JP5457905B2 - 段ボールシートの切断方法及び装置 - Google Patents
段ボールシートの切断方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5457905B2 JP5457905B2 JP2010074377A JP2010074377A JP5457905B2 JP 5457905 B2 JP5457905 B2 JP 5457905B2 JP 2010074377 A JP2010074377 A JP 2010074377A JP 2010074377 A JP2010074377 A JP 2010074377A JP 5457905 B2 JP5457905 B2 JP 5457905B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- sheet
- cutter
- cutter device
- cardboard sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims description 125
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 25
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 28
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 22
- 239000000123 paper Substances 0.000 claims description 21
- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Description
カットオフ装置に装着されるナイフは図示しないが、通常、平刃と呼ばれるタイプや鋸刃と呼ばれるタイプが使用される。
かかる構成において、第1のカッタ装置114及び第2のカッタ装置116を連続動作させ、オーダチェンジ時の段ボールシートの廃棄量を低減するようにしている。
また、段ボールシートの坪量(紙種)によって、切断荷重は異なり、切断時、回転胴が段ボールシートから受ける反力も異なる。そのため、回転胴の剛性を切断対象となる段ボールシートの最大坪量に合わせたものとする必要がある。従って、回転胴を駆動するサーボモータが大型化せざるを得ないという問題がある。
図1には、切断能力が異なる場合の一例として、回転胴の径が互いに異なる場合、即ち、軸間距離が互いに異なる二つのカッタ装置を配した例を示している。切断能力の前記定義によれば、例えば、軸間距離を同じくして容量の異なるサーボモータを設置してもよい。必ずしも回転胴の軸間距離が互いに異なり、かつ回転により生じる回転胴の慣性力が異なるケースのみに限定されるものではない。
このように、帯状段ボールシートのオーダチェンジ時に、除去シート片を形成することで、新カッタ装置によるシート片の切断精度を最初のシート片から高く維持できる。
これによって、不良部位を段ボールシートから除去できると共に、次のシート片から切断精度を高く維持できる。
段ボールシート生産設備において、段ボールシートをスリッタスコアラの後段に設けられたカットオフ装置によりシート片に切断する段ボールシートの切断装置において、
前記カットオフ装置は、段ボールシートの搬送路を挟んで上下に配置され外周面に夫々ナイフが装着された一対の回転胴からなるカッタ装置であって、切断能力が異なる該カッタ装置が段ボールシートの搬送路に沿って複数配置されて構成され、
帯状段ボールシートの切断長又は坪量(紙種)に応じて、複数のカッタ装置のうち、切断速度が最大となり得るカッタ装置を選択し稼動させるコントローラを備えているものである。
また、一時に1個の切断装置のみを稼動させるようにしているので、複数のカッタ装置を同時稼動させる場合と比べて、切断誤差が累積しない。そのため、切断精度を高く維持できる。さらに、複数の切断装置を同時稼動させる場合と比べて、電力を低減できる。
本発明方法及び装置の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は、段ボールシート生産設備のスリッタスコアラ(図示省略)の後段に設けられた本実施形態のカットオフ装置10を示す。図1において、矢印aは段ボールシートの搬送方向を示し、本実施形態のカットオフ装置10は、該搬送方向に沿って2台のカッタ装置12及び14が設けられている。第1カッタ装置12は、第2カッタ装置14より搬送方向上流側に設けられている。
従って、図7に曲線Y(一点鎖線)で示すように、長い切断長の領域においては、第1カッタ装置12のほうがナイフ16及び18の刃物先端速度Vcを速くでき、短い切断長の領域においては、図7に曲線X(破線)で示すように第2カッタ装置14のほうがナイフ24及び26の刃物先端速度Vcを速くできる。
なお、本実施形態のカットオフ装置10において、カッタ装置間の間隔は、特に制限を受けない。切断されたシート片の受け渡しが円滑にできればよい。
なお、後者の場合、旧帯状段ボールシートと新帯状段ボールシートとは紙継部を介して接続されている。図2中、数字の「1」は第1カッタ装置12による切断位置を示し、数字の「2」は、第2カッタ装置14による切断位置を示す。
このように、オーダチェンジ時に、除去シート片dを形成するステップをもうけることによって、次のステップ3で、新オーダの1カット目の切断精度を高くすることができる。
なお、第2カッタ装置14が稼動中に不良部位が発生した場合も、同様の操作手順で行なえばよい。
これに対し、第1カッタ装置12及び第2カッタ装置14を駆動するサーボモータの容量を異ならせることにより、両カッタ装置間で刃物先端速度分布に差を持たせるようにしてもよい。
次に、本発明方法及び装置の第2実施形態を図4により説明する。図4は、ベルトコンベア32、38及び44を駆動する駆動装置の別の構成例を示す。図4においては、2台の駆動モータ58及び60が設けられている。駆動モータ58は、動力伝達機構62を介して、ベルトコンベア32のプーリ34及びベルトコンベア44のプーリ46に接続されている。また、駆動モータ60は、動力伝達機構63を介してベルトコンベア38のプーリ40aに接続されている。
これによって、切断されたシート片sと搬送方向上流側の帯状段ボールシートcとの間隔を常に一定にでき,シート搬送の精度を向上できる。
12 第1カッタ装置
14 第2カッタ装置
16、18、24,26 回転胴
20、22、28,30 ナイフ
32、38、44 ベルトコンベア
34、40a、40b、46 プーリ
36、42、48 無端状ベルト
50、58,60 駆動モータ
52,54,62 動力伝達機構
100 段ボールシート生産設備
106 第1のスリッタスコアラ
108 第2のスリッタスコアラ
V1、V2、V3 ベルトコンベア搬送速度
Vc 刃物先端速度
Vs ライン速度(段ボールシート搬送速度)
a 段ボールシート搬送方向
c 帯状段ボールシート
d 除去シート片
s シート片
Claims (10)
- 段ボールシート生産設備において、帯状段ボールシートをスリッタスコアラの後段に設けられたカットオフ装置によりシート片に切断する段ボールシートの切断方法において、
前記カットオフ装置は、段ボールシートの搬送路を挟んで上下に配置され、外周面に夫々ナイフが装着された一対の回転胴からなるカッタ装置であって、切断能力が異なる該カッタ装置が段ボール搬送路に沿って複数配置されて構成され、
段ボールシートの切断長又は坪量(紙種)に応じて、複数のカッタ装置のうち、切断速度が最大となり得るカッタ装置を選択し稼動させるようにしたことを特徴とする段ボールシートの切断方法。 - 前記カッタ装置の切断能力は、カッタ装置を構成する回転胴の慣性力、回転胴の剛性又は該回転胴を駆動する動力容量によって決定されるものであることを特徴とする請求項1に記載の段ボールシートの切断方法。
- 前記複数のカッタ装置の回転胴の軸間距離が互いに異なり、かつ回転により生じる回転胴の慣性力が異なるものであることを特徴とする請求項1に記載の段ボールシートの切断方法。
- 段ボールシートの切断長、又は坪量(紙種)を変更し、旧カッタ装置を新カッタ装置に切り換える場合、旧カッタ装置の最終切断位置から新カッタ装置による最初の切断位置の間に除去シート片を形成するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の段ボールシートの切断方法。
- 段ボールシートに不良部位が発生した時、稼動中のカッタ装置によって該不良部位を含むシート片の両端を搬送方向下流側から上流側に向かって順に切断して除去シート片を形成するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の段ボールシートの切断方法。
- 段ボールシート生産設備において、帯状段ボールシートをスリッタスコアラの後段に設けられたカットオフ装置によりシート片に切断する段ボールシートの切断装置において、
前記カットオフ装置は、段ボールシートの搬送路を挟んで上下に配置され、外周面に夫々ナイフが装着された一対の回転胴からなるカッタ装置であって、切断能力が異なる該カッタ装置が段ボール搬送路に沿って複数配置されて構成され、
段ボールシートの切断長又は坪量(紙種)に応じて、複数のカッタ装置のうち、切断速度が最大となり得るカッタ装置を選択し稼動させるコントローラを備えていることを特徴とする段ボールシートの切断装置。 - 前記カッタ装置の切断能力が、カッタ装置を構成する回転胴の慣性力、回転胴の剛性又は該回転胴を駆動する動力容量で決定されるものであることを特徴とする請求項6に記載の段ボールシートの切断装置。
- 前記カッタ装置の回転胴の軸間距離が互いに異なり、かつ回転により生じる回転胴の慣性力が異なるものであることを特徴とする請求項6に記載の段ボールシートの切断装置。
- 前記カッタ装置の上流側、下流側及びカッタ装置間に配置され、帯状段ボールシート又は切断されたシート片を搬送する複数のコンベア群を配置し、
該コンベア群の搬送速度が搬送方向下流側に配置されたコンベアほど速くなるように構成したことを特徴とする請求項6〜8のいずれかの項に記載の段ボールシートの切断装置。 - 前記カッタ装置の上流側、下流側及びカッタ装置間に配置され、帯状段ボールシート又は切断されたシート片を搬送する複数のコンベア群を配置すると共に、切断装置間に配置されるコンベアの搬送速度を変更可能に構成し、
稼動中のカッタ装置より下流側に配置されたコンベアの搬送速度を上流側に配置されたコンベアの搬送速度より速くすると共に、
上流側のカッタ装置を稼動させる場合には,カッタ装置間に配置されたコンベアの搬送速度を下流側に配置されたコンベア群の搬送速度と等しくし、下流側のカッタ装置を稼動させる場合には,カッタ装置間に配置されたコンベアの搬送速度を上流側に配置されたコンベア群の搬送速度と等しくしたことを特徴とする請求項6〜8のいずれかの項に記載の段ボールシートの切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010074377A JP5457905B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 段ボールシートの切断方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010074377A JP5457905B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 段ボールシートの切断方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011206857A JP2011206857A (ja) | 2011-10-20 |
JP5457905B2 true JP5457905B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=44938531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010074377A Active JP5457905B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 段ボールシートの切断方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5457905B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108326926B (zh) * | 2017-12-29 | 2024-01-02 | 青岛开拓数控设备有限公司 | 一种纸板横切装置及其控制方法 |
CN108100747B (zh) * | 2018-01-22 | 2023-10-13 | 佛山市南海区德昌誉机械制造有限公司 | 一种高效稳定的生活用纸裁切分段筛选装置及其工作方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS513985U (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-13 | ||
JPS5556015Y2 (ja) * | 1976-04-05 | 1980-12-25 | ||
US5024128A (en) * | 1989-02-21 | 1991-06-18 | Campbell Jr Gaines P | Sheeter for web fed printing press |
JPH059900U (ja) * | 1991-04-02 | 1993-02-09 | 株式会社内田製作所 | シート物の切断装置 |
JPH0725059B2 (ja) * | 1992-05-11 | 1995-03-22 | レンゴー株式会社 | ロータリカッタ |
JP2807661B2 (ja) * | 1996-07-15 | 1998-10-08 | レンゴー株式会社 | シート切断寸法切替方法 |
JP5013799B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2012-08-29 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | ナイフシリンダ、ロータリカッタ、及びナイフ取り付け台の取り付け方法 |
-
2010
- 2010-03-29 JP JP2010074377A patent/JP5457905B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011206857A (ja) | 2011-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10232453B2 (en) | Battery plate cutter system and method | |
US9981400B2 (en) | Apparatus for slicing food products and method of providing intermediate sheets | |
JP3396245B2 (ja) | コルゲートマシンのオーダーチェンジ方法及び装置 | |
KR101670711B1 (ko) | 식품생지 신장장치 및 식품생지 신장방법 | |
JP2011506113A (ja) | ペーパーログの裁断中に形成される裁ちくずを廃棄する装置 | |
KR101653073B1 (ko) | 플레이트형 요소의 프로세싱 장치, 프로세싱 유닛, 및 패키징의 제조 기계 | |
US9199387B2 (en) | Method and apparatus for a rules based utilization of a minimum-slit-head configuration plunge slitter | |
US20100011924A1 (en) | Corrugating apparatus | |
JP5457905B2 (ja) | 段ボールシートの切断方法及び装置 | |
US6893520B2 (en) | Method and apparatus for synchronizing end of order cutoff for a plunge slit order change on a corrugator | |
JP4526305B2 (ja) | 紙のカッター装置及びカッター装置におけるシート端の位置調整方法 | |
US6125730A (en) | Dual web singulating cutter | |
JP5835901B2 (ja) | コルゲートマシンにおけるトリム処理方法,コルゲートマシン及びエッジカット装置 | |
US20070144322A1 (en) | Method and apparatus for cutting parabolic shaped segments on a corrugating machine | |
JPH09248788A (ja) | コルゲートマシンのオーダチェンジ装置及び切断装置 | |
EP2777899A1 (en) | Machine for working cardboard slabs | |
JPH11506057A (ja) | 積層ウェブを切断するための方法と装置 | |
WO2020175213A1 (ja) | エッジカット装置 | |
JP3540742B2 (ja) | 段ボールシート処理装置及び段ボールシート処理方法 | |
JP2831179B2 (ja) | 回転ドラム式切断装置 | |
JP2005246514A (ja) | 紙のカッター装置 | |
JPH1094995A (ja) | ロータリーカッター | |
CN219026069U (zh) | 一种板栅连片的分片装置 | |
JP2002326187A (ja) | コルゲートマシンのトリム処理装置及びトリム処理方法 | |
EP0427244B1 (en) | Rotary drum type cutting apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110629 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131227 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5457905 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |