JP2001300205A - 多機能抽出器 - Google Patents

多機能抽出器

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JP2001300205A JP2000122761A JP2000122761A JP2001300205A JP 2001300205 A JP2001300205 A JP 2001300205A JP 2000122761 A JP2000122761 A JP 2000122761A JP 2000122761 A JP2000122761 A JP 2000122761A JP 2001300205 A JP2001300205 A JP 2001300205A
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雅之 神野
Tadashi Kawamura
正 川村
Yukihiro Amamiya
幸弘 雨宮
Masahide Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抽出作業性、装置の操作性、抽出液の品質等
をより向上させた新規な多機能抽出器を提供する。 【解決手段】 本発明の多機能抽出器1は、胴部11
と、上下の蓋部12との双方に係止し、バヨネット機構
を構成するクラッチリング41が上下に設けられ、この
クラッチリング41を適宜回動することによって、胴部
11に対して蓋部12の閉鎖状態を維持する締結ロック
状態と、このロックを解除し蓋部12の開閉を許容する
フリー状態とが、選択的に切り替えられるようにし、ま
た下クラッチリング41Aは、このものを回動させ、蓋
部12をフリー状態から締結ロック状態にする間、胴部
11との係止状態が、常に維持されるようにしたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコーヒーや茶等の飲
料、朝鮮人参やその他生薬原料から薬用成分を抽出した
健康飲料や医薬飲料等を、工業レベルで製造するのに適
した多機能抽出器に関するものである。
【0002】
【発明の背景】例えばコーヒーを工業的に抽出するにあ
たっては、従来、粉砕したコーヒー豆を原材料とし、こ
の材料を抽出器の容器本体に投入した後、熱水等の処理
液を注入して抽出する方法が行われており、特に濃厚な
味覚のエスプレッソコーヒーなどを抽出する際には、処
理液を容器内にある程度の時間滞留させることによっ
て、入念に抽出を行う手法が多く採られていた。しかし
ながらこのような抽出器は、いずれも上方から単に処理
液を注入し、処理液を容器本体内に長時間、押しとどめ
るというものが多かったため、当然、抽出には長時間を
要し、製造効率は悪く、結果的に高コストの製品しか提
供し得ないものとなっていた。
【0003】更にコーヒー飲料等に重要な要素となる香
気成分やコーヒーオイル成分等は、通常上方に逃げがち
であり、専ら上方から処理液を注入する抽出手法では、
香気成分等をみすみす上方に逃がしてしまったり、ある
いは容器本体上部にとどまる状態となり、必ずしも充分
に香気成分等を利用し尽くせないという問題があった。
このため本発明者は、抽出時間が短く、しかも香気成分
等の逸失のない優れた抽出手法の開発を試み、特願平1
0−288233号「多機能抽出器並びにこれを用いた
抽出方法並びにこれを用いた抽出システム」の特許出願
に寄与している。
【0004】
【解決を試みた技術的課題】本発明はこのような開発の
一環としてなされたものであって、上記特願平10−2
88233号を基礎とし、更に抽出作業性、装置の操作
性、抽出液の品質等をより向上させ、本格的な量産体制
に対応できる抽出器の開発を技術課題としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
多機能抽出器は、胴部とその上下に蓋部とを具えて成
る、密閉自在に構成された容器本体の内部に、材料を収
容する材料受入部と、この材料受入部の上下に通液部と
が、仕切フィルタを挟んで形成されて成り、この容器本
体に材料を収容した後、処理液を加圧状態で通過させる
ことによって、材料のエキス分を抽出する装置におい
て、前記胴部と蓋部の双方に係止し、バヨネット機構を
構成するクラッチリングが上下に設けられ、このクラッ
チリングを適宜回動することによって、胴部に対して蓋
部の閉鎖状態を維持する締結ロック状態と、このロック
を解除し蓋部の開閉を許容するフリー状態とが、選択的
に切り替えられるようにしたことを特徴として成るもの
である。この発明によれば、胴部と蓋部との締結状態が
確実に維持できるため、例えば抽出時、容器本体内が高
温ないしは加圧状態になった場合で、蓋部が不用意に外
れることを解消し得る。
【0006】また請求項2記載の多機能抽出器は、前記
請求項1記載の要件に加え、前記クラッチリングのうち
少なくとも下側のものは、前記クラッチリングを回動さ
せ蓋部をフリー状態から締結ロック状態にする間、胴部
との係止状態が、常に維持されることを特徴として成る
ものである。この発明によれば、胴部と下蓋部との締結
を解除する状態にクラッチリングを回動させた場合であ
っても、クラッチリングと胴部との係止状態は、維持さ
れているため、下側のクラッチリングが胴部から外れて
落下することがない。
【0007】更にまた請求項3記載の多機能抽出器は、
前記請求項1または2記載の要件に加え、前記クラッチ
リングと蓋部とは、蓋部を締結ロック状態にした際、こ
の上下の蓋部に対して胴部側への密着傾向を付与する圧
着部材が、摺動面に設けられることを特徴として成るも
のである。この発明によれば、クラッチリングを回動さ
せ蓋部を締結ロックした際、この蓋部を胴部に、より強
固に密着させることができ、容器本体内のシール性をよ
り確実なものとする。またこのため上方に移動しやすい
香気やコーヒーオイル成分等の抽出成分を、逃がすこと
なく、より多く抽出でき、抽出液の品質を向上させ得
る。
【0008】更にまた請求項4記載の多機能抽出器は、
前記請求項1、2または3記載の要件に加え、前記上下
の蓋部は、油圧シリンダにより胴部に対して開閉される
ことを特徴として成るものである。この発明によれば、
蓋が比較的大きい場合や重い場合であっても、その開閉
操作が確実且つ容易に行える。また容器本体の内部が高
温ないしは加圧状態になった場合でも、蓋部が急激に開
放することがない。
【0009】更にまた請求項5記載の多機能抽出器は、
前記請求項1、2、3または4記載の要件に加え、前記
材料受入部には、材料を充填するとともに処理液のみを
通過させる籠が内挿されることを特徴として成るもので
ある。この発明によれば、抽出済みの材料を材料受入部
から効率的に除去できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて具体的に説明する。本発明の多機能抽出器1
は、一例として図7に示すように給液タンク2と冷却器
3とを前後に接続して成るものであって、具体的には、
図1、2に示すように、容器本体10を主要部材とする
ものであり、飲料製造という高度に衛生管理が要求され
る分野であることに因み、容器本体10並びに関連部材
の多くはステンレス材料が用いられる。そして容器本体
10は、適宜の架台Fに支持されており、断面円状の胴
部11と、その上下に蓋部12とを具えて成るものであ
る。ここで蓋部12を上下で区別するときには、下蓋部
12A、上蓋部12Bと符号を付して区別するものであ
る。これら蓋部12は、下蓋部12A、上蓋部12B共
に開閉機構13により胴部11に対し開閉自在に取り付
けられている。具体的構成は、ピボット状のヒンジ13
Aに対し側面から見てベルクランク状のアーム13Bを
回転自在に支持させ、このアーム13Bの一端に前記蓋
部12を固定するとともに、他端に油圧シリンダ13C
の摺動子を接続させている。
【0011】なお胴部11と蓋部12とは、双方の接続
部に外周側に張り出すフランジ部11F、12Fが形成
されており、ここに後述するクラッチリング41が嵌め
込まれ、このクラッチリング41を適宜回動させること
によって、蓋部12が胴部11に対して閉鎖されたまま
の状態を維持する締結ロック状態と、このロックを解除
し蓋部12の開閉を許容するフリー状態とが、選択的に
切り替えられるようにしている。このため胴部11のフ
ランジ部11Fには、一例として図4の平面断面図に示
すように、クラッチリング41に係合する係止部11H
が外側に張り出すように周状に8カ所、等間隔に形成さ
れている。一方、蓋部12のフランジ部12Fには、一
例として図3の平面図に示すように、クラッチリング4
1に係合する係止部12Hが外側に張り出すように周状
に16カ所、等間隔に形成されている。因みにこの実施
の形態では、胴部11側の係止部11Hは、蓋部12側
の係止部12Hの、ほぼ2倍の周方向寸法を有するよう
に形成されている。
【0012】また蓋部12には、このものをクラッチリ
ング41によって締結ロック状態にした際、胴部11と
の密着性をより高めるための圧着部材12Pが形成され
る。この圧着部材12Pは、一例として図6に示すよう
に、側面から視てテーパ状を成すものであって、クラッ
チリング41との摺動面となる上記係止部12Hに設け
られるものであり、締結時クラッチリング41に形成さ
れる部材とテーパ面同士を当接させることによって、蓋
部12に胴部11への圧着傾向を付与するものである。
【0013】更に容器本体10は、処理液Lによって材
料Wのエキス分を抽出するにあたって、その効果をより
高めるために全体を振動させることもできる加振装置1
4を具える。すなわち容器本体10における胴部11に
は、モータに対して重心を偏心させた回転体を一体とし
た加振装置14を取り付け、モータを回転させることに
より一定周波数の機械的振動が発生するようにしてい
る。
【0014】そして本発明においては、胴部11と上下
の蓋部12との間に、蓋部12の締結ロック状態を維持
し、蓋部12の不用意な開放を解消する締結保持機構4
0を構成するものであって、このものは図1、2に示す
ように上下の各蓋部12に作用する上下のクラッチリン
グ41と、このクラッチリング41を適宜の角度回動さ
せるシフトシリンダ42とを主要部材として構成される
ものである。シフトシリンダ42は、胴部11に対して
蓋部12の開閉を許容するフリー状態と、胴部11に対
する蓋部12の閉鎖状態を維持する締結ロック状態とを
選択的に切り替えるためにクラッチリング41を適宜の
角度回動させるものである。
【0015】なお上下のクラッチリング41のうち、下
蓋部12Aに作用するものを41A、上蓋部12Bに作
用するものを41Bと符号を付すものであって、これら
クラッチリング41は、上下共に一例として図2に示す
ように、概ね断面コの字状を呈した円環状に形成され、
この環状部材の内周方向に形成された空間に胴部11と
蓋部12とのフランジ部11F、12Fを受け入れるよ
うに形成されるものであって、この空間を受入部43と
する。
【0016】このようにクラッチリング41は、胴部1
1や蓋部12のフランジ部11F、12Fを受入部43
に挟みながら摺動するものであって、胴部11の係止部
11Hに係合する係止部41Tが、一例として図4に示
すように、内側に張り出すように周状に8カ所、等間隔
に形成されている。また蓋部12の係止部12Hに係合
する係止部41Lが、一例として図3に示すように、内
側に張り出すように周状に16カ所、等間隔に形成され
ている。そしてこの実施の形態では、胴部11の係止部
11Hと、クラッチリング41の係止部41Tとの周方
向寸法がほぼ同程度に形成されるとともに、蓋部12の
係止部12Hと、クラッチリング41の係止部41Lの
周方向寸法がほぼ同程度に形成されている。
【0017】ここで蓋部12とクラッチリング41との
係合状態について説明すると、双方の係止部12H、4
1Lは、常に接触した係止状態にあるわけではなく、ク
ラッチリング41が摺動するため、例えば図3に示すよ
うに、クラッチリング41の係止部41Lの間に、適宜
の間隔を隔てて蓋部12の係止部12Hが入り込んだ状
態になる場合があり、この場合が胴部11に対して蓋部
12の開閉を許容するフリー状態となる。また逆に双方
の係止部12H、41Lが、互いに接触し、係止してい
る間は、蓋部12の開閉がクラッチリング41に阻まれ
て、蓋部12の開放ができない締結ロック状態となる。
すなわちクラッチリング41は、上記係止部12H、4
1Lによって、フリー状態から適宜の角度回動された
後、締結ロック状態となる、バヨネット機構が実質的に
構成されるのである。
【0018】一方、胴部11とクラッチリング41との
係合状態について説明すると、双方の係止部11H、4
1Tの係止状態が、クラッチリング41を回動させて、
蓋部12をフリー状態から締結ロック状態に切り替える
間、常に維持されている。しかしながら、例えばクラッ
チリング41をシリンダ42から切り離して更に回動さ
せた際には、クラッチリング41の係止部41Tの間
に、適宜の間隔を隔てて胴部11の係止部11Hが入り
込んだ状態になる場合があり、これは主にメンテナンス
時等に、クラッチリング41を胴部11に対して着脱す
るときの状態である。
【0019】更にクラッチリング41には、このものに
よって蓋部12を胴部11に締結ロックした際、蓋部1
2を胴部11に対して、より強固に密着させるための圧
着部材41Pが形成される。この圧着部材41Pは、一
例として図6に示すように、側面から視てテーパ状を成
すものであって、蓋部12との摺動面となる上記係止部
41Lに設けられるものであり、上述した蓋部12の圧
着部材12Pとともに双方のテーパ面同士を当接させる
ことによって、蓋部12に胴部11への圧着傾向を付与
するものである。
【0020】以上のように構成される容器本体10は、
その内部を中空とするものであり、この内部は一例とし
て図8に示すように、前記下蓋部12Aの内部を下方の
通液部10Aとし、また上蓋部12Bの内部を上方の通
液部10Bとし、その中間の胴部11の内側を材料受入
部10Cとするものである。なお材料受入部10Cに
は、材料Wを受け入れる籠44が内挿されるものであっ
て、抽出後の材料Wを容易に取り出し得るように構成さ
れている。すなわちこの籠44は、材料Wを通過させず
に、処理液Lのみを通過させるものであり、一例として
図7に示すように、抽出を行う材料Wよりも小さい通液
孔44Aが多数穿設されたステンレス籠が適用される。
【0021】また材料受入部10Cと、その上下双方の
通液部10A、10Bの間には、仕切フィルタ15が設
けられている。この仕切フィルタ15は、全体として円
形の平板状部材であり、円環状のリム15Aに対し一定
間隔毎に帯状金属材から成るサポート杆15Bを粗い簀
子状に形成し、更にサポート杆15Bの材料受入部10
C側にフィルタエレメント15Cを張設したものであ
る。このフィルタエレメント15Cは、要は材料Wの通
過を許さない程度の濾過作用ができればよいものである
が、楔断面の金属線材を多数、密に簀子状に配設するこ
とが好ましい。
【0022】なおフィルタエレメント15Cの個々の金
属線材が断面楔状であることに因み、処理液Lの通過方
向に見て通過開始端と通過終了端の通過幅Dがそれぞれ
異なるが、その配設態様は、一例として図8に示すよう
に、下方の通液部10Aと材料Wを受け入れる材料受入
部10Cとの間に設ける仕切フィルタ15にあっては、
下方を幅広とし、上方の通液部10Bと材料受入部10
Cとの境界部の仕切フィルタ15については、逆に材料
受入部10C側を狭く、上方の通液部10B側を広くす
るような配設態様とするのである。要はフィルタエレメ
ント15Cの楔状先端は、いずれも通液部10A、10
B側に向けるように設定するのである。
【0023】このような仕切フィルタ15は、更に必要
に応じて容器本体10側に設ける支持枠16によって支
承されることが好ましく、具体的には格子状の支持枠1
6を容器本体10における上下の蓋部12あるいは少な
くとも下蓋部12A側に設けるようにするのである。更
に処理液Lの供給、取り出しのために前記下蓋部12A
には一例としてそのほぼ中央に短寸の管状の給液口17
を形成し、一方、上蓋部12Bには同様に短寸の管状の
取出口18を設ける。また更に図7に骨格的に示すよう
に下蓋部12Aには、例えば加熱した蒸気や、処理液L
の上方からの排出用の加圧空気(あるいは酸化を嫌う場
合は窒素ガス等)を供給できる給気口19を形成する。
【0024】このような多機能抽出器1に対し、更にそ
の上流側に給液タンク2が接続されるとともに、下流側
に冷却器3が接続される。以下これらの配管構造につい
て説明すると、給液配管20は、前記給液タンク2から
適宜ポンプ等を介して給液口17に接続され、更に出口
側には取出配管21を設けてこれを前記冷却器3に至ら
せる。また容器本体10における前記給気口19に対し
ては給気配管22が設けられるものであり、この給気配
管22は適宜エアフィルタ等をその途中に具えるととも
に、必要に応じてこの配管途中を分岐させ、取出配管2
1に合流させる。なおこの給気配管22によって、例え
ば冷水等で抽出を行う場合、抽出速度が鈍りがちな材料
Wにあらかじめ蒸気等を供給して加熱し、活性化させる
予備処理や抽出器内部の加熱殺菌処理等が行える。
【0025】更にこの実施の形態では反転配管23を有
する。すなわちこの装置は、通常下方から処理液Lを供
給するのであるが、それを反転して上方から供給できる
ようにするための配管であり、図7の骨格図においてに
二点鎖線で示す経路である。もちろんそれらは、その途
中で切替弁24を具え、経路の選択が図られるのは言う
までもない。
【0026】更に冷却器3は、冷水を通す冷媒コイル3
0を冷却器3の冷却液31内を通過させ、冷却液31を
冷却するものであり、この冷却器3内を、製品を移送す
る取出配管21が通過することにより、その冷却が図ら
れるのである。これによって理解されるように材料Wの
エキス分を抽出して製品となった処理液Lは密閉状態の
まま冷却がなされるのである。
【0027】本発明の多機能抽出器1は、以上述べたよ
うな構成を有するものであって、以下この抽出器によっ
て材料Wの抽出を行う作動態様について説明する。なお
説明にあたっては、クラッチリング41をフリー状態、
すなわちクラッチリング41の係止部41Lと、蓋部1
2の係止部12Hとを重ね合わせない状態(図3参照)
に設定し、且つ上下の蓋部12を胴部11に対して開放
した状態を初期状態として説明する。なおクラッチリン
グ41の胴部11側の係止部41Tは、一例として図4
に示すように、この初期状態で、ほぼ全部が胴部11の
係止部11Hに重なり合って係止した状態となってお
り、このため下クラッチリング41Aは、胴部11から
抜け落ちないように構成されている。因みにクラッチリ
ング41と胴部11との係合状態は、クラッチリング4
1が回動されて締結ロック状態になっても、少なくとも
両者の係止部41T、11Hの一部が重なり合い、その
係止状態が維持されるものである。
【0028】(1)下蓋部の閉鎖 材料Wを容器本体10に収容する作業に先立ち、容器本
体10そのものの準備が行われる。これにはまず下側の
油圧シリンダ13Cの摺動子を伸長し、下蓋部12Aを
回動させて閉鎖する。この際、上述したように下クラッ
チリング41Aは、当初から下蓋部12Aの開閉を許容
するフリー状態に設定されているため、下蓋部12Aは
下クラッチリング41Aにぶつかることなく、胴部11
のフランジ部11Fに当接するまでスムーズに回動す
る。なお下蓋部12Aを閉鎖する際、下方の仕切フィル
タ15を下蓋部12Aと胴部11との間に挟み込んで保
持したような状態とするものであるが、開放状態の下蓋
部12Aに当初から取り付けておいても構わない。
【0029】(2)下蓋部の締結ロック 下蓋部12Aを閉鎖した後、今度は下クラッチリング4
1Aに作用するシリンダ42の摺動子を一例として収縮
させることによって、クラッチリング41を適宜回動さ
せ、このものの係止部41Lを、蓋部12の係止部12
Hに一部またはほぼ全部を接触させるように係止し、下
蓋部12Aを締結ロック状態にする。(図5(a)参
照) なおこの締結ロック状態で、下蓋部12Aと下クラッチ
リング41Aとの摺動面に形成された圧着部材12P、
41Pによって、下蓋部12Aは、胴部11側への密着
力が付与されるものであり、下蓋部12Aのシール性向
上に大きく寄与している。具体的には、クラッチリング
41を締結ロック状態まで回動させることによって、こ
のものの圧着部材41Pが下蓋部12Aの圧着部材12
Pに当接し、この当接が双方のテーパ面同士で行われる
ために、下蓋部12Aを胴部11側に押圧するのであ
る。
【0030】(3)材料の収容 このようにして下蓋部12Aの締結ロックを行った後、
材料Wを材料受入部10Cに収容する。この材料Wとし
ては、以下コーヒーのエスプレッソを中心に述べるが、
このようなコーヒー以外にも紅茶、緑茶、ウーロン茶、
更にはドクダミ茶、その他エキスを抽出して飲用として
適する素材すべてが適用可能である。またそれらの一般
的な飲料のほか、薬用の飲料として朝鮮人参等を材料W
として適用できる。材料Wの収容にあたっては、まずこ
のような材料Wを籠44に所定量投入した後、この籠4
4を材料受入部10Cに載置する。
【0031】なお材料Wを籠44に充填するにあたって
は、より効率的に抽出を行うべく、材料Wを適度に加圧
し、密に充填することが好ましい。因みにその加圧手段
としては、例えばランマー等によって材料Wを適度に押
し固めるようにする形態や、材料受入部10Cに籠44
を載置した後、付設の加振装置14によって胴部11を
振動させる形態が採り得るし、あるいは特に器具等を使
わずに、作業者が直接手で押さえるようにしても構わな
い。また加圧するタイミングも所定量すべてを一度に投
入した後、最後に加圧する形態はもとより、投入を何回
かに分散し、投入と加圧とを繰り返し行う形態等が採り
得る。
【0032】(4)上蓋部の閉鎖 材料Wの収容作業が終了した後、今度は上側の油圧シリ
ンダ13Cの摺動子を伸長し、上蓋部12Bを回動させ
て閉鎖する。この際、上述したように上クラッチリング
41Bも当初から上蓋部12Bの開閉を許容するフリー
状態に設定されているため、上蓋部12Bは上クラッチ
リング41Bにぶつかることなく、胴部11のフランジ
部11Fに当接するまでスムーズに回動する。なお上蓋
部12Bを閉鎖する際、上方の仕切フィルタ15を上蓋
部12Bと胴部11との間に挟み込むような状態にする
ものであるが、下蓋部12Aと同様に、開放状態の上蓋
部12Bに当初から取り付けておいても構わない。
【0033】(5)上蓋部の締結ロック 上蓋部12Bの閉鎖が終了した後、今度は上クラッチリ
ング41Bに作用するシリンダ42の摺動子を一例とし
て収縮させることによって、クラッチリング41を適宜
回動させ、このものの係止部41Lを、蓋部12の係止
部12Hに一部またはほぼ全部を接触させるように係止
し、上蓋部12Bを締結ロック状態にする。(図5
(a)参照) なおこの締結ロック状態で、上蓋部12Bと上クラッチ
リング41Bとの摺動面に形成された圧着部材12P、
41Pによって、上蓋部12Bは、胴部11側により強
固に密着されるものであり、上蓋部12Bのシール性向
上に大きく寄与している。なおクラッチリング41の回
動によって、上下の蓋部12を締結ロック状態にした圧
着部材12P、41Pの様子の一例を図6(b)に示す
ものであって、この状態で容器本体10内部のシール性
が一層高められるものである。因みに図6は、上下の蓋
部12に作用する密着力を一緒に図示したものであっ
て、上下の蓋部12を同時に締結ロックすることを示す
ものではない。
【0034】(6)処理液の注入 このような状態で、一例として図7に示すように、給液
タンク2からの処理液Lが、給液配管20を通って給液
口17から容器本体10内に注入される。なおこの処理
液L自体は、コーヒー等を抽出する場合には当然熱水で
あるが、前記生薬等のエキス分を抽出する場合には例え
ばアルコール等を用いることも可能である。なおエスプ
レッソコーヒー等を抽出する場合には、この処理液L
を、ほぼ20kg/cm2 前後を上限とした圧力で加圧
した状態とすることが好ましい。もちろん処理液Lを容
器本体10に対し下方から供給し、上方から抜き出すわ
けであるから、そのような動きが達成される相応の圧力
を最低限有することは言うまでもない。
【0035】(7)抽出作用 このようにして処理液Lが容器本体10に供給されてく
ると、一例として図8に示すように、まず下方の通液部
10Aを満たした後、液面が更に上昇して、処理液Lは
フィルタエレメント15Cを通って材料Wに接し、その
材料Wのエキス分を充分抽出しながら上方の通液部10
Bを満たし、更にここから逸流する処理液Lは、取出口
18から取出配管21に取り出されて行く。なおこの抽
出作用を行う際、加振装置14を作動させ、材料Wと処
理液Lとに振動を与え、抽出をより効果的に行わせるこ
とが好ましい。
【0036】因みにこの抽出は処理液Lを連続的に送り
込みながら順次取出口18から取り出す連続的な抽出の
ほか、容器本体10内を処理液Lで満たした後、一旦注
液を止め、抽出を促したのち、これを排出するような抽
出手法が採り得る。もちろんこの際、最後の処理液Lを
上方から抜くわけであるから、前記給気口19から加圧
用の空気あるいは必要に応じて窒素ガスを供給して容器
本体10の内部圧力を高め、処理液Lの抜き取りを完了
するのである。もちろん加圧用の空気等は、給気口19
から供給することに限定されず、例えば給液口17に空
気供給管路を切替自在に接続させておいて、ここから供
給するようにしても構わない。
【0037】(8)フィルタエレメントの作用 またこのような抽出の際、フィルタエレメント15Cは
楔状断面の部材であり、且つサポート杆15Bとの組み
合わせによって充分な剛性を発揮し、材料Wの自重や処
理液L等の圧力等に充分耐え得るものである。そして特
に処理液Lの流れ方向に見て、材料受入部10Cと上方
の通液部10Bとの間では処理液Lの上流側においてフ
ィルタエレメント15Cの通過幅Dが狭く、下流側(通
液部10B側)が広くなっているから、フィルタエレメ
ント15Cにおいて材料Wの目詰まりが生じにくくなっ
ているのである。もちろんこの目詰まりが回避しやすい
現象は処理液Lが通常の重力方向と逆に下方から上方に
向かっていることも一つの要因である。
【0038】(9)冷却 以上のようにして材料Wのエキス分を抽出し、ほぼ製品
となった処理液Lは冷却器3を通り、その管路が冷却液
31中に浸漬されていることにより冷却液31との間で
熱交換を行い、例えばエスプレッソコーヒーの場合、ほ
ぼ110℃の温度をほぼ20℃に低下させるようにして
いる。
【0039】(10)冷水抽出 このような基本的な操作により処理液Lによる材料Wの
エキス分の抽出が行われるわけであるが、例えば緑茶等
を抽出する際、処理液Lが冷水の場合には、エキス分の
抽出が充分に行われない場合が生ずる。従ってこのよう
な場合には、処理液Lの供給に先立ち、例えば前記給気
口19から加熱した蒸気またはシャワー状の熱水を供給
して材料Wとしての茶葉を開かせるような活性化処理を
行った後、冷水の処理液Lを通過させて抽出を行う。
【0040】(11)上蓋部の締結ロック解除 以上のような一連の抽出作業を終了すると、抽出済みの
材料Wが、容器本体10から取り出される。これにはま
ず上蓋部12Bに作用するシリンダ42の摺動子を一例
として伸長させてることによって、上クラッチリング4
1Bをフリー状態になるまで回動させる。この際、上ク
ラッチリング41Bが回動を始めると、このものに形成
されていた圧着部材41Pが、上蓋部12Bの圧着部材
12Pに対して徐々に離反して行き、これに伴い上蓋部
12Bの胴部11への密着傾向も次第に解除されて行
く。そして上蓋部12Bの密着傾向が完全に解除され、
上クラッチリング41Bの係止部41Lと、上蓋部12
Bの係止部12Hとの係止が完全に解除されたフリー状
態で、上蓋部12Bの締結ロックの解除が終了となる。
【0041】(12)上蓋部の開放と材料の取り出し 上蓋部12Bの締結ロックを解除した後、上側の油圧シ
リンダ13Cの摺動子を収縮させ、上蓋部12Bを開放
させる。この際、上クラッチリング41Bは、上述した
ようにフリー状態に設定されているため、上蓋部12B
は上クラッチリング41Bに接触することなく、スムー
ズに開放される。その後、抽出済みの材料Wが材料受入
部10Cから取り出されるが、これにはまず材料Wが籠
44と共に容器本体10から取り出された後、更に籠4
4から材料Wのみが取り除かれ、適宜廃棄等される。一
方、籠44については次回の抽出に備えて、洗浄等が行
われる。
【0042】なおこの実施の形態では、上記図3、4に
示すように、クラッチリング41における胴部11側及
び蓋部12側への係止部41T、41Lの周方向寸法と
ピッチを異なる(一例として係止部41Lの周方向寸法
及びピッチは、係止部41Tの概ね半分)ように形成
し、下蓋部12Aをフリー状態から締結ロック状態にす
る間、下クラッチリング41Aが、胴部11から外れ落
ちないように構成している。しかしながらクラッチリン
グ41の外れ防止構造としては、必ずしもこのような形
態に限定されることなく、例えば、胴部11側に作用す
る係止部41Tの周寸法のみを蓋部12側に作用するも
のの2倍以上等に変更することも可能であるし、あるい
は各係止部41T、41Lの周方向寸法はそのままで、
ピッチのみを変更することも可能である。また双方の係
止部41T、41Lを不規則的に配列することも可能で
ある。要は、クラッチリング41を回動させ蓋部12を
フリー状態から締結ロック状態にする間、クラッチリン
グ41と胴部11との係止状態が、常に維持されれば、
どのような形態であっても構わないのである。
【0043】
【発明の効果】すなわち請求項1記載の多機能抽出器に
よれば、胴部11と蓋部12との締結状態が確実に維持
できるため、例えば抽出時、容器本体10の内部が高温
ないしは加圧状態になった場合で、蓋部12が不用意に
外れることを解消し得る。
【0044】また請求項2記載の多機能抽出器によれ
ば、胴部11と下蓋部12Aとの締結を解除する状態に
クラッチリング41を回動させた場合であっても、クラ
ッチリング41と胴部11との係止状態は、維持されて
いるため、下クラッチリング41Aが胴部11から外れ
て落下することがない。
【0045】更にまた請求項3記載の多機能抽出器によ
れば、クラッチリング41を回動させ締結ロック状態に
した際、蓋部12を胴部11により強固に密着させるこ
とができ、容器本体10の気密性をより向上させ得る。
またこのため上方に移動しやすい香気やコーヒーオイル
成分等の抽出成分を、逃がすことなく、効果的に抽出で
き、製品となる抽出液の品質をより向上させ得る。
【0046】また請求項4記載の多機能抽出器によれ
ば、蓋が比較的大きい場合や重い場合であっても、その
開閉操作が確実且つ容易に行える。また容器本体10の
内部が高温ないしは加圧状態になった場合でも、蓋部1
2が急激に開放することがない。
【0047】また請求項5記載の多機能抽出器によれ
ば、抽出済みの材料Wを材料受入部10Cから除去する
作業が格段に容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能抽出器を示す斜視図である。
【図2】同上正面図、並びに上下のクラッチリング部分
を拡大して示す正面断面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】図3の状態におけるクラッチリングと胴部との
係止状態を示す平面断面図である。
【図5】蓋部をフリー状態から締結ロック状態にした際
のクラッチリングと蓋部との係止状態の一例を示す骨格
的平面図(a)、並びにこのときのクラッチリングと胴
部との係止状態を骨格的に示す平面断面図(b)であ
る。
【図6】蓋部とクラッチリングとの摺動面に設けられた
圧着部材を示す骨格的正面図(a)、並びに蓋部を締結
ロック状態にした際の圧着部材の様子を示す骨格的正面
図(b)である。
【図7】本発明の多機能抽出器を組み込んだ配管構造の
一例を示す説明図である。
【図8】本発明の多機能抽出器によって材料のエキス分
を抽出する様子を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 多機能抽出器 2 給液タンク 3 冷却器 10 容器本体 10A 通液部(下方の) 10B 通液部(上方の) 10C 材料受入部 11 胴部 11F フランジ部 11H 係止部 12 蓋部 12A 下蓋部 12B 上蓋部 12F フランジ部 12H 係止部 12P 圧着部材 13 開閉機構 13A ヒンジ 13B アーム 13C シフトシリンダ 13D シリンダ駆動モータ 13E クランプ 14 加振装置 15 仕切フィルタ 15A リム 15B サポート杆 15C フィルタエレメント 16 支持枠 17 給液口 18 取出口 19 給気口 20 給液配管 21 取出配管 22 給気配管 23 反転配管 24 切替弁 30 冷媒コイル 31 冷却液 40 締結保持機構 41 クラッチリング 41A 下クラッチリング 41B 上クラッチリング 41L 係止部(蓋部側) 41T 係止部(胴部側) 41P 圧着部材 42 シフトシリンダ 43 受入部 44 籠 44A 通液孔 D 通過幅 F 架台 L 処理液 W 材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A23F 3/16 A23F 3/16 5/24 5/24 (72)発明者 加藤 正秀 静岡県志太郡大井川町相川945−8 Fターム(参考) 4B027 FB17 FB28 FP73 FQ08 FR03 4D056 AB12 AC06 AC22 BA08 BA11 CA01 CA21 CA22 CA36 CA40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部とその上下に蓋部とを具えて成る、
    密閉自在に構成された容器本体の内部に、材料を収容す
    る材料受入部と、この材料受入部の上下に通液部とが、
    仕切フィルタを挟んで形成されて成り、この容器本体に
    材料を収容した後、処理液を加圧状態で通過させること
    によって、材料のエキス分を抽出する装置において、前
    記胴部と蓋部の双方に係止し、バヨネット機構を構成す
    るクラッチリングが上下に設けられ、このクラッチリン
    グを適宜回動することによって、胴部に対して蓋部の閉
    鎖状態を維持する締結ロック状態と、このロックを解除
    し蓋部の開閉を許容するフリー状態とが、選択的に切り
    替えられるようにしたことを特徴とする多機能抽出器。
  2. 【請求項2】 前記クラッチリングのうち少なくとも下
    側のものは、前記クラッチリングを回動させ蓋部をフリ
    ー状態から締結ロック状態にする間、胴部との係止状態
    が、常に維持されることを特徴とする請求項1記載の多
    機能抽出器。
  3. 【請求項3】 前記クラッチリングと蓋部とは、蓋部を
    締結ロック状態にした際、この上下の蓋部に対して胴部
    側への密着傾向を付与する圧着部材が、摺動面に設けら
    れることを特徴とする請求項1または2記載の多機能抽
    出器。
  4. 【請求項4】 前記上下の蓋部は、油圧シリンダにより
    胴部に対して開閉されることを特徴とする請求項1、2
    または3記載の多機能抽出器。
  5. 【請求項5】 前記材料受入部には、材料を充填すると
    ともに処理液のみを通過させる籠が内挿されることを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載の多機能抽出
    器。
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