JPH059900U - シート物の切断装置 - Google Patents

シート物の切断装置

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JPH059900U
JPH059900U JP2063591U JP2063591U JPH059900U JP H059900 U JPH059900 U JP H059900U JP 2063591 U JP2063591 U JP 2063591U JP 2063591 U JP2063591 U JP 2063591U JP H059900 U JPH059900 U JP H059900U
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JP
Japan
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cutting
cutting machine
cut
sheet
sheet material
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Pending
Application number
JP2063591U
Other languages
English (en)
Inventor
春吉 内田
Original Assignee
株式会社内田製作所
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Publication date
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Publication of JPH059900U publication Critical patent/JPH059900U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 駆動装置14,24 に連動した上下一対の回転体
12,22を並設し、回転体12,22 の外周にナイフ13,23 を
取り付けて構成した切断機10,20 を、シート物1の搬送
方向3に複数配設し、一方の切断機10を搬送方向で移動
自在に構成したシート物の切断装置。 【効果】 各切断機から下手に位置したシート物を同時
に切断でき、切断機の数と同数の切断シート物を同時に
得られ、モータは小型のものでありながら高速切断に相
当した能率的な切断を行うことができ、小型のモータに
より全体をコンパクトに安価に構成できる。下手端の切
断機から下手で得られる切断シート物の長さは任意に設
定でき、切断機間の切断シート物の長さは切断機を搬送
方向に移動させて任意に設定でき、複数枚の切断シート
物を、寸法を等しくして、あるいは寸法を異ならしめて
同時に得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、段ボールや紙などのシート物を搬送しながら、その搬送方向に対し て直角状に切断するときなどに採用されるシート物の切断装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、シート物を切断する装置としては、たとえば特開昭58−90493号 公報に見られる構成、すなわち、上下一対のカッタ胴を並設し、これらカッタ胴 の外周それぞれにカッタを取り付けた構成が提供されている。この従来構成によ ると、カッタ胴を互いに逆方向に回転させた状態で、これらカッタ胴間にシート 物を搬入させることで、両カッタによりシート物を所定寸法に切断し得る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来構成においては、シート物を長尺に切断するときには問題はない が、シート物を短尺にかつ高速で切断したときには、カッタ胴に連動したモータ が熱を持つなど問題が生じていた。そのため従来では、モータを大型にして高速 で切断するか、モータは小型のままとして切断を低速で行っていた。
【0004】 しかし前者の場合には、切断は高速で能率よく行えるが、モータの大型化によ って切断装置全体が大規模にかつ高価になる。また後者の場合には、切断装置全 体をコンパクトにかつ安価にし得るが、切断が低速であることから能率が悪かっ た。
【0005】 本考案の目的とするところは、シート物の切断を、長尺や短尺に拘らず高速切 断に相当して能率よく行え、しかも全体をコンパクトに安価に構成し得るシート 物の切断装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案のシート物の切断装置は、駆動装置に連動した上 下一対の回転体を並設し、これら回転体の外周それぞれにナイフを取り付けて切 断機を構成し、この切断機を、シート物の搬送方向に複数配設し、少なくとも一 方の切断機を搬送方向で移動自在に構成している。
【0007】
【作用】
かかる本考案の構成によると、駆動装置の作動により回転体を互いに逆方向に 回転させた各切断機を、その両ナイフによる切断を同期させた状態で、上手の回 転体間から下手の回転体間へとシート物を搬入させる。これにより各切断機から 下手に位置したシート物を各ナイフにより同時に切断し得、以て切断機の数と同 数の切断シート物を同時に得られる。
【0008】 その際に、下手端の切断機から下手で得られる切断シート物の長さは任意に設 定し得、また切断機間で得られる切断シート物の長さは上手側の切断機を搬送方 向に移動させることで任意に設定し得る。したがって複数枚の切断シート物を、 寸法を等しくして、あるいは寸法を異ならしめて同時に得られる。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。 1はシート物で、搬送装置2により水平状に搬送される。このシート物1の搬 送方向3において一対の切断機10,20が配設される。これら切断機10,2 0は、本体11,21と、この本体11,21で支持した上下一対の回転体12 ,22と、これら回転体12,22の外周それぞれに取り付けたナイフ13,2 3と、前記回転体12,22に連動した駆動装置14,24とにより構成され、 そして駆動装置14,24はモータなどで構成されている。
【0010】 前記切断機10,20のうち下手の切断機10は、ベース枠4に固定されてお り、また上手の切断機20は、ベース枠4との間に設けたガイド機構5を介して 下手の切断機10に対して搬送方向3で移動自在に構成してある。そして上手の 切断機20とベース枠4との間に、この上手の切断機20を移動させる作動装置 6を設けている。
【0011】 コンピュータなどからなる制御装置7は、前記搬送装置2の駆動部、前記作動 装置6、前記駆動装置14,24に接続している。 次に上記実施例の作用を説明する。
【0012】 図1は、下手の切断機20から下手で得られる切断シート物1Aの寸法L1 と 、両切断機10,20間で得られる切断シート物1Aの寸法L1 とを等しく設定 した状態を示している。したがって、駆動装置14,24の作動により回転体1 2,22を互いに逆方向に回転させた両切断機10,20を、その両ナイフ13 ,23による切断を同期させた状態で、搬送装置2の搬送により上手の回転体1 2間から下手の回転体22間へとシート物1を搬入させる。これにより両切断機 10,20間に亘って位置したシート物1を各ナイフ13,23により同時に切 断し得、以て2枚の切断シート物1Aを、寸法L1 を等しくして同時に得られる 。
【0013】 前記上手の切断機20の位置は、制御装置7からの指示により作動装置6を作 動させ、ガイド機構5の案内により移動させることで設定し得る。また制御装置 7から前記搬送装置2の駆動部への指示により搬送速度を設定し得、さらに制御 装置7から前記駆動装置14,24への指示により切断速度を設定し得る。
【0014】 上述のように2枚の切断シート物1Aを、寸法L1 を等しくして同時に得られ ることで、切断を低速で行いながらも充分に能率のよい切断を行え、また低速切 断であることから、駆動装置14,24のモータは小型のものを使用し得る。
【0015】 図2は、下手の切断機20から下手で得られる切断シート物1Aの寸法を前述 とは長い寸法L2 に設定し、そして制御装置7からの指示により作動装置6を作 動させて上手の切断機20を上手へと移動させ、以て両切断機10,20間で得 られる切断シート物1Aの寸法L2 を前記長い寸法L2 と等しくした状態を示し ている。したがって、長い寸法L2 の2枚の切断シート物1Aを、寸法を等しく して同時に得られる。
【0016】 図3は、下手の切断機20から下手で得られる切断シート物1Aの寸法を前述 と同様に短い寸法L1 に設定し、そして制御装置7からの指示により作動装置6 を作動させて上手の切断機20を上手へと移動させ、両切断機10,20間で得 られる切断シート物1Aの寸法を前記長い寸法L2 とした状態を示している。し たがって、短い寸法L1 と長い寸法L2 の2枚の切断シート物1Aを同時に得ら れる。
【0017】 このように、各切断機10,20の切断作用により得られる切断シート物1A の長さは、前述した短い寸法L1 と長い寸法L2 とに限定されることなく、さら に短く、あるいはさらに長く、しかも無段階に設定し得るものである。
【0018】 図4は本考案の別の実施例を示している。すなわち、さらに2台の切断機30 ,40を配置して、4枚の切断シート物1Aを、寸法を等しくして同時に得られ るようにしている。このように切断機の台数は任意に決められる。
【0019】 なお下手端の切断機20を移動自在としてもよく、またかなり長尺の切断を行 うときには、たとえば上手側の切断機10を停止させて下手端の切断機20のみ で切断することもできる。
【0020】
【考案の効果】
上記構成の本考案によると、駆動装置の作動により回転体を互いに逆方向に回 転させた各切断機を、その両ナイフによる切断を同期させた状態で、上手の回転 体間から下手の回転体間へとシート物を搬入させることにより、各切断機から下 手に位置したシート物を各ナイフにより同時に切断でき、以て切断機の数と同数 の切断シート物を同時に得ることができる。これにより、モータは小型のもので ありながら高速切断に相当した能率的な切断を行うことができ、そしてモータが 小型であることから、全体をコンパクトに安価に構成できる。
【0021】 さらに切断を行う際に、下手端の切断機から下手で得られる切断シート物の長 さは任意に設定でき、また切断機間で得られる切断シート物の長さは切断機を搬 送方向に移動させることで任意に設定できることから、複数枚の切断シート物を 、寸法を等しくして、あるいは寸法を異ならしめて同時に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、短尺の等寸法切断時
の側面図である。
【図2】同長尺の等寸法切断時の側面図である。
【図3】同異なる寸法切断時の側面図である。
【図4】本考案の別の実施例を示し、等寸法切断時の側
面図である。
【符号の説明】
1 シート物 1A 切断シート物 2 搬送装置 3 搬送方向 4 ベース枠 5 ガイド機構 6 作動装置 7 制御装置 10 切断機 12 回転体 13 ナイフ 14 駆動装置 20 切断機 22 回転体 23 ナイフ 24 駆動装置 30 切断機 40 切断機

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 駆動装置に連動した上下一対の回転体を
    並設し、これら回転体の外周それぞれにナイフを取り付
    けて切断機を構成し、この切断機を、シート物の搬送方
    向に複数配設し、少なくとも一方の切断機を搬送方向で
    移動自在に構成したことを特徴とするシート物の切断装
    置。
JP2063591U 1991-04-02 1991-04-02 シート物の切断装置 Pending JPH059900U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2063591U JPH059900U (ja) 1991-04-02 1991-04-02 シート物の切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2063591U JPH059900U (ja) 1991-04-02 1991-04-02 シート物の切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH059900U true JPH059900U (ja) 1993-02-09

Family

ID=12032692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2063591U Pending JPH059900U (ja) 1991-04-02 1991-04-02 シート物の切断装置

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JP (1) JPH059900U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516862B1 (ja) * 1970-08-17 1976-03-02
KR20010070167A (ko) * 1999-10-25 2001-07-25 요시이 히사요시 골판지로 만든 평판형 부재의 절단장치
JP2011206857A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Tomoku Co Ltd 段ボールシートの切断方法及び装置
JP2015536831A (ja) * 2012-10-23 2015-12-24 ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー 切断装置を位置決めする方法及び装置
JP2021167030A (ja) * 2020-04-09 2021-10-21 東亜機工株式会社 切断装置

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