JPH1042237A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH1042237A JPH1042237A JP9106079A JP10607997A JPH1042237A JP H1042237 A JPH1042237 A JP H1042237A JP 9106079 A JP9106079 A JP 9106079A JP 10607997 A JP10607997 A JP 10607997A JP H1042237 A JPH1042237 A JP H1042237A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- recording
- character
- information
- video signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビデオ信号に対して日付を表すキャラクタ信
号を自由に多重でき、かつ、日付情報を確実に得ること
が可能な装置を提供する。 【解決手段】 記録装置は、ビデオ信号を発生する撮像
手段と、日付情報を発生する日付発生手段と、前記日付
情報を表すキャラクタビデオ信号を発生するキャラクタ
発生手段と、前記ビデオ信号と前記キャラクタビデオ信
号とを多重する多重手段と、前記日付情報を示す付加情
報信号を発生する付加情報発生手段と、前記多重手段か
らのビデオ信号と前記付加情報信号とを記録媒体に記録
する記録手段とを備えて構成されている。
号を自由に多重でき、かつ、日付情報を確実に得ること
が可能な装置を提供する。 【解決手段】 記録装置は、ビデオ信号を発生する撮像
手段と、日付情報を発生する日付発生手段と、前記日付
情報を表すキャラクタビデオ信号を発生するキャラクタ
発生手段と、前記ビデオ信号と前記キャラクタビデオ信
号とを多重する多重手段と、前記日付情報を示す付加情
報信号を発生する付加情報発生手段と、前記多重手段か
らのビデオ信号と前記付加情報信号とを記録媒体に記録
する記録手段とを備えて構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置に関し、特
には、ビデオ信号と共に付加情報信号を記録する装置に
関する。
には、ビデオ信号と共に付加情報信号を記録する装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＶＴＲ等の記録再生装置に於いて
は、ビデオ信号等の主情報信号と共にタイムコードや各
種制御コードを記録するタイプのものが増えてきてい
る。以下、本明細書ではこの種の装置としてビデオカメ
ラを一体的に組込んだＶＴＲ、所謂カムコーダを例にと
って説明する。
は、ビデオ信号等の主情報信号と共にタイムコードや各
種制御コードを記録するタイプのものが増えてきてい
る。以下、本明細書ではこの種の装置としてビデオカメ
ラを一体的に組込んだＶＴＲ、所謂カムコーダを例にと
って説明する。
【０００３】図７は従来のカムコーダの構成例を示す図
である。カムコーダにおける時間情報記録再生装置は、
従来、図７に示す通りタイムコード発生器６からのタイ
ムコードに基づくキャラクター（文字）情報発生器５の
出力信号は光学系１，撮像素子２，カメラ信号処理回路
３などから成る周知の回路より出力される映像信号に、
加算器４にて多重されている。即ち、タイムコードはキ
ャラクタ情報として映像信号の形態で記録されていた。
このキャラクタ情報の多重された映像信号は、音声信号
（Ａｕｄｉｏ）４周波方式のトラッキング制御に用いる
４種のパイロット信号（４ｆ）と共に、レコーダー信号
処理回路７にて記録に適した信号形態の記録信号に変換
され、アンプ８，ヘッドスイッチ１１を経て、回転ヘッ
ド９−ａ，９−ｂにてテープ状記録媒体である磁気テー
プ１０へ記録される。
である。カムコーダにおける時間情報記録再生装置は、
従来、図７に示す通りタイムコード発生器６からのタイ
ムコードに基づくキャラクター（文字）情報発生器５の
出力信号は光学系１，撮像素子２，カメラ信号処理回路
３などから成る周知の回路より出力される映像信号に、
加算器４にて多重されている。即ち、タイムコードはキ
ャラクタ情報として映像信号の形態で記録されていた。
このキャラクタ情報の多重された映像信号は、音声信号
（Ａｕｄｉｏ）４周波方式のトラッキング制御に用いる
４種のパイロット信号（４ｆ）と共に、レコーダー信号
処理回路７にて記録に適した信号形態の記録信号に変換
され、アンプ８，ヘッドスイッチ１１を経て、回転ヘッ
ド９−ａ，９−ｂにてテープ状記録媒体である磁気テー
プ１０へ記録される。
【０００４】上述の信号を再生すると、図８に示す如く
光学系で撮像した映像の一部にタイムコード発生器６の
記録時の情報が写し出される。
光学系で撮像した映像の一部にタイムコード発生器６の
記録時の情報が写し出される。
【０００５】またタイムコードの他の記録方法としては
テープ端部に形成された長手方向トラックに記録する方
法、各トラックに主情報の記録領域とは別にサブコード
記録領域を設け、このサブコード記録領域にサブコード
として記録する方法等がある。
テープ端部に形成された長手方向トラックに記録する方
法、各トラックに主情報の記録領域とは別にサブコード
記録領域を設け、このサブコード記録領域にサブコード
として記録する方法等がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】まず、タイムコードを
キャラクタ情報として映像信号として記録する場合に
は、映像信号に重畳されている為に、再生時には常に撮
像画面と重なり合っており、再生時に日付け文字と撮像
画面を分離する事はできない。また撮影者の判断で、再
生時の日付けの要，不要に応じた操作スイッチのオン，
オフの設定があらかじめ記録時に要求される。更には、
これに伴い画面上にタイムコードを示すキャラクタ情報
がインポーズされていない部分の時間情報を知る事は不
可能であった。
キャラクタ情報として映像信号として記録する場合に
は、映像信号に重畳されている為に、再生時には常に撮
像画面と重なり合っており、再生時に日付け文字と撮像
画面を分離する事はできない。また撮影者の判断で、再
生時の日付けの要，不要に応じた操作スイッチのオン，
オフの設定があらかじめ記録時に要求される。更には、
これに伴い画面上にタイムコードを示すキャラクタ情報
がインポーズされていない部分の時間情報を知る事は不
可能であった。
【０００７】また、長手方向トラックにタイムコードを
記録する場合には固定ヘッドとテープとの相対速度が低
く、多重の情報の記録は望めずタイムコードとして時間
単位の小さいコードを記録することや多様な付加情報を
記録することは困難であった。更には固定ヘッドを設け
る必要が生じるため、テープの摩耗，メカ部の複雑化を
招くという点で好ましくない。
記録する場合には固定ヘッドとテープとの相対速度が低
く、多重の情報の記録は望めずタイムコードとして時間
単位の小さいコードを記録することや多様な付加情報を
記録することは困難であった。更には固定ヘッドを設け
る必要が生じるため、テープの摩耗，メカ部の複雑化を
招くという点で好ましくない。
【０００８】更に、各トラックに設けられたサブコード
領域にタイムコードをサブコードとして記録する場合
は、テープを高速走行させる場合例えばＶＴＲの正逆サ
ーチ時にこのサブコード情報を読取るのは困難であり、
特に所謂アジマス記録が行われている場合にはこの傾向
は更に顕著である。また各トラックにサブコード領域を
設けることは高密度記録の妨げとなる。
領域にタイムコードをサブコードとして記録する場合
は、テープを高速走行させる場合例えばＶＴＲの正逆サ
ーチ時にこのサブコード情報を読取るのは困難であり、
特に所謂アジマス記録が行われている場合にはこの傾向
は更に顕著である。また各トラックにサブコード領域を
設けることは高密度記録の妨げとなる。
【０００９】本発明は前述の如き背景下において、本発
明は、ビデオ信号に対して日付を表すキャラクタ信号を
自由に多重でき、かつ、日付情報を確実に得ることが可
能な装置を提供することを目的とする。
明は、ビデオ信号に対して日付を表すキャラクタ信号を
自由に多重でき、かつ、日付情報を確実に得ることが可
能な装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、目的
を達成するため、ビデオ信号を発生する撮像手段と、日
付情報を発生する日付発生手段と、前記日付情報を表す
キャラクタビデオ信号を発生するキャラクタ発生手段
と、前記ビデオ信号と前記キャラクタビデオ信号とを多
重する多重手段と、前記日付情報を示す付加情報信号を
発生する付加情報発生手段と、前記多重手段からのビデ
オ信号と前記付加情報信号とを記録媒体に記録する記録
手段とを備えて構成されている。
を達成するため、ビデオ信号を発生する撮像手段と、日
付情報を発生する日付発生手段と、前記日付情報を表す
キャラクタビデオ信号を発生するキャラクタ発生手段
と、前記ビデオ信号と前記キャラクタビデオ信号とを多
重する多重手段と、前記日付情報を示す付加情報信号を
発生する付加情報発生手段と、前記多重手段からのビデ
オ信号と前記付加情報信号とを記録媒体に記録する記録
手段とを備えて構成されている。
【００１１】〔作用〕前述の如く構成することによっ
て、日付を表すキャラクタ信号の他に日付を示す付加情
報信号をビデオ信号と共に記録することができる。
て、日付を表すキャラクタ信号の他に日付を示す付加情
報信号をビデオ信号と共に記録することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【００１３】図１は本発明の一実施形態としてのカムコ
ーダの概略構成を示す図で、図中光学系１より入射した
被写体（不図示）よりの光線は撮像素子２上に結像す
る。該撮像素子２の出力は、周知のカメラ信号処理回路
３にてテレビ信号の形態へ変換される。
ーダの概略構成を示す図で、図中光学系１より入射した
被写体（不図示）よりの光線は撮像素子２上に結像す
る。該撮像素子２の出力は、周知のカメラ信号処理回路
３にてテレビ信号の形態へ変換される。
【００１４】タイムコード発生器４からは、従来例と同
様の所謂ディジタル時計を用いた回路からディジタル信
号の形態でタイムコード（年，月，日，時，分，秒な
ど）が発生される。このデータは、撮像時の時刻もしく
は使用中のテープ頭からの時間カウンタに係るタイムコ
ードである。
様の所謂ディジタル時計を用いた回路からディジタル信
号の形態でタイムコード（年，月，日，時，分，秒な
ど）が発生される。このデータは、撮像時の時刻もしく
は使用中のテープ頭からの時間カウンタに係るタイムコ
ードである。
【００１５】上記、タイムコードは従来例と同様にキャ
ラクタ発生器５により必要に応じて、テレビ信号形態に
変換され、撮像テレビ信号に多重される。カメラ信号処
理回路３から出力されている該撮像テレビ信号とキャラ
クタ発生器５出力するタイムコードに係るキャラクタ信
号は加算器６にて画像合成される。
ラクタ発生器５により必要に応じて、テレビ信号形態に
変換され、撮像テレビ信号に多重される。カメラ信号処
理回路３から出力されている該撮像テレビ信号とキャラ
クタ発生器５出力するタイムコードに係るキャラクタ信
号は加算器６にて画像合成される。
【００１６】加算器６で合成されたテレビ信号はＶＴＲ
の所定の記録フォーマットに従った周知の記録信号に変
換される。即ち、マイク１６にて集音された音声信号は
オーディオ処理回路１５にてＦＭ変調され、このＦＭ変
調信号は４周波発生器１３の出力する４周波方式のトラ
ッキング用パイロット信号と共に、加算器１４にてレコ
ーダ信号処理回路７の出力する映像信号と合成される。
の所定の記録フォーマットに従った周知の記録信号に変
換される。即ち、マイク１６にて集音された音声信号は
オーディオ処理回路１５にてＦＭ変調され、このＦＭ変
調信号は４周波発生器１３の出力する４周波方式のトラ
ッキング用パイロット信号と共に、加算器１４にてレコ
ーダ信号処理回路７の出力する映像信号と合成される。
【００１７】前述のタイムコード発生器４の出力は操作
スイッチ２６の操作に従う各種モード識別用ＩＤ信号発
生器９の出力するコードと共に、データエンコーダ８へ
供給されている。該データエンコーダ８の出力を用い
て、パイロット信号１１の発生する周波数ｆ6の信号
（以下ｆ6信号と称する）をゲート回路１２にてスイッ
チング（振幅変調）する。該ゲート回路１２の出力は、
先の所定の記録フォーマットに従う信号中ｆ6成分をト
ラップしたものと加算器１８にて重畳される。
スイッチ２６の操作に従う各種モード識別用ＩＤ信号発
生器９の出力するコードと共に、データエンコーダ８へ
供給されている。該データエンコーダ８の出力を用い
て、パイロット信号１１の発生する周波数ｆ6の信号
（以下ｆ6信号と称する）をゲート回路１２にてスイッ
チング（振幅変調）する。該ゲート回路１２の出力は、
先の所定の記録フォーマットに従う信号中ｆ6成分をト
ラップしたものと加算器１８にて重畳される。
【００１８】パイロット信号の周波数選定は、従来より
ＶＴＲで利用されてきた各信号の周波数との干渉ができ
るだけ小さくなる様に行う。この従来より用いられてい
る周波数としては、４周波方式によるトラッキング用の
４種のパイロット信号（１００Ｋ〜２００Ｋ），ＤＴＦ
制御用あるいはＰＣＭオーディオのマルチチャンネル記
録判別に用いられている周波数ｆ5のパイロット信号
（２００Ｋ〜３００Ｋ）及びクロマ低域変換信号（７４
３Ｋ±３５０Ｋ）などがある。本実施例のＶＴＲに於け
るタイムコードは、ＳＭＰＴＥタイムコードをサポート
しても、およそ１０ＫＨｚの帯域があれば記録可能であ
る。そこでｆ5信号の上限（約３００Ｋ）とクロマ低域
変換信号の下限（約４００Ｋ）から１０Ｋ以上の余裕を
取った周波数をｆ6とし変調キャリアとする。
ＶＴＲで利用されてきた各信号の周波数との干渉ができ
るだけ小さくなる様に行う。この従来より用いられてい
る周波数としては、４周波方式によるトラッキング用の
４種のパイロット信号（１００Ｋ〜２００Ｋ），ＤＴＦ
制御用あるいはＰＣＭオーディオのマルチチャンネル記
録判別に用いられている周波数ｆ5のパイロット信号
（２００Ｋ〜３００Ｋ）及びクロマ低域変換信号（７４
３Ｋ±３５０Ｋ）などがある。本実施例のＶＴＲに於け
るタイムコードは、ＳＭＰＴＥタイムコードをサポート
しても、およそ１０ＫＨｚの帯域があれば記録可能であ
る。そこでｆ5信号の上限（約３００Ｋ）とクロマ低域
変換信号の下限（約４００Ｋ）から１０Ｋ以上の余裕を
取った周波数をｆ6とし変調キャリアとする。
【００１９】尚、前述のトラップ回路１７は、本来の記
録信号中から誤動作防止の為にｆ6相当の周波数成分を
除去しておくものである。上述したｆ6多重後の周波数
スペクトラム配置図を図２（ａ）にトラップ回路の周波
数特性図を図２（ｂ）に示す。
録信号中から誤動作防止の為にｆ6相当の周波数成分を
除去しておくものである。上述したｆ6多重後の周波数
スペクトラム配置図を図２（ａ）にトラップ回路の周波
数特性図を図２（ｂ）に示す。
【００２０】この様にして生成された記録信号は記録ア
ンプ１９により増幅され、後述するフレーム周期の３０
ＰＧパルスにより切換えられるスイッチ２４を経て、ア
ジマス角の異なる２つの回転ヘッド２０−ａ，２０−ｂ
によりテープ上に、記録トラックを形成しつつ記録され
てゆく。
ンプ１９により増幅され、後述するフレーム周期の３０
ＰＧパルスにより切換えられるスイッチ２４を経て、ア
ジマス角の異なる２つの回転ヘッド２０−ａ，２０−ｂ
によりテープ上に、記録トラックを形成しつつ記録され
てゆく。
【００２１】該回転ヘッド２０−ａ，２０−ｂを取付け
た回転ドラムの回転は回転位相検出ヘッド２２，アンプ
２３により検知されており、タイミング回路２５により
上記３０ＰＧパルスを所定のタイミングで出力する様遅
延処理等を行う。この３０ＰＧパルスは、トラック毎の
時間情報配列のシンクデータ発生等の基準タイミングと
して、データエンコーダ回路８で利用される。
た回転ドラムの回転は回転位相検出ヘッド２２，アンプ
２３により検知されており、タイミング回路２５により
上記３０ＰＧパルスを所定のタイミングで出力する様遅
延処理等を行う。この３０ＰＧパルスは、トラック毎の
時間情報配列のシンクデータ発生等の基準タイミングと
して、データエンコーダ回路８で利用される。
【００２２】本実施例のＶＴＲの記録トラックパターン
を図３に示す。映像信号，ＦＭ変調オーディオ信号，ｆ
6信号の変調信号を含む記録信号は映像記録トラックエ
リアへプラスアジマス，マイナスアジマスで交互に記録
してゆく。上記ｆ6信号の変調信号としてはプラスアジ
マストラックに撮影時刻を示す情報を記録し、マイナス
アジマストラックに使用中のテープ端からの時間カウン
タ情報を記録していく。図中ＩＤで示す部分は各トラッ
クのタイムコードの内容を示すモードデータであり、こ
のＩＤの「０１」，「１０」は夫々撮影時刻，テープ端
からの時間情報に対応している。このＩＤワードは、後
述の検索時に有利な様に各トラックの中央部に配置して
ある。テープを高速走行すると再生エンベロープがトラ
ック全域に渡っては得られない為に、実際の検索に有効
な情報に近い位置にモード情報を配置して、同時に再生
検出できる確率を高めてある。
を図３に示す。映像信号，ＦＭ変調オーディオ信号，ｆ
6信号の変調信号を含む記録信号は映像記録トラックエ
リアへプラスアジマス，マイナスアジマスで交互に記録
してゆく。上記ｆ6信号の変調信号としてはプラスアジ
マストラックに撮影時刻を示す情報を記録し、マイナス
アジマストラックに使用中のテープ端からの時間カウン
タ情報を記録していく。図中ＩＤで示す部分は各トラッ
クのタイムコードの内容を示すモードデータであり、こ
のＩＤの「０１」，「１０」は夫々撮影時刻，テープ端
からの時間情報に対応している。このＩＤワードは、後
述の検索時に有利な様に各トラックの中央部に配置して
ある。テープを高速走行すると再生エンベロープがトラ
ック全域に渡っては得られない為に、実際の検索に有効
な情報に近い位置にモード情報を配置して、同時に再生
検出できる確率を高めてある。
【００２３】又、本形態で説明する機能を採用していな
い装置で記録されたテープでの誤動作防止の為のチェッ
ク・ビットとしても、本ＩＤワードを用いる事ができ
る。そのために「１１」や「００」を避けてビットを割
り付けてある。
い装置で記録されたテープでの誤動作防止の為のチェッ
ク・ビットとしても、本ＩＤワードを用いる事ができ
る。そのために「１１」や「００」を避けてビットを割
り付けてある。
【００２４】例えば撮影時刻を示す情報としてはテープ
下部から順に、撮影の年，月，日，モード情報，時，
分，秒の各情報を記録してゆく。ディジタルデータ記録
の実際としては、図４に示す様に上記内容の他に、クロ
ックラン・イン（３２ｂｉｔ），シンクデータ（１６ｂ
ｉｔ）を情報の先頭に、情報の後ろには、誤り訂正用の
ＣＲＣ（８ｂｉｔ）を設ける。なお月，日，時，分，
秒，フレーム及びＩＤを示すコードは最大７ｂｉｔとし
て１ｂｉｔのパリティ・チェック・ビットを設け、計８
ｂｉｔとして扱う。つまり、サーチ時には上記１ビット
のパリティにより誤り検出のみを行い得、通常再生時に
は、誤り訂正をトラック単位に行うことができる。
下部から順に、撮影の年，月，日，モード情報，時，
分，秒の各情報を記録してゆく。ディジタルデータ記録
の実際としては、図４に示す様に上記内容の他に、クロ
ックラン・イン（３２ｂｉｔ），シンクデータ（１６ｂ
ｉｔ）を情報の先頭に、情報の後ろには、誤り訂正用の
ＣＲＣ（８ｂｉｔ）を設ける。なお月，日，時，分，
秒，フレーム及びＩＤを示すコードは最大７ｂｉｔとし
て１ｂｉｔのパリティ・チェック・ビットを設け、計８
ｂｉｔとして扱う。つまり、サーチ時には上記１ビット
のパリティにより誤り検出のみを行い得、通常再生時に
は、誤り訂正をトラック単位に行うことができる。
【００２５】ちなみに、ＩＤデータ７ｂｉｔ中の２ｂｉ
ｔを利用したモード設定例を表１に示す。
ｔを利用したモード設定例を表１に示す。
【００２６】
【表１】
【００２７】次に、再生時のデータ検出及び検索動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００２８】図１のカムコーダに対応する再生系の構成
例を図５に示す。テープ２１より、回転ヘッド２０−
ａ，２０−ｂにて検出された信号はヘッド・ドラムの１
８０度回転毎に３０ＰＧにてスイッチ６０で切換えら
れ、ヘッドアンプ６１で増幅され、各種フィルターへ供
給される。ドラム回転検出ヘッド２２で検出されたドラ
ム回転位相信号はアンプ２３で増幅され、タイミング回
路５１にて、所定のタイミングの３０ＰＧパルスとして
スイッチ６０及びデータデコーダ７５へ供給される。デ
ータデコーダ７５は該３０ＰＧパルスでアジマス角の±
判別を行う。
例を図５に示す。テープ２１より、回転ヘッド２０−
ａ，２０−ｂにて検出された信号はヘッド・ドラムの１
８０度回転毎に３０ＰＧにてスイッチ６０で切換えら
れ、ヘッドアンプ６１で増幅され、各種フィルターへ供
給される。ドラム回転検出ヘッド２２で検出されたドラ
ム回転位相信号はアンプ２３で増幅され、タイミング回
路５１にて、所定のタイミングの３０ＰＧパルスとして
スイッチ６０及びデータデコーダ７５へ供給される。デ
ータデコーダ７５は該３０ＰＧパルスでアジマス角の±
判別を行う。
【００２９】ＢＰＦ６６はオーディオ信号抽出用バンド
・パス・フィルターＢＰＦ６７はクロマ信号抽出用バン
ド・パス・フィルター、ＨＰＦ６８は輝度信号抽出用ハ
イパス・フィルターであり、これらの各フィルターより
抽出された信号は、レコーダ再生信号処理回路７０にて
記録時と逆の処理が施される。
・パス・フィルターＢＰＦ６７はクロマ信号抽出用バン
ド・パス・フィルター、ＨＰＦ６８は輝度信号抽出用ハ
イパス・フィルターであり、これらの各フィルターより
抽出された信号は、レコーダ再生信号処理回路７０にて
記録時と逆の処理が施される。
【００３０】ＢＰＦ６９はｆ6信号抽出用のバンド・パ
ス・フィルターで中心周波数，帯域などはｆ6信号キャ
リア周波数及び側帯波に合わせてある。このＢＰＦ６９
の出力を検波回路７１，波形整形回路７２によりディジ
タル信号に変換する。更に、この該ディジタル信号はデ
ータデコーダ７５により、タイムコードに復調される。
復調の際に、前述の３０ＰＧパルスを補助情報として用
い、クロック・ラン・インの開始ポイントの検知やＩＤ
データが検出できない時のモード判定の為のアジマス角
の判別などを行う。
ス・フィルターで中心周波数，帯域などはｆ6信号キャ
リア周波数及び側帯波に合わせてある。このＢＰＦ６９
の出力を検波回路７１，波形整形回路７２によりディジ
タル信号に変換する。更に、この該ディジタル信号はデ
ータデコーダ７５により、タイムコードに復調される。
復調の際に、前述の３０ＰＧパルスを補助情報として用
い、クロック・ラン・インの開始ポイントの検知やＩＤ
データが検出できない時のモード判定の為のアジマス角
の判別などを行う。
【００３１】この様にして、復調されたタイムコードは
キャラクタ発生器７６に供給され、キャラクタ情報を得
る。加算器７７ではこのキャラクタ情報が輝度信号に多
重された後、ＮＴＳＣエンコーダ７８にて供給され、該
エンコーダ７８でコンポジット映像信号とされ、復調さ
れた音声信号と共に出力される。
キャラクタ発生器７６に供給され、キャラクタ情報を得
る。加算器７７ではこのキャラクタ情報が輝度信号に多
重された後、ＮＴＳＣエンコーダ７８にて供給され、該
エンコーダ７８でコンポジット映像信号とされ、復調さ
れた音声信号と共に出力される。
【００３２】本実施例の装置が、従来装置と大きく違う
点は、操作スイッチ７９からの信号がシステム・コント
ローラ・マイコン（以下シスコンと言う）７４を経由し
て、キャラクタ発生器７６へ供給されている点である。
これにより再生時に操作スイッチ７９を操作する事で、
任意にタイムコードの映像情報への多重を入切できる。
手段は例えば多重を切る場合、シスコン７４の指示によ
り、データ・デコーダ７５の出力データをすべてキャラ
クタ発生器７６でブランクに対応するデータに置換えれ
ば良い。
点は、操作スイッチ７９からの信号がシステム・コント
ローラ・マイコン（以下シスコンと言う）７４を経由し
て、キャラクタ発生器７６へ供給されている点である。
これにより再生時に操作スイッチ７９を操作する事で、
任意にタイムコードの映像情報への多重を入切できる。
手段は例えば多重を切る場合、シスコン７４の指示によ
り、データ・デコーダ７５の出力データをすべてキャラ
クタ発生器７６でブランクに対応するデータに置換えれ
ば良い。
【００３３】以上の様にして復調されたタイムコード
は、上述の表示以外に検索に利用できる。即ち、データ
デコーダ７５で得た復調データは、常にシスコン７４へ
供給されているので、操作スイッチ７９からの検索指示
の目標値と比較し、この２つの時間値の差分値を用い
て、テープ移送を制御すれば、希望するテープ位置の検
索が可能になる。
は、上述の表示以外に検索に利用できる。即ち、データ
デコーダ７５で得た復調データは、常にシスコン７４へ
供給されているので、操作スイッチ７９からの検索指示
の目標値と比較し、この２つの時間値の差分値を用い
て、テープ移送を制御すれば、希望するテープ位置の検
索が可能になる。
【００３４】通常テープ移送は、キャプスタン・サーボ
により制御されている。アンプ６１からの再生信号はＬ
ＰＦ６２に供給されており、このＬＰＦ６２で４周波方
式に従うパイロット信号のみ抽出し、周知のトラッキン
グ制御回路を含む、キャプスタン・サーボ回路６３で処
理し、駆動回路６４により、キャプスタン・モータ６５
を駆動し、テープ状記録媒体２１を移送させる。
により制御されている。アンプ６１からの再生信号はＬ
ＰＦ６２に供給されており、このＬＰＦ６２で４周波方
式に従うパイロット信号のみ抽出し、周知のトラッキン
グ制御回路を含む、キャプスタン・サーボ回路６３で処
理し、駆動回路６４により、キャプスタン・モータ６５
を駆動し、テープ状記録媒体２１を移送させる。
【００３５】本構成は、更に上記検索のため操作スイッ
チ７９よりの指示に応じたキャプスタン制御を行える
様、シスコン７４よりサーボ回路６３へ制御信号を供給
している。このシスコン７４の制御信号の形成動作をフ
ローチャートにして図６に示す。
チ７９よりの指示に応じたキャプスタン制御を行える
様、シスコン７４よりサーボ回路６３へ制御信号を供給
している。このシスコン７４の制御信号の形成動作をフ
ローチャートにして図６に示す。
【００３６】以下、図６のフローチャートに従って説明
する。操作スイッチ７９より「日付サーチ」（あるいは
「時刻サーチ」「タイムカウンタサーチ」も同様）の指
示がマイコン７４に与えられると、フローがスタートす
る。サーチ指示の目標値を操作スイッチ７９のテンキー
等からの情報として読込みＡにセットする。続いて現在
のテープ位置をテープ上から読取り、データデコーダ７
５よりマイコン７４へ読込みＢにセットする。そして現
在位置と目標位置との差を時間換算として知る為、Ａ−
Ｂを演算しＣへセットする。ここでＣの値の正，負，ゼ
ロ（０）を判断する。Ｃ＝０ならば、現在値と目標値が
一致しているので処理を終了する。Ｃ＞０ならば、目標
値が先にあるので、順方向にテープ移送を行う。更に、
所定値Ｔｈ１よりも大なら、ある程度離れているので早
送りサーチ（ＦＦ）を、又、所定値Ｔｈ１よりも小な
ら、比較的近いので、通常再生（ＰＡＬＹ）を行う。Ｃ
＜０ならば、目標値が後にあるので、逆方向にテープ移
送を行う。更に、所定値Ｔｈ２（＝Ｔｈ１でも可）より
も大ならば、早巻戻しサーチ（ＲＥＷ）を、又、所定値
Ｔｈ２よりも小ならば逆転再生（ＲＥＶ）を行う。これ
らのテープ移送モードを方向制御モードとして設定し、
キャプスタンサーボ回路を該方向制御モードに応じて制
御する。
する。操作スイッチ７９より「日付サーチ」（あるいは
「時刻サーチ」「タイムカウンタサーチ」も同様）の指
示がマイコン７４に与えられると、フローがスタートす
る。サーチ指示の目標値を操作スイッチ７９のテンキー
等からの情報として読込みＡにセットする。続いて現在
のテープ位置をテープ上から読取り、データデコーダ７
５よりマイコン７４へ読込みＢにセットする。そして現
在位置と目標位置との差を時間換算として知る為、Ａ−
Ｂを演算しＣへセットする。ここでＣの値の正，負，ゼ
ロ（０）を判断する。Ｃ＝０ならば、現在値と目標値が
一致しているので処理を終了する。Ｃ＞０ならば、目標
値が先にあるので、順方向にテープ移送を行う。更に、
所定値Ｔｈ１よりも大なら、ある程度離れているので早
送りサーチ（ＦＦ）を、又、所定値Ｔｈ１よりも小な
ら、比較的近いので、通常再生（ＰＡＬＹ）を行う。Ｃ
＜０ならば、目標値が後にあるので、逆方向にテープ移
送を行う。更に、所定値Ｔｈ２（＝Ｔｈ１でも可）より
も大ならば、早巻戻しサーチ（ＲＥＷ）を、又、所定値
Ｔｈ２よりも小ならば逆転再生（ＲＥＶ）を行う。これ
らのテープ移送モードを方向制御モードとして設定し、
キャプスタンサーボ回路を該方向制御モードに応じて制
御する。
【００３７】所定時間だけ、上記モードでテープ移送を
行った後、再び現在位置の確認を行い、目標値と現在値
が一致するまで上記動作を行う。
行った後、再び現在位置の確認を行い、目標値と現在値
が一致するまで上記動作を行う。
【００３８】この様にして、日付を指定してテープ検索
を行う「日付サーチ」が可能となる。
を行う「日付サーチ」が可能となる。
【００３９】前述の装置にあっては、様々な付加情報を
高密度記録の妨げとならず記録できた。またこの付加情
報は低周波のアナログ信号として記録されているのでテ
ープを高速走行させた場合にも容易に検出できる様にな
った。更に多様な付加情報をテープの高速走行時に抽出
できるので「日付サーチ」という全く新しい機能も実現
可能となった。
高密度記録の妨げとならず記録できた。またこの付加情
報は低周波のアナログ信号として記録されているのでテ
ープを高速走行させた場合にも容易に検出できる様にな
った。更に多様な付加情報をテープの高速走行時に抽出
できるので「日付サーチ」という全く新しい機能も実現
可能となった。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
日付を表すキャラクタ信号とは別に日付を示す付加情報
信号を記録しているので、再生時において、ビデオ信号
に対して日付を示すキャラクタ信号を自由に合成するこ
とができ、また、キャラクタ信号が記録されていない場
合でも日付情報を得ることが可能になる。
日付を表すキャラクタ信号とは別に日付を示す付加情報
信号を記録しているので、再生時において、ビデオ信号
に対して日付を示すキャラクタ信号を自由に合成するこ
とができ、また、キャラクタ信号が記録されていない場
合でも日付情報を得ることが可能になる。
【図１】本発明の一実施形態としてのカムコーダの概略
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図２】図１のカムコーダによる記録信号のスペクトラ
ム配置及び図１のカムコーダにおけるトラップ回路の特
性を示す図である。
ム配置及び図１のカムコーダにおけるトラップ回路の特
性を示す図である。
【図３】図１のカムコーダによるテープ上の記録フォー
マットを示す図である。
マットを示す図である。
【図４】図１のカムコーダによる付加情報データの記録
フォーマットを示す図である。
フォーマットを示す図である。
【図５】図１のカムコーダに対応する再生系の概略構成
を示す図である。
を示す図である。
【図６】図５の構成による検索時のシステムマイクロコ
ンピュータの動作を説明するためのフローチャートであ
る。
ンピュータの動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図７】従来のカムコーダの概略構成例を示す図であ
る。
る。
【図８】図７のカムコーダで得られる映像を示す図であ
る。
る。
３ カメラ信号処理回路 ４ タイムコード発生器 ９ モードＩＤ発生器 １１ ｆ６信号発生器 １２ 変調器 １８ 加算器 ２０−ａ 回転ヘッド ２０−ｂ 回転ヘッド ２１ 磁気テープ
Claims (3)
- 【請求項１】 ビデオ信号を発生する撮像手段と、 日付情報を発生する日付発生手段と、 前記日付情報を表すキャラクタビデオ信号を発生するキ
ャラクタ発生手段と、 前記ビデオ信号と前記キャラクタビデオ信号とを多重す
る多重手段と、 前記日付情報を示す付加情報信号を発生する付加情報発
生手段と、 前記多重手段からのビデオ信号と前記付加情報信号とを
記録媒体に記録する記録手段とを備える記録装置。 - 【請求項２】 前記記録媒体から前記ビデオ信号と付加
情報信号とを再生する再生手段と、前記再生手段により
再生された付加情報信号に基づいて前記日付情報を表す
キャラクタ信号を生成する生成手段と、前記制御手段に
より生成されたキャラクタ信号と前記再生手段により再
生されたビデオ信号とを多重する第２の多重手段とを備
えたことを特徴とする請求項１に記載の記録装置。 - 【請求項３】 操作に応じて指示信号を出力する操作部
と、前記操作部からの指示信号に応じて前記生成手段に
よる前記キャラクタ信号の生成動作を制御する制御手段
とを備えたことを特徴とする請求項２に記載の記録装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9106079A JP3029194B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9106079A JP3029194B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63189704A Division JP3004992B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1042237A true JPH1042237A (ja) | 1998-02-13 |
| JP3029194B2 JP3029194B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=14424582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9106079A Expired - Lifetime JP3029194B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3029194B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP9106079A patent/JP3029194B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3029194B2 (ja) | 2000-04-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080204 Year of fee payment: 8 |
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