JP2001300056A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2001300056A
JP2001300056A JP2000122504A JP2000122504A JP2001300056A JP 2001300056 A JP2001300056 A JP 2001300056A JP 2000122504 A JP2000122504 A JP 2000122504A JP 2000122504 A JP2000122504 A JP 2000122504A JP 2001300056 A JP2001300056 A JP 2001300056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
display
game
symbol
variable display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000122504A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP2000122504A priority Critical patent/JP2001300056A/ja
Publication of JP2001300056A publication Critical patent/JP2001300056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変動表示領域における変動表示ゲームに斬新
性を加え、特典付与への期待感を分かり易く演出するこ
とのできる遊技機を提供する。 【解決手段】遊技領域における遊技の進行を制御する遊
技制御手段(遊技制御装置200)からの指令に基づい
て、複数の変動表示領域にて識別情報を変動表示する変
動表示装置(特別図柄表示器102)の表示制御を行う
表示制御手段(表示制御装置420)を備え、前記識別
情報の停止態様が特定の組み合わせ態様を導出したとき
に特典を付与可能な遊技機において、前記表示制御手段
は、前記識別情報に識別情報演出図柄(B)を付加し
て、前記変動表示遊技中に前記識別情報と前記識別情報
演出図柄を可変表示させると共に、前記識別情報演出図
柄の所定の表示態様が導出された場合に前記識別情報の
表示態様を変化させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技領域における
遊技の進行を制御する遊技制御手段からの指令に基づい
て変動表示装置の表示制御を行う表示制御手段を備え、
変動表示装置に形成された複数の変動表示領域の識別情
報の停止態様が特定の組み合わせ態様を導出したときに
特典を付与可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技盤に形成された遊技領域における遊
技の進行を制御する遊技制御手段と遊技盤に設けられた
画像表示装置(変動表示装置)の表示制御を行う表示制
御手段とを備えた遊技機において、従来から知られてい
る制御方式として、遊技領域における遊技の進行を管理
制御する遊技制御装置(遊技制御手段)から画像表示装
置の表示制御を行う表示制御装置(表示制御手段)へ指
示を与えることで、画像表示装置上に形成される複数の
変動表示領域に識別情報を変動表示するパチンコ遊技機
がある。
【0003】より詳しく説明すると、遊技制御装置が遊
技領域に設けられている特図始動口への遊技球の入賞を
検出すると特典(即ち、大当りや、大当たり後に発生す
る確率変動状態や大当たり後に発生する普図短縮状態等
の遊技価値)を付与するか否かを決定する乱数(いわゆ
る大当たりの決定用乱数)を抽出記憶し、判定時に、記
憶した乱数値を取得して予め設定された判定値と比較判
定し、その判定結果に基づいて表示制御装置へ制御指令
を送信することで、画像表示装置に識別情報を変動表示
させ所定時間後に識別情報を停止して、この停止された
識別情報の組み合わせが所定の組み合わせの場合に、遊
技者に遊技価値を付与するいわゆる大当たり遊技制御を
行うようにしている。
【0004】具体的には、画像表示装置に形成される複
数の変動表示領域に識別情報が変動表示され、例えば、
その識別情報の停止が順に行われる場合には、所定の一
つの変動表示領域の識別情報のみが変動表示中で、他の
全ての変動表示領域の識別情報が停止している状態で、
停止表示されている他の識別情報が、上記した所定の識
別情報の組み合わせのうち現在変動中のものに対応する
識別情報を除いた識別情報と一致しているいわゆる「リ
ーチ状態」と呼ばれる状態が発生する。
【0005】そして、このリーチ状態においては、最後
の一つの識別情報が停止した結果、すべての表示識別情
報が上記の所定の識別情報の組み合わせと一致した場合
にはパチンコ遊技機は遊技価値を付与可能ないわゆる
「当たり状態」となるようにされ、所定の識別情報の組
み合わせ以外で停止した場合にはいわゆる「ハズレ状
態」となるように制御される。
【0006】このため従来のこの種のパチンコ遊技機に
おいては、大当たり遊技の可能性があるリーチ状態のと
きに、大当たり遊技への興趣を高めるために様々なリー
チ演出表示制御が行われている。
【0007】すなわち、例えば、最終的に停止する変動
表示領域の識別情報の変動表示速度を低速にするととも
に、変動表示領域に表示される識別情報の背景領域を利
用して演出表示を行ったり、また、前記したものに加え
て、補助的な図柄として所定のキャラクタ等を表示領域
に出現させる表示制御を行ったりしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おけるリーチ演出表示制御は表示領域内における演出が
過剰気味となる傾向がみられ、本来は大当たり遊技を決
定するために最も注視されるべき変動表示領域における
識別情報の変化による変動表示ゲームの存在意義が薄ら
いでしまう虞が出てきた。
【0009】また、所定のキャラクタ等を表示領域に出
現させる表示制御は、表示に特異性があるため最初は遊
技者に与えるインパクトが強いが、パターンが単純化し
易く、遊技者に飽きられ易い傾向がある。即ち、キャラ
クタ等を出現させるリーチ演出パターンを余り多くする
と紛らわしくなって遊技者にとって識別が困難になるた
め、結局キャラクタ等の出現パターンを単純化せざるを
得なかった。
【0010】また、変動表示ゲームやキャラクタ等を表
示可能な表示エリアは面積が限られているため、余り多
くの図柄等を表示すると煩雑な印象を与え、遊技者の視
認性を妨げたり美観を損なう虞があった。
【0011】さらに、パチンコ遊技の初心者等は、大当
たりの有無は変動表示領域における変動表示ゲームで決
定されるものと信じているため、識別情報の変化のみを
注視しがちであり、所定のキャラクタ等を表示領域に出
現させるなどの演出を行ってもその意味するところを正
確に伝達することができないという不都合があった。
【0012】本発明は上述のような問題点に鑑みなされ
たもので、変動表示領域における変動表示ゲームに斬新
性を加え、特典付与への期待感を分かり易く演出するこ
とのできる遊技機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、遊技領域における遊技の進行を制御する遊技
制御手段(遊技制御装置200)からの指令に基づい
て、複数の変動表示領域にて識別情報を変動表示する変
動表示装置(特別図柄表示器102)の表示制御を行う
表示制御手段(表示制御装置420)を備え、前記識別
情報の停止態様が特定の組み合わせ態様を導出したとき
に特典を付与可能な遊技機において、前記表示制御手段
は、前記識別情報に識別情報演出図柄(B)を付加し
て、前記変動表示遊技中に前記識別情報と前記識別情報
演出図柄を可変表示させると共に、前記識別情報演出図
柄の所定の表示態様が導出された場合に前記識別情報の
表示態様を変化させるようにしたものである。
【0014】これにより、識別情報の変動表示遊技にお
ける表示態様を、識別情報演出図柄の表示態様によって
変化させることができるので、識別情報の識別性を損な
うことなく、演出効果を高めることができる。具体的に
は、識別情報演出図柄を識別情報の形態(例えば、アラ
ビア数字のような図柄)内に設けられる所定の図柄であ
り、識別情報演出図柄を該数字図柄内に設けられる所定
の図柄(例えば、導火線を有する爆弾の図柄)とする場
合には、識別情報演出図柄の可変表示状態を上記導火線
が燃えて行く様子で表現し、識別情報演出図柄の所定の
表示態様を所定時間経過後における爆弾の図柄の爆発状
態で表し、これに伴って識別情報を他の態様に変化させ
ることにより、遊技者に識別情報としての図柄に注視さ
せつつ、今までにない斬新な演出を行うことができ、遊
技者の期待感を高揚させて興趣を高めることができる。
【0015】なお、前記表示制御手段は、変動表示遊技
において識別情報が一時的に停止する仮停止状態または
そのまま識別情報が確定する本停止状態となった際に、
前記識別情報演出図柄を可変表示させるようにしてもよ
い。即ち、例えば識別情報としての図柄がいわゆるリー
チ状態となった場合の仮停止状態や、識別情報としての
図柄がハズレの組み合わせで本停止状態となった場合
に、前記識別情報演出図柄を可変表示させるようにでき
る。
【0016】これにより、遊技者は識別情報としての図
柄が、仮停止あるいは本停止として停止している状態
で、識別情報演出図柄の可変表示を見ることができるの
で、上記例でいえば導火線が徐々に燃えて最終的に爆弾
のキャラクターが爆発して識別情報としての図柄が変化
する様子を楽しむことができ、興趣を高めることができ
る。
【0017】また、前記表示制御手段により前記識別情
報演出図柄の所定の表示態様が導出された場合における
前記識別情報の変動表示遊技の表示態様の変化は、前記
識別情報の変更であるようにしてもよい。具体的には、
識別情報(図柄)を例えば「1□1」→「7□7」と
か、「5□5」→「7□7」(但し、□は変動表示中で
あることを示す)というような場合や、「111」→
「777」(大当りが決定した後の大当り図柄再変動)
というような場合に変化させることができる。これによ
れば、従来は識別情報の変動表示のみで決定していた最
終的な表示態様が識別情報演出図柄の所定の表示態様が
導出された場合にも変化するので、変動表示ゲームにお
ける遊技者の興趣を一層高めることができる。
【0018】また、前記識別情報としての図柄の変更
は、付与する特典のうち特別な特典を付与可能な識別情
報に変化することとすることができる。
【0019】ここで、特別な特典の付与とは、大当り後
に変動表示ゲームの大当り確率を高確率状態となる確率
変動状態の付与や、大当り後に普通図柄表示器の変動時
間が短縮されて普通電動役物からなる特図始動口への入
賞割合が増加する普図時短状態等の付与などをいう。
【0020】これらの特別な特典を与えるのは、特別図
柄等において、大当りとなる図柄(例えば、3桁ゾロ
目)の種類によって決定され、例えば、大当りとなる図
柄が揃った場合に、大当りのみしか付与しない通常図柄
(例えば、「0,2,4,6,8」)と、大当りに加え
て大当り後に確率変動状態を付与する確率変動図柄(例
えば、「1,3,5,7,9」)とが前記識別情報に含
まれていて、例えばリーチ状態の時に、リーチ図柄が通
常図柄でのリーチである場合にリーチ図柄が通常図柄か
ら確率変動図柄に変化したり、また、大当りが決定した
状態の時(例えば、3桁ゾロ目が停止状態にある場合)
に通常図柄での3桁ゾロ目から確率変動図柄での3桁ゾ
ロ目へと変化させることで、遊技者の特典獲得への期待
感を高める演出を行うことができる。
【0021】また、前記表示制御手段により前記識別情
報演出図柄の所定の表示態様が導出された場合における
前記識別情報の変動表示遊技の表示態様の変化は、特典
を付与可能な識別情報の組み合わせのパターンを増やす
ものとすることができる。具体的には、いわゆるリーチ
態様を通常は横1列である状態から、例えば斜め対角線
上の文字列によるリーチ状態を含めた横・斜めの3系統
に増やすように表示態様を変化させる。
【0022】これにより、いわゆる大当りラインを増加
させることができ、大当りへの期待感を高める演出を行
うことができる。
【0023】また、前記識別情報が図柄で構成され、前
記識別情報演出図柄は前記図柄の一部を構成するように
できる。即ち、例えば識別情報としてのアラビア数字を
中抜き状態の図柄とし、該図柄の中抜き部に識別情報演
出図柄として「導火線を表す図柄」および「爆弾を表す
図柄」を一体的に描き込む表現とすることができる。
【0024】これにより、遊技者は普通に識別情報とし
ての図柄を注視するだけで、識別情報演出図柄の可変状
態を視認することができ、変動表示ゲームに集中するこ
とができる。また、識別情報と識別情報演出図柄のデザ
イン的な一体感を演出し易く、美観を向上させる効果も
期待できる。
【0025】さらに、前記識別情報が図柄で構成され、
該図柄自体が前記識別情報演出図柄としての機能を有す
るようにしてもよい。具体的には、例えば識別情報とし
てのアラビア数字等の図柄自体を、「導火線を表す図
柄」および「爆弾を表す図柄」の組み合わせで表現し、
例えば識別情報としての図柄の導火線が燃えていく様子
や爆弾が爆発する様子を表現することにより、識別情報
演出図柄としての機能を識別情報自体に果たさせること
ができる。
【0026】この場合には、識別情報としての図柄自体
が変化するので、遊技者は識別情報演出図柄による変化
であることを特に意識することなく自然に変動表示ゲー
ムを楽しむことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0028】図1は、本発明を適用して好適な遊技機の
一例としてのパチンコ機の遊技盤の構成例を示すもの
で、この実施例ではいわゆる「第1種」に属するタイプ
のパチンコ機の遊技盤を示す。
【0029】図1において、符号100で示されている
のは遊技盤であり、この遊技盤100の前面に、下方よ
り発射された遊技球を遊技盤上部に誘導する円弧状のガ
イドレール101、変動表示ゲームや特別遊技(大当た
り遊技)における演出表示を行なう特別図柄表示器10
2、普通電動役物からなり上記変動ゲームの起動条件を
与える特図始動入賞口103、上記普通電動役物の始動
条件を与える普図始動ゲート104,105、アタッカ
ーと呼ばれる変動入賞装置106、一般入賞口107,
108,109,110,111、特図始動入賞口への
入賞球数を所定数(例えば最大4個)まで記憶する特図
始動入賞記憶表示器121、可変表示を利用した補助遊
技を行なう普通図柄表示器122、普図始動ゲートへの
遊技球の通過数を所定数(例えば最大4個)まで記憶す
る普図始動記憶表示器123、遊技の演出効果を高める
装飾ランプ124,125、打球の流れにランダム性を
与える風車と呼ばれる打球方向変換部材126と多数の
障害釘(図示略)が設けられている。
【0030】特に限定されるわけでないが、この実施例
では、遊技盤100に設けられた全ての入賞口103〜
111のそれぞれに対応してそこへ入賞した球を検出す
るためにマイクロスイッチや非接触型のセンサからなる
入賞センサが設けられている。すなわち、特図始動入賞
口103の内部には特図始動センサSS1が配置され、
変動入賞装置106の内部にはカウントセンサSS4と
継続入賞センサSS5、一般入賞口107〜111の内
部には入賞センサSS4〜SS10がそれぞれ配置され
ている。そして、遊技球がこれらの入賞口に入賞する
と、入賞センサSS4〜SS10から入賞球検出信号が
後述の遊技制御装置210へ送られ、遊技制御装置21
0から排出制御装置220へ賞球数データが送信される
ようになっている。
【0031】ここで、上記普図始動ゲート104,10
5への通過球が検出されると普通図柄表示器122が所
定時間可変表示動作されるとともに、その間にさらに普
図始動ゲート104,105への通過球が発生するとそ
の球数が記憶されその記憶数に応じて普図始動入賞記憶
表示器123が点灯される。そして、普通図柄表示器1
22の可変表示が停止したときにその表示内容が所定の
態様になると上記普通電動役物からなる特図始動入賞口
103が開成される。
【0032】この開成された特図始動入賞口103ある
いは閉成状態の特図始動入賞口103に遊技球が入賞す
ると特定図柄表示器102が所定時間変動表示動作され
るとともに、その間にさらに特図始動入賞口103への
入賞球が発生するとその球数が記憶されその記憶数に応
じて特図始動入賞記憶表示器121が点灯される。
【0033】そして、特別始動入賞口103への入賞に
関連して抽出された乱数値の判定を行なった後に、当該
判定結果に対応した停止図柄を導出すべく、特別図柄表
示器102における変動表示を開始し所定時間経た後に
前記停止図柄にて停止すべく変動表示を終了する。
【0034】次いで、上記変動表示の終了を契機に、当
該変動表示に係わった前記判定結果が当たりの場合は、
上記変動入賞装置106が所定時間又は所定入賞球数に
達するまで開成される。
【0035】さらに、上記変動入賞装置106内には一
般入賞領域と継続入賞領域とが設けられており、継続入
賞領域に遊技球が入賞したことを条件として上記変動入
賞装置106の開成動作が所定回数まで繰り返される。
【0036】遊技盤100における上記のような遊技の
進行の制御および遊技制御において使用される乱数の生
成は、上記遊技制御装置210が一連のプログラムを実
行することによって行なわれる。
【0037】図2には、上記遊技盤における遊技の進行
を制御する遊技制御装置200の構成例と入出力部品と
の関係が示されている。
【0038】図2に示されているように、遊技制御装置
200はパチンコ遊技等に必要な役物制御を行う半導体
集積回路化されたワンチップマイコン(広義のCPU)
からなる遊技用マイクロコンピュータ211と、水晶発
振子の発振信号を分周して所定の周波数のクロック信号
を得るクロック生成回路212と、各種センサからの信
号を受け入れる入力インターフェース213と、ソレノ
イドなどの駆動手段に対する駆動信号や他の制御装置に
対する制御信号を出力したりする出力インターフェース
214とを含んで構成される。
【0039】上記遊技用マイクロコンピュータ211
は、演算制御手段としての中央処理ユニット(CPU)
と、記憶手段としてROM(リードオンリメモリ)およ
びRAM(ランダムアクセスメモリ)、割込み制御回路
(図示省略)などを内蔵しており、いわゆるアミューズ
チップ用のICとして製造されている。CPUが行なう
遊技進行制御に必要なプログラムや賞球数データはRO
Mに格納されている。
【0040】遊技制御装置200には、入力インターフ
ェース213を介して、賞球排出流路内の賞球検出セン
サ304からの信号、受け皿が遊技球で満杯になったこ
とを検出するオーバーフロー検出器301からの信号、
球排出装置へ供給可能な遊技球の有無を検出する半端球
検出器302からの信号、遊技盤100の前面側を覆う
ガラス板を保持する金枠が開放されたことを検出する金
枠開放検出器303からの信号、前記特図始動入賞口1
03内の特図始動センサSS1、普図始動ゲート10
4,105内の普図始動センサSS2,SS3、変動入
賞装置106内の継続入賞領域に対応したV入賞センサ
SS4と一般入賞領域に対応したカウントセンサSS
5、一般入賞口107〜111内の入賞センサSS6〜
SS10からの検出信号などが入力される。
【0041】一方、遊技制御装置200からは出力イン
ターフェース214を介して、前記普通図柄表示器12
2や普図始動入賞記憶表示器123に対する表示駆動信
号、普通電動役物を開閉駆動する普電ソレノイド315
の駆動信号、特別図柄表示装置400に対するデータ信
号、特図始動入賞記憶表示器121に対する表示駆動信
号、変動入賞装置106の大入賞口を開閉駆動するアタ
ッカーソレノイド(大入賞口ソレノイド)314の駆動
信号、排出制御装置220、装飾制御装置240、音制
御装置250に対するデータ信号、試験時に内部状態を
出力する端子311への信号、図示しない遊技店の管理
装置に対して大当り発生などのデータを送信するデータ
出力端子312への信号などが出力される。
【0042】図3には、上記遊技盤に設けられた液晶表
示装置などからなる特別図柄表示器102(変動表示装
置)と上記遊技制御装置200からのデータ信号に基づ
いて特別図柄表示器102を駆動制御する表示制御装置
420(表示制御手段)とからなる特別図柄表示装置4
00の構成例が示されている。
【0043】表示制御手段を構成する表示制御装置42
0は、変動表示領域を備える特別図柄表示器102に識
別情報演出図柄としての図柄を表示させる機能を有して
いる。
【0044】表示制御装置420は、制御用マイクロコ
ンピュータ(CPU)421、遊技制御装置200との
インタフェース回路422、制御用プログラムや固定デ
ータを記憶するリード・オンリ・メモリ(ROM)42
3、制御用CPU421の作業領域を提供したり遊技制
御装置200から送られて来たデータや表示データを記
憶するランダム・アクセス・メモリ(RAM)424、
特別図柄表示器102を表示駆動する画像表示コントロ
ーラ(VDC)425、表示される画像データを格納し
たフォントROM426、表示補正を行うγ補正回路4
27、RAM424から画像表示コントローラ425へ
データをDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)転送
するDMAコントローラ(DMAC)428、水晶発振
子の発振信号を分周して所定の周波数のクロック信号を
得るクロック生成回路429などで構成される。
【0045】表示制御装置420の制御用CPU421
には、インターフェース422を介して、前記遊技制御
装置200から表示変動時間データや停止図柄データ、
停止コマンドなどの表示制御情報が入力される。前記遊
技制御装置200から表示制御情報が入力されるとイン
ターフェース422から制御用CPU421に対して受
信割込みがかかり、これに応じて制御用CPU421は
受信データ(表示制御情報)をRAM424のバッファ
領域に格納する。そして、制御用CPU421は受信デ
ータを解析し、例えば変動時間データに基づいて変動表
示すべき演出パターン(連続した表示図柄データの集ま
り)を決定して、表示する図柄を示すコードや表示位
置、スクロールなどのコマンドを生成してRAM424
に格納する。そして、上記演出パターンは、変動時間デ
ータと対応させたテーブルの形でROM423に予め記
憶されている。
【0046】画像表示コントローラ425は、DMAコ
ントローラ428によってRAM424から転送されて
来る上記演出パターンに対応したデータ群を内部のRA
Mに読み込み展開する。具体的には、図柄を示すコード
に応じてフォントROM426内に格納されているキャ
ラクタフォントデータを読み出すとともに表示位置デー
タやコマンドに従って、表示すべき画像データを表示画
面と対応させて内部RAMの表示画像格納領域に格納す
る。このとき、数字などの特図遊技のための変動図柄と
は別に演出効果を高めるための背景図柄も生成され表示
画像格納領域に格納される。変動図柄と背景図柄は、合
成してから格納しても良いが、別々に格納して読み出す
際に合成することも可能である。
【0047】その後、画像表示コントローラ425は、
内蔵RAMの表示画像格納領域から表示画像データを読
み出して順次γ補正回路427へ送り、特別図柄表示器
102の表示駆動信号を形成させる。このとき、変動表
示のためのスクロールは、コマンドとスクロール速度な
どのパラメータに従って、画像表示コントローラ425
がアドレス演算によって表示すべき画像データの開始位
置を変化させることによって行われる。また、画像表示
コントローラ425は、特別図柄表示器102に対して
垂直同期信号V-SYNCと水平同期信号H-SYNCを送る。γ補
正回路427は、表示装置の信号電圧に対する照度の非
線形特性を補正して、表示装置の表示照度を調整する。
これによって、特別図柄表示器102の画面上に所定の
表示が行われる。
【0048】次に、上記表示制御装置420における表
示制御内容について詳しく説明する。前述したように、
表示制御装置420は、前記遊技制御装置200からの
表示制御情報に基づいて表示制御を行う。表示制御装置
420と遊技制御装置200との間はスタート信号とス
トローブ信号の2本の制御信号線と8本のデータ信号線
とで接続され、両者間の通信は、遊技制御装置200か
ら表示制御装置420への単一方向の送信とされてい
る。具体的には、前記遊技制御装置200がスタート信
号を立ち上げてからデータを出力しその後ストローブ信
号を立ち上げる。すると、表示制御装置420がスター
ト信号の立ち上げを検出して割込みによる受信処理を起
動してその後ストローブ信号の立ち上がりに同期してそ
のときのデータ信号線上の信号を取り込む。
【0049】データ信号線によって送信される表示制御
情報には、大別すると、変動表示を実行していないとき
に送信される「呼び込み表示制御情報」や、変動表示制
御(変動表示開始から停止までを含む)に入る際に送信
される「変動表示制御情報」や、大当たり遊技開始時に
送信される「大当たり演出表示制御情報」などがある。
【0050】さらに、具体的な送信手順を変動表示制御
情報の送信を例にとって説明すると、まず遊技制御装置
200から表示制御装置420へ、変動時間データ、
停止図柄データ(変動領域が3個の場合には左、中、右
の3つのデータ)が送信される。すると、表示制御装置
420はこれを受けて変動表示を開始する。この場合、
表示制御装置420は、送られてきた停止図柄データを
バッファに格納し、変動時間データに基づいて、変動表
示を開始する変動表示がリーチを伴うものか、あるいは
そうでないものかを判別し、リーチを伴うものであれ
ば、どのリーチを行うのかを判定してフォントROM4
26に格納されている画像データを選択して読み出し、
表示データを生成して変動表示を開始する。
【0051】例えば、変動時間データからスペシャルリ
ーチと判定した場合は、該当する画像データを選択して
変動表示を開始し、変動表示の停止時間前に(停止する
時間=変動時間データなので、変動表示装置側で停止時
間は認識できる)、RAM424内のバッファ領域に格
納されている図柄データのうち左図柄データと右図柄デ
ータに基づいて左と右の図柄を停止し、遊技制御装置2
00からの停止指令を待つ。
【0052】そして、遊技制御装置200から停止指
令が送信されると、表示制御装置420がこれを受け、
バッファに格納した中図柄データに基づいて未だ変動し
ている中図柄の変動表示領域の変動表示を停止して全図
柄を確定する。
【0053】なお、変動時間及び停止図柄を表示制御装
置420に送信し、表示制御装置420側では前記変動
時間および停止図柄が送られた時点から仮停止状態まで
のすべての変動表示を行い、停止指令が送信されてくる
ことで本停止状態とする制御としてもよい。
【0054】また、この実施例の遊技機においては、
の変動時間データに対応して、外れやリーチを含めて変
動表示のフォントは40種類あり、変動時間データに応
じた変動表示フォントが読み出されて変動表示が行われ
る。
【0055】また、識別情報演出図柄としての図柄(例
えば、識別情報としてのアラビア数字の図柄の中抜き部
分に表示される「導火線を備える爆弾の図柄」等)の表
示データもROM423内に格納されている。
【0056】ここで、図4から図9を参照して、識別情
報としての図柄および識別情報演出図柄の表示例を説明
する。
【0057】図4は、識別情報Aの図柄が、中抜き部N
を有するアラビア数字「1」,「2」,「3」であり、
その各中抜き部Nに、識別情報演出図柄Bとして「導火
線を備える爆弾の図柄」を表示するようにした例を示
す。
【0058】このような図柄を表示するようにした場合
には、遊技者は普通に識別情報Aとしての図柄を注視し
ていると、識別情報演出図柄Bとしての図柄も自然に視
認することができ、変動表示ゲームに集中することがで
きる。また、識別情報Aと識別情報演出図柄Bのデザイ
ン的な一体感を演出でき、さらに爆弾という図柄が持つ
イメージから爆発に伴う突然の変化を予感させ期待感を
向上させる効果も得られる。
【0059】図5は、図4に示す識別情報Aとしての数
字「1」の図柄における識別情報演出図柄Bとして「導
火線を備える爆弾の図柄」の変化の様子を示す説明図で
ある。
【0060】まず、表示パターン(イ)において、「火
を持つキャラクター」Cを出現させ、識別情報演出図柄
B1としての爆弾の導火線の図柄に火をつける様子を演
出する。次いで表示パターン(ロ)に移行して識別情報
演出図柄B2としての爆弾の導火線に火が点いた様子の
図柄を表示する。続いて所定時間経過後に表示パターン
(ハ)に移行して識別情報演出図柄B3としての爆弾の
導火線の火が燃え進んだ様子の図柄を表示する。さらに
所定時間経過後に表示パターン(ニ)に移行して爆弾が
爆発した状態の図柄Zおよび「BOOM!」等の文字を
表示させる。
【0061】なお、表示パターン(イ)〜(ニ)の可変
表示は、他の識別情報Aとしての図柄「2」,「3」等
についても同様に行うことができる。
【0062】このように、識別情報演出図柄B(B1〜
B3)としての図柄を可変表示することにより、導火線
が燃えて行く様子を表現することができ、所定時間経過
後における爆弾のキャラクターの爆発状態に伴って識別
情報Aとしての図柄を他の態様に変化させるなどするこ
とにより、遊技者に識別情報としての図柄に注視させつ
つ、今までにない斬新な演出を行うことができ、遊技者
の期待感を高揚させて興趣を高めることができる。
【0063】また、上記表示パターン(イ)〜(ニ)の
可変表示を開始するタイミングは、例えば変動表示遊技
において識別情報Aが一時的に停止する仮停止状態また
はそのまま識別情報Aが確定する本停止状態となった際
とすることができる。
【0064】即ち、例えば識別情報Aとしての図柄の組
み合わせがいわゆるリーチ状態となった場合の仮停止状
態あるいは大当り仮停止状態となった場合や、識別情報
Aとしての図柄がハズレの組み合わせで本停止状態とな
った場合に、識別情報演出図柄Bを可変表示させるよう
にできる。
【0065】図6は、図4に示す識別情報演出図柄Bと
して「導火線を備える爆弾の図柄」自体で識別情報Aと
しての数字「1」の図柄を構成するようにした実施例を
示す説明図である。
【0066】本実施例では、識別情報Dとしての数字
「1」の図柄が、「導火線の図柄」D1と「爆弾の図
柄」D2そのもので表され、初期の識別情報の図柄自体
が識別情報演出図柄としての機能を兼ねるようになって
いる。
【0067】図6ではまず、表示パターン(ホ)のよう
に「火を持つキャラクター」Cを出現させ、識別情報演
出図柄の機能を有する「導火線の図柄」D1に火をつけ
る様子を演出する。次いで所定時間経過後に表示パター
ン(ヘ)に移行しての爆弾の導火線の火が燃え進んだ様
子の図柄D1aを表示する。ここで、導火線の火が燃え
進んでも、図柄が消滅していくのではなく、図柄の形状
を残しながら火が燃え進むように表示する(つまり、燃
えかすとしての図柄を形成する)。
【0068】さらに所定時間経過後に表示パターン
(ト)に移行して爆弾が爆発した状態の図柄Zおよび
「BOOM!」等の文字を表示させる。
【0069】なお、表示パターン(ホ)〜(ト)の可変
表示は、他の識別情報Dとしての図柄「2」,「3」等
についても同様に行うことができる。
【0070】このように、識別情報演出図柄としての機
能を有する識別情報D(D1とD1a)で可変表示を行
うことにより、導火線が燃えて行く様子を表現すること
ができ、所定時間経過後における爆弾のキャラクターの
爆発状態に伴って識別情報Dとしての図柄を他の態様に
変化させるなどすることにより、遊技者に識別情報とし
ての図柄に注視させつつ、今までにない斬新な演出を行
うことができ、遊技者の期待感を高揚させて興趣を高め
ることができる。
【0071】また、この場合には、識別情報の図柄自体
が変化するので、従来のようなキャラクタ出現により識
別情報の有する識別性を低下させたり、見逃したりする
ことなく変動表示ゲームを楽しむことができる。
【0072】なお、識別情報Dによる可変表示を行うタ
イミングについては、前述と同様である。
【0073】次に図7を参照して、図4の実施例の図柄
を利用した変動表示遊技における第1の変動表示例を説
明する。
【0074】表示態様(ア)においては、3つの変動表
示領域(a),(b),(c)において、変動表示領域
(a)と(b)に「2」を停止表示し、変動表示領域
(b)では変動表示を続行する(いわゆる、リーチ演出
表示)。
【0075】ここで、変動表示領域(a),(b)に停
止表示される図柄「2」は、図4に示したように識別情
報Aと識別情報演出図柄B(B1)とから構成される図
柄である。なお、本実施例では、図柄「2」は、「宝
箱」と名付けた枠Tの内側に納まるように表示される。
これは、遊技者に「宝箱」から何らかの特典が得られる
との期待感を抱かせるという演出である。
【0076】そして、表示態様(ア)の表示から所定時
間経過後に、表示態様(イ)に移行する。ここでは、変
動表示領域(a),(b)に停止表示される図柄「2」
は、図5で示したように識別情報演出図柄B2としての
「導火線の図柄」が燃え進む様子を表示する。さらに、
所定時間経過後に、表示態様(ウ)に移行して、変動表
示領域(a),(b)において図柄「2」および「宝
箱」Tを爆破した図柄Zを表示する。
【0077】次いで、表示態様(エ)に移行して、変動
表示領域(a)に上から例えば「1」,「2」,「3」
の図柄を同時に表示し、変動表示領域(c)に上から例
えば「3」,「2」,「1」の図柄を同時に表示する。
また、変動表示領域(b)において変動されていた図柄
をゆっくりと停止させる。これにより、変動表示領域
(b)に例えば図柄「1」が停止する場合には、斜めの
リーチラインで「1,1,1」の大当り状態となり、図
柄「2」が停止する場合には横のリーチラインで「2,
2,2」の大当り状態となる。
【0078】このように、遊技者には横一列のリーチラ
インに加えて、斜めのリーチラインが付与され、大当り
の可能性が高まったという期待感を演出することがで
き、変動表示ゲームの興趣を一層高めることができる。
【0079】次に図8を参照して、図4の実施例の図柄
を利用した変動表示遊技における第2の変動表示例を説
明する。
【0080】図8の(ア)〜(ウ)は図7の(ア)〜
(ウ)と同じである。即ち、表示態様(ア)において
は、3つの変動表示領域(a),(b),(c)におい
て、変動表示領域(a)と(b)に「2」を停止表示
し、変動表示領域(b)では変動表示を続行する。ここ
で、変動表示領域(a),(b)に停止表示される図柄
「2」は、図4に示したように識別情報Aと識別情報演
出図柄B(B1)とから構成される図柄である。なお、
本実施例においても、図柄「2」は、「宝箱」と名付け
た枠Tの内側に納まるように表示されている。
【0081】そして、表示態様(ア)の表示から所定時
間経過後に、表示態様(イ)に移行する。ここでは、変
動表示領域(a),(b)に停止表示される図柄「2」
は、図5で示したように識別情報演出図柄B2としての
「導火線の図柄」が燃え進む様子を表示する。
【0082】さらに、所定時間経過後に、表示態様
(ウ)に移行して、変動表示領域(a),(b)におい
て図柄「2」および「宝箱」Tを爆破した図柄Zを表示
する。次いで、表示態様(オ)に移行して、変動表示領
域(a)と(c)の識別情報を「2」から例えば「7」
の図柄に変化させる。また、変動表示領域(b)におい
て変動されていた図柄をゆっくりと停止させる。
【0083】ここで、例えば、「0,2,4,6,8」
の図柄が揃った場合には大当りのみを与え、「1,3,
5,7,9」の図柄が揃った場合には大当り後に変動表
示ゲームが確率変動状態や普図時短状態となる特別な特
典(特殊遊技状態)を付与することが設定されている場
合には、変動表示領域の図柄が上記のように「2」から
「7」に変化することで、遊技者に特殊遊技状態を獲得
できる機会を提供することができる。
【0084】このように、識別情報演出図柄の可変表示
の結果によって、確率変動状態や普図時短状態への可能
性のある図柄によるリーチ状態に移行させることによ
り、遊技者に確率変動状態や普図時短状態の発生の期待
感を持たせる演出を行うことができる。
【0085】図9は、識別情報と識別情報演出図柄とを
一つの図柄で表現する他の実施例を示す説明図である。
【0086】この実施例では、識別情報と識別情報演出
図柄とを兼ねる数字「1」の図柄を、図6に示すような
「導火線」と「爆弾」の図柄に代えて、レベルメータの
イメージで可変表示を行うようにしたものである。即
ち、表示パターン(チ)ではレベルメータが「0」の状
態の図柄L0を表示し、次いで表示パターン(リ)では
レベルメータが「1」まで上がった状態の図柄L1を表
示し、次に表示パターン(ヌ)ではレベルメータが
「3」まで上がった状態の図柄L2を表示する。そし
て、レベルメータが一杯まで上がると表示パターン
(ル)で図柄自体が膨らんだ状態を表示し、次いで表示
パターン(オ)で破裂した状態の図柄Zおよび「バーン
!」という文字を表示し、その後、表示パターン(ワ)
で例えば図柄「7」を出現させる。
【0087】また、このレベルメータをイメージした表
現は、他の「2」,「3」等の図柄にも適用する。この
ように、識別情報の図柄自体が変化するので、従来のよ
うなキャラクタ出現により識別情報の有する識別性を低
下させたり、見逃したりすることなく変動表示ゲームを
楽しむことができる。
【0088】なお、識別情報演出図柄は、爆弾やレベル
メータの図柄に限定されるものではなく、例えば砂時計
や明から暗への変化のような表示の変化とすることも可
能である。
【0089】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示され
た実施の形態はすべての点で例示であって開示された技
術に限定されるものではないと考えるべきである。すな
わち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態におけ
る説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あく
までも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであ
り、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許
請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0090】
【発明の効果】本発明は、遊技領域における遊技の進行
を制御する遊技制御手段と、識別情報を変動表示させる
変動表示遊技を実行する変動表示装置と、該変動表示装
置の表示制御を行う表示制御手段とを備え、前記識別情
報の停止態様が特定の組み合わせ態様を導出したときに
特典を付与可能な遊技機において、前記表示制御手段
は、前記識別情報に識別情報演出図柄を付加して、前記
変動表示遊技中に前記識別情報と前記識別情報演出図柄
を可変表示させると共に、前記識別情報演出図柄の所定
の表示態様が導出された場合に前記識別情報の表示態様
を変化させるようにしたので、識別情報の変動表示遊技
の表示態様が、識別情報演出図柄の表示態様によって変
化するので、識別情報の識別性を損なうことなく、演出
効果を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適な遊技機の一例としての
パチンコ機の遊技盤の構成例を示す正面図である。
【図2】上記遊技盤の裏面を含むパチンコ機の裏側に設
けられる制御系全体の構成例を示すブロック図である。
【図3】表示制御装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】識別情報と識別情報演出図柄の表示例を示す説
明図である。
【図5】識別情報演出図柄の可変表示状態の例を示す説
明図である。
【図6】識別情報演出図柄の可変表示状態の他の例を示
す説明図である。
【図7】識別情報と識別情報演出図柄を用いた変動表示
の第1の実施例を示す説明図である。
【図8】識別情報と識別情報演出図柄を用いた変動表示
の第2の実施例を示す説明図である。
【図9】識別情報演出図柄の可変表示状態の他の例を示
す説明図である。
【符号の説明】
100 遊技盤 101 ガイドレール 102 特別図柄表示器(変動表示装置) 103 特図始動入賞口 104,105 普図始動ゲート 106 変動入賞装置 107,108,109,110,111 一般入賞口 121 特図始動入賞記憶表示器 122 普通図柄表示器 123 普図始動入賞記憶表示器 124,125 装飾ランプ 126 打球方向変換部材 200 遊技制御装置 211 遊技用マイクロコンピュータ 212 クロック生成回路 213 入力インターフェース 214 出力インターフェース 220 排出制御装置 240 装飾制御装置 250 音制御装置 301 オーバーフロー検出器 302 半端球検出器 303 金枠開放検出器 304 賞球検出器 314 アタッカーソレノイド 315 普通電動役物駆動ソレノイド 400 特別図柄表示装置 420 表示制御装置 421 表示制御用マイクロコンピュータ 422 インタフェース回路 423 リード・オンリ・メモリ 424 ランダム・アクセス・メモリ 425 画像表示コントローラ 426 フォントROM 427 γ補正回路 428 DMAコントローラ 429 クロック生成回路 A 識別情報としての図柄 N 中抜き部 B(B1〜B3) 識別情報演出図柄としての図柄 D(D1,D2,D1a) 識別情報演出図柄の機能を
有する識別情報 L0〜L3 識別情報演出図柄の機能を有する識
別情報 (a),(b),(c) 変動表示領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技領域における遊技の進行を制御する遊
    技制御手段からの指令に基づいて、複数の変動表示領域
    にて識別情報を変動表示する変動表示装置の表示制御を
    行う表示制御手段を備え、前記識別情報の停止態様が特
    定の組み合わせ態様を導出したときに特典を付与可能な
    遊技機において、 前記表示制御手段は、前記識別情報に識別情報演出図柄
    を付加して、前記変動表示遊技中に前記識別情報と前記
    識別情報演出図柄を可変表示させると共に、前記識別情
    報演出図柄の所定の表示態様が導出された場合に前記識
    別情報の表示態様を変化させることを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、変動表示遊技におい
    て識別情報が一時的に停止する仮停止状態またはそのま
    ま識別情報が確定する本停止状態となった際に、前記識
    別情報演出図柄を可変表示させることを特徴とする請求
    項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段により前記識別情報演出
    図柄の所定の表示態様が導出された場合における前記識
    別情報の変動表示遊技の表示態様の変化は、前記識別情
    報の変更であることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記識別情報の停止態様により付与される
    特典を異ならせて付与可能であり、 前記識別情報の変更は、付与する特典のうち特別な特典
    を付与可能な識別情報に変化することを特徴とする請求
    項3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記表示制御手段により前記識別情報演出
    図柄の所定の表示態様が導出された場合における前記識
    別情報の変動表示遊技の表示態様の変化は、特典を付与
    可能な識別情報の組み合わせのパターンを増やすもので
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    遊技機。
  6. 【請求項6】前記識別情報は図柄で構成され、前記識別
    情報演出図柄は前記図柄の一部を構成することを特徴と
    する請求項1から請求項5の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記識別情報は図柄で構成され、該図柄自
    体が前記識別情報演出図柄としての機能を有することを
    特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の遊技
    機。
JP2000122504A 2000-04-24 2000-04-24 遊技機 Pending JP2001300056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000122504A JP2001300056A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000122504A JP2001300056A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001300056A true JP2001300056A (ja) 2001-10-30

Family

ID=18632970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000122504A Pending JP2001300056A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001300056A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002360842A (ja) * 2001-06-05 2002-12-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006198335A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
JP2011087983A (ja) * 2011-02-04 2011-05-06 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012176278A (ja) * 2012-05-18 2012-09-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017131341A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 株式会社三共 遊技機
JP2019162380A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2022026434A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 株式会社三共 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002360842A (ja) * 2001-06-05 2002-12-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006198335A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
JP2011087983A (ja) * 2011-02-04 2011-05-06 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012176278A (ja) * 2012-05-18 2012-09-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017131341A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 株式会社三共 遊技機
JP2019162380A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2022026434A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 株式会社三共 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4233767B2 (ja) 遊技機
JP3925893B2 (ja) 遊技機
JP2001259127A (ja) 遊技機
JP2000288193A (ja) 遊技機
JP4086484B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001334040A (ja) 遊技機
JP2000167129A (ja) 遊技機
JP2001259160A (ja) 遊技機
JP2001300056A (ja) 遊技機
JP4587365B2 (ja) 遊技機
JP3986912B2 (ja) 遊技機
JP2002045497A (ja) 遊技機
JP2002126247A (ja) 遊技機
JP2003245426A (ja) 遊技機
JP2000325597A (ja) 遊技機
JP2002052173A (ja) 遊技機
JP2003325844A (ja) 遊技機
JP2003079840A (ja) 遊技機
JP4034444B2 (ja) 遊技機
JP2003062252A (ja) 遊技機およびゲームプログラムが記録された記録媒体
JP2004329782A (ja) 遊技機
JP2002095821A (ja) 遊技機
JP4756754B2 (ja) パチンコ機
JP4679564B2 (ja) 遊技機
JP4286477B2 (ja) 遊技機