JP3625536B2 - 複数のクロック信号を用いて回路を同期させる装置と方法 - Google Patents

複数のクロック信号を用いて回路を同期させる装置と方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、データ処理の分野に関し、より詳細には、第1のクロック信号により駆動される第1の回路と、第2のクロック信号により駆動される第2の回路を備え、第1の回路と第2の回路が協働して第3の回路の動作を制御するようになっているデータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
1つまたはそれ以上のクロック信号(たとえば、メモリクロック信号と入出力クロック信号)を利用して、システム内の異なる回路を制御するデータ処理システムを提供することは公知である。かかるシステムにおいて生起する状況とは、第1のクロック信号により駆動される第1の回路と、第2のクロック信号により駆動される第2の回路が協働して第3の回路を制御することであろう。これの代表的な状況は、たとえばディスクコントローラのように、バスクロックスピードで動作するバスコントローラの動作や、入出力クロックスピードで動作する入出力コントローラの動作の組合わせによる入出力デバイスの制御であろう。この状況において、バスコントローラはアドレスバスにアドレスを立ち上げ、入出力コントローラに対する要求信号を発行して、入出力コントローラをトリガし適切な入出力デバイスを選択して必要な動作を実行させる。入出力コントローラは、自身の入出力クロック信号に要求信号を同期させると、入出力クロック信号に同期して、入出力デバイスに要求される制御信号を発行する。要求された動作が完了すると、承諾信号(grant signal)がバスコントローラに送り返されるが、承諾信号が最初にバスクロック信号に再同期する。
【0003】
データ処理システムにおいて常に目指していることは、それの動作速度を可能な限り速くすることである。したがって、動作速度を速くする方法(手段)は非常に有利になる。
【0004】
【課題を解決する手段】
1つの側面から見ると、本発明はデータを処理する装置を提供しており、前記装置は、
(i)第1のクロック信号により駆動されて動作し、第1の制御信号と要求信号を発生させる第1の回路と、
(ii)第2のクロック信号により駆動されて動作し、第2の制御信号と承諾信号を発生させる第2の回路であって、前記第2のクロック信号は前記第1のクロック信号に独立している第2の回路と、
(iii)前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号に制御されて動作する第3の回路であって、前記要求信号は前記第2の回路に加えられて前記第2の回路をトリガし、前記第2の制御信号を使用して前記第3の回路の動作を開始し、前記承諾信号が前記第1の回路に加えられて、前記第3の回路の動作が完了して、前記第1の回路は前記第1の制御信号を保持する必要がないことを示すようになっている前記第3の回路と、
(iv)前記第1の回路から前記要求信号を受信し、前記要求信号を前記第2の回路に転送する前に、前記要求信号を前記第2のクロック信号に同期させる第1の同期手段と、
(v)前記第2の回路から前記承諾信号を受信し、前記承諾信号を前記第1の回路に転送する前に、前記承諾信号を前記第1のクロック信号に同期させる第2の同期手段と、
(vi)前記第2の回路に接続され、前記第3の回路の動作完了に先立って、前記第1のクロック信号に同期するため、前記第2の回路が前記第2の同期手段に前記承諾信号を転送する複数の使用可能な時間(times )の1つを選択するように作用する先行制御コントローラと、
を含んでいる。
【0005】
本発明は、以下のような問題、すなわち、第2の回路と第2の同期手段が承諾信号を発生させ、承諾信号を第1のクロック信号に同期させる間に第3の回路が動作を完了すると、好ましくないディレイすなわち遅延が発生するかもしれないという問題を認識している。この問題に対処するため、第3の回路が実際にその動作を完了する前に、第2の回路が制御された方法で承諾信号を発生させるので、同期プロセスが早い時点で始まり、さらに第3の回路が実際にその動作を完了した後、ディレイを短くして同期した承諾信号が使用可能となる先行制御コントローラが用意されている。先行制御コントローラは効果的に巧妙に動作して、承諾信号が関係する事象(すなわち、第3の回路の動作完了)が実際に発生してしまう前に承諾信号が発生し始めるようにする。
【0006】
上述した先行制御コントローラの働きは、第1のクロック信号に同期するときのディレイを減少させる役目をする一方で、これ自体がシステムの動作における問題となりうるのである。本発明はこれらの問題を深く認識すると同時にこれを解決している。第1のクロック信号と第2のクロック信号は相互に独立であると想定しているのであるから、第1のクロック信号の周波数は第2のクロック信号の周波数よりも高くてもよい。この状況においては、第1のクロック信号に対する再同期は(第1のクロック信号の中で適切な位相を見つけることにより)十分迅速に発生するから、第3の回路が実際にその動作を完了する前に第1の回路に承諾信号を発行することが可能である。この状況では、第3の回路がその動作を完了したことを示す承諾信号を受信しているのであるから、第1の回路は第3の回路が要求している承諾信号を全期間維持することに失敗するかもしれない。この問題に対処するため、先行制御コントローラは、前記第3の回路の動作完了に先立って、複数の使用可能な時間から選択できる1つを使用して動作する。このように先行時刻を選択して、第2のクロック信号の周波数に関して第1のクロック信号の周波数を適合させることができる。
【0007】
この特徴には、承諾信号を過度に早く発行するという問題を回避する一方、再同期による必要以上のディレイを回避するため、第1のクロック信号の周波数が変化しても、先行制御コントローラの中で必要な時間の選択を変えるだけで、システムを大幅に改造したり再設計しなくてよいという別の利点がある。
【0008】
したがって、第1のクロック信号と第2のクロック信号がほぼ同じ周波数であると、必要以上のディレイを伴わずに再同期が行われ、さらにシステムは、過度に早く再同期させなくても、大きく異なるクロック周波数を使って対応することができる。
【0009】
各回路要素を離散的回路成分として組入れる場合に、本発明が利用できることが理解できるであろう。しかし、本発明が特に適しているのは、前記第1の回路と前記第2の回路が1つの集積回路の一部として形成されるシステムで使用される場合である。
【0010】
第1の回路と第2の回路が1つの集積回路の一部になっている場合、回路を再設計しなくても、多数の異なる第1のクロック周波数の範囲を持つ第1のクロック信号によって第1の回路を駆動できることが特に大きな利点である。たとえば、高速RAMシステム対低速RAMシステムのように、他のどの回路成分が第1の回路に接続されるかによって、多数の異なる第1のクロック周波数で動作する1つの集積回路をつくることができる。
【0011】
1つまたはそれ以上のディップスイッチなど、対応する集積回路のピンに接続されたハードウエア形のスイッチにより先行制御コントローラの先行時刻を選択できるが、本発明の好適実施例においては、複数の使用可能な時間の特定の1つを選択するために、中央処理装置のコア回路を使用して先行制御コントローラの先行制御レジスタ内の1つまたはそれ以上の先行制御ビットをセットしている。
【0012】
このように、先行制御ビットはソフトウエアの制御のもとでセットされるので、システムの構成にかなりの融通性を持たせることができる。
【0013】
第3の回路は異なる多数の形を取ることができるが、どの形の回路も、(たとえば、相対位相あるいは相対周波数などを変えた)それぞれ独立のクロック信号で動作する第1の回路と第2の回路による制御が必要であることが理解できるであろう。しかし、特に好ましい実施例においては、前記第3の回路は前記第2のクロック信号によって駆動される入出力デバイスである。
【0014】
独立なクロック信号を備えた入出力デバイスを制御するニーズが頻繁に発生するという状況では、第1の回路と第2の回路のクロック信号は、入出力デバイスのクロック信号に過度に制約を受けてはならず、さらに同期に対する必要以上ののディレイを回避しなければならないことが望ましい。
【0015】
かかる状況では、前記第2の制御信号はチップ選択信号であり、前記第2のクロック信号は入出力クロックであるという場合が多い。
【0016】
本発明が特に役に立つのは、前記第1の回路がバスコントローラ回路であり、前記第1の制御信号がアドレス信号であり、さらに前記第1のクロック信号がバスクロック信号であるときである。
【0017】
重要なことは、アドレス信号は必要とする全時間の間アドレスバス上に立ち上がっていなければならないので、十分立ち上がっていないアドレス信号を再同期中に除去しないようにすることが特に役に立つということである。
【0018】
前に述べたとおり、第1のクロック信号と第2のクロック信号は異なる周波数になっている。しかし、本発明は以下のような実施例、すなわち、第1のクロック信号の周波数は第2のクロック信号の周波数よりも高いから、第2のクロック信号を使用するデバイスによって制約を受ける第2のクロック信号を維持しながら装置のグレードアップ路(upgrade path)を可能にしている実施例に特に適している。
【0019】
前述の通り、第1のクロック信号により駆動され、グレードアップが可能な第4の回路要素の能力を利用するため、第1のクロック信号を変更してもよい。これの例はランダムアクセスメモリ回路であろう。
【0020】
別の態様から見ると、本発明はデータを処理する方法を提供しており、前記方法は、
(i)第1のクロック信号により第1の回路を駆動し、第1の制御信号と要求信号を発生させるステップと、
(ii)第2のクロック信号により第2の回路を駆動し、第2の制御信号と承諾信号を発生させるステップであって、前記第2のクロック信号が前記第1のクロック信号に独立している前記ステップと、
(iii)前記第1の制御信号と前記第2の制御信号とによって第3の回路を制御するステップであって、前記要求信号は前記第2の回路に加えられて前記第2の回路をトリガし、前記第2の制御信号を使用して前記第3の回路の動作を開始し、前記承諾信号が前記第1の回路に加えられて、前記第3の回路の動作が完了したので、前記第1の回路は前記第1の制御信号を維持する必要がないことを示すようになっている前記ステップと、
(iv)前記第1の回路から前記要求信号を受信して、前記要求信号を前記第2の回路に転送する前に、前記要求信号を前記第2のクロック信号に同期させるステップと、
(v)前記第2の回路から前記承諾信号を受信して、前記承諾信号を前記第1の回路に転送する前に、前記承諾信号を前記第1のクロック信号に同期させるステップと、
(vi)前記第3の回路の動作完了に先立って、前記第1のクロック信号に同期するため、前記第2の回路に接続した先行制御コントローラにより前記第2の回路が前記第2の同期手段に前記承諾信号を転送する、複数の使用可能な時間の1つを選択するステップと、
を含んでいる。
【0021】
本発明に関する上記の目的とその他の目的、特徴および利点は、添付の図面と共に読むべき以下に述べる実施例の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0022】
【実施例】
図1は、ディスクドライブコントローラのような入出力デバイス4に接続された集積回路2を示している。入出力デバイス4は、制御入力としてアドレス信号およびI/Oチップ選択信号(I/O chip select signal)を受信する。入出力デバイス4が実行可能状態信号(ready signal)を発生させるが、この信号は集積回路2に供給され、入出力デバイス4が機能停止になっていてI/Oサイクルを延長するかどうかを示す役目をする。
【0023】
集積回路2は、中央処理装置(CPU )のコア回路、読出し専用メモリ(ROM )回路6、バスコントローラ8およびI/Oコントローラ10を含む複数の回路要素を組み込んでいる。メモリクロック信号は、バスコントローラ8(メモリクロックは周波数が半分にされてバスクロックを形成するが、このバスクロックはバスコントローラによって使用される)、読出し専用メモリ回路6およびI/Oコントローラ10に供給される。I/Oクロック信号はI/Oコントローラ10に供給され、ここで2つに分割されて内部機能を駆動すると共に入出力デバイス4にも供給されて入出力デバイス4を動作させる。
【0024】
I/Oコントローラ10には、
(1)バスコントローラ8からI/Oコントローラ10に送られる要求信号を、I/Oクロック信号に同期させ、
(2)I/Oコントローラ10からバスコントローラ8に送られる承諾信号を、I/Oクロック信号に同期させる、
役目をするそれぞれの部分を備えたシンクロナイザ12が含まれている。
【0025】
I/Oコントローラ10の中にあり、シンクロナイザ12に接続されている先行制御コントローラ14は、入出力デバイス4の動作完了に先立って、所定の数の時間の1つを選択してシンクロナイザ12が承諾信号をバスクロック信号に同期させるプロセスを開始するように働く。
【0026】
先行制御コントローラ14には、先行制御レジスタ16とカウンタ18が含まれている。先行制御レジスタ16には、中央処理装置のコアから送られた1つまたはそれ以上の先行制御ビットが含まれており、これらのビットは、どの時限を選択すべきかを指定する。カウンタ18は、I/Oサイクルの開始以来発生したI/Oクロック信号のクロックサイクルの数をカウントして、所定のカウントに到達すると、承諾信号を第1のクロック信号に同期させることになるI/O終了信号(End I/O signal)の開始を起動する。この所定のカウントは先行制御レジスタ16の中のビットに依存して選択されるので、このようにして入出力デバイス4の動作完了に先立って所定の時間が選択される。入出力デバイス4からの動作可能状態信号が入出力デバイス4が動作停止であることを示したとき、カウンタ18の増分を禁止することにより、I/Oサイクルが適切に延長される。
【0027】
図1に示すシステムは、以下のように動作すると考えてよい。出力(あるいは入力)動作は入出力デバイス4に対して実行されるので、バスコントローラ8によって、入出力デバイス4に対するアドレス信号が立ち上げられる。このアドレス信号は、出力するデータが関係するアドレス場所を指定する。つぎにバスコントローラ8は、I/O動作が要求されていることを示す要求信号をI/Oコントローラ10に対して発行する。シンクロナイザ12は、この要求信号をI/Oクロック信号に同期させてから、適切なI/Oデバイス(たとえば、入出力デバイス4)に対してI/Oチップ選択信号を発行する。アドレスバスは複数のI/Oデバイスに並列に接続されているが、図1の例には、そのうちの1つだけが示されていることは理解できるであろう。
【0028】
入出力デバイス4がアドレス信号とI/Oチップ選択信号(第1の制御信号と第2の制御信号)を受信すると、入出力デバイス4は要求されたI/O動作の実行に移る。I/Oコントローラ10は、I/O動作の開始以来のI/Oクロックサイクルの数をカウントし(動作可能状態信号を供給することは入出力デバイス4が動作停止になっていることを示していない)、所定の数のクロックサイクルが発生すると、I/Oコントローラ10は、バスコントローラ8に返す承諾信号の発行を開始する。I/Oコントローラが待ち合わせるクロックサイクルの数は先行制御コントローラ14によって決定される。
【0029】
メモリクロック信号とI/Oクロック信号の相対周波数が非常に接近していると、先行制御コントローラ14は、入出力デバイス4の動作の本当の終了に先立つ長い期間(数クロックサイクル)で、メモリクロック信号に返す承諾信号と再同期の発行を開始する余裕があり、さらに、メモリクロック信号周波数がI/Oクロック周波数よりも大幅に高かった時の場合より十分な時間の間アドレス信号を維持することができる。
【0030】
図2は、信号タイミング図であって、メモリクロック信号とI/Oクロック信号が同じ周波数の時の、図1のシステムの動作を示している。メモリクロック信号はバスクロック信号を発生させるために使用される。バスクロック信号の周波数はメモリクロック信号の周波数の半分である。バスクロック信号はバスコントローラ8によって内部で使用される。I/O要求信号は、バスクロック信号に同期した処理動作の中でバスコントローラ8によって発生する。このI/O要求信号はI/Oコントローラ10のシンクロナイザ12に転送されるが、I/Oコントローラ10は、この信号をI/Oクロック信号に同期させてI/O実行信号(Do I/O signal )を発生する役目をする。I/O実行信号はI/Oコントローラ10の内部で使用され、入出力デバイス4に転送されるI/Oチップ選択信号になる。
【0031】
先行制御コントローラ14は、I/O実行信号が開始されてからのI/Oクロック信号パルスの数をカウントする役目をしており、先行制御レジスタ16の中に格納されたビットによって選択されるとおり、I/Oクロック信号パルスの数が所定の数を過ぎると、I/Oクロック信号に同期してI/O終了信号が発行される。I/O終了信号は、シンクロナイザ12によってバスクロック信号に同期するI/O承諾信号の発行をトリガする。実際にI/O終了信号は、I/O実行信号とI/Oチップ選択信号が終了する前に発行されるので、I/Oサイクルが終了する前に再同期が開始される。バスクロック信号に再同期したI/O承諾信号がバスコントローラ8に転送されると、このI/O承諾信号は、入出力デバイス4に対するI/Oアドレスバスラインにラッチされたアドレス信号をもはや維持する必要がないことをバスコントローラ8に示す役目をする。
【0032】
図3は図2と同様な信号タイミング図であるが、この場合はメモリクロック信号の周波数がI/Oクロック信号の周波数よりも高くなっている。I/O承諾信号をバスクロック信号に再同期させることが過度に早く行われることを回避するため、この場合は、十分な数のI/Oクロック信号サイクルが使われて、I/O実行信号が終了するまで、I/O終了信号は発行されない。したがって、アドレス信号が必要なI/Oサイクルの全時間中、バスコントローラ8はアドレス信号をラッチしている。
【0033】
添付の図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明してきたが、本発明はここに説明した実施例に限定されるものではなく、さらに添付の請求の範囲により定義されているように、当業者ならば、本発明の精神と範囲から逸脱せずに、本発明における多数の変更、代替および修正を行うことができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数のクロック信号を使用したデータ処理システムを示す図。
【図2】メモリクロック信号が入出力クロック信号とほぼ同じ周波数である場合の、図1のシステムの動作を示す信号図。
【図3】メモリクロック信号の周波数が入出力クロック信号の周波数よりも大幅に高い場合の、図1のシステムの動作を示す信号図。
【符号の説明】
2 集積回路
4 入出力デバイス
6 読出し専用メモリ回路
8 バスコントローラ
10 I/Oコントローラ
12 シンクロナイザ
14 先行制御コントローラ
16 先行制御レジスタ
18 カウンタ

Claims (12)

  1. データを処理する装置であって、
    (i)第1のクロック信号により駆動され、第1の制御信号と要求信号を発生するように動作する第1の回路と、
    (ii)第2のクロック信号により駆動され、第2の制御信号と承諾信号を発生するように動作する第2の回路であって、前記第2のクロック信号は前記第1のクロック信号に独立している第2の回路と、
    (iii)前記第1の制御信号と前記第2の制御信号に制御されて動作する第3の回路を含み、前記要求信号は前記第2の回路に加えられて前記第2の回路をトリガし、前記第2の制御信号を使用して前記第3の回路の動作を開始し、かつ前記承諾信号が前記第1の回路に加えられて、前記第3の回路の動作が完了し、前記第1の回路は前記第1の制御信号を維持する必要がないことを示すようになっており、
    (iv)前記第1の回路から前記要求信号を受信し、前記要求信号を前記第2の回路に転送する前に、前記要求信号を前記第2のクロック信号に同期させる第1の同期手段と、
    (v)前記第2の回路から前記承諾信号を受信し、前記承諾信号を前記第1の回路に転送する前に、前記承諾信号を前記第1のクロック信号に同期させる第2の同期手段と、
    (vi)前記第2の回路に接続され、前記第3の回路の動作完了に先立って、前記第1のクロック信号に同期するため、前記第2の回路が前記第2の同期手段に前記承諾信号を転送する複数の使用可能な時間の1つを選択する役目をする先行制御コントローラと、
    を含むことを特徴とする前記データ処理装置。
  2. 請求項1記載の装置であって、前記第1の回路と前記第2の回路とは、1つの集積回路の部分として形成されることを特徴とする装置。
  3. 請求項2記載の装置であって、前記集積回路は中央処理装置のコア回路を含むことを特徴とする装置。
  4. 請求項1記載の装置であって、前記先行制御コントローラは、前記複数の使用可能な時刻のどれが選択されるかということを制御する1つまたはそれ以上の先行制御ビットを格納する先行制御レジスタを含むことを特徴とする装置。
  5. 請求項4記載の装置であって、前記集積回路は中央処理装置のコア回路を含み、前記先行制御ビットは、前記中央処理装置のコア回路で実行するプログラム命令の制御のもとにセットされることを特徴とする装置。
  6. 請求項1記載の装置であって、前記第3の回路は、前記第2のクロック信号によって駆動される入出力デバイスであることを特徴とする装置。
  7. 請求項6記載の装置であって、前記第2の回路は入出力コントローラ回路であり、前記第2の制御信号はチップ選択信号であり、さらに前記第2のクロック信号は入出力クロックであることを特徴とする装置。
  8. 請求項1記載の装置であって、前記第1の回路はバスコントローラ回路であり、前記第1の制御信号はアドレス信号であり、さらに前記第1のクロック信号はバスクロック信号であることを特徴とする装置。
  9. 請求項1記載の装置であって、前記第1のクロック信号は前記第2のクロック信号より高い周波数であることを特徴とする装置。
  10. 請求項9記載の装置であって、前記第1のクロック信号により駆動される第4の回路を含み、前記第1の回路の制御のもとに動作することを特徴とする装置。
  11. 請求項10記載の装置であって、前記第4の回路は、ランダムアクセスメモリ回路であることを特徴とする装置。
  12. データを処理する方法であって、
    (i)第1のクロック信号により第1の回路を駆動し、第1の制御信号と要求信号を発生させるステップと、
    (ii)第2のクロック信号により第2の回路を駆動し、第2の制御信号と承諾信号を発生させるステップであって、前記第2のクロック信号が前記第1のクロック信号に独立している前記ステップと、
    (iii)前記第1の制御信号と前記第2の制御信号とによって第3の回路を制御するステップであって、前記要求信号は前記第2の回路に加えられて前記第2の回路をトリガし、前記第2の制御信号を使用して前記第3の回路の動作を開始し、前記承諾信号が前記第1の回路に加えられて、前記第3の回路の動作が完了し、前記第1の回路は前記第1の制御信号を維持する必要がないことを示すようになっている前記ステップと、
    (iv)前記第1の回路から前記要求信号を受信して、前記要求信号を前記第2の回路に転送する前に、前記要求信号を前記第2のクロック信号に同期させるステップと、
    (v)前記第2の回路から前記承諾信号を受信して、前記承諾信号を前記第1の回路に転送する前に、前記承諾信号を前記第1のクロック信号に同期させるステップと、
    (vi)前記第3の回路の動作完了に先立って、前記第1のクロック信号に同期するため、前記第2の回路に接続した先行制御コントローラにより前記第2の回路が前記第2の同期手段に前記承諾信号を転送する、複数の使用可能な時刻の1つを選択するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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