JP4526155B2 - 多機能抽出器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコーヒーや茶等の飲料、朝鮮人参やその他生薬原料から薬用成分を抽出した健康飲料や医薬飲料等を、工業レベルで製造するのに適した多機能抽出器に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
例えばコーヒーを工業的に抽出するにあたっては、従来、粉砕したコーヒー豆を原材料とし、この材料を抽出器の容器本体に投入した後、熱水等の処理液を注入して抽出する方法が行われており、特に濃厚な味覚のエスプレッソコーヒーなどを抽出する際には、処理液を容器内にある程度の時間滞留させることによって、入念に抽出を行う手法が多く採られていた。しかしながらこのような抽出器は、いずれも上方から単に処理液を注入し、処理液を容器本体内に長時間、押しとどめるというものが多かったため、当然、抽出には長時間を要し、製造効率は悪く、結果的に高コストの製品しか提供し得ないものとなっていた。
【0003】
更にコーヒー飲料等に重要な要素となる香気成分やコーヒーオイル成分等は、通常上方に逃げがちであり、専ら上方から処理液を注入する抽出手法では、香気成分等をみすみす上方に逃がしてしまったり、あるいは容器本体上部にとどまる状態となり、必ずしも充分に香気成分等を利用し尽くせないという問題があった。このため本発明者は、抽出時間が短く、しかも香気成分等の逸失のない優れた抽出手法の開発を試み、特願平10−288233号「多機能抽出器並びにこれを用いた抽出方法並びにこれを用いた抽出システム」の特許出願に寄与している。
【0004】
【解決を試みた技術的課題】
本発明はこのような開発の一環としてなされたものであって、上記特願平10−288233号を基礎とし、更に抽出作業性、装置の操作性、抽出液の品質等をより向上させ、本格的な量産体制に対応できる抽出器の開発を技術課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1記載の多機能抽出器は、胴部とその上下に蓋部とを具えて成る、密閉自在に構成された容器本体の内部に、材料を収容する材料受入部と、この材料受入部の上下に通液部とが、仕切フィルタを挟んで形成されて成り、この容器本体に材料を収容した後、処理液を加圧状態で通過させることによって、材料のエキス分を抽出する装置において、前記胴部と蓋部の双方に係止し、バヨネット機構を構成するクラッチリングが上下に設けられ、このクラッチリングを適宜回動することによって、胴部に対して蓋部の閉鎖状態を維持する締結ロック状態と、このロックを解除し蓋部の開閉を許容するフリー状態とが、選択的に切り替えられるようにしたことを特徴として成るものである。
この発明によれば、胴部と蓋部との締結状態が確実に維持できるため、例えば抽出時、容器本体内が高温ないしは加圧状態になった場合で、蓋部が不用意に外れることを解消し得る。
【0006】
また請求項2記載の多機能抽出器は、前記請求項1記載の要件に加え、前記クラッチリングのうち少なくとも下側のものは、前記クラッチリングを回動させ蓋部をフリー状態から締結ロック状態にする間、胴部との係止状態が、常に維持されることを特徴として成るものである。
この発明によれば、胴部と下蓋部との締結を解除する状態にクラッチリングを回動させた場合であっても、クラッチリングと胴部との係止状態は、維持されているため、下側のクラッチリングが胴部から外れて落下することがない。
【0007】
更にまた請求項3記載の多機能抽出器は、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記クラッチリングと蓋部とは、蓋部を締結ロック状態にした際、この上下の蓋部に対して胴部側への密着傾向を付与する圧着部材が、摺動面に設けられることを特徴として成るものである。
この発明によれば、クラッチリングを回動させ蓋部を締結ロックした際、この蓋部を胴部に、より強固に密着させることができ、容器本体内のシール性をより確実なものとする。またこのため上方に移動しやすい香気やコーヒーオイル成分等の抽出成分を、逃がすことなく、より多く抽出でき、抽出液の品質を向上させ得る。
【0008】
更にまた請求項4記載の多機能抽出器は、前記請求項1、2または3記載の要件に加え、前記上下の蓋部は、油圧シリンダにより胴部に対して開閉されることを特徴として成るものである。
この発明によれば、蓋が比較的大きい場合や重い場合であっても、その開閉操作が確実且つ容易に行える。また容器本体の内部が高温ないしは加圧状態になった場合でも、蓋部が急激に開放することがない。
【0009】
更にまた請求項5記載の多機能抽出器は、前記請求項1、2、3または4記載の要件に加え、前記材料受入部には、材料を充填するとともに処理液のみを通過させる籠が内挿されることを特徴として成るものである。
この発明によれば、抽出済みの材料を材料受入部から効率的に除去できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図示の実施の形態に基づいて具体的に説明する。本発明の多機能抽出器1は、一例として図7に示すように給液タンク2と冷却器3とを前後に接続して成るものであって、具体的には、図1、2に示すように、容器本体10を主要部材とするものであり、飲料製造という高度に衛生管理が要求される分野であることに因み、容器本体10並びに関連部材の多くはステンレス材料が用いられる。そして容器本体10は、適宜の架台Fに支持されており、断面円状の胴部11と、その上下に蓋部12とを具えて成るものである。ここで蓋部12を上下で区別するときには、下蓋部12A、上蓋部12Bと符号を付して区別するものである。これら蓋部12は、下蓋部12A、上蓋部12B共に開閉機構13により胴部11に対し開閉自在に取り付けられている。具体的構成は、ピボット状のヒンジ13Aに対し側面から見てベルクランク状のアーム13Bを回転自在に支持させ、このアーム13Bの一端に前記蓋部12を固定するとともに、他端に油圧シリンダ13Cの摺動子を接続させている。
【0011】
なお胴部11と蓋部12とは、双方の接続部に外周側に張り出すフランジ部11F、12Fが形成されており、ここに後述するクラッチリング41が嵌め込まれ、このクラッチリング41を適宜回動させることによって、蓋部12が胴部11に対して閉鎖されたままの状態を維持する締結ロック状態と、このロックを解除し蓋部12の開閉を許容するフリー状態とが、選択的に切り替えられるようにしている。このため胴部11のフランジ部11Fには、一例として図4の平面断面図に示すように、クラッチリング41に係合する係止部11Hが外側に張り出すように周状に8カ所、等間隔に形成されている。一方、蓋部12のフランジ部12Fには、一例として図3の平面図に示すように、クラッチリング41に係合する係止部12Hが外側に張り出すように周状に16カ所、等間隔に形成されている。因みにこの実施の形態では、胴部11側の係止部11Hは、蓋部12側の係止部12Hの、ほぼ2倍の周方向寸法を有するように形成されている。
【0012】
また蓋部12には、このものをクラッチリング41によって締結ロック状態にした際、胴部11との密着性をより高めるための圧着部材12Pが形成される。この圧着部材12Pは、一例として図6に示すように、側面から視てテーパ状を成すものであって、クラッチリング41との摺動面となる上記係止部12Hに設けられるものであり、締結時クラッチリング41に形成される部材とテーパ面同士を当接させることによって、蓋部12に胴部11への圧着傾向を付与するものである。
【0013】
更に容器本体10は、処理液Lによって材料Wのエキス分を抽出するにあたって、その効果をより高めるために全体を振動させることもできる加振装置14を具える。すなわち容器本体10における胴部11には、モータに対して重心を偏心させた回転体を一体とした加振装置14を取り付け、モータを回転させることにより一定周波数の機械的振動が発生するようにしている。
【0014】
そして本発明においては、胴部11と上下の蓋部12との間に、蓋部12の締結ロック状態を維持し、蓋部12の不用意な開放を解消する締結保持機構40を構成するものであって、このものは図1、2に示すように上下の各蓋部12に作用する上下のクラッチリング41と、このクラッチリング41を適宜の角度回動させるシフトシリンダ42とを主要部材として構成されるものである。シフトシリンダ42は、胴部11に対して蓋部12の開閉を許容するフリー状態と、胴部11に対する蓋部12の閉鎖状態を維持する締結ロック状態とを選択的に切り替えるためにクラッチリング41を適宜の角度回動させるものである。
【0015】
なお上下のクラッチリング41のうち、下蓋部12Aに作用するものを41A、上蓋部12Bに作用するものを41Bと符号を付すものであって、これらクラッチリング41は、上下共に一例として図2に示すように、概ね断面コの字状を呈した円環状に形成され、この環状部材の内周方向に形成された空間に胴部11と蓋部12とのフランジ部11F、12Fを受け入れるように形成されるものであって、この空間を受入部43とする。
【0016】
このようにクラッチリング41は、胴部11や蓋部12のフランジ部11F、12Fを受入部43に挟みながら摺動するものであって、胴部11の係止部11Hに係合する係止部41Tが、一例として図4に示すように、内側に張り出すように周状に8カ所、等間隔に形成されている。また蓋部12の係止部12Hに係合する係止部41Lが、一例として図3に示すように、内側に張り出すように周状に16カ所、等間隔に形成されている。そしてこの実施の形態では、胴部11の係止部11Hと、クラッチリング41の係止部41Tとの周方向寸法がほぼ同程度に形成されるとともに、蓋部12の係止部12Hと、クラッチリング41の係止部41Lの周方向寸法がほぼ同程度に形成されている。
【0017】
ここで蓋部12とクラッチリング41との係合状態について説明すると、双方の係止部12H、41Lは、常に接触した係止状態にあるわけではなく、クラッチリング41が摺動するため、例えば図3に示すように、クラッチリング41の係止部41Lの間に、適宜の間隔を隔てて蓋部12の係止部12Hが入り込んだ状態になる場合があり、この場合が胴部11に対して蓋部12の開閉を許容するフリー状態となる。また逆に双方の係止部12H、41Lが、互いに接触し、係止している間は、蓋部12の開閉がクラッチリング41に阻まれて、蓋部12の開放ができない締結ロック状態となる。すなわちクラッチリング41は、上記係止部12H、41Lによって、フリー状態から適宜の角度回動された後、締結ロック状態となる、バヨネット機構が実質的に構成されるのである。
【0018】
一方、胴部11とクラッチリング41との係合状態について説明すると、双方の係止部11H、41Tの係止状態が、クラッチリング41を回動させて、蓋部12をフリー状態から締結ロック状態に切り替える間、常に維持されている。しかしながら、例えばクラッチリング41をシフトシリンダ42から切り離して更に回動させた際には、クラッチリング41の係止部41Tの間に、適宜の間隔を隔てて胴部11の係止部11Hが入り込んだ状態になる場合があり、これは主にメンテナンス時等に、クラッチリング41を胴部11に対して着脱するときの状態である。
【0019】
更にクラッチリング41には、このものによって蓋部12を胴部11に締結ロックした際、蓋部12を胴部11に対して、より強固に密着させるための圧着部材41Pが形成される。この圧着部材41Pは、一例として図6に示すように、側面から視てテーパ状を成すものであって、蓋部12との摺動面となる上記係止部41Lに設けられるものであり、上述した蓋部12の圧着部材12Pとともに双方のテーパ面同士を当接させることによって、蓋部12に胴部11への圧着傾向を付与するものである。
【0020】
以上のように構成される容器本体10は、その内部を中空とするものであり、この内部は一例として図8に示すように、前記下蓋部12Aの内部を下方の通液部10Aとし、また上蓋部12Bの内部を上方の通液部10Bとし、その中間の胴部11の内側を材料受入部10Cとするものである。なお材料受入部10Cには、材料Wを受け入れる籠44が内挿されるものであって、抽出後の材料Wを容易に取り出し得るように構成されている。すなわちこの籠44は、材料Wを通過させずに、処理液Lのみを通過させるものであり、一例として図7に示すように、抽出を行う材料Wよりも小さい通液孔44Aが多数穿設されたステンレス籠が適用される。
【0021】
また材料受入部10Cと、その上下双方の通液部10A、10Bの間には、仕切フィルタ15が設けられている。この仕切フィルタ15は、全体として円形の平板状部材であり、円環状のリム15Aに対し一定間隔毎に帯状金属材から成るサポート杆15Bを粗い簀子状に形成し、更にサポート杆15Bの材料受入部10C側にフィルタエレメント15Cを張設したものである。このフィルタエレメント15Cは、要は材料Wの通過を許さない程度の濾過作用ができればよいものであるが、楔断面の金属線材を多数、密に簀子状に配設することが好ましい。
【0022】
なおフィルタエレメント15Cの個々の金属線材が断面楔状であることに因み、処理液Lの通過方向に見て通過開始端と通過終了端の通過幅Dがそれぞれ異なるが、その配設態様は、一例として図8に示すように、下方の通液部10Aと材料Wを受け入れる材料受入部10Cとの間に設ける仕切フィルタ15にあっては、下方を幅広とし、上方の通液部10Bと材料受入部10Cとの境界部の仕切フィルタ15については、逆に材料受入部10C側を狭く、上方の通液部10B側を広くするような配設態様とするのである。要はフィルタエレメント15Cの楔状先端は、いずれも通液部10A、10B側に向けるように設定するのである。
【0023】
このような仕切フィルタ15は、更に必要に応じて容器本体10側に設ける支持枠16によって支承されることが好ましく、具体的には格子状の支持枠16を容器本体10における上下の蓋部12あるいは少なくとも下蓋部12A側に設けるようにするのである。更に処理液Lの供給、取り出しのために前記下蓋部12Aには一例としてそのほぼ中央に短寸の管状の給液口17を形成し、一方、上蓋部12Bには同様に短寸の管状の取出口18を設ける。また更に図7に骨格的に示すように下蓋部12Aには、例えば加熱した蒸気や、処理液Lの上方からの排出用の加圧空気(あるいは酸化を嫌う場合は窒素ガス等)を供給できる給気口19を形成する。
【0024】
このような多機能抽出器1に対し、更にその上流側に給液タンク2が接続されるとともに、下流側に冷却器3が接続される。以下これらの配管構造について説明すると、給液配管20は、前記給液タンク2から適宜ポンプ等を介して給液口17に接続され、更に出口側には取出配管21を設けてこれを前記冷却器3に至らせる。また容器本体10における前記給気口19に対しては給気配管22が設けられるものであり、この給気配管22は適宜エアフィルタ等をその途中に具えるとともに、必要に応じてこの配管途中を分岐させ、取出配管21に合流させる。なおこの給気配管22によって、例えば冷水等で抽出を行う場合、抽出速度が鈍りがちな材料Wにあらかじめ蒸気等を供給して加熱し、活性化させる予備処理や抽出器内部の加熱殺菌処理等が行える。
【0025】
更にこの実施の形態では反転配管23を有する。すなわちこの装置は、通常下方から処理液Lを供給するのであるが、それを反転して上方から供給できるようにするための配管であり、図7の骨格図においてに二点鎖線で示す経路である。もちろんそれらは、その途中で切替弁24を具え、経路の選択が図られるのは言うまでもない。
【0026】
更に冷却器3は、冷水を通す冷媒コイル30を冷却器3の冷却液31内を通過させ、冷却液31を冷却するものであり、この冷却器3内を、製品を移送する取出配管21が通過することにより、その冷却が図られるのである。これによって理解されるように材料Wのエキス分を抽出して製品となった処理液Lは密閉状態のまま冷却がなされるのである。
【0027】
本発明の多機能抽出器1は、以上述べたような構成を有するものであって、以下この抽出器によって材料Wの抽出を行う作動態様について説明する。なお説明にあたっては、クラッチリング41をフリー状態、すなわちクラッチリング41の係止部41Lと、蓋部12の係止部12Hとを重ね合わせない状態(図3参照)に設定し、且つ上下の蓋部12を胴部11に対して開放した状態を初期状態として説明する。なおクラッチリング41の胴部11側の係止部41Tは、一例として図4に示すように、この初期状態で、ほぼ全部が胴部11の係止部11Hに重なり合って係止した状態となっており、このため下クラッチリング41Aは、胴部11から抜け落ちないように構成されている。因みにクラッチリング41と胴部11との係合状態は、クラッチリング41が回動されて締結ロック状態になっても、少なくとも両者の係止部41T、11Hの一部が重なり合い、その係止状態が維持されるものである。
【0028】
(1)下蓋部の閉鎖
材料Wを容器本体10に収容する作業に先立ち、容器本体10そのものの準備が行われる。これにはまず下側の油圧シリンダ13Cの摺動子を伸長し、下蓋部12Aを回動させて閉鎖する。この際、上述したように下クラッチリング41Aは、当初から下蓋部12Aの開閉を許容するフリー状態に設定されているため、下蓋部12Aは下クラッチリング41Aにぶつかることなく、胴部11のフランジ部11Fに当接するまでスムーズに回動する。なお下蓋部12Aを閉鎖する際、下方の仕切フィルタ15を下蓋部12Aと胴部11との間に挟み込んで保持したような状態とするものであるが、開放状態の下蓋部12Aに当初から取り付けておいても構わない。
【0029】
(2)下蓋部の締結ロック
下蓋部12Aを閉鎖した後、今度は下クラッチリング41Aに作用するシフトシリンダ42の摺動子を一例として収縮させることによって、クラッチリング41を適宜回動させ、このものの係止部41Lを、蓋部12の係止部12Hに一部またはほぼ全部を接触させるように係止し、下蓋部12Aを締結ロック状態にする。(図5(a)参照)
なおこの締結ロック状態で、下蓋部12Aと下クラッチリング41Aとの摺動面に形成された圧着部材12P、41Pによって、下蓋部12Aは、胴部11側への密着力が付与されるものであり、下蓋部12Aのシール性向上に大きく寄与している。具体的には、クラッチリング41を締結ロック状態まで回動させることによって、このものの圧着部材41Pが下蓋部12Aの圧着部材12Pに当接し、この当接が双方のテーパ面同士で行われるために、下蓋部12Aを胴部11側に押圧するのである。
【0030】
(3)材料の収容
このようにして下蓋部12Aの締結ロックを行った後、材料Wを材料受入部10Cに収容する。この材料Wとしては、以下コーヒーのエスプレッソを中心に述べるが、このようなコーヒー以外にも紅茶、緑茶、ウーロン茶、更にはドクダミ茶、その他エキスを抽出して飲用として適する素材すべてが適用可能である。またそれらの一般的な飲料のほか、薬用の飲料として朝鮮人参等を材料Wとして適用できる。材料Wの収容にあたっては、まずこのような材料Wを籠44に所定量投入した後、この籠44を材料受入部10Cに載置する。
【0031】
なお材料Wを籠44に充填するにあたっては、より効率的に抽出を行うべく、材料Wを適度に加圧し、密に充填することが好ましい。因みにその加圧手段としては、例えばランマー等によって材料Wを適度に押し固めるようにする形態や、材料受入部10Cに籠44を載置した後、付設の加振装置14によって胴部11を振動させる形態が採り得るし、あるいは特に器具等を使わずに、作業者が直接手で押さえるようにしても構わない。また加圧するタイミングも所定量すべてを一度に投入した後、最後に加圧する形態はもとより、投入を何回かに分散し、投入と加圧とを繰り返し行う形態等が採り得る。
【0032】
(4)上蓋部の閉鎖
材料Wの収容作業が終了した後、今度は上側の油圧シリンダ13Cの摺動子を伸長し、上蓋部12Bを回動させて閉鎖する。この際、上述したように上クラッチリング41Bも当初から上蓋部12Bの開閉を許容するフリー状態に設定されているため、上蓋部12Bは上クラッチリング41Bにぶつかることなく、胴部11のフランジ部11Fに当接するまでスムーズに回動する。なお上蓋部12Bを閉鎖する際、上方の仕切フィルタ15を上蓋部12Bと胴部11との間に挟み込むような状態にするものであるが、下蓋部12Aと同様に、開放状態の上蓋部12Bに当初から取り付けておいても構わない。
【0033】
(5)上蓋部の締結ロック
上蓋部12Bの閉鎖が終了した後、今度は上クラッチリング41Bに作用するシフトシリンダ42の摺動子を一例として収縮させることによって、クラッチリング41を適宜回動させ、このものの係止部41Lを、蓋部12の係止部12Hに一部またはほぼ全部を接触させるように係止し、上蓋部12Bを締結ロック状態にする。(図5(a)参照)
なおこの締結ロック状態で、上蓋部12Bと上クラッチリング41Bとの摺動面に形成された圧着部材12P、41Pによって、上蓋部12Bは、胴部11側により強固に密着されるものであり、上蓋部12Bのシール性向上に大きく寄与している。なおクラッチリング41の回動によって、上下の蓋部12を締結ロック状態にした圧着部材12P、41Pの様子の一例を図6(b)に示すものであって、この状態で容器本体10内部のシール性が一層高められるものである。因みに図6は、上下の蓋部12に作用する密着力を一緒に図示したものであって、上下の蓋部12を同時に締結ロックすることを示すものではない。
【0034】
(6)処理液の注入
このような状態で、一例として図7に示すように、給液タンク2からの処理液Lが、給液配管20を通って給液口17から容器本体10内に注入される。なおこの処理液L自体は、コーヒー等を抽出する場合には当然熱水であるが、前記生薬等のエキス分を抽出する場合には例えばアルコール等を用いることも可能である。なおエスプレッソコーヒー等を抽出する場合には、この処理液Lを、ほぼ20kg/cm2 前後を上限とした圧力で加圧した状態とすることが好ましい。もちろん処理液Lを容器本体10に対し下方から供給し、上方から抜き出すわけであるから、そのような動きが達成される相応の圧力を最低限有することは言うまでもない。
【0035】
(7)抽出作用
このようにして処理液Lが容器本体10に供給されてくると、一例として図8に示すように、まず下方の通液部10Aを満たした後、液面が更に上昇して、処理液Lはフィルタエレメント15Cを通って材料Wに接し、その材料Wのエキス分を充分抽出しながら上方の通液部10Bを満たし、更にここから逸流する処理液Lは、取出口18から取出配管21に取り出されて行く。なおこの抽出作業を行う際、加振装置14を作動させ、材料Wと処理液Lとに振動を与え、抽出をより効果的に行わせることが好ましい。
【0036】
因みにこの抽出は処理液Lを連続的に送り込みながら順次取出口18から取り出す連続的な抽出のほか、容器本体10内を処理液Lで満たした後、一旦注液を止め、抽出を促したのち、これを排出するような抽出手法が採り得る。もちろんこの際、最後の処理液Lを上方から抜くわけであるから、前記給気口19から加圧用の空気あるいは必要に応じて窒素ガスを供給して容器本体10の内部圧力を高め、処理液Lの抜き取りを完了するのである。もちろん加圧用の空気等は、給気口19から供給することに限定されず、例えば給液口17に空気供給管路を切替自在に接続させておいて、ここから供給するようにしても構わない。
【0037】
(8)フィルタエレメントの作用
またこのような抽出の際、フィルタエレメント15Cは楔状断面の部材であり、且つサポート杆15Bとの組み合わせによって充分な剛性を発揮し、材料Wの自重や処理液L等の圧力等に充分耐え得るものである。そして特に処理液Lの流れ方向に見て、材料受入部10Cと上方の通液部10Bとの間では処理液Lの上流側においてフィルタエレメント15Cの通過幅Dが狭く、下流側(通液部10B側)が広くなっているから、フィルタエレメント15Cにおいて材料Wの目詰まりが生じにくくなっているのである。もちろんこの目詰まりが回避しやすい現象は処理液Lが通常の重力方向と逆に下方から上方に向かっていることも一つの要因である。
【0038】
(9)冷却
以上のようにして材料Wのエキス分を抽出し、ほぼ製品となった処理液Lは冷却器3を通り、その管路が冷却液31中に浸漬されていることにより冷却液31との間で熱交換を行い、例えばエスプレッソコーヒーの場合、ほぼ110℃の温度をほぼ20℃に低下させるようにしている。
【0039】
(10)冷水抽出
このような基本的な操作により処理液Lによる材料Wのエキス分の抽出が行われるわけであるが、例えば緑茶等を抽出する際、処理液Lが冷水の場合には、エキス分の抽出が充分に行われない場合が生ずる。従ってこのような場合には、処理液Lの供給に先立ち、例えば前記給気口19から加熱した蒸気またはシャワー状の熱水を供給して材料Wとしての茶葉を開かせるような活性化処理を行った後、冷水の処理液Lを通過させて抽出を行う。
【0040】
(11)上蓋部の締結ロック解除
以上のような一連の抽出作業を終了すると、抽出済みの材料Wが、容器本体10から取り出される。これにはまず上蓋部12Bに作用するシフトシリンダ42の摺動子を一例として伸長させることによって、上クラッチリング41Bをフリー状態になるまで回動させる。この際、上クラッチリング41Bが回動を始めると、このものに形成されていた圧着部材41Pが、上蓋部12Bの圧着部材12Pに対して徐々に離反して行き、これに伴い上蓋部12Bの胴部11への密着傾向も次第に解除されて行く。そして上蓋部12Bの密着傾向が完全に解除され、上クラッチリング41Bの係止部41Lと、上蓋部12Bの係止部12Hとの係止が完全に解除されたフリー状態で、上蓋部12Bの締結ロックの解除が終了となる。
【0041】
(12)上蓋部の開放と材料の取り出し
上蓋部12Bの締結ロックを解除した後、上側の油圧シリンダ13Cの摺動子を収縮させ、上蓋部12Bを開放させる。この際、上クラッチリング41Bは、上述したようにフリー状態に設定されているため、上蓋部12Bは上クラッチリング41Bに接触することなく、スムーズに開放される。
その後、抽出済みの材料Wが材料受入部10Cから取り出されるが、これにはまず材料Wが籠44と共に容器本体10から取り出された後、更に籠44から材料Wのみが取り除かれ、適宜廃棄等される。一方、籠44については次回の抽出に備えて、洗浄等が行われる。
【0042】
なおこの実施の形態では、上記図3、4に示すように、クラッチリング41における胴部11側及び蓋部12側への係止部41T、41Lの周方向寸法とピッチを異なる(一例として係止部41Lの周方向寸法及びピッチは、係止部41Tの概ね半分)ように形成し、下蓋部12Aをフリー状態から締結ロック状態にする間、下クラッチリング41Aが、胴部11から外れ落ちないように構成している。しかしながらクラッチリング41の外れ防止構造としては、必ずしもこのような形態に限定されることなく、例えば、胴部11側に作用する係止部41Tの周寸法のみを蓋部12側に作用するものの2倍以上等に変更することも可能であるし、あるいは各係止部41T、41Lの周方向寸法はそのままで、ピッチのみを変更することも可能である。また双方の係止部41T、41Lを不規則的に配列することも可能である。要は、クラッチリング41を回動させ蓋部12をフリー状態から締結ロック状態にする間、クラッチリング41と胴部11との係止状態が、常に維持されれば、どのような形態であっても構わないのである。
【0043】
【発明の効果】
すなわち請求項1記載の多機能抽出器によれば、胴部11と蓋部12との締結状態が確実に維持できるため、例えば抽出時、容器本体10の内部が高温ないしは加圧状態になった場合で、蓋部12が不用意に外れることを解消し得る。
【0044】
また請求項2記載の多機能抽出器によれば、胴部11と下蓋部12Aとの締結を解除する状態にクラッチリング41を回動させた場合であっても、クラッチリング41と胴部11との係止状態は、維持されているため、下クラッチリング41Aが胴部11から外れて落下することがない。
【0045】
更にまた請求項3記載の多機能抽出器によれば、クラッチリング41を回動させ締結ロック状態にした際、蓋部12を胴部11により強固に密着させることができ、容器本体10の気密性をより向上させ得る。またこのため上方に移動しやすい香気やコーヒーオイル成分等の抽出成分を、逃がすことなく、効果的に抽出でき、製品となる抽出液の品質をより向上させ得る。
【0046】
また請求項4記載の多機能抽出器によれば、蓋が比較的大きい場合や重い場合であっても、その開閉操作が確実且つ容易に行える。また容器本体10の内部が高温ないしは加圧状態になった場合でも、蓋部12が急激に開放することがない。
【0047】
また請求項5記載の多機能抽出器によれば、抽出済みの材料Wを材料受入部10Cから除去する作業が格段に容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多機能抽出器を示す斜視図である。
【図2】 同上正面図、並びに上下のクラッチリング部分を拡大して示す正面断面図である。
【図3】 同上平面図である。
【図4】 図3の状態におけるクラッチリングと胴部との係止状態を示す平面断面図である。
【図5】 蓋部をフリー状態から締結ロック状態にした際のクラッチリングと蓋部との係止状態の一例を示す骨格的平面図(a)、並びにこのときのクラッチリングと胴部との係止状態を骨格的に示す平面断面図(b)である。
【図6】 蓋部とクラッチリングとの摺動面に設けられた圧着部材を示す骨格的正面図(a)、並びに蓋部を締結ロック状態にした際の圧着部材の様子を示す骨格的正面図(b)である。
【図7】 本発明の多機能抽出器を組み込んだ配管構造の一例を示す説明図である。
【図8】 本発明の多機能抽出器によって材料のエキス分を抽出する様子を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 多機能抽出器
2 給液タンク
3 冷却器
10 容器本体
10A 通液部(下方の)
10B 通液部(上方の)
10C 材料受入部
11 胴部
11F フランジ部
11H 係止部
12 蓋部
12A 下蓋部
12B 上蓋部
12F フランジ部
12H 係止部
12P 圧着部材
13 開閉機構
13A ヒンジ
13B アーム
13C 油圧シリンダ
13D シリンダ駆動モータ
13E クランプ
14 加振装置
15 仕切フィルタ
15A リム
15B サポート杆
15C フィルタエレメント
16 支持枠
17 給液口
18 取出口
19 給気口
20 給液配管
21 取出配管
22 給気配管
23 反転配管
24 切替弁
30 冷媒コイル
31 冷却液
40 締結保持機構
41 クラッチリング
41A 下クラッチリング
41B 上クラッチリング
41L 係止部(蓋部側)
41T 係止部(胴部側)
41P 圧着部材
42 シフトシリンダ
43 受入部
44 籠
44A 通液孔
D 通過幅
F 架台
L 処理液
W 材料

Claims (5)

  1. 胴部とその上下に蓋部とを具えて成る、密閉自在に構成された容器本体の内部に、材料を収容する材料受入部と、この材料受入部の上下に通液部とが、仕切フィルタを挟んで形成されて成り、この容器本体に材料を収容した後、処理液を加圧状態で通過させることによって、材料のエキス分を抽出する装置において、前記胴部と蓋部の双方に係止し、バヨネット機構を構成するクラッチリングが上下に設けられ、このクラッチリングを適宜回動することによって、胴部に対して蓋部の閉鎖状態を維持する締結ロック状態と、このロックを解除し蓋部の開閉を許容するフリー状態とが、選択的に切り替えられるようにしたことを特徴とする多機能抽出器。
  2. 前記クラッチリングのうち少なくとも下側のものは、前記クラッチリングを回動させ蓋部をフリー状態から締結ロック状態にする間、胴部との係止状態が、常に維持されることを特徴とする請求項1記載の多機能抽出器。
  3. 前記クラッチリングと蓋部とは、蓋部を締結ロック状態にした際、この上下の蓋部に対して胴部側への密着傾向を付与する圧着部材が、摺動面に設けられることを特徴とする請求項1または2記載の多機能抽出器。
  4. 前記上下の蓋部は、油圧シリンダにより胴部に対して開閉されることを特徴とする請求項1、2または3記載の多機能抽出器。
  5. 前記材料受入部には、材料を充填するとともに処理液のみを通過させる籠が内挿されることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の多機能抽出器。
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