JP2009070122A - ホスト負荷調整機能付周辺回路 - Google Patents

ホスト負荷調整機能付周辺回路 Download PDF

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Abstract

【課題】周辺回路による割込み、メモリバス帯域の利用や、データの処理スループットに制限をかける事により、周辺回路とホストCPUによるデータ処理量がバランスする様に容易に制御可能であるホスト負荷調整機能付周辺回路を提供する。
【解決手段】ホスト負荷調整機能付周辺回路105が発生する割込み要求113の間隔の最小値を設定するための調整制約設定部121と、割込み要求113の発生タイミングをカウントするための周期カウンタ124とを備え、周期カウンタ124の値と調整制約設定部121に設定された間隔とを比較することにより、設定間隔より短い間隔で発生する割込み要求113を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、計算機システムにおいて周辺回路が利用するリソースである割込みやメモリバスを効率的に利用する技術に関するものである。
近年、計算機システム技術が発達するに従い、コンピュータシステムが1つのLSIに搭載され、カスタムLSIの中にもCPUが搭載される等、LSIの中に様々な形でプロセッサが搭載されてきている。このようなプロセッサは、多数の命令をあらかじめ定められた順序に従って順次実行する機能の他、割込み要求信号を受け付けて、あらかじめ定められた順序とは異なるアドレスに分岐する割込み機構を備えている。この割込み機構により、プロセッサは柔軟な処理の実行が可能となり、プログラムによる非定型な処理や、外部から与えられるイベントに対する応答等の記述、実現を容易にしている。なお、割込み機構に関する技術としては、例えば、特開平5−143365号公報(特許文献1)のような技術が開示されている。
特開平5−143365号公報
プロセッサに内蔵され、または外部に接続される周辺回路は、多くの場合、前述したような割込み機構を備え、システムとして柔軟な処理を可能としている。周辺回路が割込みを発生すると、プロセッサは処理中のプログラムの実行を中断し、割込みプログラムを実行する。そして、その処理が終了すると、中断したプログラムの処理を再開する。
この仕組みにより柔軟な処理が可能になっているが、メインの処理プログラムと割込みプログラムとの切り替えの際に、それぞれの処理に不整合が無い様に、プロセッサのレジスタの内容やメモリ管理テーブル、スタックの内容などを退避する必要があり、その退避時間等のオーバーヘッドが生じる。
また、周辺回路による割込みの頻度は、ホストCPUによって制御されていない。このため、割込みによって処理されるデータ量と、メインの処理プログラムによって処理されるデータ量とのバランスが崩れ、システム性能が大きく低下する場合がある。例えば、周辺回路の一例としてネットワークインタフェースを考えると、プロセッサの処理できる量以上の大量のデータを受信した場合、プロセッサが前のデータの処理を完了する前に割込みが発生し続け、常に割込みプログラムばかりが実行されている状態となる。この様に、割込みによるデータ処理は進むが、メインの処理プログラムによるデータ処理が進まなくなるため、システム全体として処理が進まない状況が発生する。
以上は、プロセッサの提供するリソースの一つである割込みについての課題であるが、メモリバスについても同様の課題がある。近年、Gbit Ethernet(登録商標)の普及等のネットワークの高速化や、HD(High Definition)映像処理装置の普及等の表示画面の大型化に伴い、周辺回路で大量のデータを処理するケースが増加してきている。このとき、周辺回路で全ての処理を行うわけではないため、大量の処理結果をホストCPUと共有しているメモリに書き込むため、多くのメモリバス帯域を消費する。
このメモリバス帯域の使用に関しても、ホストCPUの処理能力以上に周辺回路がデータを処理し、メモリバス帯域を使用すると、周辺回路の処理ばかりが進行し、ホストCPUによるデータの処理が進まず、システムとしての性能が大きく低下する。このため、システム処理スループットに対する消費電力が大きくなってしまい、環境に与える負荷も大きくなってしまう。また、電池駆動のシステムでは駆動時間が短くなってしまい、システムの価値が下がってしまうという問題もある。さらに、要求周期が一定でないために、システム処理スループットの揺らぎが大きくなり、CPUと周辺回路との処理量の揺らぎの差分を埋めるために大きな共有バッファが必要となり、システムコストが高くなってしまう。
また、周辺回路の割込みによるCPUリソースの利用や、メモリバス帯域の利用に関して制限をかけられていない事は、システムの安全性低下の原因にもなっている。例えば、ネットワークインタフェース等の周辺回路に対し、外部から大きな負荷をかけることによって周辺回路の制御プログラムに異常動作を引き起こし、システムのメインプログラムの動作を不安定にしたり、動作を変更したりするような攻撃を受ける原因ともなっている。
そこで本発明の目的は、周辺回路による割込み、メモリバス帯域の利用や、データの処理スループットに制限をかける事により、周辺回路とホストCPUによるデータ処理量がバランスする様に容易に制御可能であるホスト負荷調整機能付周辺回路を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によるホスト負荷調整機能付周辺回路は、周辺回路が発生する割込みやメモリバス利用要求の間隔の最小値を設定するための設定手段と、割込みやメモリバス利用要求の発生タイミングをカウントするためのカウンタとを備え、当該カウンタ値と前記設定手段に設定された間隔とを比較することにより、設定間隔より短い間隔で発生する割込みを抑制することを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によれば、設定手段に設定された間隔より短い割込み要求やメモリバス利用要求を、周辺回路がハードウェア的にブロックしてCPUに上げない様にすることが可能となり、周辺回路からCPUの処理能力以上の要求が上がることが無くなるため、システムとしての安定性が向上し、また、周辺回路とホストCPUによるデータ処理量がバランスする様に制御することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の一実施の形態であるホスト負荷調整機能付周辺回路は、発生する割込みやメモリバス利用要求の間隔の最小値を設定するためのレジスタ及び、割込みやメモリバス利用要求の発生タイミングをカウントするためのカウンタを備え、当該カウンタ値と前記レジスタに設定された間隔とを比較することにより、設定時間より短い間隔で発生する割込み要求を抑制する。これにより、メインの処理プログラムの処理スループットと周辺回路の処理スループットとがバランスするように設定可能となり、高いシステムパフォーマンスを容易に実現することが可能となる。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1であるホスト負荷調整機能付周辺回路について図1〜図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態のホスト負荷調整機能付周辺回路を有する情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
図1に示す情報処理装置において、CPU101は、バス102を介して入力装置103、出力装置104、ホスト負荷調整機能付周辺回路105(以下では「周辺回路105」と記載する場合がある)、メモリ106、アービタ107、割込みコントローラ108の各種装置の管理、制御を行う。入力装置103は、本実施の形態の周辺回路105を用いた情報処理装置に対するユーザ操作や入力データを受け取る。出力装置104は、本実施の形態の周辺回路105を用いた情報処理装置からのユーザへの通知情報やデータを送出する。
ホスト負荷調整機能付周辺回路105の内容については後述する。メモリ106は、CPU101の実行するプログラムやデータを格納する。アービタ107は、CPU101や周辺回路105からのバス利用要求を調停する。割込みコントローラ108は、入力装置103や出力装置104、周辺回路105からのCPU101への割込み要求を調停する。
アービタ107は、CPU101と周辺回路105からのバス利用要求を、バス利用要求及び許可109、110を介して受け付ける。バス利用要求及び許可109は、周辺回路105からのバス利用要求、及びそれに対するバス利用許可についての情報である。アービタ107は、周辺回路105からのバス利用要求をバス利用要求109経由で受け付け、調停の結果、周辺回路105がバス102を利用可能かどうかの通知をバス利用許可109経由で返す。
同様に、バス利用要求及び許可110は、CPU101からのバス利用要求、及びそれに対するバス利用許可についての情報である。アービタ107は、CPU101からのバス利用要求をバス利用要求110経由で受け付け、調停の結果、CPU101がバス102を利用可能かどうかの通知をバス利用許可110経由で返す。
割込みコントローラ108は、入力装置103や出力装置104、周辺回路105からのCPU101への割込み要求を、割込み要求111、112、113を介して受け付け、バス102を介して設定された優先順位に従って調停し、割込み要求114を介してCPU101に対して割込み要求を上げる。ここで、割込み要求111は、入力装置103からの割込み要求であり、割込み要求112は、出力装置104からの割込み要求であり、割込み要求113は、周辺回路105からの割込み要求である。
CPU101は、割込みの発生していない状態では、メモリ106に格納されたメイン処理プログラム115を実行している。この状態で、割込み要求114を介して割込み要求を受け付けると、実行中のメイン処理プログラム115の実行状態であるCPU101のレジスタやスタック等を退避し、割込み処理プログラム116の実行を開始し、要求元の入力装置103、出力装置104、及び周辺回路105の状態に合わせて処理を行う。
これら各装置との間で少量のデータのやり取りを行う場合は、入力装置103、出力装置104、及び周辺回路105のレジスタや内蔵メモリのリードライトによって行うが、大量のデータを取り扱う場合は、メモリ106に確保した共有バッファ117を、入力装置103、出力装置104、及び周辺回路105と、CPU101との間で共有してデータの処理を行う。割込み処理プログラム116の処理が終了すると、レジスタやスタック等を、退避しておいたメイン処理プログラム115の実行状態に戻し、メイン処理プログラム115の実行を再開する。
本実施の形態のホスト負荷調整機能付周辺回路105は、例えば、暗号処理、DMA転送、画像処理、内部処理アクセラレータ、ネットワーク処理、ストレージ入出力等の主要処理を行う主要処理部118と、主要処理部118が発生する割込み要求要因120に係る割込み要求113の発生タイミングを調整する要求発生間隔調整部119とから構成される。
要求発生間隔調整部119は、調整制約設定部121、要求発生判定部122、要求バッファ123、周期カウンタ124、発生要求カウンタ125、要求廃棄ログ保持部126とから構成される。調整制約設定部121は、本実施の形態の周辺回路105が発生する要求に関する制約情報を設定する。要求発生判定部122は、調整制約設定部121に設定された制約情報に従って、主要処理部118の発生する割込み要求要因120を割込み要求113として発生するかどうかを判定する。
要求バッファ123は、主要処理部118で発生した割込み要求要因120を一時保存し、調整制約設定部121で設定された間隔に調整し直して割込み要求113を発生するために利用する。周期カウンタ124は、割込み要求113の発生タイミングをカウントする。発生要求カウンタ125は、発生する割込み要求113の一定時間あたりの発生回数、及びその要求に係るバス帯域等のリソースの消費量を計測する。要求廃棄ログ保持部126は、主要処理部118の発生する割込み要求要因120が多すぎて、要求発生判定部122で廃棄することになった割込み要求要因120の発生状況及び統計情報を、CPU101に通知するために保持する。
調整制約設定部121は、割込み要求113の発生についての制約情報を、バス102を介してCPU101により設定する手段を提供する。調整制約設定部121での制約情報の設定方法はレジスタやディスクリプタの形で提供される。
図2は、本実施の形態における調整制約設定部121の設定項目を表した図である。設定項目は、動作フラグ201、評価間隔202、要求発生回数制約203、要求処理量制約204、要求バッファ処理設定205である。ここで、要求処理量制約204は、割込みによるCPU利用時間、及びバス帯域などのシステムリソースの使用量に関する制約であり、周辺回路105の発生する要求に係る処理の際に、割込みの種類などによる重みを付けた評価を可能にする。
また、要求バッファ処理設定205は、要求バッファ123に一時保存されている割込み要求要因120についての処理の優先順位、および要求バッファ123がオーバーフローした場合の処理内容を設定するものである。設定可能な処理内容には以下の6種類がある。
(1)新しい割込み要求要因120を優先し、要求バッファ123がオーバーフローした場合は、主要処理部118を待機させる。
(2)新しい割込み要求要因120を優先し、要求バッファ123がオーバーフローした場合は、優先順位の低い割込み要求要因120を廃棄し、動作を継続する。
(3)新しい割込み要求要因120を優先し、要求バッファ123がオーバーフローした場合は、優先順位の低い割込み要求要因120を廃棄し、動作を終了する。
(4)古い割込み要求要因120を優先し、要求バッファ123がオーバーフローした場合は、主要処理部118を待機させる。
(5)古い割込み要求要因120を優先し、要求バッファ123がオーバーフローした場合は、優先順位の低い割込み要求要因120を廃棄し、動作を継続する。
(6)古い割込み要求要因120を優先し、要求バッファ123がオーバーフローした場合は、優先順位の低い割込み要求要因120を廃棄し、動作を終了する。
上記各部から構成される要求発生間隔調整部119は、図3に示すフローチャートに従って動作する。まず、ステップ301において、要求発生判定部122は、調整制約設定部121より与えられる動作フラグ201の状態を評価する。その結果、動作フラグが設定されていなければ処理を終了し、動作フラグが設定されていればステップ302へ進む。ステップ302では、要求発生判定部122は、主要処理部118からの割込み要求要因120の有無を評価する。割込み要求要因120が有ればステップ307へ進み、無ければステップ303へ進む。
ステップ303では、要求発生判定部122は、要求バッファ123の状態を確認する。この結果、要求バッファ123が空であれば、処理可能な割込み要求要因120が無いのでステップ301に戻る。要求バッファ123が空でなければ、処理すべき割込み要求要因120が存在するのでステップ304へ進む。
ステップ304では、要求発生判定部122は、周期カウンタ124と評価間隔202との比較、および発生要求カウンタ125と要求発生回数制約203、要求処理量制約204との比較を行う。その結果、周期カウンタ124が評価間隔202未満、または、発生要求カウンタ125における要求の発生回数もしくは処理量のいずれかが、要求発生回数制約203もしくは要求処理量制約204以上になっている場合は、割込み要求113を発生するタイミングに該当しないと判断し、間隔を空けるためステップ301に戻る。
前記条件が満たされていなければ、割込み要求113を発生するため、ステップ305にて、要求バッファ処理設定205に設定されている優先順位に従って、要求バッファ123から最も優先順位の高い割込み要求要因120を取り出し、ステップ306に進んで割込み要求113を発生する。
ステップ307では、要求発生判定部122は、要求バッファ123が満状態であるかどうか確認する。バッファが満状態でなければ、ステップ308に進み、割込み要求要因120を要求バッファ123に格納し、その割込み要求要因120に関する割込み要求113の発生が可能な状態にする。要求バッファ123が満状態の場合は、新規の割込み要求要因120を格納することができないので、ステップ309に進み、溢れた割込み要求要因120の処理を行う。
ステップ309では、要求バッファ処理設定205の設定に従い、溢れた割込み要求要因120を廃棄するかどうかを判定する。廃棄する場合はステップ314に進み、優先順位の低い割込み要求要因120を廃棄する。廃棄しない場合はステップ310に進み、主要処理部118を待機状態にし、これ以上割込み要求要因120を発生させないようにする。その後、ステップ311では、主要処理部118からの溢れた割込み要求要因120と、要求バッファ123に格納されている割込み要求要因120とが処理可能になるまで待機する。
ステップ311で、割込み要求要因120が処理可能になると、ステップ312に進み、主要処理部118からの溢れた割込み要求要因120と、要求バッファ123に格納されている割込み要求要因120の中で最も優先順位の高い割込み要求要因120を取り出し、ステップ313に進む。ステップ313では、主要処理部118の待機状態を解除し、ステップ306へ進む。ステップ306では、要求発生判定部122は、取り出した割込み要求要因120に関する割込み要求113を発生する。
ステップ314では、主要処理部118からの溢れた割込み要求要因120と、要求バッファ123に格納されている割込み要求要因120の中で最も優先順位の低い割込み要求要因120を取り出して廃棄し、ステップ315に進む。ステップ315では、廃棄した割込み要求要因120の統計情報を要求廃棄ログ保持部126に記録して、その内容をCPU101に伝達し、ステップ316に進む。ステップ316では、要求バッファ処理設定205の設定に従って、処理を継続する場合はステップ301に戻り、継続しない場合は処理を終了する。
以上に説明したように、要求バッファ123を利用することにより、割込み要求要因120について、発生間隔が短い部分は長くし、長い部分は短くして、一定間隔に一定量処理されるように制御することが可能となる。
これにより、例えば低コスト化や、低消費電力化のためにCPU101のクロック周波数を下げたり、性能向上のためにCPU101のクロック周波数を上げたり等により、CPU101の処理能力が変わった場合でも、ホスト負荷調整機能付周辺回路105における割込み間隔等の処理スループット決定機能により、CPU101と周辺処理装置の処理能力をバランスさせることができ、容易にシステムとして最高のパフォーマンスを発揮できる状態にすることができる。さらに、システムの利用効率を高めたことによって、システムの動作クロック周波数を下げ、低消費電力化を図ることができ、電池駆動のシステムでは長時間駆動が実現できる。
また、これによりデータ処理量の揺らぎを小さくすることが可能となり、共有バッファ117の容量を小さくすることができ、システムコストの削減も可能となる。また、例えばマルチプロセッサの構成の場合でも、主要処理部118をプロセッサとして構成すれば、CPU101と主要処理部118のプロセッサとの間で、割込みやメモリバス帯域等のリソースのバランスを調整し、そのシステム性能を向上させることができる。
なお、単純な制御を行う場合は、要求バッファ123が無いような構成とすることも可能である。この場合は、要求バッファ123のサイズが0と考え、常に要求バッファ123が満状態であるとして処理すれば良い。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2であるホスト負荷調整機能付周辺回路について図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態のホスト負荷調整機能付周辺回路を有する情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
本実施の形態では、要求発生間隔調整部119の処理する要求要因が、バス102の利用要求であるバス利用要求要因401となっている。この様に、CPU101への割込み要求ではなく、バス利用要求要因401であったとしても、実施の形態1と同様に、図3に示すフローチャートに従って動作することによって、バス帯域の利用を制限することが可能となる。
これにより、メモリバス帯域の利用比率を調整することが可能となり、CPU101とホスト負荷調整機能付周辺回路105とで最適な比率でメモリバスを利用することによって、システム性能を向上させることができる。
なお、要求発生間隔調整部119において、実施の形態1での割込み要求の制限と、本実施の形態でのバス利用要求の制限とを両方を行えるようにすることも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明のホスト負荷調整機能付周辺回路は、大量のデータを処理するため多くの割込みを発生し、メモリバス帯域を消費するデコーダ、チューナ、データ処理、DMAコントローラ、暗号処理アクセラレータ、ストレージインタフェース、Gbit Ethernet(登録商標) IF等の高速ネットワークインタフェース、ネットワーク処理アクセラレータ等の装置に利用可能である。
本発明の実施の形態1であるホスト負荷調整機能付周辺回路を有する情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1における調整制約設定部での設定項目を表した図である。 本発明の実施の形態1における要求発生間隔調整部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2であるホスト負荷調整機能付周辺回路を有する情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
101…CPU、102…バス、103…入力装置、104…出力装置、105…ホスト負荷調整機能付周辺回路、106…メモリ、107…アービタ、108…割込みコントローラ、109…バス利用要求及び許可、110…バス利用要求及び許可、111…割込み要求、112…割込み要求、113…割込み要求、114…割込み要求、115…メイン処理プログラム、116…割込み処理プログラム、117…共有バッファ、118…主要処理部、119…要求発生間隔調整部、120…割込み要求要因、121…調整制約設定部、122…要求発生判定部、123…要求バッファ、124…周期カウンタ、125…発生要求カウンタ、126…要求廃棄ログ保持部、
201…動作フラグ、202…評価間隔、203…要求発生回数制約、204…要求処理量制約、205…要求バッファ処理設定、
401…バス利用要求要因、402…割込み要求、403…バス利用要求及び許可。

Claims (8)

  1. 割込みによるCPUに対する処理の要求、またはメモリバス利用権の要求を発生する周辺回路からなり、
    要求要因を発生する主要処理部と、該主要処理部で発生した要求要因に係る前記要求を、発生タイミングを調整して発生する要求発生間隔調整部とを有するホスト負荷調整機能付周辺回路であって、
    前記要求発生間隔調整部は、
    前記要求の発生タイミングをカウントするための周期カウンタと、前記要求の発生間隔を設定するための調整制約設定部とを有し、
    前記主要処理部で発生した要求要因に係る前記要求を、前記調整制約設定部に設定された発生間隔以上の間隔を空けて、割込み要求またはメモリバス利用権要求の形式で発生することによって前記要求の発生タイミングを調整することを特徴するホスト負荷調整機能付周辺回路。
  2. 請求項1記載のホスト負荷調整機能付周辺回路において、
    前記要求発生間隔調整部は、
    一定時間あたりの前記要求の発生回数、および該要求に係るリソースの消費量を計測する発生要求カウンタを有し、
    前記調整制約設定部に、一定時間あたりの前記要求の発生回数、および該要求に係るリソースの消費量についての制約情報を設定可能とし、
    前記発生要求カウンタで計測された値が前記調整制約設定部に設定された前記制約情報の値より小さい場合にのみ、前記主要処理部で発生した要求要因に係る前記要求を、割込み要求またはメモリバス利用権要求の形式で発生することによって前記要求の発生タイミングを調整することを特徴するホスト負荷調整機能付周辺回路。
  3. 請求項1または2記載のホスト負荷調整機能付周辺回路において、
    前記要求発生間隔調整部は、
    前記調整制約設定部に設定された前記要求の発生間隔より短い間隔で前記主要処理部で発生した要求要因を廃棄し、該要求要因に係る前記要求を発生しないことによって前記要求の発生タイミングを調整することを特徴とするホスト負荷調整機能付周辺回路。
  4. 請求項1または2記載のホスト負荷調整機能付周辺回路において、
    前記要求発生間隔調整部は、
    前記調整制約設定部に設定された前記要求の発生間隔より短い間隔で前記主要処理部で発生した要求要因に係る前記要求を、前記調整制約設定部に設定された前記要求の発生間隔以上の間隔が空くまで遅延させて発生し、その間、前記主要処理部での処理を待機させることによって前記要求の発生タイミングを調整することを特徴とするホスト負荷調整機能付周辺回路。
  5. 請求項1または2記載のホスト負荷調整機能付周辺回路において、
    前記要求発生間隔調整部は、
    前記主要処理部で発生した要求要因を一時保存する要求バッファを有し、
    前記要求バッファに一時保存されている要求要因に係る前記要求を、前記調整制約設定部に設定された前記要求の発生間隔を空けて発生することによって前記要求の発生タイミングを調整することを特徴とするホスト負荷調整機能付周辺回路。
  6. 請求項5記載のホスト負荷調整機能付周辺回路において、
    前記要求発生間隔調整部は、
    前記主要処理部で発生した要求要因が前記要求バッファに一時保存しきれない場合は、
    前記主要処理部で発生した要求要因、もしくは前記要求バッファに一時保存されている要求要因を廃棄することを特徴とするホスト負荷調整機能付周辺回路。
  7. 請求項5記載のホスト負荷調整機能付周辺回路において、
    前記要求発生間隔調整部は、
    前記主要処理部で発生した要求要因が前記要求バッファに一時保存しきれない場合は、
    前記主要処理部で発生した要求要因、もしくは前記要求バッファに一時保存されている要求要因が、前記調整制約設定部に設定された前記要求の発生間隔を空けて処理されるまで、前記主要処理部での処理を待機させることを特徴とするホスト負荷調整機能付周辺回路。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項記載のホスト負荷調整機能付周辺回路において、
    前記要求発生間隔調整部は、
    前記主要処理部で発生した要求要因、もしくは前記要求バッファに一時保存されている要求要因に係る前記要求を発生する際、もしくは、該要求要因を廃棄する際に、
    該要求要因の優先順位に基づいて処理することを特徴とするホスト負荷調整機能付周辺回路。
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