JP2001295423A - 折板の接続固定構造 - Google Patents

折板の接続固定構造

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JP2001295423A JP2000113895A JP2000113895A JP2001295423A JP 2001295423 A JP2001295423 A JP 2001295423A JP 2000113895 A JP2000113895 A JP 2000113895A JP 2000113895 A JP2000113895 A JP 2000113895A JP 2001295423 A JP2001295423 A JP 2001295423A
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folded
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Masayori Takahashi
正順 高橋
Seigo Aizaki
清吾 相崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅や車庫等の屋根或いはベランダ、バルコニ
ー等の床に適用して好適な折板の接続固定構造として、
折板受け部材を使用せず、施工が簡単な折板の接続固定
構造を提供する。 【解決手段】構造梁上に谷部と山部からなる折板が並設
され、該折板の接続端部を接続金具を用いて連結して構
造梁に固定する折板の接続固定構造であって、水平部の
一端から上方に立設して立上り部が形成される共にその
上端から更に外方に屈曲して係合支持部が形成された折
板の接続端部と、両側端に係合凹部が形成されると共に
外側方に引っ掛かり部が形成された接続金具と、水平板
の両側から下方に垂設し内側方に窪みを形成した脚部を
有するカバー材とを備え、折板の接続端部において接続
金具の係合凹部に折板の係合支持部を嵌め込み接続金具
の中央部に固定具を挿通して接続金具を構造梁に接続固
定し、接続金具の引っ掛かり部にカバー材の脚部を係合
した状態で隣接する接続端部をカバー材で被覆する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅や車庫等の屋
根或いはベランダ、バルコニー等の床に適用して好適な
折板の接続固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅のバルコニーやベランダの等
の床や屋根に用いられる折板を支持固定するには、例え
ば、特開平10─169107号公報に記載されている
ように、山部と谷部が交互に形成された波形の折板状部
材(折板屋根)を屋根梁の上側に折板受け部材(受金
具)を介して取付け固定する方法が知られている。この
場合、折板屋根はその山部の両肩に円弧状の膨出部が被
嵌合部として形成されており、折板受け部材としての受
金具は、屋根構造材に一定ピッチの間隔で取付けられて
いる。そして、受金具間に折板屋根の谷部を嵌め込むよ
うにして受金具の係止部を折板の膨出部に係止して折板
屋根が屋根構造材に支持固定されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、特開平10─169107
号公報に記載されている折板を支持固定する構造は、折
板受け部材としての受金具を準備して施工現場に搬入し
て、谷部が嵌まり込む一定ピッチの間隔で受金具を屋根
構造材上に取付ける必要があり、その作業が煩瑣である
という問題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みて、住宅
や車庫等の屋根或いはベランダ、バルコニー等の床に適
用して好適な折板の接続固定構造として、折板受け部材
を使用せず、施工が簡単な折板の接続固定構造を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明に係わる折板の接続固
定構造(以下、「請求項1の折板の接続固定構造」と記
す)は、構造梁上に谷部と山部からなる折板が並設さ
れ、該折板の接続端部を接続金具を用いて連結して構造
梁に固定する折板の接続固定構造であって、水平部の一
端から上方に立設して立上り部が形成される共にその上
端から更に外方に屈曲して係合支持部が形成された折板
の接続端部と、両側端に係合凹部が形成されると共に外
側方に引っ掛かり部が形成された接続金具と、水平板の
両側から下方に垂設し内側方に窪みを形成した脚部を有
するカバー材とを備え、折板の接続端部において接続金
具の係合凹部に折板の係合支持部を嵌め込み接続金具の
中央部に固定具を挿通して接続金具を構造梁に接続固定
し、接続金具の引っ掛かり部にカバー材の脚部を係合し
た状態で隣接する接続端部をカバー材で被覆するもので
ある。
【0006】また、請求項2に記載の発明に係わる折板
の接続固定構造(以下、「請求項2の折板の接続固定構
造」と記す)は、構造梁上に谷部と山部からなる折板が
並設され、該折板の接続端部同士を重ねて構造梁に支持
固定する折板の接続固定構造であって、少なくとも一方
の接続端部の山部頂上の左右に膨出部を有した折板の接
続端部と、水平板の両側から下方に垂設し内側方に窪み
を形成した脚部を有するカバー材とを備え、他方の接続
端部に一方の接続端部を重ね合わせると共に、重合部の
谷部に固定具を挿通して折板を構造梁に接続固定し、接
続端部の膨出部にカバー材の脚部を係合した状態で重ね
合わされた接続端部をカバー材で被覆するものである。
【0007】上記請求項1〜3の折板の接続固定構造に
おいて、折板は特に限定されないが鋼板等の不燃材料を
ロールフォーミングあるいはベンダー加工により谷部と
山部を一定ピッチで連続的に繰り返して波形に成形した
ものや、繊維強化樹脂から波板形状に形成されたものが
好ましい。また、谷部と山部とが単独部材として切り離
されたものであってもよい。
【0008】折板の折板材料としては特に限定されない
が、カラー亜鉛鉄板、塩ビ樹脂被覆鋼板、ポリオレフイ
ン樹脂被覆鋼板、ステンレス鋼板、亜鉛メッキ鋼板、溶
融アルミニウム鋼板、フッ素樹脂塗装鋼板、難燃化ポリ
エチレン発泡層が積層された金属板、塗装ステンレス鋼
板、溶融亜鉛メッキ鋼板、溶融亜鉛アルミニウム合金メ
ッキ鋼板、複合メッキ塗装鋼板、アクリルフイルム積層
鋼板等の不燃もしくは不燃に準ずる性能を有している剛
性の高い鋼板を挙げることができる。これらの鋼板の厚
さは材質にもよるが、厚さ0.4〜1.5mmのものが
適当である。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態をあ
らわす図面を参照しつつ詳しく説明する。図1〜図4は
請求項1の折板の接続固定構造に基づく第1実施例をあ
らわしている。
【0009】図1に示すように、バルコニー架台の根太
等の構造梁1上面に谷部21と山部22とからなる折板
2が並設して載置されており、折板2の接続端部2A、
2Aを接続金具3を用いて連結して固定具4により構造
梁に固定すると共に、接続端部2A、2Aを接続金具3
で連結固定した状態でカバー材5が被覆されている。
【0010】図において、構造梁1は上面に長手方向に
沿ってスリット状開口部11が形成されたものであり、
折板2は、幅方向に谷部21と山部22が一定ピッチの
繰り返しで連続して波形状に形成されている。
【0011】折板2の接続端部2Aは、図2に示すよう
に、谷部21の一部を形成する水平部24aの一端から
上方に山部22の一部を構成する立上り部25aを立設
して形成する共に、その上端から更に外方に山部22の
頂部23と同じ高さの係合支持部26aが形成されてい
る。この係合支持部26aは、立上り部25aの上端を
外側方に屈曲して平坦面を形成し、その水平端から下方
に屈曲して垂下片27aを垂設することにより形成され
る。
【0012】接続金具3は、図3に示すように中央部に
ボルト挿通孔31が穿設された取付基部32と、この取
付基部32の両側端に下向きに開口する係合凹部33と
からなり、この係合凹部33の外側方に引っ掛かり部3
4が形成されている。
【0013】また、係合凹部33は、取付基部32の両
端部から上方に垂直に立ち上げて屈曲形成された垂直片
331と、垂直片331の上端から互いに外側方へ屈曲
して形成される水平片332と、該水平片332の先端
から下方に屈曲して形成される垂下片333とから形成
され、垂下片333の下端から内方に抜け止め片334
を設けることにより、係合凹部33の外側方に引っ掛か
り部34を形成することができる。
【0014】固定具4は、図3〜4に示すように、方形
の基板41の上面に立設されたボルト42と、このボル
ト42に螺合されるナット43とからなり、基板41が
構造梁1内に長手方向に沿って摺動可能に挿着されると
ともに、ボルト42が構造梁1のスリット状開口部11
から出没するようになっている。
【0015】カバー材5は長尺状の鋼板製平板から屈曲
成形されたもので、長尺状の水平板51と、この水平板
51の両端側から下方に屈曲して垂設された脚部52
と、脚部52の下部において内方に湾曲した係止部54
とからなる。また、カバー材5の幅寸方は、接続金具3
が嵌まり込む大きさに形成されている。
【0016】請求項1の折板の接続固定構造における施
工手順としては、先ず、ボルト42を構造梁1のスリッ
ト状開口部11から突出した状態で、バルコニー架台等
の構造梁1の中空部内に基板41を挿着する。続いて、
互いに接続すべき一対の折板2、2を並設して、折板
2、2の隣合う接続端部2A、2Aの間から上方にボル
ト42を突出させた状態で、接続金具3の係合凹部3
3、33に折板2、2の係合支持部23a、23aを嵌
め込むとともに、ボルト挿通孔31に固定具4のボルト
42を挿通する。次に、ボルト42にナット43を螺合
して締めつけることにより、折板2、2の接続端部2
A、2Aを接続金具3で連結して構造梁1に固定する。
【0017】この時、折板2、2の接続端部2A、2A
の間隔は接続金具3の取付基部32の両端部から上方に
垂直に立ち上げて屈曲形成された立上り部331、33
1によって規制されることになる。
【0018】接続金具3を用いて折板2、2の接続端部
2A、2Aを連結した後、カバー材5の係止部53、5
3を接続金具3の上面の両端部に押し当てて、脚部5
2、52を外方に弾性的に押し広げながら接続金具3を
カバー材5の脚部52、52間に嵌め込み、係止部5
3、53を引っ掛かり部34、34に弾発係合させる。
【0019】上記の折板の接続固定構造においては、折
板2を外れないように固定するとともに、接続端部2
A、2Aにおいてカバー材5を被覆しているので、使用
中において、降水時には接続端部2A、2Aの連結部か
ら漏水することがない。
【0020】図5〜8は、請求項1の床化粧材の敷設構
造に基づく第2実施例をあらわしている。なお、前記請
求項1の床化粧材の敷設構造における第1実施例と同一
の部品においては同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0021】図5に示すように、バルコニー架台の根太
等の構造梁1b上面に谷部21bと山部22bとからな
る折板2bが並設して載置されており、折板2bの接続
端部2B、2Bを接続金具3bを用いて連結して固定具
4bにより構造梁に固定すると共に、接続端部2B、2
Bを螺子等の接続金具3bで連結固定した状態でカバー
材5が被覆されている。
【0022】図において、構造梁1bは角状のパイプか
ら形成されたものであり、折板2bは、幅方向に谷部2
1bと山部22bが一定ピッチの繰り返しで連続して波
形状に形成されている。
【0023】折板2bの接続端部2Bは、谷部21bの
一端から斜め上方に山部22bの一部を構成する立上り
部25bを形成する共に、その上端から斜め下方に折返
されて逆V字状の係合支持部26bが形成されている。
【0024】接続金具3bは、図5に示すように中央部
にネジ孔31bが穿設された取付基部32bと、この取
付基部32bの両側端に下向きに開口する逆V字状の係
合凹部33bとからなり、この係合凹部33bの外側方
に引っ掛かり部34bが延設して形成されている。
【0025】本実施形態における施工手順としては、互
いに接続すべき一対の折板2b、2bを並設して、接続
金具3bの係合凹部33b、33bに折板2b、2bの
係合支持部23b、23bを嵌め込み、ネジ孔31bに
ネジ等の固定具4bを挿通して構造梁1bの上面に螺着
し、折板2b、2bの接続端部2B、2Bを接続金具3
bで連結して構造梁1bに固定する。
【0026】続いて、カバー材5の係止部53、53を
接続金具3bの逆V字状の係合凹部33bの外側面に押
し当てて、脚部52、52を外方に弾性的に押し広げな
がら接続金具3bをカバー材5の脚部52、52間に嵌
め込み、係止部53、53を引っ掛かり部34b、34
bに弾発係合させる。
【0027】図9〜10は請求項2の折板の接続固定構
造に基づく第3実施例をあらわしている。なお、前述の
第1実施例及び第2実施例と同一もしくは均等の部品に
おいては同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0028】図に示すように、バルコニー架台の根太等
の構造梁1b上面に谷部21bと山部22b、22cと
からなる複数の折板2cが接続端部同士を重ね合わせな
がら並設して載置されており、重ね合わされた接続端部
2C、20Cの谷部21cに固定具4bを挿通して折板
2c、2cを構造梁1bに接続固定し、接続端部2C、
20Cがカバー材5で被覆されている。
【0029】一方の折板2cの接続端部2Cは、谷部2
1cの右側の山部22cが頂上23cから左方に膨出部
26cを形成しており、谷部21cの左側の山部22c
の一部を構成する立上り部25cから左方に延設された
頂上23cより右方に膨出部26cを形成している。
【0030】また、他方の折板2cの接続端部20C
は、右端の山部22cの一部を構成する右側の立上り部
25cの下端から右方に底板部24cが延設されてい
る。
【0031】本実施形態における施工手順としては、互
いに接続すべき一対の折板2c、2cを並設して、相隣
る他方の接続端部20Cに一方の接続端部2Cを重ね合
わせる。
【0032】このとき、一方の接続端部2Cの左側の山
部22cの頂上23cが、他方の接続端部20Cの右端
山部22cに被せられると共に、他方の接続端部20C
の底板部24cに一方の接続端部2Cの谷部21cが重
ね合わせられることになる。
【0033】次に、互いに重ね合わされた接続端部2
C、20Cの重合部の谷部21cに,ネジ等の固定具4
bを挿通して折板2c、2cを構造梁1bに接続固定す
る。
【0034】続いて、カバー材5の係止部53、53を
接続端部2C、20Cの山部22c、22cの膨出部2
6c、26cに押し当てて、脚部52、52を外方に弾
性的に押し広げながら山部22c、22cをカバー材5
の脚部52、52間に嵌め込み、係止部53、53を膨
出部26c、26cに弾発係合させる。
【0035】図11〜12は請求項2の折板の接続固定
構造に基づく第4実施例をあらわしている。図におい
て、折板2dは山部22dの頂上23dの両側に膨出部
26d、26dを設け、また、一方の接続端部2Dの谷
部21dの左側に立上り部25dを垂設して端部とした
ことを除いては、前述の第3実施例と同一もしくは均等
の部品であるので同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0036】本実施形態における施工手順としては、互
いに接続すべき一対の折板2d、2dを並設して、相隣
る他方の接続端部20Dに一方の接続端部2Dを重ね合
わせる。このとき、他方の接続端部20Dの底板部24
d上に一方の接続端部2Dの谷部21dが重ね合わせら
れることになる。
【0037】次に、互いに重ね合わされた接続端部2
D、20Dの重合部の谷部21dに,前記第3実施例と
同じようにしてネジ等の固定具4bを挿通して折板2
d、2dを構造梁1bに接続固定する。
【0038】続いて、カバー材5の係止部53、53を
接続端部2D、20Dの山部22d、22dの膨出部2
6d、26dに押し当てて、脚部52、52を外方に弾
性的に押し広げながら山部22d、22dをカバー材5
の脚部52、52間に嵌め込み、係止部53、53を膨
出部26d、26dに弾発係合させる。
【0039】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な形態はこの実施の形態に限られ
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の折板の接続固定構造において
は、施工工事が簡単であると共に、施工工事が簡単であ
ると共に、カバー材で接続端部が被覆されるので接続部
からの水漏れの恐れがない。
【0041】請求項2の折板の接続固定構造において
は、接続金具を用いることなく接続可能となり、施工工
事が簡単であると共に、カバー材で接続端部が被覆され
るので接続部からの水漏れの恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の折板の接続固定構造に基づく第1実
施例の実施形態をあらわした分解斜視図である。
【図2】同上の実施形態における一部切り欠き概略断面
図である。
【図3】同上の実施形態における施工手順を説明する図
で、折板同士の接続前の状態を示す分解断面図である。
【図4】同上の実施形態における施工手順を説明する図
で、折板同士の接続後の状態を示す断面図である。
【図5】請求項1の折板の接続固定構造に基づく第2実
施例の実施形態をあらわした分解斜視図である。
【図6】同上の実施形態における一部切り欠き概略断面
図である。
【図7】同上の実施形態における施工手順を説明する図
で、折板同士の接続前の状態を示す分解断面図である。
【図8】同上の実施形態における施工手順を説明する図
で、折板同士の接続後の状態を示す断面図である。
【図9】請求項2の折板の接続固定構造に基づく第3実
施例の実施形態をあらわした分解斜視図である。
【図10】同上の折板の接続固定構造の部分拡大断面図
である。
【図11】請求項2の折板の接続固定構造に基づく第4
実施例の実施形態をあらわした分解斜視図である。
【図12】同上の折板の接続固定構造の部分拡大断面図
である。
【符号の説明】
2、2b、2c、2d 折板 21、21b、21c、21d 谷部 22、22b、22c、22d 山部 3、3b 接続金具 33、33b 係合凹部 34、34b 引っ掛かり部 4、4b 固定具 5 カバー材 52 脚部 53 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造梁上に谷部と山部からなる折板が並設
    され、該折板の接続端部を接続金具を用いて連結して構
    造梁に固定する折板の接続固定構造であって、水平部の
    一端から上方に立設して立上り部が形成される共にその
    上端から更に外方に屈曲して係合支持部が形成された折
    板の接続端部と、両側端に係合凹部が形成されると共に
    外側方に引っ掛かり部が形成された接続金具と、水平板
    の両側から下方に垂設し内側方に窪みを形成した脚部を
    有するカバー材とを備え、折板の接続端部において接続
    金具の係合凹部に折板の係合支持部を嵌め込み接続金具
    の中央部に固定具を挿通して接続金具を構造梁に接続固
    定し、接続金具の引っ掛かり部にカバー材の脚部を係合
    した状態で隣接する接続端部をカバー材で被覆すること
    特徴とする折板の接続固定構造。
  2. 【請求項2】構造梁上に谷部と山部からなる折板が並設
    され、該折板の接続端部同士を重ねて構造梁に支持固定
    する折板の接続固定構造であって、少なくとも一方の接
    続端部の山部頂上の左右に膨出部を有した折板の接続端
    部と、水平板の両側から下方に垂設し内側方に窪みを形
    成した脚部を有するカバー材とを備え、他方の接続端部
    に一方の接続端部を重ね合わせると共に、重合部の谷部
    に固定具を挿通して折板を構造梁に接続固定し、接続端
    部の膨出部にカバー材の脚部を係合した状態で重ね合わ
    された接続端部をカバー材で被覆すること特徴とする折
    板の接続固定構造。
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