JP2001297559A - テープカセットのリールロック機構 - Google Patents

テープカセットのリールロック機構

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JP2001297559A JP2000109088A JP2000109088A JP2001297559A JP 2001297559 A JP2001297559 A JP 2001297559A JP 2000109088 A JP2000109088 A JP 2000109088A JP 2000109088 A JP2000109088 A JP 2000109088A JP 2001297559 A JP2001297559 A JP 2001297559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープリールに対する適正なロック機能の維
持を図る。 【解決手段】 カセットシェル2に移動自在に支持され
ると共にテープリール4、4をロックするロック位置と
テープリールに対するロックを解除するロック解除位置
との間を移動するリールロック本体18と、該リールロ
ック本体をロック位置へ向けて付勢するスライド用バネ
19とを設け、リールロック本体に、横断面形状で円弧
状を為す連結部22a、22aを介して連結されると共
に該連結部によってテープリールをロックする方向へ付
勢されるリールロック部23、23を一体に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープカセットのリ
ールロック機構に関する。詳しくは、カセットシェルの
内部にテープ状記録媒体を巻装したテープリールが回転
自在に支持されたテープカセットに用いられたリールロ
ック機構についての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】テープカセットは、通常、テープ状記録
媒体、例えば、磁気テープを巻装したテープリールをカ
セットシェル内において回転自在に支持して成る。
【0003】テープカセットには、非使用時にテープリ
ールの回転を規制するリールロック機構が設けられてい
るものがあり、該リールロック機構のテープリールに対
するロックによって、テープカセットに振動等が加わっ
たときに磁気テープが容易に弛むようなことがないよう
にしている。
【0004】図11及び図12に、従来のリールロック
機構の一例を示す。
【0005】リールロック機構aは、リールロック本体
bとスライド用バネcとを備えている。
【0006】リールロック本体bは下方に開口された略
箱状を為し、後面部にスライド用バネcを支持するため
のバネ支持溝dが形成されている。そして、リールロッ
ク本体bの前面部には、その下端部から前方へ向けてリ
ールロック部e、eが突設されている。
【0007】リールロック部e、eは、リールロック本
体bと一体に形成され、該リールロック本体bに連続し
た基端部f、fと該基端部f、fに対して外方へ変位す
るように傾斜された係止部g、gとから成る。そして、
基端部f、fのリールロック本体b寄りの部分は、他の
部分より薄肉にされた薄肉ヒンジ部h、hとして形成さ
れている。従って、リールロック部e、eは、薄肉ヒン
ジ部h、hより前側の部分が、該薄肉ヒンジ部h、hを
支点として回動される。
【0008】リールロック機構aは、リールロック本体
bのバネ支持溝dにスライド用バネcの一端部が挿入さ
れることにより構成される。
【0009】リールロック本体bは、スライド用バネc
がリールロック本体bとカセットシェルの後面壁との間
で縮設されることにより前方へ付勢される。そして、リ
ールロック部e、eはリールロック本体bとともに、カ
セットシェルに対して前後方向、即ち、テープリールに
対して離接する方向へ移動する。
【0010】テープカセットが、テーププレイヤー等の
装置に装着されていない状態においては、リールロック
本体bがスライド用バネcの付勢力によって前方側へ移
動される。このときリールロック部e、eの係止部g、
gがテープリールの一部に係止され、これによりテープ
リールが回転不能な状態にロックされる。
【0011】また、テープカセットが、テーププレイヤ
ー等の装置に装着されると、該装置に設けられた挿入ピ
ンがカセットシェルに形成された挿入孔から挿入され、
さらに挿入ピンがリールロック本体bの内部に挿入され
ることによってリールロック本体bがスライド用バネc
の付勢力に抗して後方側へ移動される。このときリール
ロック部e、eの一部がカセットシェルに設けられた規
制リブに摺接されることによって、リールロック部e、
eは薄肉ヒンジ部h、hを支点として係止部g、gが互
いに近づく方向へ回動され、これによりリールロック機
構aのテープリールに対するロック状態が解除されてテ
ープリールが回転可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したリ
ールロック機構aにあっては、リールロック部e、eの
一部に他の部分より薄肉にした薄肉ヒンジ部h、hを形
成し、該薄肉ヒンジ部h、hを支点としてリールロック
部e、eを回動させているため、例えば、テープカセッ
トが長期間テーププレイヤー等の装置内に放置され、一
対のリールロック片e、eが互いに近づく方向へ回動さ
れたままの状態に保持されてしまうと、薄肉ヒンジ部
h、hに応力集中によりクリープが生じ易く、テープリ
ールを適正にロック状態に保持するだけの所定の弾発力
が得られなくなってしまうことがある。
【0013】そこで、本発明テープカセットのリールロ
ック機構は、テープリールに対する適正なロック機能の
維持を図ることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明テープカセットの
リールロック機構は、上記した課題を解決するために、
カセットシェルに移動自在に支持されると共にテープリ
ールをロックするロック位置とテープリールに対するロ
ックを解除するロック解除位置との間を移動するリール
ロック本体と、該リールロック本体をロック位置へ向け
て付勢するスライド用バネとを設け、リールロック本体
に、横断面形状で円弧状を為す連結部を介して連結され
ると共に該連結部によってテープリールをロックする方
向へ付勢されるリールロック部を一体に形成したもので
ある。
【0015】従って、本発明テープカセットのリールロ
ック機構にあっては、連結部に応力集中を生じない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明テープカセットの
リールロック機構の実施の形態について添付図面を参照
して説明する。
【0017】テープカセット1は、薄い箱状をしたカセ
ットシェル2内にテープ状記録媒体としての磁気テープ
3を巻装した一対のテープリール4、4が左右に離間し
て回転可能に収納されて成る(図1及び図2参照)。
【0018】カセットシェル2の前端部には、該カセッ
トシェル2の前面に沿って位置する磁気テープ3の前面
側を覆うフロントリッド5が回動自在に支持されてい
る。
【0019】カセットシェル2は上シェル6と下シェル
7とが上下で結合されて成る(図1及び図2参照)。上
シェル6は主面となる天板部8と該天板部8の外周縁か
ら垂設された外壁部9とを有し、下シェル7は主面とな
る底板部10と該底板部10の外周縁から立設された外
壁部11とを有し、外壁部9と外壁部11とが突き合わ
されて上シェル6と下シェル7とが結合されカセットシ
ェル2が構成される(図1及び図2参照)。
【0020】テープリール4、4は、それぞれ磁気テー
プ3が巻回される軸部の軸方向における両端部に一対の
フランジ部が設けられて成り、下フランジ部4a、4a
の外周縁には、それぞれギヤ状の係合歯4b、4b、・
・・が形成されている(図8乃至図10参照)。
【0021】上シェル6の天板部8の内面側には、前後
方向に延びるガイドレール6aが形成され、該ガイドレ
ール6aの左右に等間隔に離間して前後方向に延びる規
制リブ6b、6bが形成されている(図7参照)。
【0022】下シェル7の後端部には、左右に離間して
外壁部11に連続する立壁12、12が一体に設けられ
ている(図3参照)。
【0023】立壁12、12の内側の位置には、規制リ
ブ13、13が左右に離間して設けられている(図3参
照)。規制リブ13、13は、前後方向に延びる規制部
13a、13aと該規制部13a、13aの前端に連続
し前方へいくに従って互いに離間する方向へ傾斜された
導入部13b、13bとを有している。そして、規制リ
ブ13、13は、規制部13a、13aの後端が下シェ
ル7の外壁部11に連続されている。
【0024】下シェル7の底板部10には、規制リブ1
3、13の内側に、平行を為し前後方向に延びるガイド
レール14、14が左右に離間して一体に設けられ、該
ガイドレール14、14は規制リブ13、13の導入部
13b、13bよりも前方まで形成されている(図3参
照)。そして、底板部10には、ガイドレール14、1
4の間の位置で、その前方にガイドレール15が一体に
設けられている。また、底板部10からはガイドレール
15の前端に連続して、ストッパ壁16が立設されてい
る。尚、このストッパ壁16は、後述するリールロック
機構が前方へ移動されたときに、これが必要以上に前方
へ移動されることがないようにするための役割を果たす
ものである。
【0025】下シェル7の底板部10には、ガイドレー
ル14、14間に挿入孔10aが形成されている(図2
及び図3参照)。挿入孔10aには、テープカセット1
が図示しない装置、例えば、テーププレーヤーに装着さ
れたときに、当該装置に設けられた挿入ピンが挿入され
るようになっている。また、底板部10には、規制リブ
13、13間からストッパ壁16までの範囲に浅い凹部
10bが形成されている。
【0026】下シェル7の外壁部11のうちガイドレー
ル14、14の後側に位置する部分には、支持凹部11
aが形成されている(図3参照)。
【0027】リールロック機構17は、リールロック本
体18と付勢手段として設けられたスライド用バネ19
とを備えている(図4乃至図 参照)。
【0028】リールロック本体18は樹脂材料によって
形成され、下方に開口された高さのある箱状を為す本体
部20を有し、該本体部20は前面壁20a、側面壁2
0b、20b、後面壁20c及び上面壁20dから成る
(図4乃至図7参照)。前面壁20aの下端部には、左
右方向における中央部に、下方に開口されたスライド溝
20eが形成されている(図7参照)。また、上面壁2
0dの前端部には、上方に開口された被支持溝20fが
形成されている。
【0029】本体部20の後側には、該本体部20に連
続してバネ支持部21が設けられている(図4乃至図7
参照)。バネ支持部21は、底面部21aと該底面部2
1aの左右両側縁から立設された側面部21b、21b
と該側面部21b、21bの前縁から互いに近づく方向
へ突出された張出部21c、21cとから成る。そし
て、底面部21aと側面部21b、21bとによって配
置凹部21dが形成されている。
【0030】バネ支持部21には、底面部21aの左右
両端部に、それぞれ下方に開口されたスライド溝21
e、21eが形成されている。そして、張出部21c、
21cと本体部20の後面壁20cとは、所定の間隔を
以て離間されており、ここにバネ支持溝21fが形成さ
れている。
【0031】バネ支持部21の側面部21b、21bの
外面からは、それぞれ連接部22、22が外方へ向けて
突設され、該連接部22、22は、それぞれ連結部22
a、22aと接続部22b、22bとから成る(図4乃
至図7参照)。
【0032】連結部22a、22aは、均一の厚みを有
し稍薄肉に形成され、上下方向に長く延び横断面形状で
円弧状に形成されている。連結部22a、22aは、中
心角が約270°の円弧状に形成されている。そして、
連結部22a、22aは、上端が本体部20の上面壁2
0dより稍上側に位置されるように形成され、下端がバ
ネ支持部21の底面部21aの稍上側に位置されるよう
に形成されている(図7参照)。
【0033】接続部22b、22bは、それぞれバネ支
持部21の側面部21b、21bと連結部22a、22
aの周方向における一端部とを連結している(図6参
照)。
【0034】連接部22、22には、それぞれリールロ
ック部23、23が連結されている(図4乃至図7参
照)。リールロック部23、23は、それぞれ連接部2
2、22の連結部22a、22aの周方向における他端
部に連結されている(図6参照)。そして、リールロッ
ク部23、23は、それぞれ連結部22a、22aを支
点部としてリールロック本体18に対して回動可能とさ
れている。
【0035】リールロック部23、23は先端側の部分
が外方へ変位するように傾斜されている。そして、リー
ルロック部23、23は、先端側の部分の下端部が他の
部分より下方へ突出された突出部23a、23aとして
形成され、該突出部23a、23aの下端が本体部20
の下端と同じ高さ位置にある(図4、図5及び図7参
照)。また、突出部23a、23aの後縁が被規制縁2
3b、23bとして形成されている。
【0036】スライド用バネ19は、圧縮コイルバネで
あり、一端部がリールロック本体18のバネ支持溝21
fに上側から挿入され、これによりリールロック本体1
8に支持される。このように、スライド用バネ19がリ
ールロック本体18に支持されることにより、リールロ
ック機構17が構成される。
【0037】リールロック本体18は、本体部20のス
ライド溝20eとバネ支持部21のスライド溝21e、
21eとが、それぞれ下シェル7のガイドレール15と
ガイドレール14、14とにスライド自在に支持され
る。そして、スライド用バネ19の後端部が下シェル7
の支持凹部11aに上側から挿入され、リールロック本
体18が前方、即ち、テープリール4、4に近づく方向
へ付勢される。また、連接部22、22の連結部22
a、22aの下端が、下シェル7の規制リブ13、13
に当接又は近接した状態とされる(図7参照)。
【0038】尚、リールロック機構17は下シェル7の
底板部10の凹部10aが形成された範囲内でカセット
シェル2に対してテープリール4、4に離接する方向へ
移動される。
【0039】リールロック機構17が下シェル7に組み
付けられた状態において、下シェル7に上シェル6を結
合する。下シェル7に上シェル6を結合させた状態にお
いては、本体部20の被支持溝20fがガイドレール6
aにスライド自在に支持される(図7参照)。そして、
連接部22、22の連結部22a、22aの上端が、規
制リブ6b、6bに当接又は近接される(図7参照)。
上記のように、連結部22a、22aの上下両端が、そ
れぞれ上シェル6の規制リブ6b、6bと下シェル7の
規制リブ13、13に当接又は近接されるため、リール
ロック機構17のカセットシェル2に対する倒れが防止
され、リールロック機構17の適正な移動動作を確保す
ることができる。
【0040】テープカセット1が装置に装着されていな
い状態においては、リールロック機構17は、リールロ
ック本体18がスライド用バネ19によって前方側、即
ち、テープリール4、4に接する方向へ移動されている
(図8参照)。そして、リールロック部23、23がそ
れぞれテープリール4、4の係合歯4b、4bに係合さ
れ、テープリール4、4の回転が規制されロックされて
いる。従って、リールロック機構17の、この位置がロ
ック位置とされる。
【0041】テープカセット1がテーププレーヤー等の
装置に装着されると、上記したように、装置に設けられ
た挿入ピンが下シェル7に形成された挿入孔10aから
カセットシェル2の内部に挿入され、さらに挿入ピンが
リールロック本体18の本体部20の内部に挿入される
ことにより、リールロック本体18がスライド用バネ1
9の付勢力に抗して後方側、即ち、テープリール4、4
から離間する方向へ移動されていく(図9参照)。そし
て、リールロック部23、23が、それぞれテープリー
ル4、4の係合歯4b、4bから離間され、リールロッ
ク部23、23によるロックが解除されてテープリール
4、4の回転が可能となる。このとき、リールロック部
23、23は被規制縁23b、23bが、それぞれ規制
リブ13、13の導入部13b、13bと摺接され、連
結部22a、22aの弾発力に抗してリールロック部2
3、23が互いに近づく方向へ回動されていく。
【0042】リールロック本体18はバネ支持部21の
側面部21b、21bの後面が下シェル7の支持凹部1
1aを形成する壁部に接するまで後方へ移動される(図
10参照)。従って、リールロック機構17の、この位
置がロック解除位置とされる。
【0043】リールロック機構17がロック解除位置に
達すると磁気テープ3に対する記録又は再生が開始さ
れ、これが終了するとテープカセット1が装置から排出
される。
【0044】テープカセット1が装置から排出されると
きには、本体部20の内部から挿入ピンが引き抜かれて
いき、スライド用バネ19の付勢力によってリールロッ
ク本体18がテープリール4、4に近づく方向へ移動さ
れると共に連結部22a、22aの弾発力によってリー
ルロック部23、23が互いに離間する方向へ回動さ
れ、該リールロック部23、23がテープリール4、4
の係合歯4b、4bに係合され、再び、テープリール
4、4の回転が規制されロックされる(図8参照)。
【0045】以上に記載した通り、リールロック機構1
7にあっては、リールロック部23、23が、均一の厚
みを有し稍薄肉に形成された連結部22a、22aを支
点部としてリールロック本体18に対して回動されるた
め、例えば、テープカセット1が長期間テーププレイヤ
ー等の装置内に放置され連結部22a、22aに負荷が
付与された状態が継続しても応力集中を生じないことか
らクリープが生じ難く、テープリール4、4を適正にロ
ック状態に保持するだけの所定の弾発力を維持すること
ができる。
【0046】尚、上記には、連結部22a、22aを中
心角が約270°の円弧状に形成した場合を示したが、
連結部22a、22aはこれに限られることはなく、所
定の弾発力を維持するとと共にリールロック部18に対
する適正な位置を確保することを考慮すると、連結部を
中心角が約180°から約270°までの範囲に設定す
ることが望ましい。
【0047】上記した実施の形態において示した各部の
形状及び構造は、何れも本発明の実施を行うに際しての
具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
【0048】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明テープカセットのリールロック機構は、カセ
ットシェルの内部にテープ状記録媒体を巻装したテープ
リールが回転自在に支持されたテープカセットの当該テ
ープリールをロックするリールロック機構であって、カ
セットシェルに移動自在に支持されると共にテープリー
ルをロックするロック位置とテープリールに対するロッ
クを解除するロック解除位置との間を移動するリールロ
ック本体と、該リールロック本体をロック位置へ向けて
付勢するスライド用バネとを備え、リールロック本体
に、横断面形状で円弧状を為す連結部を介して連結され
ると共に該連結部によってテープリールをロックする方
向へ付勢されるリールロック部が一体に形成されたこと
を特徴とする。
【0049】従って、テープカセットが長期間テーププ
レイヤー等の装置内に放置され連結部に負荷が付与され
た状態が継続するような場合でも、応力集中を生じない
ことからクリープが生じ難く、テープリールを適正にロ
ック状態に保持するだけの連結部の所定の弾発力を維持
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図10と共に本発明テープカセットの
リールロック機構の実施の形態を示すものであり、本図
はテープカセットの概略斜視図である。
【図2】テープカセットを図1とは異なる方向から見た
状態で示す概略斜視図である。
【図3】下シェルの一部を示す拡大平面図である。
【図4】リールロック機構を示す拡大斜視図である。
【図5】リールロック機構の拡大分解斜視図である。
【図6】リールロック本体とリールロック部の拡大平面
図である。
【図7】リールロック本体がカセットシェルに支持され
た状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。
【図8】図9及び図10と共にリールロック機構の動作
を示すものであり、本図はロック位置にある状態を示す
平面図である。
【図9】ロック位置とロック解除位置との間にある状態
を示す平面図である。
【図10】ロック解除位置にある状態を示す平面図であ
る。
【図11】図12と共に従来のリールロック機構を示す
ものであり、本図は拡大斜視図である。
【図12】拡大平面図である。
【符号の説明】
1…テープカセット、2…カセットシェル、3…磁気テ
ープ(テープ状記録媒体)、4…テープリール、17…
リールロック機構、18…リールロック本体、19…ス
ライド用バネ、22a…連結部、23…リールロック部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットシェルの内部にテープ状記録媒
    体を巻装したテープリールが回転自在に支持されたテー
    プカセットの当該テープリールをロックするリールロッ
    ク機構であって、 カセットシェルに移動自在に支持されると共にテープリ
    ールをロックするロック位置とテープリールに対するロ
    ックを解除するロック解除位置との間を移動するリール
    ロック本体と、 該リールロック本体をロック位置へ向けて付勢するスラ
    イド用バネとを備え、 リールロック本体に、横断面形状で円弧状を為す連結部
    を介して連結されると共に該連結部によってテープリー
    ルをロックする方向へ付勢されるリールロック部が一体
    に形成されたことを特徴とするテープカセットのリール
    ロック機構。
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