JP3870142B2 - プリンタコントローラおよび画像形成装置および画像データ伝送方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

プリンタコントローラおよび画像形成装置および画像データ伝送方法およびプログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介して通信可能なプリンタコントローラおよび画像形成装置および画像データ伝送方法およびプログラムおよび記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラーのデータ転送インタフェース(I/F)部の共用化・標準化を目的として、1ドラム方式のカラー印刷が可能な機器に対しても、4ドラムに対応した全色同時(並列)にデータ転送可能なI/F(複数色成分シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)にそれぞれ対応する複数の転送系を有してCMYKの画像データを並列転送可能なインタフェース)を利用して、プリンタコントローラからカラーデータを転送する場合がある。その場合、モノクロ印刷を行う場合のみ、転送スピードが満たせなくなる場合があった。
【0003】
例えば、複写機等の機器が「35MByte/sec」の転送レートを要求しており、それに対しI/Fの転送クロック周波数が「20MHz」だったとする。この場合、カラー印刷を行う場合においては、「80MByte/sec(=4Byte×20MHz)」であるため転送レートに問題はない。
【0004】
しかしながら、モノクロデータ転送を行う場合においては、ブラック(K)の転送系だけで転送を行うため、「20MByte/sec」であるため転送レートが不足してしまうという問題があった。
【0005】
従来、このようなシステムにおいて、上記問題を解決し、モノクロ印刷で十分な転送レートを得る為に、I/Fのクロック周波数を上げてデータ転送を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように、I/Fの転送クロック周波数を上げた場合、放射ノイズの増加、消費電力の増加、I/F用デバイスの高速動作品の使用によるコスト高等の問題点が生じる。例えば、上述したI/Fを、標準I/Fとして多くの機器に使用するような場合、1ドラムのモノクロ印刷に対応するだけのために、クロックスピードを上げて対応していたため、それに伴って上記のような弊害が生じていた。
【0007】
そのため、転送クロック周波数を上げずに、モノクロ印刷時の転送レートを確保する方法が必要とされていた。
【0008】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、プリンタコントローラは、複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを画像形成装置に転送する場合に、前記所定の単一色成分の画像データを複数の画像データ群に分割し、該複数の画像データ群に分割された前記所定の単一色成分の画像データを前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の色成分の転送系を介して前記画像形成装置に転送し、画像形成装置は、前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記プリンタコントローラから受信する場合、複数の画像データ群に分割されて前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の転送系を介してそれぞれ転送される複数の画像データ群から前記分割前の所定の単一色成分の画像データを復元することにより、モノクロ時では使用しない他の色成分用のデータ転送系を利用し、ブラック(K)以外に例えばイエロー(Y)用転送系にもブック(K)データを載せ、イエロー(Y)とブラック(K)の2系統でデータ転送を行って、倍の転送レートを得ることができ、また、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)全てを利用すれば4倍の転送レートを得ることができ、複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを備えたモノクロ印刷も実行可能な1ドラム方式のカラー複写機(カラー印刷機)でモノクロ印刷を行う場合でも、モノクロ印刷時にクロックスピードを上げることなく、必要な(機器の要求する)プリンタコントローラからのモノクロ画像データ転送スピードを確保することができるプリンタコントローラおよび画像形成装置および画像データ伝送方法およびプログラムおよび記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェース(図1に示す画像インタフェース13)を介して画像形成装置(図1,図10に示すカラー複写機11,図7に示すカラー複写機41)と通信可能なプリンタコントローラ(図1に示すプリンタコントローラ12)において、前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記画像形成装置に転送する場合に、前記所定の単一色成分の画像データを複数の画像データ群に分割する分割手段(図1に示すプリンタコントローラ12内のCPU12aによる分割処理)と、前記分割手段により複数の画像データ群に分割された前記所定の単一色成分の画像データを前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の色成分の転送系を介して前記画像形成装置に転送する転送手段(図1に示すプリンタコントローラ12内のCPU12aによる転送処理)とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明に係る第2の発明は、前記分割手段は、前記所定の単一色成分の画像データを所定単位毎に順次奇数番目の画像データ群と偶数番目の画像データ群とに分割する(図4)ものであり、前記転送手段は、前記分割手段により奇数番目の画像データ群と偶数番目の画像データ群に分割された前記所定の単一色成分の画像データを前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の所定の転送系を介してそれぞれ前記画像形成装置に転送することを特徴とする。
【0011】
本発明に係る第3の発明は、複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェース(図1に示す画像インタフェース13)を介してプリンタコントローラ(図1に示すプリンタコントローラ12)と通信可能な画像形成装置(図1,図10に示すカラー複写機11,図7に示すカラー複写機41)において、前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記プリンタコントローラから受信する場合、複数の画像データ群に分割されて前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の転送系を介してそれぞれ転送される複数の画像データ群から前記分割前の所定の単一色成分の画像データを復元する復元手段(図1,図10に示すCPU17,図7に示すCPU47による復元処理)を有することを特徴とする。
【0012】
本発明に係る第4の発明は、前記復元手段は、前記所定のインタフェースの複数の転送系に対応した複数の入力系と出力系を有するFIFO手段(図3に示すFIFO21)と、前記FIFO手段の前記所定の単一色成分以外の転送系に対応する出力系を前記所定の単一色成分に対応する出力系から出力させるように切り替える切替手段(図3に示すY/K切替器22)と、前記所定の単一色成分に対応する出力系から所定単位の画像データを取得する毎に、前記切替手段を切り替え制御する第1の制御手段(図1に示すCPU17による切替処理)とを有することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る第5の発明は、前記復元手段は、前記所定のインタフェースの複数の転送系に対応した複数の入力系と出力系を有するFIFO手段(図11に示すFIFO21)と、前記FIFO手段の前記所定の色成分に対応する出力系から出力される画像データと前記所定の単一色成分以外の転送系に対応する出力系から出力される画像データとを所定単位毎に順次結合するように制御する第2の制御手段(図10に示すCPU17による結合処理)とを有することを特徴とする。
【0014】
本発明に係る第6の発明は、前記復元手段は、前記所定のインタフェースの前記所定の色成分の転送系から入力される画像データと前記所定の単一色成分以外の色成分の転送系から入力される画像データとを所定単位毎に順次結合するように制御する第3の制御手段(図7に示すCPU17による結合処理)を有することを特徴とする。
【0015】
本発明に係る第7の発明は、複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介して画像形成装置と通信可能なプリンタコントローラにおける画像データ伝送方法において、前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記画像形成装置に転送する場合に、前記所定の単一色成分の画像データを複数の画像データ群に分割する分割工程(図5のステップS103)と、前記分割工程により複数の画像データ群に分割された前記所定の単一色成分の画像データを前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の色成分の転送系を介して前記画像形成装置に転送する転送工程(図5のステップS104,S106)とを有することを特徴とする。
【0016】
本発明に係る第8の発明は、複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介してプリンタコントローラと通信可能な画像形成装置における画像データ伝送方法において、前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記プリンタコントローラから受信する場合、複数の画像データ群に分割されて前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の転送系を介してそれぞれ転送される複数の画像データ群から前記分割前の所定の単一色成分の画像データを復元する復元工程(図6のステップS201〜S208,図9のステップS301〜S308,図13のステップS401〜S408)を有することを特徴とする。
【0017】
本発明に係る第9の発明は、請求項7,8のいずれかに記載された画像データ伝送方法を実行するためのプログラムであることを特徴とする。
【0018】
本発明に係る第10の発明は、請求項7,8のいずれかに記載された画像データ伝送方法を実行するためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムの構成を示すブロック図であり、本発明の画像形成装置をカラー複写機に適応した例に対応する。
【0020】
図1において、11はカラー複写機で、1ドラム方式プリンタへの機能拡張可能なものである。12はプリンタコントローラで、カラー複写機11をプリンタとして使用する際に使用するためのものであり、CPU12a,ROM12b,RAM12c等を有する。このCPU12aは、ROM12b又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、プリンタコントローラ12全体を制御する。また、RAM12cは、CPU12aの作業領域として使用される。
【0021】
13は画像インタフェースで、複数色成分CMYKにそれぞれ対応する複数の転送系を有してCMYKの画像データをプリンタコントローラ12からカラー複写機11へ並列転送可能なインタフェースである。また、詳細は後述するが、この画像データ群に分割された単一色成分(ブラック等)の画像データをブラックおよびブラック以外の色成分(イエロー等)の転送系を介してカラー複写機11へ並列転送することも可能である。
【0022】
14はホストコンピュータで、画像データの送付元である。15はイーサネット(登録商標)等のLANで、ホストコンピュータ14とプリンタコントローラ12等を接続するためのものである。
【0023】
また、カラー複写機11は、FIFO部16,CPU17,ROM18,RAM19等を有する。FIFO部16は、転送レート変換部を兼ねている。CPU17は、ROM18又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、カラー複写機11全体を制御する。また、RAM19は、CPU17の作業領域として使用される。
【0024】
図1に示すシステムにおいて、ユーザが印刷を行う時、ホストコンピュータ14から印刷ジョブがLAN15経由でプリンタコントローラ12に転送され、その印刷ジョブはプリンタコントローラ12にてイメージ展開される。イメージ展開されたデータは、プリンタコントローラ12からカラー複写機11にインタフェース13,FIFO部16経由で転送される。カラー複写機11は、その転送されたデータを印刷し、ユーザは印刷結果を得ることになる。
【0025】
また、このカラー複写機11が、カラープリンタとして動作する場合は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の4色のトナーで印刷を行い、そのスピードは、1ドラム方式のカラー複写機であるため、白黒印刷時の約「1/4」である。一方、このカラー複写機11が、モノクロプリンタとして動作する場合は、ブラック(K)トナーのみでの印刷となる。
【0026】
図2は、図1に示したカラー複写機11を適用可能な1ドラム方式のカラー複写機の構成を示す断面図である。以下、構成及び動作について説明する。
【0027】
図2に示すように、カラー複写機11は、上部にデジタルカラー画像リーダ部(以下、リーダ部)、下部にデジタルカラー画像プリンタ部(以下、プリンタ部)を有し、リーダ部またはホストコンピュータ14からの画像データ等に応じて画像を形成する。
【0028】
リーダ部において、2532は露光ランプで、原稿台ガラス2531上に載置される原稿2530を露光走査する。2534はフルカラーセンサで、レンズ2533により集光される原稿2530からの反射光像に基づいたカラー色分解画像信号を生成する。フルカラーセンサ2534で生成されるカラー色分解画像信号は、図示しない増幅回路を経て、図示しないビデオ処理ユニットにて所定の処理を施され、プリンタ部に送出される。
【0029】
以下、プリンタ部の各部を画像形成時の動作とともに説明する。
【0030】
プリンタ部において、2501は感光ドラムで、図中の矢印方向に回転自在に担持される像担持体である。この感光ドラム2501の周りには以下で説明する前露光ランプ2511,コロナ帯電器2502,レーザ露光光学系2503,電位センサ2512,現像色の異なる4個の現像器2504c,2504m,2504y,2504k,ドラム上光量検知手段2513,転写装置2505,クリーニング器2506が配置される。
【0031】
前露光ランプ2511は、矢印方向に回転する感光ドラム2501の表面を除電する。帯電器2502は、前露光ランプ2511で除電した後の感光ドラム2501を一様に帯電させる。レーザ露光光学系2503は、図示しないレーザ出力部,ポリゴンミラー2503a,レンズ2503b,ミラー2503c等で構成され、レーザ出力部はリーダ部又は図1に示したFIFO部16からの画像信号を光信号(光像E)に変換し、該変換したレーザ光をポリゴンミラー2503aで反射し、レンズ2503bおよびミラー2503cを介して帯電器2502により一様に帯電された感光ドラム2501の表面に投影する。
【0032】
現像器2504c,2504m,2504y,2504kは、感光ドラム2501上に形成される潜像をそれぞれイエロー,シアン,マゼンタ,ブラックに現像するものであり、感光ドラム2501上に樹脂を基体としたトナー画像を形成する。2524c,2524m,2524y,2524kは偏心カムで、現像器2504c,2504m,2504y,2504k各分解色に応じて択一的に感光ドラム2501に接近させる。
【0033】
2507a〜2507cは記録材カセットで、画像が転写される記録材が積載され、記録材カセット2507a〜2507cから搬出される記録媒体は、感光ドラム2501上に形成される画像の先頭位置と記録材の先頭とが同期するタイミングで転写ドラム2505aに搬送される。
【0034】
転写ドラム2505aは、記録材を静電吸着させるための対向電極となる吸着ローラ2505gと吸着帯電器2505cとによって記録材を静電吸着する。2505bは転写帯電器で、転写ドラム2505aに静電吸着された記録材に感光ドラム2501上の画像を転写する。
【0035】
クリーニング器2506は、トナー像を記録材に転写した後の感光ドラム2501の表面に残留するトナーを清掃する。その後感光ドラム2501は再度画像形成工程に供せられる。
【0036】
転写装置2505は、転写ドラム2505a,転写帯電器2505b,吸着帯電器2505c,吸着ローラ2505g,内側帯電器2505d,外側帯電器2505e等を有している。
【0037】
記録材担持シート2505fは、ポリカーボネートフィルム等の誘電体シート等の誘電体からなり、回転駆動されるように軸支された転写ドラム2505aの周面開口域に円筒状に一体的に張設されている。ドラム状とされる転写装置2505、つまり転写ドラム2505aを回転させるに従って感光ドラム2501上のトナー像は転写帯電器2505bにより記録材担持シート2505fに担持された記録材上に転写する。このように記録材担持シート2505fに吸着搬送される記録材には所望数の色画像(例えばイエロー,シアン,マゼンダ,ブラックの4色の画像)が転写され、フルカラー画像を形成する。
【0038】
2508aは分離爪,2508bは押し上げコロ,2505hは分離帯電器で、4色のトナー像が転写された記録材を転写ドラム2505aから分離する。2509は熱ローラ定着器(定着器)で、記録材上に転写されたトナー像を定着させる。2510はトレイで、トナー像が定着された記録材が排紙される。
【0039】
2519は搬送パス切替ガイドで、定着器2509から搬出される記録材の搬送方向をトレイ2510あるは搬送縦パス2520のいずれかに切り替える。2521bは反転ローラで、搬送縦パス2520から搬送されてくる記録材を一旦反転パス2521aに搬送し、回転方向を逆転させて該記録材を中間トレイ2522に搬送する。
【0040】
記録材の両面に画像を形成する場合には、記録材が定着器2509から排出された後、すぐに搬送パス切替ガイド2519を駆動して記録材の搬送方向を搬送縦パス2520に切り替えて、記録材を搬送縦パス2520を介して反転パス2521aにいったん導いた後、反転ローラ2521bの逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに搬出させ、中間トレイ2522に収納する。その後再び上述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成する。
【0041】
また、2514はファーブラシ,2515はバックアップブラシ,2516はオイル除去ローラ,2517はバックアップブラシで、転写ドラム2505aの記録材担持シート2505f上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防止する。上記ブラシおよびローラ2514〜2517による清掃は画像形成前もしくは後に行い、またジャム(紙づまり)発生時には随時行う。
【0042】
なお、バックアップブラシ2515は記録材担持シート2505fを介してファーブラシ2514と対向する位置に配置される。バックアップブラシ2517は記録材担持シート2505fを介してオイル除去ローラ2516に対向する位置に配置される。
【0043】
また、所望のタイミングで偏心カム2525を動作させ、転写ドラム2505aと一体化しているカムフォロワ2505iを作動させることにより、記録材担持シート2505fと感光ドラム2501とのギャップを任意に設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中または電源オフ時には、転写ドラム2505aと感光ドラム2501の間隔を離すことができる。
【0044】
以下、図3を参照して、図1に示した転送レート変換部を兼ねたFIFO部16の信号処理構成について説明する。
【0045】
図3は、図1に示したFIFO部16の信号処理構成を示すブロック図である。
【0046】
図3において、21はFIFOで、データの書込みクロック数(受信側の転送周波数)と、データの読み出しクロック数(送信側の転送周波数)とを変更可能である。20C,20M,20Y,20KはそれぞれC入力,M入力,Y入力,K入力であり、プリンタコントローラ12からFIFO21へのシアン(C)データ,マゼンタ(M)データ,イエロー(Y)データ,ブラック(K)データの入力に対応する。
【0047】
23C,23M,23Y,23KはそれぞれC出力,M出力,Y出力,K出力であり、FIFO21からのシアン(C)データ,マゼンタ(M)データ,イエロー(Y)データ,ブラック(K)データの出力に対応する。
【0048】
22はY/Kデータの切替器で、Y出力23YをK出力23Kに切り替えるものである。
【0049】
ここで、図1に示したカラー複写機11は、エンジンの最高速度で印刷を行う場合は「35MByte/sec」の転送スピードを要求し、カラー印刷の場合は「80MByte/sec(=4Byte×20MHz)」の転送スピードを要求するものとする。
【0050】
また、YMCKは、各色「8ビット(=1Byte)」幅とする。「20MHz」のクロックでデータ転送を行いたい場合、カラー印刷においては、「80MByte/sec(=4Byte×20MHz)」の転送スピードとなり、カラー複写機11の要求を満たすため問題はない。
【0051】
しかしながら、モノクロ印刷においては、カラー複写機11は、エンジンの最高速度で印刷を行う「35MByte/sec」の転送スピードを要求するため、プリンタコントローラ12は、K入力20Kだけだと「20MByte/sec」であるため転送レートが不足する。そのため、Y入力20Yにもブラック(K)データを載せ、Y入力20YとK入力20Kの2系統でデータ転送を行うものとする。これにより、K入力20Kのみでデータ転送を行った場合の2倍である「40MByte/sec」が転送レートになるため、要求されるスピードを満たすことができる。
【0052】
これを実現する具体的な構成について、図3を用いて詳細に説明する。
【0053】
まず、カラー印刷時の場合、カラー複写機11のFIFO21は、CMYKの入力データをWCLK(20MHz)の書込みクロックで取り込み、RCLK(50MHz)の読み出しクロックで各色データを取り出す。
【0054】
従って、各色データがそのまま素直にFIFO21経由でカラー複写機11に転送されることになり、この時のスピードは、書込みクロックが「20MHz」であるため、「80MByte(=4Byte×20MHz)」となる。
【0055】
一方、モノクロ印刷時の場合、カラー複写機11は、図3に示すようにFIFO21の出力側にて、K出力23KとY出力23YのデータをY/K切替器22にて切り替えて、K入力20KとY入力20Yの2系統に分割して転送されてきたデータを全てK出力23Kのみに出力するようにする。そのデータの流れを図4に具体的に示す。
【0056】
図4は、図1に示したプリンタコントローラ12がY,Kの両チャネルでモノクロデータをカラー複写機11に転送した場合のデータの流れを示す模式図である。
【0057】
図に示すように、元データが、「D0,D1,D2,D3,……,Dn,Dn+1」という構成になっていた場合、プリンタコントローラ12は、元データを偶数データ(D0,D2,D4,D6,……等の添字が偶数のデータ),奇数データ(D1,D3,D5,D7,……等の添字が奇数のデータ)に分割し、各々、K入力20K,Y入力20Yに載せる。それに対し、カラー複写機11は、K出力23KでFIFO21から出力された偶数データ,奇数データを、スイッチ(Y/K切替器22)を交互に切替を行えることにより取得する。その結果、K出力23Kとしては、元のデータ(復元されたデータ)が得られることになる。
【0058】
以下、図5,図6を参照して、本発明の第1実施形態におけるデータ分割送信処理手順及びY/K切替器22の切り替え処理手順について説明する。
【0059】
図5は、本発明の画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムにおける第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したプリンタコントローラ12によるデータ分割送信処理手順に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示したプリンタコントローラ12内のCPU12aによりROM12b又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、S101〜S108は各ステップを示す。
【0060】
まず、ステップS101において、偶数データと奇数データを切り替えるための切替フラグに「0」を代入して初期化し、ステップS102において、カラー複写機11に送信すべき画像データから1バイトの画像データを読み取る。
【0061】
次に、ステップS103において、切替フラグが「0」であるか否かを判定し、切替フラグが「0」であると判定した場合には、ステップS104に進み、K入力20Kに画像データを送信する。そして、ステップS105において、切替フラグに「1」を代入し、ステップS108に進む。
【0062】
一方、ステップS103で、切替フラグが「0」でないと判定した場合には、ステップS106に進み、Y入力20Yに画像データを送信する。そして、ステップS107において、切替フラグに「0」を代入し、ステップS108に進む。
【0063】
ステップS108では、カラー複写機11に送信すべき画像データが終了したか否かを判定し、まだ終了していないと判定した場合には、ステップS102に戻り、次の画像データの処理を行う。
【0064】
一方、ステップS108で、カラー複写機11に送信すべき画像データが終了したと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
【0065】
図6は、本発明の画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムにおける第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したカラー複写機11によるY/K切替器22の切り替え処理手順に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示したカラー複写機11内のCPU17によりROM18又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、S201〜S208は各ステップを示す。
【0066】
まず、ステップS201において、K/Y切替器22を切り替えるための切替フラグに「0」を代入して初期化し、ステップS202において、切替フラグが「0」であるか否かを判定し、切替フラグが「0」であると判定した場合には、ステップS203に進み、K/Y切替器22をK側に切り替え、ステップS204において、切替フラグに「1」を代入し、ステップS207に進む。
【0067】
一方、ステップS202で、切替フラグが「0」でないと判定した場合には、ステップS205に進み、K/Y切替器22をY側に切り替え、ステップS206において、切替フラグに「0」を代入し、ステップS207に進む。
【0068】
ステップS207では、K出力23Kから1バイトの画像データを取得し、ステップS208に進む。
【0069】
ステップS208では、プリンタコントローラ12から転送される画像データが終了したか否かを判定し、まだ終了していないと判定した場合には、ステップS202に戻り、次の画像データの処理を行う。
【0070】
一方、ステップS208で、プリンタコントローラ12から転送される画像データが終了したと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
【0071】
以上により、モノクロ印刷も実行可能な1ドラム方式のカラー複写機(カラー印刷機)において、モノクロ印刷時にクロックスピードを上げることなく必要なプリンタコントローラからのモノクロ画像データ転送スピードを確保することができる。
【0072】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、Y/K切替器22を備えたFIFO部16において、FIFO21のY出力/K出力をY/K切替器22を用いてハード的に切り替え、プリンタコントローラ12からY入力/K入力に分割されて送信された元のデータを復元する構成について説明したが、FIFO部16を省き、Y入力/K入力から元のデータを復元する作業をカラー複写機本体側でソフト的に行うように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0073】
図7は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムの構成を示すブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0074】
図7に示すように、ユーザが印刷を行う時、ホストコンピュータ14から印刷ジョブがLAN経由でプリンタコントローラ12に転送され、その印刷ジョブはプリンタコントローラ12にてイメージ展開される。イメージ展開されたデータはプリンタコントローラ12からカラー複写機41にインタフェース13経由で転送され、カラー複写機41はそのデータを印刷し、ユーザは印刷結果を得る事になる。
【0075】
また、このカラー複写機41が、カラープリンタとして動作する場合は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の4色のトナーで印刷を行い、そのスピードは、1ドラム方式のカラー複写機であるため、白黒印刷時の約「1/4」である。一方、このカラー複写機41が、モノクロプリンタとして動作する場合は、ブラック(K)トナーのみでの印刷となる。
【0076】
ここで、図7に示したカラー複写機41は、エンジンの最高速度で印刷を行う場合は「35MByte/sec」の転送スピードを要求し、カラー印刷の場合は「80MByte/sec(=4Byte×20MHz)」の転送スピードを要求するものとする。
【0077】
また、YMCKは、各色「8ビット(=1Byte)」幅とする。「20MHz」のクロックでデータ転送を行いたい場合、カラー印刷においては、「80MByte/sec(=4Byte×20MHz)」の転送スピードとなり、カラー複写機41の要求を満たすため問題はない。
【0078】
しかしながら、モノクロ印刷においては、カラー複写機41は、エンジンの最高速度で印刷を行う「35MByte/sec」の転送スピードを要求するため、プリンタコントローラ12は、K入力20Kだけだと「20MByte/sec」であるため転送レートが不足する。そのため、Y入力20Yにもブラック(K)データを載せ、Y入力20YとK入力20Kの2系統でデータ転送を行うものとする。これにより、K入力20Kのみでデータ転送を行った場合の2倍である「40MByte/sec」が転送レートになるため、要求されるスピードを満たすことができる。
【0079】
なお、データを受取ったカラー複写機41の入口では、データはK/Yに分割されているが、カラー複写機41はソフトウェアを用いて、その分割されたデータを元のデータに復元する。そのデータの流れを図8に具体的に示す。
【0080】
図8は、図7に示したプリンタコントローラ12がY,Kの両チャネルでモノクロデータをカラー複写機41に転送した場合のデータの流れを示す模式図である。
【0081】
図に示すように、元データが、「D0,D1,D2,D3,……,Dn,Dn+1」という構成になっていた場合、プリンタコントローラ12は、元データを偶数データ(D0,D2,D4,D6,……等の添字が偶数のデータ),奇数データ(D1,D3,D5,D7,……等の添字が奇数のデータ)に分割し、各々、K入力,Y入力に載せる。それに対し、カラー複写機41は、K入力から入力された偶数データ,Y入力から入力された奇数データを、カラー複写機41内でソフトウェアによって元のデータに戻している。
【0082】
以下、図9を参照して、本発明の第2実施形態における分割送信データ復元処理手順について説明する。
【0083】
図9は、本発明の画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムにおける第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図7に示したカラー複写機41による分割送信データ復元処理手順に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図7に示したカラー複写機41内のCPU17によりROM18又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、S301〜S308は各ステップを示す。
【0084】
まず、ステップS301において、偶数データと奇数データを切り替えるための切替フラグに「0」を代入して初期化し、ステップS302において、切替フラグが「0」であるか否かを判定し、切替フラグが「0」であると判定した場合には、ステップS303に進み、K入力から1バイトの画像データを取得し、ステップS304において、切替フラグに「1」を代入し、ステップS307に進む。
【0085】
一方、ステップS302で、切替フラグが「0」でないと判定した場合には、ステップS305に進み、Y入力から1バイトの画像データを取得し、ステップS306において、切替フラグに「0」を代入し、ステップS307に進む。
【0086】
ステップS307では、取得した画像データをRAM19内の画像データ格納エリアに格納された画像データ(プリンタコントローラ12から転送された一連の画像データ)の最後尾の画像データに結合するように格納し、ステップS308に進む。これにより、偶数データ,奇数データの順に画像データが格納され、元の画像データがメモリ上で復元される。
【0087】
ステップS308では、プリンタコントローラ12から転送される画像データが終了したか否かを判定し、まだ終了していないと判定した場合には、ステップS302に戻り、次の画像データの処理を行う。
【0088】
一方、ステップS308で、プリンタコントローラ12から転送される画像データが終了したと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
【0089】
以上により、モノクロ印刷も実行可能な1ドラム方式のカラー複写機(カラー印刷機)において、モノクロ印刷時にクロックスピードを上げることなく必要なプリンタコントローラからのモノクロ画像データ転送スピードを確保することができる。
【0090】
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態では、Y/K切替器22を備えたFIFO部16において、FIFO21のY出力/K出力をY/K切替器22を用いてハード的に切り替え、プリンタコントローラ12からY入力/K入力に分割されて送信された元のデータを復元する構成について説明したが、Y/K切替器22を省き、FIFO21のY出力/K出力から元のデータを復元する作業をカラー複写機本体側でソフト的に行うように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0091】
図10は、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムの構成を示すブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0092】
図10において、36はFIFO部で、後述する図8に示すように、図1,図3に示したFIFO部16から転送レート変換部であるY/K切替器22を省いた構成となっている。
【0093】
図10に示すシステムにおいて、ユーザが印刷を行う時、ホストコンピュータ14から印刷ジョブがLAN15経由でプリンタコントローラ12に転送され、その印刷ジョブはプリンタコントローラ12にてイメージ展開される。イメージ展開されたデータは、プリンタコントローラ12からカラー複写機11にインタフェース13,FIFO部36経由で転送される。カラー複写機11は、その転送されたデータを印刷し、ユーザは印刷結果を得ることになる。
【0094】
以下、図11を参照して、本発明の第3実施形態におけるFIFO部36の信号処理構成について説明する。
【0095】
図11は、図10に示したFIFO部36の信号処理構成を示すブロック図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
【0096】
図11に示すように、本実施形態のFIFO部は、上記図3に示した第1実施形態のFIFO部16から転送レート変換部であるY/K切替器22を省いた構成となっている。
【0097】
カラー複写機11は、モノクロ印刷時、図11に示すようにFIFO21の出力側にて、K出力23Kの偶数データとY出力23Yの奇数データを取得して、RAM18内の画像データ格納領域内に偶数データ,奇数データの順に順次繰り返し格納して、元のデータを復元するようにする。そのデータの流れを図12に具体的に示す。
【0098】
図12は、図1に示したプリンタコントローラ12がY,Kの両チャネルでモノクロデータをカラー複写機11に転送した場合のデータの流れを示す模式図である。
【0099】
図に示すように、元データが、「D0,D1,D2,D3,……,Dn,Dn+1」という構成になっていた場合、プリンタコントローラ12は、元データを偶数データ(D0,D2,D4,D6,……等の添字が偶数のデータ),奇数データ(D1,D3,D5,D7,……等の添字が奇数のデータ)に分割し、各々、K入力20K,Y入力20Yに載せる。それに対し、カラー複写機11は、K出力23KでFIFO21から出力された偶数データ,Y出力23YでFIFO21から出力された奇数データを取得し、RAM18内の画像データ格納領域内に偶数データ,奇数データの順に順次繰り返し格納する。その結果、RAM18内の画像データ格納領域内に、元のデータ(復元されたデータ)が得られることになる。
【0100】
以下、図13を参照して、本発明の第3実施形態における分割送信データ復元処理手順について説明する。
【0101】
図13は、本発明の画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムにおける第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図10に示したカラー複写機11による分割送信データ復元処理手順に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図10に示したカラー複写機11内のCPU17によりROM18又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、S401〜S408は各ステップを示す。
【0102】
まず、ステップS401において、偶数データと奇数データを切り替えるための切替フラグに「0」を代入して初期化し、ステップS402において、切替フラグが「0」であるか否かを判定し、切替フラグが「0」であると判定した場合には、ステップS403に進み、K出力23Kから1バイトの画像データを取得し、ステップS404において、切替フラグに「1」を代入し、ステップS407に進む。
【0103】
一方、ステップS402で、切替フラグが「0」でないと判定した場合には、ステップS405に進み、Y出力23Yから1バイトの画像データを取得し、ステップS406において、切替フラグに「0」を代入し、ステップS407に進む。
【0104】
ステップS407では、取得した画像データをRAM19内の画像データ格納エリアに格納された画像データ(プリンタコントローラ12から転送された一連の画像データ)の最後尾の画像データに結合するように格納し、ステップS408に進む。これにより、偶数データ,奇数データの順に画像データが格納され、元の画像データがメモリ上で復元される。
【0105】
ステップS408では、プリンタコントローラ12から転送される画像データが終了したか否かを判定し、まだ終了していないと判定した場合には、ステップS402に戻り、次の画像データの処理を行う。
【0106】
一方、ステップS408で、プリンタコントローラ12から転送される画像データが終了したと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
【0107】
以上により、モノクロ印刷も実行可能な1ドラム方式のカラー複写機(カラー印刷機)において、モノクロ印刷時にクロックスピードを上げることなく必要なプリンタコントローラからのモノクロ画像データ転送スピードを確保することができる。
【0108】
なお、上記各実施形態では、K以外のデータ転送経路として、Yを使用したが、勿論、C,M等を使用することも可能である。
【0109】
また、上記各実施形態では、K以外のデータ転送経路として、Yのみを使用したが、勿論、C,M等を追加使用し、3経路もしくは4経路等でのデータ転送を行うことも可能である。
【0110】
さらに、上記各実施形態では、画像データを偶数/奇数で分割したが、その分割の方法は数ドット毎等、他の方法でおこなってもよい。
【0111】
なお、カラー複写機11とプリンタコントローラ12は、一つの機器として構成されていてもよい。
【0112】
また、上記各実施形態では、プリンタ部(プリンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を例にして説明したが、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリント方式であっても本発明は適用可能である。
【0113】
さらに、上記各実施形態を合わせた構成も本発明に含まれるものである。
【0114】
以上説明したように、モノクロ印刷時では使用しないCMY用のデータ転送系を利用し、K転送系の他に例えばY転送系にもKデータを載せ、YとKの2系統でデータ転送を行うことにより、1ドラムの機器に対しても4ドラムに対応した全色並列にデータ転送可能なI/Fを利用した場合(例えば、CMYKカラーのデータ転送I/F部の標準化等のため)、モノクロ印刷を行う際に発生する転送スピード不足(例えば、機器が「35MB/秒」の転送レートを要求しており、それに対しI/Fの転送クロック周波数が「20MHz」だった場合、カラー印刷においては「80MB/秒(=4B×20MHz)」であるため問題はないが、モノクロデータ転送を行うKだけだと「20MB/秒」であるため転送レートが不足してしまう場合等)を、クロック周波数を上げることなく解消して、モノクロ印刷時に必要とされる転送レートを得ることができる。
【0115】
以下、図14に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0116】
図14は、本発明に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する模式図である。
【0117】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0118】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0119】
本実施形態における図5,図6,図9,図13に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0120】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0121】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0122】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0123】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0124】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0125】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0126】
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0127】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る第1〜10の発明によれば、プリンタコントローラは、複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを画像形成装置に転送する場合に、前記所定の単一色成分の画像データを複数の画像データ群に分割し、該複数の画像データ群に分割された前記所定の単一色成分の画像データを前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の色成分の転送系を介して前記画像形成装置に転送し、画像形成装置は、前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記プリンタコントローラから受信する場合、複数の画像データ群に分割されて前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の転送系を介してそれぞれ転送される複数の画像データ群から前記分割前の所定の単一色成分の画像データを復元するので、4ドラムに対応した全色同時(並列)にデータ転送可能なインタフェース(複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェース)を備えたモノクロ印刷も実行可能な1ドラム方式のカラー複写機(カラー印刷機)でモノクロ印刷を行う場合でも、モノクロ印刷時にクロックスピードを上げることなく必要な(機器の要求する)プリンタコントローラからのモノクロ画像データ転送スピードを確保することができる。
【0128】
従って、4ドラムに対応した全色同時(並列)にデータ転送可能なインタフェースを備えたカラー複写機において、モノクロ(ブラック(K))画像データ転送時では使用しないブラック(K)以外の色成分用のデータ転送系を利用し、ブラック(K)以外に例えばイエロー(Y)用転送系にもブック(K)データを載せ、イエロー(Y)とブラック(K)の2系統でデータ転送を行うことにより、倍の転送レートを得ることができ、また、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)全てを利用すれば4倍の転送レートを得ることができ、モノクロ印刷時にクロックスピードを上げることなく、必要な(機器の要求する)プリンタコントローラからのモノクロ画像データ転送スピードを確保することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したカラー複写機を適用可能な1ドラム方式のカラー複写機の構成を示す断面図である。
【図3】図1に示したFIFO部の信号処理構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示したプリンタコントローラがY,Kの両チャネルでモノクロデータをカラー複写機に転送した場合のデータの流れを示す模式図である。
【図5】本発明の画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムにおける第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムにおける第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示したプリンタコントローラがY,Kの両チャネルでモノクロデータをカラー複写機に転送した場合のデータの流れを示す模式図である。
【図9】本発明の画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムにおける第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムの構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示したFIFO部の信号処理構成を示すブロック図である。
【図12】図1に示したプリンタコントローラがY,Kの両チャネルでモノクロデータをカラー複写機に転送した場合のデータの流れを示す模式図である。
【図13】本発明の画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムにおける第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る画像形成装置及びプリンタコントローラを適用可能なシステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する模式図である。
【符号の説明】
11 カラー複写機
12 プリンタコントローラ
12a CPU
12b ROM
12c RAM
13 インタフェース
14 ホストコンピュータ
15 LAN
16 FIFO部
17 CPU
18 ROM
19 RAM

Claims (10)

  1. 複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介して画像形成装置と通信可能なプリンタコントローラにおいて、
    前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記画像形成装置に転送する場合に、前記所定の単一色成分の画像データを複数の画像データ群に分割する分割手段と、
    前記分割手段により複数の画像データ群に分割された前記所定の単一色成分の画像データを前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の色成分の転送系を介して前記画像形成装置に転送する転送手段と、
    を有することを特徴とするプリンタコントローラ。
  2. 前記分割手段は、前記所定の単一色成分の画像データを所定単位毎に順次奇数番目の画像データ群と偶数番目の画像データ群とに分割するものであり、
    前記転送手段は、前記分割手段により奇数番目の画像データ群と偶数番目の画像データ群に分割された前記所定の単一色成分の画像データを前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の所定の転送系を介してそれぞれ前記画像形成装置に転送することを特徴とする請求項1記載のプリンタコントローラ。
  3. 複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介してプリンタコントローラと通信可能な画像形成装置において、
    前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記プリンタコントローラから受信する場合、複数の画像データ群に分割されて前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の転送系を介してそれぞれ転送される複数の画像データ群から前記分割前の所定の単一色成分の画像データを復元する復元手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記復元手段は、前記所定のインタフェースの複数の転送系に対応した複数の入力系と出力系を有するFIFO手段と、前記FIFO手段の前記所定の単一色成分以外の転送系に対応する出力系を前記所定の単一色成分に対応する出力系から出力させるように切り替える切替手段と、前記所定の単一色成分に対応する出力系から所定単位の画像データを取得する毎に、前記切替手段を切り替え制御する第1の制御手段とを有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記復元手段は、前記所定のインタフェースの複数の転送系に対応した複数の入力系と出力系を有するFIFO手段と、前記FIFO手段の前記所定の色成分に対応する出力系から出力される画像データと前記所定の単一色成分以外の転送系に対応する出力系から出力される画像データとを所定単位毎に順次結合するように制御する第2の制御手段とを有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記復元手段は、前記所定のインタフェースの前記所定の色成分の転送系から入力される画像データと前記所定の単一色成分以外の色成分の転送系から入力される画像データとを所定単位毎に順次結合するように制御する第3の制御手段を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介して画像形成装置と通信可能なプリンタコントローラにおける画像データ伝送方法において、
    前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記画像形成装置に転送する場合に、前記所定の単一色成分の画像データを複数の画像データ群に分割する分割工程と、
    前記分割工程により複数の画像データ群に分割された前記所定の単一色成分の画像データを前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の色成分の転送系を介して前記画像形成装置に転送する転送工程と、
    を有することを特徴とする画像データ伝送方法。
  8. 複数色成分にそれぞれ対応する複数の転送系を有して複数色成分の画像データを並列転送可能な所定のインタフェースを介してプリンタコントローラと通信可能な画像形成装置における画像データ伝送方法において、
    前記所定のインタフェースを介して所定の単一色成分の画像データを前記プリンタコントローラから受信する場合、複数の画像データ群に分割されて前記所定の単一色成分の転送系及び前記所定の単一色成分以外の転送系を介してそれぞれ転送される複数の画像データ群から前記分割前の所定の単一色成分の画像データを復元する復元工程を有することを特徴とする画像データ伝送方法。
  9. 請求項7,8のいずれかに記載された画像データ伝送方法を実行するためのプログラム。
  10. 請求項7,8のいずれかに記載された画像データ伝送方法を実行するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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