JP2001298015A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

Info

Publication number
JP2001298015A
JP2001298015A JP2000116304A JP2000116304A JP2001298015A JP 2001298015 A JP2001298015 A JP 2001298015A JP 2000116304 A JP2000116304 A JP 2000116304A JP 2000116304 A JP2000116304 A JP 2000116304A JP 2001298015 A JP2001298015 A JP 2001298015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrode plate
frequency
electric field
plasma
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000116304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4454781B2 (ja
Inventor
Shinji Himori
慎司 桧森
Toshiki Takahashi
俊樹 高橋
Takumi Komatsu
巧 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000116304A priority Critical patent/JP4454781B2/ja
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to EP01919956A priority patent/EP1289003B1/en
Priority to PCT/JP2001/003245 priority patent/WO2001080297A1/ja
Priority to KR1020027013885A priority patent/KR100934512B1/ko
Priority to KR1020097001866A priority patent/KR20090027255A/ko
Priority to TW090109153A priority patent/TW523828B/zh
Publication of JP2001298015A publication Critical patent/JP2001298015A/ja
Priority to US10/273,000 priority patent/US7104217B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4454781B2 publication Critical patent/JP4454781B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32532Electrodes
    • H01J37/32541Shape
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32532Electrodes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より微細化に対応可能な高密度プラズマを用
いたプラズマ処理において、電極表面における電界分布
の不均一を小さくすることが可能なプラズマ処理装置お
よびそれに用いられる電極を提供すること。 【解決手段】 被処理基板Wに所定のプラズマ処理を施
すプラズマ処理装置において、上部電極21は、下部電
5に対向するように設けられた電極板23と、この電極
板23の裏面側中央部に設けられた誘電体部材61とを
有し、誘電体部材61は、供給される高周波電力の周波
数において共振が生じ、かつその中に電極板に対して直
交する電界が生じるようにその寸法および誘電率が決定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板等の基
板にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置およびそれに
用いられる電極に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おいては、被処理基板である半導体ウエハに対して、エ
ッチングやスパッタリング、CVD(化学気相成長)等
のプラズマ処理が多用されている。
【0003】このようなプラズマ処理を行うためのプラ
ズマ処理装置としては、種々のものが用いられている
が、その中でも容量結合型平行平板プラズマ処理装置が
主流である。
【0004】容量結合型平行平板プラズマ処理装置は、
チャンバー内に一対の平行平板電極(上部および下部電
極)を配置し、処理ガスをチャンバー内に導入するとと
もに、電極の少なくとも一方に高周波を印加して電極間
に高周波電界を形成し、この高周波電界により処理ガス
のプラズマを形成して半導体ウエハに対してプラズマ処
理を施す。
【0005】このような容量結合型平行平板プラズマ処
理装置により半導体ウエハ上の膜、例えば酸化膜をエッ
チングする場合には、チャンバー内を中圧にして、中密
度プラズマを形成することにより、最適ラジカル制御が
可能であり、それによって適切なプラズマ状態を得るこ
とができ、高い選択比で、安定性および再現性の高いエ
ッチングを実現している。
【0006】しかしながら、近年、ULSIにおけるデ
ザインルールの微細化がますます進み、ホール形状のア
スペクト比もより高いものが要求されており、酸化膜の
エッチング等において従来の条件では必ずしも十分とは
いえなくなりつつある。
【0007】そこで、印加する高周波電力の周波数を上
昇させ、良好なプラズマの解離状態を維持しつつ、高密
度プラズマを形成することが試みられている。これによ
り、より低圧の条件下で適切なプラズマを形成すること
ができるので、さらなるデザインルールの微細化に適切
に対応することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者の
検討結果によれば、このようなプラズマ処理装置におい
ては、上部電極が導電体または半導体であるため、以下
のような不都合が生じることが判明した。
【0009】上述したように高密度プラズマを形成する
ために印加周波数を上昇させると、高周波が印加される
電極における表面のインダクタンスを無視することがで
きなくなり、電極中央での電界が強くなって径方向での
電界分布が不均一になる。
【0010】このように電界分布が不均一になるとプラ
ズマ密度が不均一となってエッチングレート分布が不均
一となるため、上記いずれかの電界分布不均一の原因を
取り除いてエッチングレート分布を均一にすることが必
要となる。
【0011】しかしながら、従来、このような高密度プ
ラズマを用いた場合の問題点が必ずしも明確に認識され
ていたわけではなく、上記のような電界分布不均一を解
消しようとする試みは未だ十分になされていないのが現
状である。
【0012】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、より微細化に対応可能な高密度プラズマを用
いたプラズマ処理において、電極表面における電界分布
の不均一を小さくすることが可能であり、均一なプラズ
マを生成することができるプラズマ処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、チャンバー内に第1および第2の電極を
互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支持
させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処理
ガスを導入しつつ前記第1の電極に高周波電力を供給
し、これら電極間に高周波電界を形成して処理ガスのプ
ラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所定
のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、前記
第1の電極は、第2の電極に対向するように設けられ
た、導電体または半導体で構成された電極板と、この電
極板の第2の電極側と反対側の面に設けられ電極板を支
持する導電性の支持体と、この支持体の中央部の凹部に
設けられた誘電体部材とを有し、前記誘電体部材は、供
給される高周波電力の周波数において共振が生じ、かつ
その中に電極板に対して直交する電界が生じるようにそ
の寸法および誘電率が決定されることを特徴とするプラ
ズマ処理装置を提供する。
【0014】本発明はまた、チャンバー内に第1および
第2の電極を互いに平行に設け、前記第2の電極に被処
理基板を支持させた状態で、減圧下に保持されたチャン
バー内に処理ガスを導入しつつ前記第1の電極に高周波
電力を供給し、これら電極間に高周波電界を形成して処
理ガスのプラズマを生成し、このプラズマにより被処理
基板に所定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であ
って、前記第1の電極は、第2の電極に対向するように
設けられた、導電体または半導体で構成された電極板
と、この電極板の第2の電極側と反対側の面に設けられ
電極板を支持する導電性の支持体と、支持体の中央部に
設けられた空洞部とを有し、前記空洞部は、供給される
高周波電力の周波数において共振が生じ、かつその中に
電極板に対して直交する電界が生じるようにその寸法が
決定されることを特徴とするプラズマ処理装置を提供す
る。
【0015】上記プラズマ装置において、電極板におけ
る以下の(1)式で表されるスキンデプスδが、電極板
の厚さよりも大きいことが好ましい。 δ=(2ρ/ωμ)1/2 ……(1) ただし、ω:高周波電力の角周波数(=2πf(f:周
波数))、ρ:電極板の比抵抗、μ:電極板の透磁率
【0016】この際に、電極板の比抵抗が0.1Ω・m
以上、さらには0.3〜0.75Ω・mであることが好
ましい。また、前記誘電体部材の比誘電率が1〜10で
あることが好ましい。
【0017】本発明においては、電極板の第2の電極側
と反対側の面に設けられた導電性の支持体の中央部の凹
部に誘電体部材を設け、供給される高周波電力の周波数
において共振が生じ、かつその中に電極板に対して直交
する電界が生じるように、誘電体部材の寸法もしくは誘
電率が決定されるか、または電極板の第2の電極側と反
対側の面に設けられた導電性の支持体の中央部に空洞部
を設け、供給される高周波電力の周波数において共振が
生じ、かつその中に電極板に対して直交する電界が生じ
るように、空洞部の寸法が決定されるが、このように誘
電体部材または空洞部において共振が生じて電極板に対
して直交する電界が発生する場合には、誘電体部材また
は空洞部の電界と電極の電界とが結合し、誘電体部材ま
たは空洞部の電界によって、電極板における誘電体部材
直下または空洞部直下の電界強度、すなわち電極中心部
の電界を制御することができる。したがって、電極表面
の電界分布を均一にすることができ、プラズマの均一性
を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施
形態に係るプラズマ処理装置を模式的に示す断面図であ
る。このプラズマ処理装置1は、電極板が上下平行に対
向し、一方にプラズマ形成用電源が接続された容量結合
型平行平板エッチング装置として構成されている。
【0019】このプラズマ処理装置1は、例えば表面が
アルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウムか
らなる円筒形状に成形されたチャンバー2を有してお
り、このチャンバー2は保安接地されている。前記チャ
ンバー2内の底部にはセラミックなどの絶縁板3を介し
て、被処理体、例えば半導体ウエハ(以下「ウエハ」と
いう)Wを載置するための略円柱状のサセプタ支持台4
が設けられており、さらにこのサセプタ支持台4の上に
は、下部電極を構成するサセプタ5が設けられている。
このサセプタ5にはハイパスフィルター(HPF)6が
接続されている。
【0020】前記サセプタ支持台4の内部には、冷媒室
7が設けられており、この冷媒室7には、冷媒が冷媒導
入管8を介して導入され冷媒排出管9から排出されて循
環し、その冷熱が前記サセプタ5を介して前記ウエハW
に対して伝熱され、これによりウエハWの処理面が所望
の温度に制御される。
【0021】前記サセプタ5は円板状に成形され、その
上にウエハWと略同形の静電チャック11が設けられて
いる。静電チャック11は、絶縁材の間に電極12が介
在されており、電極12に接続された直流電源13から
例えば1.5kVの直流電圧が印加されることにより、
例えばクーロン力によってウエハWを静電吸着する。
【0022】そして、前記絶縁板3、サセプタ支持台
4、サセプタ5、さらには前記静電チャック11には、
被処理体であるウエハWの裏面に、伝熱媒体、例えばH
eガスなどを供給するためのガス通路14が形成されて
おり、この伝熱媒体を介してサセプタ5の冷熱がウエハ
Wに伝達されウエハWが所定の温度に維持されるように
なっている。
【0023】前記サセプタ5の上端周縁部には、静電チ
ャック11上に載置されたウエハWを囲むように、環状
のフォーカスリング15が配置されている。このフォー
カスリング15はシリコンなどの導電性材料からなって
おり、これによりエッチングの均一性が向上される。
【0024】前記サセプタ5の上方には、このサセプタ
5と平行に対向して上部電極21が設けられている。こ
の上部電極21は、絶縁材25を介して、チャンバー2
の上部に支持されており、下部電極としてのサセプタ5
との対向面を構成し、多数の吐出孔24を有する電極板
23と、この電極板23のサセプタ5とは反対の面に設
けられ、電極板23を支持し、導電性材料、例えば表面
がアルマイト処理されたアルミニウムからなる水冷構造
の電極支持体22とによって構成されている。この電極
21の詳細な構成については後述する。なお、サセプタ
5と上部電極21とは、例えば10〜60mm程度離間
している。
【0025】前記上部電極21における電極支持体22
にはガス導入口26が設けられ、さらにこのガス導入口
26には、ガス供給管27が接続されており、このガス
供給管27には、バルブ28、およびマスフローコント
ローラ29を介して、処理ガス供給源30が接続されて
いる。処理ガス供給源30から、プラズマ処理、例えば
エッチングのための処理ガスが供給される。
【0026】処理ガスとしては、従来用いられている種
々のものを採用することができ、例えばフロロカーボン
ガス(C)やハイドロフロロカーボンガス(C
)のようなハロゲン元素を含有するガスを好適
に用いることができる。他にAr、He等の希ガスやN
を添加してもよい。
【0027】前記チャンバー2の底部には排気管31が
接続されており、この排気管31には排気装置35が接
続されている。排気装置35はターボ分子ポンプなどの
真空ポンプを備えており、これによりチャンバー2内を
所定の減圧雰囲気、例えば1Pa以下の所定の圧力まで
真空引き可能なように構成されている。また、チャンバ
ー2の側壁にはゲートバルブ32が設けられており、こ
のゲートバルブ32を開にした状態でウエハWが隣接す
るロードロック室(図示せず)との間で搬送されるよう
になっている。
【0028】上部電極21には、整合器41を介して第
1の高周波電源40が接続されており、その際の給電は
上部電極21の上面中央部に接続された給電棒33によ
り行われる。また、上部電極21にはローパスフィルタ
ー(LPF)42が接続されている。この第1の高周波
電源40は、27〜150MHzの範囲の周波数を有し
ており、このように高い周波数を印加することによりチ
ャンバー2内に好ましい解離状態でかつ高密度のプラズ
マを形成することができ、低圧条件下のプラズマ処理が
可能となる。この例では、高周波電源40として60M
Hzのものを用いている。
【0029】下部電極としてのサセプタ5には、第2の
高周波電源50が接続されており、その給電線には整合
器51が介在されている。この第2の高周波電源50は
1〜4MHzの範囲の周波数を有しており、このような
範囲の周波数を印加することにより、被処理体であるウ
エハWに対してダメージを与えることなく適切なイオン
作用を与えることができる。この例では、第2の高周波
電源50として2MHzのものを用いている。
【0030】次に、上部電極21の構成について詳細に
説明する。図2は上部電極21の構造の第1の例を模式
的に示す断面図である。この例では、電極板23の裏
面、すなわち下部電極としてのサセプタ5とは反対側の
面に設けられた電極支持体22の中央部の凹部に電極板
23と接するように誘電体部材61が設けられている。
この誘電体部材61は電極支持体そして、この誘電体部
材61は、上部電極21に供給される高周波電力の周波
数において共振が生じかつその中に電極板23に対して
直交する電界が生じるようにその寸法および誘電率が決
定される。このように誘電体部材61に共振が生じて電
極板23に対して直交する電界が生じる場合には、誘電
体部材61の電界と電極23の電界とが結合し、誘電体
部材61の電界によって、電極板23における誘電体部
材61直下、すなわち電極中心部の電界を制御すること
ができる。
【0031】誘電体部材61としては、比誘電率が1〜
10のものが好ましい。この範囲の比誘電率を示すもの
として、石英(比誘電率3〜10)、アルミナや窒化ア
ルミニウム等のセラミックス(比誘電率5〜10)、テ
フロン(登録商標)やポリイミド等の樹脂(比誘電率2
〜3)を挙げることができる。
【0032】図3は上部電極21の第2の例を模式的に
示す断面図である。この例では、電極支持体22の電極
板23の裏面側の中央部に電極板23に接するように空
洞部62が設けられている。この空洞部62は誘電体
(比誘電率=1)として機能し、上部電極21に供給さ
れる高周波電力の周波数において共振が生じかつその中
に電極板23に対して直交する電界が生じるようにその
寸法が決定される。このように空洞部62に共振が生じ
て電極板23に対して直交する電界が生じる場合には、
空洞部62の電界と電極23の電界とが結合し、空洞部
62の電界によって、電極板23における空洞部62直
下、すなわち電極中心部の電界を制御することができ
る。
【0033】上述のように誘電体部材61または空洞部
62の電界と電極23の電界とを結合させるためには、
電極板23において高周波電力が供給される部分の電極
板表面(電極板の下面)からの厚さ、すなわち以下の
(1)式で表されるスキンデプスδが電極板23の厚さ
よりも大きいことが好ましい。 δ=(2ρ/ωμ)1/2 ……(1) ただし、ω:高周波電力の角周波数(=2πf(f:周
波数))、ρ:電極板の比抵抗、μ:電極板の透磁率
【0034】電極板23はSiやSiC等の導電体また
は半導体で構成されている。上記スキンデプスδは電極
板23の抵抗が大きいほど大きくなるので、スキンデプ
スδを電極板23の厚さよりも大きくする観点からは電
極板23は0.1Ω・m以上の比抵抗を有していること
が好ましい。より好ましくは0.3〜0.75Ω・mで
ある。このように電極板23を比較的高抵抗にするため
には、電極板23がSi製の場合には例えばBのドーパ
ント量を調整し、SiC製の場合には例えば焼結時の圧
力を調整する。
【0035】次に、以上のような上部電極21を備えた
プラズマ処理装置1における処理動作について、ウエハ
Wに形成された酸化膜をエッチングする場合を例にとっ
て説明する。
【0036】まず、被処理体であるウエハWは、ゲート
バルブ32が開放された後、図示しないロードロック室
からチャンバー2内へと搬入され、静電チャック11上
に載置される。そして、高圧直流電源13から直流電圧
が印加されることによって、ウエハWが静電チャック1
1上に静電吸着される。次いで、ゲートバルブ32が閉
じられ、排気機構35によって、チャンバー2内が所定
の真空度まで真空引きされる。
【0037】その後、バルブ28が開放されて、処理ガ
ス供給源30から処理ガスがマスフローコントローラ2
9によってその流量が調整されつつ、処理ガス供給管2
7、ガス導入口26を通って上部電極21の内部へ導入
され、さらに電極板23の吐出孔24を通って、図1の
矢印に示すように、ウエハWに対して均一に吐出され、
チャンバー2内の圧力が所定の値に維持される。
【0038】そして、その後、第1の高周波電源40か
ら27〜150MHz、例えば60MHzの高周波が上
部電極21に印加される。これにより、上部電極21と
下部電極としてのサセプタ5との間に高周波電界が生
じ、処理ガスが解離してプラズマ化する。
【0039】他方、第2の高周波電源50からは、1〜
4MHz、例えば2MHzの高周波が下部電極であるサ
セプタ5に印加される。これにより、プラズマ中のイオ
ンがサセプタ5側へ引き込まれ、イオンアシストにより
エッチングの異方性が高められる。
【0040】このように、上部電極21に印加する高周
波の周波数を27MHzよりも高くすることにより、プ
ラズマ密度を上げることができるが、従来の上部電極構
造では、印加周波数を上昇させた際の電極表面の径方向
のインダクタンスの影響を受けて電極板下面での電界の
不均一が生じる。
【0041】このような電界の不均一が生じる原因につ
いて図4および図5を参照して説明する。従来の電極2
1′の電極板23′は、比抵抗が0.02Ω・m程度で
あり、高周波電源から給電棒33′を介して供給される
高周波電流が高周波数化すると、表皮効果により電極の
極表面にしか電力が供給されず、図4に示すように、高
周波電力は給電棒33′の表面、電極支持体22′の上
面、電極支持体22′の側面、電極板23′の側面を通
ってプラズマ接触面である電極板23′の下面に達す
る。この場合に、給電棒33′は上部電極21′の中心
に存在しているため、電極板23′下面のエッジ部では
どこも電力が同じ位相であり、図5に示すように、電極
板23′のエッジ部から同位相で中心方向へ徐々に電力
が供給されるため、電極板23′の中心とエッジ部とで
位相差d/λ(λは電極表面波の波長、dは電極の半
径)が生じる。印加周波数が高くなると、電極板23′
下面の径方向のインダクタンスを無視できなくなり、上
記位相差による干渉作用によって、電極板23′下面の
中心部分の電界強度がエッジ部分の電界強度よりも高く
なる。また、中心位置はプラズマと接しているため、R
F等価回路的には開放端となっている。したがって、電
極板23′下面において中心部の電界が強くなって電界
分布に定在波的な不均一が生じる。これによりプラズマ
へ供給される電界分布が不均一となり、不均一なプラズ
マが形成される。
【0042】これに対して、本実施形態においては、上
部電極21の第1の例として、上述の図2に示すよう
に、電極板23の裏面側の面の中央部に誘電体部材61
を設け、上部電極21に供給される高周波電力の周波数
において共振が生じかつその中に電極板23に対して直
交する電界が生じるように誘電体部材61の寸法および
誘電率が決定されるようにしており、上部電極21の第
2の例として、上述の図3に示すように、電極支持体2
2の電極板23の裏面側の中央部に空洞部62を設け、
上部電極21に供給される高周波電力の周波数において
共振が生じかつその中に電極板23に対して直交する電
界が生じるように空洞部62の寸法が決定されるように
している。このように誘電体部材61または空洞62に
共振が生じて電極板23に対して直交する電界が生じる
場合には、誘電体部材61または空洞部62の電界と電
極23の電界とが結合し、誘電体部材61または空洞部
62の電界によって、電極板23における誘電体部材6
1直下、すなわち電極中心部の電界を制御することがで
き、電極板23の下面における電界分布を均一にして、
もって均一なプラズマを形成することができる。
【0043】この点についてさらに詳細に説明する。ス
キンデプスδが電極板23の厚さよりも大きくなると、
電界が電極板23を透過する。例えば、高周波電力の周
波数が60MHz、電極板23の厚さが10mmの場
合、比抵抗が0.1Ω・m以上となるとスキンデプスδ
が10mm以上となる。このとき第1の例の誘電体部材
61および第2の例の空洞部62はいずれも導電体で囲
まれた状態となる。このように導電体で囲まれた誘電体
が存在するとその寸法および誘電率によって決められる
周波数で共振が生じる。また、空洞の場合にも比誘電率
1の誘電体として機能し、その寸法によって決められる
周波数で共振が生じる。
【0044】例えば誘電体部材61または空洞部62が
円盤状の場合、共振の周波数はその径と厚さによって決
定される。ここで、電極板23の裏面に高さL、半径a
の円筒形の空洞部を形成する場合を考えると、共振にお
ける角周波数ωは以下の(2)式によって求められ
る。 (ω/c)=k +nπ/L ……(2) ただし、cは媒質中の光速度、kはTEモード時のJ
′(ka)=0、TMモード時のJ(ka)=
0 の根から求められる。ここで、Jはベッセル関数
であり、J′はベッセル関数の微分である。
【0045】今、空洞部62の共振を、TMモードのう
ち、薄い円盤状の空洞の上下面に電界が直交し、円盤の
中央で電界強度が最大となるTM010モードで考える
と、n=0でありka=2.4であるから、以下の
(3)式が成り立つ。 ω=ck=c(2.4/a) ……(3)
【0046】共振周波数をfとすると、ω=2πf
であるから、(3)式より以下の(4)式が成り立
つ。 f=(c/2π)・(2.4/a) ……(4) 空洞部の媒質を真空とすると半径aが100mm程度で
は共振周波数fはGHzオーダーとなる。
【0047】空洞部62の代わりに誘電体部材61を用
いる場合には、共振周波数fは、上記(4)式のcの
代わりに、v=1/(εμ)1/2で表されるvを用い
た以下の(5)式で表される。 f=(1/((εμ)1/2・2π))・(2.4/a) ……(5) ただし、εは誘電体部材61の比誘電率、μは誘電体部
材61の透磁率である。
【0048】しかし、誘電体部材61および空洞部62
は、抵抗体(高抵抗の電極)に囲まれているため、電磁
波の伝搬速度が遅くなり、共振周波数は低くなる。ま
た、TM010モードのQ値は以下の(6)式で与えら
れ、本実施形態のようにスキンデプスδが大きい場合に
は、Q値が小さくなる。 Q=1/δ{(1/a)+(1/L)} ……(6) 一方、誘電体部材61または空洞部62に形成される電
界強度は、共振周波数f を中心として例えば図6のよ
うに分布するが、Q値は、このグラフにおいて半値幅を
Δfとすると、以下の(7)式で表される。 Q=f/2Δf ……(7) したがって、半値幅Δfが大きいほどQ値は小さくな
る。つまり、スキンデプスδが大きくQ値が小さい場合
には、図6のグラフの半値幅Δfが大きくなり、誘電体
部材61または空洞部62に形成される電界強度分布が
ブロードになる。したがって、共振周波数fよりも極
めて低い60MHz程度の周波数においてもTM010
の共振モードの電磁界が励起されてくると考えられる。
【0049】誘電体部材61または空洞部62内で共振
が生じ、電極板23に対して直交する電界が発生する
と、誘電体部材61または空洞部62内部の電界と電極
板23表裏の電界とが結合する。この場合に、図7に示
すように、誘電体部材61または空洞部62を設けない
場合の電極板23表面の電界強度をEとし、電極板2
3における誘電体部材61または空洞部62の存在する
部分直下における電極板23表面の電界強度をE
し、誘電体部材61または空洞部62に発生する電界強
度をEとすると、代数的にE=E+Eと表すこ
とができるから、電極板23において、誘電体部材61
または空洞部62の存在する部分直下の電界強度を他の
部分よりも抑制することができる。この場合の電界強度
は、誘電体部材61または空洞部62の厚さL、径
a、電極板の比抵抗、誘電体部材の比誘電率等によって
調整することが可能である。
【0050】このようにして誘電体部材61または空洞
部62の電界を調整すれば、電極板23における誘電体
部材61直下、すなわち電極中心部の電界を制御するこ
とができ、電極板23の下面における電界分布を均一に
することができるのである。
【0051】このように、上記構造の上部電極21を用
いて、印加する高周波の周波数が上昇し、プラズマ密度
が上昇した際に生じる電界分布の不均一の問題を解消す
ることができるので、高密度でありながら均一なプラズ
マを形成することができる。したがって、本実施形態の
ようなプラズマエッチング装置の場合には、エッチング
の均一性が向上し、一層のデザインルールの微細化に適
切に対応することが可能となる。特に、印加周波数が2
7MHz以上で、プラズマ密度が1×1011個/cm
以上の場合に上記問題が生じやすく、以上のような上
部電極構造はこのような場合に特に有効である。
【0052】次に、上部電極の電極板裏面に空洞部を形
成した場合のシミュレーション結果について説明する。
まず、φ140mmで厚さ1mmの空洞部(真空)を形
成した場合について、電極板の比抵抗をそれぞれ0.1
Ω・mおよび0.9Ω・mにした場合における周波数と
電界強度との関係についてシミュレーションした。その
結果を図8に示す。図8は、横軸に周波数をとり、縦軸
に空洞部形成部分における電界強度比E /E(図7
参照)をとって、これらの関係を示すグラフである。こ
の図から、比抵抗値を高くすることで空洞に発生する電
界の割合が大きくなる周波数が低周波数側にシフトする
ことがわかる。
【0053】また、電極の比抵抗値および空洞部の径を
変化させた場合における空洞部径と電極中心位置での電
界の減衰との関係をシミュレーションした。この際に、
高周波電力の周波数を60MHz、比誘電率εを1、空
洞部の厚さを1mmとした。その結果を図9に示す。図
9は、横軸に空洞部の直径をとり、縦軸に電極板中心位
置での電界減衰比E/E(図7参照)をとって、電
極の比抵抗値を0.3、0.5,0.75Ω・mとした
場合におけるこれらの関係を示すグラフである。この図
から、電極の比抵抗が高いほど、電極板中心位置におけ
る電界減衰能が大きく、しかも電界減衰がより小さい空
洞部径から電界の減衰が生じていることが確認される。
【0054】さらにまた、空洞部の厚さを変化させたと
きの電極表面の電界強度分布をシミュレーションした。
この際に、空洞部の直径を140mm、空洞部の比誘電
率εを1、電極板の比抵抗を0.75Ω・m、周波数を
60MHzとした。その結果を図10に示す。図10
は、横軸に電極中心からの距離をとり、縦軸に電極板の
電界強度E(図7参照)をとって、空洞部の厚さを変
化させた場合の電界強度分布を示すグラフである。この
図から、電界の抑制効果は電極中心から80mmまでの
間で得られ、空洞部の厚さによって電界強度を抑制する
効果が変化することがわかる。ここでは空洞部の厚さが
0.3〜0.5mmで効果が大きいという結果が得られ
た。
【0055】さらにまた、空洞部の代わりに誘電体部材
を用い、誘電体の厚さを変化させたときの電極表面の電
界強度分布をシミュレーションした。この際に、誘電体
部材の直径を140mm、誘電体部材の比誘電率εを1
0、電極板の比抵抗を0.75Ω・m、周波数を60M
Hzとした。その結果を図11に示す。図11は、横軸
に電極中心からの距離をとり、縦軸に電極板の電界強度
(図7参照)をとって、誘電体部材の厚さを変化さ
せた場合の電界強度分布を示すグラフである。この図か
ら、電界の抑制効果は電極中心から60mmまでの間で
得られ、空洞部の厚さによって電界強度を抑制する効果
が変化することがわかる。ここでは誘電体部材の厚さが
1〜3mmと空洞部よりも厚い厚さ領域で効果が大きい
という結果が得られた。
【0056】次に、本発明に基づいて作成した上部電極
を用いて実験を行った結果について説明する。図1に示
した装置を用い、電極板の比抵抗値を0.5Ω・m、
0.75Ω・mとし、電極板裏面側の空洞部を形成しな
い電極、および空洞部の厚さを1mmに固定してその径
を50mm、100mm、140mm、240mmとし
た電極を用いて200mmウエハの酸化膜をC
スでエッチングした。高周波電力の周波数は60MHz
とした。
【0057】その結果を図12および図13に示す。図
12および図13は、それぞれ電極板の比抵抗が0.5
Ω・mおよび0.75Ω・mの場合におけるエッチング
レート分布を示すグラフである。これらの図に示すよう
に、電極板裏面に空洞部を形成しない場合には、ウエハ
の中央部でエッチングレートが高くなるが、電極板裏面
に空洞部を形成することによりウエハ中央部でのエッチ
ングレートが低下する傾向があることが確認された。そ
して、いずれの場合にも、空洞部の径が140mmの場
合に、エッチングレートがほぼ均一で、かつエッチング
レートが高いことが確認された。
【0058】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の
形態では、上下電極に高周波を印加したが、上部電極の
みに高周波を印加するタイプであってもよい。また、上
部電極に27〜150MHzの高周波を印加した場合に
ついて示したが、この範囲に限るものではない。さら
に、被処理基板として半導体ウエハを用い、これにエッ
チングを施す場合について説明したが、これに限らず、
処理対象としては液晶表示装置(LCD)基板等の他の
基板であってもよく、またプラズマ処理もエッチングに
限らず、スパッタリング、CVD等の他の処理であって
もよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電極板の第2の電極側と反対側の面に設けられた導電性
の支持体の中央部の凹部に誘電体部材を設け、供給され
る高周波電力の周波数において共振が生じ、かつその中
に電極板に対して直交する電界が生じるように、誘電体
部材の寸法もしくは誘電率が決定されるか、または電極
板の第2の電極側と反対側の面に設けられた導電性の支
持体の中央部に空洞部を設け、供給される高周波電力の
周波数において共振が生じ、かつその中に電極板に対し
て直交する電界が生じるように、空洞部の寸法が決定さ
れるが、このように誘電体部材または空洞部において共
振が生じて電極板に対して直交する電界が発生する場合
には、誘電体部材または空洞部の電界と電極の電界とが
結合し、誘電体部材または空洞部の電界によって、電極
板における誘電体部材直下または空洞部直下の電界強
度、すなわち電極中心部の電界を制御することができ
る。したがって、電極表面の電界分布を均一にすること
ができ、プラズマの均一性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置を
示す断面図。
【図2】上部電極の第1の例を模式的に示す断面図
【図3】上部電極の第2の例を模式的に示す断面図。
【図4】従来の上部電極における高周波電力の供給系路
を模式的に示す断面図。
【図5】従来の上部電極における高周波電力の供給系路
を模式的に示す底面図。
【図6】共振周波数とQ値との関係を説明するためのグ
ラフ。
【図7】電極板および誘電体部材または空洞部の電界強
度を説明するための図。
【図8】周波数と電界強度比E/Eとの関係のシミ
ュレーション結果を示すグラフ。
【図9】空洞部の直径と電極板中心位置での電界減衰比
/Eとの関係のシミュレーション結果を、電極の
比抵抗値を0.3、0.5,0.75Ω・mとした場合
について示すグラフ。
【図10】空洞部の厚さを変化させた場合の電界強度分
布を示すグラフ。
【図11】誘電体部材の厚さを変化させた場合の電解強
度分布を示すグラフ。
【図12】電極板の比抵抗を0.5Ω・mとし、電極板
裏面側の空洞部を形成しない電極、および空洞部の厚さ
を1mmに固定してその径を50mm、100mm、1
40mm、240mmとした電極を用いて200mmウ
エハの酸化膜をエッチングした場合のエッチングレート
分布を示すグラフ。
【図13】電極板の比抵抗を0.75Ω・mとし、電極
板裏面側の空洞部を形成しない電極、および空洞部の厚
さを1mmに固定してその径を50mm、100mm、
140mm、240mmとした電極を用いて200mm
ウエハの酸化膜をエッチングした場合のエッチングレー
ト分布を示すグラフ。
【符号の説明】
1;プラズマ処理装置 2;チャンバー 5;サセプタ(第2の電極) 6;ハイパスフィルター 21;上部電極(第1の電極) 23;電極板 30;処理ガス供給源 35;排気装置 40;第1の高周波電源 42;ローパスフィルター 41,51;整合器 50;第2の高周波電源 61;誘電体部材 62;空洞部 W;半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05H 1/46 H01L 21/302 C (72)発明者 小松 巧 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 Fターム(参考) 4G075 AA30 BC02 BC04 BC06 BD14 CA25 CA47 EB42 EC21 FC11 4K030 FA03 JA18 KA15 KA30 KA46 4K057 DA16 DB06 DD01 DM05 DM06 DM08 DM18 DM32 DM33 5F004 AA01 AA16 BA06 BB13 BB22 BB25 BC06 DA01 DA02 DA03 DA15 DA16 DB03 5F045 AA08 EB08 EH04 EH05 EH08 EH14 EH19 EJ02 EJ03 EJ09 EJ10 EM05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバー内に第1および第2の電極を
    互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支持
    させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処理
    ガスを導入しつつ前記第1の電極に高周波電力を供給
    し、これら電極間に高周波電界を形成して処理ガスのプ
    ラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所定
    のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、 前記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けら
    れた、導電体または半導体で構成された電極板と、この
    電極板の第2の電極側と反対側の面に設けられ電極板を
    支持する導電性の支持体と、この支持体の中央部の凹部
    に設けられた誘電体部材とを有し、前記誘電体部材は、
    供給される高周波電力の周波数において共振が生じ、か
    つその中に電極板に対して直交する電界が生じるように
    その寸法および誘電率が決定されることを特徴とするプ
    ラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 チャンバー内に第1および第2の電極を
    互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支持
    させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処理
    ガスを導入しつつ前記第1の電極に高周波電力を供給
    し、これら電極間に高周波電界を形成して処理ガスのプ
    ラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所定
    のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、 前記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けら
    れた、導電体または半導体で構成された電極板と、この
    電極板の第2の電極側と反対側の面に設けられ電極板を
    支持する導電性の支持体と、支持体の中央部に設けられ
    た空洞部とを有し、前記空洞部は、供給される高周波電
    力の周波数において共振が生じ、かつその中に電極板に
    対して直交する電界が生じるようにその寸法が決定され
    ることを特徴とするプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記電極板における以下の(1)式で表
    されるスキンデプスδが、電極板の厚さよりも大きいこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプラズ
    マ処理装置。 δ=(2ρ/ωμ)1/2 ……(1) ただし、ω:高周波電力の角周波数(=2πf(f:周
    波数))、ρ:電極板の比抵抗、μ:電極板の透磁率
  4. 【請求項4】 前記電極板の比抵抗が0.1Ω・m以上
    であることを特徴とする請求項3に記載のプラズマ処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記電極板の比抵抗が、0.3〜0.7
    5Ω・mであることを特徴とする請求項4に記載のプラ
    ズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記誘電体部材の比誘電率が1〜10で
    あることを特徴とする請求項1から請求項5に記載のプ
    ラズマ処理装置。
JP2000116304A 2000-04-18 2000-04-18 プラズマ処理装置 Expired - Fee Related JP4454781B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116304A JP4454781B2 (ja) 2000-04-18 2000-04-18 プラズマ処理装置
PCT/JP2001/003245 WO2001080297A1 (fr) 2000-04-18 2001-04-16 Appareil de traitement au plasma
KR1020027013885A KR100934512B1 (ko) 2000-04-18 2001-04-16 플라즈마 처리 장치
KR1020097001866A KR20090027255A (ko) 2000-04-18 2001-04-16 플라즈마 처리 장치
EP01919956A EP1289003B1 (en) 2000-04-18 2001-04-16 Plasma processing apparatus
TW090109153A TW523828B (en) 2000-04-18 2001-04-17 Plasma processing apparatus
US10/273,000 US7104217B2 (en) 2000-04-18 2002-10-18 Plasma processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116304A JP4454781B2 (ja) 2000-04-18 2000-04-18 プラズマ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001298015A true JP2001298015A (ja) 2001-10-26
JP4454781B2 JP4454781B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=18627783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000116304A Expired - Fee Related JP4454781B2 (ja) 2000-04-18 2000-04-18 プラズマ処理装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7104217B2 (ja)
EP (1) EP1289003B1 (ja)
JP (1) JP4454781B2 (ja)
KR (2) KR20090027255A (ja)
TW (1) TW523828B (ja)
WO (1) WO2001080297A1 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003068718A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Hitachi Ltd プラズマ処理装置
JP2005045067A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体デバイスの製造方法および半導体デバイスの製造装置
JP2007250860A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置用電極アッセンブリ及びプラズマ処理装置
JP2007250838A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置及びそれに用いられる電極
JP2007273596A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理用の電極板及びプラズマ処理装置
JP2007535789A (ja) * 2004-04-30 2007-12-06 オー・ツェー・エリコン・バルザース・アクチェンゲゼルシャフト 誘電体基板に基づいて円板状の加工品を製造する方法、ならびにそのための真空処理設備
JP2008243973A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置用の載置台及びプラズマ処理装置
JP2010212276A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置及びプラズマ処理装置用の電極
US8008596B2 (en) 2006-03-16 2011-08-30 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and electrode used therein
KR101109069B1 (ko) 2009-06-23 2012-01-31 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 플라즈마처리장치
US8178444B2 (en) 2008-02-06 2012-05-15 Tokyo Electron Limited Substrate processing method and substrate processing apparatus
JP2013175430A (ja) * 2012-01-27 2013-09-05 Tokyo Electron Ltd マイクロ波放射機構、マイクロ波プラズマ源および表面波プラズマ処理装置
US9202675B2 (en) 2009-03-06 2015-12-01 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and electrode for same
KR20230136527A (ko) 2022-03-18 2023-09-26 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 상부 전극 및 플라스마 처리 장치

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7537672B1 (en) * 1999-05-06 2009-05-26 Tokyo Electron Limited Apparatus for plasma processing
JP4454781B2 (ja) * 2000-04-18 2010-04-21 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
TW518690B (en) * 2000-09-14 2003-01-21 Tokyo Electron Ltd Plasma processing apparatus and its electrode plate, its electrode supporting body and its shield ring
US6879870B2 (en) * 2002-04-16 2005-04-12 Steven C. Shannon Method and apparatus for routing harmonics in a plasma to ground within a plasma enhanced semiconductor wafer processing chamber
JP4364667B2 (ja) * 2004-02-13 2009-11-18 東京エレクトロン株式会社 溶射部材、電極、およびプラズマ処理装置
US7988816B2 (en) 2004-06-21 2011-08-02 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and method
US7740737B2 (en) 2004-06-21 2010-06-22 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and method
US7951262B2 (en) * 2004-06-21 2011-05-31 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and method
TWI447803B (zh) * 2004-06-21 2014-08-01 Tokyo Electron Ltd A plasma processing apparatus, a plasma processing method, and a computer-readable memory medium
US7381291B2 (en) * 2004-07-29 2008-06-03 Asm Japan K.K. Dual-chamber plasma processing apparatus
JP4704088B2 (ja) 2005-03-31 2011-06-15 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
KR100788505B1 (ko) * 2005-07-25 2007-12-24 주식회사 피에스엠 분사식 플라즈마 처리장치
JP4673173B2 (ja) * 2005-09-15 2011-04-20 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマエッチング方法
US7895970B2 (en) * 2005-09-29 2011-03-01 Tokyo Electron Limited Structure for plasma processing chamber, plasma processing chamber, plasma processing apparatus, and plasma processing chamber component
KR101097625B1 (ko) * 2007-03-27 2011-12-22 캐논 아네르바 가부시키가이샤 진공 처리 장치
KR100988290B1 (ko) * 2008-01-25 2010-10-18 주식회사 셈테크놀러지 평행 평판형 전극 구조를 구비하는 대기압 플라즈마표면처리 장치
KR100988291B1 (ko) * 2008-01-25 2010-10-18 주식회사 셈테크놀러지 평행 평판형 전극 구조를 구비하는 대기압 플라즈마 표면처리 장치
JP5223377B2 (ja) * 2008-02-29 2013-06-26 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置用の電極、プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP5809396B2 (ja) * 2010-06-24 2015-11-10 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法及び基板処理装置
KR20120043636A (ko) * 2010-10-26 2012-05-04 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 플라즈마 처리 장치 및 플라즈마 cvd 장치
TWI594667B (zh) * 2011-10-05 2017-08-01 應用材料股份有限公司 對稱電漿處理腔室
US9487872B2 (en) * 2012-06-29 2016-11-08 GM Global Technology Operations LLC Electrolytic cell, method for enhancing electrolytic cell performance, and hydrogen fueling system
JP6068849B2 (ja) 2012-07-17 2017-01-25 東京エレクトロン株式会社 上部電極、及びプラズマ処理装置
CN105122951B (zh) 2013-03-13 2018-05-04 拉多姆公司 使用介质谐振器的等离子体发生器
KR20170073757A (ko) * 2015-12-18 2017-06-29 삼성전자주식회사 플라즈마 처리 장치용 상부 전극 및 이를 포함하는 플라즈마 처리 장치
CN109477207A (zh) * 2016-09-23 2019-03-15 应用材料公司 溅射喷淋头
US10900907B2 (en) 2017-02-17 2021-01-26 Radom Corporation Portable plasma source for optical spectroscopy
US10555412B2 (en) 2018-05-10 2020-02-04 Applied Materials, Inc. Method of controlling ion energy distribution using a pulse generator with a current-return output stage
US11476145B2 (en) 2018-11-20 2022-10-18 Applied Materials, Inc. Automatic ESC bias compensation when using pulsed DC bias
JP7451540B2 (ja) 2019-01-22 2024-03-18 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド パルス状電圧波形を制御するためのフィードバックループ
US11508554B2 (en) 2019-01-24 2022-11-22 Applied Materials, Inc. High voltage filter assembly
US11848176B2 (en) 2020-07-31 2023-12-19 Applied Materials, Inc. Plasma processing using pulsed-voltage and radio-frequency power
US11901157B2 (en) 2020-11-16 2024-02-13 Applied Materials, Inc. Apparatus and methods for controlling ion energy distribution
US11798790B2 (en) 2020-11-16 2023-10-24 Applied Materials, Inc. Apparatus and methods for controlling ion energy distribution
US11946140B2 (en) * 2021-03-26 2024-04-02 Applied Materials, Inc. Hot showerhead
US11495470B1 (en) 2021-04-16 2022-11-08 Applied Materials, Inc. Method of enhancing etching selectivity using a pulsed plasma
US11791138B2 (en) 2021-05-12 2023-10-17 Applied Materials, Inc. Automatic electrostatic chuck bias compensation during plasma processing
US11948780B2 (en) 2021-05-12 2024-04-02 Applied Materials, Inc. Automatic electrostatic chuck bias compensation during plasma processing
US11967483B2 (en) 2021-06-02 2024-04-23 Applied Materials, Inc. Plasma excitation with ion energy control
US20220399185A1 (en) 2021-06-09 2022-12-15 Applied Materials, Inc. Plasma chamber and chamber component cleaning methods
US11810760B2 (en) 2021-06-16 2023-11-07 Applied Materials, Inc. Apparatus and method of ion current compensation
US11569066B2 (en) 2021-06-23 2023-01-31 Applied Materials, Inc. Pulsed voltage source for plasma processing applications
US11776788B2 (en) 2021-06-28 2023-10-03 Applied Materials, Inc. Pulsed voltage boost for substrate processing
US11476090B1 (en) 2021-08-24 2022-10-18 Applied Materials, Inc. Voltage pulse time-domain multiplexing
US11694876B2 (en) 2021-12-08 2023-07-04 Applied Materials, Inc. Apparatus and method for delivering a plurality of waveform signals during plasma processing
US11972924B2 (en) 2022-06-08 2024-04-30 Applied Materials, Inc. Pulsed voltage source for plasma processing applications

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1203089B (it) * 1976-03-03 1989-02-15 Int Plasma Corp Procedimento ed apparecchiatura per eseguire reazioni chimiche nella regione della scarica luminescente di un plasma
US4425210A (en) * 1980-11-04 1984-01-10 Fazlin Fazal A Plasma desmearing apparatus and method
DE3272669D1 (en) * 1982-03-18 1986-09-25 Ibm Deutschland Plasma-reactor and its use in etching and coating substrates
DE3336652C2 (de) * 1983-10-08 1985-10-03 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V., 8000 München Vorrichtung zum Auftragen von Materialien, insbesondere amorphen wasserstoffhaltigen Kohlenstoffs
US5074456A (en) * 1990-09-18 1991-12-24 Lam Research Corporation Composite electrode for plasma processes
JPH0529137A (ja) 1991-07-25 1993-02-05 Fuji Electric Co Ltd 超電導電磁石
JPH0529137U (ja) * 1991-09-27 1993-04-16 国際電気株式会社 プラズマエツチング装置
KR100324792B1 (ko) * 1993-03-31 2002-06-20 히가시 데쓰로 플라즈마처리장치
TW312815B (ja) * 1995-12-15 1997-08-11 Hitachi Ltd
JP2000077384A (ja) * 1998-09-03 2000-03-14 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法およびプラズマ処理装置
US7537672B1 (en) * 1999-05-06 2009-05-26 Tokyo Electron Limited Apparatus for plasma processing
US6228438B1 (en) * 1999-08-10 2001-05-08 Unakis Balzers Aktiengesellschaft Plasma reactor for the treatment of large size substrates
JP4454781B2 (ja) * 2000-04-18 2010-04-21 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
TW518690B (en) * 2000-09-14 2003-01-21 Tokyo Electron Ltd Plasma processing apparatus and its electrode plate, its electrode supporting body and its shield ring
JP4364667B2 (ja) * 2004-02-13 2009-11-18 東京エレクトロン株式会社 溶射部材、電極、およびプラズマ処理装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003068718A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Hitachi Ltd プラズマ処理装置
JP2005045067A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体デバイスの製造方法および半導体デバイスの製造装置
JP2007535789A (ja) * 2004-04-30 2007-12-06 オー・ツェー・エリコン・バルザース・アクチェンゲゼルシャフト 誘電体基板に基づいて円板状の加工品を製造する方法、ならびにそのための真空処理設備
JP2012256604A (ja) * 2004-04-30 2012-12-27 Oerlikon Solar Ag Truebbach 誘電体基板に基づいて円板状の加工品を製造する方法、ならびにそのための真空処理設備
US8008596B2 (en) 2006-03-16 2011-08-30 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and electrode used therein
JP2007250860A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置用電極アッセンブリ及びプラズマ処理装置
JP2007250838A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置及びそれに用いられる電極
JP4707588B2 (ja) * 2006-03-16 2011-06-22 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置及びそれに用いられる電極
JP4615464B2 (ja) * 2006-03-16 2011-01-19 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置用電極アッセンブリ及びプラズマ処理装置
JP2007273596A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理用の電極板及びプラズマ処理装置
JP2008243973A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置用の載置台及びプラズマ処理装置
US8178444B2 (en) 2008-02-06 2012-05-15 Tokyo Electron Limited Substrate processing method and substrate processing apparatus
JP2010212276A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置及びプラズマ処理装置用の電極
US8888951B2 (en) 2009-03-06 2014-11-18 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and electrode for same
US9202675B2 (en) 2009-03-06 2015-12-01 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and electrode for same
KR20160098128A (ko) * 2009-03-06 2016-08-18 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치
KR101926908B1 (ko) * 2009-03-06 2018-12-07 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치
KR101995099B1 (ko) * 2009-03-06 2019-07-01 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치
KR101109069B1 (ko) 2009-06-23 2012-01-31 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 플라즈마처리장치
JP2013175430A (ja) * 2012-01-27 2013-09-05 Tokyo Electron Ltd マイクロ波放射機構、マイクロ波プラズマ源および表面波プラズマ処理装置
KR20230136527A (ko) 2022-03-18 2023-09-26 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 상부 전극 및 플라스마 처리 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4454781B2 (ja) 2010-04-21
EP1289003B1 (en) 2013-01-23
KR20020095215A (ko) 2002-12-20
US20030086840A1 (en) 2003-05-08
EP1289003A1 (en) 2003-03-05
KR100934512B1 (ko) 2009-12-29
WO2001080297A1 (fr) 2001-10-25
US7104217B2 (en) 2006-09-12
TW523828B (en) 2003-03-11
KR20090027255A (ko) 2009-03-16
EP1289003A4 (en) 2008-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4454781B2 (ja) プラズマ処理装置
JP4230029B2 (ja) プラズマ処理装置およびエッチング方法
JP4584565B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP4753276B2 (ja) プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置
JP4482308B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP2000323456A (ja) プラズマ処理装置およびそれに用いられる電極
JP4831853B2 (ja) 容量結合型平行平板プラズマエッチング装置およびそれを用いたプラズマエッチング方法
US7895970B2 (en) Structure for plasma processing chamber, plasma processing chamber, plasma processing apparatus, and plasma processing chamber component
KR100841118B1 (ko) 플라즈마 처리 장치 및 플라즈마 처리 방법
TW201820382A (zh) 電漿處理裝置及電漿處理方法
JP2001156051A (ja) プラズマ処理方法およびプラズマ処理装置
JPH08264515A (ja) プラズマ処理装置、処理装置及びエッチング処理装置
TW201843327A (zh) 成膜方法及電漿處理裝置
JP4935149B2 (ja) プラズマ処理用の電極板及びプラズマ処理装置
JPH10261498A (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP4467667B2 (ja) プラズマ処理装置
JP4566373B2 (ja) 酸化膜エッチング方法
JP4322350B2 (ja) プラズマ処理装置
JP2000223480A (ja) プラズマエッチング装置
JP3379506B2 (ja) プラズマ処理方法及び装置
EP1143497A1 (en) Plasma etching apparatus
JP2002164329A (ja) プラズマ処理装置
JPH06112138A (ja) マイクロ波プラズマ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4454781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160212

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees