前へ到達し、次のオーダ変更部Ocの位置をトリ
ムカッタ10で切断するようにタイミングを合わせたナ
イフシリンダ10aの回転開始信号が得られ、発生され
る。
4 で発生された回転開始信号が駆動部10M aへ入力さ
れることによって、ナイフシリンダ10aが回転を開始
し、ナイフ10bが図5に示す点Pまたはこれよりわず
かに外側の位置から点Rまたはこれより内側の位置まで
に対応する部分を予め切断する。ステップST6 におい
ては、ステップST5 でのナイフ10bによる切断に基
づいて切断信号が発生され、次の動作の準備が同様に行
われる。
て次のオーダ変更部Ocに予め切断線の入れられたシー
トSが下流へ走行し、図5に示すように、スリット装置
11、12で前回のオーダ分については実線で示すスリ
ットが入れられ、次回のオーダ分については一点鎖線で
示すスリットが入れられ、トリムカッタ10での切断線
は少なくとも点Pから点Rまで至ることになるので、前
回と次回のオーダでのそれぞれのトリム片TM は連続し
た状態になり、トリム片TM はオーダ変更部においても
連続してスムーズに吸引口14aへ吸引される。
よりわずかに外側の位置まで切断したとしても、前回と
次回のオーダでのそれぞれのトリム片TM は連続した状
態になり、また、トリムカッタ10で予めこのように切
断するようにすると、たとえシートSがだ行してスリッ
ト装置11、12へ走行して行ったとしても、必ず点P
の位置まで切断することができる。また、オーダ変更部
の前後は切断されて、不良部として除去されるので、ト
リムカッタ10によって、点Rより内側の位置まで切断
してもよい。
おいては、トリム片を吸引除去するトリム片除去手段に
よってトリム片を除去する際に、前回と次回のオーダの
それぞれのトリム片形成用スリット間をトリムカッタに
より切断して、トリム片を吸引、除去するようにしたか
ら、トリムカッタで入れられる切断線によりトリム片は
連続状に形成され、従って、オーダ変更部においてもト
リム片を連結した状態で吸引口へ吸引することができ、
トリム片が製品シートと同じ水平方向へ走行したり、吸
引口へ引っ掛かったりまたは詰まったりすることを防止
できるため、作業の効率を向上させることができるとい
う利点が得られる。
の一部概略平面図
断面図
ーダ分で入れられる予定のスリット線も示した説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 前回と次回のオーダとにより段ボールシ
ート両側部のトリム片の幅寸法とトリム片を除いた製品
となるべき段ボールシートの幅寸法とを変更して段ボー
ルシートの長さ方向にそれぞれスリットを入れることの
できるスリッタと、スリッタの上流側に設けられ、段ボ
ールシートのオーダ変更部に上記トリム片を横断するよ
うに切断することのできるトリムカッタと、スリッタの
下流側に設けられ、上記スリッタにより形成されたトリ
ム片を吸引口へ吸引し、除去するトリム片除去手段とに
よってトリム片を除去する方法において、前回と次回の
オーダの段ボールシート側部の対応するトリム片形成用
のスリット間相当部を上記トリムカッタにより切断し、
前回と次回のオーダのトリム片を連続させた状態で上記
吸引口へ吸引してトリム片を除去するようにしたことを
特徴とするコルゲータにおけるトリム片除去方法。 - 【請求項2】 前回と次回のオーダとにより段ボールシ
ート両側部のトリム片の幅寸法とトリム片を除いた製品
となるべき段ボールシートの幅寸法とを変更して段ボー
ルシートの長さ方向にそれぞれスリットを入れることの
できるスリッタと、スリッタの上流側に設けられ、段ボ
ールシートのオーダ変更部に上記トリム片を横断するよ
うに切断することのできるナイフシリンダと段ボールシ
ートを挟んでこれと対向するアンビルシリンダとを有す
るトリムカッタと、スリッタの下流側に設けられ、上記
スリッタにより形成されたトリム片を吸引口へ吸引し、
除去するトリム片除去手段とを備えたトリム片除去装置
において、上記ナイフシリンダに設けた刃または上記ア
ンビルの表周面の幅寸法が前回と次回のオーダでのそれ
ぞれのトリム片形成用のスリット間の最大寸法以上であ
り、上記トリムカッタによる切断線の外端部が前回と次
回のオーダでのそれぞれのトリム片形成用スリットのう
ち外側のスリットの位置またはこれよりわずかに外側の
位置になるよう上記トリムカッタを段ボールシートの幅
方向に位置調整し、上記ナイフシリンダと上記アンビル
シリンダとによりオーダ変更部に切断線を入れるよう両
シリンダを回転制御する制御部を備えたことを特徴とす
るコルゲータにおけるトリム片除去装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116726A JP2001301070A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | コルゲータにおけるトリム片除去方法及び装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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---|---|
JP2001301070A true JP2001301070A (ja) | 2001-10-30 |
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JP2000116726A Pending JP2001301070A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | コルゲータにおけるトリム片除去方法及び装置 |
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