JP2001291335A - 磁気テープ記録装置および方法、磁気テープ再生装置および方法、磁気テープのフォーマット、並びに記録媒体 - Google Patents
磁気テープ記録装置および方法、磁気テープ再生装置および方法、磁気テープのフォーマット、並びに記録媒体Info
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- JP2001291335A JP2001291335A JP2000104838A JP2000104838A JP2001291335A JP 2001291335 A JP2001291335 A JP 2001291335A JP 2000104838 A JP2000104838 A JP 2000104838A JP 2000104838 A JP2000104838 A JP 2000104838A JP 2001291335 A JP2001291335 A JP 2001291335A
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Abstract
ることができるようにする。 【解決手段】 GOP構造におけるMの値(この例では、
3)で示される数分のピクチャを1つの単位として、そ
のピクチャに関連するAUXデータ(図中、Uで示されて
いる部分)、そのピクチャに対応する音声データ(図
中、Aで示されている部分)、およびその音声データに
関連するAUXデータ(図中、Xで示されている部分)
が、インタリーブされる16トラックの先頭にまとめて
配置されている。そして、その後に、1単位分のピクチ
ャ(この例の場合、3ピクチャ)が配置されている。
Description
置および方法、磁気テープ再生装置および方法、磁気テ
ープのフォーマット、並びに記録媒体に関し、特に、高
品位の映像データを磁気テープに記録または再生できる
ようにした、磁気テープ記録装置および方法、磁気テー
プ再生装置および方法、磁気テープのフォーマット、並
びに記録媒体に関する。
も、例えば、DV(Digital Video)方式により圧縮さ
れ、磁気テープに記録されるようになってきた。そのた
めのフォーマットが、民生用デジタルビデオテープレコ
ーダのDVフォーマットとして規定されている。
クの構成を表している。なお、DVフォーマットにおいて
は、映像データは、24−25変換されて記録される
が、図1に示す数字のビット数は、24−25変換され
た後の数値を表している。
する範囲が、実質的な1トラックの範囲とされる。この
1トラックの範囲の外には、1250ビットの長さのオ
ーバーライトマージンが形成されている。このオーバー
ライトマージンは、データの消し残りをなくすためのも
のである。
0/1001Hzの周波数に同期して回転ヘッドが回転さ
れる場合、134975ビットとされ、60Hzの周波数
に同期して回転ヘッドが回転される場合、134850
ビットとされる。
ス方向(図1において、左から右方向)に、ITIセク
タ、オーディオセクタ、ビデオセクタ、サブコードセク
タが順次配置され、ITIセクタとオーディオセクタの間
にはギャップG1が、オーディオセクタとビデオセクタ
の間にはギャップG2が、そしてビデオセクタとサブコ
ードセクタの間にはギャップG3が、それぞれ形成され
る。
タは、3600ビットの長さとれ、その先頭にはクロッ
クを生成するための1400ビットのプリアンブルが配
置され、その次にはSSA(Start Sync Area)とTIA(Tra
ck Information Area)が1920ビット分の長さ設け
られている。SSAには、TIAの位置を検出するために必要
なビット列(シンク番号)が配置されている。TIAには
民生用のDVフォーマットであることを示す情報、SPモー
ドまたはLPモードであることを表す情報、1フレームの
パイロット信号のパターンを表す情報などが記録されて
いる。TIAの次には、280ビットのポストアンブルが
配置されている。
されている。
さとされ、その先頭の400ビットと最後の500ビッ
トは、それぞれプリアンブルまたはポストアンブルとさ
れ、その間の10650ビットがデータ(オーディオデ
ータ)とされる。
れる。
れ、その先頭の400ビットと最後の925ビットが、
それぞれプリアンブルまたはポストアンブルとされ、そ
の間の111900ビットがデータ(ビデオデータ)と
される。
される。
1000/1001Hzの周波数で回転されるとき、37
25ビットとされ、60Hz周波数で回転されるとき、3
600ビットとされる。そのうちの先頭の1200ビッ
トは、プリアンブルとされ、最後の1325ビット(回
転ヘッドが60×1000/1001Hzの周波数で回転
される場合)、または1200ビット(回転ヘッドが6
0Hzの周波数で回転される場合)とされ、その間の12
00ビットがデータ(サブコード)とされる。
ては、このように、ITIセクタ、オーディオセクタ、ビ
デオセクタ、およびサブコードセクタの間に、ギャップ
G1乃至G3が形成されているばかりでなく、各セクタ
毎にプリアンブルとポストアンブルが設けられており、
いわゆるオーバーヘッドが長く、実質的なデータの記録
レートを充分に得ることができない課題があった。
(以下、HD(High Definition)映像データと称する)
を記録するには、25Mbps程度のビットレートが必要で
あるが、この記録フォーマットでは、MPEG(Moving Pic
ture Expert Group)方式のMP@HLに対するビデオレート
は、サーチ画像用データを除くと、せいぜい24Mbps程
度しか確保できず、結果的に、標準の品位の映像データ
(以下、SD(Standard Definition)映像データと称す
る)は記録できても、HD映像データをMP@HL、MP@H−1
4方式などで圧縮して記録することができない課題があ
った。
ものであり、HDデータを記録または再生できるようにす
るものである。
装置は、映像データ、音声データまたはサーチデータを
取得する第1の取得手段と、第1の取得手段により取得
されたデータに関連する可変長の補助データを取得する
第2の取得手段と、第1の取得手段または第2の取得手
段により取得されたデータの一方を第1のグループのデ
ータとして選択する選択手段と、第1のグループのデー
タに関連するサブコードを含む第2のグループのデータ
を取得する第3の取得手段と、第1のグループのデータ
と第2のグループのデータを、磁気テープのトラック上
において、両者の間が離間せずに連続するように合成す
る合成手段と、合成手段により合成されたデータを磁気
テープに記録するために回転ヘッドに供給する供給手段
とを備えることを特徴とする。
タとして、映像データを、その編集単位で取得すること
ができる。
タとして、音声データに関する補助データと、映像デー
タに関する補助データを取得し、合成手段は、音声デー
タに関する補助データ、音声データ、映像データに関す
る補助データ、そして映像データの順番に配置されるよ
うにそれぞれ合成することを特徴とする。
データをさらに取得し、合成手段は、プリ再生に必要な
補助データを、映像データの編集単位の先頭に配置され
るように合成することができる。
ドセクタに記録されている内容を含むことを特徴とする
請求項4に記載の磁気テープ記録装置。
タ、音声データまたはサーチデータを取得する第1の取
得ステップと、第1の取得ステップの処理で取得された
データに関連する可変長の補助データを取得する第2の
取得ステップと、第1の取得ステップの処理または第2
の取得ステップの処理で取得されたデータの一方を第1
のグループのデータとして選択する選択ステップと、第
1のグループのデータに関連するサブコードを含む第2
のグループのデータを取得する第3の取得ステップと、
第1のグループのデータと第2のグループのデータを、
磁気テープのトラック上において、両者の間が離間せず
に連続するように合成する合成ステップと、合成ステッ
プの処理で合成されたデータを磁気テープに記録するた
めに回転ヘッドに供給する供給ステップとを含むことを
特徴とする。
ータ、音声データまたはサーチデータを取得する第1の
取得ステップと、第1の取得ステップの処理で取得され
たデータに関連する可変長の補助データを取得する第2
の取得ステップと、第1の取得ステップの処理または第
2の取得ステップの処理で取得されたデータの一方を第
1のグループのデータとして選択する選択ステップと、
第1のグループのデータに関連するサブコードを含む第
2のグループのデータを取得する第3の取得ステップ
と、第1のグループのデータと第2のグループのデータ
を、磁気テープのトラック上において、両者の間が離間
せずに連続するように合成する合成ステップと、合成ス
テップの処理で合成されたデータを磁気テープに記録す
るために回転ヘッドに供給する供給ステップとを含むこ
とを特徴とする。
像データ、音声データ若しくはサーチデータ、映像デー
タ、音声データ若しくはサーチデータに関連する可変長
の補助データの第1のグループのデータ、および映像デ
ータ、音声データ若しくはサーチデータに関連するサブ
コードを含む第2のグループのデータが、トラック上に
おいて、両者の間が離間せずに連続するように記録され
ていることを特徴とする。
記録方法、および記録媒体のプログラムにおいては、映
像データ、音声データまたはサーチデータが取得され、
取得されたデータに関連する可変長の補助データが取得
され、取得されたデータの一方が第1のグループのデー
タとして選択され、第1のグループのデータに関連する
サブコードを含む第2のグループのデータが取得され、
第1のグループのデータと第2のグループのデータが、
磁気テープのトラック上において、両者の間が離間せず
に連続するように合成され、合成されたデータが磁気テ
ープに記録される。
ループのデータとしての、圧縮されている高品位もしく
は標準の映像データ、音声データまたはサーチデータに
関連する可変長の補助データ、または第1のグループの
データに関連するサブコードを含む第2のグループのデ
ータを取得する取得手段と、取得手段により取得された
補助データまたは第2のグループのデータを利用して、
回転ヘッドにより磁気テープから再生されたデータのう
ち、圧縮されている高品位の映像データを伸長する伸長
手段とを備えることを特徴とする。
ループのデータとしての、圧縮されている高品位もしく
は標準の映像データ、音声データまたはサーチデータに
関連する可変長の補助データ、または第1のグループの
データに関連するサブコードを含む第2のグループのデ
ータを取得する取得ステップと、取得ステップの処理で
取得された補助データまたは第2のグループのデータを
利用して、回転ヘッドにより磁気テープから再生された
データのうち、圧縮されている高品位の映像データを伸
長する伸長ステップとを含むことを特徴とする。
グループのデータとしての、圧縮されている高品位もし
くは標準の映像データ、音声データまたはサーチデータ
に関連する可変長の補助データ、または第1のグループ
のデータに関連するサブコードを含む第2のグループの
データを取得する取得ステップと、取得ステップの処理
で取得された補助データまたは第2のグループのデータ
を利用して、回転ヘッドにより磁気テープから再生され
たデータのうち、圧縮されている高品位の映像データを
伸長する伸長ステップとを含むことを特徴とする。
再生方法、および記録媒体のプログラムにおいては、第
1のグループのデータとしての、圧縮されている高品位
もしくは標準の映像データ、音声データまたはサーチデ
ータに関連する可変長の補助データ、または第1のグル
ープのデータに関連するサブコードを含む第2のグルー
プのデータが取得され、取得された補助データまたは第
2のグループのデータを利用して、回転ヘッドにより磁
気テープから再生されたデータのうち、圧縮されている
高品位の映像データが伸長される。
ープ記録再生装置の記録系の構成例を表している。映像
データ圧縮部1は、入力されたHD映像信号を、MP@HLあ
るいはMP@H-14などのMPEG方式で圧縮する。
する音声信号を、例えば、MPEG1layer2あるいはAA
Cに準拠した方式などの音声圧縮を行う。これにより、
音声信号は、256Kbps乃至384Kbpsに圧縮される。
コードデータなどで構成されるシステムデータが、コン
トローラ13から入力される。システムデータとは、映
像、音声の付加データとして外部から入力された著作
権、撮影状況等のテキスト情報、サーチや編集等を補助
するタイトルタイムコード(TTC)、トラック位置情
報、装置の設定情報などを示すデータである。
り換えられ、映像データ圧縮部1の出力、音声データ圧
縮部2の出力、または端子3から供給されるシステムデ
ータを所定のタイミングで適宜選択し、誤り符号ID付加
部5に供給する。
て入力されたデータに、誤り検出訂正符号やIDを付加し
たり、16トラックの間でのインタリーブ処理を施し、
24−25変換部6に出力する。
パイロット信号の成分が強くでるように選ばれた冗長な
1ビットを付加することで、入力された24ビット単位
のデータを、25ビット単位のデータに変換する。
(図9)またはサブコード(図22)に付加するシンク
データ、並びにアンブルのデータを発生する。
され、24−25変換部6の出力またはシンク発生部7
の出力の一方を選択し、変調部9に出力する。
たデータを、1または0が連続しないようにランダマイ
ズするとともに、磁気テープ21に記録するのに適した
方式(DVフォーマットにおける場合と同一の方式)で変調
し、パラレルシリアル(P/S)変換部10に供給する。
たデータを、パラレルデータからシリアルデータに変換
する。
0より入力されたデータを増幅し、回転ドラム(図示せ
ず)に取り付けられ、回転される回転ヘッド12に供給
し、磁気テープ21に記録させる。
2により形成されるトッラクのフォーマットを表してい
る。回転ヘッド12は、図中右下から、左上方向に、磁
気テープ21をトレースすることで、磁気テープ21の
長手方向に対して傾斜したトラックを形成する。磁気テ
ープ21は、図中、右から左方向に移送される。
ング制御のためのパイロット信号の種類に応じて、F
0,F1またはF2のいずれかとされる。トラックはF
0,F1,F0,F2,F0,F1,F0,F2の順に
形成される。
波数f1,f2のパイロット信号がいずれも記録されて
いない。これに対してトラックF1に、図5に示すよう
に、周波数f1のパイロット信号が記録されており、ト
ラックF2には、図6に示すように、周波数f2のパイ
ロット信号が記録されている。
ットの記録周波数の1/90または1/60の値とされ
ている。
f1,f2におけるノッチ部の深さは、9dBとされてい
る。これに対して、図5または図6に示すように、周波
数f1、または周波数f2のパイロット信号のCNR(Car
rier to Noise Ratio)は、16dBより大きく、19dB
より小さい値とされる。そしてその周波数f1,f2の
ノッチ部の深さは、3dBより大きい値とされる。
は、DVフォーマットと同様のトラックパターンである。
また、記録レートは、1秒間に300トラックとする約
40Mbpsである。従って、民生用デジタルビデオテープ
レコーダの磁気テープ、回転ヘッド、駆動系、復調系、
制御系が、この実施の形態においても、そのまま利用す
ることができる。
が設定されている。トラックペア番号は、トラックペア
とされる、プラス側のアジマスとマイナス側のアジマス
の2つのヘッドにより走査される2つのトラックに与え
られる番号である。図3の例では、0番乃至31番のト
ラックペア番号が与えられ、インタリーブされる16ト
ラックの先頭のトラックペアには、0番、8番、16
番、または24番(16番および24番が設定されたト
ラックペアは図示されていない)のトラックペア番号が
設定される。
(セクタ配置)の例を示している。なお、図7におい
て、各部の長さのビット数は、24−25変換後の長さ
で表されている。1トラックの長さは、回転ヘッド12
が、60×1000/1001Hzの周波数で回転される
とき、134975ビットとされ、60Hzの周波数で回
転されるとき、134850ビットとされる。1トラッ
クの長さとは、磁気テープ21の174度の巻き付け角
に対応する長さであり、その後ろには、1250ビット
のオーバーライトマージンが形成される。このオーバー
ライトマージンは、消し残りを防止するものである。
右方向にトッラクをトレースする。その先頭には、18
00ビットのプリアンブルが配置されている。このプリ
アンブルにはクロックを生成するのに必要な、例えば、
図8に示すようなパターンAとパターンBに示すデータ
が組み合わされて記録される。パターンAとパターンB
は、それぞれの0と1の値が逆になったパターンとされ
ている。このパターンを適当に組み合わせることによ
り、図4乃至図6に示すトラックF0,F1,F2のト
ラッキングパターンを実現することができる。なお、こ
の図8のランパターンは、図2の24−25変換部6に
より24−25変換された後のパターンを表している。
130425ビットの長さのメインセクタが配置されて
いる。このメインセクタの構造は図9に示されている。
このメインセクタは、通常再生およびサーチ再生され
る。
個のシンクブロックで構成され、各シンクブロックの長
さは、888ビット(111バイト)とされる。
ビットのシンク、24ビットのID、8ビットのシンクブ
ロック(SB)ヘッダ、760ビットのメインデータ、そ
して80ビットのパリティC1とされる。
る。
れ1バイトの長さの、3つのID0乃至ID2から構成されて
いる。
は、トラックのフォーマットタイプが定義され、b4乃
至b0には、トラックペア番号が示されている。
のの他、例えば、ITIセクタがさらに設けられ、メイン
セクタが139シンクブロックからなるフォーマット
や、ITIセクタおよび7個のシンクブロックのアフレコ
用セクタがさらに設けられ、メインセクタが129シン
クブロックからなるフォーマットなどを利用することも
できる。すなわち、ID0のb7乃至b5には、利用可能な
フォーマットを識別するためのID等が配置される。この
ようにして、トラックフォーマットを識別することがで
きるようにしておくことより、フォーマットに適応した
復調処理を実行することができ、データを適切に再生す
ることが可能となる。
る。
データが、新規に記録されたものか(何も記録されてい
ないところにはじめて記録されたものか)、または上書
き記録されたものか(何らかのデータにオーバーライト
されたものか)を示す情報が、オーバーライトプロテク
トとして配置される。例えば、上書き記録をする場合に
おいて、下地データが、ヘッドの瞬時クロッグ等により
残っていたとき、新たに記録されるデータが、そのパリ
ティC1が成立することより、訂正(誤訂正)される。
そこで、それを防止するために、このオーバーライトプ
ロテクトにより、新たに記録されたデータとの区別し、
例えば、下地データと判断されたとき、このシンクブロ
ックを全て無効(バースト扱い)として、パリティC2
によりイレージャ訂正を行うことができる。
それぞれに含まれるID0乃至ID2を表している。ID0乃至I
D2は、誤り符号ID付加部5により付加される。
至b0の8ビットで構成されている。b7乃至b0のう
ち、b7乃至b5には、メインデータの種類(例えば、音
声データ、映像データ、サーチ用の映像データ、トラン
スポートストリームのデータ、AUXデータを示すデー
タ)を示す所定の値が設定され、b4乃至b0には、その
メインデータの詳細を示す所定の値が設定される。
が、MPEG2に準拠したプログラムエレメンタリストリー
ム(PES)のフォーマットに準拠した映像データ(PES映
像データ)であることを示し、値1は、PESのフォーマ
ットに準拠した音声データ(PES音声データ)であるこ
とを示す。この場合、b4乃至b0のうち、b4には、デ
ータ(映像データまたは音声データ)が、パーシャル
(95バイト未満)であるかフル(95バイト)である
かを示すデータが配置され、b3乃至b0には、カウント
値を示すデータが配置される。
が、サーチ用データであることを示す。この場合、b4
乃至b0のうち、b4には、そのサーチ用データが映像デ
ータであるか音声データであるかを示すデータが配置さ
れる。また、b3乃至b1には、サーチ速度を示すデータ
が配置される。例えば、図12に示すように、b3乃至
b1における値1は、4倍速を示し、値2は、8倍速を
示し、値4は、16倍速を示し、そして値5は、32倍
速を示す。なお、回転ヘッド(ドラム)の回転数を追従
型にすることによって、各倍速の適応速度(ドラム回転
数に対応した速度)を広げたサーチが可能となる。ま
た、サーチ用の映像データは、Iピクチャの高域成分を
落とした、低ビットレートのデータである。
は、メインデータがAUX(補助)データであることを示
す。この場合、b4乃至b0のうち、b4乃至b2には、例
えば、図13に示すように、AUXデータの種類(AUXモー
ド)を示すデータが配置される。
Xデータが、PES映像データに関するAUXデータであるこ
と(図中、AUX-V)を示し、値1は、PES音声データに関
するAUXデータであること(AUX-A)を示す。値2は、AU
Xデータが、トランスポートストリームの形態で記録さ
れているもののうちの前半部分のデータに対応するPSI
(プログラム仕様情報)であること(PES-PSI1)を示
し、値3は、その後半部分のデータに対応するPSIであ
ること(PES-PSI2)を示す。そして値4は、AUXデータ
が、図14,15に示すような、それぞれキーワード番
号が設定されている所定のデータ(システムデータと称
する)であること(System)を示す。なお、詳細は後述
するが、図14は、そのデータ量が固定のシステムデー
タを示しており、図15は、そのデータ量が可変するシ
ステムデータを示している。
4は、メインデータがトランスポートストリームの形態
で記録されているもののうちの前半部分であることを示
す。この場合、b4,b3には、ジャンプフラグが配置さ
れ、b2乃至b0には、タイムスタンプが配置される。ま
た、b7乃至b5における値5は、メインデータがトラ
ンスポートストリームの形態で記録されているもののう
ちの後半部分であることを示す。この場合の、b4乃至
b0には、カウント値が配置される。
として何のデータも記録されていないことを示す。すな
わち、NULLを示す。このNULLは、メインデータの平均総
量が記録可能レートより少ない時に挿入される。例え
ば、トランスポートストリーム記録でレートが20Mbps
の場合、約5Mbps分のNULLが挿入される。
ら、コントローラ13より供給される。
タ圧縮部1より供給される映像データ、音声データ圧縮
部2より供給される音声データ、若しくは端子3を介し
てコントローラ13から供給されたAUXデータ(システ
ムデータ)である。
乃至b5に、値3で設定され、かつ、b4乃至b2に値0
(AUX-V)、値1(AUX-A)、または値4(System)が設
定されたメインセクタにメインデータとして記録される
AUXデータ)のパケット構造について説明する。
定長のものである場合、図16(A)に示すように、キ
ーワード番号などを含むヘッダ部(1バイトのキーワー
ド)と、そのキーワード番号に対応するシステムデータ
を格納するデータ部(固定長(4バイト))から構成さ
れる。また、システムデータが、図15に示すような可
変長のものである場合、図17(A)に示すように、ヘ
ッダ部(1バイトのキーワード)、データ長を示すデー
タ長部(1バイト)、およびデータ部(可変長(nバイ
ト))から構成される。
タをメインセクタに記録することもできる。この場合、
システムデータが固定長であるときは、図16(B)乃
至(D)に示すように、また、可変長であるときは、図
17(B)乃至(D)に示すように、複数のヘッダ部が
設けられる。
ト)のうち、b7には、他のヘッダ部が続いて配置され
るか否かを示すデータが配置される。例えば、図16の
例での、ヘッダ部F1(図16(A))、ヘッダ部F12
(図16(B))、ヘッダ部F23(図16(C))、ま
たはヘッダ部FK(図16(D))のように、また図1
7の例での、ヘッダ部X1(図17(A))、ヘッダ部
X12(図17(B))、ヘッダ部X23(図17
(C))、またはヘッダ部XK(図17(D))のよう
に、次に、他のヘッダ部が配置されていないヘッダ部の
b7には、値0が設定される。
ッダ部F21,F22、またはヘッダ部F31・・・(ヘッダ
部FKを除く)のように、また、図17の例での、ヘッ
ダ部X11、ヘッダ部X21,X22、またはヘッダ部X31・
・・(ヘッダ部XKを除く)のように、次に、他のヘッ
ダ部が配置されるヘッダ部のb7には、値1が設定され
る。
乃至b0に配置されるデータは、先頭に配置されるヘッ
ダ部(図16の例では、ヘッダ部F1、ヘッダ部F11、
ヘッダ部F21、またはヘッダ部F31、図17の例では、
ヘッダ部X1、ヘッダ部X11、ヘッダ部X21、またはヘ
ッダ部X31)と、2番目以降に配置されるヘッダ部(図
16の例では、ヘッダ部F12、ヘッダ部F22,F23、ま
たはヘッダ部F32乃至FK、図17の例では、ヘッダ部
X12、ヘッダ部X22,X23、またはヘッダ部X32乃至X
K)で異なる。
のうち、b6には、システムデータが固定長であるか可
変長であるかを示すデータが配置される。すなわち、図
16におけるヘッダ部F1、ヘッダ部F11、ヘッダ部F2
1、またはヘッダ部F31のb6には、固定長であることを
示す値0が設定され、図17における、ヘッダ部X1、
ヘッダ部X11、ヘッダ部X21、またはヘッダ部X31のb
6には、可変長であることを示す値1が設定される。
乃至b0には、図14に示すキーワード番号(0番乃至
63番)、すなわち、固定長のシステムデータのキーワ
ード番号が設定される。
場合、そのb6乃至b0には、図15に示すキーワード番
号(64番乃至127番)、すなわち、可変長のシステ
ムデータの番号が設定される。
18(A))および2番目以降のヘッダ部(図18
(B)))のb7乃至b6に配置されるデータをまとめて
示している。
4,16)を、図20は、可変長のシステムデータ(図
15,17)を、ビット配列に対応して表したものであ
る。
るサブコードセクタにサブコードデータとしても記録さ
れる。
クごとに、ID、SBヘッダ、およびメインデータから、誤
り符号ID付加部5において計算され、付加される。
シンクブロックは、シンク、ID、パリティC2およびC
1とされる。パリティC2は、図9において、SBヘッダ
またはメインデータを、それぞれ縦方向に計算すること
で求められる。この演算は、誤り符号ID付加部5におい
て行われる。なお、18シンクブロックにすることよ
り、パリティC2のシンクブロックの数の割合が、シン
クブロックの数(141)に対して、12.7%(=1
8/141)となり、連続エラーの訂正能力を2トラッ
ク以上にするために必要な比率(12.5%(=2トラ
ック/16トラック))より大きくすることができる。
ータとして記録されるAUXデータ、映像データ、音声デ
ータ、サーチデータ、パリティC1、およびパリティC
2の平均値を表している。
してサーチデータに対する平均値としてのシンクブロッ
ク数は、それぞれ、7.5シンクブロック、113シンクブロ
ック、1.75シンクブロック、そして7.5シンクブロック
となる。すなわち、平均値としてのビットレートは、下
記のように求められる。 AUXデータ=95バイト×0.75SB×300トラック×8ビット
=171kbps 映像信号=95バイト×113SB×300トラック×8ビット=
25.764Mbps 音声信号=95バイト×1.75SB×300トラック×8ビット
=339kbps サーチデータ=95バイト×7.5SB×300トラック×8ビッ
ト=1710kbps 結局、その合計は、28.044(=171kbps+25.764Mbps+3
39kbps+1710kbps)Mbpsとなり、MP@HLまたはMP@H-14に
よるHD映像データ、音声圧縮データ、AUXデータ、サー
チ用の映像データを記録するのに充分なレートとなる。
なお、95バイトは、1シンクブロックにおけるSBヘッ
ダとメインデータのデータ量である。
サブコードセクタ(図7)が配置されている。このサブ
コードセクタの構成は、図22に示されている。
0ビットの長さ(24−25変換後の長さ)で、10個
のサブコードシンクブロックで構成されている。
トのシンク、24ビットのID、40ビットのサブコード
データ、および40ビットのパリティにより構成されて
いる。すなわち、1サブコードシンクブロックの長さ
は、120ビット(24−25変換される前の値)であ
り、上述したメインセクタの1シンクブロックの長さ
(888ビット)に対して、約1/7の長さである。こ
のように、データ長さを短くすることより、例えば、2
00倍速程度の高速再生においても、サブコードシンク
ブロックの内容を確実に読み取ることができるようにな
り、高速サーチが可能となる。
クとは異なるものであり、このシンクにより、メインセ
クタとサブセクタを識別することができる。また、シン
クは、図2のシンク発生部7により付加される。
すように、1バイト毎の、3つのID0乃至ID2から構成さ
れている。
D0と同じように、フォーマットタイプおよびトラックペ
ア番号がそれぞれ定義されている。
は、サブコードシンクブロックの番号が配置される。b7
乃至b4は、予備ビットである。
コードセクタに含まれる10個のサブコードシンクブロ
ックのそれぞれに与えられる、0番乃至10番の番号で
ある。
に、オーバーライトプロテクトが配置される。なお、サ
ブコードセクタにおいては、このID2に、記録されてい
るデータが、上書きされているものであることが示され
ている場合、シンクブロックを全て無効にして(取得で
きなかったものとして)処理が実行される。
ブロックに含まれるID0乃至ID2が示されている。ID0乃
至ID2は、誤り符号ID付加部5により付加される。
されているサブコードデータは、図14に示した、いわ
ゆる固定長のシステムデータとされる。すなわち、図1
6,19に示したような形態で、記録される。また、サ
ブコードデータは、例えば、ユーザテープの場合とPre-
RECテープの場合で、その種類が異なる。ユーザテープ
の場合は、図24(A)に示すように、テープ位置情報
(ATNF)、タイトルタイムコード(TTC)、記録年月
日、または記録時間がサブコードデータとされ、Pre-RE
Cテープの場合は、図24(B)に示すように、テープ
位置情報、タイトルタイムコード、パート番号、または
チャプター開始位置がサブコードデータとされる。すな
わち、Pre-RECテープの場合、ユーザテープの場合にお
ける記録年月日に代えて、パート番号が、そして記録時
刻に代えて、チャプター開始位置がサブコードデータに
含まれる。
て、コントローラ13から供給される。
コードシンクのID、およびサブコードデータのデータ構
成を示している。本発明において記録されるデータ位置
情報(ATNF中のEPO)等が記録されるようになされてい
ない。
パリティが付加されている。このパリティは、誤り符号
ID付加部5により付加されるものである。
ル(図7)が配置される。このポストアンブルも、図8
に示したパターンAとパターンBを組み合わせることで
記録される。その長さは、60×1000/1001Hz
に同期するとき1500ビットとされ、50Hzに同期す
るとき1375ビットとされる。
ムデータについて、詳細に説明する。
ステムデータが、キーワード番号とともに示されてい
る。例えば、キーワード番号が4番のテープ位置情報
(ATNF)は、23ビットの絶対位置(ATN)、1ビット
のブレークフラグ(Bフラグ)、および8ビットの編集
情報からなる固定長のシステムデータである。
先頭からの距離(絶対位置)(Absolute Track number)
を示す。
連続しているときに”0”が立ち、連続していないとき
に”1”が立つフラグである。このことより、記録が混
在し、絶対位置が連続していない場合においても、単調
増加の番号を付与することができるようになる。すなわ
ち、番号戻りがないので、サーチを的確に行うことがで
きる。
至b0の8ビットで構成されている。b7には、Iフラグ
が配置されている。Iフラグは、サブコードセクタに対
応するメインセクタに、サーチしたい場所を示す情報
(記録時に指定されている場所を示す情報)が含まれて
いるとき、”1”が立つフラグである。これにより、サ
ーチ位置が検出される。
のPフラグは、サブコードセクタに対応するメインセク
タに、静止画の記録開始映像データが含まれている場合
に、”1”が立つフラグである。これにより、静止画の
記録位置が検出される。
EHフラグは、サブコードセクタに対応するメインセク
タに、IピクチャまたはPピクチャが記録されていると
き、”1”が立つフラグである。通常、繋ぎ撮り等の編
集は、IピクチャやPピクチャから開始されるので、こ
のEHフラグにより、編集位置を検出することができ
る。
ャヘッダオフセット(EPO)が配置されている。この
EPOは、サブコードセクタが対応するメインセクタの
位置を、16トラックを1単位として示す。図27を参
照して、EPOについてさらに説明する。図27の例で
は、TTCが値0とされているサブコードセクタについて
のEPOは値5であり、またそのサブコードセクタは、
ECC番号(16トラック毎の番号)が番号6の所定のト
ラックに配置されている。つまり、このサブコードセク
タに対応するメインセクタは、サブコードセクタが配置
されているトラックより、EPOの値5×16トラック分
だけ先行するトラックに配置されていることがわかる。
これにより、編集点とされるIピクチャやPピクチャ
が、実際にどこのメインセクタに記録されているかを検
出することができる。
たように、メインセクタおよびサブコードセクタに、記
録される。
ついて説明する。なお、このAUXデータは、メインセク
タにのみに記録される。
TB(トラックブロック)は、図28において○印で示
されている、複数のAUXデータを含むパケットであり、
そこには、図14に示される、固定長のAUXデータ(デ
ータ位置情報(ATNF)、TTCなど)なども含まれてい
る。例えば、3バイトのオーディオモードとして、図2
9に示すように、オーディオフレームサイズ(3ビッ
ト)、サンプル周期(3ビット)などが含まれ、また、
ビデオモードとして、図30に示すように、ビデオレー
ト(24ビット)などのデータが含まれる。さらに、DA
TA-Hとして、図31に示すように、ピクチャの種類等を
示す情報が含まれる。
る。HD映像信号は、サーチ用の映像データ(サムネイル
の映像データ)とともに、映像データ圧縮部1に入力さ
れ、例えば、MP@HLまたはMP@H-14方式で圧縮される。音
声信号は、音声データ圧縮部2に入力され、圧縮され
る。端子3には、コントローラ13から、サブコードデ
ータ、AUXデータ、ヘッダなどが供給される。
御され、映像データ圧縮部1より出力された映像データ
(サーチ用の映像データを含む)、音声データ圧縮部2
より出力された音声データ、あるいは、端子3から入力
されたシステムデータを、所定のタイミングで取り込
み、誤り符号ID付加部5に出力することでこれらのデー
タを合成する。
9に示す各シンクブロックに、24ビットのIDを付加す
る。また、図9に示すパリティC1を、各シンクブロッ
ク毎に計算し、付加するとともに、141シンクブロッ
クのうちの最後の18シンクブロックには、SBヘッダと
メインデータの代わりに、パリティC2を付加する。
すように、サブコードデータの各サブコードシンクブロ
ック毎に、24ビットのIDを付加するとともに、40ビ
ットのパリティを演算し、付加する。
クタの16トラック分のデータを保持し、それらのデー
タを16トラックの間でインタリーブする。
5より供給された24ビット単位のデータを、25ビッ
ト単位のデータに変換する。これにより、図4乃至図6
に示した、周波数f1,f2のトラッキングのパイロッ
ト信号の成分が強く出現するようになる。
インセクタの各シンクブロックに、16ビットのシンク
を付加する。また、シンク発生部7は、図22に示すよ
うに、サブコードセクタの各サブコードシンクブロック
に、16ビットのシンクを付加する。さらに、シンク発
生部7は、図8に示すプリアンブルまたはポストアンブ
ルのランパターンを発生する。
体的には、コントローラ13が、スイッチ8を切り換
え、シンク発生部7から出力されたデータと、24−2
5変換部6が出力したデータを、適宜選択して変調部9
に供給するようにすることで行われる。
マイズするとともに、DVフォーマットに対応する方式で
変調し、パラレルシリアル変換部10に出力する。パラ
レルシリアル変換部10は、入力されたデータをパラレ
ルデータからシリアルデータに変換し、増幅器11を介
して、回転ヘッド12に供給する。回転ヘッド12は、
入力されたデータを磁気テープ21に記録する。
果、磁気テープ21に記録されている、GOP構造がN=
15(15ピクチャ毎にIピクチャが配列される)、M
=3(3ピクチャ毎にPピクチャが配置される)データ
の記録状態を示している。すなわち、Mの値で示される
数分のピクチャを1つの単位として、そのピクチャに関
連するAUXデータ(図中、Uで示されている部分)、そ
のピクチャに対応する音声データ(図中、Aで示されて
いる部分)、およびその音声データに関連するAUXデー
タ(図中、Xで示されている部分)が、インタリーブさ
れる16トラックの先頭にまとめて配置されている。そ
して、その後に、1単位分のピクチャ(この例の場合、
3ピクチャ)が配置されている。
それをメインセクタに記録するようにしたので、このよ
うにAUXデータを、所定の単位分のピクチャ毎にまとめ
て記録することができ、その結果、効率よくAUXデータ
を記録することができる。
れているAUXデータ(固定長のデータ)に対応するメイ
ンセクタまでの距離を示したEPOを記録するようにした
ので、容易に対応するメインセクタを検出することがで
きる。
を、EPOで補正し、その値を利用して、対応するメイン
セクタを検出する場合の例を示している。
6− サブコード_TTCに該当するメインPIC_TTCの記録トラッ
ク番号/16
るためのである。また、サブコード_TTCは、10トラッ
クで同じデータが記録されているため平均フレーム単位
にオフセット値を求める。
に達したとき)に目標位置を検出することができる。な
お、この場合、オフセットのヒストリ情報が必要になる
(プリ再生を短くするためにはECCTBを用意する必要
がある)。
先頭に、AUXデータとしてのECCTB(図中、Hで示され
ている部分)を配置するようにしたので、例えば、繋ぎ
撮りで行われるプリ再生時間を短くすることができる。
つまり、本来プリ再生に必要なAUXデータは、サブコー
ドセクタに記録されているが、上述したように、サブコ
ードセクタは、対応するメインセクタに対して時間的に
遅れて配置されているので、それを参照すれば、その分
だけ多くの時間がかかってしまう。
(U)と音声データに関するAUXデータ(X)、ECCT
B、およびサブコードに含まれるデータをまとめたもの
である。
る。この例の場合、EPOは、下記の式で求めることがで
きる。
_TTC−メインPIC_TTC) これにより、EPOのヒストリ情報が無くても繋ぎ記録す
ることができる。なお、サーチ走行中、該当TTCに達し
てもオフセット補正をTTCで目標位置に近づいて行く必
要がある。
ているサブコードセクタは、ECC6(ECC番号が6番)の
トラックT0に配置されている。つまり、ECC6のトラッ
クT0から、9×16トラック分だけ遡ることで、対応
するメインセクタが、ECC0のトラックT0に配置されて
いることを検出することができる。なお、ECC6の各ト
ラックに配置されているサブコードセクタには、Iピク
チャが記録されているメインセクタが対応しているの
で、EHヘッダには、”1”が立っている。
21に記録されたデータを再生する再生系の構成例を表
している。
れているデータを再生し、増幅器41に出力する。増幅
器41は入力信号を増幅し、A/D変換部42に供給す
る。A/D変換部42は、入力された信号をアナログ信号
からデジタル信号に変換し、復調部43に供給する。復
調部43は、A/D変換部42より供給されたデータを、
図2の変調部9におけるランダマイズに対応してデラン
ダマイズするとともに、図2の変調部9における変調方
式に対応する方式で復調する。
調されたデータから、図9示すメインセクタの各シンク
ブロック毎のシンク、および図22に示すサブコードセ
クタの各サブコードシンクブロックのシンクを検出し、
誤り訂正ID検出部46に供給する。25−24変換部4
5は、復調部43より供給されたデータを、図2の24
−25変換部6における変換に対応して、25ビット単
位から24ビット単位のデータに変換し、誤り訂正ID検
出部46に出力する。
4より入力されたシンクを基に、誤り訂正処理、ID検出
処理、デインタリーブ処理を実行する。
制御され、誤り訂正ID検出部46より出力されたデータ
のうち、映像データ(サーチ用の映像データを含む)を
映像データ伸長部48に出力し、音声データを音声デー
タ伸長部49に出力し、サブコードデータ、AUXデータ
などのシステムデータを、端子50からコントローラ1
3に出力する。
データを伸長し、D/A変換して、アナログHD映像信号と
して出力する。音声データ伸長部49は、入力された音
声データを伸長し、D/A変換して、アナログ音声信号と
して出力する。
ッド12は、磁気テープ21に、図32に示すような形
態で記録されているデータを再生し、増幅器41により
増幅させた後、A/D変換部42に供給する。A/D変換部4
2により、アナログ信号からデジタルデータに変換され
たデータは、復調部43に入力され、図2における変調
部9におけるランダマイズと変調方式に対応する方式で
デランダマイズされるとともに復調される。
り復調されたデータを、25ビット単位のデータから2
4ビット単位のデータに変換し、誤り訂正ID検出部46
に出力する。
されたデータから、図9に示すメインセクタのシンク、
あるいは、図22に示すサブコードセクタのシンクを検
出し、誤り訂正ID検出部46に供給する。誤り訂正ID検
出部46は、16トラック分のデータを記憶し、デイン
タリーブ処理を行うとともに、図9に示すメインセクタ
のパリティC1,C2を利用して、誤り訂正処理を行
う。さらに誤り訂正ID検出部46は、メインセクタのSB
ヘッダを検出し、各シンクブロックに含まれているデー
タが、音声データ、映像データ、AUXデータ、サーチ用
の映像データなどのいずれであるのかを判定する。
すサブコードセクタのパリティを利用して、サブコード
データの誤り訂正処理を行うとともに、AUXデータのパ
ケットキーワード(ヘッダ)を検出し、そのサブコード
データの内容を判定する。これにより、サブコードデー
タが、トラック番号を表すのか、タイムコード番号を表
すのかなどが判ることになる。
より検出されたSBヘッダに基づいて、映像データおよび
サーチ用データを映像データ伸長部48に供給する。映
像データ伸長部48は、入力されたデータを、図2の映
像データ圧縮部1における圧縮方式に対応する方式で伸
長し、映像信号として出力する。
伸長部49に出力する。音声データ伸長部49は、図2
の音声データ圧縮部2における圧縮方式に対応する方式
で入力された音声データを伸長し、音声信号として出力
する。
6より出力されたAUXデータ、サブコードデータなどを
端子50から図示せぬコントローラに出力する。
れていたデータが、各ピクチャおよび音声データが伸張
される。
記録された各ピクチャおよび音声データを伸張する場合
を例として説明したが、それらを多重化して、MPEGデー
タを生成することもできる。
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
に、磁気テープ記録再生装置本体とは別に、ユーザにプ
ログラムを提供するために配布される、プログラムが記
録されている磁気ディスク31(フロッピディスクを含
む)、光ディスク32(CD-ROM(Compact Disk-Read Onl
y Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光
磁気ディスク33(MD(Mini-Disk)を含む)、もしく
は半導体メモリ34などよりなるパッケージメディアに
より構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれ
た状態でユーザに提供される、プログラムが記録されて
いるROMや、ハードディスクなどで構成される。
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
置、磁気テープ記録方法、および記録媒体のプログラム
によれば、映像データ、音声データ若しくはサーチデー
タ、またはそのデータに関連する可変長の補助データの
一方を第1のグループのデータとして、また第1のグル
ープのデータに関連するサブコードを含むデータを第2
のグループのデータとして、磁気テープのトラック上に
おいて、両者の間が離間せずに連続するように合成し、
磁気テープに記録するために供給するようにしたので、
HD映像信号のデータに代表される、データ量の多いデー
タを磁気テープ上にデジタル的に記録することが可能と
なる。
ば、第1のグループのデータと第2のグループのデータ
を、トッラク上において、両者の間が離間せずに連続す
るように記録するようにしたので、HD映像信号のデータ
に代表される容量の多いデータを記録した磁気テープを
実現することが可能となる。
再生方法、および記録媒体のプログラムによれば、回転
ヘッドにより磁気テープから再生されたデータから、第
1のグループのデータとしての補助データを取得し、そ
れに基づいて磁気テープから再生されたデータを処理す
るようにしたので、標準の映像データを、確実に再生す
ることが可能となる。
する図である。
録系の構成例を示すブロック図である。
を説明する図である。
パイロット信号を説明する図である。
パイロット信号を説明する他の図である。
パイロット信号を説明する他の図である。
る。
ンを説明する図である。
る。
る。
である。
る。
る。
明する図である。
明する図である。
る。
明する他の図である。
明する他の図である。
説明する図である。
である。
である。
検出する処理を説明する図である。
検出する処理を説明する他の図である。
再生系の構成例を示すブロック図である。
誤り符号ID付加部,6 24−25変換部, 7 シ
ンク発生部, 9 変調部, 21 磁気テープ, 4
3 復調部, 45 25−24変換部, 44 シン
ク検出部,46 誤り訂正ID検出部, 48 映像デー
タ伸長部, 49 音声データ伸長部
Claims (11)
- 【請求項1】 回転ヘッドにより磁気テープにデジタル
データを記録する磁気テープ記録装置において、 映像データ、音声データまたはサーチデータを取得する
第1の取得手段と、 前記第1の取得手段により取得されたデータに関連する
可変長の補助データを取得する第2の取得手段と、 前記第1の取得手段または前記第2の取得手段により取
得されたデータの一方を第1のグループのデータとして
選択する選択手段と、 前記第1のグループのデータに関連するサブコードを含
む第2のグループのデータを取得する第3の取得手段
と、 前記第1のグループのデータと前記第2のグループのデ
ータを、前記磁気テープのトラック上において、両者の
間が離間せずに連続するように合成する合成手段と、 前記合成手段により合成されたデータを前記磁気テープ
に記録するために前記回転ヘッドに供給する供給手段と
を備えることを特徴とする磁気テープ記録装置。 - 【請求項2】 前記第1の取得手段は、前記第1のグル
ープのデータとして、前記映像データを、その編集単位
で取得することを特徴とする請求項1に記載の磁気テー
プ記録装置。 - 【請求項3】 前記第2の取得手段は、前記第2のグル
ープのデータとして、前記音声データに関する補助デー
タと、前記映像データに関する補助データを取得し、 前記合成手段は、前記音声データに関する補助データ、
前記音声データ、前記映像データに関する補助データ、
そして前記映像データの順番に配置されるようにそれぞ
れ合成することを特徴とする請求項1に記載の磁気テー
プ記録装置。 - 【請求項4】 前記第2の取得手段は、プリ再生に必要
な補助データをさらに取得し、 前記合成手段は、前記プリ再生に必要な補助データを、
前記映像データの編集単位の先頭に配置されるように合
成することを特徴とする請求項1に記載の磁気テープ記
録装置。 - 【請求項5】 前記プリ再生に必要な補助データは、サ
ブコードセクタに記録されている内容を含むことを特徴
とする請求項4に記載の磁気テープ記録装置。 - 【請求項6】 回転ヘッドにより磁気テープにデジタル
データを記録する磁気テープ記録装置の磁気テープ記録
方法において、 映像データ、音声データまたはサーチデータを取得する
第1の取得ステップと、 前記第1の取得ステップの処理で取得されたデータに関
連する可変長の補助データを取得する第2の取得ステッ
プと、 前記第1の取得ステップの処理または前記第2の取得ス
テップの処理で取得されたデータの一方を第1のグルー
プのデータとして選択する選択ステップと、前記第1の
グループのデータに関連するサブコードを含む第2のグ
ループのデータを取得する第3の取得ステップと、 前記第1のグループのデータと前記第2のグループのデ
ータを、前記磁気テープのトラック上において、両者の
間が離間せずに連続するように合成する合成ステップ
と、 前記合成ステップの処理で合成されたデータを前記磁気
テープに記録するために前記回転ヘッドに供給する供給
ステップとを含むことを特徴とする磁気テープ記録方
法。 - 【請求項7】 回転ヘッドにより磁気テープにデジタル
データを記録する磁気テープ記録装置を制御するプログ
ラムにおいて、 映像データ、音声データまたはサーチデータを取得する
第1の取得ステップと、 前記第1の取得ステップの処理で取得されたデータに関
連する可変長の補助データを取得する第2の取得ステッ
プと、 前記第1の取得ステップの処理または前記第2の取得ス
テップの処理で取得されたデータの一方を第1のグルー
プのデータとして選択する選択ステップと、前記第1の
グループのデータに関連するサブコードを含む第2のグ
ループのデータを取得する第3の取得ステップと、 前記第1のグループのデータと前記第2のグループのデ
ータを、前記磁気テープのトラック上において、両者の
間が離間せずに連続するように合成する合成ステップ
と、 前記合成ステップの処理で合成されたデータを前記磁気
テープに記録するために前記回転ヘッドに供給する供給
ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み
取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 【請求項8】 回転ヘッドによりデジタルデータが記録
される磁気テープのフォーマットにおいて、 映像データ、音声データ若しくはサーチデータ、または
前記映像データ、前記音声データ若しくは前記サーチデ
ータに関連する可変長の補助データの第1のグループの
データ、および前記映像データ、前記音声データ若しく
は前記サーチデータに関連するサブコードを含む第2の
グループのデータが、トラック上において、両者の間が
離間せずに連続するように記録されていることを特徴と
する磁気テープのフォーマット。 - 【請求項9】 圧縮されている高品位もしくは標準の映
像データ、音声データまたはサーチデータ、または前記
映像データ、前記音声データ若しくは前記サーチデータ
に関連する可変長の補助データの第1のグループのデー
タと、前記第1のグループのデータに関連するサブコー
ドを含む第2のグループのデータが、トラック上におい
て、両者の間が離間せずに連続するように記録されてい
る磁気テープを回転ヘッドにより再生する磁気テープ再
生装置において、 前記回転ヘッドにより前記磁気テープから再生されたデ
ータから、前記第1のグループのデータとしての前記補
助データ、または前記第2のグループのデータを取得す
る取得手段と、 前記取得手段により取得された前記補助データまたは前
記第2のグループのデータを利用して、前記回転ヘッド
により前記磁気テープから再生されたデータのうち、圧
縮されている前記高品位の映像データを伸長する伸長手
段とを備えることを特徴とする磁気テープ再生装置。 - 【請求項10】 圧縮されている高品位もしくは標準の
映像データ、音声データまたはサーチデータ、または前
記映像データ、前記音声データ若しくは前記サーチデー
タに関連する可変長の補助データの第1のグループのデ
ータと、前記第1のグループのデータに関連するサブコ
ードを含む第2のグループのデータが、トラック上にお
いて、両者の間が離間せずに連続するように記録されて
いる磁気テープを回転ヘッドにより再生する磁気テープ
再生装置の磁気テープ再生方法において、 前記回転ヘッドにより前記磁気テープから再生されたデ
ータから、前記第1のグループのデータとしての前記補
助データ、または前記第2のグループのデータを取得す
る取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記補助データお
よび前記第2のグループのデータを利用して、前記回転
ヘッドにより前記磁気テープから再生されたデータのう
ち、圧縮されている前記高品位の映像データを伸長する
伸長ステップとを含むことを特徴とする磁気テープ再生
方法。 - 【請求項11】 圧縮されている高品位もしくは標準の
映像データ、音声データまたはサーチデータ、または前
記映像データ、前記音声データ若しくは前記サーチデー
タに関連する可変長の補助データの第1のグループのデ
ータと、前記第1のグループのデータに関連するサブコ
ードを含む第2のグループのデータが、トラック上にお
いて、両者の間が離間せずに連続するように記録されて
いる磁気テープを回転ヘッドにより再生する磁気テープ
再生装置を制御するプログラムにおいて、 前記回転ヘッドにより前記磁気テープから再生されたデ
ータから、前記第1のグループのデータとしての前記補
助データ、または前記第2のグループのデータを取得す
る取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記補助データお
よび前記第2のグループのデータを利用して、前記回転
ヘッドにより前記磁気テープから再生されたデータのう
ち、圧縮されている前記高品位の映像データを伸長する
伸長ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが
読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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