JP2001297053A - Dmaリクエスト発行回路およびdmaリクエスト発行方法 - Google Patents

Dmaリクエスト発行回路およびdmaリクエスト発行方法

Info

Publication number
JP2001297053A
JP2001297053A JP2000111433A JP2000111433A JP2001297053A JP 2001297053 A JP2001297053 A JP 2001297053A JP 2000111433 A JP2000111433 A JP 2000111433A JP 2000111433 A JP2000111433 A JP 2000111433A JP 2001297053 A JP2001297053 A JP 2001297053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dma
request
continuous
issuing
local
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000111433A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Mochizuki
修司 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000111433A priority Critical patent/JP2001297053A/ja
Publication of JP2001297053A publication Critical patent/JP2001297053A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続DMAリクエスト発行時の処理効率を向
上して、DMA転送リクエストの発行を連続して行う場
合のタイムロスを無くし、DMA転送処理を高速化し
て、DMA転送処理全体の性能を向上することができる
DMAリクエスト発行回路およびDMAリクエスト発行
方法を提供する。 【解決手段】 DMAコントローラ102におけるDM
Aリクエストがキューフルの場合には、DMAリクエス
ト111の発行を抑止させ、DMAコントローラ102
からのバス開放信号115を受け付けた後、例えばロー
カルエージェント(0)103に対し例えばローカルエ
ージェント・アクノリッジ124を返し、その後のデー
タ開始信号116によってDMA転送を開始することに
より、DMAコントローラ102に対して連続的にDM
Aリクエスト111を発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMAコントロー
ラによるDMA制御を連続的に要求するための連続DM
Aリクエストを発行するDMAリクエスト発行回路およ
びDMAリクエスト発行方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばコンピュータやコンピ
ュータ利用機器などで、情報データをその記憶媒体であ
る半導体メモリ等に対して記録あるいは再生処理する際
に、その半導体メモリをアクセスするための構成とし
て、メモリとそのメモリに対するDMA(ダイレクト・
メモリ・アクセス処理)をバスを通じて制御するDMA
コントローラとを備えたDMAシステムがあり、このD
MAシステムにおいては、通常、DMAコントローラに
よるDMA制御を要求するためのDMAリクエストを発
行するDMAリクエスト発行回路が設けられている。
【0003】ここで、例えばDMAコントローラを連続
的なDMAリクエストの受付けが可能なように構成した
場合に、このDMAコントローラに対して連続的にDM
Aリクエストを発行するDMAリクエスト発行回路につ
いて、その従来技術を以下に説明する。
【0004】DMAリクエスト発行回路からDMAコン
トローラに対して行われるDMAリクエストの連続的な
発行処理において、DMAコントローラに対して、DM
Aリクエスト発行回路より、先のDMAリクエストを発
行した後に次のDMAリクエストを発行する場合に、そ
の発行処理は、DMAコントローラのリクエストキュー
受け付け解放のタイミングか、または受け付け解放経過
後に処理実行されるDMAコントローラからのバス解放
信号の発行タイミングで実行されている。
【0005】上記のように、DMAリクエスト発行回路
は、先のDMAリクエストを発行した後の次のDMAリ
クエストの発行処理を行う際には、DMAコントローラ
からのバス解放信号を受け付けた時に、DMAコントロ
ーラとのハンドシェイク認識を行うことにより、次のD
MAリクエストの発行を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成および方法では、DMAコントローラの
リクエストキューが受け付け可能なリクエストキュー受
け付け解放状態時になっても、DMAリクエスト発行回
路は、DMAコントローラからのバス解放信号を受け付
けない限り、次のDMAリクエストの発行処理ができな
いため、DMA転送リクエストの発行を連続して行う場
合にタイムロスが発生してDMA転送の処理速度が低下
し、DMA転送処理全体の性能を劣化させてしまうとい
う問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、DMAコントローラへの連続的なDMAリクエス
ト発行時の処理効率を向上して、DMA転送リクエスト
の発行を連続して行う場合のタイムロスを無くし、DM
A転送処理を高速化することができ、DMA転送処理全
体の性能を向上することができるDMAリクエスト発行
回路およびDMAリクエスト発行方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のDMAリクエスト発行回路およびDMAリ
クエスト発行方法は、DMAリクエストがキューフルの
場合には、DMAリクエストの発行を抑止させ、DMA
コントローラからのバス開放信号を受け付けた後、ロー
カルエージェントに対しアクノリッジを返し、その後の
データ開始信号によってDMA転送を開始することによ
り、DMAコントローラに対して連続DMAリクエスト
を発行することを特徴とする。
【0009】以上により、DMAコントローラへの連続
的なDMAリクエスト発行時の処理効率を向上して、D
MA転送リクエストの発行を連続して行う場合のタイム
ロスを無くし、DMA転送処理を高速化することがで
き、DMA転送処理全体の性能を向上することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のDMA
リクエスト発行回路は、メモリと前記メモリに対するD
MAをバスを通じて制御するDMAコントローラとを有
するDMAシステムにおいて、前記DMAコントローラ
によるDMA制御を連続的に要求するための連続DMA
リクエストを発行するDMAリクエスト発行回路であっ
て、複数のローカルエージェントからの各ローカルリク
エストを受け付け、それらのローカルリクエストに基づ
いて、前記DMAコントローラに対する前記連続DMA
リクエストの発行を制御する連続DMAリクエスト発行
制御手段を備え、前記連続DMAリクエスト発行制御手
段を、前記DMAコントローラから、前記バスの所有権
を許可するバス解放信号およびDMAによるデータ転送
の開始を通達するデータ開始信号を受け付けて、各ロー
カルエージェントに対して、そのDMA転送の許可要求
に対する応答信号であるローカルアクノリッジを出力す
るよう構成する。
【0011】請求項2に記載のDMAリクエスト発行回
路は、請求項1記載の連続DMAリクエスト発行制御手
段を、DMAリクエストの発行時にカウントを開始し、
そのカウント値が前記DMAリクエストが発行可能とな
る期間としてタイマに設定されたタイマ設定値に到達し
たことを認識する連続リクエスト発行タイマ部と、DM
AコントローラのDMA転送処理中のDMAリクエスト
キュー貯留状態をモニターするリクエストキューカウン
タ部と、前記連続リクエスト発行タイマ部および前記リ
クエストキューカウンタ部からの各情報を受けて、連続
DMAリクエストの発行を制御するDMAリクエスト発
行制御回路とで構成する。
【0012】請求項3に記載のDMAリクエスト発行方
法は、請求項2記載のDMAリクエスト発行回路によ
り、DMAコントローラによるDMA制御を連続的に要
求するための連続DMAリクエストを発行するDMAリ
クエスト発行方法であって、複数のローカルエージェン
トからの各ローカルリクエストを受け付け、それらのロ
ーカルリクエストに基づいて、前記DMAコントローラ
に対する前記連続DMAリクエストの発行を制御する際
に、前記DMAコントローラから、前記バスの所有権を
許可するバス解放信号およびDMAによるデータ転送の
開始を通達するデータ開始信号を受け付けて、各ローカ
ルエージェントに対して、そのDMA転送の許可要求に
対する応答信号であるローカルアクノリッジを出力し、
前記連続DMAリクエストの発行を制御するに際し、連
続リクエスト発行タイマ部により、前記DMAコントロ
ーラに対するDMAリクエストの発行時にカウントを開
始し、そのカウント値が、タイマ設定値として設定され
たDMAコントローラにおけるDMAリクエストの受け
付け禁止期間値に達して、前記DMAリクエストの発行
可能となる期間に到達したことを認識する工程と、リク
エストキューカウンタ部により、前記DMAコントロー
ラへのDMAリクエストの発行数を、リクエスト発行時
にはインクリメントし、DMAリクエスト完了時にはデ
クリメントする工程と、DMAリクエスト発行制御回路
により、前記連続リクエスト発行タイマ部からのリクエ
スト発行可能認識信号、および前記リクエストキューカ
ウンタ部からのリクエストキューフル信号を受け付け、
前記DMAリクエストの連続発行の開始および抑止を制
御管理する工程とを実行する方法とする。
【0013】これらの構成および方法によると、DMA
リクエストがキューフルの場合には、DMAリクエスト
の発行を抑止させ、DMAコントローラからのバス開放
信号を受け付けた後、ローカルエージェントに対しアク
ノリッジを返し、その後のデータ開始信号によってDM
A転送を開始することにより、DMAコントローラに対
して連続DMAリクエストを発行する。
【0014】以下、本発明の実施の形態を示すDMAリ
クエスト発行回路およびDMAリクエスト発行方法につ
いて、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本
実施の形態のDMAリクエスト発行回路における関連要
素を含む構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、本実施の形態のDMAリクエスト発行回路101
は、データバス122を通じて接続された4個のローカ
ルエージェント(0)103からローカルエージェント
(3)106およびメモリ121と、ローカルエージェ
ント数に対応させた4チャネル分のCH(0)107か
らCH(3)110のDMAコントローラ102とに、
各接続線により接続されており、これらの要素によって
DMAシステムが構築されている。
【0015】このDMAシステムにおいて、DMAリク
エスト発行回路101は、ローカルエージェント103
〜106とDMAコントローラ102と間で、DMAリ
クエスト111の発行処理と、ローカルエージェント1
03〜106からのローカルリクエスト123に対する
要求および許可処理とを、制御するように構成されてい
る。
【0016】また、4個のローカルエージェント103
〜106の各ローカルエージェントは、それぞれ独立し
た動作を行うが、それらの動作は同期したタイミングで
処理実行されている。
【0017】以上のように構成されたDMAリクエスト
発行回路101において、その内部の構成要素である連
続リクエスト発行タイマ112、リクエストキューカウ
ンタ113およびDMAリクエスト発行制御回路114
について、それぞれ以下に説明する。
【0018】まず、連続リクエスト発行タイマ112の
構成を図2および図3に示す。図2は連続リクエスト発
行タイマ112のカウンタ値不一致時を示すブロック図
であり、図3は連続リクエスト発行タイマ112のカウ
ンタ値一致時を示すブロック図である。
【0019】連続リクエスト発行タイマ112は、初期
設定されたタイマ設定値207を出力するタイマ設定部
201、実カウンタ値204をインクリメント計算して
出力する実カウンタ部202、クロック203に同期動
作して出力したインクリメント信号206により実カウ
ンタ部202でのインクリメント計算を制御するインク
リメント制御部205、タイマ設定部201からのタイ
マ設定値207と実カウンタ部202からの実カウンタ
値204とを、DMAリクエスト発行信号117に従っ
てクロック203に同期動作してそのサイクル毎に比較
し、それらのカウンタ値が一致した場合、カウンタ一致
信号としてリクエスト発行タイマ一致信号118を出力
するカウンタ比較部208を有している。
【0020】次にリクエストキューカウンタ113の構
成を図4および図5に示す。図4はリクエストキューカ
ウンタ113のカウンタ値不一致時を示すブロック図で
あり、図5はリクエストキューカウンタ113のカウン
タ値一致時を示すブロック図である。
【0021】リクエストキューカウンタ113は、初期
設定されたキューカウンタ設定値405を出力するキュ
ーカウンタ設定部401、DMAリクエスト111の発
行に対応するDMAリクエスト発行信号117に従って
インクリメント回路部403から出力されるキューカウ
ンタ・インクリメント信号408により、実キューカウ
ンタ値406をインクリメントし、データ開始信号11
6の受け付けに対応するDMAリクエスト完了信号11
9に従ってデクリメント回路部404から出力されるキ
ューカウンタ・デクリメント信号409により、実キュ
ーカウンタ値406をデクリメントして、その実キュー
カウンタ値406を出力する実キューカウンタ部40
2、キューカウンタ設定部401からのキューカウンタ
設定値405と実キューカウンタ部402からの実キュ
ーカウンタ値406との一致により、キュー数がフルに
なったことを認識して、キューフル信号120を出力す
るキューカウンタ比較部407を有している。
【0022】次にDMAリクエスト発行制御回路114
の構成を示すブロック図を図6に示す。DMAリクエス
ト発行制御回路114は、ローカルエージェント(0〜
3)103〜106からのローカルリクエスト604、
605を受け付けて、それらローカルリクエスト60
4、605に対するアクノリッジ606、607の返却
を制御管理し、DMAリクエスト111の発生数も管理
するローカルエージェント/ローカルリクエスト制御部
601と、連続リクエスト発行タイマ112とリクエス
トキューカウンタ113とからの各種情報であるDMA
リクエスト発行信号117、リクエスト発行タイマ一致
信号118、DMAリクエスト完了信号119、キュー
フル信号120に基づいて、DMAコントローラ102
に対するDMAリクエスト111の連続発行を制御管理
する連続DMAリクエスト生成部603とを有してい
る。
【0023】以上のように構成されたDMAリクエスト
発行回路101によるDMAリクエスト発行方法につい
て、以下に説明する。まず、図2に示すように、連続リ
クエスト発行タイマ112は、予めタイマ設定値207
が設定可能なタイマ設定部201を備えており、そのカ
ウンタタイマ数として16クロック分の“000011
11(0FH)”の設定が行われており、この後にDM
A転送が開始されたとき、DMAコントローラ102へ
のDMAリクエスト111の発行と同時にDMAリクエ
スト発行信号117をインクリメント制御部205が受
け取る。
【0024】そして、インクリメント制御部205が、
クロック203に同期して、実カウンタ部202に対し
てインクリメント信号206を出力し、このインクリメ
ント信号206の出力により、実カウンタ部202の実
カウンタ値204を“00000000(00H)”よ
り“00000001(01H)”へとインクリメント
する。
【0025】ここで、カウンタ比較部208において、
クロック203に同期して、タイマ設定値207と実カ
ウンタ値204とを比較しているが、実カウンタ部20
2の実カウンタ値204に対するインクリメントが続
き、実カウンタ値204が“0FH”である実カウンタ
部301となり、実カウンタ部301からの実カウンタ
値204がタイマ設定部201からのタイマ設定値20
7と一致した場合に、次のDMAリクエスト111が発
行可能な状態になったことを認識したため、DMAリク
エスト発行制御回路114に対してリクエスト発行タイ
マ一致信号118を通知出力する。
【0026】以上のように、連続リクエスト発行タイマ
112において、実カウンタ部301の実カウンタ値2
04がタイマ設定部201のタイマ設定値207と一致
した状態を図3に示す。
【0027】次に、図4に示すように、リクエストキュ
ーカウンタ113は、予め設定可能なキューカウンタ設
定部401に対して、接続可能な4チャネル分に対応す
るキューカウンタ設定値405として“1111(F
H)”のカウンタ設定が行われており、この後、DMA
リクエスト111の発行に対応して、DMAリクエスト
発行制御回路114からのDMAリクエスト発行信号1
17を、インクリメント回路部403が受け付け、この
インクリメント回路部403が、クロック203に同期
して、キューカウンタ・インクリメント信号408を出
力し、実キューカウンタ部402の実キューカウンタ値
406をインクリメントする。
【0028】また、DMAリクエスト発行制御回路11
4が、DMAコントローラ102からのデータ開始信号
116を受け取り、DMAリクエスト完了信号119と
して、リクエストキューカウンタ113に対して出力す
る。このDMAリクエスト完了信号119に従って、デ
クリメント回路部404は、クロック203に同期して
キューカウンタ・デクリメント信号409を、実キュー
カウンタ部402に対して出力し、その実キューカウン
タ値406をデクリメントする。
【0029】そして、実キューカウンタ部402が“1
111(FH)”の実キューカウンタ値406である実
キューカウンタ部501となり、キューカウンタ比較部
407において、キューカウンタ設定部401からのキ
ューカウンタ設定値405と実キューカウンタ部501
からの実キューカウンタ値406とが、ともに“FH”
となって一致したことを検出した場合に、DMAコント
ローラ102内のキュー数がフルに到達したと認識し、
キューフル信号120を、DMAリクエスト発行制御回
路114へ出力する。
【0030】以上のように、リクエストキューカウンタ
113において、実キューカウンタ部501の実キュー
カウンタ値406がキューカウンタ設定値401のキュ
ーカウンタ設定値405と一致して、実キューカウンタ
部501のキュー数がフルになった状態を図5に示す。
【0031】ここで、DMAリクエスト発行制御回路1
14においては、ローカルエージェント/ローカルリク
エスト制御部601が、最初にローカルエージェント
(0)103からのローカルエージェント(0)ローカ
ルリクエスト604を受け付けた場合、ローカルエージ
ェント/リクエスト発生信号602を連続DMAリクエ
スト生成部603に出力すると、この連続DMAリクエ
スト生成部603は、即時に、DMAリクエスト111
をDMAコントローラ102に対して発行し、この時、
連続DMAリクエスト生成部603は、DMAリクエス
ト111を発行したことを認識する。
【0032】その後、連続DMAリクエスト生成部60
3がDMAコントローラ102からのDMAリクエスト
受け付け完了信号であるバス解放信号115を受け取っ
た時、ローカルエージェント/ローカルリクエスト制御
部601が、ローカルエージェント(0)103に対し
て、ローカルリクエストのアクノリッジ606を返却す
ると同時に、ローカルエージェント(0)103からの
全ローカルリクエストが無くなったことを認識し、他の
ローカルエージェントからの次のローカルリクエストの
要求を待機する。
【0033】しかし、DMAコントローラ102に対し
てDMAリクエスト111を発行した後、DMAコント
ローラ102からのバス解放信号115を受け取る前
に、ローカルエージェント/ローカルリクエスト制御部
601が、ローカルエージェント(1)104からのロ
ーカルエージェント(1)ローカルリクエスト605を
受け付けた場合、連続DMAリクエスト生成部603に
ローカルエージェント/リクエスト発生信号602を出
力し、連続DMAリクエスト生成部603は、次のDM
Aリクエスト111の発行可否の判断を行うが、連続リ
クエスト発行タイマ112からのリクエスト発行タイマ
一致信号118がオンであり、リクエストキューカウン
タ113からのキューフル信号120がオフであった場
合に、次のDMAリクエスト111の発行を可能と判断
して、DMAリクエスト111をDMAコントローラ1
02に対して発行する。
【0034】ここで、連続DMAリクエスト生成部60
3による次のDMAリクエスト111の発行可否の判断
時に、連続リクエスト発行タイマ112からのリクエス
ト発行タイマ一致信号118がオフであった場合、また
は、リクエストキューカウンタ113からのキューフル
信号120がオンであった場合は、ローカルエージェン
トからの次のDMAリクエスト要求が存在した場合にお
いて、DMAコントローラ102に対してDMAリクエ
スト111の発行を停止する。
【0035】この後に、連続リクエスト発行タイマ11
2からのリクエスト発行タイマ一致信号が118がオン
となり、かつ、リクエストキューカウンタ113からの
キューフル信号120がオフとなる双方の条件が成立し
た場合に、連続DMAリクエスト生成部603が、次の
DMAリクエスト111の発行を可能な状態になったと
判断して、DMAコントローラ102に対しDMAリク
エスト111を発行する。
【0036】以上のようにして、連続DMAリクエスト
の発行をモニター管理し、連続的にDMAリクエストを
効率良くDMAコントローラに発行することにより、D
MA転送リクエストの連続発行の際のタイムロスを軽減
させ、しいては、DMA転送全体の性能を高速化するこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、DMAリ
クエストがキューフルの場合には、DMAリクエストの
発行を抑止させ、DMAコントローラからのバス開放信
号を受け付けた後、ローカルエージェントに対しアクノ
リッジを返し、その後のデータ開始信号によってDMA
転送を開始することにより、DMAコントローラに対し
て連続DMAリクエストを発行することができる。
【0038】そのため、DMAコントローラへの連続的
なDMAリクエスト発行時の処理効率を向上して、DM
A転送リクエストの発行を連続して行う場合のタイムロ
スを無くし、DMA転送処理を高速化することができ、
DMA転送処理全体の性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のDMAリクエスト発行回
路の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態における連続リクエスト発行タイ
マのカウンタ値不一致時を示すブロック図
【図3】同実施の形態における連続リクエスト発行タイ
マのカウンタ値一致時を示すブロック図
【図4】同実施の形態におけるリクエストキューカウン
タのカウンタ値不一致時を示すブロック図
【図5】同実施の形態におけるリクエストキューカウン
タのカウンタ値一致時を示すブロック図
【図6】同実施の形態におけるDMAリクエスト発行制
御回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 DMAリクエスト発行回路 102 DMAコントローラ 103 ローカルエージェント(0) 104 ローカルエージェント(1) 105 ローカルエージェント(2) 106 ローカルエージェント(3) 107 DMAコントローラ・チャネル(0) 108 DMAコントローラ・チャネル(1) 109 DMAコントローラ・チャネル(2) 110 DMAコントローラ・チャネル(3) 111 DMAリクエスト 112 連続リクエスト発行タイマ 113 リクエストキューカウンタ 114 DMAリクエスト発行制御回路 115 バス解放信号 116 データ開始信号 117 DMAリクエスト発行信号 118 リクエスト発行タイマ一致信号 119 DMAリクエスト完了信号 120 キューフル信号 121 メモリ 122 データバス 123 ローカルエージェント・DMAリクエスト 124 ローカルエージェント・アクノリッジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリと前記メモリに対するDMAをバ
    スを通じて制御するDMAコントローラとを有するDM
    Aシステムにおいて、前記DMAコントローラによるD
    MA制御を連続的に要求するための連続DMAリクエス
    トを発行するDMAリクエスト発行回路であって、複数
    のローカルエージェントからの各ローカルリクエストを
    受け付け、それらのローカルリクエストに基づいて、前
    記DMAコントローラに対する前記連続DMAリクエス
    トの発行を制御する連続DMAリクエスト発行制御手段
    を備え、前記連続DMAリクエスト発行制御手段を、前
    記DMAコントローラから、前記バスの所有権を許可す
    るバス解放信号およびDMAによるデータ転送の開始を
    通達するデータ開始信号を受け付けて、各ローカルエー
    ジェントに対して、そのDMA転送の許可要求に対する
    応答信号であるローカルアクノリッジを出力するよう構
    成したことを特徴とするDMAリクエスト発行回路。
  2. 【請求項2】 連続DMAリクエスト発行制御手段を、
    DMAリクエストの発行時にカウントを開始し、そのカ
    ウント値が前記DMAリクエストが発行可能となる期間
    としてタイマに設定されたタイマ設定値に到達したこと
    を認識する連続リクエスト発行タイマ部と、DMAコン
    トローラのDMA転送処理中のDMAリクエストキュー
    貯留状態をモニターするリクエストキューカウンタ部
    と、前記連続リクエスト発行タイマ部および前記リクエ
    ストキューカウンタ部からの各情報を受けて、連続DM
    Aリクエストの発行を制御するDMAリクエスト発行制
    御回路とで構成したことを特徴とする請求項1記載のD
    MAリクエスト発行回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のDMAリクエスト発行回
    路により、DMAコントローラによるDMA制御を連続
    的に要求するための連続DMAリクエストを発行するD
    MAリクエスト発行方法であって、複数のローカルエー
    ジェントからの各ローカルリクエストを受け付け、それ
    らのローカルリクエストに基づいて、前記DMAコント
    ローラに対する前記連続DMAリクエストの発行を制御
    する際に、前記DMAコントローラから、前記バスの所
    有権を許可するバス解放信号およびDMAによるデータ
    転送の開始を通達するデータ開始信号を受け付けて、各
    ローカルエージェントに対して、そのDMA転送の許可
    要求に対する応答信号であるローカルアクノリッジを出
    力し、前記連続DMAリクエストの発行を制御するに際
    し、連続リクエスト発行タイマ部により、前記DMAコ
    ントローラに対するDMAリクエストの発行時にカウン
    トを開始し、そのカウント値が、タイマ設定値として設
    定されたDMAコントローラにおけるDMAリクエスト
    の受け付け禁止期間値に達して、前記DMAリクエスト
    の発行可能となる期間に到達したことを認識する工程
    と、リクエストキューカウンタ部により、前記DMAコ
    ントローラへのDMAリクエストの発行数を、リクエス
    ト発行時にはインクリメントし、DMAリクエスト完了
    時にはデクリメントする工程と、DMAリクエスト発行
    制御回路により、前記連続リクエスト発行タイマ部から
    のリクエスト発行可能認識信号、および前記リクエスト
    キューカウンタ部からのリクエストキューフル信号を受
    け付け、前記DMAリクエストの連続発行の開始および
    抑止を制御管理する工程とを実行することを特徴とする
    DMAリクエスト発行方法。
JP2000111433A 2000-04-13 2000-04-13 Dmaリクエスト発行回路およびdmaリクエスト発行方法 Pending JP2001297053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000111433A JP2001297053A (ja) 2000-04-13 2000-04-13 Dmaリクエスト発行回路およびdmaリクエスト発行方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000111433A JP2001297053A (ja) 2000-04-13 2000-04-13 Dmaリクエスト発行回路およびdmaリクエスト発行方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001297053A true JP2001297053A (ja) 2001-10-26

Family

ID=18623760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000111433A Pending JP2001297053A (ja) 2000-04-13 2000-04-13 Dmaリクエスト発行回路およびdmaリクエスト発行方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001297053A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006059303A (ja) * 2004-08-24 2006-03-02 Oki Electric Ind Co Ltd コンピュータシステム
WO2009034730A1 (ja) * 2007-09-13 2009-03-19 Renesas Technology Corp. ホスト負荷調整機能付周辺回路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006059303A (ja) * 2004-08-24 2006-03-02 Oki Electric Ind Co Ltd コンピュータシステム
WO2009034730A1 (ja) * 2007-09-13 2009-03-19 Renesas Technology Corp. ホスト負荷調整機能付周辺回路
JP2009070122A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Renesas Technology Corp ホスト負荷調整機能付周辺回路
JP4659008B2 (ja) * 2007-09-13 2011-03-30 ルネサスエレクトロニクス株式会社 ホスト負荷調整機能付周辺回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0476990B1 (en) Dynamic bus arbitration
JPH08255124A (ja) データ処理システムおよび方法
JPS6015765A (ja) 共通バスのアクセス制御システム
JPS6073774A (ja) インタ−フエ−ス回路
JP2734246B2 (ja) パイプラインバス
JP2001297053A (ja) Dmaリクエスト発行回路およびdmaリクエスト発行方法
US6446150B1 (en) Method of and system for managing reselection on a SCSI bus
US6678749B2 (en) System and method for efficiently performing data transfer operations
JP2972491B2 (ja) バス制御機構及び計算機システム
JP3625536B2 (ja) 複数のクロック信号を用いて回路を同期させる装置と方法
JP2000276437A (ja) Dma制御装置
JPH04323755A (ja) Dma装置
JP2556290B2 (ja) バス調停装置
JPH03171245A (ja) Dma制御方式
JPH04225458A (ja) コンピュータ
JPS5930294B2 (ja) 情報転送制御装置
JP2710706B2 (ja) データ受信方法
JPH0666805B2 (ja) ル−プ状通信システムにおける通信制御方法
KR100244471B1 (ko) 다이렉트 메모리 엑세스 제어기 및 그 제어방법
JPH0448262B2 (ja)
JP2615504B2 (ja) マイクロコントローラ
JPH07182272A (ja) Dmaコントローラ回路
JP2001005742A (ja) データ転送方式
JP2002163229A (ja) 連続dmaリクエスト発行装置
JPH03141450A (ja) 周辺装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040318

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040423

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040521