JP2001296717A - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JP2001296717A
JP2001296717A JP2000111501A JP2000111501A JP2001296717A JP 2001296717 A JP2001296717 A JP 2001296717A JP 2000111501 A JP2000111501 A JP 2000111501A JP 2000111501 A JP2000111501 A JP 2000111501A JP 2001296717 A JP2001296717 A JP 2001296717A
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JP2000111501A
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English (en)
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Kazuhito Konno
和仁 今野
Tomio Henmi
富美夫 逸見
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像を構成する各色成分の潜像やトナ
ー像等の形成をそれぞれ並行的に行う場合であっても、
各色成分データの入力を各色毎に異なるタイミングで行
うことを不要にする。 【解決手段】 潜像を各色毎に個別に形成する複数の潜
像形成手段15y〜15kによるそれぞれの潜像形成位
置a,c,e,gと、その潜像から形成された各色トナ
ー像の記録媒体上への転写完了位置jとの間の距離が、
全て略同一となるように、画像出力装置1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
装置等に搭載されて用いられるもので、記録媒体上にカ
ラー画像を形成する画像出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機やプリンタ装置等にて用
いられる画像出力装置としては、周知の電子写真技術を
利用しつつ、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン
(C)、クロ(K)の各色に対応した潜像を形成した
後、各潜像を各色のトナーで現像して複数色のトナー像
を得て、さらにその後、これら複数色のトナー像が互い
に重なり合うように記録媒体上に転写することで、当該
記録媒体上にカラー画像を形成するものが知られてい
る。
【0003】ところで、このような画像出力装置の中に
は、いわゆるタンデム方式と呼ばれる構成を採用したも
のがある。タンデム方式の画像出力装置とは、Y、M、
C、Kの各色に対応した潜像の形成およびトナー像の形
成を、それぞれ並行的に行うことで、画像形成処理の高
速化を図ることを可能にしたものである。具体的には、
例えば図11に示すように、用紙収納トレイ31からフ
ィードされた用紙32を搬送する搬送ベルト33に沿っ
てY、M、C、Kの各色に対応した感光体ドラム34
y,34m,34c,34kがそれぞれ個別に配設され
ており、さらには各感光体ドラム34y,34m,34
c,34kに、レーザビームにより潜像の書き込みを行
うROS(Raster Output Scanner)35y,35m,
35c,35kと、書き込まれた潜像をトナー像化する
ためのトナーボックス36y,36m,36c,36k
と、余分なトナーや不要な帯電等をクリアするクリーナ
37y,37m,37c,37kとが、それぞれ付設さ
れたものである。また、搬送ベルト33上には、用紙3
2に転写されたトナー像を加熱してそのトナー像を用紙
32上に定着させるための定着器38が設けられてい
る。
【0004】このような構成の画像出力装置30では、
Y、M、C、Kの各色に対応した面順次ビットマップデ
ータ(以下「YMCKデータ」という)が入力される
と、以下に述べるようにしてカラー画像の形成処理を行
う。すなわち、YMCKデータが入力されると、Y色に
対応したROS35yは、入力されたY色データに基づ
いて、図中反時計方向に回転する感光体ドラム34yに
対してレーザビームを照射して、その照射部分を帯電さ
せる。そして、照射部分が帯電すると、トナーボックス
36yが、その帯電部分(潜像)にY色トナーを付着さ
せて感光体ドラム34y上にトナー像を形成する。これ
と同様に、ROS35m,35c,35kおよびトナー
ボックス36m,36c,36kも、感光体ドラム34
m,34c,34k上に各色のトナー像を形成する。
【0005】一方、これらの処理と略同時に、搬送ベル
ト33は、用紙収納トレイ31から用紙32をフィード
して、その用紙32を各感光体ドラム34y,34m,
34c,34kの下方に向けて搬送する。したがって、
各感光体ドラム34y,34m,34c,34k上に形
成された各色のトナー像は、各感光体ドラム34y,3
4m,34c,34kの回転および搬送ベルト33によ
る用紙32の搬送に合わせて、Y色、M色、C色、K色
の順に、それぞれが互いに重なり合うように、その用紙
32上に転写されることになる。そして、YMCK全色
のトナー像の転写が完了すると、定着器38は、その用
紙32上のトナー像を加熱して、そのトナー像を用紙3
2上に定着させる。なお、用紙32に転写されずに余っ
たトナー等は、各クリーナ37y,37m,37c,3
7kによって、その後各感光体ドラム34y,34m,
34c,34k上から除去される。
【0006】以上に説明した画像形成処理はYMCKデ
ータに基づいて行われるが、このYMCKデータは、画
像出力装置30が複写機に搭載されて用いられる場合で
あれば、その複写機が備えるスキャナ40での読み取り
および同複写機が備える画像処理部50での変換処理を
経た後に、当該画像出力装置30に入力されるようにな
っている。例えば、スキャナ40が原稿から赤(R)、
緑(G)、青(B)の各色毎に1画素各8ビット(25
6階調)の点順次ビットマップデータを読み取ると、そ
のR、G、Bの各色に対応したビットマップデータ(以
下「RGBデータ」という)が画像処理部50によって
YMCK各色毎に1画素各8ビット(256階調)の面
順次ビットマップデータに変換された後、画像出力装置
30に入力される。
【0007】ただし、画像出力装置30へのYMCKデ
ータの入力は、タンデム方式の構造的な制約に起因し
て、各色毎に時間のずれを持たせたタイミングで行う必
要がある。つまり、各感光体ドラム34y,34m,3
4c,34kが搬送ベルト33に沿って配設されている
とともに、各感光体ドラム34y,34m,34c,3
4kから用紙32上へのトナー像の転写が順次行われる
ことから、各色のトナー像が互いに重なり合うように用
紙32上に転写するためには、YMCKデータの入力
も、各色毎に異なるタイミングで行う必要がある。
【0008】詳しくは、各感光体ドラム34y,34
m,34c,34kから搬送ベルト33上の用紙32へ
のトナー像の転写に要する時間をそれぞれL秒とし、各
感光体ドラム34y,34m,34c,34kの間を用
紙32が移動するのに要する時間をL/2秒とすると、
画像出力装置30へのYMCKデータの入力タイミング
は、例えば図12(b)に示すようになる。すなわち、
用紙32の1ページ目のY色データ(Y1)の入力を開
始した後、L/2秒遅れて用紙32の1ページ目のM色
データ(M1)の入力を開始し、さらにその後、同様に
してC色データ(C1)およびK色データ(K1)の入
力を開始する。そして、Y色データ(Y1)の入力開始
からL秒が経過すると、用紙32の1ページ目と2ペー
ジ目との間隔時間であるγ秒の経過後に、再び用紙32
の2ページ目のY色データ(Y2)、M色データ(M
2)、C色データ(C2)およびK色データ(K2)に
ついて、同様に入力を行う。
【0009】したがって、例えばスキャナ40のデータ
読み取り速度と画像出力装置30の画像出力速度とが略
同じであり、しかもスキャナ40および画像出力装置3
0のいずれも1ページ分当たりの処理時間にL秒を要
し、各ページ同士の処理間隔にγ秒を要する場合につい
て考えると、図12(a)に示すように、スキャナ40
が原稿1ページ目のR色データ(R1)、G色データ
(G1)およびB色データ(B1)、並びに、原稿2ペ
ージ目のR色データ(R2)、G色データ(G2)およ
びB色データ(B2)を、それぞれ略同時に読み取って
も、画像出力装置30への用紙32の1ページ目のY色
データ(Y1)、M色データ(M1)、C色データ(C
1)およびK色データ(K1)、並びに、用紙32の2
ページ目のY色データ(Y2)、M色データ(M2)、
C色データ(C2)およびK色データ(K2)の入力タ
イミングは、それぞれ図12(b)のようにL/2秒毎
にずらさなければならない。
【0010】このことから、画像出力装置30へのYM
CKデータの入力を行う画像処理部50は、スキャナ4
0からのRGBデータをYMCKデータに変換するのみ
ならず、画像出力装置30での入力タイミングのずれに
対応すべく、YMCKデータを各色毎にそれぞれ異なる
タイミングで画像出力装置30に対して出力するように
なっている。
【0011】そのための基本的な構成としては、例えば
図13に示すようなものがある。すなわち、図例の画像
処理部50は、スキャナ40から入力された点順次のR
GBデータを保持するメモリ51と、そのRGBデータ
を画像出力装置30へ出力するための面順次のYMCK
データに変換するYデータ生成部52y、Mデータ生成
部52m、Cデータ生成部52c、Kデータ生成部52
kとを備えており、各データ生成部52y,52m,5
2c,52kがそれぞれ異なるタイミングでメモリ51
内のRGBデータを取り出してYMCKデータに変換す
るようになっている。
【0012】ところが、この場合、画像処理部50は、
画像出力装置30に複数ページ分の画像形成処理を連続
して行わせるためには、メモリ51内に複数ページ分の
RGBデータを保持しなければならない。このとき、例
えばA4サイズ600dpiのRGBデータ(1画素は
RGB各8ビット)1ページ分のデータ量であれば、約
96Mバイト程度になる。したがって、画像処理部50
は、メモリ51内に数百Mバイトと言う巨大な領域を確
保しなければならず、処理速度および装置コストの点で
難がある。
【0013】この難点を解決すべく、例えば特開平5−
153384号公報では、保持すべきRGBデータを圧
縮することが提案されている。詳しくは、図14に示す
ように、スキャナ40からのRGBデータを圧縮処理部
53で圧縮して、その圧縮後のRGBデータをメモリ5
1内に格納するシステムが開示されている。この場合、
圧縮率は一般的に1/5〜1/10程度であるため、1
ページ当たりのRGBデータ量は、10〜20Mバイト
程度となる。したがって、画像出力装置30での処理を
考慮して、メモリ51が常に3〜5ページ分程度のRG
Bデータを保持する必要があっても、そのメモリ51の
容量は、50〜100Mバイト程度で足りることにな
る。
【0014】そして、画像出力装置30に対するYMC
Kデータの出力を行う際には、Y伸張処理部54y、M
伸張処理部54m、C伸張処理部54cおよびK伸張処
理部54kが、それぞれ異なるタイミングでメモリ51
内から圧縮されたRGBデータを取り出し、その圧縮さ
れたRGBデータを通常の(圧縮前の)RGBデータと
する。その後は、上述した場合と同様に、各データ生成
部52y,52m,52c,52kがYMCKデータへ
の変換を行うようになっている。
【0015】しかしながら、図14に示した画像処理部
50aでは、それぞれ異なるタイミングで圧縮されたR
GBデータの伸張を行うために、伸張処理部54y,5
4m,54c,54kを各色毎に個別に備える必要があ
る。つまり、RGBデータの伸張処理機能を四つ実装す
る必要があるため、画像処理部50aの構成の複雑化、
大型化、高コスト化等を招いてしまう可能性がある。ま
た、メモリ51の容量を削減すべく、RGBデータの圧
縮率を上げると、一般的には非可逆圧縮を行うことにな
るため、画質の劣化が生じてしまうおそれもある。
【0016】これに対しては、スキャナ40からのRG
Bデータを圧縮処理部53で圧縮し、メモリ51内に圧
縮後のRGBデータを格納する場合であっても、例えば
図15に示すように、メモリ51からのRGBデータの
読み出しおよびそのRGBデータの伸張を一つの伸張処
理部55でまとめて行うようにし、画像出力装置30で
のYMCKデータの入力タイミングのずれについては、
Yデータを一時的に保持するY一時メモリ56y、Mデ
ータを一時的に保持するM一時メモリ56m、Cデータ
を一時的に保持するC一時メモリ56c、Kデータを一
時的に保持するK一時メモリ56によって対応するよう
にしたものもある。
【0017】ここで、このような構成の画像処理部50
bにおいて、Y一時メモリ56y、M一時メモリ56
m、C一時メモリ56c、K一時メモリ56kに必要な
メモリ量について考える。このとき、用紙32の1ペー
ジ分のYMCKデータ各色毎のデータ量は、例えばA4
サイズ600dpiで出力する場合であれば、いずれ
も、Y1=M1=C1=K1=Y2=M2=C2=K2
…≒32Mバイト程度になる。なお、これは、RGBデ
ータについても同様であり、R1=G1=B1=R2=
G2=B2…≒32Mバイト程度になる。したがって、
各一時メモリ56y,56m,56c,56kに必要な
メモリ量は、Y一時メモリ19y:0バイト(Yデータ
に変換したら直ちに出力するため)、M一時メモリ19
m:16Mバイト=32/L×(L/2)、C一時メモ
リ19c:32Mバイト=32/L×2(L/2)、K
一時メモリ19k:48Mバイト=32/L×3(L/
2)となり、合計で96Mバイトの容量が必要となる。
【0018】つまり、図15に示した画像処理部50b
では、RGBデータの伸張処理機能を一つ実装すれば足
りるが、各一時メモリ56y,56m,56c,56k
として、圧縮後のRGBデータを格納するメモリ51
(例えば50〜100Mバイト程度)と同等またはそれ
よりも大きな容量(例えば96Mバイト)のメモリを追
加することが必要になってしまう。しかも、RGBデー
タの圧縮については、図14に示した画像処理部50a
と同様であるため、メモリ51の容量削減のためRGB
データの圧縮率を上げると、画質の劣化が生じてしまう
おそれがある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のタンデム方式を採用した画像出力装置30では、構造
的な制約に起因して、その画像出力装置30へのYMC
Kデータの入力を、各色毎に異なるタイミングで行う必
要がある。そのため、画像出力装置30へのYMCKデ
ータの入力にあたっては、例えばその入力を行う画像処
理部50,50a,50bが大容量のメモリ51を備え
たり、RGBデータの伸張処理機能を各色毎に重複して
備えたり、一つの伸張処理機能とタイミング調整用のメ
モリ56y,56m,56c,56kを備えたりする必
要がある。したがって、従来の画像出力装置30では、
その画像出力装置30へのYMCKデータの入力を行う
画像処理部の構成の複雑化、高コスト化等を招いてしま
うおそれがある。また、メモリ容量削減のためデータ圧
縮処理を行う場合には、出力画像の劣化が生じてしまう
可能性もある。
【0020】そこで、本発明は、画像形成処理の高速化
を図るべく、カラー画像を構成する各色成分の潜像やト
ナー像等の形成をそれぞれ並行的に行う場合であって
も、各色成分データの入力を各色毎に異なるタイミング
で行うことを不要にすることで、最低限度の構成の画像
処理部によるデータ入力を可能とし、しかも出力画像が
劣化してしまうことのない、画像出力装置を提供するこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために案出された画像出力装置で、請求項1記載の
画像出力装置は、複数色のトナー像を記録媒体に転写し
て当該記録媒体上にカラー画像を形成する転写手段と、
前記転写手段が転写するトナー像の基となる潜像を各色
毎に個別に形成する複数の潜像形成手段とを具備するも
のであって、前記複数の潜像形成手段が、それぞれの潜
像形成位置と前記転写手段によって全色のトナー像の転
写が完了する転写位置との間の距離が全て略同一となる
ように配設されたものである。
【0022】請求項1記載の発明に係る画像出力装置の
構成によれば、各潜像形成手段による潜像形成位置と転
写手段による全色トナー像の転写完了位置との間の距離
が全て略同一となっている。そのため、潜像形成手段が
潜像の形成を開始してから、その潜像がトナー像化さ
れ、そのトナー像が記録媒体上に転写され、全色のトナ
ー像の転写が完了する転写位置に到達するまでの間に要
する時間は、いずれの色についても全て同一となる。つ
まり、この画像処理装置では、潜像形成の基となる各色
データの入力を全て同一のタイミングで行っても、記録
媒体上には各色のトナー像が互いに重なり合うように転
写されることになる。
【0023】また、請求項2記載の画像出力装置は、複
数色のトナー像を記録媒体に転写して当該記録媒体上に
カラー画像を形成する転写手段と、前記転写手段が転写
するトナー像の基となる潜像を各色毎に個別に形成する
複数の潜像形成手段とを具備するものであって、前記複
数の潜像形成手段のうち少なくとも二つは、それぞれの
潜像形成位置と、前記転写手段によって全色のトナー像
の転写が完了する転写位置との間の距離が、略同一とな
るように配設され、他の潜像形成手段に対しては、当該
他の潜像形成手段と前記少なくとも二つの潜像形成手段
とによるそれぞれの潜像形成位置のずれ量に対応した容
量のバッファメモリが設けられたものである。
【0024】請求項2記載の発明に係る画像出力装置の
構成によれば、複数の潜像形成手段のうち少なくとも二
つについては、潜像形成位置と全色トナー像の転写完了
位置との間の距離が略同一となっている。したがって、
これら少なくとも二つの潜像形成手段が対応する色につ
いては、潜像形成の基となる色データの入力を同一のタ
イミングで行っても、記録媒体上には各色のトナー像が
互いに重なり合うように転写されることになる。また、
他の潜像形成手段については、バッファメモリを介する
ことで、色データ入力のタイミングのずれを補正する。
ただし、そのバッファメモリの容量は、少なくとも二つ
の潜像形成手段による潜像形成位置(これらは略同一)
からの当該他の潜像形成手段による潜像形成位置のずれ
量のみを補正できれば足りる。したがって、例えば従来
のように各色毎の潜像形成位置のずれ量を補正する場合
のような容量を必要とすることはない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
画像出力装置について説明する。
【0026】〔第1の実施の形態〕先ず、請求項1記載
の発明に係る画像出力装置について説明する。本発明の
第1実施形態における概略構成図である図1に示すよう
に、本実施形態における画像出力装置1は、YMCKデ
ータが入力されると、そのYMCKデータを基にして、
カラー画像の形成処理を行うように構成されたものであ
る。YMCKデータの入力は、画像出力装置1と一体ま
たは別体に設けられた画像処理部2によって、YMCK
の各色毎に、それぞれページ単位で行われるものとす
る。ただし、画像処理部2は、スキャナ3が読み取った
RGBデータをYMCKデータに変換して入力するよう
になっている。
【0027】このような画像処理部2からのYMCKデ
ータをカラー画像化するために、画像出力装置1では、
搬送ドラム11と、YMドラム12と、CKドラム13
と、Yドラム14yと、Mドラム14mと、Cドラム1
4cと、Kドラム14kと、Y−ROS15yと、M−
ROS15mと、C−ROS15cと、K−ROS15
kと、を備えている。
【0028】搬送ドラム11は、図示しない用紙収納ト
レイから記録媒体の一種である用紙16をフィードし
て、その用紙の搬送を行うものである。すなわち、搬送
ドラム11は、従来の画像出力装置30における搬送ベ
ルト33(図11参照)と略同様に機能するものであ
る。
【0029】YMドラム12は、Y色およびM色のトナ
ー像を担持するものであり、CKドラム13は、C色お
よびK色のトナー像を担持するものである。これらYM
ドラム12およびCKドラム13は、いずれも搬送ドラ
ム11の外周に沿うように配設されており、担持してい
るトナー像を搬送ドラム11によって搬送される用紙1
6上に転写し得るようになっている。
【0030】Yドラム14y、Mドラム14m、Cドラ
ム14cおよびKドラム14kは、それぞれ、Y、M、
C、Kの各色に対応した潜像およびトナー像が形成され
るもので、従来の画像出力装置30における各感光体ド
ラム34y,34m,34c,34k(図11参照)と
略同様に機能するものである。ただし、Yドラム14y
およびMドラム14mは、いずれもYMドラム12の外
周に沿うように配設されており、形成されたトナー像を
そのYMドラム12上に転写し得るようになっている。
また、Cドラム14cおよびKドラム14kは、いずれ
もCKドラム13の外周に沿うように配設されており、
形成されたトナー像をそのCKドラム13上に転写し得
るようになっている。
【0031】Y−ROS15y、M−ROS15m、C
−ROS15c、K−ROS15kは、Yドラム14
y、Mドラム14m、Cドラム14cおよびKドラム1
4kに対して、レーザビームにより潜像の書き込みを行
うもので、従来の画像出力装置30におけるROS35
y,35m,35c,35k(図11参照)と略同様に
機能するものである。
【0032】なお、上述した各部以外にも、画像出力装
置1は、潜像をトナー像化するためのトナーボックス、
余分なトナーや不要な帯電等をクリアするクリーナ、用
紙上にトナー像を定着させる定着器等を備えているが、
これらについては、いずれも従来の画像出力装置30
(図11参照)と略同様であり、また本発明の要旨には
影響を与えないため、その説明および図示を省略する。
【0033】上述した構成の画像出力装置1では、画像
処理部2からのYMCKデータの入力があると、以下に
述べるようにしてカラー画像の形成処理を行う。
【0034】先ず、Y−ROS15yは、用紙16の1
ページ目のY色データ(Y1)について、そのデータの
レーザビームON時の幅への変換後、その幅に応じたレ
ーザビームを照射するとともに、そのレーザビームを反
射するポリゴンミラーを回転させつつ、図中反時計方向
に回転するYドラム14yの主走査方向(Yドラム14
yの回転方向と略直交する方向)への走査を行う。そし
て、主走査方向に一定の長さを出力すると、次のライン
の始点に戻り、再び次のラインについてのレーザビーム
出力を繰り返す。
【0035】つまり、Y−ROS15yは、1ページ目
のY色データ(Y1)に基づいて、Yドラム14yにレ
ーザビームを照射してその照射部分を帯電させ、Yドラ
ム14y上にY色に対応した用紙16の1ページ分の潜
像を形成する。このようにして形成された潜像は、図示
しないY色用のトナーボックスによるY色トナーの付着
によって、Y色のトナー像として現像される。
【0036】これと同様に、M−ROS15m、C−R
OS15cおよびK−ROS15kも、Y−ROS15
yによる処理と略並行して、用紙16の1ページ目のM
色データ(M1)、C色データ(C1)およびK色デー
タ(K1)を基に潜像を形成して、Mドラム14m、C
ドラム14cおよびKドラム14k上に各色のトナー像
を形成させる。
【0037】その後、Yドラム14y上に形成されたY
色のトナー像と、Mドラム14m上に形成されたM色の
トナーとは、Yドラム14y、Mドラム14mおよびY
Mドラム12の回転に伴って、順次YMドラム12上に
転写される。この転写によって、YMドラム12上に
は、Y色のトナー像とM色のトナー像とが互いに重なり
合った状態で担持される。
【0038】また、Cドラム14c上に形成されたC色
のトナー像およびKドラム14k上に形成されたK色の
トナー像についても同様にCKドラム13に転写され
て、そのCKドラム13上に互いに重なり合った状態で
担持される。
【0039】一方、これらの処理と略同時に、搬送ドラ
ム11は、用紙収納トレイから用紙16をフィードし
て、その用紙16をYMドラム12およびCKドラム1
3に向けて搬送する。したがって、YMドラム12およ
びCKドラム13上に形成されたそれぞれのトナー像
は、YMドラム12およびCKドラム13の回転および
搬送ドラム11による用紙16の搬送に合わせて、順次
その用紙16上に転写されることになる。つまり、その
用紙16上には、Y色、M色、C色、K色のトナー像が
全て重なり合うように転写されるので、その各色トナー
像を定着させれば、用紙16へのカラー画像の形成処理
が正常に終了することになる。
【0040】ところで、本実施形態の画像出力装置1で
は、Y−ROS15y、M−ROS15m、C−ROS
15cおよびK−ROS15kのそれぞれによる潜像形
成位置と、搬送ドラム11に搬送される用紙16上への
全色トナー像の転写が完了する転写位置との間の距離
が、全て略同一となるように構成されている点に大きな
特徴がある。
【0041】以下、その特徴点について詳しく説明す
る。ここで、先ず、各ドラム11,12,13、14y
〜14kの周上における副走査方向の位置a〜jを、次
のように定義する。
【0042】a:Y−ROS15yがYドラム14y上
にレーザビームを照射する位置(Y−ROS15yによ
る潜像形成位置)、 b:Yドラム14yがYMドラム12と接する位置(Y
Mドラム12へのY色トナー像の転写位置)、 c:M−ROS15mがMドラム14m上にレーザビー
ムを照射する位置(M−ROS15mによる潜像形成位
置)、 d:Mドラム14mがYMドラム12と接する位置(Y
Mドラム12へのM色トナー像の転写位置)、 e:C−ROS15cがCドラム14c上にレーザビー
ムを照射する位置(C−ROS15cによる潜像形成位
置)、 f:Cドラム14cがCKドラム13と接する位置(C
Kドラム13へのC色トナー像の転写位置)、 g:K−ROS15kがKドラム14k上にレーザビー
ムを照射する位置(K−ROS15kによる潜像形成位
置) h:Kドラム14kがCKドラム13と接する位置(C
Kドラム13へのK色トナー像の転写位置)、 i:YMドラム12が搬送ドラム11上の用紙16と接
する位置(用紙16へのY色トナー像およびM色トナー
像の転写位置)、 j:CKドラム13が搬送ドラム11上の用紙16と接
する位置(用紙16へのC色トナー像およびK色トナー
像の転写位置)
【0043】また、各ドラム11,12,13、14y
〜14kの周上における距離(周長)を、次のように定
義する。
【0044】ab:位置aから回転方向にそったYドラ
ム14y周上の位置bまでの距離、 cd:位置cから回転方向にそったMドラム14m周上
の位置dまでの距離、 ef:位置eから回転方向にそったCドラム14c周上
の位置fまでの距離、 gh:位置gから回転方向にそったKドラム14k周上
の位置hまでの距離、 db:位置dから回転方向にそったYMドラム12周上
の位置bまでの距離、 bi:位置bから回転方向にそったYMドラム12周上
の位置iまでの距離、 hf:位置hから回転方向にそったCKドラム13周上
の位置fまでの距離、 fj:位置fから回転方向にそったCKドラム13周上
の位置jまでの距離、 ij:位置iから回転方向にそった搬送ドラム11周上
の位置jまでの距離
【0045】以上のように定義した条件下において、本
実施形態の画像出力装置1では、各ドラム11,12,
13、14y〜14kおよび各ROS15y〜15k
が、以下の(1)式を満たすように配設されている。
【0046】 ab+bi+ij ≒cd+db+bi+ij ≒ef+fj ≒gh+hf+fj ・・・(1)
【0047】この(1)式に表されるように、本実施形
態の画像出力装置1では、YMCK各色についてのレー
ザビームによる潜像形成位置から、YMCK各色のトナ
ー像の用紙16への転写が完了する転写位置までの間の
距離が、全て同一となっている。そのため、各ROS1
5y〜15kが潜像の形成を開始してから、その潜像が
トナー像化され、そのトナー像が用紙16上に転写さ
れ、全色のトナー像の転写が完了する転写位置jに到達
するまでの間に要する時間は、いずれの色についても全
て同一となる。
【0048】したがって、この画像出力装置1では、カ
ラー画像の形成処理の高速化を図るべく、各色の潜像や
トナー像等の形成をそれぞれ並行的に行う場合であって
も、YMCKデータの入力を各色毎に異なるタイミング
で行う必要がない、つまり、YMCKデータを各色同時
に入力しても、YMCK各色のトナー像がずれた状態で
重なり合うことがなく、正しくカラー画像の形成処理が
行われることになる。
【0049】図2は、本発明の第1実施形態におけるデ
ータ入力例を示すタイミングチャートである。ここで
は、スキャナ3のデータ読み取り速度と画像出力装置1
の画像出力速度とが略同じであり、しかもスキャナ3お
よび画像出力装置1のいずれも1ページ分当たりの処理
時間にL秒を要し、各ページ同士の処理間隔にγ秒を要
する場合を、例に挙げて考える。この場合、用紙16の
1ページ目のY色データ(Y1)、M色データ(M
1)、C色データ(C1)およびK色データ(K1)、
並びに、用紙16の2ページ目のY色データ(Y2)、
M色データ(M2)、C色データ(C2)およびK色デ
ータ(K2)の入力は、画像出力装置1におけるYMC
K各色の潜像形成位置とYMCK各色のトナー像転写完
了位置との間の距離が全て同一であることから、図2
(b)に示すように、同一タイミングで行い得るように
なる。
【0050】そのため、図2(a)に示すように、スキ
ャナ3が原稿1ページ目のR色データ(R1)、G色デ
ータ(G1)およびB色データ(B1)、並びに、原稿
2ページ目のR色データ(R2)、G色データ(G2)
およびB色データ(B2)を、それぞれ略同時に読み取
る場合であっても、画像処理部2は、これらをYMCK
データに変換した後に画像出力装置1へ入力するのにあ
たって、従来のようにその入力タイミングを各色毎にず
らす、といった処理を行う必要がなくなる。
【0051】図3は、本発明の第1実施形態における画
像出力装置に対してデータ入力を行う画像処理部の一例
を示す概略構成図である。画像出力装置1へのデータ入
力を行う画像処理部2は、その入力タイミングを各色毎
にずらす必要がないことから、タイミング調整用のメモ
リ等が不要となり、少なくとも点順次のRGBデータか
ら面順次のYMCKデータを生成する各データ生成部2
1y〜21kを備えていればよい。
【0052】具体的には、図例の画像処理部2は、RG
BデータからYデータを生成するYデータ生成部21y
と、Yデータ用のYラインバッファ22yと、RGBデ
ータからMデータを生成するMデータ生成部21mと、
Mデータ用のMラインバッファ22mと、RGBデータ
からCデータを生成するCデータ生成部21cと、Cデ
ータ用のCラインバッファ22cと、RGBデータから
Kデータを生成するKデータ生成部21kと、Kデータ
用のKラインバッファ22kと、を備えて構成されてい
る。
【0053】各ラインバッファ22y〜22kを備えて
いる理由は、画像出力装置1における各ドラム11,1
2,13、14y〜14kおよび各ROS15y〜15
kの配設位置の誤差を吸収するためである。すなわち、
YMCK各色の潜像形成位置とYMCK各色のトナー像
転写完了位置までの間の距離を完全に同一にするのが困
難である場合に、その誤差を補正するためである。した
がって、各ラインバッファ22y〜22kは、各色デー
タの副走査方向数ライン分のサイズ(数十Kバイト程
度)の容量があれば足りる。しかも、各ドラム11,1
2,13、14y〜14kおよび各ROS15y〜15
kを正確に配置でき、上述した(1)式の条件を完全に
満たすことが可能であれば、各ラインバッファ22y〜
22kは、削除してもよい。
【0054】つまり、画像処理部2は、画像出力装置1
へのYMCKデータの入力を行うのにあたって、従来の
ように大容量のメモリを備えたり、RGBデータの伸張
処理機能を各色毎に重複して備えたり、一つの伸張処理
機能とタイミング調整用のメモリとを備えたりする、と
いったことが不要となる。
【0055】以上のことから、本実施形態の画像出力装
置1を用いてカラー画像の形成処理を行えば、その画像
出力装置1へのYMCKデータの入力を行う画像処理部
2の構成の複雑化、高コスト化等を招いてしまうがな
く、安価なシステムを提供することができるようにな
る。また、メモリ容量削減のためのデータ圧縮処理も不
要となるので、出力画像に劣化が生じてしまうことも防
止し得るようになる。
【0056】なお、本実施形態では、画像出力装置1へ
のYMCKデータの入力タイミングの説明に際し、スキ
ャナ3のデータ読み取り速度と画像出力装置1の画像出
力速度とが略同じ場合を例に挙げたが、それぞれの速度
が互いに異なる場合には、例えば本実施形態の応用例と
なる図4に示すように、画像処理部2aを構成すること
が考えられる。図例の画像処理部2aでは、スキャナ3
で読み取られたRGBデータを、必要に応じて圧縮処理
部23で圧縮した後、これをメモリ24に格納する。そ
して、画像出力装置1での画像形成処理の際には、メモ
リ24からRGBデータを取り出して、必要に応じて伸
張処理部25で伸張する。その後、上述の場合と同様
に、各データ生成部21y〜21kおよび各ラインッフ
ァ22y〜22kを経て、YMCKデータを画像出力装
置1に出力すればよい。このような構成の画像処理部2
aであれば、スキャナ3と画像出力装置1との間の速度
差を吸収し得るようになる。
【0057】また、本実施形態では、スキャナ3が読み
取ったRGBデータについて画像出力装置1がカラー画
像の形成処理を行う場合を例に挙げたが、本発明はこれ
に限定されるものではない。例えば、本実施形態の他の
応用例となる図5に示すように、パーソナルコンピュー
タ(PC)やワークステーション(WS)等からなるク
ライアント4から、ページ記述言語(PDL)等によっ
て記述されたプリントデータが送られてくる場合であっ
ても、全く同様に適用することが可能である。この場合
には、クライアント4からのプリントデータをネットワ
ークインタフェース等からなるプリンタシステム5で受
け取って、そのプリントデータをRGBデータに変換
し、その後上述した実施形態と同様に処理することが考
えられる。このとき、RGBデータへの変換を経ずに直
接YMCKデータへの変換を行うようにしてもよいが、
RGBでラスタデータを作成すれば、YMCKでラスタ
データを作成した場合に比べて3/4のメモリ領域で動
作が可能となるため、システム全体としてのメモリ容量
削減等を達成する上で好適なものとなる。
【0058】また、本実施形態では、潜像形成から用紙
16上へのトナー像転写までの間にYMドラム12およ
びCKドラム13が介在する構成を例に挙げたが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば図11に示
すように、搬送ベルト33に沿って各色に対応した感光
体ドラム34y,34m,34c,34kが並設された
場合であっても、各色の潜像形成位置と全色のトナー像
転写完了位置までの間の距離を同一にすることで、本実
施形態で説明したような利点が得られるようになる。
【0059】〔第2の実施の形態〕次に、請求項2記載
の発明に係わる画像出力装置について説明する。なお、
ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点につい
てのみ説明する。そのため、第1の実施の形態と同一の
構成要素については、本発明の第2実施形態における概
略構成図である図6中において、同一の符号を与えてそ
の説明を省略するものとする。
【0060】本実施形態における画像出力装置1aも、
図6に示すように、スキャナ3からのRGBデータが画
像処理部2bによりYMCKデータに変換されて入力さ
れると、そのYMCKデータを基にしてカラー画像の形
成処理を行うようになっている。このような画像形成処
理を行うために、本実施形態の画像出力装置1aは、搬
送ドラム11と、YMドラム17と、CKドラム18
と、Y−ROS19yと、M−ROS19mと、C−R
OS19cと、K−ROS19kと、を備えている。
【0061】YMドラム17は、Y色およびM色に対応
した潜像およびトナー像が形成されるものである。ま
た、CKドラム18は、C色およびK色に対応した潜像
およびトナー像が形成されるものである。これらYMド
ラム17およびCKドラム18は、いずれも搬送ドラム
11の外周に沿うように配設されており、形成されたト
ナー像を搬送ドラム11によって搬送される用紙16上
に転写し得るようになっている。
【0062】Y−ROS19yおよびM−ROS19m
は、YMドラム17に対して、レーザビームにより潜像
の書き込みを行うものである。ただし、Y−ROS19
yとM−ROS19mとは、一つのYMドラム17上に
異なる色(Y色,M色)に対応した潜像を書き込むため
に、それぞれがYMドラム17を互いに異なる極性に帯
電させるようになっている。また、C−ROS19cお
よびK−ROS19kも、全く同様にして、CKドラム
18上に異なる色(C色,K色)に対応した潜像を書き
込むようになっている。
【0063】このような構成の画像出力装置1aでは、
YMCKデータが入力されると、以下に述べるようにし
てカラー画像の形成処理を行う。先ず、Y−ROS19
yは、用紙16の1ページ目のY色データ(Y1)に基
づいて、YMドラム17にレーザビームを照射してその
照射部分を帯電させ、YMドラム17上にY色に対応し
た1ページ分の潜像を形成する。このようにして形成さ
れた潜像は、図示しないY色用のトナーボックスによる
Y色トナーの付着によって、Y色のトナー像として現像
される。
【0064】これに続いて、M−ROS19mも、用紙
16の1ページ目のM色データ(M1)に基づいて、Y
Mドラム17にレーザビームを照射して、そのYMドラ
ム17上にM色に対応した1ページ分の潜像を形成す
る。そして、その潜像は、図示しないM色用のトナーボ
ックスによるM色トナーの付着によって、M色のトナー
像として現像される。したがって、M色のトナー像の現
像が完了すると、YMドラム17上には、Y色のトナー
像とM色のトナー像が互いに重なり合った状態で形成さ
れることになる。
【0065】これと同様に、C−ROS19cおよびK
−ROS19kも、Y−ROS19yおよびM−ROS
19mによる処理と並行して、用紙16の1ページ目の
C色データ(C1)およびK色データ(K1)を基に潜
像を形成して、CKドラム18上にC色およびK色のト
ナー像を互いに重なり合った状態で形成させる。
【0066】一方、これらの処理と略同時に、搬送ドラ
ム11は、用紙収納トレイから用紙16をフィードし
て、その用紙16をYMドラム17およびCKドラム1
8に向けて搬送する。したがって、YMドラム17およ
びCKドラム18上に形成されたそれぞれのトナー像
は、YMドラム17およびCKドラム18の回転および
搬送ドラム11による用紙16の搬送に合わせて、順次
その用紙16上に転写されることになる。つまり、その
用紙16上には、Y色、M色、C色、K色のトナー像が
全て重なり合うように転写されるので、その各色トナー
像を定着させれば、用紙16へのカラー画像の形成処理
が正常に終了することになる。
【0067】ところで、本実施形態の画像出力装置1a
では、Y−ROS19y、M−ROS19m、C−RO
S19cおよびK−ROS19kのそれぞれによる潜像
形成位置と、搬送ドラム11に搬送される用紙16上へ
の全色トナー像の転写が完了する転写位置との間の距離
が、次に述べるような関係となるように構成されている
点に大きな特徴がある。
【0068】以下、その特徴点について詳しく説明す
る。ここで、先ず、各ドラム11,17,18の周上に
おける副走査方向の位置a′〜f′を、次のように定義
する。
【0069】a′:Y−ROS19yがYMドラム17
上にレーザビームを照射する位置(Y−ROS19yに
よる潜像形成位置)、 b′:M−ROS19mがYMドラム17上にレーザビ
ームを照射する位置(M−ROS19mによる潜像形成
位置)、 c′:C−ROS19cがCKドラム18上にレーザビ
ームを照射する位置(C−ROS19cによる潜像形成
位置)、 d′:K−ROS19kがCKドラム18上にレーザビ
ームを照射する位置(K−ROS19kによる潜像形成
位置)、 e′:YMドラム17が搬送ドラム11上の用紙16と
接する位置(用紙16へのY色トナー像およびM色トナ
ー像の転写位置)、 f′:CKドラム18が搬送ドラム11上の用紙16と
接する位置(用紙16へのC色トナー像およびK色トナ
ー像の転写位置)
【0070】また、各ドラム11,17,18の周上に
おける距離(周長)を、次のように定義する。
【0071】a′b′:位置a′から回転方向にそった
YMドラム17周上の位置b′までの距離、 d′c′:位置d′から回転方向にそったCKドラム1
8周上の位置c′までの距離、 b′e′:位置b′から回転方向にそったYMドラム1
7周上の位置e′までの距離、 c′f′:位置c′から回転方向にそったCKドラム1
8周上の位置f′までの距離、 e′f′:位置e′から回転方向にそった搬送ドラム1
1周上の位置f′までの距離
【0072】以上のように定義した条件下において、本
実施形態の画像出力装置1aでは、各ドラム11,1
7,18および各ROS19y〜19kが、以下の
(2)式および(3)式を満たすように配設されてい
る。
【0073】 b′e′+e′f′≒c′f′ ・・・(2)
【0074】a′b′≒d′c′ ・・・(3)
【0075】この(2)式および(3)式に表されるよ
うに、本実施形態の画像出力装置1aでは、YMCK各
色についてのレーザビームによる潜像形成位置から、Y
MCK各色のトナー像の用紙16への転写が完了する転
写位置までの間の距離が、M色とK色とについては略同
一であり、またY色とC色とについても略同一である。
つまり、各ROS19y〜19kのうち少なくとも二つ
は、それぞれの潜像形成位置とトナー像の転写完了位置
との間の距離が略同一となっている。
【0076】したがって、この画像出力装置1aでは、
カラー画像の形成処理の高速化を図るべく、各色の潜像
やトナー像等の形成をそれぞれ並行的に行う場合に、M
色データとK色データを同時に入力し、かつ、Y色デー
タとC色データとを同時に入力しても、YMCK各色の
トナー像がずれた状態で重なり合うことがなく、正しく
カラー画像の形成処理が行われることになる。
【0077】図7は、本発明の第2実施形態におけるデ
ータ入力例を示すタイミングチャートである。ここで
も、スキャナ3のデータ読み取り速度と画像出力装置1
aの画像出力速度とが略同じであり、しかもスキャナ3
および画像出力装置1aのいずれも1ページ分当たりの
処理時間にL秒を要し、各ページ同士の処理間隔にγ秒
を要する場合について考える。この場合、図7(b)に
示すように、用紙16の1ページ目のM色データ(M
1)とK色データ(K1)、Y色データ(Y1)とC色
データ(C1)、並びに、用紙16の2ページ目のM色
データ(M2)とK色データ(K2)、Y色データ(Y
2)とC色データ(C2)の入力は、同一タイミングで
行い得る。
【0078】ところが、Y色データとM色データとの入
力タイミング、C色データとK色データとの入力タイミ
ングには、それぞれ、L/τ秒のずれが生じている。こ
れは、Y−ROS19yとM−ROS19m、C−RO
S19cとK−ROS19kが、それぞれ同一ドラム1
7,18へ潜像の書き込みを行うことに起因して発生す
るものである。つまり、同一ドラム17,18への潜像
形成位置については、構造的および機構的な制約によっ
て、これらを互いに一致させるのが困難だからである。
【0079】したがって、図7(a)に示すように、ス
キャナ3が原稿1ページ目のR色データ(R1)、G色
データ(G1)およびB色データ(B1)、並びに、原
稿2ページ目のR色データ(R2)、G色データ(G
2)およびB色データ(B2)を、それぞれ略同時に読
み取る場合であれば、画像処理部2bは、L/τ秒のず
れを考慮しつつ、これらをYMCKデータに変換した後
における画像出力装置1aへの入力を、図7(b)に示
すようなタイミングで行う。
【0080】図8は、本発明の第2実施形態における画
像出力装置に対してデータ入力を行う画像処理部の一例
を示す概略構成図である。画像出力装置1aへのデータ
入力を行う画像処理部2bは、第1の実施の形態で説明
した場合と略同様に、Yデータ生成部21yと、Yデー
タ用のYラインバッファ22yと、Mデータ生成部21
mと、Mデータ用のMラインバッファ26mと、Cデー
タ生成部21cと、Cデータ用のCラインバッファ22
cと、Kデータ生成部21kと、Kデータ用のKライン
バッファ26kと、を備えて構成されている。
【0081】Yラインバッファ22yおよびCラインバ
ッファ22cを備えている理由は、画像出力装置1aに
おける各ドラム11,17,18および各ROS19y
〜19kの配設位置の誤差を吸収するためである。した
がって、各ラインバッファ22y、22cは、各色デー
タの副走査方向数ライン分のサイズ(数十Kバイト程
度)の容量があれば足りる。しかも、上述した(2)式
の条件を完全に満たすことが可能であれば、各ラインバ
ッファ22y、22cは、削除してもよい。
【0082】また、Mラインバッファ26mおよびKラ
インバッファ26kを備えている理由は、各ドラム1
1,17,18および各ROS19y〜19kの配設位
置の誤差を吸収するのに加えて、Y色データとM色デー
タとの間およびC色データとK色データとの間の入力タ
イミングのずれを補償するためである。すなわち、画像
処理部2bでは、Mラインバッファ26mおよびKライ
ンバッファ26kによって、上述したL/τ秒のずれを
補償するようになっている。
【0083】このL/τ秒のずれ量は、Y−ROS19
yによる潜像形成位置とM−ROS19mによる潜像形
成位置と間の距離、および、C−ROS19cによる潜
像形成位置とK−ROS19kによる潜像形成位置と間
の距離によって特定されるが、これらはいずれも同一ド
ラム17,18上における距離であるため、従来のずれ
量(例えばL/2秒)に比べると小さくすることが可能
である。
【0084】例えば、Y−ROS19yとM−ROS1
9mによる潜像形成位置の間、C−ROS19cとK−
ROS19kによる潜像形成位置の間を極力近づけれ
ば、L/τ秒のずれ量は、L:L/τ=10:1程度に
抑えることができる。したがって、この場合、Mライン
バッファ26mおよびKラインバッファ26kのサイズ
は、3.2Mバイト(=32Mバイト÷10)程度の容
量があれば足りることになる。しかも、これらのライン
バッファ26m、26kは、上述した(2)式の条件を
完全に満たすことが可能であれば、その容量をさらに数
十Kバイト程度削除してもよい。
【0085】つまり、画像処理部2bは、画像出力装置
1aへのYMCKデータの入力を行うのにあたって、従
来のように大容量のメモリを備えたり、RGBデータの
伸張処理機能を各色毎に重複して備えたり、一つの伸張
処理機能とタイミング調整用のメモリとを備えたりす
る、といったことが不要となり、Mラインバッファ26
mおよびKラインバッファ26kとして、少なくとも各
色データの副走査方向数百ライン分のサイズ(数Mバイ
ト程度)の容量を備えていれば、画像出力装置1aが正
しく画像形成処理を行い得るタイミングでYMCKデー
タを入力できるようになる。
【0086】以上のことから、本実施形態の画像出力装
置1aを用いてカラー画像の形成処理を行えば、第1の
実施の形態で説明した場合に加えて数Mバイト程度の容
量のラインバッファ26m,26kを用意するだけでよ
いので、従来のようにその画像出力装置1aへのYMC
Kデータの入力を行う画像処理部2bの構成の複雑化、
高コスト化等を招いてしまうことがなくなり、結果とし
て安価なシステムを提供することができるようになる。
また、メモリ容量削減のためのデータ圧縮処理も不要と
なるので、出力画像に劣化が生じてしまうことも防止し
得るようになる。
【0087】しかも、本実施形態の画像出力装置1aを
用いてカラー画像の形成処理を行えば、潜像形成から用
紙16上へのトナー像転写までの間にトナー像の転写を
行う回数が、第1の実施の形態で説明した場合よりも少
なくなる。そのため、第1の実施の形態の場合よりも、
用紙16上への出力画像の画質向上が期待できる。
【0088】また、その他にも、本実施形態の画像出力
装置1aは、第1の実施の形態で説明した場合よりもド
ラム数が少ないことから、第1の実施の形態の場合より
も装置構成が簡素化し、装置の小型化や低コスト化の実
現も容易となる。
【0089】なお、本実施形態では、上述したL/τ秒
のずれを補償するMラインバッファ26mおよびKライ
ンバッファ26kが画像処理部2bに設けられている場
合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。すなわち、Mラインバッファ26mおよ
びKラインバッファ26kは、Y−ROS19yとM−
ROS19mの間の潜像形成位置のずれ量、K−ROS
19kとC−ROS19cの間の潜像形成位置のずれ量
のそれぞれに対応したバッファメモリとして機能するも
のであれば、例えば画像出力装置1aに付随して設けら
れたものであってもよい。
【0090】また、本実施形態では、Y−ROS19y
とC−ROS19cのそれぞれによる潜像形成位置とト
ナー像の転写完了位置との間の距離が略同一であり、他
のM−ROS19mおよびK−ROS19kによる潜像
形成位置についてはL/τ秒のずれが生じている場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。すなわち、各ROS19y〜19kのうち少なく
とも二つについて潜像形成位置とトナー像転写完了位置
との間の距離が略同一であれば、本実施形態で説明した
ような利点が得られるようになる。
【0091】また、本実施形態でも、画像出力装置1a
へのYMCKデータの入力タイミングの説明に際し、ス
キャナ3のデータ読み取り速度と画像出力装置1aの画
像出力速度とが略同じ場合を例に挙げたが、それぞれの
速度が互いに異なる場合には、例えば本実施形態の応用
例となる図9に示すように、画像処理部2cに圧縮処理
部23、メモリ24および伸張処理部25を設け、第1
の実施の形態で説明した場合と同様に、その速度差を吸
収することが考えられる。
【0092】さらに、本実施形態では、スキャナ3が読
み取ったRGBデータについて画像出力装置1aがカラ
ー画像の形成処理を行う場合を例に挙げたが、例えば本
実施形態の他の応用例となる図10に示すように、PC
やWS等からなるクライアント4からPDL等のプリン
トデータが送られてきても、第1の実施の形態で説明し
た場合と全く同様に適用することが可能である。
【0093】つまり、上述した第1および第2の実施の
形態で説明した画像出力装置1、1aは、複数色の潜像
およびトナー像の形成をそれぞれ並行的に行うことで記
録媒体上にカラー画像を形成するものであれば、例えば
複写機に搭載されて用いられるものでであっても、ある
いはプリンタ装置に搭載されて用いられるものでであっ
ても、適用することが可能である。
【0094】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る画
像出力装置によれば、画像形成処理の高速化を図るべ
く、カラー画像を構成する各色成分の潜像やトナー像等
の形成をそれぞれ並行的に行う場合であっても、従来の
ように各色成分データの入力を各色毎に異なるタイミン
グで行う必要がなくなるので、その画像出力装置へのデ
ータ入力を行う画像処理部の構成を従来よりも簡素化、
低コスト化等することが可能となり、結果として安価な
システムを提供することができるようになる。しかも、
従来のようなメモリ容量削減のためのデータ圧縮処理も
不要となるので、出力画像に劣化が生じてしまうことも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像出力装置の第1実施形態を
示す概略構成図である。
【図2】 本発明の第1実施形態におけるデータ入力例
を示すタイミングチャートであり、(a)はRGBデー
タを示す図、(b)はYMCKデータを示す図である。
【図3】 本発明の第1実施形態における画像出力装置
に対してデータ入力を行う画像処理部の一例を示す概略
構成図である。
【図4】 本発明の第1実施形態における画像出力装置
の応用例を示す概略構成図(その1)である。
【図5】 本発明の第1実施形態における画像出力装置
の応用例を示す概略構成図(その2)である。
【図6】 本発明に係る画像出力装置の第2実施形態を
示す概略構成図である。
【図7】 本発明の第2実施形態におけるデータ入力例
を示すタイミングチャートであり、(a)はRGBデー
タを示す図、(b)はYMCKデータを示す図である。
【図8】 本発明の第2実施形態における画像出力装置
に対してデータ入力を行う画像処理部の一例を示す概略
構成図である。
【図9】 本発明の第2実施形態における画像出力装置
の応用例を示す概略構成図(その1)である。
【図10】 本発明の第2実施形態における画像出力装
置の応用例を示す概略構成図(その2)である。
【図11】 従来の画像出力装置の一例を示す概略構成
図である。
【図12】 従来の画像出力装置に対するデータ入力例
を示すタイミングチャートであり、(a)はRGBデー
タを示す図、(b)はYMCKデータを示す図である。
【図13】 従来の画像出力装置に対してデータ入力を
行う画像処理部の一例を示す概略構成図(その1)であ
る。
【図14】 従来の画像出力装置に対してデータ入力を
行う画像処理部の一例を示す概略構成図(その2)であ
る。
【図15】 従来の画像出力装置に対してデータ入力を
行う画像処理部の一例を示す概略構成図(その5)であ
る。
【符号の説明】
1,1a…画像出力装置、2,2a,2b…画像処理
部、11…搬送ドラム、12,17…YMドラム、1
3,18…CKドラム、14y…Yドラム、14m…M
ドラム、14c…Cドラム、14k…Kドラム、15
y,19y…Y−ROS、15m,19m…M−RO
S、15c,19c…C−ROS、15k,19k…K
−ROS、16…用紙、26m…Mラインバッファ、2
6k…Kラインバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA06 AB02 AD16 BB23 BB42 BB43 BB44 BB46 BB63 2H032 AA05 AA15 BA08 BA17 BA23 5C074 AA02 AA10 AA11 BB03 BB26 CC26 DD24 FF15 GG09 GG12 GG13 HH02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色のトナー像を記録媒体に転写して
    当該記録媒体上にカラー画像を形成する転写手段と、 前記転写手段が転写するトナー像の基となる潜像を各色
    毎に個別に形成する複数の潜像形成手段とを具備する画
    像出力装置であって、 前記複数の潜像形成手段は、それぞれの潜像形成位置
    と、前記転写手段によって全色のトナー像の転写が完了
    する転写位置との間の距離が、全て略同一となるように
    配設されていることを特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 複数色のトナー像を記録媒体に転写して
    当該記録媒体上にカラー画像を形成する転写手段と、 前記転写手段が転写するトナー像の基となる潜像を各色
    毎に個別に形成する複数の潜像形成手段とを具備する画
    像出力装置であって、 前記複数の潜像形成手段のうち少なくとも二つは、それ
    ぞれの潜像形成位置と、前記転写手段によって全色のト
    ナー像の転写が完了する転写位置との間の距離が、略同
    一となるように配設され、 他の潜像形成手段に対しては、当該他の潜像形成手段と
    前記少なくとも二つの潜像形成手段とによるそれぞれの
    潜像形成位置のずれ量に対応した容量のバッファメモリ
    が設けられていることを特徴とする画像出力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI577044B (zh) * 2012-02-17 2017-04-01 晶元光電股份有限公司 半導體裝置與半導體元件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI577044B (zh) * 2012-02-17 2017-04-01 晶元光電股份有限公司 半導體裝置與半導體元件

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