JP2001298929A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2001298929A
JP2001298929A JP2000113540A JP2000113540A JP2001298929A JP 2001298929 A JP2001298929 A JP 2001298929A JP 2000113540 A JP2000113540 A JP 2000113540A JP 2000113540 A JP2000113540 A JP 2000113540A JP 2001298929 A JP2001298929 A JP 2001298929A
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JP
Japan
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rotor yoke
balance weight
core
rotor
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000113540A
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English (en)
Inventor
Sumiyoshi Honda
純芳 本多
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Canon Inc
Canon Precision Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Precision Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロータヨークにバランスウエイトを塗布する場
合のモータ径の増大を無くし、かつ、バランスウエイト
が遠心力により剥離、飛散する現象を防止する。 【構成】巻線7が巻き回されたコア3及び回路基板2を
ハウジング1の外周面に取り付け、コアの外周面を覆う
ロータヨーク12の内周面にコアの外周面と対向するロ
ータマグネット11を設けたブラシレスモータにおい
て、ロータヨーク12の内面にバランスウエイト21を
塗布するとともに、バランスウエイトを塗布する際のア
クセス用切り欠き22を回路基板2に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線が巻き回され
たコアの外周面を覆うように配設されたロータヨークを
有するアウターロータ型のブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】前記アウターロータ型のブラシレスモー
タは、一般に、ハウジングの外周面に巻線が巻き回され
たコア及び回路基板を取り付け、該ハウジングの内径に
モータ軸を回転自在に軸支し、前記モータ軸に前記コア
の外周面を覆う形状のロータヨークを固定し、該ロータ
ヨークの内周面に前記コアの外周面と所定隙間をもって
対向するロータマグネットが設けられる構成になってい
る。
【0003】このような内周面にマグネットを有するロ
ータヨークと制御用の回路基板とを具備したブラシレス
モータにおいては、不均一慣性モーメントに起因するア
ンバランス回転を修正するために、前記ロータヨークの
外周に形成されたつば部(張出部)にバランスウェイト
を塗布してアンバランス量を修正する構成が採られてい
る。すなわち、図3は従来のロータヨークを示す模式的
縦断面図であり、図示のように、ロータヨーク62の外
周面の開口端縁部に外方へ張り出したつば部63を形成
し、このつば部を利用してバランスウエイト64を塗布
していた。なお、図3において、65はロータマグネッ
トを、66はコアを、67はコア66に巻き回された巻
線を、68はモータハウジングを、69はモータ軸を、
それぞれ示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアンバランス量修正のための構成では、ロー
タヨーク62の外周につば部を形成することからモータ
の最大径が増大することになり、その分モータ設置スペ
ースが増大する傾向になり、小型軽量化のための設計が
益々困難になるという不都合がある。また、ロータヨー
クの外周のつば部にバランスウエイトを塗布することか
ら、モータ回転中に該バランスウエイトが遠心力によっ
て剥離され飛散するおそれもある。
【0005】本発明はこのような従来の技術的課題に鑑
みてなされたものであり、本発明の目的は、ロータヨー
クにバランスウエイトを塗布する場合のモータ径の増大
を無くすことができ、さらに、バランスウエイトが遠心
力により剥離、飛散する現象を防止することができるブ
ラシレスモータを提供することである。
【0006】
【課題解決のための手段】本発明(請求項1)は、上記
目的を達成するため、ハウジングの外周面に巻線が巻き
回されたコア及び回路基板を取り付け、該ハウジングの
内径にモータ軸を回転自在に軸支し、前記モータ軸に前
記コアの外周面を覆う形状のロータヨークを固定し、該
ロータヨークの内周面に前記コアの外周面と所定隙間を
もって対向するロータマグネットが設けられたブラシレ
スモータにおいて、前記ロータヨークの内面にバランス
ウエイトを塗布することを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、上記請求項1の構成に
加えて、前記回路基板に、前記バランスウエイトを塗布
する際に前記ロータヨークの内面にアクセスするための
切り欠きを形成する構成とすることにより、一層効率よ
く上記目的を達成するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明を適用したブラシレ
スモータの一実施例を示す模式的縦断面図であり、図2
は図1中の線2−2から見た端面図である。図1及び図
2において、1はモータ全体を支持するハウジング1で
あり、該ハウジング1の外周部には回路基板2及びコア
(鉄心)3が取り付けられており、該ハウジング1の内
周部にはモータ軸4を回転自在に軸支する2個のベアリ
ング(図示の例では玉軸受)5、6の外輪が嵌合固定さ
れている。前記コア3には巻線(コイル)7が巻き回さ
れている。
【0009】前記回路基板2には、ロータ位置検出器8
やコイル端末線半田付け部(不図示)等が設けられてい
る。前記ハウジング1には前記巻線7が巻き回されたコ
ア3が接着又は圧入等で固定されており、該巻線7に通
電することにより後述するロータユニット(ロータマグ
ネット及びロータヨーク)との磁気作用によりトルクを
発生させるように構成されている。以上により、前記ハ
ウジング1を支持部材とするステータユニット10が構
成されている。そして、前記ベアリング5、6によって
モータ軸4が回転自在に軸支されている。
【0010】図1及び図2において、前記コア3の半径
方向外側にはトルクを発生するロータマグネット11と
該ロータマグネット11を保持するとともに磁路を形成
するロータヨーク12が配設されている。前記ロータヨ
ーク12は一端開放のドラム形状をしており、その中心
部には取付具13がかしめ等によって固定されている。
そして、前記取付具13を前記モータ軸4に圧入等で固
定することにより、前記ロータマグネット11及び前記
ロータヨーク12が該モータ軸4に固定されている。こ
うして、ブラシレスモータの回転部であるロータユニッ
ト15が構成されている。
【0011】前記モータ軸4の反出力軸側端部には、円
周溝19に装着された止め輪16によって抜け止めされ
たワッシャ17が装着され、該ワッシャ17と前記反出
力軸側のベアリング9の内輪との間に板ばね18が装着
されている。この板ばね18は、前記反出力軸側のベア
リング6と前記出力軸側のベアリング5に軸方向の予圧
をかけるためのものである。
【0012】以上により、ハウジング1の外周面に巻線
7が巻き回されたコア3及び回路基板2を取り付け、該
ハウジングの内径にモータ軸4を回転自在に軸支し、前
記モータ軸に前記コア3の外周面を覆う形状のロータヨ
ーク12を固定し、該ロータヨークの内周面に前記コア
の外周面と所定隙間をもって対向するロータマグネット
11が設けられたブラシレスモータが構成されている。
【0013】そこで、本発明を適用したブラシレスモー
タにおいては、図1及び図2に示すように、前記ロータ
ヨーク12の内面(内周面の少なくとも一部)にバラン
スウエイト21が塗布により設けられている。そして、
前記回路基板2には、前記バランスウエイト21を塗布
する際に前記ロータヨーク12の内面にアクセスするた
めの切り欠き22が形成されている。図示の例では、前
記回路基板2がモータの反出力軸側に取り付けられ、前
記切り欠き22は該回路基板2の前記ロータヨーク12
の内周面に対応する半径方向位置を含む部位を露出させ
るようなU字形状に形成されている。
【0014】つまり、前記切り欠き22は、前記ロータ
ヨーク12の内面にバランスウェイト21を塗布するこ
とができるような位置まで回路基板2をU状に切り欠い
て形成されている。バランスウェイト21を塗布するに
際しては、前記切り欠き部分22を通してバランス修正
用ジグを挿入することにより前記ロータヨーク12の内
面にバランスウエイト21を塗布する。
【0015】以上説明した実施例によれば、ロータヨー
ク12の内面にバランスウエイト21を塗布する構成と
したので、ロータヨーク12にバランスウエイトを塗布
する場合のモータ径の増大を無くすことができる。すな
わち、図1及び図3に示すように、ロータヨークの外径
を両者同一の径φaとすると、本発明を適用した図1の
構成ではロータヨークの最大外径をφaに抑えることが
できるのに対し、ロータヨーク62につば部63を設け
る図3の従来例では、ロータヨーク62の最大外径φb
は上記φaより大きくなっている。つまり、本発明を適
用することにより、ロータヨークの最大外径を従来構造
に比べ「φb−φa>0」だけ減少させることができ、
その分モータの小型軽量化を図ることが可能になった。
さらに、以上説明した実施例によれば、バランスウエイ
トをロータヨーク12の内面に塗布することから、バラ
ンスウエイトが遠心力により剥離、飛散する現象を防止
することができるようになった。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
(請求項1)によれば、ハウジングの外周面に巻線が巻
き回されたコア及び回路基板を取り付け、該ハウジング
の内径にモータ軸を回転自在に軸支し、前記モータ軸に
前記コアの外周面を覆う形状のロータヨークを固定し、
該ロータヨークの内周面に前記コアの外周面と所定隙間
をもって対向するロータマグネットが設けられたブラシ
レスモータにおいて、前記ロータヨークの内面にバラン
スウエイトを塗布する構成としたので、ロータヨークに
バランスウエイトを塗布する場合のモータ径の増大を無
くすことができ、さらに、バランスウエイトが遠心力に
より剥離、飛散する現象を防止することができるブラシ
レスモータが提供される。
【0017】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
構成に加えて、前記回路基板に、前記バランスウエイト
を塗布する際に前記ロータヨークの内面にアクセスする
ための切り欠きを形成する構成としたので、上記効果に
加えて、バランスウエイトの塗布を一層容易に行うこと
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したブラシレスモータの一実施例
を示す模式的縦断面図である。
【図2】図1中の線2−2から見た模式的端面図であ
る。
【図3】従来のブラシレスモータを示す模式的縦断面図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 回路基板 3 コア 4 モータ軸 5 ベアリング 6 ベアリング 7 巻線 10 ステータユニット 11 ロータマグネット 12 ロータヨーク 15 ロータユニット 18 板ばね 21 バランスウエイト 22 切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H019 AA06 AA07 BB01 BB04 BB15 CC04 FF01 5H615 AA01 BB01 BB07 BB14 PP02 PP07 SS54 5H621 JK13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの外周面に巻線が巻き回さ
    れたコア及び回路基板を取り付け、該ハウジングの内径
    にモータ軸を回転自在に軸支し、前記モータ軸に前記コ
    アの外周面を覆う形状のロータヨークを固定し、該ロー
    タヨークの内周面に前記コアの外周面と所定隙間をもっ
    て対向するロータマグネットが設けられたブラシレスモ
    ータにおいて、 前記ロータヨークの内面にバランスウエイトを塗布する
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記回路基板に、前記バランスウエイ
    トを塗布する際に前記ロータヨークの内面にアクセスす
    るための切り欠きを形成することを特徴とする請求項1
    に記載のブラシレスモータ。
JP2000113540A 2000-04-14 2000-04-14 ブラシレスモータ Pending JP2001298929A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012211046A1 (de) 2012-06-27 2014-01-02 Robert Bosch Gmbh Elektrischer Außenläufermotor

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