JP2001293290A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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JP2001293290A
JP2001293290A JP2000111848A JP2000111848A JP2001293290A JP 2001293290 A JP2001293290 A JP 2001293290A JP 2000111848 A JP2000111848 A JP 2000111848A JP 2000111848 A JP2000111848 A JP 2000111848A JP 2001293290 A JP2001293290 A JP 2001293290A
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JP
Japan
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moisture
circuit board
printed circuit
control device
proof resin
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JP2000111848A
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English (en)
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Kenji Fujii
賢二 藤井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置製造工程におけるドライバーへの防
湿樹脂の付着を防止すると共に、制御装置の生産性を大
幅に向上させた洗濯機を提供すること。 【解決手段】 本洗濯機の制御装置は、樹脂製ケース内
に適量の液状の防湿樹脂を充填した後に、プリント基板
を配置することによって、液状の防湿樹脂の充填に要す
る時間を大幅に短縮すると共に、プリント基板を防湿樹
脂液中に浸積するにも係らず、ネジ頭を伸長させること
によって、防湿樹脂のモールド層表面より突出させ、ネ
ジ締め付け工程におけるドライバー先端への液状の防湿
樹脂の付着を防止し、生産性を低下させずに、衛生的な
作業を行なうことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機の制御装置
に関し、特に制御装置の構造に関する。
【従来の技術】従来から、洗濯機の制御装置として、マ
イコンやタクトスイッチ等の電子部品をプリント基板上
に取り付けて樹脂製ケース内に収納し、プリント基板お
よび電子部品の充電部の露出による絶縁不良を防止する
ために防湿樹脂を充填した後に硬化させてモールドし、
プリント基板収納部外で操作板にネジ等により固定され
たものが知られており、操作板に設けられた押しボタン
を適宜押圧操作することによって洗濯運転の制御を可能
にしている。また、前述制御装置におけるプリント基板
の固定手段の一例としてプリント基板を樹脂製ケース内
に設けたボス上に配置した後、防湿樹脂にてモールドす
るだけでプリント基板自体を固定しないものがあり、特
開平11−137892に示されている。二例目として
プリント基板を樹脂ケース内に設けたボス上に配置する
と共に内側面に設けた爪部により固定した後、防湿樹脂
にてモールドするものや三例目としてプリント基板を樹
脂製ケース内に設けたボス上でネジにより固定した後、
防湿樹脂にてモールドするもの等がある。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
制御装置におけるプリント基板固定手段の二例目につい
ては、プリント基板を樹脂製ケースへ収納した後に防湿
樹脂にてモールドするが、樹脂製ケースの爪部にて固定
する場合においてもプリント基板と爪部との間には製造
上隙間が存在し、その隙間によっては、操作板上にある
押しボタン下端とタクトスイッチ先端のクリアランスが
安定せず、押しボタンの操作荷重にばらつきが生じ、押
しボタンを押してもスイッチが入らないものや逆に押し
ボタンを押さなくてもスイッチが入りっぱなしになるも
のが発生する可能性があり、品質上問題があった。さら
に、樹脂製ケースに爪部等の固定手段を持たない一例目
についても同様でより以上の問題があった。また、第三
例目については、前述のような問題は無いものの、プリ
ント基板を樹脂製ケース内にネジ等により固定した後に
防湿樹脂を充填するため、粘性の高い防湿樹脂がプリン
ト基板外周と樹脂製ケースとの間のわずかな隙間から樹
脂製ケース内のプリント基板下部隙間に充満するまでに
相当な時間を要し、制御装置の生産性の低下を招いてい
た。一方、これとは逆に樹脂製ケース内に防湿樹脂を適
量充填した後にプリント基板を収納し、ネジによる固定
手段も考えられるが、そうした場合、ドライバー先端に
防湿樹脂が付着し、作業の度に防湿樹脂を拭き取らねば
ならず、作業効率が悪い上に不衛生であった。そこで、
本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、ネジ頭を
防湿樹脂のモールド層から突出させることによって、制
御装置製造工程におけるドライバーへの防湿樹脂の付着
を防止すると共に、生産性を大幅に向上させた洗濯機の
制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の洗濯機の制御装置は、マイコンや
タクトスイッチ等の電子部品をプリント基板に取り付
け、このプリント基板を樹脂製ケース内の底面から浮か
した状態の所定の位置に収納し、且つ前記プリント基板
を前記電子部品の充電部と一緒に防湿樹脂によりモール
ドし、該モールドした状態の樹脂製ケースを該モールド
層以外の部分で操作板に固定すると共に該操作板に設け
た押しボタンにより前記タクトスイッチを押圧操作する
ようにした洗濯機の制御装置であって、該制御装置は、
前記樹脂製ケース内に液状の前記防湿樹脂を適量充填し
た後に前記プリント基板を固定杆にて前記樹脂製ケース
内に底面から浮かした状態で固定し、その後液状の前記
防湿樹脂を適量充填し、または充填しないで前記防湿樹
脂を硬化させてモールドすることを特徴とする。この構
成によれば、制御装置を製造する際に、樹脂製ケース内
に液状の防湿樹脂を充填した後にプリント基板を配置す
ることによって、液状の防湿樹脂の充填時間を短縮さ
せ、生産性を大幅に向上することが可能となる。請求項
2に記載の洗濯機の制御装置は、請求項1において、前
記固定杆はその頭部を前記防湿樹脂のモールド層表面よ
り突出させたことを特徴とするこの構成によれば、プリ
ント基板を固定する際に固定杆頭部を防湿樹脂のモール
ド層表面より突出させることによって、ドライバー先端
に防湿樹脂が付着することなしに固定杆の締め付けが可
能となるため、生産性を低下させることなく、衛生的な
作業が可能となる。請求項3に記載の洗濯機の制御装置
は、請求項1において、前記固定杆の頭部下端と前記プ
リント基板表面との間にスペーサを介在させると共に、
該スペーサ上端は、前記防湿樹脂のモールド層表面と同
一高さまたは突出させたことを特徴とする。この構成に
よれば、スペーサ上端が防湿樹脂モールド層表面と同一
高さまたは突出していることから、請求項2に記載の洗
濯機の制御装置と同様、ドライバー先端に防湿樹脂が付
着することなしに固定杆の締め付けが可能となるため、
生産性を低下させることなく、衛生的な作業が可能とな
ると共に固定杆に標準品の使用が可能となる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
一実施形態にかかる洗濯機の外観斜視図である。洗濯機
1は、上方に開口を有する箱状のハウジング2を備え、
ハウジング2の上方開口部には、中央に洗濯物の投入口
を有した上面板3が配置されている。上面板3には開閉
自在に枢着して投入口を覆う上蓋4が設けられ、前方に
は洗濯運転を制御する制御装置5が取り付けられてい
る。ハウジング2内には、図示しない方法によって固定
された洗濯槽(図示せず)が備えられ、洗濯槽(図示せ
ず)底部に設けられたパルセータ(図示せず)を回転さ
せることによって水流を発生させて洗濯を行なう。ま
た、洗濯機1は、上面板3後方に設けられて洗濯槽(図
示せず)内に給水するための給水装置(図示せず)と、
洗濯槽(図示せず)底部に設けられた排水装置(図示せ
ず)とを有している。図2は、本発明の一実施形態にか
かる洗濯機の制御装置の平面図である。図3は、本発明
の一実施形態にかかる洗濯機の制御装置内部の平面図で
ある。図4は、本発明の一実施形態にかかる洗濯機の制
御装置の要部断面図である。制御装置5は、マイコン
(図示せず)、タクトスイッチ6およびその他の電子部
品を配設し、洗濯運転の動作を制御しているプリント基
板7と、プリント基板7を収納する樹脂製ケース8と、
渦巻き状の押しボタン9を設け、樹脂の弾性変形を利用
し、適度な操作力でタクトスイッチ6を押圧操作可能な
操作板10とにより構成されており、プリント基板7は
樹脂製ケース8内で、操作板10は樹脂製ケース8外
で、それぞれ特殊ネジ12および標準ネジ13にて固定
されている。本発明の制御装置における特徴的な製造過
程について説明する。まず、樹脂製ケース8内に適量液
状の防湿樹脂14を充填した後、プリント基板7を樹脂
製ケース8内のプリント基板7固定のためのボス11上
に底面から浮かせた状態で配置すると共に、防湿樹脂1
4液中に浸積し、ネジ頭を軸方向に伸長させた特殊ネジ
12にて固定する。プリント基板7を特殊ネジ12にて
固定することで、プリント基板7の上下方向のがたつき
が抑止され、操作板10の渦巻き状の押しボタン9下端
とプリント基板7上に設けられているタクトスイッチ6
先端とのクリアランスが均一になり、押しボタン9を押
した際の操作力が一定になる。故に、操作板10の渦巻
き状の押しボタン9下端とプリント基板7上に設けられ
ているタクトスイッチ6先端とのクリアランスが不均一
な場合に発生し得る押しボタン9を押してもスイッチが
入らない不良や押しボタン9を押してもいないのにスイ
ッチが入りっぱなしになる不良が無くなり、品質および
性能の向上が図れる。また、特殊ネジ12はネジ頭を軸
方向に伸長させ、防湿樹脂14液面より突出させること
によって、特殊ネジ12の締め付け工程におけるドライ
バー先端への防湿樹脂14液の付着は無く、生産性の向
上が可能となる。また、その他の実施例として、図5お
よび図6を例に採り、説明する。図5は、本発明の第二
の実施形態にかかる洗濯機の制御装置の要部断面図であ
る。樹脂製ケース8内のプリント基板7固定のためのボ
ス11上にて、プリント基板7の固定のための孔に段付
き円筒形スペーサ15の小径側を挿嵌し、スペーサ15
を介してネジを締め付けて、プリント基板7を固定する
ものであるが、スペーサ15の上端を防湿樹脂14の表
面と同一高さまたは突出させることによって、特殊ネジ
12を使わずに標準ネジ16の使用による場合において
も前述の第一の実施例と同様の効果が得られる。また、
スペーサ15の小径側をプリント基板7の孔に挿嵌する
ことによって、容易に位置決めができると共に、位置ず
れを防止している。図6は、本発明の第三の実施形態に
かかる洗濯機の制御装置の要部断面図である。樹脂製ケ
ース8内のプリント基板7固定のためのボスを先端を小
径とする段付きボス17とし、プリント基板7を挿入し
た後、段付きボス17先端に凹状円筒形スペーサ18の
開放側を挿嵌し、スペーサ18を介してネジを締め付け
て、プリント基板7を固定するものであるが、スペーサ
18の上端を防湿樹脂14の表面と同一高さまたは突出
させることによって、特殊ネジ12を使わずに標準ネジ
16の使用による場合においても前述の第一の実施例と
同様の効果が得られる。また、スペーサ18の開放側を
段付きボス先端17に挿嵌することによって、容易に位
置決めができると共に、位置ずれを防止している。その
他、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更を施
すことが可能である。
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、製造工
程における液状の防湿樹脂の充填時間、即ちリードタイ
ムが短縮されることによって、生産性の大幅な向上が図
れる。請求項2に記載の発明によれば、ネジ頭を防湿樹
脂のモールド層表面より突出させることによって、製造
工程においてドライバー先端に防湿樹脂が付着すること
無しに作業を行なえるため、生産性を低下させることな
く、衛生的な作業を行なうことが可能となる。請求項3
に記載の発明によれば、特殊ネジを使用すること無く、
標準ネジの使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる洗濯機の外観斜視
図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる洗濯機の制御装置
の平面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる洗濯機の制御装置
内部の平面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる洗濯機の制御装置
の要部断面図である。
【図5】本発明の第二の実施形態にかかる洗濯機の制御
装置の要部断面図である。
【図6】本発明の第三の実施形態にかかる洗濯機の制御
装置の要部断面図である。
【符号の説明】 1 洗濯機 5 制御装置 6 タクトスイッチ 7 プリント基板 8 樹脂製ケース 9 押しボタン 10 操作板 11、17 ボス 12 特殊ネジ 13、16 標準ネジ 14 防湿樹脂 15、18 スペーサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピユータ(以下マイコンとい
    う)やタクトスイッチ等の電子部品をプリント基板に取
    り付け、このプリント基板を樹脂製ケース内の底面から
    浮かした状態の所定の位置に収納し、且つ前記プリント
    基板を前記電子部品の充電部と一緒に防湿樹脂によりモ
    ールドし、該モールドした状態の樹脂製ケースを該モー
    ルド層以外の部分で操作板に固定すると共に該操作板に
    設けた押しボタンにより前記タクトスイッチを押圧操作
    するようにした洗濯機の制御装置であって、該制御装置
    は、前記樹脂製ケース内に液状の前記防湿樹脂を適量充
    填した後に前記プリント基板を固定杆にて前記樹脂製ケ
    ース内に底面から浮かした状態で固定し、その後液状の
    前記防湿樹脂を適量充填し、または充填しないで前記防
    湿樹脂を硬化させてモールドすることを特徴とする洗濯
    機の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記固定杆はその頭部
    を前記防湿樹脂のモールド層表面より突出させたことを
    特徴とする洗濯機の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記固定杆の頭部下端
    と前記プリント基板表面との間にスペーサを介在させる
    と共に、該スペーサ上端は、前記防湿樹脂のモールド層
    表面と同一高さまたは突出させたことを特徴とする洗濯
    機の制御装置。
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