JP2001299108A - 温室等のカーテン開閉制御システム - Google Patents

温室等のカーテン開閉制御システム

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JP2001299108A
JP2001299108A JP2000114946A JP2000114946A JP2001299108A JP 2001299108 A JP2001299108 A JP 2001299108A JP 2000114946 A JP2000114946 A JP 2000114946A JP 2000114946 A JP2000114946 A JP 2000114946A JP 2001299108 A JP2001299108 A JP 2001299108A
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curtain
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greenhouse
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一男 吉武
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテンの開閉位置を可変
に設定することができると共に、開閉限度位置を越えて
移動しないようにした温室等のカーテン開閉制御システ
ム。 【解決手段】 カーテンを可変に設定した
開閉位置に停止させる開閉位置制御手段31,32,3
3,34,35,36,40,48と、カーテンを開閉
限度位置に停止させる開閉限度停止手段33,34,3
5,36,50,55とからなる温室等のカーテン開閉
制御システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温室等のカーテン
開閉制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温室等のカーテンを手動、又は、
タイマー、温度又は湿度等により開閉する技術は知られ
ているが、開閉位置まで可変に設定するものは知られて
いない。即ち、例えば、温室等が設定温度より高くなれ
ばカーテンを開き、低くなれば閉じる技術は知られてい
るが、その開閉位置まで設定してから開閉する技術は知
られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、例えば、温
室等が設定温度より高くなればカーテンを全開してしま
い、温度が低くなりすぎる傾向があり、低くなれば全閉
して温度が上がりすぎてしまい、設定温度に円滑に移行
して保持するのが困難な課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、カー
テンを可変に設定した開閉位置に停止させる開閉位置制
御手段と、カーテンを開閉限度位置に停止させる開閉限
度停止手段とからなる温室等のカーテン開閉制御システ
ムを提供するものである。
【0005】本発明によれば、カーテンを可変に設定し
た開閉位置に停止させることができるから、全閉位置や
全開位置ではない、例えば、そのときの気候における最
適な湿度や温度に温室内を保持するに適した任意の適宜
なカーテンの開閉位置を設定し、その開閉位置にカーテ
ンを直ちに移行して停止させることができるから、温度
が低くなりすぎたり、温度が高くなすぎたりすることな
く、設定温度に円滑に移行して保持することができるこ
ととなる。
【0006】更に、例えば、気温や天候の急変や設定ミ
ス等により、開閉位置制御手段により、カーテンを開閉
限度を越える開閉設定をしてしまったような場合には、
開閉限度停止手段によりカーテンを開閉限度位置に停止
させることができるから、安心してカーテンの開閉位置
制御を行うことができる。
【0007】また、本発明は、請求項1に記載の温室等
のカーテン開閉制御システムにおいて、開閉位置制御手
段がカーテン開閉モーターと連動する回転軸の回転数に
関連するカウンター数値を設定することによりカーテン
の開閉位置を可変に設定するようにした温室等のカーテ
ン開閉制御システムを提供するものである。本発明によ
れば、カウンター数値によりカーテンの開閉位置を可変
に設定することができるから、開閉位置を数値的にきめ
細かく設定することができ、温室等の室温や湿度変化に
円滑に対応可能である。
【0008】また、本発明は、請求項1又は2に記載の
温室等のカーテン開閉制御システムにおいて、開閉位置
制御手段が、手動設定器の他に、タイマー、温度又は湿
度等の自動設定器により開閉位置を可変に設定して開閉
するようにした温室等のカーテン開閉制御システムを提
供するものである。
【0009】本発明によれば、カーテンを、例えば、全
開のときのカウンター値が0で全閉が100とすると、
初期設定を手動で開位置15、閉位置45と設定してあ
る場合、単に開閉いずれかを指定すれば、カーテンはこ
の設定区間である開位置15と閉位置45とで停止して
開閉することとなり、また、その後に、手動設定器又は
自動設定器により、例えば、カーテンが開位置15にあ
る場合、室温を上げるためカウンター値で開閉位置20
を指定すれば、カーテンは開閉位置20まで移動するこ
ととなり、また、タイマーにより時間的にカーテン位置
を指定しておけば、その時刻になるとカーテンは指定さ
れた開閉位置にプログラム通りに移動することとなる。
【0010】また、本発明は、請求項1、2又は3に記
載の温室等のカーテン開閉制御システムにおいて、開閉
位置制御手段が、開閉限度位置を越えてカーテンの開閉
位置を設定できないようにした温室等のカーテン開閉制
御システムを提供するものである。本発明によれば、開
閉限度位置を、例えば、開閉位置制御手段のカーテン開
閉位置の設定値で開き限度位置が10で、閉じ限度位置
が90であったとき、開閉位置制御手段のカーテン開閉
位置の設定値を、10以下と90以上に設定できないよ
うに構成して、故障以外には、誤ってカーテンが開閉限
度位置を越えて駆動されるようなことが起こらないよう
にすることができる。
【0011】また、本発明は、請求項1、2、3又は4
に記載の温室等のカーテン開閉制御システムにおいて、
カーテンの可変開閉位置の検出手段と、カーテンの開閉
限度位置の検出手段を、カーテン開閉制御装置本体内に
組み込んでなる温室等のカーテン開閉制御システムを提
供するものである。本発明によれば、カーテンの可変開
閉位置の検出手段と、カーテンの開閉限度位置の検出手
段を、一つのカーテン開閉制御装置本体内に組み込むこ
とにより、装置をコンパクトにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1又は図2において、1はカーテン開閉ワイヤ
で、温室20内の一方の壁面21付近の骨組22に設け
た軸受部材12の軸受11により軸受されたカーテン駆
動軸10に固定した駆動ドラム5と、温室20内の他方
の壁面23に固定した滑車2との間に、一方の壁面21
に設けた中継滑車3、6、温室20の支柱24に設けた
中間滑車4,5を介してほぼ平行に2本に分かれて無端
環状に巻掛けてあり、図1において、駆動ドラム5が矢
票C方向に回転すると、一方のワイヤ1は矢票A方向
に、他方のワイヤ1はその逆の矢票B方向に移動するこ
ととなり、逆に、駆動ドラム5が反矢票C方向に回転す
ると、一方のワイヤ1は反矢票A方向に、他方のワイヤ
1はその逆の反矢票B方向に移動することとなる。
【0013】カーテン開閉ワイヤ1には直行して、カー
テン開閉端部材7,8,9,13が、それぞれ上下に分
けてクリップ14により固定してあり、図示の実施例の
場合、一方の壁面21側を固定した下側カーテン15の
開閉端部を下側のカーテン開閉端部材7と一体に連結
し、支柱24側を固定した上側カーテン16の開閉端部
を上側のカーテン開閉端部材8と一体に連結し、同様
に、他方の壁面23側を固定した上側カーテン17の開
閉端部を上側のカーテン開閉端部材13と一体に連結
し、支柱24側を固定した下側カーテン18の開閉端部
を下側のカーテン開閉端部材9と一体に連結してある。
【0014】なお、図2に記載のように、カーテン15
〜18の上下側には、カーテン開閉方向に沿ってカーテ
ン押さえワイヤ19が張設してあり、カーテン開閉端部
材7,8,9,13に固定したクリップ14から押さえ
リング25をカーテン押さえワイヤ19に掛け渡して、
それぞれのカーテン15〜18を、風等で吹きあがらな
いように、カーテン開閉端部材7,8,9,13と一体
的に開閉することができるように構成してある。
【0015】従って、図1又は図2において、駆動ドラ
ム5が矢票C方向に回転すると、一方のワイヤ1は矢票
A方向に、他方のワイヤ1はその逆の矢票B方向に移動
するのに伴って、カーテン15と16、カーテン17と
18は互いに接近して閉じ位置に向かって移動し、逆
に、駆動ドラム5が反矢票C方向に回転すると、一方の
ワイヤ1は反矢票A方向に、他方のワイヤ1はその逆の
反矢票B方向に移動することとなり、カーテン15と1
6、カーテン17と18は互いに離反して開き位置に向
かって移動することとなる。
【0016】図3は、本発明に係る温室等のカーテン開
閉制御システムの電気回路のブロック図で、26は電
源、27はブレーカー、28はヒューズ、29は電源ト
ランス、30は整流回路である。31は開閉カウンター
数値設定部で、カーテンの開閉位置をカーテン駆動モー
ターの回転数と関連付けたカウンター数値で設定するこ
とができるように構成してある。例えば、カーテンが全
開のときのカウンター数値が0で全閉が100とする
と、カーテンが初期設定において開位置15の位置にあ
ったとして、閉位置をカウンター数値で45と設定した
ならば、カーテンはこの設定区間で開閉することができ
ることとなる。
【0017】即ち、この場合、開閉位置設定後に、カー
テン作動スイッチを手動操作により、開と指定すれば、
カーテンは開位置15に移動し、閉を指定すれば閉位置
45に移動することとなる。従って、開閉カウンター数
値設定部31において、一日の時間に合わせて、所定時
刻毎の開閉位置をカウンター数値で19とか34とか設
定しておけば、カーテンはその時刻毎に指定されたカウ
ンター数値で19とか34の開閉位置に移動し、カーテ
ンの開閉を自動制御することができる。
【0018】また、32は温度又は湿度を所定の範囲に
維持するカーテン開閉自動設定部で、切替スイッチ33
によって、前記開閉カウンター数値設定部31とは選択
して使用されるもので、例えば、カーテンが開閉位置1
5にある場合、室温を1°C上下するためのカウンター
数値が4に相当する場合には、室温を5°C上げるため
のカーテンの開閉位置はカウンター数値で先の15に2
0加えた開閉位置35を指定すれば、カーテンは開閉位
置35まで閉じ方向に移動することとなり、温度又は湿
度毎の開閉位置を設定しておくか、又は、温度差により
カウンター数値の増減値を定めて、3度以上室温が上下
したらカーテンの開閉位置をカウンター数値で12増減
した開閉位置に移動するように設定することにより、温
度制御することもできる。
【0019】手動設定と自動設定との切替スイッチ33
は遠隔操作により切替可能に構成することができると共
に、カーテン開閉自動設定部32は外部入力部として、
有線又は無線により切替スイッチ33を切り替えてカー
テン開閉位置をカウンター数値で外部入力して、カーテ
ンの開閉を遠隔操作することも可能である。34は、カ
ーテンの開閉方向を切り替えるカーテン駆動方向切替ス
イッチで、手動操作の場合には、手動により開又は閉に
切り替えて、カーテン駆動モーターの回転方向を指定し
て駆動することができるが、自動設定の場合には、例え
ば、上記の例で自動設定されたカーテン開閉位置を示す
カウンター数値が、その直前より増える場合には閉方
向、減る場合には開方向に自動切り替えるように構成す
ることができる。
【0020】35は、カーテン駆動モーター37のモー
ター閉制御回路で、前記開閉カウンター数値設定部31
又はカーテン開閉自動設定部32からのカーテン開閉位
置を指示するカウンター数値と切替スイッチ33の切替
により、カーテン閉じ方向の駆動回転出力をモーター3
7に送ると共に、モーター開回転防止制御を行い、ま
た、カーテン開閉位置を示すカウンター数値においてモ
ーターの駆動を停止し、且つ、閉安全スイッチ作動時に
もモーターの駆動を停止し、作動位置にカーテンを維持
するモーターのスイッチ作動位置保持制御を行うことが
できるように構成してある。
【0021】また、36はカーテン駆動モーター37の
モーター開制御回路で、前記モーター閉制御回路35と
は逆に、モーターの開方向への移動駆動制御を行うよう
に、開閉方向が違うだけで全く同様に構成してある。な
お、38は、カーテンを開閉限度位置に停止させる開閉
限度停止手段である開又は閉の安全スイッチ作動時の安
全ランプである。
【0022】40はモーターの回転数検知回路で、図4
に示すカーテン開閉制御装置39の回路基盤に設けてあ
り、カーテン駆動モータ37の駆動軸と連動歯車69を
介して連動する計数回転軸42に設けた回転円板43の
スリット44の通過数を、発光素子45と受光素子46
とからなるエンコーダ47で計数することによって、カ
ーテン開閉駆動モーターの回転数を計数し、カーテンの
移動距離と関連したカウンター数値を得ることができ、
これを、回転パルス検知回路48を介して、前記モータ
ー閉制御回路35又はモーター開制御回路36に伝達し
て、モーターの回転に伴うカウンター数値と設定された
カウンター数値とを比較して、一致したところでモータ
ーを停止することができるように構成してある。
【0023】49は、モーターの回転数検知回路40で
検出したカウンター数値をモーター閉制御回路とモータ
ー開制御回路とのいずれに伝達するかを選択するための
フォトカプラ素子で、いずれか一方のフォトカプラ素子
49が通電することによって、カウンター数値がモータ
ー閉制御回路又はモーター開制御回路とのいずれに伝達
することができる。なお、回転円板43のスリット44
の通過数を検出する発光素子45と受光素子46とを2
組設けて、その検出信号の位相差から回転円板43の回
転方向を検出することも可能である。
【0024】50は、カーテンを開閉限度位置に停止さ
せる開閉限度停止手段である安全スイッチ回路で、開位
置安全スイッチ51又は閉位置安全スイッチ52のいず
れが入ったかをダイオード53,54で判別して、開位
置安全スイッチ51が入った場合は、モーター開制御回
路36に、また、閉位置安全スイッチ52が入ったとき
は、モーター閉制御回路37に、それぞれ安全スイッチ
作動検知回路55のリレー57又は58を介して伝達
し、モーター37を停止することができるように構成し
てある。59は装置の電源ランプであり、60はモータ
ー37の運転ランプである。41は回転数検知回路40
の電源となる回転数回路電源で、前記安全スイッチ作動
検知回路55及び安全スイッチ回路50に電源トランス
29から供電線56で供給された電源を流用して使用す
るものである。
【0025】また、図4において、開位置安全スイッチ
51及び閉位置安全スイッチ52は、リミットスイッチ
として前記モーター回転数の計数機構と共に同じ装置本
体に収納されている。また、前記モーター駆動軸と連動
する計数回転軸42に対して、減速回転歯車列63によ
りカーテンの開閉限度位置を往復する間にも1回転する
ことなく回転する開閉限度検出軸64が連動するように
設けてあり、開閉限度検出軸64に設けた検出円板6
5,66に突設した接触端子67,68が、前記各安全
スイッチ51,52の作動端子61,62に相対してい
る。なお、図4において、検出円板65,66に突設し
た接触作動端子67,68が同じ位置にあるように記載
してあるが、実際には、いずれも、カーテンの開閉限界
位置に対応して、開閉限度検出軸64の正逆回転の両端
限度位置に設けてある。
【0026】上記の構成からなる本発明システムの位置
実施態様を図5及び図6を用いて説明すると、図5の初
期設定の段階では、ステップ1で、実際にカーテンを動
かして開位置安全スイッチ51及び閉位置安全スイッチ
52を作動させて、カーテンの開閉限界位置を設定し、
次いで、ステップ2で、例えば、全開の限界位置がカウ
ンター数値で0、全閉の限界位置が100のようにカー
テンの開閉限界位置をカウンター数値で設定する。
【0027】次ぎに、図6において、手動の設定器、又
は、自動の温度設定器や24時間タイマー設定器によ
り、カウンター数値によりカーテン開閉位置が設定され
ると、ステップ2において、そのときのカーテンの開閉
位置に対して設定された開閉位置がカウンター数値の比
較から開方向か閉方向に判断され、ステップ3におい
て、開方向であれば、モーター開制御回路36が作動
し、閉方向であれば、モーター閉制御回路35が作動し
て、ステップ4において、開方向であれば、カーテン開
閉モーター37が開方向に回転し、閉方向であれば、カ
ーテン開閉モーター37が閉方向に回転する。
【0028】ステップ5において、回転数検知回路40
が回転数をカウントし、回転数パルス検知回路48か
ら、モーター開制御回路36又はモーター閉制御回路3
5に伝達され、ステップ6においてカウンターの設定値
でモーターが停止し、カーテンは設定された開閉位置で
停止する。図6の実施例では、ステップ7にリターン手
段が設けてあり、カーテン位置に移動後にリターンキイ
等により復帰作動を指示すると、元のカウンター数値が
設定されて、モーターは逆転駆動して、カーテンは元位
置に復帰するように構成してある。
【0029】次ぎに、ステップ8に記載のように、本シ
ステムに誤作動等が発生し、ステップ9のように、モー
ターが設定カウンター数値を越えて回転し続ける場合、
ステップ10のごとく、安全スイッチ回路50の閉位置
又は開位置の安全スイッチ51又は52が閉成して、安
全スイッチ作動検知回路55から、モーター開制御回路
36又はモーター閉制御回路35に伝達され、カーテン
は開閉限度位置で安全に停止する。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係る温室等のカー
テン開閉制御システムによれば、カーテンを可変に設定
した開閉位置に停止させる開閉位置制御手段と、カーテ
ンを開閉限度位置に停止させる開閉限度停止手段とから
なる構成を有することにより、カーテンを可変に設定し
た開閉位置に停止させることができるから、全閉位置や
全開位置ではない、例えば、そのときの気候における最
適な湿度や温度に温室内を保持するに適した任意の適宜
なカーテンの開閉位置を設定し、その開閉位置にカーテ
ンを直ちに移行して停止させることができるから、温度
が低くなりすぎたり、温度が高くなすぎたりすることな
く、設定温度に円滑に移行して保持することができる効
果がある。
【0031】更に、例えば、気温や天候の急変や設定ミ
ス等により、開閉位置制御手段により、カーテンを開閉
限度を越える開閉設定をしてしまったような場合には、
開閉限度停止手段によりカーテンを開閉限度位置に停止
させることができるから、安心してカーテンの開閉位置
制御を行うことができる効果がある。
【0032】また、本発明は、請求項1に記載の温室等
のカーテン開閉制御システムにおいて、開閉位置制御手
段がカーテン開閉モーターと連動する回転軸の回転数に
関連するカウンター数値を設定することによりカーテン
の開閉位置を可変に設定するようにした構成を有するこ
とから、カウンター数値によりカーテンの開閉位置を可
変に設定することができ、従って、開閉位置を数値的に
きめ細かく設定することができ、温室等の室温や湿度変
化に円滑、明確に対応することができる効果がある。
【0033】また、本発明は、請求項1又は2に記載の
温室等のカーテン開閉制御システムにおいて、開閉位置
制御手段が、手動設定器の他に、タイマー、温度又は湿
度等の自動設定器により開閉位置を可変に設定して開閉
するようにした構成を有するから、カーテンを、例え
ば、全開のときのカウンター値が0で全閉が100とす
ると、初期設定を手動で開位置15、閉位置45として
ある場合、単に開閉いずれかを指定すれば、カーテンは
この設定区間で開閉することとなり、また、自動設定器
が、例えば、カーテンが開位置15にある場合、室温を
上げるためカウンター値で開位置20を指定すれば、カ
ーテンは開位置20まで移行することとなり、また、タ
イマーにより時間的にカーテン位置をカウンター数値で
指定しておけばその時刻になると、カーテンを指定され
た開閉位置にプログラム通りに移行することができる等
の効果がある。
【0034】また、本発明は、請求項1、2又は3に記
載の温室等のカーテン開閉制御システムにおいて、開閉
位置制御手段が、開閉限度位置を越えてカーテンの開閉
位置を設定できないようにした構成を有することによ
り、開閉限度位置を、例えば、開閉位置制御手段のカー
テン開閉位置の設定値で開き限度位置が10で、閉じ限
度位置が90であったとき、開閉位置制御手段のカーテ
ン開閉位置の設定値を、10以下と90以上に設定でき
ないように構成して、故障以外には、誤ってカーテンが
開閉限度位置を越えて駆動されるようなことが起こらな
いようにすることができ、安全を図ることがけきる効果
がある。
【0035】また、本発明は、請求項1、2、3又は4
に記載の温室等のカーテン開閉制御システムにおいて、
カーテンの可変開閉位置の検出手段と、カーテンの開閉
限度位置の検出手段を、カーテン開閉制御装置本体内に
組み込んでなる構成を有することにより、装置を一つに
コンパクトにして持ち運ぶことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る温室等のカーテン開閉装置の
一実施例を示す説明図。
【図2】 本発明に係る温室等のカーテン開閉装置の
一実施例の要部を示す斜面図。
【図3】 本発明に係る温室等のカーテン開閉制御シ
ステムのブロック図。
【図4】 本発明に係る温室等のカーテン開閉制御装
置の一実施例の要部の概略平面図。
【図5】 本発明システムの一作動態様を示す説明
図。
【図6】 本発明システムの一作動態様を示す説明
図。
【符号の説明】
1 カーテン開閉ワイヤ 2 滑車 3 中継滑車 4 中継滑車 5 中継滑車 6 中継滑車 7 カーテン開閉端部材 8 カーテン開閉端部材 9 カーテン開閉端部材 10 駆動軸 11 軸受 12 軸受部材 13 カーテン開閉端部材 14 クリップ 15 カーテン 16 カーテン 17 カーテン 18 カーテン 19 カーテン押さえワイヤ 20 温室 21 壁面 22 骨組 23 壁面 24 支柱 25 押さえリング 26 電源 27 ブレーカー 28 ヒューズ 29 電源トランス 30 整流回路 31 開閉カウンター数値設定部 32 カーテン開閉自動設定部 33 切替スイッチ 34 カーテン駆動方向切替スイッチ 35 モーター閉制御回路 36 モーター開制御回路 37 カーテン駆動モーター 38 安全ランプ 39 カーテン開閉制御装置 40 回転数検知回路 41 回転数回路電源 42 計数回転軸 43 回転円板 44 スリット 45 発光素子 46 受光素子 47 エンコーダ 48 回転パルス検知回路 49 フォトカプラ素子 50 安全スイッチ回路 51 開位置安全スイッチ 52 閉位置安全スイッチ 53 ダイオード 54 ダイオード 55 安全スイッチ作動検知回路 56 供電線 57 リレー 58 リレー 59 電源ランプ 60 運転ランプ 61 作動端子 62 作動端子 63 減速回転歯車列 64 開閉限度検出軸 65 検出円板 66 検出円板 67 接触作動端子 68 接触作動端子 69 連動歯車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンを可変に設定した開
    閉位置に停止させる開閉位置制御手段と、カーテンを開
    閉限度位置に停止させる開閉限度停止手段とからなる温
    室等のカーテン開閉制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の温室等のカ
    ーテン開閉制御システムにおいて、開閉位置制御手段が
    カーテン開閉モーターと連動する回転軸の回転数に関連
    するカウンター数値を設定することによりカーテンの開
    閉位置を可変に設定するようにした温室等のカーテン開
    閉制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の温室
    等のカーテン開閉制御システムにおいて、開閉位置制御
    手段が、手動設定器の他に、タイマー、温度又は湿度等
    の自動設定器により開閉位置を可変に設定して開閉する
    ようにした温室等のカーテン開閉制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の
    温室等のカーテン開閉制御システムにおいて、開閉位置
    制御手段が、開閉限度位置を越えてカーテンの開閉位置
    を設定できないようにした温室等のカーテン開閉制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4に記
    載の温室等のカーテン開閉制御システムにおいて、カー
    テンの可変開閉位置の検出手段と、カーテンの開閉限度
    位置の検出手段を、カーテン開閉制御装置本体内に組み
    込んでなる温室等のカーテン開閉制御システム。
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